2005年9月のぼやき



9月1日(木)

9月最初の更新は、静岡から…である。そう、腰痛のリハビリのために静岡入りしたのだが、今日はリハビリ無し! 今日のメインは、おなじみの清水先生との会合である。

が、まず起きられなかった…。正午を過ぎてもフトンから出られなかった。昨夜、4時頃までパソコンに向かっていたのがたたったのだろう、なかなか起きられず、本当は13:45新横浜発のこだま号で静岡入りするつもりだったのが、14:15発のこだま号に乗ることになった…。

それでも、15:22に静岡駅に到着した。今回の宿泊先は、久々に(?)静岡第一ホテルである。今回、一番グレードの低い(飛行機にたとえればエコノミークラス)部屋の予約を入れていたのだが、チェックイン時にフロントで「“配管” の関係で、スタンダードクラスの部屋にお泊まりいただくことになりまして…」という理由でアップグレードされた。飛行機で言うなら、宿泊する部屋がビジネスクラスになったということである。これは9月早々ツキがあるかな…などと思いつつ、部屋に入る。それにしても、フロントで名前を言っただけで「あっ、いつも有難うございます」と言われるあたり、私もなかなか静岡づいているんだなぁ…と再確認する。

静岡第一ホテルの “売り” はサウナである。宿泊客だと、16時から23時までタダで利用できる。が、酒気帯びだと入浴禁止…。清水先生との待ち合わせが17時…。部屋に荷物を置いてすぐにサウナにはいるか、それともあんまり飲まないでおいて帰ってきてから入浴するか…。完全に諦めるか…。「う〜ん、30分で入ってしまえば大丈夫だろう!」ということで、16時になるや否や、すぐにサウナへ! そして時間と戦いながらサウナに入る。

16:45にホテルを出て、清水先生との待ち合わせ場所である新幹線改札口前へ向かう。そして、久々に清水先生とお会いし、楽しいひとときを過ごさせていただいた。

そして22時前、ホテルに戻り、シャワーを浴び、テレビを見ながらこのサイトの更新をしている。

私としては珍しく、3晩連続の酒宴である。が、イヤイヤ付き合わされるような酒宴ではなく、自ら望んで楽しみたいと思っている酒宴は、ほろ酔い気分も手伝って、気分的にハイになる。とてもよい気分である。

もう数日で、講義に戻ることになる。気分的にもリラックスして、後半戦に備えたいものである。

もう少し “はじけた” ぼやきを展開したほうが良かったのかも知れないが、“しらふ” ではないので、今夜の更新は抑え気味に…。明日以降に乞うご期待!


9月2日(金)

朝10時、ホテルをチェックアウトし、とりあえず静岡駅に向かった。コインロッカーにスーツケースを預け、駅前からバスに乗り込んでリハビリ先へ。実は3日前くらいから左肩の具合がおかしく、手も上げることも出来ず、昨夜は湿布を貼って寝たものの痛みでなかなか寝つけなかった状態。

それで今日はリハビリ前に診察を受けたのだが、「う〜ん、ちょっとこの辺(左肩を動かしながら)おかしいなぁ…」という医師の一言で、腰に加えて左肩のリハビリも行うことになった。いつもだと、腰部牽引→頸椎牽引→マッサージで終了なのだが、まず最初の腰の牽引時に問題が生じた。腰のコルセットのようなものを強く巻き、そこと牽引部とをつなぐのだが、それだけだと体(上半身)も引っ張られてしまうため、左右の脇の下あたりで上半身を固定する。が、左肩にこれがかなりの負担となる。さらに、腰部を牽引すると脇の下に固定具が食い込むワケで…。頸椎牽引は問題なく済み、左肩にホットパックを当てて肩の痛みを緩和させる…。そしてマッサージ…。そして会計時に薬を受け取る。でも、まだ何だかスッキリしない…。

再びバスに乗り込み、静岡駅前でも降りず、新静岡でも降りず、中町というバス停まで来て下車。ここでみずほ銀行に立ち寄り、口座から現金を引き出し、そこから数分歩いたところにある三井住友銀行へ行き、口座に入金。さて、昼食はどうしよう? いつも歩いたことのないような場所に穴場的な店があるのではないか…と思った私は、アチコチ歩き回ってみたが、そのたびに 穴場どころか店の1つもないような場所にたどり着き、結局いつも行く店に入ることにした。

その後、まだ肩に痛みが残っていたのと、腰をかばって歩いているためか足(ふくらはぎ)に疲れがたまっているため、一度だけ利用したことのあるリラクゼーションルームへ行く。滞在時間30分…。疲れの取れたところで、いつものトロロ屋へ! 入店するや否や、「いらっしゃいませ! あっ、いつもありがとうござます」と数名の店員さんに声をかけられる。「今日はいつもと違うものを…」と思っていた私は、まぐろのユッケ丼を注文。いつもと違うものを注文したことが店員さんにも分かっていただけたようで、「今日はユッケ丼ですね!」と…。

食後、群発性頭痛と腰痛の薬を飲む。そして、言葉では表現できない程の倦怠感に陥る。昼もそうだったのだが、これらの薬の併用で、何とも言えぬ倦怠感が私を襲ってくる。

よって、帰りの新幹線の車内では、静岡を出発したあたりから新横浜の直前まで、ほとんど意識がない状態であった。「あぁ、またか…」と思いつつも、意識が半分もうろうとしている状態で新幹線を降りた。この時のつらさ、これも言葉では表現できない…。

この歳になって、アニメ研究に没頭(?)している私であるが、別にオタク研究ではなく、日本のアニメが韓国でどのように放映され、評価されているのか…という大衆文化開放研究の一環なのである。実は私、アニメには弱い。私が大学院生時代、研究に本腰を入れるよう求められ、さらに理論研究をメインとしていたこともあって日本語や外国語の学術論文とにらめっこの日々を過ごしてきた。当然、マンガもアニメも排除し、。空想論(メタ理論)ではなく、確実なモデルを提供できる科学的概念の構築(パラダイム)を、学者として義務のように行ってきた。そして、それを当然だと思っていた。子供の頃に読んだマンガ、見ていたアニメなら内容も熟知しているが、学者の養成を受けてから、研究者として生きてゆく道を選んでからは、マンガもアニメも全てを捨てた。あの頃捨てたマンガとアニメ(を見る生活)が、今ごろになって研究テーマになろうとは…。皮肉な現実である。あの時、マンガやアニメもほどほどに楽しんでいたら、今ごろ韓国本の1冊や2冊(?)は書き上げられたことだろう…。

先日、関東ローカルで「ドラゴンボール」をやっているのを見た。そのドラゴンボールには「GT」という接尾語が付いていて、パンという名の女の子が孫悟空のことを「おじいちゃん」と呼んでいるので、おそらく悟空の子のひとり孫悟飯の子供かと…。とこの辺は基礎知識があって分かるのだが、何で悟空が子供の姿? 「ドラゴンボール」には「Z」というシリーズもある。が、ドラゴンボールのマンガ本に「Z」と書かれたものはない…。

昔だったら、アニメのことなんて分からないなら分からないで構わなかった。が、さきにも述べたように、今は日韓で放映されているアニメの研究も手がけようとしているから…。韓国珍道中のたびに、アニメに詳しい知人に国際電話をかけ、ホテルで見たケーブルテレビで放映されている日本のアニメについて実況解説し、そのアニメの「日本語タイトル」「作者」などを教えてもらう作業を続けてきた。かかった国際電話代を考えると、その知人を韓国に同行させたほうが安上がりだったりする…。

それで今日、「ドラゴンボール」完全版の1〜2巻を購入した。今さらながら、「ドラゴンボール」の勉強である。こんな勉強をするくらいなら、アニメに詳しいアシスタントを1人雇ったほうが楽なのかも…。


9月3日(土)

今秋出版される社会学関連の共著書の最終校正などのために、「ぼやき」更新作業は一時ストップ!

月曜日に、お会いしましょう!


9月5日(月)

大学暦の上では、9月末日までが前期のハズ。ただ、講義時間の関係で、10月1日を含む週の月曜日(今年で言えば、9月26日)からを後期として講義を再開するところが多い。

今日から日本大学医学部附属看護専門学校の出講が始まったが、ここは「前期」「後期」というような学期分けにとらわれず、講義回数がキチンと国の規定に従っていればOKなのである。だいたい医歯薬看護系の専門学校は、9月1日には講義再開となる。

学生へ印刷する資料の原稿は既に学校に郵送済みなので、今日は板書もせずにガイダンスと状況(情況)判断の話だけして帰るつもりでいた。今年は、広島でのスクーリングの時もそうだが、かなり “力” (「リキ」と読む)を入れて、例年以上に気合いが入っている。広島では気合いが先行して時間が不足してしまったが、学生の雰囲気に助けられた。が、最近は気合いが空回りする確率が高い。

昨夜、激しい雷雨が関東地方を襲い、電車の運転見合わせも相次いだ。「夏休み明け最初の講義なのに、明日は無事に出講できるのだろうか?」という不安を抱えつつフトンに入った私であった。験担ぎではないが、どうもいろいろなことと関連づけて物事を考えてしまうクセがあるので、このところ青いワイシャツとネクタイでいい感じの講義が出来ているので「明日も、青系でまとめてみるか…」と準備していた。しかし、寝る前に「この雷雨のように、劣悪な講義にならなければ良いのだけれど…」と、そんなことが頭の中を渦巻いた。某占いサイトで9月5日の私の運勢を調べたら、「あまり運気は良くない。ピンクなどのパステル系でまとめると運気上昇!」などと書かれていた。それで、ワイシャツもネクタイも、ピンク系で揃えて就寝したが、不安は払拭できず…。

そしてその数時間後、不安は現実となった…。

まず、今日は初講ということで “かなり” 余裕を持って学校に向かうべく目覚ましを6時半前にセットしておいた。しかし、どういうわけか目が覚めると7時半過ぎ! 本当は横浜を7:12に発つ湘南新宿ラインで池袋に向かう予定だったのだが、落ち着けばまだまだ遅刻しないで済む時間帯なので、慌てずに身仕度を調えた。起床してから十数分後、私は湘南新宿ラインのグリーン車の中にいた。それも、横浜からグリーン車(私が利用したのは4号車)に乗り込んで座れたのは、私だけだった。「これは…人間万事塞翁が馬」というか「禍福はあざなえる縄のごとし」というか、朝の慌てぶりと一転、リラックスムードとなった。「この分なら、今日の講義も無難かも…」という思いで池袋を目指す私には、すでに「人間万事塞翁が馬」「禍福はあざなえる縄のごとし」の発想はなかった。

1時限目、「社会学」の初講のために私が教室に入っても学生たちのお喋りがやまず、「うるさい!」と私が一喝するところから講義スタート。「友達との話は毎日でも、好きな時間に出来る。でも、私の講義は1週間に90分しかない! 優先度を考えられないのか?」という注意をしながら、「あぁ、昨年も一昨年も、同じようなセリフからスタートしたなぁ…。あの、グリーン車でのリラックスムードから一転、スッキリしない感じで90分が流れていった。私に注意をされても「我が意に介さず」的な態度をとる学生もいたような…。ただ、いきなり一喝されたので、留級生(経験者)もいたが、ビックリしたんだろうなぁ…。夏休み気分が抜けてくれることと、看護師予備軍としての心構えを再認識してくれたら、私の演技は憎まれる対象となっても構わない…。

しかし、マイクが使用できないというハプニングがあったり、配布物が行き渡らないというトラブルがあった。私は、大学でもどこでも、出欠調査はお手製のシートを使用して、「学科別」だったり「50音順」だったりと受講学生に応じてシート枚数を用意するのだが、ここでは「No.1〜30」「No.31〜60」「No.61〜90」「No.91〜 」という4枚のシートを配布して出欠調査することにしている。「前から後ろ、後ろから前…というようにシートを全列に回してください」と言っておいたのにもかかわらず、数枚のシートが途中の学生が止めてしまい、講義後に「まだシートが回ってきません」というクレームが出た。講師室で数名の先生や事務の方から「そう、1年生の講義でプリントを配ると、途中の学生が回すのをやめてしまうんです」と、私と同様の愚痴を聞かされた。

その結果、私は1時限目だけで “あがり” だったハズなのに、2時限目の間ずっと講師室で控え、2時限目終了時に事務員さんにシートを回収していただき、「この時点で名前を書いていない人は、欠席にしますよ!」と言っていただいたのにもかかわらず、3時限目の終了後に1人の学生が「まだ(シートに)名前を書いていません」と、事務室に申し出たらしい。事務方では「もう、ダメです」と対応したというメールが入ったが、どうしたらよいのやら…。「今年の1年生は、一筋縄ではいかないなぁ…」という感じを覚えた次第。とりあえず、来週からは自分の “教員生命” を賭けるような気持ちで頑張るしかない。

どうして私が看護学校では厳しい態度をとっているのか、そのうち社会学的に語るとしても、まだまだ18〜19歳の学生にそれを「すぐ理解しろ!」と言うのは無理だろう。

こういう講義になってしまった時の食事は、極めてマズイ。昼食のために入った本格的九州ラーメンの店で、せっかく本場の味を楽しもうとしたはずなのに、麺は一体どこへ入っていったことやら…。そして今日の学生たちへの「申し訳なさ」まで感じでしまう有様。来週が心配だなぁ…。

何度も述べてきたことだが、教員という仕事をして十数年たつが、緊張無しに教室に入れたためしがない。特に、初講時は緊張、緊張また緊張…である。それにしても…某占いサイトの言う通りにして大失敗した私…。もう、絶対に占い師の言うことなんぞ聞くもんか!


