2014年10月のぼやき



10月1日(水)

今日から10月…。

水曜日の今日は、本来なら国際関係学部の「日本社会」の講義日である。しかし今朝、私が向かったのは三島ではなく両国だった。国技館のある両国である。

7月の始め、外務省より日本と韓国の青少年交流事業を委託されている日韓文化交流基金経由で、ある講義を依頼された。9月30日と10月22日に、外務省が実施しているアジア大洋州地域との青少年交流事業(JENESYS2.0)の一環として韓国の大学生が60名ずつ計120名が招聘来日することとなり、韓国人大学生が日本社会をより理解できるように…という依頼だった。

最初は、「外務省のプログラム…、それも日韓両政府の関係するイベントに、私なんかが…!?」と思った。ある意味、私が日本(人)の代表ということになるのである! そんな大役を私が…!? しかし、滅多にない機会であり、日韓関係を研究する上でも良い経験になると思われ、思い切って引き受けることにした。
この部屋で韓国人大学生への講義を行った
会場は、かつて私が勤務していた日大一高の横にある第一ホテル両国の11階、KFC Hall&Roomsである。

講義開始は10時だったが、その30分前には会場入りし、交流基金のスタッフの方々と今日の流れを確認し、私の講義を通訳してくれる2人の方と講義内容の打ち合わせをする。今回、提示するパワーポイントは韓国語で作成したが、講義は日本語で行い、それを通訳していただく形で進められた。

昨日日本に到着したばかりの韓国人学生団60名は、30名ずつ班に分かれている。それぞれに団長先生と引率者が含まれており、その全員が会場内に控えていた。さらに、会場内には交流基金のスタッフさんたちと理事長、事務局長もおられ、緊張度はマックス状態に!?

講義の最初に、挨拶と自己紹介をした。これは韓国語のみで行うことにしていたのだが、あまりの緊張度に韓国語だけでなく日本語も頭からスポ〜ンと抜けてしまい、ホワイトアウト寸前に…。しかし、「大学でのいつもの講義のように語ればいいや!」と開き直り(?)、「日本的人間Homo Japanesqueについて」と題した講義を開始した。

講義前に、通訳さんから「(来日した韓国人大学生の)半分は、日本語を理解していますから…」と教えられた。たしかに、私の話したことが通訳される前に、会場からドォ〜ッと笑いが起き、通訳が入って再び笑いが起き…という状態。韓国語で挨拶した際にも笑いをとり、日本語でも笑いをとり…と、日本の大学生よりノリの良い韓国人大学生を前に気を良くした私はアレコレと具体例を挙げながら解説を進めてゆく…。

講義に充てられた時間は、12時までの2時間。しかし、質疑応答に30分確保することになっていたので、解説時間は実質90分…。ただし、通訳時間があるので、私が解説できる時間は45分程度ということになる。「45分で語り尽くせるのかなぁ…」という不安はあったが、通訳者さんの巧みな通訳を得て、ほぼ所定時間で解説を終了した。

講義後の質疑応答では、日本人と韓国人の意識・感覚の違いを実感した。

まだ今月中旬にも同じ講義を担当するので詳細は述べられないが、とりあえず「この仕事を引き受けて良かった!」と思えるような結果にはなった。

あいにくの天気でも、スカイツリーはハッキリ臨めた講義後、ホテル25階で歓迎昼食会が行われ、私も来賓として参加する。外務省のプログラムゆえ、関係者が出席。あいにくの天気ではあったが、東京スカイツリーはハッキリと見えていたので、韓国人大学生たちは窓際に集まってそれぞれに記念撮影…。

日本滞在中、韓国人大学生たちは日本の大学の訪問、文化体験や企業訪問、地方でのホームステイなどを行うため、食後もミーティングに入るという。限られた日数の中で、できるだけ多くの “日本” を感じ取って欲しいと思う。

今日のお役目を終え、両国駅から錦糸町回りで横浜に戻る。そして、吉田整形外科でリハビリ…。このところ、左足の痛みは一進一退…。天気にも症状は左右されるようである。

日本代表の任務、次回は3週間後…。


10月2日(木)

昨日、韓国人大学生との歓迎昼食会の終わった後、ある学生から声を掛けられた。「私は今、教師になるために大学で学んでいます。私は、先生(=私)のように研究のできる教師になりたいです!」と…。「頑張ってくださいね!」と返答したが、私の講義をこのように受け止め、自身の目標を見つけてくれたことは嬉しい限りだが、“誰かの目標” になった以上は私も自分自身をキチンと律していかなければ…と思った。

さて、今日は再び “いつもの出講” に戻り、日本の大学生への講義に臨んだ。

1時限目の文京学院大学「フィールドワーク論」は、先週に引き続き「フィールドワークの目的」の解説。特に今回は「理論theory」の語源的な「テオリア」を中心に、主観を入れずにひたすら眺める(観想する)ことの大切さ・難しさを語る。

早めに講義が終了したので、せっかくなので(?)早めに法学部に移動し、講義の準備を念入りに行うことにした。というのも、今日の3時限目「社会学」は前回・前々回の講義内容を視聴覚的に理解してもらうため、DVDやCDがキチンと動くかどうか確認しておかなくてはならない…。自作のDVDやCDであるがゆえ、大学に備え付けのデッキとの相性が少々怪しかったが、それでも講義に支障が出ることはなかった。

内容としては、前回の「行為と行動」に関する確認を行うべく、DEENやZARD、FIELD OF VIEWのヒット曲を鑑賞。そして、前々回の講義内容を違った角度で理解してもらうべく、恒例の「日本アニメーションが韓国でどのように編集されるのか?」ということを紹介し、 「communis」が日韓でどのようにズレているのかを比較する。

いつもは、アニメーションを紹介する時はアニメーションのみ解説し、「行為と行動」の復習は別の時間に解説しているので、アニメーションの紹介時間が少なくなってしまった。紹介しきれなかった作品については、学生たちの希望もあって来週また1時間使って紹介することにした。

今日も、帰りにリハビリ…。昨日の「ぼやき」で「このところ、左足の痛みは一進一退…」と述べたが、まさにその通りで、法学部での講義中に都内は雨が降っていたらしく、それもあってか今日は少しだけ足に違和感を覚える回数が増えていたように思う。が、先週に比べれば、痛みも足の動きも違っているのは確か。慌てても何にも好転しないので、落ち着いて治療に励むのみ…である。


10月3日(金)

まだまだ左足に無理をさせられないため、今日も日大看護へは池袋駅からバスで向かうことにした。そして、久々に横浜から池袋まで湘南新宿ラインに乗った。

首都圏の鉄道各社は他者との競合を強いられ、様々な “直通運転” をすることで利便性を強調している傾向がある。鉄道会社は生き残るために必至なのだろうが、それが利用者である我々にも恩恵となるのは嬉しいことである…などと思いながら乗車できるほど朝のラッシュは生ぬるいものではないが、湘南新宿ライン然り、東横線・副都心線直通運転然り、乗換回数がグ〜ッと減り、今の私には大変有り難い限りである。

さて、日大看護に到着して、ふと何かが足りないことに気づいた。出欠調査シートをプリントアウトし忘れていたのである! 昨夜も息子の寝かしつけをしていて一緒に寝てしまった私…、作業を中断させたままだった。急いで学校のパソコンを借り、プリントアウトするも、ファイルに書き込んだ指示が…!? 私のパソコンだと指示にしたがった出力をしてくれるのだが、どうやらパソコンが違ったりOSが違ったり、はたまたOfficeのバージョンが違ったりすると、指示が有効にならないこともあるらしく、思ったものとは違うものがプリントされていた。