9月6日(火)

BeWith sites 総合掲示板を変えた。もともと私はCGIなどの技術が乏しく、「このパーミッションは…」などと言われても、どこをどう変えるのか程度は分かっても、それをサーバ上で連動させる技術が…。それで、掲示板はレンタルで運営していたのだが、無料掲示板だと広告が入ってうざったいので(サイト開設当初に借りていた無料掲示板には、アダルト系や出会い系の広告が入ることもあったので)、いつも広告無しの有料版をレンタルしていた。しかし、そのレンタル先の公式サイトが数ヶ月前に閉鎖されていて、管理者にメールで連絡を取ったのだが返信がない…。「掲示板さえ使えれば、それでいいか…」と思っていたのだが、サーバにアクセス不能となること数回。それで、その業者に見切りをつけ、別の業者を見つけ、本日から新しい掲示板を使用開始! 今までの掲示板のアクセスログは、すべてEメールで保存されているので、想い出は消さずに済んだが、私の怒りは消えない。姿の見えない相手と取引することの恐ろしさ…である。

新しい掲示板にしたついでに、アイコンもカワイイものをアチコチのサイトからレンタルしてきた。それと、不正アクセスや「荒らし」などの防止のため、ホストアドレスとブラウザ情報を表示させてもらうことにした。個人情報保護の観点から言えば、こういう情報は非表示にしておくべきなのだろう。しかし、姿の見えない相手とのコミュニケーションは慎重に…ということで、表示させてもらうことにした。

西日本では、台風14号が猛威をふるっている。西日本発着の航空機は運休し、あの広島でのスクーリングの日を思い出した。あの日は逆に、東日本の台風で帰宅できるかどうか…という状況だったが、今や広島にも想い出があり、門下生も増えたことで、この台風14号が他人事のようには思えないのである。広島で私の講義を聴いてくれたみんな、無事だろうか?

明日は関東地方でも強風や強雨が局地的に襲ってくる可能性があるらしいので、雨がひどくなる前に買い物に出た。昨夜、講義ノートを作成していて、B5版のルーズリーフ(無地)がなくなってしまったので、横浜に出て購入し、ついでに(?)「ドラゴンボール」完全版の3巻を購入した。実はまだ、先日購入した1〜2巻をまだ1ページも読んでいないのであるが、とりあえず(?)「見つけたら買う!」という心境になっていた。なぜ1ページも読めていないのか…ということだが、理由は2つ。1つは昨日の日大看護学校の講義準備に追われていたこと(結果としては、最悪な状態になってしまったので、「こんなことなら手を抜けば良かった」と後悔している次第)。もう1つは服用中の薬の副作用で集中力が散漫となり、激しい眠気に襲われる…ということ。昨夜など、21時過ぎに意識不明となり4時間後に目覚めたのだが、「もう、寝るか…」ということでフトンを敷いて寝てしまったほどである。

そして、横浜の地下街にある中華料理店(この店もよく利用する)で早めの夕飯を取り、帰途に就く。帰宅して、「あっ、明日の食料が…」ということに気付いた。まぁ2食分なら何とかなるが、それだけあればいいか…と気持ちを入れ換える。

購入した無地のルーズリーフをプリンターにセッティングし、今月末から初めて担当する「フィールドワーク論」の講義ノートを作成したのだが、講義回数を完全に無視したページ数が出来上がった。これらをもとに、どういうふうに取捨選択していくのか…多分、講義していくうちに、またページが増えるんだろうなぁ…。


9月7日(水)

深夜、ずっとNHKの台風情報を見ていた。台風14号は日本海側に進路を取りながらも、強風域はバッチリ太平洋側もカバーしていた。午前4時現在で、強風域は東海地方に到達していた。その強風域が神奈川県にもかかっている…と、台風予想図と天気図とを見ながら、パソコンで久々に(使われる可能性の極めて低い)ロゴを作成し、「ドラゴンボール」完全版の第1巻(全14話)を読破した。

台風を心配しつつ、ロゴを作り、ドラゴンボールの人間(?)関係への理解の糸口が開き、台風への不安と、遅ればせながらの理解の感激で、複雑な心境…。寝なきゃ…と思いつつ、第2巻に手が伸びそうになる。おまけに昨日、第3巻も購入しているし…。ヘタすると、本当に1週間で完全版の全34巻を読破しそうな勢いである。が、完全版は1冊980円ほど。これを34巻…となると、3万3千円を超えてしまう。こんなことだったら、390円ほどのコミックを42巻まとめ買いしたほうが安かったなぁ…という気持ちにもなったが、置き場を考えると、少しでも巻数が少ない方が有り難い。それと私は、小さな単行本が好きではないので、サイズ的にもいわゆるコミックものは好かない。

が、結局ストーリーと台風情報が気になったのと、手元にある3巻(全44話)すべてを読破し、眠りに就くタイミングは完全に失われた次第である。こうやって、自分の健康管理を自分でずさんなものにしているんだろうなぁ…。今日がOFF日で良かった…というより、今日がOFFだからこそ出来た夜更かしである。

明日は、日本大学松戸歯学部の今年度最終講義である。絶対に遅刻するワケにはいかないし、月曜日のように起床して慌てるようなマネもしたくない。それで、今日はとりあえず寝るのを諦め、今夜の早寝に備えよう…と、朝から決め込んだ。それで、今月末から担当する「フィールドワーク論」の講義ノートを、昨夜に引き続き作成した。その結果、12〜3回の講義に対し、43ページの講義ノートが完成してしまった。もっとも、今までに担当した科目のために作成したものを再度プリントアウトしたり再編集したり…というものが半分近くあるが、残りは新規作成である。「新規担当科目」というのは昨年も経験済みだが、「新規開講科目の担当」というのは数年ぶりのこと。要するに、前任者がいないので、私がどういう講義をするのかによって、その科目の色が付いてしまう。それはそれで気が楽なように思えるかも知れないが、実際に担当経験のある人なら分かるであろう緊張感と神経を遣うことで、妙に力(りき)が入るのである。「肩に力が入る」という状態とも違うのである。

にもかかわらず、「ちょっとだけ寝ておこう…」とフトンに入ったのが大間違い! 2〜3時間の睡眠のハズが、しっかり6時間以上も寝ていた! おまけに、ボーダフォン携帯電話(V802SH)にまた不具合が!? 通話やメールの送受信が出来なくなっていたのである。アンテナが4本から1本になってしまったり、「圏外」と表示されたり、10回に1度はネットアクセスが出来たり、たまに通話もOKだったり…という状態で、サービスセンターに連絡するも、「端末の不具合では?」という話だけでラチがあかず。それで、「今からボーダフォンショップに行くので、今の私の話をすべてショップに連絡しておいてください」と言い、外出した。駅へ向かう途中、「ウチの周辺だけがこんなことになっているのかも…?」といろいろ検証を試みたが、京浜急行の神奈川駅まで様子は変わらず。ところが、1分程度で到着した横浜駅にさしかかる直前、メールもウェブも使用できるようになり、念のために実家に電話してみると、何の問題もなく通話できた。その話をボーダフォンショップでしても、「電波障害の報告はない」「あなたの家のあたりは、3Gの電波良好地域です」と言われるばかり。念のため、もう一度ファームウェアのバージョンアップをしてもらうことにした。バージョンアップには20分かかるので、その間に書店へ行って時間をつぶすことにした。そして、ついつい誘惑に負けて、「ドラゴンボール」完全版の4〜6巻をまとめ買い。そして、バージョンアップされた携帯電話を受け取り、携帯電話で送受信したメールデータを保存するソフトを探したが、どうも3G携帯のメール対応バージョンは出ておらず、それらしきものを1500円程度で購入したが…。あぁ、こうやって漫画本だの使えないソフトだのを購入するから、私はお金が貯まらないんだなぁ…と痛感する。

横浜駅から京浜急行に乗り込むまでは、携帯電話はすべて順調であった。が、神奈川駅に到着してからというもの、メールもネットも通話もつながりにくい状態に逆戻り。それで再びサービスセンターに連絡するが、「そのような報告はない」とのこと。「でも、現実に、ここ(自宅周辺)ではメールもネットも通話もダメなのに、横浜駅周辺では問題なく使えた…という事実を、あなたはどう説明するのですか?」と問いつめると、「もうしばらく時間をおいてみて、それでもダメでしたらまた連絡してください」ということに…。

その後、つながったりつながらなかったり…。誰か、本当に妨害電波を飛ばしているのだろうか?

そう、実家といえば、母方の伯父の逝去を知らされた。いとこたち(要するに伯父の甥と姪)は私の兄弟も含めて通夜にも葬儀にも参列できないとのこと。せめて私くらい…と思ったが、明日は講義があるし、何とかならないのだろうか…。


9月8日(木)

今日で、日本大学松戸歯学部「社会学」の平成17年度分の講義が終了した。終講だから…というワケではないが、5時半に起床し、身仕度にも十分時間をかけ、6時半前の電車に乗り込んだ。終講ということで、穏やかに、用意したプリントの解説と、今までの自分の講義に秘めた目的を語って無事に終了。

早起きには、もう1つ理由があった。昨日の昼から自宅付近で使用できずにいる携帯電話、これが本当に「端末の問題」なのかを確認したかったのである。朝起きたら、何事もなかったかのように携帯電話が使えるようになっていた…なんてことがあれば良いのにと期待したが、そうはいかなかったので、私も確固たる証拠を得るためにかなり家を早く出て、携帯電話を片手に、ちょこまか立ち止まってウェブやメールサーバにアクセスし、電話をかけてみるが、まったくダメである。

ところが、京浜急行で神奈川駅から横浜駅に到着する直前からアクセス可能に! そして、乗り継いだ横須賀線、京浜東北線、常磐線の各線内でまず

という “実験” を行った。結果、横須賀線が京浜急行の神奈川駅の横を通過して十数秒はアクセス不可となったものの(予想された結果である)、あとは全く問題が発見されなかった…というよりも、いつもと同じように作動した。

松戸歯学部到着後も、

という “実験” をしたが、何の問題もない。問題がないというよりも、サクサクにアクセスできるのである。松戸からJRだけで帰途に就くつもりだったが、先月末に開業したつくばエクスプレスに乗ってみたくなり、北千住から終点の秋葉原まで乗ってみた。つくばエクスプレスは駅だけでなく、地下走行中でも3G携帯が使用できるのである! それで、走行中にウェブとメールサーバにアクセスしてみるも、全く問題なし…であった。

東神奈川駅を出たところでもウェブとメールサーバのアクセスには問題がなかった。通話も出来る。「もしかして、これで万事解決?」と思ったのも束の間、駅から歩いて300mくらい横浜寄り(自宅方向)に歩いたところに川があるのだが、そこで再び悪夢を見た!

帰宅して、自宅周辺の地図をプリントアウトし、携帯電話でウェブとメールサーバにアクセスしながら近所を歩いた。そして、ボーダフォンショップで私が今朝から実施した “実験” の話をし、私が足で調べた「携帯が使用できない地域」を地図に塗りつぶし、色々と説明。ところが、「こちらでは、中継地点の電波障害情報は入っていません」とか「携帯電話は不具合を起こしていないようですね」とか、そんなことばかり。「じゃあ、何でウチの近所でだけ携帯電話が使えないんですか?」と尋ねると、「この間の強風で、もしかすると中継地点に不具合が起き、電波が弱くなった地区が生じたのかもしれません」などという回答。「昨日、サービスセンターに何度も電話したら、『障害報告はないし、携帯端末に問題があるとしか考えられない』としか言われなかった!」と語気を荒げて職員に昨夜のことを説明すると、「代わりに、私が謝ります」と…。いや、そうじゃなくて、私が言って欲しかったのは「私のほうでお客様からお聴きした情報を関係部署に連絡し、早急に対処させていただきます」という言葉だったのだ! 何で、こういう措置が取れないのだろう? おまけに、「他業者が電波を強化し、それであなたの家の周辺では携帯電話が使えなくなったのかも知れない」とか「電波の中継地点で何かあったとしても、お客様からのクレームがないと対処できない」などとのたまった。「私がこうやって “電波障害” の報告に来ているじゃないですか? それでもクレームがないと…? 使えない携帯電話なら、解約するしかないじゃないですか?」と「脅し」にも近い発言をすると、「それはそうなんですが…」と、まだ私が期待している対応をしようとしない。「わかりました。帰宅して、サービスセンターに電話します」と、不満を隠しきれずにショップをあとにした。

帰宅前に夕飯の買い物をしたが、財布を持たずに横浜に出てしまったことにレジで気づき(横浜までは定期券があるのでわからなかった)、かなり焦った。が、いつも定期入れにクレジットカードが入っているので、それで支払いを済ます。

帰宅して、サービスセンターに電話。ショップで職員に語ったこと(“実験” のこと&昨夜のサービスセンターの対処)を係員に話すと、やっと進展が…。「ウェブもメールも通話もできない地域と番地を教えていただけますか? 調査させていただきます」とのこと。やっとかよ?!

自慢じゃないが、私はボーダフォンが東京デジタルフォン時代からのユーザーだ! 東京デジタルフォンがJフォン東京となり、J−PHONEとなり、そしてボーダフォンとなる道のりをずっと見つめてきた。もしかすると、ショップの店員よりも、サービスセンターの係員よりもその点では詳しいかもしれない。年季の入ったユーザーを敵に回すとコワイよ!

「ド」は怒号のド!
(「ドレミの歌」ふうに! さん、はい!)

でもまぁ、「調査の結果を連絡させていただきたいのですが、携帯電話ではつながらないおそれもありますので、連絡の出来る電話の番号をお教えください」という対応が気に入った! 知人は「機種変するなり、解約するなり、すれば?」とアドバイスをくれているのだが、年季の入ったユーザーである私には、そう簡単に業者を乗り換えられないこだわりがある。それに、今度のケースには “意地” もある!

話は全く違う方向へ進むが、昨日購入した「ドラゴンボール」完全版3〜6巻も、すっかり読み終えてしまった。実に、これで89話まで読破したことになる。89話というのは、仙猫カリンの過酷な修行を成し遂げたところ。さてこの後はどんな展開になるんだろう?…って、この文章を読んでいる人のほとんどが「今ごろ『ドラゴンボール』でワクワクするな!」とお思いだろうが、私はすっかりハマり気味! 以前は避けて通った漫画本…その反動か?

「まほろまてぃっく」も全巻揃えているし…。決して、私はメイド趣味があるワケではない! 韓国でこの作品がDVD化されて話題となったので、ストーリー研究のために揃えていたのだが…。誤解のないように!

日付の変わるちょっと前、我が家の周辺のボーダフォン電波が復活したようである。私のクレームを聞いてくれて、それで対処してもらえたのか、それとも単なる偶然か…。しかし、最初のクレームで対処してくれたら、伯父の死をもっと早く知ることが出来ただろうに…。そして、今日の通夜か明日の葬儀に参列できたものを…。悔しい…。


9月9日(金)

夜中、また携帯電話のネットワーク状態がおかしくなった。一時的なものだと思っていたら、ボーダフォンのサイトで「日本全国で3Gの工事が夜中に実施され、サービスが停止します」という記述があった。多分そのせいだろう…と思うことにした。が、そこには「2:00〜6:00」と書かれていたのに、私の携帯電話に「圏外」表示が出たのは1時半過ぎ。そして、2時過ぎにはまた正常動作に戻っていた…。そして、2時半前に、またもや「圏外」表示…。う〜ん、よくわからない。まぁ、朝になって使えるようになっていたら、それで良しとすればいいか…と、就寝した。

午前中、携帯電話に着信が…。ボーダフォンからであった。「ご連絡いただいた電波の件ですが、中継基地の機器をリセットしました。その後の状況は如何ですか?」という内容。本当は私、「1回目のクレームで動いてくれたら、伯父の通夜にも葬儀にも行けたんだ! どうしてくれるんだ?」と文句を言うはずだった。しかし、寝ぼけていたので「さっき、メールも受信できましたし、ネットワークの接続も出来てます」と、普通に答えてしまった。「今後とも、ボーダフォンをよろしくお願いいたします」と電話は切れたが、何だかスッキリしない。中継基地の機器をリセットして電波状況が改善された…ということは、やはり中継基地に不具合が生じていたのだ…と確信した私は、「なぜ、そのことを詫びない?」という怒りを覚え、フトンから飛び起きた。この事実は、やはり何らかの形でボーダフォンに申し伝えるべきだと思った。ボーダフォン側は、たった一人の口うるさいユーザーの戯言(たわごと)くらいにしか扱われなかったのだろう。その間に、私の身内に不幸があったことなど知らずに…。

「ド」は怒髪のド!
(「ドレミの歌」ふうに! さん、はい!)

「こんな商売をしていたら、Do○oMoにも○にも勝てないよ!」と、年季の入ったユーザー(=私)は思う。多分、私のことを「素人で、口やかましいクレーマー」ぐらいにしか思っていなかったのかな? 私が講義で良く言う「自分の育ってきた環境・経験・価値観を一旦捨てる」という姿勢がボーダフォンにはなかったのかも…。また、講義のネタが出来た。

私は文系人間だが、パソコンと電波関連にはちょっと強いところがある。高校の頃にBCLをやっていて、電波の受信状況、周波数と出力の状況を放送局に送ってはベリカードをもらっていた。最近は全くBCLなどできる状況ではないが、その時の知識が今回は多いに役立った次第。

携帯電話の話はここで終えることにして…。

ここ数日、ヒゲを剃るたびに頬から血が出る…。「おかしーなー?」と思ってシェーバーをよく見たら、外刃に2箇所の破損が!? 内刃も寿命が近いし…ということで、外刃と内刃を買いに行った。外刃はすぐに見つかったのだが、内刃がなく、店員さんに聞くと「お取り寄せになります」とのこと。で、「ちなみに、外刃と内刃、両方でいくらになります?」と値段を聞くと、4千円くらいだという。「だったら、同じ値段で新しいシェーバーを買ったほうが…」という気持ちにさせられ、新しいものを1台購入した。

今日は、ドクター今井と食事の約束がある。以前「駒沢で煮込みを食べに行こう!」ということでその店に向かったが、ちょうど定休日だった…ということがあったが、今回はそのリベンジ達成! 満腹、満足!


9月10日(土)

先月、このサイトで出会い系サイトの文章上矛盾点の指摘をしたが、先日、海外からの(全て英文だったのと、ホストアドレスが日本のものではなかったため、そう判断することにした)ちょっと謎めいた(?)メールを受け取ったので、そのメールにツッコミを入れるところからスタート!

この「ぼやき」をご覧の方の中にも、“自分” から出会い系などのメールを受け取ったことがある…という経験をお持ちの方がいらっしゃると思う。こういうメールの大半は、メールアドレス欄に “ある7文字” を付して送信すれば、受信した人の端末にその人のメールアドレスが表示される…というだけの代物で、メールアドレスが直接悪用されているのではない。受信者が、単に “送信者に仕立てられた” だけの話である。が、受け取って気分を害するのは言うまでもない。

さて、問題のメールだが、私自身が送信者に仕立てられたメールであった。そのメールは、「あなたは女性を必要としている」「あなたは女性に不足している」「あなたには出会いが必要だ」「このサイトに登録し、素敵な出会いを得る必要がある」などと訴えていた。しかし…である。送り主はニセモノとはいえ “私” なのである。そんな素敵な出会いの場が自分で提供できるのであれば、「女性に不足している」というシチュエーションは明らかな矛盾である。それに、サイトに登録する必要もない。

それとも、自分自身への問いかけだったのか…? 「汝自身を知れ」というメッセージなのか? そう考えると、このメールは非常に “哲学的” なものと思われる。まぁ、そんな事はないのだが、やっぱり「SPAMメールや出会い系メールの送信業者は、文章能力と状況判断能力が低い」と判断せざるを得ない。

ちなみに、私がこのメールを受信して内容を確認する際に使用したのは、メールソフトでも携帯電話でもない。SPAMメール削除ソフトでサーバから件のメールを削除した上で、そのログをテキストエディター(私が使用したのは、Windowsにバンドルされている「メモ帳」というアプリケーション)で読んだまで。こういう類のメールは、それを受信して開封した瞬間に、こちらの端末の情報を業者に送信してしまう場合がある。あるいは、SPYウェアやウイルスが(気付かれないように)添付されているメールもある。注意されたし!

話はいつものように突然変わるが、数日前から左だけリンパ腺あたりに痛みを感じていたため、午後イチで今井医院へ行ってきた。今井医院の午後の診療は、平日は15時から19時だが、土曜は14時から17時までなのである。が、診察開始時間前に家を出ようと思って診察券を探したが、ない! どこを探しても見つからない…。そして、「そういえば、5月に点滴を打ってもらった時、ヘロヘロ状態で診察券も受け取らないで帰宅したような…」という気がしてきた。それで、15時に今井医院へ行き、受付で「診察券、こちらにありません?」と聞くと、ちゃんとカルテに挟んだままになっていた…。今井先生とはその後に何度か食事をしているのに、診察券のことを忘れていた私…。久々に受診し、まず体温を測るが熱はない。触診で「ちょっとだけ、左側が腫れている」ということが判明し、抗生物質で様子を見ることになった。

受診後、横浜に出た。よく考えたら、今日はまだ何も食べていなかった…ということで、横浜到着後にまず食事。そして書店に入る。以前ならあまり足が向かなかった “コミック売り場” へ足が向く…。そして…数分の葛藤が続いた後、「ドラゴンボール」完全版の7〜9巻をムンズと掴み取り、そのままレジへ持っていく。あぁ、今月はまだ10日しか経っていないのに、これで「ドラゴンボール」完全版9冊目の購入…。平均、1日1冊の購入ペース…。おまけに、1冊1000円弱…。一度興味を持つとトコトンこだわってしまうという私の性格、もう治せないのかなぁ…?