全て、私の責任であることは言うまでもない。

2時限目「社会学」は、テーマこそ「状況(情況)的影響」としてあるが、先週の講義は予定を変更して行ったため、先週解説できなかった部分を先に語り、それから表題の話に入ることになった。そのため、本来なら今日中に解説を終えるべき内容の7割程度のところで終業チャイムが鳴ってしまった。残りは次回の講義で語るしかないのだが、かえって「(今日の講義で語れなかった)残りの3割は、次回の講義の導入にすれば、流れ的にシックリくるのでは…」という副産物を得た。そう思うことにした。

再びバスで千川駅に移動し、有楽町線で市ヶ谷へ。通信教育部への移動である。市ヶ谷という街には何度も来たことがあるとは言え、仕事場として毎週通うことには慣れていない上、しばらく来ないうちに街の様子が変わってしまっていることもあり、何だかまだ市ヶ谷の街を歩くことに違和感がある。通信教育部の新校舎を使用することに関しては、先週でほとんど慣れたのだが…。この違和感を “新鮮な感覚” として受け止め、ちょっとした探険気分を味わうことにした。

まぁ、そのうち市ヶ谷という街にも慣れっこになるのだろうが…。

4時限目「社会学」は、まだまだしばらく「コミュニケーション」がテーマとなる。今日は「コンテキスト」を中心に、コミュニケーションの構造的な話をする。

講義後、急いで市ヶ谷駅に戻り、有楽町線と山手線、東海道線を乗り継いで横浜へ移動する。そして、リハビリ…。どうしても、今日はリハビリをしておかなくてはならないのである! その理由は、明日の「ぼやき」で判明するのでは…?


10月4日(土)

今日、息子の通う幼稚園の運動会が開催された。

昨年は流行性耳下腺炎(おたふく風邪)の疑いがあると言うことで登園停止となり、運動会に出られなかった…という苦い過去がある。その後、息子の症状は流行性ではなく反復性であることが判明し、「だったら、運動会に出られたのでは!?」と、追い打ちを掛けるような状態に…。

今年は、運動会に無事参加できた息子…。

詳細は、明日の「ぼやき」で…。


10月5日(日)

台風18号の動きが心配である。今年最大の勢力らしく、明日には関東甲信越にも上陸が予想されている。明朝は交通機関に乱れが出ることも予想され、鉄道の運行状況によっては大学で休講措置がとられることになる。

我が家は、昨日のうちに玄関前に置いてある牛乳ボックスを家にしまい、物干し竿はベランダに下ろしてヒモでくくり、雨戸を閉めて台風対策をしておいた。横浜地方は昨深夜にはすでに雨が降り始め、朝にはその雨がかなりの勢いになっていた。

台風の進路を気にしつつも、ここからは昨日の話を…。

昨年のリベンジ…というワケではないが、無事に朝を迎えた息子だったが、前日の夜はなかなか寝られず、朝は少々寝不足状態…。眠っている息子の耳元で私が「今日は運動会ですよ〜っ!」とささやくと、「あっ、そうだ! 運動会だった…」と反応して起き上がった。

朝早くから起きてお弁当作りに入っている妻と、息子に朝食をとらせて着替えさせる私…。先に私が息子と一緒に運動会の会場へ向かって “場所取り” をすることにしたのだが…、開場時間10分前に到着した我らの前に広がっていた光景は、まさに “長蛇の列” そのもの!? どの家族も気合いが入りまくっているというか、何というか…。

運動会は幼稚園で行われるのではなく、幼稚園の真向かいにある中学校を借りて行われる。中学校の校庭ゆえ、広さ的には十分! 台風接近の影響か、スカッと晴れ渡るような天気ではなく、かえってしのぎやすいとなった。

適当な場所にレジャーシートを敷いて、開会式の始まりを待つ。息子は放送に導かれて校庭に集まり、私はそれをビデオカメラで撮影…。その最中に、妻が合流した。

午前中に13演目、午後に8演目の、計21演目が行われた。全園児参加演目も含め、年中さんは午前中に5演目、午後は3演目に出場することになるのだが、午後は「出場→退場→待機→出場…」の繰り返しで、ほとんど出ずっぱり!

鼓笛隊さて、午前中は全園児参加の「ディズニー体操」の後、年少組・年中組合同の鼓笛隊の準備に入るため、親が子どもに衣装を着せて楽器をセッティングしなくてはならない。息子の担当は、小太鼓。肩からベルトを掛け、腕章を着け、帽子をかぶせ、最後にベルトに小太鼓を引っかける…という作業なのだが、これがなかなかうまくいかない。何度も鼓笛隊の練習をしている息子が、「これ、違うよ〜っ!」などと我ら夫婦にダメ出しをしつつ、やっとの思い(?)で全てのセッティングが完了した。

息子の通う幼稚園は、父の日運動会(6月)では年長さんの鼓笛隊が、大運動会では年少・年中連合と年長単独の鼓笛隊が恒例のイベントとなっている。先生方の指導が素晴らしいのだろう、園児たちはとにかく素晴らしい演奏を聴かせてくれる。親バカではなく、幼稚園児を客観的に見て、そう思える完成度…。

バルーン演技中バルーン演技前その後は、玉入れ、徒競走(息子は、見事な走りを見せてビリ!)、そして…、息子お気に入りのバルーン競技! 聞いた話では、幼稚園でバルーンの練習をしていたところ、あまりのハシャぎっぷりに我を忘た息子は、顔から着地してほっぺをしたたか打ったらしい。それでもなお、バルーンの練習が楽しみだったようである。

そのバルーン演技の本番は…、やはり息子は終始ニッコニコ!

お昼は、家族そろってお弁当…。「お外で食べると、おいしいね!」と言いながら、バクバク食べまくる息子…。

お遊戯で使用する手袋午後の年中さんの演目は、お遊戯に親子競技に全園児参加フォークダンス…。お遊戯はそれぞれ手袋をはめて演じるのだが、手袋は好きなモノを購入し先月、このことについては説明したが…)、そこにお母さんがデコレートしたものを使用する。息子の手袋には、妻がフェルトで作った『妖怪ウォッチ』のジバニャンとウィスパーが縫い付けられている。

その “手袋をはめて演技” する息子の姿を見届けたかったのだが、年中さんが演技を始める前に、私は “ある理由” から別の場所に招集をかけられていて、ほとんど息子の演技は見ることが出来なかったのである。

実は、年中さんのお遊戯の次の演目が職員・父母によるクラス対抗リレーだったのだが、私はそこに出演することになっていたのである! 昨年は大運動会をドタキャンし、さらに2年連続で同じ担任の先生に迷惑をかけ続けている我が息子の “責任” をとる(?)つもりで、リレーへの参加希望を出し、抽選で出場が決定した次第である。

年少2クラス、年中3クラス、年長3クラスの、計6クラスから6名ずつ保護者が出場して行われたリレー競技、今年はバドミントンのラケットにカラーボールを乗せて指定されたルートを1周し、次の人にバトンタッチ…。そして、アンカーは担任の先生である。「順位は、第3位まで発表します!」と言われた瞬間、「絶対、3位までに入りましょう!」と担任の先生…。そして、スターターピストルが鳴る…。

私が戦力になったかどうかは定かでないのだが、大接戦の末に我らのクラスは第2位となった! 「バンザイ、3回しましょうね!」と担任の先生…。他のクラスが順位発表されても “手を挙げる” 程度のリアクションだったのに対し、我がクラスは全員が両手を大きく3回上げて万歳三唱!