突然 “今週” を振り返るが、講義は2コマしかなかったとはいえ、それでも仕事は再開した。にもかかわらず、なぜか昼夜逆転の状態がわずかに残っている。実は、わざと残しているのだが…。明日は、衆議院選挙・最高裁国民審査の投票日である。投票は朝7時からであるが、各投票所の最初の投票者には、投票箱の中が空(から)であることを実際に見せてくれる…という儀式がある。以前、投票10分前に会場前へ行ったところ、すでに目の前には投票者の列…ということを「ぼやき」で述べたが、「今回はうまいこと1番乗りしてやろう! そして、投票後に就寝しよう!」などと考えている自分がいる。しかし、何時頃に行けば良いのやら…。1時間くらい前? 投票所は我が家から歩いて5分とかからない所にあるのだが…。人気アーティストのライヴチケット発売日前日のような、寝袋持参で…なんて輩もいるワケないし…。絶対に、各地にこういう「投票箱が空っぽ状態を見るために早起きするマニア」がいるに違いない! それとも、適当な理由を作って期日前投票(不在者投票)をして、選挙当日には「こちとら、おめぇらよりも先に投票を済ませちまってんでぃ!」と気取ってみるとか…。私の居住地区で行われる期日前投票での “最後の一票” を投じてみるとか…。いろいろ考えた。「いやいや、投票はその行為自体に意味があるのであり、投票箱が空になっていることを確認するために投票するのではない!」ということで、普通に寝て、普通に起きて、それで適当な時間に投票しよう…。でも、未練も少しあって…。


9月11日(日)

物忘れが激しいのか、物覚えが悪くなったのか、自分で自分に負荷をかけていることに気付いた。今度の木曜日(15日)3時限目に日本大学松戸歯学部で「社会学」の期末試験が実施されるのだが、大学や学部によっては試験監督のシステムが異なっている。大別すると…

(1) 科目担当者が試験監督を務める
   
(2) 試験監督は大学の職員が務める
   
(3) 試験監督は大学の職員が務めるが、試験中のアクシデント(ハプニング)
備えて、科目担当者は可能であれば試験時間中は講師室に待機

というパターンに分かれる。松戸歯学部の場合は(3)のパターン。私は木曜日1時限目に松戸出講なので、「(木曜日の)3時限目は出校できません」ということもできるのだが、まだ本来木曜日3時限目に担当している日本大学通信教育部が再開されていないので、「今年は、(試験時間中)講師室で控えています」と返答した。その後、「その日の5時限目は法学部で5時限目の講義がある」ということをすっかり忘れていたことに気づいた次第である。まだ法学部の講義用プリントの作成もしていない。しかし、松戸駅から法学部までは(連絡さえ良ければ)40分くらいで着く。試験実施と答案回収がスムーズにいけば問題はないと思われるが…。いざとなれば松戸歯学部からタクシーで松戸駅へ移動し、それでJRに乗り換えて…ということで対処するしかない。それとも、朝のうちに法学部でプリントを作って、それから松戸に行って、また戻る…という方法も考えられるが、移動の負担は少なくては講義に支障が出る。何事ないことを今から祈るしかない。

さて、いよいよ今日は衆議院選挙・最高裁国民審査の投票日。私には、特定の支持政党がない。私は「国民が主権者であることをわかっている政党」「国民生活の現状をキチンととらえる姿勢のある政党」に投票するだけである。「政治家のエゴが見え隠れするような政党」「実現困難な改革を訴え、そのツケを国民に押しつけるような政党」「批判ばかりで自分たちの態度を示せない政党」は大嫌いなのである。支持政党のない私は、その時の社会情勢によって、比例区選挙で票を投じる政党も変わるし、小選挙区で票を投じる候補者も変わる。それだけの話である。

ただ昨夜、今週以降の講義資料を作るのに根を詰めすぎたのか、昨日よりも体調が優れない状態に陥り、とにかく午前中はおとなしくフトンの中にいることにした。風邪なのだろうか、体がだるい。昼過ぎ、テレビをつけると、関東地方で雷雨・大雨などの影響でJRの運行に支障が生じているということを知る。その時、まだ我が家の周辺は雨は降っていなかったのだが、太陽は姿を隠し、暗くなっていた。私は、投票に行ったついでに買い物を済ませて帰宅するつもりだったのだが、折りたたみ傘で出掛けるか、それとも雨が降るのを待ってジャンプ傘を持って出掛けるか…という選択を迫られる(?)こととなった。しばし考え、「雨が降ってから、大きなジャンプ傘をさして出掛けることにしよう」ということにし、降雨を待った。フジテレビの競馬中継は、降雨の影響で「映像は届くが、音声が届かない」という状態になっていた(別に、競馬に興味があってつけた番組ではないのだが…)。音声が届かない…ということは、よほど分厚い雷雲が発生していたのだろう。その後、パラパラという音が聞こえ始め、出掛ける準備をした。投票所に歩いて向かう途中の5分弱の間で、雨の勢いはドンドン増してきた。投票所を出る時には、かなり激しい雨が降っていた。ちょっと歩いただけで体がビショビショになってしまったので、予定を変更して一旦帰宅した。

雨が小降りになってきたところで、買い物に出た。が、またいつ本降りになるかわからない状態だったので、近所のコンビニへ…。コンビニにはあれもこれも揃っているから、こういう時には大いに助かる。体調がまだ回復に向かっていないので、「こういう時は、がっつり食べるしかないかなぁ」と、食品類をアレコレ手に取る。ふと、私のソウルフードの1つであるキムチが目に入る。輸入物であることを確認し、かごに入れる。

しかし、大して体調の改善も見られず、早寝することにする。本当は、選挙戦の結果が気になるのだが…。


9月12日(月)

衆院選は自民党の圧勝! 何だかなぁ…という感じもする。もう少し頑張ると思ったのだが…民主党。とりあえず、これで郵政民営化法案可決は時間の問題。しかし、新聞によっては、比例区の当落選者にズレがある。どれが正しいのだろう…?

一部支持者にはケンカを売るような発言になるかも知れないが、今回の選挙で “救い” だったのは、ホリエモンこと堀江貴文・ライヴドア社長の落選。別に私は広島6区の人間でもなければ亀井派でもない。が、彼が政治の世界に出てしまったら、例のニッポン放送株買収問題だのフジサンケイグループとの提携だので、様々な問題が生じることは明々白々。「フジサンケイグループは、政治家と業務提携している」という構図が出来上がらないで済んだというのが、私の見解である。

一昨日からリンパ腺の薬を飲む関係で、群発性頭痛の薬が飲めない状態だった。それで、昨日はずっと目の奥と頭と肩の痛みに苛まれていたような有様。そして、その痛みに耐えかねて、眠ることさえ出来なかった。結局、徹夜状態で日本大学医学部附属看護専門学校に出講した。電車では何としても着席したかったので、徹夜ついでに早めに家を出て、湘南新宿ラインのグリーン車に乗り込んだ。最近、通勤時間帯のグリーン車着席競争率は、かなり激しい。運良く座れたのて、池袋まで仮眠を取ろうとしたが、痛みが眠りを遮った。

何度も述べているが、私は仕事にはいると体調が復活するという特異体質(?)なので、1時限目の講義は予定通りに進行した。しかし、講義を終えた後、再び痛みに襲われた…というよりも、講義中も痛みを覚えつつ、講義に意識を逸らせつつ、学生を軽く笑かしつつ、気を紛らわせていたに過ぎなかった。それで、池袋ショッピングパーク(ISP)てもみんで20分の施術を受け、湘南新宿ライン(またもグリーン車)で帰途に就いた。が、間もなく横浜…というあたりで意識がなくなり、アテンダントに「すいません、グリーン券を拝見させて頂きたいのですが…」と声をかけられ、横浜を通過したことに気付いた。そして、戸塚までグリーン券を延長してもらい、戸塚から横浜へ急いで戻った。

横浜駅の有人改札でSuicaを提示し、「池袋から乗ってきたんですが、乗り過ごして戸塚まで行ってしまったので、その分も精算してください」と申し出た。すると、駅員は横浜までの運賃だけを差し引き、「(横浜〜戸塚往復分は)結構ですよ!」とのこと。まぁ、正直にそんな申告をする客もいないのだろう。が、正直に申告すると、胸がスッキリするものである。

群発性頭痛には「酸素吸入」が効果的だということなので、我が家には携帯用酸素ボンベがあるのだが、溶存酸素が通常の3000%という水が売られていたので、試しに購入してみた。500mlで420円と決してお安いものではないのだが、体に酸素がしみ入るような感じがするのは気のせいか…?


9月13日(火)

かつて私がバンド活動(もちろんアマチュアだが)をしていた頃の音源を編集してみた。CDに落としてある曲もあれば、DATとしてしか残っていないものもある。CDにしたものも、データとしてはかなり劣化していて、とりあえず補正が可能なものをパソコンでWAVデータにする作業から始めた。しかし、DATが動かなくなってしまい、結果的にはほとんどCDに保存していたデータの補正だけになってしまった…。さらに、CDは半永久的に音質が劣化しない…というのは信用ならないことを思い知る。製品として売られている物はともかく、量販店で売られているCD−Rなどには限界があるようで、ノイズや歪みが生じて、ヘッドフォンで聴くと「???」という程度ではあるものの原因不明のデータ異常もあった。以前、「欲しい人には無料で差し上げます!」などと言って知り合いたちに配布したCDは無事なのだろうか…と不安になる。が、「ミュージシャン崩れ」「若気の至り」の記録でもあるし、音質が劣化してくれたほうが本当は助かるのかも?…

とりあえず、パソコン上での編集をしたのが25曲…。以前よりも音はクリアに聴けるようになったものの、自分のお気に入り作品のいくつかがDATに眠ったままという状態が悔やまれる。今からDATを新規に購入しても、時代はすでにMDやCD−Rだし…。う〜ん、MDを購入した時点で、DATのデータをMDに移しておけば良かった…。ライヴシーンだと、ビデオに残されている曲もあるのだが、ビデオの場合、まずその音をデジタル化したり、アナログのままでもMDやCDなどに落とす作業が加わるので、今回は諦めた。

それにしても、9月も中旬に入っているのに残暑が厳しい。今日もちょっと買い物に出ただけで、シャツがビショビショになるほど。CDケースやパソコンの冷却器、洗濯用の漂白剤や柔軟剤、夕飯用の食材などなどで両手がふさがり、汗も拭けなかった。この暑さ、いつまで続くのやら…。

昨日、アジアでは2番目、世界では5番目の香港ディズニーランドが開園したのだが、早速来場者の不満が噴出している…とニュースで報じられていた。「スタッフの態度が横柄」「狭すぎる」といったクレームのほか、人気のアトラクションが一時運転を停止するなどのハプニングも起きたらしい。さらに、テロへの警戒からだろうか、ゲートで手荷物検査まで実施され、入口ですでに長蛇の列…。「1時間以上も並んで、遊べる時間はたった数分だけ」という不平不満もあったというが、そんなのはディズニーランドでは当たり前のことではないか?! そうそう、私も何度か香港に行ったことがあるが、香港人の多くは「並ぶ」という行為を嫌う傾向が強い。じっと並んで待っていれば20〜30分で入店できるかもしれないのに、並ばないでよい店を何十分もかけて探す…ということもあった。香港で、私の友人のひとりに「なぜ並ばないの?」と聞いたら、「並んで待つのは、時間の有効活用ではない」と答えられた。そうかなぁ?…と思った私であったが、これが国民性や民族性の違いなのだろう。「並んででも乗りたい!」というのと「長時間待たされて数分しか遊べなかった」という感覚の違い、大病院での患者の言い分にも似ているなぁ…。

夜、19時過ぎだったか、洗濯機に洗濯物を入れて、部屋に戻り(全自動なので)、テレビを見ていたら、隣の部屋から「ドンドン」「ガタンガタン」という音が不定期に聞こえ始めた。気になって玄関を開けた途端、饐(す)えた臭い(たとえて言えば、海辺で腐った魚が陳列されているような臭い)が私を襲ってきた。そして、隣家の前に立つ40代とおぼしき作業着姿の男…。急いで玄関を閉めたが、しばらく部屋に饐えた臭いがこもる。しばらくして、何やら会話が聞こえてきたので「洗濯物の様子を見るフリ」をして玄関を開け、様子を伺うと、饐えた臭いが立ちこめていることには変わりなかったが、10代後半から20代前半の男が1人増えていた。2人組となった男たちは、隣家の中から(おそらく)新品の冷蔵庫を運び出し、停めてあったトラックに乗せ、移動していった。それからしばらくして、私の部屋の玄関あたりから “あの” 饐えた臭いが復活した。「何か腐ったのかな?」といろいろ調べたが、悪臭源は見当たらなかった。どうも「壁際」から臭うのである。そして、しばらくして臭いはおさまった。それとも、私の鼻が麻痺してきたのか…。いずれにせよ、明日は新しい芳香剤か消臭剤を買ってこなければ…。しかし隣人、何があった? 先月末の一件といい、今回の件といい、私の隣人って一体どんな人なんだろう? 引越ソバはいただいたけれど、姿を見たことがないし…。そして異臭…。もしかして、警察に連絡したほうが良いのでは?…などと考えると、恐ろしさばかりが募ってくる。「あの異臭は、作業着の臭いだ。きっと彼は、一日中仕事をしていて、それで作業着が臭ったんだ!」と、何もないことを願ったが、男たちが去った後に復活した異臭の正体や如何に?


9月14日(水)

昨夜からの続きだが、異臭の原因は室内にはないことが判明した。我が家の玄関はポストと一体型で、そのポストの隙間から臭いが玄関に入り込み、こもっていたのだと思われる。…ということは?