ただ、残念なのは、息子たち年中さんは次の演目の準備に入っていた…ということ。ほとんど先生やお父さん・お母さんが何をしていたのか見られない状態だった。

職員・父母によるリレーが終わると、親子競技のためにすぐ息子たち年中さんの待機場所へ移動する。アチコチ(別のクラスの親御さんたちからも)「お疲れ様です!」「お父さん、出ずっぱりですね!」などと声をかけられる。

年中さんの親子競技は、「おさるのかごや」である。要するに、親子でカゴを担いでコースを1周して次々にリレーする…という内容である。そして、各クラスを2グループに分けているため、6チームでの競争となった。

最後の演目であるフォークダンスは妻にお願いしても良かったのだが、親子競技が終わって退場門を抜けたところで「では、ここでフォークダンスの待機をしていてください!」と指示され、席に戻れなくなる。親子競技には出てもフォークダンスはちょっと…というお父さんは結構多く、携帯電話で「お母さん、ダンス、代わって!」と懇願している人、人、人…。私は携帯電話を席に置いたままだったので、連絡を取る術がなく、息子と一緒に待機することに…。

朝からずっと頑張ってきた子どもたちも、午後は出ずっぱりだったこともあり、そろそろ体力的に限界が…という状態。それでも、みんなで励まし合って最後まで頑張ろうとしていた。お父さん・お母さんたちも、子どもたちを最後までシッカリ出場させるべく、一生懸命…。

我が息子は、前半でハシャぎ過ぎたためにガソリン切れ寸前…。そんな息子に、お友だちが声をかけてくれたり、イジってくれたり…。なぜか、私までお友だちにイジられていた…!?

そんなお友だちパワーをもらって “復活” した息子は、フォークダンスも閉会式も何とか乗り切った。

午後になって怪しい雲が出てきたが、雨に降られることなく、運動会は無事に終了した。

今月は幼稚園で様々なイベントがあるのだが、台風18号が過ぎた後に好天が続くことを願うのみである。


10月6日(月)

台風18号の威力は、私の想定よりもはるかに大きかった。

今日は国際関係学部出講日であるが、7時過ぎに全日休講が決定した。その頃、三島キャンパスのある静岡県ではアチコチの市町村で避難勧告が出され、おそらく国際関係学部の学生たちの中にも避難を強いられた者もいたことだろう。そして、8時半過ぎに浜松市に台風上陸!

さらに、東海道線の由比〜興津間では土砂崩れが発生し、線路上になだれ込んできた。JR東海は、この土砂崩れに対して「復旧のメドが立たない。復旧までに相当程度かかる見込み」と発表。国際関係学部の規定には、「東京〜静岡間の東海道線および東海道新幹線の全てまたは一部区間で運休があった場合」に関して休講措置をとる旨が記載されている。もし、由比〜興津間が長期にわたって不通となったら、講義のほうはどうなるのだろう? この場合は、「“振替輸送” で対処せよ!」ということになるのだろうか?

日大の他学部においても、休講が相次いだ。先週のうちに今日の全日休講を決定した学部もある。今後の補講事情にかなりの混乱が生じることが予想されるが、学生や教職員の安全確保が第一であり、休講措置は当然のことである。

神奈川県内でも、地域によっては避難勧告が出されていた。鉄道の運転見合わせも…。我が家周辺は横浜市内でも海抜が高い地区であり、冠水・浸水被害は考えられないのだが、それでも激しい雨と強い風は容赦なく襲いかかってきた。市内、県内の幼稚園や小中学校、高校も休校措置をとらざるを得なかったのでは…?

息子の幼稚園は、土曜日に行われた大運動会の代休で、もともと今日はお休みだった。不幸中の幸い…という感じである。

台風は予想通りのルートを通り、昼過ぎに横浜上空を通過していった。空が急に明るくなったので外に出てみると、上空にはドス黒い “輪状” の雲が…!? 

我が家周辺は台風一過で天気が回復し、気温もグングン上昇してきた。が、今回の台風で被害に遭われた方も多数出ている状況を思うと、心まではスカッと晴れることもなく…。


10月7日(火)

今日は “ワケ” あって、とても「ぼやき」を更新する気になれない…。明日、今日の分もまとめて更新予定。


10月8日(水)

昨日は、2時限目の沼津市立看護専門学校と4時限目の御殿場看護学校に出講。いずれも、担当は「文化人類学」である。が、講義内容は当然(講義回数の関係で)異なることになる。

沼津では、前回から「国際化と日本人」というテーマで解説をしているが、学校の行事その他の関係で再来週が休校となるため、“流れ” を考慮して解説のボリューム比率を変更することにした。前回の「自文化中心主義」「文化相対主義」「文化変容」といった概念の復習をした後、前回解説できなかった「グローカリゼーション」について5分程度で触れて、それから今日の解説内容に入るつもりでいた。が、最終回まで “流れ” をいい感じに保つには…と考え、あえて「グローカリゼーション」の解説を全体の8割程度に膨らませてみた。海外のエンタメが日本で紹介される時、とんなふうにタイトルが変更されるか? 日本のエンタメが海外に紹介される時、どんなふうにタイトルが変更されるか? そういう具体的な事例から説明を進めてみた。そして、本来なら今日のメインテーマとなるハズだった「日本(人)的 “愛”」について入口だけ開けておき、講義終了とした。

東海道線は、由比〜興津間の土砂崩れの影響で、富士〜興津間が不通となっている。さらに、熱海〜富士間、興津〜豊橋間で通常よりかなり本数を減らしての運転…。8日から新幹線が振替輸送として利用できたり、新富士駅〜富士駅間でシャトルバスが運行されるようになったりと、それなりの対応が見られるものの、まだ富士〜興津間の代替バスの運行には至らないらしい。

幸い、私の沼津〜片浜の往復時には、いつもと同じ時間に東海道線がやって来てくれたのだが、それを逃したら40分くらい次の電車を待たされたらしい。

沼津から無事に御殿場まで移動し、予定通りに御殿場看護学校入りする。特に印刷を依頼する資料もなく、講義開始までノンビリ過ごそうかと思った次の瞬間、本来なら作成依頼しなくてはならない資料があったことに気づいた。その資料がなくても講義は進められるのだが、板書が多くなり、黒板のスペースの問題が…!? そこで、今回はパワーポイントを使って講義することにした。前回から「社会的動物としての人間」をテーマにしているが、今日は「福祉的観点」をもとに、double happiness論について語る。

さて今日は…、久々に息子を幼稚園に送ってから、新幹線で三島へ…。

前回の出講は…と手帳で確認すると、「9月29日」とある。先週の水曜日は韓国人大学生への講義のために国際関係学部を休講させてもらい、今週月曜日は台風18号の影響で全日休講…。よって、1週間以上のブランクが空いてしまったことになる。本来なら今日から具体的な日本人論を展開するつもりでいたが、流れ的に無理がないように…と、引き続き「日本(人)について学ぶ必要性」について語ることにした。この「日本(人)について〜」は、講義の前半に2回、後半に1回という予定を立て、シラバスを書いたのだが、状況が状況だけにシラバス変更もやむを得ない

講義の内容は、「日本人的発想」と「グローカリゼーション」の合わせ技…。

講義後、新幹線と横浜市営地下鉄を乗り継いで、吉田整形外科でリハビリ…。左足の痛みはかなり鎮まっていて、ヒザもキチンと上げられるようになってきた。が、無理は禁物である。焦らずゆっくり…。


10月9日(木)

1週間で一番朝が早いのが、木曜日である。今はまだ日が昇ってから家を出る状態であるが、来月あたりからはまだ日が昇る前に家を出ることなる…。ただ、今は電車をあまり乗り換えずにふじみ野まで行けるので、早起きも苦にならない。

ゆったりのんびりした気分(?)で文京学院大学に到着後、時間と闘いながら講義用資料を編集し、パソコンを借りて教室へ向かう。1時限目「フィールドワーク論」は今日で「フィールドワークの目的」の解説をとりあえず終えることにしているので、文献や資料を “うのみ” にすることなく調査を行う必要性について語り、次回以降の講義への橋渡しをしておいた。

急いでスクールバスに乗り、法学部へ向けて移動する。乗り継ぎが恐ろしいぐらい順調で、予定より早く法学部に到着する。

3時限目「社会学」は、前回の「日本アニメーションが韓国でどのように編集されるのか?」という解説が時間内に収まりきらなかったこともあり、今日も韓国で放送された日本のアニメーションについて語ることにした。『クレヨンしんちゃん』『とっとこハム太郎』『ドラゴンボール』『それいけ! アンパンマン』のオープニングを日本版・韓国版の映像比較・音楽比較をする。残った時間は、学生からのリクエストでオープニングテーマ曲を数曲かけ、日韓比較することにした。

帰りに、シッカリとリハビリ。左足の痛みは “気圧” と連動しているような気がするが…。


10月10日(金)

50年前の今日、東京オリンピックの開会式が行われた。それを記念して、10月10日は「体育の日」という祝日になったのだが…。近年はハッピーマンデー制度によって「体育の日」が10月第2月曜日とされてしまった。

長年、私は「10月10日は “体育の日”」というのが当たり前のような状態にあったため、今日が単なる金曜日であることに違和感を覚える。そして今日は私の父の誕生日であるが、「父の誕生日は “体育の日”」と記憶していたことも重なって、違和感が増幅されているような…!?