夜中にふと思い出したことがあり、その確認(?)のために外に出てみた。実はここ数日、隣の玄関のポストに郵便物や配布物が入ったままなのである。おまけに、洗濯機までなくなっていた…。急な引越なのだろうか? 夜中はまだ、かすかに異臭が残っていた…。不動産屋に電話して状況を確認してみようと思ったが、水曜日は定休日…。大家さんに聞くのも…。深まる謎…である。

少なくとも、昨日の夜までは異臭はなかった。あの男たちが現れて、玄関を開けた瞬間に異臭を感じたのである。あの男たちは、私が姿を見る前に一度、隣の玄関を開けている可能性がある。とすれば、異臭源は隣の部屋ということになる。そして、先月末の一件の時点で何かが起きていたら…と、江戸川コナンだったら考えるだろう。おいおい、「お前は工藤新一か!?」と、自分でツッコミを入れる私であった。

で、その異臭だが、今日はキレイさっぱり(?)状態である。一体、何があったのだろう? あの臭いは尋常ではなかったが…。念のため、消臭剤は新しいものを買ってきた。隣人宅からではなく、我が家の周辺一帯があの異臭に包まれていたのだろうか?

昨日の「ぼやき」でも述べた香港ディズニーランドの続報…。今度はディズニーランド側から来場者への批判があったそうである。詳しくはこちらをご覧いただくとして…。しかし、これだけは言わせてもらいたい! 「ディズニーランドで “あんな事” をして、それをさも当然の行為であるかのように弁明する国民に、日本は非難されたくはない!」と。

久々に、トリノオリンピック代表の某選手をテレビで見た。小さい時から「天才少女」としてその世界で注目されてきた選手である。「ずいぶん大人になったなぁ」と思うのと同時に「ずいぶん生意気になったなぁ」と思った。華奢でかわいらしかった面影もなく、ふてぶてしさとデブデブしさが印象に残った。日本のマスコミは、成績の良い時だけはチヤホヤする。そして、その選手の成績が落ちたり、その選手よりも成績やビジュアルの良い選手が現れると、サッと掌を返したような態度をとる。芸能人に対しても同じことが言える。昔、一世を風靡した某芸人が「いい時だけの○○○放送!」と名言を残している。後に、同じ目に遭った芸能人がこぞって「いい時だけの○○○放送!」と非難している。それから時は流れ、この放送局は某ネット会社に株を買収され、危うくグループ企業が乗っ取られるところで和解が成立したのだが…。私は、チヤホヤされて態度が横柄になる芸能人やスポーツ選手も嫌いだが、それを煽るマスコミの態度も嫌いである。

さて、明日は日曜日になって気付いた松戸と水道橋を移動する日…。大丈夫だろうか?


9月15日(木)

NBS長野放送の御影倫代アナの2つのブログと、BeWith sitesの相互リンクが完成した…と書くと、「このサイトもマスコミで話題になっているのかなぁ…」などと思われがちだが、実は御影さんは私の門下生の1人である。まず「御影倫代 元気いっぱいblog」、これは御影さんが毎日思ったことなどをつれづれ綴っていくというブログ。そして「御影倫代のイチゴイチエ」、これは御影さんが出会った人について書かれたブログである。それらにBeWith sitesがリンクされている。こちらからは「別荘(?)」にリンクが貼ってあるので、御影倫代アナに関心のある方は是非ともアクセス! ちなみに、私のサイトは「☆服部先生HP(日大 社会学。幻の日大時代、大変お世話になりました)」と紹介されている。

そして今日は、その御影さんと出会った(?)日本大学松戸歯学部で社会学の前期末試験が実施されたため、試験時間中はずっと講師室に詰めていた。試験時間は13時から50分…。何事も起きないことを願い、何事も起きずに試験は終了した。欠席者もいないので、追試験の必要もない。あとは、全員が合格してくれることを願うのみである。

答案用紙を受け取ると、すぐに講師室をあとにし、バスで松戸駅へ向かい、常磐線各駅停車に乗り込んだ。そのまま東京メトロ千代田線に乗り入れ、大井町で半蔵門線に乗り換え、神保町へ。予定よりも少々早めに法学部に到着したが、講義の準備をしているうちに、アッと言う間に講義開始時間…。夏休み明け最初の講義ではあるが、金曜日クラスは来週 “秋分の日” で講義がないのであまり飛ばしすぎてはいけない…ということと、夏休み中の「衆議院解散→総選挙で自民党歴史的勝利」という状況が社会学的に使えそうなネタだったので、昨年までとは講義順序を変更し、ゆっくり講義を展開することにした。前期最終講義で「後期からは、しばらく出欠調査はしません」と宣言したからだろう、教室は今までになく “ゆとり” があった。来週からはもっと “ゆとり” が出来るかもしれない。そして、明日の講義教室の状態も気になるところである。

講義を終えて教員控室に戻ると、バッグに入れておいた携帯電話が「圏外」表示…。電源を入れ直したり、電池パックやUSIMカードの抜き差しをしても、状況は改善しなかった。「またか…」と半ば諦めの心境のまま秋葉原で下車。すると、問題なく携帯電話は作動した。そして、東京駅で再び…。どうやら、水道橋界隈から東京駅界隈へのラインで電波障害が起きていたらしい。帰宅して、念のためボーダフォンのサイトを調べてみたら…やはり、電波障害の報告が…。オイオイ、早いとこ電波状況を落ち着かせてくれよ、ボーダフォン!

それにしても、9月15日というと「敬老の日」という感じがして、今日仕事をしている自分がちょっと不思議な感じがした。違和感…というのだろうか、長いこと「9月15日は敬老の日」と擦り込まれてきた私には、ハッピーマンデーの制度が今ひとつ受け入れられないのである。


9月16日(金)

昨日、法学部での講義に関して「教室は今までになく “ゆとり” があった」とぼやいたが、今日も「教室は今までになく “ゆとり” があった」状態だった。出席を取らないということで学生数が減り、「本当に講義を聴きたい学生」だけを相手に出来るので、教室全体の雰囲気は良くなっているのは確かだが、欠席している学生は何のために大学に入って、講義に何を求めているのだろう?…という疑問が再噴出した。

以前、某学部での講義で「みんなのヤル気を見たいので、今日から出欠調査をしません! もちろん、今日も…です!」と伝えたところ、「え〜っ? せっかく(教室に)来たのに、損しちゃった!」と言ってのけた “お馬鹿な女子学生軍団” がいて、えらく腹立たしい思いをしたことがある。

憂さ晴らしも兼ね、講義後に秋葉原で途中下車し、今日オープンした「ヨドバシカメラAkiba」というマンモス級の量販店に行ってきた。入口付近には警備スタッフが何人もいて、「ただ今、正面玄関付近は大変混み合っております。入口は左右にもありますので…」と拡声器を使って交通整理をしていた。店内は、フロア面積が広いだけじゃなく、品揃えも他店にはマネ出来ないくらいの…例えて言えば「商品で迷路が出来ている」というよう状態。同じ周辺機器でも、種類やメーカーが選び放題選べて、商品知識のない人だったらきっとパニックに陥るんだろうなぁ…という感じであった。でも、今回は買い物が目的ではなく、「憂さ晴らし」が目的のため、アレコレとにかく見て回った。しかし、あまりに人が多すぎて、2階まで回ったところで断念。もっと上のフロアに行くと、書店(横浜に本店がある有隣堂タワーレコード、レストランなどもある。秋葉原駅前に電気城が建っているような感じさえして(旧いたとえを出せば、銀河鉄道999の時間城のような?)、「この建物の中にいると、いくらでも時間がつぶせるなぁ…」と思った。が、人が少なければ…の話。今日がオープニングであったのと、入店したのが20時前だったこともあり、仕事帰りのサラリーマンで賑わっていた。時間さえずらせば、多少は人ごみを避けられるかなぁ…いや、しかし、オープニングセール期間中は無理かな。

帰宅して、テレビで「魔女の宅急便」を観た。この映画、おそらく私が初めて映画館で観たジブリ作品ではなかろうか。一人で観に行ったのだが、私の周りはファミリーだったりカップルだったり…と、作品に引き込まれながらも、周囲が気になったような記憶がある。その後、「おもひでぽろぽろ」も一人で観に行ったっけ。そうしたら、5歳くらいの男の子が席を譲ってくれて、「頑張ってください!」と哀れみ色の強い声をかけられた…。この作品もまわりはファミリーにカップル…。男が一人で観に行く映画ではなかったようで、それで男の子は勘違いして私を励ましてくれたのだろう。勘違いも何も、その当時の私の日常には女性っ気は全くなかったわけで…。まぁ、「頑張ってください!」というのも頷けるなぁ…と考えさせられたものである。いずれの作品も、サウンドトラック盤(CD)を購入した。「魔女の…」のほうは、数種類のサウンドトラック盤が存在し、実際に映画で使用した曲のみを収録したアルバムと、映画制作に合わせて制作された「イメージ盤」と呼ばれるものがある(その双方とも、よくテレビでBGMやCMなどとして使用されている)。私は両方とも購入したのだが、気分を落ち着かせるために聴くのにもってこいの2枚である。

巷では、明日から3連休! かといって、私には何の予定も無し。


9月17日(土)

予定では今月28日(水)から担当することになっていた「日本大学国際関係学部エクステンション講座」は、昨日で受講受付が終了した。その時点で各講座の受講申込者が算出され、5名に満たない講座は開講されない…ということになっている。そして今日の昼過ぎ、早速(?)郵便で、私の担当する「日常生活とストレス」は開講されない…という文書が届いた。開講時限(水曜日18時半〜20時)という設定が悪かったのか、私の講義内容に魅力がなかったのか、いずれにせよ受講希望者がたったの5名に満たなかったというのはショックだった。以前、「受講生は勤労者、家庭婦人が多く、平日の夕方より土曜日の午前中に受講希望が集中している」という通達があったが、後期から私は水曜日にしか国際関係学部に出講しないので、出講曜日に合わせてエクステンション講座を担当するしかなく…。しかし、時間帯がどうであれ、私のシラバスに魅力がない…というか、受講世代にとっては必要とされないテーマだったのかもしれない。ただ、何となく心にポッカリと穴が開いたような気分が抜けず、午後は呆然としたままだった。こういう時は、ここでぼやいて、憂さ晴らし!

このところ、自分の研究そっちのけで、初めて出講することになった文京学院大学の「フィールドワーク論」の講義ノート作りをしている。このノート作りで昼夜逆転に近い状態の私であるが、とにかく時間さえあれば配布用プリントを作成し、それをノート用に再編集している。今までに他の大学や科目で使用したもの(パソコン内にファイル保存してあるもの)で使えるものがあればそれも再編集したのだが、その結果、かなりのページが作り上げられている。講義回数はおそらく12〜13回程度なのだろうが、その3倍近くの講義に対応できるほどのページ数のノートがある。が、この講座は共生社会学科3年生用のもので、必修でもなく、さらにこの学年はまだ女子しか入学していないために全体の学生数が非常に少ない。履修者が一定数に満たないと、閉講になるという。エクステンション講座に引き続き、文京学院大学でも…という悪夢は見たくない!

かと言って、私は今のスタイルを変えるつもりもないし、変えたくもないし、悪夢を見たら見たで、それはそれで仕方がないんだと…。以降、たくさんの受講生を集めて、「こんなことなら、昨年も受講すれば良かった!」とガッカリさせてやればいいや!…と気持ちを入れ換えるしかない私である。この気持ちを引きずったまま、新しい週を迎えるワケにはいかないし、私を理解してくれている人もたくさんいる。

それと、私の体調のことを考えて、神様が「働きすぎないように!」って警告してくれているのだろう。たしかに、今の私の体調では、講義スケジュールがヘヴィー過ぎるところがあるし…。いや、決して防衛機制ではなく…。

夕方、「新聞の購読、継続してもらえませんか?」と、新聞配達員がやって来た。別に断る理由もないので、講読契約書を書いた。すると、お決まりの「これ、どうぞ!」とアレコレいろいろなものをくれた。ゴミ袋に洗濯洗剤…。洗剤は少なくなってきたので買わなきゃ…と思っていたので、得した気分である! こんなこと(?)に “ささやかな喜び” を感じる私って一体…?


9月18日(日)

韓国のチョー・ヨンピルに「虚空」(ホゴン)というヒット曲がある。日本ではあまり知られていないが、この曲はちょっと演歌チックで、切ない想いが切々と歌い上げられる。たしか、ソウルでオリンピックがあった頃の曲なので、今から17〜18年前の作品ではなかろうか。今の私の心も、別の意味で虚空である。むしろ空虚なのかもしれない。起きる気力さえなかった。

昼をだいぶ過ぎてから「こんなことじゃいけない!」と自分を奮い立たせてフトンから出たものの、食べるものがない…。メールチェックやサイトチェックを一通りした後、買い物と食事を兼ねて出掛けることにした。

昨日は、軽いショックを受けて家に閉じこもったまま。「ヘタすると、この3連休ずっと家に閉じこもってしまう」という危機感を覚えたが、それ以上に覚えたのが空腹感! 昨日は食が進まず、昼に1食だけとって1日の食事は終了。気分的に、何も食べる気にならなかったからに他ならないが、今は空腹感も戻ってきているので、おそらく “いつもの” テンションに戻るのも時間の問題だろう。

憂さ晴らしに、「ドラゴンボール」完全版の11〜16巻まで “まとめ買い” する。6千円近くかかったが、これを帰宅して一気に読みつつ、「ずっと前からこの内容を知っていたら、今ごろ何本の論文が書けたんだろう?」と思えてきた。そして、新たな着目点を発見した。詳しい話はここでするワケにはいかないが、ただ「ドラゴンボール」にもっと早く出会えていたら、Death Education研究での焦点の当て方も変わったかもしれない…とだけ述べておこう。


9月19日(祝)

昨夜見た「中秋の名月」は、心が洗われるくらいに美しく、ハッキリと見えた。私の周辺も、この名月のように丸く収まって欲しい…と思う次第である。

今日は「敬老の日」である。何だかピンと来ない…。ハッピーマンデーのために祝日が月曜日に集中することで、本当に経済効果が高まるのであろうか? 労働者である我々にとってみれば、「日頃の疲れを取るのに絶好の機会」としか思えないのだが…。

「ドラゴンボール」内で研究テーマをいくつか見つけた私は、そのまま内容分析をしているうちに朝を迎えてしまった。「少し寝ないと…」ということでフトンにはいるが、昼前に宅急便が来てフトンから起きることに…。その宅急便、日本大学国際関係学部からのものだった。封筒を受け取った瞬間、内容物が何であるかすぐにわかった。「追再試験だな…」ため息が出る。

追試験は定期試験当日に欠席した者が受験し、再試験は定期試験に不合格となった者が受験する。追試験の採点はともかく、再試験の採点が “ため息” ものなのである。定期試験で不合格になったということには “それなりの” 理由があるからで、それを克服していなければ何度試験を受けても合格など有り得ないのである。「単なる勘違い」や「時間不足」での不合格ならまだしも、基礎が全く出来ていない者が再試験を受けても…。「多少でも、設問内容と講義内容との関連性を理解していることが答案用紙に現れていたら…」という期待をしつつ採点に望んだが、ダメなものはダメでなのである。身の程を知って再試験の申し込みをして欲しいものである。「再試験さえ受ければ何とかしてくれる」という気持ちで申し込みをする学生もいるらしいのだが、再試験受験料の無駄遣いをしないで済むよう通常の講義にシッカリ出席し、定期試験で合格するよう努力しなかった結果が如実にあらわれている。講義に出るのは苦痛かもしれない。しかし、その苦痛を避けて快楽を選択した結果、所定の単位を修得出来なかったばかりか、卒業延期になる…という者もいる。くれぐれも、私のことを恨まぬよう願いたいものである。私の採点が厳しいんじゃない! 受講者(受験者)の考えが甘いだけである! 一応(?)社会学のプロである私も、毎日毎日が研鑽に当てられている。まだ出ぬ「答え」を求めている。にもかかわらず、素人である学生が講義にも出ずに、プロと対等に張り合えるワケがない。それを自覚していない学生には、それなりの制裁を与え、自分の甘さに気付いてもらいたいだけなのである。

昼すぎ、採点結果を速達で送るために横浜中央郵便局へ行き、ついでに買い物。帰宅してちょっと遅めの昼食をとり、「別荘(?)」の “整理” をした。相互リンクの半数以上は、サイト管理者が誰なのかわかってのリンクだが、ハンドルネームしか知らないような方との相互リンクもある。しかし、いずれにせよ、私に何の報告もせずにサイトを閉鎖した(あるいは移転した)者が結構いて、不愉快極まりない。相手方から「相互リンク、お願いします」などと申し入れがあったのに、リンク切れとは何事だ!? また、リンク先のサイトは存在するものの、こちらへのリンクを勝手に削除した心ないサイトに関しても、リンクを中止した。ネット上だけの “顔の見えない” 間柄というのは、より一層相手の性格が見えるものだ! そんな輩であることもわからず、喜んで相互リンクしていた自分が恥ずかしい…。情けない限りである。

話はまたまた(いつものように?)全く違う方向へ進むが、「この4年以内に、JR横須賀線の駅が1つ増える」という話ご存知の方はどのくらいいるのだろう? 実は、新川崎と西大井の間に新駅建設の話があり、JR東日本と川崎市の間で話がすっかりまとまっているのである。そして、その駅名…「武蔵小杉」なのである! そう、JR南武線と東急東横線、東急目黒線の武蔵小杉駅である。たしかに、横須賀線は新川崎を出発して西大井方面に進んでしばらくすると東海道新幹線と併走する区間に入り、その間に左手に武蔵小杉の駅舎が見え、下には南武線の線路が見える場所がある。そこに新駅が建設されるのである。しかし、横須賀線と南武線の間は100m以上離れており、新幹線も間に走っている。計画では、横須賀線の新駅と南武線の駅舎を連絡通路で結ぶことになっている(まるで、山手線と埼京線のホームを無理矢理つないだ渋谷駅のよう?)。新川崎と武蔵小杉との間は3キロ程度の距離。新川崎に停車し、出発したと思ったら、もう停車体勢に入らなくてはならない。ただ、よく東海道線と間違えて横須賀線に乗り込んで、「えっ、川崎、通らないんですか?」という乗り間違え客がいるが、そういう客には多少の “救い” にはなるかもしれない。朝晩のラッシュ時、東海道線を避けて横須賀線を利用している私であるが、4年後には横須賀線もかなり混雑するんだろうなぁ…。

話を今日の私に戻すと、ちょっと遅めの食事をとった後、軽く昼寝をしようと横になった。本当は1時間程度のつもりだったのだが、寝不足気味なのと食後の薬の効果が催眠効果抜群となったため、気が付けば2時間超! すっかり日が暮れてしまった。今から出掛けるとしても、そう遠くに行くことも出来ないし、夕食用の食材は買いそろえてあるし…。このまま家でじっとしているというのも選択肢の1つなのだが、それだと浪費してしまった時間が悔やまれてならない…。

ふと、玄関に目を移すと、古新聞の山、山、山…。新聞屋さんが古新聞を入れるように…とくれる紙袋があるが、あれを使って8束以上も積み上がっている。我が家の周辺は、以前は月1回(いずれかの土曜日)に町内会の古紙回収があるほか、古新聞は「燃えるゴミ」として出しても良かったのだが、今やリサイクルやエコロジーの傾向を反映してか、清掃局も「古新聞=古紙」として月1回(第3火曜日)に回収することにシステム変更してしまった。さらに、ゴミの出し方もやたらと細かな分別を要求され、生ゴミの収集日に袋に古紙が1枚でも混じっていると、「回収できません」というシールを貼られ、袋はゴミ収集場所に置き去りにされる。私も一度「理由: 古紙混入」と書かれ、回収されなかったことがある。

収集場所には「周りの迷惑になりますので、収集日の朝8時までにお出しください」と書かれているのだが、清掃局が回収しないでおいて帰るほうがよっぽど迷惑行為ではないだろうか…と思いつつ、回収されなかった袋を家に持って帰り、古紙が見えないように別の袋にくるんで次の生ゴミ回収日に出したら、何の問題もなく回収されていた。プラスチックも生ゴミと混ぜてはいけないのだが、別の袋にくるんでから半透明の袋に入れて出すと、問題なく回収される。私は普段は(?)そういうことはしないようにしているが、清掃局を騙すのは簡単なんだなぁ…と思う次第である。

新聞の束の話に戻るが、私は新聞を2紙購入しているので、1回でも古紙回収日に出し忘れをすると、部屋中が大変なことになる。1人住まいであるのにもかかわらず、通常の家庭の倍近く古新聞が貯まるのだから…。そうなると、部屋には置き場がないので玄関に山積みにするしかなくなる。そうなると、出掛ける時、家に帰る時、とても不便でたまらない。とりあえず、明日が第3火曜日なので、今回はこの新聞の山を何とかしなければ…と思い、かといって独りで古紙回収直前に運ぶとなると「寝坊して、前回の二の舞になるのもイヤだし…」ということで、昼寝のし過ぎで遠出を諦めた私は、新聞の束を抱えて回収場所へ…。8束を1つずつ運ぶと8往復…。しかし、私は2階の部屋なので、階段を下りる時は1束ずつ運び、8束全部を1階に運んだ後は、2束ずつ抱えて回収場所へ…。それで全身は汗びっしょり! 体力も消耗…。「あぁ、これで今日のイベントは全て終わったなぁ…」という虚脱感が襲ってきた。

巷の連休は今日で終わりだが、まだ講義が再開されていないところが多く、私はとりあえず木曜日9時までは仕事がない! 寂しい限りである。腰の具合も良くないし…。


9月20日(火)

昨日、8束の古新聞を独りで運んだことが原因なのか、体中に痛みとだるさが走り、夕方までフトンの中…。とはいえ就寝が朝の7時なのだから、「ちゃんと寝ておけば良かっただけじゃないか!?」というぐらいにしか思っていない私…。昨夜、「ドラゴンボール」(またか?!)の時系列をまとめたサイトがないか探し出すのに時間がかかってしまったのである。運良く見つけたものの、ちょっと私の知識と違う…。どうやらTVアニメ版から時系列を抜き取った構成になっているらしい。とりあえず「お気に入り」に登録しあとで手直しすることにした。そして、主要登場人物の分だけを帯グラフのように並べ、誰がどこでどうなったのかということを、メインイベントだけ抜き出す作業さえしておけば、「子供たちにどんな影響を与えたのか?」「どうして韓国で問題視されたのか?」などの貴重なデータとなるかもしれない。ただ、これは私ひとりで出来る作業ではなさそうだ。

時間が時間だったので、朝食をとり、群発性頭痛と腰痛の薬を飲み、就寝…。そんな感じで昼夜が逆転し、さらに肉体的ダメージが与えられてしまったのだが、この時間の使い方は好転するかもしれない。というのも、今夜日付が変わるとすぐ、北海道テレビ「水曜どうでしょう」DVD受け渡しが始まるのである!「藩士」(「水曜どうでしょう」では、番組のファンをこう呼ぶ)の一人としては、今回は久々に日付の変わった頃にDVDを受け取りたい…と数日前からウズウズしていたのである。今宵も、日付が変わる頃には、全国のローソン前に「藩士」たちが集まるハズである。

このDVD受け取りの模様は、日付が変わってからのイベントであるため、明日の「ぼやき」で詳しく(?)述べようと思う。

さて、フトンから起きたは良いが、さて…。出掛けるのにも時間的に中途半端だし、食事の買い物にでも出ようかと思うが体が動かない。そこで、気になっていたことを試してみようと思い、Vodafone live! BBにアクセスしてみることにした。これは、ボーダフォンBBのPCサイトにアクセスして、そこでJ−POPやアニメ、ドラマやエンターテインメントなどのストリーミングムービーを購入するシステム。まずパソコンで購入希望のコンテンツをダウロードし、それをUSBケーブルでパソコンに接続した携帯電話か、あるいは携帯電話に入れてあるSDカードなどのメディアをパソコンに挿入し、そこに転送する(「ラクラク転送ツール」という便利なアプリケーションが無料でダウンロードできるので、それを使用すると楽チンである)。そして、携帯端末からコンテンツキーを取得する際に課金(だいたい105円から157円程度)され、10日間楽しめる…ということになっている。しかし、サービスが開発途上だからなのだろうか、コンテンツが貧弱なのが気になる。音楽系に関していえば、ほとんどavaxレーベルのアーティストの楽曲なのである。それでも、今回私はJ-POPのコンテンツをいくつか購入してみた。TRFやBoA、大塚 愛、浜崎あゆみのPVを購入し、再生してみたが、「ムービーファイルを携帯端末に保存し、再生する」という感じなので、ストリーミングとはいえインターネットにアクセスする必要がなく、バッファリングで生じるコマ落ちや画像のディレイもない…というのが売りのはずが、やはり携帯端末の画像解像度では無理があるようで…。でも、音質はそこそこなので、コンテンツを1回購入し、これを外部機器に接続して…なんて、著作権違反のことを考える輩もいるんだろうなぁ…。