それにしても…、「10月10日は晴天になる」というデータは、今日もまたその信憑性が実証された。新しい台風が近づいているというのに、そんなことを忘れさせるほど今日はスカッと晴れ渡っていた。

そんな中で、今週最後の出講…。まず、2時限目の日大看護「社会学」を担当するため、8時前に家を出た。左足の具合がまだまだ…という状態なので、今日も池袋で電車を降り、バスで学校入りすることにした。電車やバスの乗り継ぎが予定通りスムーズにゆき、予定通りの時間に日大看護に到着する。そして、先週までの講義内容を確認し、今日の講義にどうつなげてゆくかをジックリ考えて教室へ…。

講義の最初に、前回解説を残しておいた「絶対−相対」の関係性を語る。そして、今日のテーマである「社会(学)とは何か?」へ入る。社会を構成する人間関係は絶対的なものではなく、かなり相対的なものであるということを具体的に語り、どうして世の中からケンカがなくならないのかを考える糸口を探ることにした。

午前中の講義を終え、再びバスに乗り込み、千川駅で下車、有楽町線で市ヶ谷へ…という移動にも徐々に慣れてきた。が、やはり長年「通信教育部は “水道橋”」というのが当たり前のような勤務をしてきたため、まだまだ市ヶ谷で講義をすることの違和感は残っている。そして、新しい教室での講義にも、まだ少し違和感が…。

4時限目「社会学」は、今日も「コミュニケーション」に関する解説。特に今日は「マス・コミュニケーション」の機能を中心に語ることにしたのだが、解説量が予定よりも増えてきてしまったり、具体的な事例を紹介したほうが良いような感じになってきたため、予定していた内容の7割程度のところで解説を止め、来週に解説を持ち越すことにした。

先週は、講義後に急いで横浜へ移動してリハビリをしてきたが、今日は(いくつかの意味で)駅まで急げるような状態ではなかったので、まっすぐ家に帰ることにした。

市ヶ谷駅から直帰する際は南北線を利用することにしているが、どうにもこうにも歩く距離が…。南北線は目黒線(および東横線)に乗り入れているので便利なのだが、東京メトロの改札を抜けた後で200m以上歩くことになる。同じく東京メトロの有楽町線は改札を抜けてすぐの場所にホームがあるのだが、南北線は平成に入ってからの開業なので、他の駅と同様にホームの設置場所が遠くなるのは仕方がないといえば仕方がない。

通常の私であれば200m歩くことくらい平気なのだが、今の左足では…。

連休中は、できるだけ足に負担をかけないように気をつけようかと思う次第。


10月13日(祝)

巷では、今日まで三連休なのだが…。今日は国際関係学部で通常通りの講義が行われるため、台風19号の動向に気をつけながら家を出た。
自分で掘った芋を前に
連休中は…といえば、「台風が来る前に用事を片付けてしまおう!」と、土曜日には横浜駅やみなとみらい地区を回り、日曜日はほとんど家でじっとしていた我ら家族…。9日(木)に息子が幼稚園からサツマイモ掘りに行ってきたのだが、そのサツマイモを日曜日の夕飯に食すことにした。何がいいか…とアレコレ考えた結果、サツマイモごはんにすることにした。息子やお友だちが頑張って掘ってきたサツマイモだけに、味わい深いものが…。

ここで、今日の話に戻って…。

9時半前に新横浜駅行きのバスに乗ったのだが、駅の前まで来てバスの動きが鈍くなった。どうやら、バスターミナルになかなか入れないらしい。いつもなら、新横浜駅に10時前に到着するのだが、今日は10時を過ぎてもバスターミナルに入れない…。運転手さんの話によると、ターミナルにはバスが詰まっているのではなく、一般車両が詰まっているのだという。「台風が来る前に “連休最後のお出かけ” をしてしまおう」という人や、「“台風が来る前に家路につく人” を送りに来た」という人が一気に集結して、駐車場が満杯になってしまったのだろう。

幸い、新幹線に乗り遅れることはなかったが…。

新横浜駅構内に入った私の目に飛び込んできたのは、みどりの窓口の前に出来ていた長蛇の列…。列の長さが尋常ではなく、普通にまっすぐ歩くのが困難になりかけていた。おそらく、台風の影響を考えて、予定より早い新幹線で帰途に就くことにした人たちが、長い列を作っていたのだと思う。

新幹線に乗り込むと、こだま号とは言え車内は行楽客が大半…。中には、これから旅行に行くという人も…。台風が夜中に過ぎてしまう場所へ昼前に移動して、今日はじっと動かずに過ごす…といったところだろう。

三島駅のみどりの窓口にも、長蛇の列が出来ていた。おそらく、新横浜で列を作っていた人たちと同じ想いで列に並んでいるのでは…。

講義は、3時限目「日本社会」の1コマ。「もしかして、自主3連休を決め込む学生もいるのでは?」などと思いつつ教室で講義の準備をしていたが、いつもと同じ顔ぶれが集まっていた。講義内容は、今日から3回連続で「日本(人)的 “愛”」について取り上げることになるのだが、その導入として(もはや恒例行事!?)日本人の心に響くラヴソングの傾向性を実際に6曲(メドレー)を鑑賞して確かめた。そして、西洋の愛と比較しつつ日本(人)の愛の特徴を理解してもらう。

もっと解説を進めておきたいところだが、今日欠席していた学生もおり、今回解説できなかった部分については次回の講義の “導入” にすることにして、今日の講義を終了した。

指定席は予約でいっぱい!?(三島駅)台風の影響が出る前に帰宅しようと思い、急いで駅に戻る。何気なく見た新幹線の予約状況…。私が乗るこだま号は、グリーン車を含め指定席の全てが「×」マーク。要するに、満席である。そして、自由席もかなりの混雑だったらしい。今日は往復ともEX予約で指定席を押さえておいたので、私は席取りで慌てることはなかったが、往きと帰りは車内の雰囲気も違い、何となく空気が張り詰めていたような感じがした。

台風の影響がどの程度になるかわからないものの、明日は沼津市立看護専門学校の「文化人類学」を休講にすることが昼過ぎに決まった。その振替(補講)をいつにするのか決めなくてはならないのだが、それより今は台風の影響のほうが気になるところである。

御殿場線や身延線などは、18時以降は終日運転見合わせするとのこと。首都圏でも、状況によっては20時頃から運転を見合わせる鉄道会社も…。

前回の台風の教訓が活かされて、日本全国で被害が減ることを願うのみ。


10月14日(火)

昨夜は、携帯電話に何度も緊急速報メールが届いた。横浜市内の河川の増水、土砂崩れの恐れ…などなど、避難準備情報が何度も何度も届いた。その中に、我が家の近所の情報も…!? 同じ町の中に土砂災害の危険地域が存在していたことを、昨夜になって初めて知った。