9月21日(水)

昨夜、23時半過ぎに家を出て、ローソン金港町店に向かった。「藩士」用語では、ローソンは「ローソン屋敷」といい、DVDなどを受け取りに行くことを「討ち入り」という。よって、私は「ローソン屋敷に討ち入りに向かった」ということになる。

「水曜どうでしょう」のDVD受け取りも、これでもう6回目か…。水どうDVD以外にも色々なグッズをローソンにあるLoppiで注文しては受け取りに行っているので、私も微力ながら北海道テレビの売り上げに貢献しているんだと思う。神奈川県は、本州では静岡県に次ぐほどの力を持つ「藩士」集住地域であるらしい。だから、ちょくちょく水どう関連グッズに引き渡し現場で「おやっ、あなたも藩士?」というアイコンタクトをする機会がある。

日付が変わるまで雑誌や飲み物などを見て回っていた。飲み物の冷蔵庫に、CMソング視聴版CD付きの「午後の紅茶」があるのを発見した。「午後の紅茶」500mlを2本購入すると、もれなくCDが付いてくるのである。特に松浦亜弥のファンだとか、曲が好きだとか、そんな理由ではなく、「これはいずれ価値が上がるかも…」という理由で、かごに入れる。そして…日付が変わると同時にレジへ。今回は、どうやら私がこのローソン屋敷最初の討ち入り者であったらしい。DVDには必ず絵はがきセットの付録が付くのだが、レジのお兄さん、カレンダーのようなポスターのような者まで取り出し、私に渡してくれた。「今回は付録が多いのかなぁ…?」と、ちょっと得した気分になって帰途に就いた。

帰宅して、そのカレンダーのようなポスターのようなものを開けて愕然…。CD付き「午後の紅茶」を買うと、もれなくあややのポスターが付いてくる…というだけのことだった。あややファンにとっては喉から手が出るほど欲しい一品(逸品)なのだろうが、私は別に…。

昨日、夕方まで寝ていた私には体力がキチンと余っているハズだった。しかし、どういうわけか睡魔に襲われて…。ローソン屋敷に行っている間に録画しておいたテレビ番組を見終わると、「もうDVDを見る状態じゃないかも…」と不安になる。とりあえず、シャワーを浴びて、気分をシャンとさせることにした。少しスッキリしたので、DVDをデッキに入れてみることに…。聞けば、「今回のDVDは今までリリースされたものの中で一番最長」だとか。当然2枚組。とりあえず1枚目をデッキにセットし、体力の続くところまで見ることにした。一度見たことのある映像とはいえ、見始めると止められなくなるのが不思議…。それが「水曜どうでしょう」なのである。

今朝の「めざましテレビ」長野県の「天龍村アケビの里」からの中継。レポーターは、朝から元気な御影倫代アナ。以前、私の講義教室にいた御影さんを全国放送の画面で見て、頼もしさと同時に懐かしさを覚えた次第。門下生も頑張っているんだから、私も頑張らなければ…!

テレビネタついでに…。よく、放送局のサイトで「番組へのメッセージ」などというコーナーがある。そこに「投稿されたメッセージはそのまま掲載されず、こちら(=放送局)で判断した上で掲載されます」という注意書をする局は多い。「水曜どうでしょう」でおなじみの北海道テレビは、番組への苦言などもキチンと公表し、コメントをつけて掲載しているようであるが、目玉マークの某局は苦言を一切掲載しない。だから、事情のわからないアクセス者は「この番組、好評なんだなぁ!」と勘違いするのである。私の講義でも、よく「情報操作」の話をするが、こういうキタナイ情報操作は「ヤラセ」に匹敵する。実際、放送局に私も苦言を呈したコメントを投稿してみたことがあるのだが、掲載されたためしがない。そしていつもサイトに向かって、「この、嘘つきの大バカ野郎!」と叫ぶ私である。マスコミに騙されるな! マスコミ関係者だからっていって、何でも許されると思うな! 愚かな放送局は、ちょっとした支持者の反乱で滅びるのみである! 「いい時だけの…」にならないよう、せいぜいお気をつけあそばせ!

横浜は、天気が今ひとつである。しかし、買い物をしなければ…郵便局にも行かなくては…ということで、外出する。が、時折ポツポツと雨が降ってきたので、用事を済ましたらすぐ帰宅。今日は「クッキングパパ」最新刊の発売日。書店にも寄ってきた。

さて、明日は久々の講義日! ちゃんと準備しておかないと…。


9月23日(祝)

ここ数日、ずっと群発性頭痛の鈍い痛みがうっすらと続いていたため、なかなか眠れず、体調も下り坂…。で、昨日は日本大学医学部附属看護専門学校を休講にせざるを得ない状態となってしまった。とりあえず、薬の量を増やして対処することにしたが、5時限目の法学部の講義は休講にすることが出来ず(前期に、同様の理由で突然休講したことがあるので)、午後のギリギリの時間まで寝られるだけ寝ておいた。が、振込だとか何だとか、いろいろしなければならないことがあったことを思い出し、ガバッとフトンから飛び起きて身仕度を調え、急いで家を出た。昨日は肌寒い…というか湿度が低かったので、久々に上着を羽織っての出講となった。

法学部に行く前に、振込を済ませなくてはならなかったのだが、横浜で銀行に行って郵便局に行って…という移動をするのには、体力的にも時間的にも余裕がなかったので、都内で…しかも法学部に近いところで、手数料も格安になる方法で用件を済まそうと考え、とりあえず神田に出た。久々の神田だったので、多少の不安もあったが、用件を済ませる場所は1箇所に集中していたので、体力的な問題と時間的な問題は一気にクリア! しかし、昨日は給料日だったこともあり、多少の贅沢を考えてしまった。「神田から神保町までタクシーに乗っても、2メーター(740円)程度で済むはず」と思った私は、神田駅前でタクシーを拾い、「神保町交差点まで!」と運転手さんに告げた。ところが、「3連休前なので、靖国(通り)混んでますねぇ…。裏の一通を通って、そのまま小学館(一ツ橋)あたりに出ますか?」と運転手さん。「お願いします」と私が言ったあと、「お客さんの中には、よく知らない道を通られるのを嫌う方がおられて、自分が今どこにいるのかわからないとイヤだとおっしゃるんですよ」と、乗客情報を教えてくれた。なるほど、この話は講義で使えそうだ。結局、タクシー料金は820円かかってしまったが、ネタ仕込み代だと思えば安いものである。

法学部に到着して、出勤簿に押印し、急いで講義用プリントを作成し、講義校舎へ移動する。いつもなら教員控室で時間をつぶす方法を考えなくてはならないところ、今日は講義の始まる15分ほど前に控室に入ったのと、講義の準備は先週のうちに済んでいるたので、落ち着いて講義にのぞむことが出来た。この頃には、講義に神経が集中していて、体調も回復しつつあった。

帰宅した私は、サイトの更新をするよりも体を休めることを優先してしまった…と書くと健全だが、帰宅後にテレビを見ていたらウトウトし始めて、そのまま意識不明…。気が付いたら明け方までフトンにも入らず寝ていたのである。それで今日になって、昨日の分とあわせて更新作業をしている次第である。

今日から再び3連休! 今月は「ハッピーマンデー」の関係で2回も3連休が!? 学生さんや一般サラリーマンなどには嬉しいことだろうが、私のような不器用な教員にしてみれば、講義の進度調整をする必要が出てしまい、嬉しい反面 “不安” が募るのである。特に、週に2コマ同じ場所で同じ科目を教えている場合、曜日ごとに進度がずれてしまうため、用意するノートやプリントも違ってくる。が、こういう時によく知人が「神様が、無理するなって言っているんだよ」と言ってくれる。そう考えると、連休のありがたみが増してくる。この間のエクステンション講座の一件も、そう考えているのだが…。

かつての門下生が、私の「ぼやき」を読んで、今から8年前に載っていた「アニメージュ」の「ドラゴンボール年表」というものを送ってくれた。グッドタイミング! 大変ありがたい! ただ、TV版をもとに作成されているので、漫画版とは若干ではあるが展開に違いがあるようで、その部分を修正する必要はありそうだ。しかし、助かった。

台風17号が明日、東海・関東地方に接近し、まとまった量の雨を降らせるらしいので、夕方に今日明日の食料を買いに出掛けた。まず、横浜の相鉄ジョイナス内にあるATMコーナーで現金をおろしたのだが、機械にカードを入れようとしたその時、「まもなく、サービスを終了いたします」というアナウンスが…。そして、外からATMコーナーに入ろうとする人が自動ドア前でアタフタしている。どうやら外からはもう中に入れなくなったらしい。急いで現金を引き出し、自動ドアを開けて外に出ると、さっきドアの前でアタフタしていた人が再チャレンジしていたが、ドアが開くハズもなく…。

横浜ポルタのポイントが、今月末で消滅してしまうことを思い出した。100円につき1ポイント加算され、500ポイントで500円分の商品券と引き替えられるのだが、ポイントの有効期限は9月30日までで、10月1日になると500ポイントに満たなかった部分が消滅してしまうのである。数ヶ月前に1回、商品券に引き替えてしまい、そこから「いろいろ頑張ってポイントを貯めたものの、ここで遂に命尽きたか…」という、私みたいな「あと一歩」という会員のために、今日から月末まで「ポイント3倍セール」となっている。昨日までの私のポイントは304ポイント。あと196ポイントを貯めるには、本来であれば19600円分の買い物をする必要があるが、今は3倍セールなので6600円分の買い物で500ポイントを超える…ということになる! 家を出る前に昼食はとってきたが、小腹がすいてきたのでまず食事。700円のマーボー飯を食したところで “7×3=21ポイント” 加算されたことになる。店を出てポイント確認すると、キチンと325ポイントになっている。「500ポイントまで、あと175ポイント…。あと5900円程度の買い物で500ポイントに! 「仕方ない…。『ドラゴンボール』を買ってポイントを稼ぐか…」と、理由をつけて書店に入る私。そして、「ドラゴンボール」完全版を6冊購入! 「さぁ、これで500ポイント到達か?」とポイント確認すると…、499ポイント。とほほ…。これが私の人生さ…。


9月24日(土)

最近、私がハマッているものの1つに、生姜醤油がある。チューブに入っている「おろししょうが」を醤油に入れ、料理につけて食すだけなのだが、刺身でもシウマイでも、これで結構いけるのである! 以前は「刺身にはわさび」「シウマイにはからし」という使い分けをしていたのだが、この間、練りわさびを切らしてしまい、「よく考えたら、いかそうめんには生姜醤油だよなぁ…。ということは?」ということを思い立ち、生姜醤油で刺身を食したら、なかなかいけた! シウマイを食した時、練りがらしの変わりに生姜醤油で…と試みたところ、脂っぽさ(しつこさ)が生姜醤油で緩和され、食が進んだ。それからというもの、何でもかんでも…というワケではないが、生姜醤油で食す機会がかなり増えた。

生姜醤油で刺身を食している時、よく買ってくる海老の表示が妙であることに気付いた。「生食用ボイルエビ」と書かれているのである。ボイルしている時点で「生食」ではないはずだが…と、食べながらツッコミを入れてしまった私。よく見ると、生鮮食品売り場には、矛盾した表記が多い事に気付く。以前、スーパーのポップに「生み立て卵子」と書かれているのを見つけた時には、「こんなものまでスーパーで売られるなんて、素晴らしくバイオテクノロジーも進化したもんだ!」と思ったが、単に店員さんが「玉子」と書くのか「卵」と書くのか迷った挙げ句、間違えただけであることが判明した。

明け方まで講義の準備をしていたので、昼過ぎに起きた。すると、またもや携帯電話に異常が…。アンテナは立っているのに通話もメールもウェブもつながらない…。時々「圏外」表示も出る。サービスセンターに電話してみたが、「電波障害の報告はない」ということで、らちがあかない。仕方がなく、今月9日の話をしたのだが、「その時、実はネットワークの異常は発生していなかったので、とりあえず中継基地のリセットしたのですが、特にそれで問題が改善されたワケではないと判断されるので…。お客様の携帯端末を隅々まで点検させていただき、修理に出していただくのが…」という回答だった。続けて、「特定の場所でのみ使用不能という場合、端末の故障と考えるのが一番理にかなっている」とも…。おいおい、どういうワケだ? 「特定の場所でのみ使用不能」というのは、そちらの異常ではないのですか?」と質問する私に、またもや「他の場所では使えても、特定の場所では使えない…ということは有り得ないのと、そういう状況を報告されているのがお客様(=私)だけなんです」という。「私の家の近辺に電波の異常があるとは考えないのですね?」と問い直すが、「故障ですね」と一蹴。もう、ボーダフォン、やめようかなぁ…。

仕方がない、今月8日にやったことを今日もやるか…。それでもなお「修理だ!」と言われるんだろうなぁ…。そんな気持ちで家を出た。そして脳裏に「もしかして、ファームウェアのアップデートがうまくいっていないのでは…?」という思いが…。しかし、前回の「リセット」の連絡を受ける前、実は携帯電話は使用可能な状態になっていた…ということも思い出した。要するに、電波中継基地をリセットしにスタッフが行った時には何の問題もなかっただけなのでは?