日付の変わるちょっと前から、我が家周辺も雨風ともに激しくなり、建物が揺れ、雨戸は雨と風による大音響状態になった。が、横浜市内には大した被害も出ないまま台風19号が去り、朝は台風一過状態となった。雨戸を開けようとしたところ、強い日差しで雨戸が熱せられ、目玉焼きが作れそうなほど…と言うと大袈裟かも知れないが、それくらい日差しのパワーが戻っていた。

ただ、強い風は吹き続けていたが…。

午前中の沼津市立看護専門学校の講義は昨日のうちに休講措置をとっていたため、今朝は比較的のんびり。息子を幼稚園に送り届け、帰宅して午後の仕事の準備をし、昼前に家を出た。市が尾から12:50発の東京・河口湖号で御殿場に向かったが、東名高速を走行中にバスが強風にあおられ、左右に揺れる…という状態に!? バス好きの私でも少々恐怖感を覚えたので、とりあえず足柄サービスエリアに到着するまで “意識不明” の状態で過ごすことにした。

それでも、ほぼ定刻に御殿場駅に到着し、予定通りに御殿場看護学校入りした。

4時限目「文化人類学」は、今日まで「社会的動物としての人間」についての解説。今日は特に「生理的早産」について話を進め、そこから前回・前々回の講義内容とリンクさせて解説をまとめてみた。

帰りは…、静岡県内は風がおさまっていたものの、神奈川県内では地域によってまだまだ強い風が…。横浜市内は、夜になっても突風が吹き抜けるほど。まだ、台風一過ではないのかも…!? おまけに、明日は夕方以降に天気が崩れるという予報が出ているし…。


10月15日(水)

急に冷え込んできた…。昨日の日差しのパワーが嘘のような寒さだった。おまけに、雨まで降ってきた…。

息子を幼稚園に送った後、バスで鴨居へ向かおうとしたが、どうにもこうにもバスが来ない…。予定より1本遅い新幹線で三島入りすることになったが、もともと早め早めの移動なので、2時限目の開始前には国際関係学部に到着することに…。

今日は講義用資料の編集・印刷の他に “補講” の日程決めなどをする必要があり、3時限目の開始前までそれらの作業にあたることに…。

3時限目「日本社会」は、今日も「日本(人)的 “愛”」について。前回までの内容を少し時間を掛けて説明し、ジョン・レノンの『LOVE』の歌詞を用いて西洋人的な “愛” について考察する。そして、日本人に特有な「慈悲」「甘え」について解説する。

校舎を出ると、雨が止む気配も無く、気温も低いまま…。帰りに吉田整形外科でリハビリをし、横浜駅西口からバスで帰途に就こうかと思ったが、天候が天候だけに早く家に着く方法を考え、横浜線で鴨居に出て、そこからバスに乗ることにした。心なしか、いつもより車内は空いているような感じであった。外出を控える人が多かったのかもしれない。

こうも気温差が激しいと、体調を崩しやすくなりがちである。まだまだ週の真ん中…。シッカリ体調管理をしておかなくては…。


10月16日(木)

今朝は、昨日よりも一段と冷え込んでいた。昼間は気温が上がり、上着があってもなくても何とかなるような状態だったが、それでも日陰で風に吹かれると…という感じだった。朝、6時前に家を出てバス停に向かうと、いつも半袖シャツで “集合” していた人たちも、シッカリ上着で防寒していた。

バスに乗り込むと、あとは乗換の時くらいしか外に出ないので、ふじみ野までは “とりあえず” 温々状態。ふじみ野駅前のスクールバス乗り場に並んでいると、徐々に気温が上昇しているのがわかった。ちょっと体が外気に慣れてきていただけなのかもしれないが、それでも体がほぐれてきて、動きやすくなってきた。特に、左足の痛みが和らいできて、歩行も支障なく…。

文京学院大学に到着後、パソコンの貸出を受け、しばし前回までの講義内容と今日の内容を確認する。1時限目「フィールドワーク論」は、今日からテーマを「フィールドワークの問題点」とし、我々人間がどのような判断基準を持っている動物であるか解説し、「状況(情況)判断」「絶対−相対」などのキーワードをもとに、フィールドワーク中に限らず日常生活においても陥りがちな問題点について解説する。

法学部への移動中も、朝に比べれば寒さをあまり感じないような状態…。東武東上線と丸ノ内線を乗り継いで後楽園で降り、東京ドーム横を歩いている時など、じんわり汗が出てくるほどだった。現在、プロ野球はセパともにクライマックスシリーズの真っ只中。今夜のチケットを求める人の長い列…。みんな、タオルで汗をふきふき並んでいた。

法学部の3時限目「社会学」は、まだまだ「問題行動の根源」についての解説。今日は「根源」の部分を中心に、人間が問題行動に至る流れを語りつつ、今や “無自覚な犯罪” が増えていることを説明し、その類似例として『妖怪ウォッチ』『ようかい体操第一』を紹介する。

帰りは、いつものようにリハビリへ…。夕方になって気温が下がり、左足の痛みが再び気になるようになってきた。いつまで痛みが続くのやら…!?


10月17日(金)

今朝は(昨日に比べると)やや暖かな感じで、着るものにも困らず。

そんな今日、息子は幼稚園の遠足。いつもより早起きしてきた息子…。やはり、楽しいイベントの時は、一人で早く起きられるようである。

週の最後の出講は、2時限目の日大看護「社会学」と、4時限目の通信教育部「社会学」の2コマ。左足のことを考え、今日もできるだけ歩く距離を減らすべく、池袋まで湘南新宿ラインで向かい、バスで学校に行くことにした。よって、今日も比較的のんびり家を出ることに…。

日大看護の「社会学」は今回と次回で「社会的動物としての人間」に関する解説をする予定なのだが、今日は珍しく(?)パワーポイントを使っての講義にした。今日は特に「福祉」という言葉の語源的な話を中心に「double happiness論」に関する解説をしたが、来週は休校となるため ”キリ” の良い所で話を止めなくてはならず、解説のボリュームを調整しながら、時間を計算し直しながら…という90分だった。

通信教育部の「社会学」は、「コミュニケーション」に関する解説が続く。前回に引き続き「マス・コミュニケーション」の機能を語った後、マス・コミュニケーションの問題点を説明し、『クレヨンしんちゃん』が韓国で放送されるとどのように “処理” されるのか、日韓比較をしてみた。


講義後、急いでJRの市ヶ谷駅へ移動し、新宿経由で横浜へ…。リハビリのためである。最近、私の回りでも座骨神経痛に悩んでいるという人が増殖中…。あの間寛平氏も座骨神経痛だという。お仲間が増えても、あんまり嬉しくないのだが…


10月19日(日)

今日、横浜市営バスの「第12回 安全運転技術コンクール」の市民審査員として、東扇島の川崎マリエンまで家族そろって行ってきた。

2年前にも市民審査員を務めたが、その時も今回も横浜市交通局川崎市交通局の共催でのコンクールだった。そして、横浜市交通局のイメージキャラクターであるはまりんと、川崎市交通局のイメージキャラクターであるノルフィンが、今回も仲良く2ショット!

はまりん(横浜市交通局)とノルフィン(川崎市交通局)も登場!
はまりん(横浜市交通局)とノルフィン(川崎市交通局)も登場!
息子も立派な審査員(閉会式にて)
息子も立派な審査員(閉会式にて)
今回も、運転席に招かれた息子…
今回も、運転席に招かれた息子…

詳細については後日述べるとして、とりあえず会場で撮影した写真を紹介して今日の「ぼやき」をまとめることにしたい。


10月20日(月)

息子を風呂に入れている最中、Windows8搭載の勝手に我がパソコンが勝手に(?)Windows8.1にアップデートされ始めていた!?

今まで数え切れないほど8.1へのアップデートを拒み続けてきた私だが、私のうかがい知らないうちにインストールの作業を進め、最後の手順を「鬼の居ぬ間の…」ではないが私不在のタイミングで始めてしまうとは…。我がパソコンには “感情” がこもっているのかも知れない…。

思ったほど時間がかからずにアップデートは終了したが、アプリケーションの起動が重たくなったり、ドライバの互換性の関係で再インストールが必要になるものもあったり…と、細々とした手直しが必要になってしまった。

明日以降も無事にパソコンが動くのか、少々不安…。

さて、今朝は息子を幼稚園に送っていった後、鴨居から新横浜に出て、横浜市営バスの定期券を継続購入し、急いで新幹線ホームへ移動し、三島へ向かう…という慌ただしい状態に陥っていた私…。講義は3時限目「日本社会」のみなので、新幹線に急いで乗る必要もなかったのだが、とりあえず何らかの “トラブル” が発生しても落ち着いて対処できるよう、早め早めの国際関係学部入りをした。

家を出る前、今日の講義で使用するCDをまとめて入れておいたケースを踏んでしまい、「バリッ」という鈍い音がした瞬間、「あっ、割れた!」と息子がツッコミを入れてきた。その場では中身を確認しなかったのだが、大学に着いて中身を見たところ…、5枚中2枚のCDケースにヒビが入っていたりパキッと割れていたり、ちょっとだけではあるが悲惨な状態になっていた。幸い、CDそのものは全て無事だったが…。

そのCDを持って、教室へ…。今日の講義は、60〜70年代の日本のヒット曲を用いて「日本(人)的 “愛”」の特徴の解説に充てた。『あの素晴しい愛をもう一度』『或る日突然』『誰もいない海』『よろしく哀愁』『やさしい悪魔』といった、学生たちには馴染みが薄い曲を聴きながら、純度の高い日本人の “愛” の表現について考えてみた。

帰りに、鴨居で通院…。このところ季節の変わり目や気圧の変化の激しさから、偏頭痛の頻度が高くなってきた。時間のある時に通院しておかないと…と思い、帰宅前に病院に寄った次第である。

とにかく、2014年は2か月以上あるし、2014年度も5か月以上残っている。健康管理をシッカリして、毎日元気で過ごしたいものである。


10月21日(火)

今日の午前中、息子の通う幼稚園の「英語授業公開保育」を参観してきた。昨年は息子が一人だけ集団からはずれて行動し始めて、目も当てられないような状態だった。今年はどうだろう…という不安を隠しきれないまま、妻と二人で幼稚園へ。

この1年で、息子も大きく成長したらしい。クラスのみんなとニコニコ笑いながら、楽しそうに授業に参加していた。それは至極当然のことなのだが、昨年が昨年だけに…。

公開保育の後、妻は帰途に就き、私は御殿場看護学校へ向けて移動する。市が尾で12:50発の東京・河口湖号を待っている間、「今日は、やけにバス待ちの人が少ないなぁ…」ということに気づいた。そして数分後、2つの理由を思い出した。理由その1、東名集中工事のため高速バス利用を回避した人が多数出たこと。理由その2、今日は富士急ハイランドの休園日であること。市が尾に到着したバスには、乗客が一人もいなかった…。

帰りのバスも、私が富士急御殿場車庫から乗り込むまで乗客が誰もいない状態…。御殿場駅でもう一人乗車したので、結局2人の乗客のためにバスが運行されていたことになる…。

往きも帰りも東名集中工事の影響を受けたが、往きは15分程度の遅れで御殿場駅に到着。帰りは…、海老名SAの手前あたりから綾瀬バス停まで9kmの渋滞…。30分以上巻き込まれることになったが、それでも20時台に帰宅できたので、大した影響はなかったのだと思う。

講義は…、4時限目「文化人類学」は今日から「文化cultureとは何か?」をテーマに数週間。今日と来週は、「文化culture」の意味、概念、機能に関する解説を、2コマに亘って行う予定。特に今回は人間と「環境」の関係性、「culture」の語源的な部分、定義などといった話を中心に語る。

明日、再びアジア大洋州地域との青少年交流事業(JENESYS2.0)のため、両国へ行くことになる。前回の講義内容はボイスレコーダーに録音してあるので、それを聞き込んでおかなくては…。


10月22日(水)

今月1日の「ぼやき」で、外務省が実施しているアジア大洋州地域との青少年交流事業(JENESYS2.0)の一環として韓国人大学生への講義を担当した…という話をしたが、今日もその講義を担当するため、第一ホテル両国の11階にあるKFC Hall&Roomsに出向いた。

講義開始前に2人の通訳者さんと打ち合わせをしたが、そこで “衝撃の事実” が判明した! 前回の講義で私は、「これから話す内容は、日本人の基本的な部分についてであって、その部分のみで培養されている日本人は現在ではほとんど見当たらない」という前置きをしておいたのにもかかわらず、「全ての日本人が私の解説した内容のような人」だと勘違いする学生が続出していたらしい。また、講義時に例示した内容の中に韓国人学生(の一部)にとって苛立ちのスイッチを入れるようなものがあったらしい。

今回の講義では上記の2点を気をつけ、さらに前回と今回とでは聴講学生の傾向が異なることもあり、解説の比重を手直しすることで様子を見ることになった。おまけに、「昨夜、夜更かしした学生も多かったらしく、講義中に寝る子が出るかも…」という情報まで入ってきた。

今回は、最初にパワーポイントで私の簡単な紹介(韓国語)が映し出されていたのだが、その内容を見て「うわぁ、かなりハードルを上げられてしまったなぁ…」と緊張度が増す想いがした。逆に言えば、それだけ私が期待されているということなのだろうが…。

韓国人学生団60名(団長先生と引率者が含まれているが)の表情を見て、どの話題に力を一番かけてみるかを瞬時に判断し、挨拶と自己紹介を韓国語で始めた。ここで、「つかみはOK!」というような状態になってきた。前回の学生たちより、ノリが自然だったと思われた。よって、私の話も彼らにス〜ッと入っていきそうな感じがした。

今回もテーマは「日本的人間Homo Japanesqueについて」である。前回と同じ資料を配付したものの、注意するべき点をキチンと修正し、講義を開始した。

前回、講義後の質疑応答では “ある一点” に集中した質問の応酬となってしまったのだが、今日は通訳者さんたちも「今日は、講義に沿ったキチンとした質問が出て、盛り上がりましたね!」とお墨付きをいただけるほどの状態だった。

たしかに、講義を終えた後に学生たちから写真撮影をお願いされた。そして、撮影希望者の列が…!? 前回の “失敗” を修正し、やっと韓国人大学生とわかり合えたような気がした。

講義後、ホテル25階で歓迎昼食会が行われ、私も来賓として参加する。外務省のプログラムゆえ、関係者が出席。在日本韓国大使館からも教育官が出席。あいにくの天気ゆえに東京スカイツリーも雲に顔を隠してしまっている状態…。

今日をもって、JENESYS2.0関連のお役目が終了した。これでやっと “緊張” の日々から解放されるが、それと同時に寂しさが込み上げてきた。滅多にないシチュエーションの中で、貴重な経験をさせていただき、本当に有り難い限りである。

帰途、とりあえず “現実” に戻るべく吉田整形外科でリハビリ…。左足の具合は天気に左右されているらしく、今日はちょっとコンディションがよろしくなかった。それでも、先月に比べたらだいぶ歩行時の支障が軽減されている。焦らずに、ゆっくり治療に打ち込むべきなのだろう。


10月23日(木)

今週は、午前中の講義が “休講” となっている日が多い。今日は文京学院大学の創立記念日のため、1時限目が休講となった。よって、今日の担当は法学部の3時限目「社会学」のみである。が、雨降る寒い朝だったので、私が息子をバスに乗せて幼稚園へ送っていくことになったのだが…、いつもの木曜日に比べれば “かなり” のんびりした朝だった。

幼稚園に息子を送り届け、鴨居駅に到着した時、まだまだ3時限目開始まで3時間半…。今日は天気も悪いし、木曜日はいつも慌ただしい移動でバタバタしているので、早めに法学部入りすることにした。とはいえ、あまりに早すぎても…ということで、急行や快速、準急などは一切利用せず、各駅停車のみを乗り継いで神保町へ向かった。

早めに大学入りしたため、教員室に来る教員毎に「あれっ、今日(の大学入り)はずいぶんお早いですね?」と声をかけられる。十分すぎるほどの時間的余裕があったので、4週間分の出席調査シートを作成してみた。

講義は、今日も「問題行動の根源」がテーマである。先週解説した “根源” の部分について時間をかけて復習し、「罪」について「自我」「超自我」などをふまえての解説。

講義を終えると、傘をささなくても歩けるような状態になっていた。いつまた雨が降るかわからないので、急いで電車を乗り継ぎ、ららぽーと横浜を目指した。ネット経由でプリント依頼をしたものを受け取りに行くのと、その他諸々の用事があったのだが、日暮れとともに再び雨が降り出し、気温もグッと下がってきた…。

往年のヒット曲ではないが、「今はもう秋」なので気温が低いのは当然と言えば当然なのだが、まだまだ体が寒さに慣れていない今日この頃…。


10月24日(金)

明日、日大看護で入試が行われる関係で今日の講義が休講となった。そのため、今日の午前中はオフ…ということに。

今日は、息子の幼稚園で秋恒例の行事 “ミニフェス” が開催された。これは保育の一環として行われるので園児の参加は義務となるが、10時から14時までの開催時間のどこかで登園すれば良いことになっている。ただ、多くの家庭が「午前中に来て、帰る」というパターンをとるらしい。

我が家は11時過ぎに登園し、先ず目玉イベントの1つであるバサーへ。在園児の家庭で不要なもの(ただし、未使用のもの)や手作り品を出品するのだが、これがまた “超格安” で、ジュースなどに使うグラスが10円程度だったり、コーヒーカップが100円以内だったり…と。不要な人から必要な人へと物品が渡り、売り上げは園児のために使われる。

昨年は係として参加したのでノンビリ楽しむような余裕は無かったが、今年は自分のペースで見て回れる余裕があった。しかし、午後は通信教育部に出講しなくてはならないので、私は12時過ぎに幼稚園を離れた。

今日は運が良いのか、バスも電車も全て予定より1本早いものに乗ることができたため、予定よりもかなり早く市ヶ谷に到着した。講義用資料の編集・印刷をする時間的余裕もたっぷりあり、その時間的余裕ゆえに講義用パワーポイントの再編集までするほど。十分すぎるくらいの準備を済ませ、4時限目「社会学」にのぞむ。

まだまだ、講義テーマは「コミュニケーション」である。前回までの内容を再確認した後、今日と来週とでコミュニケーションの阻害要因や問題点について語ることになる。今日は特に、“阻害” の部分を中心にした解説…。

帰りも、市ヶ谷から鴨居までは電車の乗り継ぎがものすごく順調だった。が、鴨居駅周辺で道路渋滞が激しかったらしく、バスが30分近く遅れて運行していた。予想外の足止めを食わされることに…!? 「人間万事塞翁が馬」と言うと大袈裟になるが、世の中は全てが順調にいくワケではないということをいとも簡単に思い知らされることになったような…。


10月27日(月)

先週末は…、土曜日に息子の七五三用のスーツを買いに行き、日曜日は我が実家へ…。

さて、今日から再び新しい1週間…。息子を幼稚園に送り届け、急がず焦らずノンビリと三島に向かうことにした。横浜線で新横浜に出ると、ちょっと走れば2分後出発の新幹線に間に合うような状態だったが、左足に負担をかけたくないのと、焦っても何にもならないという判断から、次の新幹線に乗ることにして、ゆっくり移動することに…。

国際関係学部に到着して、すぐに講義用資料の印刷に取りかかる。今週は “不規則出講” になるので、今週の講義分全ての資料を(講義の展開に合わせて)再編集しておく必要がある。過去に使用した資料の残りも保管してあるのだが、残念ながらそのままでは使用できず、組み合わせを考えながらの編集作業となる。

3時限目「日本社会」は、今日から「日本(人)的 “和合”」がテーマとなる。今回は、「以和為貴」「仲良きことは美しき哉」「満場一致」などの言葉をもとにしつつ、日本における “和合” の意味を語る。いつもなら90分まるまる解説し続ける私だが、今週は “不規則出講” になるので時間配分に余裕が生じ、ちょっと早めに解説を打ち切ることにした。

帰りに吉田整形外科に寄り、左足のリハビリ…。飲み薬はまだ残っているのだが、湿布の残りが少なくなってきたので、湿布だけ処方箋を出してもらうことにした。その処方箋を医院の近所の薬局に出しても良かったのだが、お薬手帳にアチコチの薬局の名前が貼り付けられるのも…と思い、鴨居に向かうことにした。

が、横浜からJRで鴨居に向かうか、はたまた定期券を有効活用して横浜市営バスに乗るか…でしばし迷う。時間を優先すればJRだが、定期券を…となればバスになる。バス乗り場に行ってみたら、鴨居駅を経由するバス(いつも利用するバスとは別系統)が ”今まさに出発しようとしている状態” だったので、思わず飛び乗る。幸い、道路の渋滞もなく、バスはダイヤ通りの運行となった。日が短くなったとは言え、横浜からバスに乗り込んだのが16時半前で、鴨居には17時過ぎの到着…。空はまだ明るく、時間的な余裕があったのでバス利用が選択肢にあったワケだが、すでに日が暮れていたら間違いなくJR利用しか考えなかっただろう。

何事においても、“余裕” があるというのは喜ばしいことだと思う。そして、自然な形で “余裕” が生まれるような、そんな生活を実現させたいと思うのだが…。


10月28日(火)

久々(?)に、沼津市立看護専門学校への出講…。台風19号の影響で10月14日の「文化人類学」を休講としたため、中2週間という状態で講義再開である。

いつもは御殿場まで高速バスで出て、御殿場線と東海道線を乗り継いで片浜に向かうのだが、今は東名集中工事のため高速バス利用を避け、新幹線に乗ることにした。昨日のうちにEX予約の予約を入れておいたのだが、禁煙車窓側は満席だったため、条件を変えて座席を指定するよう表示が…。とりあえず座席は抑えられたのだが、そこで私が内容をキチンと確認しなかったがために大変なことになってしまった。

新横浜からこだま号に乗り、指定席の号車・番号を確認し、その車両に入ると…、何と喫煙車! 車内はタバコの煙でうっすら曇っており、さらにタバコのニオイが充満している。喫煙車なのだから当然ではあるが、喫煙車ではない私には拷問にも近い状態…。数分で服や髪に匂いが付着してしまった。急いで自由席に移動するが、なかなか席が見つからない…。何とか空席を見つけ、三島まで向かったが、付着したニオイが気になって仮眠することも出来ず。

東海道線への乗り換えは順調で、予定通りに片浜に到着。駅前にはタクシーが待機中だったので、学校までタクシーで移動する。

前回の講義からかなり感覚が空いてしまっているので、急きょ講義内容を変更した。そのため、新しい資料を2種類印刷してもらうことに…。それと、前回の講義時に印刷依頼しておいた資料…。今日は3種類の資料を使用しての講義となった。

「国際化と日本人」というテーマで解説をしてことさえ忘れてしまうほどのブランクが空いているので、いっそのこと新たな解説内容にしてしまおうと思い、最初に私の大学院生時代の話(人類学との出会い)をし、それからPersona論について語り、今月1日と22日に韓国人大学生へ語った「日本的人間」のダイジェスト版を紹介することにした。

教員室でお弁当を食した後、タクシーで片浜駅に戻り、東海道線と御殿場線を乗り継いで御殿場へ。天気は上々なのだが、吹く風が少々冷たく、汗を冷やさないよう気をつけながら学校へ歩く。

4時限目「文化人類学」は、前回から「文化cultureとは何か?」について。「文化culture」の意味、概念、機能に関する解説を、前回に引き続き行う。今回は特に「culture」と人間の行動の拘束性を中心に語る。

帰りも、高速バス利用を避けることにした。御殿場線で国府津に出て、乗り換え時間2分で東海道線快速アクティへ。さらに、横浜でも乗り換え時間2分で横浜線へ。鴨居に到着したのが19時過ぎ…。いつもなら、まだ東名高速をバスで走行中である。

よって、「いつもなら、やっと市が尾に到着したかしないか…」という時刻には帰宅が実現! 左足の具合を考えると、何度も乗り換える必要のある経路は避けたいところだが、今日は何となく時間を得したような心地がして、足の痛みも気持ち和らいだような…。

先週は講義回数が少なめだったが、今週後半に “大移動” を伴う出講が入る予定。今のうちに、体力を蓄えておかないと…。


10月29日(水)

今朝も息子を幼稚園に送り届け、それから三島へ…。国際関係学部には10時半前に到着したが、月曜日のうちに講義用資料の印刷を済ませておいたので、パワーポイントの内容確認と、今後の講義・補講のスケジュールをある程度確定させるべくカレンダーとにらめっこする。

3時限目「日本社会」は、月曜日に引き続いて「日本(人)的 “和合”」の解説である。「和合の含意」「ジャンプ3原則」などをキーワードにして、「違いを “違い” として認める」ことや「1+1の人間関係に無限の可能性を期待する」といった、日本人の “和合” に込めた想いを具体的に語る。

今日も、帰りに吉田整形外科でリハビリ。先月と比べたら、今は痛みがかなり鎮まっている。が、油断しているとガツンと痛みが再発したり、筋肉に妙な “張り” が生じたり、足を動かすたびに違和感を覚えることも…。

この痛み、いつまで続くのか…? このまま永遠に…ということは無いと信じているものの、先の見えない状況に不安も少々…。


10月30日(木)

今日は、木曜日である! が、国際関係学部では今日、月曜日の時間割で講義が行われることになっていた。要するに、月曜日の講義回数を調整するための振替日である。

私は月曜日と水曜日の3時限目に国際関係学部へ出講しているので、今日の3時限目は国際関係学部にいなくてはならない…ということになる。だが、今日は誰が何と言おうが木曜日である。木曜日であるならば、木曜日の出講シフトがあるワケで…。

…ということで、まずは1時限目「フィールドワーク論」を担当するために文京学院大学へ出講する。5時前に起き、6時前に家を出て、大学には8時半過ぎに到着。講義用資料を印刷し、早めに教室に向かい、パソコンのセッティングをしながら学生が集まるのを待つ…。今日も「フィールドワークの問題点」をテーマに解説を進めることにしていたが、先週の講義が “創立記念日” のため休講となったため、前回の復習を念入りに行い、それから「帰納法」「演繹法」「原子的事実」「複合的事実」などについて述べることにした。

法学部への移動は、東武東上線のダイヤが乱れていて予定通りにはいかなかったものの、講義開始の1時間ほど前には法学部入りした。そして、3時限目「社会学」は、「問題行動の根源」の特別版的な解説として「アノミー」について取り上げる。

いつもの木曜日なら、これで帰途に就くところだが…。教員室で荷物をまとめて、すぐ水道橋駅へ移動し、東京駅へ…。そして、新幹線に乗り込み、三島へ向かった。

もともと、今日の国際関係学部の「日本社会」は休講にするつもりだった。教務課にも休講届を提出し、学生にもその旨を伝えてあったのだが…。今月は1日と22日が青少年交流事業(JENESYS2.0)の講義のために「日本社会」を休講とし、さらに6日は台風18号のために全日休校…。すでに3回の休講を出している。今日も休講にしたら、後で4コマも補講しなくてはならなくなる…ということで、3時限目の講義を5時限目にスライドさせることにして対応することにした。

いつもの教室での講義ながら、久々の5時限目担当…。講義は、昨日まで解説していた「日本(人)的 “和合”」の応用編として、「どのようなアニメーションが “文部科学省推奨” のお墨付きをもらえるのか?」ということを理解するべく、『それいけ!アンパンマン』『とっとこハム太郎』を数話鑑賞し、その特徴を解説することにした。

1日に3コマ担当…というシフトは、以前なら当たり前のようにこなしてきていた。が、自宅からふじみ野、そして千代田区、さらに三島…という移動は “それなりに” 大変だったが、改めて新幹線が日本の大動脈であることを痛感!

日本の素晴らしい財産に感謝!


10月31日(金)

Trick or Treat? ということで、今日は「ハロウィーン」である。

が、最近になって「日本でハロウィーンが市民権を得たのは、一体いつからなんだ?」と疑問に思うようになってきた。そして、今日の私はハロウィーンとは無縁の一日…。

さて、今朝はいつもより早めに家を出て鴨居駅に向かったのだが…。横浜線が遅延していたため、横浜で乗り継ぐ予定だった湘南新宿ラインに乗ることができず、結局いつもと同じ湘南新宿ラインに乗ることになったのだが…。横須賀線が東戸塚〜保土ケ谷間の踏切で危険を知らせる信号を受信したらしく、その安全確認のために運転がしばらく見合わされることに!? 湘南新宿ラインは10分遅れで横浜に到着し、その後も遅延解消されることなく、いつもより13分遅れで池袋に到着した。

いつもより遅く日大看護に到着したため講義前の準備が少々慌ただしくなってしまったものの、「遅刻ギリギリ」というような状態ではなかったので、精神的には落ち着いていられた(ように思う)。そして、2時限目の始業チャイムとともに教室入りし、「社会学」の講義を始める。前回と今回とで「社会的動物としての人間」をテーマに解説を進めることになっているが、先週は休校だったため “念入りに” 前回の講義内容を振り返り、それから今日の解説に入る。今日は特に “生理的早産” の話から、人間の特徴を考えてみることにした。

通信教育部への移動は、今日も路線バスと有楽町線で…。通信教育部の新校舎で講義を行うのは、今日で6回目。だんだん市ヶ谷への移動も慣れてきているような感じがするが、まだまだ違和感もぬぐい去れずにいる。昨年まで、日大看護から通信教育部への移動は、路線バスで池袋に出て、丸ノ内線で後楽園へ向かうことが多く、今でも池袋で降りて乗り換えなくてはならないような気になってしまう。

市ヶ谷駅に着くと、出口の場所を間違えそうになることも…。そこで、市ヶ谷駅の改札を抜けてから通信教育部へ向かう際に、“あること” を習慣づけることにした。大したことではないのだが、「改札を出たところにある(駅構内の)コンビニで買い物をする」のである。昼食時、お弁当 “おとも” としてほぼ毎日のように味噌汁をコンビニで購入しているが、その店を定着させてしまうのである。金曜日以外の出講先は “慣れっこ” になった場所ゆえ、目をつぶっても歩けるような状態にある。そのため、その日の気分でコンビニを選ぶのだが…。

4時限目「社会学」は、今日で「コミュニケーション」をテーマにした解説を終了させることに…。その最後の解説内容として選んだのは、人間とコミュニケーションと「孤独」の関連性である。途中で『孤独な群衆』の「他人志向」についても触れ、現代人とマス・コミュニケーションやオピニオン・リーダーの関係性についても解説を加えた。

帰途、ららぽーと横浜に寄った。先日、息子の七五三用のスーツを購入したことは述べたが、実はサイズが合わず、取り寄せしてもらうことになっていた。一昨日、スーツがお店のほうに届いたという連絡が入ったので、受け取りに行ったのである。

七五三まで、2週間ほど…。息子の成長と共に “時の流れ” の早さを実感する今日この頃…。


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