雨の中、傘をさしながら神奈川駅を目指す。やはり、携帯端末からすべての通信が出来ないままである。そして、横浜駅に到着するや否や、以前と同じように「何か問題、ありますか?」と端末が語りかけてくるかのように通話もメールもウェブもつながり放題!

ボーダフォンショップは、悪天候にもかかわらず15人待ち状態…。1時間ほど待って(待たされて)、ようやく私の番に…。それで、今までの経緯を話すと、「それは、故障ではないですね。故障だったら、どこに行っても同じ状態ですから…」と。当たり前といえば当たり前なのである。「自宅周辺だけ使えなくなる故障」というのは絶対に有り得ません…と店員さんは言うが、当然である。それをサービスセンターに電話するたびに「自宅付近だけで使えなくなるのではなく、自宅にいると故障するのでは?」と言われる私…。おいおい!? それで私は「そんな性格の悪い携帯電話ってあるんですか?」と、端から聞けばふざけたような質問を投げかけた。そして店員さんは「ありません。ですから、考えられるのは電波状態なのですが…」と話が電波に向けられた。以前、ショップで調べてもらったところ、「お客様のご自宅付近は、3G良好地域です」と言われたことがある。その話をすると、「それは理論上の話であって、良好地域とされていても何か電波を弱めてしまう条件があって…例えば、妨害電波とか建物など、それと3G電波がぶつかって、お客様のお住まいの地域で電波障害が起こるということもあります」と教えられた。「で、電波状況は改善されないのですか?」と質問すると、「企業ですので、たった1人の意見だけでは動けないところがありまして…」と、当然といえば当然だが、腹立たしいといえば腹立たしい返事が…。そりゃあ、そうだろう。たった1人のクレームでは動けないと言われたらそれまでさ! しかし、電力会社やNTTなどは、たった1人のクレームでも、その日のうちに対処するんだよ!…と、心の中で私は叫んでいた。

「私と同じ機種をお借りして、両方で実際に電波状況を確認してみたいのですが…」と提案すると、「端末を修理に出されるお客様用に別端末をお貸しすることはできますが、通信用の端末をそのままお貸しすることは出来ません。もしご希望でしたら、“エリアチェック機” のレンタルがありますが…」という提案。しかし「今、レンタル中でして、それがこちらに戻ってくるのが1〜2週間後になります。予約は承れますが?」と言われる。「レンタル待ちの間に、電波状況が元に戻っていたら、意味がなくなりますよね?」と私が尋ねると、「しかし、また同じ状況になることも考えられますので…」と切り返される。結局、そのエリアチェック機のレンタル予約を入れ、帰途に就いた。

神奈川駅から家に向かって歩いている最中、またもや通話もメールもウェブもつながらない状態に戻ってしまった。私は、電子機器で「トホホ」が多い。オーディオ機器を購入して、すぐに左右のバランスがおかしくなるということも2〜3回どころではない! 昔、ナンバーディスプレイサービスがNTTで開始された時、ディスプレイだけを購入したが、これは初期設定不良で着信そのものが出来なくなる…という代物だった。その他、数え上げればキリがないほど。何かしら電子機器に悩まされることになる “トホホ印” の私である。「今度は携帯端末かよ…。今まで、携帯端末だけは無難に使えていたのに…」と思ったが、よく考えてみたら、今回は居住地がトホホなのでは? 私は半年以内に引っ越すかもしれないのだが、次の居住地(候補地)はおそらく今の家から歩いて5分程度の所…。電波状況が全く同じ地域なのである。どうしよう…?

携帯の電波は、回復したりしなかったり…の状態が、夜更けの今も続いている。


9月25日(日)

明日、いよいよ文京学院大学に初出講! 私が担当する「フィールドワーク論」に関する情報は以前もここで紹介したが、改めて解説すると、この講座は共生社会学科3年生用のもので、必修ではなく、この学年はまだ女子しか入学していないために学生数が30名程度とのころ。他学科の学生が受講することも可能らしいが、履修登録者が基準数に到達したとしても、少人数で講義が進むことは間違いない。初回はガイダンス(講義方法、単位認定法、講義展開方法)だけで切り上げるつもりだが、私のガイダンスは学生の人数やノリで “長さ” が変わるので、どうなることやら…。とりあえず、「教室に行ったけれど、誰もいなかった」という状況だけは回避したい。私の場合、かなり力(りき)を入れて構えた講義でガッカリさせられることが多く、この間のエクステンション講座にしかり…である。閉講となったり、学生と私のテンションが乖離していたりする。これもまた、講義ネタになりそうで、「転んでもただでは起きないぞ!」という気持ちは強くなる。

携帯電話の電波状況は、全く改善無し。昨夜は、「圏外」表示のオンパレード(?)状態である。どうしようもない。たまに電波がちょこっと家に届いたのか、思い出したかのようにアクセス可能になる瞬間があったが…。ネットワークを認識しているのに、アクセスできない…という状態が我が家の周辺でのみ続いている。「3G電波が弱くなっている」という店員さんの見解が正しいと思えてならない。たしかに、電波中継基地の障害ではないのだろうが、電波状況の改善を期待するしかない。

ボーダフォンで良くいわれることが「3G携帯で不具合が生じたら、電源を切り、電池パックとUSIMカードをはずし、もう一度セットし、電源を入れてください」という指示。店頭では「端末の故障ではない!」と言われ、サービスセンターに電話すれば「修理に出せ」と言われる。「だ・か・ら…、自宅周辺だけ使えなくなるような故障があるワケないでしょ?」と言っても聞く耳持たず。電波の強度を調べて欲しいものである。家にいなければ電波はキャッチできるのだから、外出すれば良いのだ!…と思いつつ、外で遊んでいるヒマも金もなし。台風も接近中! どうしろというのか? 今週から本格的に講義が再開するので、家にいる時間が少なくなるが、それでも在宅中にかかってくる電話もあろうし、メールだって届くだろう。NTT固定電話より携帯電話に連絡する回数の多い人もいるので、困ったものである。

今日も明け方まで明日の講義の準備をしていた。そのため、明け方にフトンに入ることになったのだが、「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったもので、先日までの暑さがウソのように毛布の暖かさが心地よく感じられた。が、午前中に2度も呼び鈴が鳴った。1回目は国勢調査のお願い。2回目は新しい保険証が書留で届いたため。10月から保険証はカード型になると聞いていたが、「こんなペラペラなものを “カード” というのか?」という感じである。もっと、キャッシュカードやクレジットカードのような頑丈なものを想像していたのだが、紙っぺらか…。

そういうことで、睡眠は完全にコントロール不能状態となり、昼には起きることにした。明け方から風が強まってきたが、玄関に強風が当たってガタガタいっているのがわかる。相変わらず携帯の電波状況は改善されていないので、風が弱まった頃合いを見計らい、携帯端末の状況をと気分転換を兼ねて、外出してみた。やはり、我が家の周辺だけネットワークにアクセス出来ない状態が続いている。そのエリアを抜けると、何の問題もなく、アクセスが可能となる。ただ、アンテナが4本とも立っている…というのが腹立たしい。「あっ、今4本立ってる! じゃあ、もしかすると…」と思い、ウェブにアクセスしようとすると、急に「圏外」と表示が変わったり、3G表示が消えてしまったり…。でも、絶対にこれは故障なんかじゃない! チクショー、ボーダフォンの電波管理を恨んでやる!

横浜駅周辺は、問題なく携帯が使える。が、帰宅すると…。それでもたまに、メールの着信があったりして、明らかに電波状況が不安定であることがわかる。たしか今夜(深夜)、横浜市内でも3Gの工事があるらしいが、それで何らかの完全があれば…と願うのみである。

そういえば、「愛・地球博」も今日で終わってしまったんだなぁ…。今回の万博は1回も行くことなく終了。


9月26日(月)

今週から、本格的に講義が再開する。今までのようにダラダラした生活とはおさらばしなくてはならない。体内時計の狂いを調整しなくては…と思いつつも、緊張感が先行してなかなか寝つけなかった私。

さぁ、いよいよ文京学院大学初出講である。横浜から湘南新宿ラインに乗って池袋で下車し、東武東上線に乗り換えてふじみ野へ。ここまで、乗り換えは2回…。京浜急行からJR、そして東武線…と、たったそれだけの乗り換えでふじみ野まで着いてしまう時代になってしまった。湘南新宿ライン、恐るべし…である。

ふじみ野駅前からはスクールバスがあるというので、乗り場を探す。電車を降りた時から「この子は、おそらく文京の学生さんだろう…」という女の子のあとをつけてきたので(ヘタすればストーカー?)、迷うことなくバス乗り場に到着。程なくしてスクールバスが到着した。そして、11時半前には大学に到着。講師室は東館2階…と以前いただいた配布物に書かれていたので、バスを降りて目の前にある東館に入り、そのまま階段で2階へ…。講師室に荷物を置いてから教務グループへ挨拶に行こうと思っていたのだが、どこに講師室があるのかわからず、ひたすらグルグル回るだけ…。結局、教務グループへの挨拶を先にし、講師室の場所を案内していただくこととなった。

文京学院大学の講義は、1コマ80分となっており、3時限目は13:10から14時半までである。「90分の講義でさえ時間内に終わらないことの多い私に、そこからさらに10分マイナスした時間内で語り尽くせるのだろうか?」という不安があったため、今日の1コマのために数週間も備えてきた…。が、今まで文京学院大学(前身の文京女子大学も含む)には一度も足を踏み入れたこともなく、教室の場所も良くわからず、生まれて初めて「フィールドワーク論」という科目を担当するワケであり、ましてや学生の雰囲気も、受講学生数も全く把握できていない状態にあった私は、準備したことなどホワイトアウト…。とりあえず、初回ということで “ひやかし” もいるかもしれないが、教室には40名弱が集まっていた。共生社会学科3年生が全員集まっても34名…と聞かされていたので、数が合わないことに驚いたが、他学科からの相互履修制度があることを思い出し、納得する。ホワイトアウトした以上は、“いつもの” ノリでやるしかない! そう腹を決めた私は、例の調子でガイダンスを始めた。どの講義でも最初に語る「3点セット」についても語った。役割演技についてもちょこっと語った。相変わらず、BooBooは健在…。「そのブタには意味があります。それを知りたければ、この講義に付き合ってください」と宣言しておいた。こうして、ほぼ80分まるまるガイダンスに費やしてしまった私であった。

これで私の今日の仕事は終わりだったのだが、どうしてもお会いして直接挨拶をしておかないと…という先生が5時限目に合わせていらっしゃるということで、しばらく講師室で次週の準備をしながら待たせていただいた。そして、16時半に大学を出るスクールバスに乗り、ふじみ野駅へ向かった。

恐ろしいことに、(もし、文京学院大学の学生がこのサイトにアクセスしたら非常に恥ずかしい限りだが)今こうしてサイトを更新している最中も、ドキドキが完全に抜けきっていない。講義前にホワイトアウトするなんて、何年ぶりのことだろう? 何度もこのサイトで「私は、いつも講義前は緊張している。十何年もこの仕事をしていて、一度として “慣れ” たことがない」と述べているが、ここまでスゴイことになろうとは…。何がドキドキか…、「いやぁ、80分でよく語り終えられたものだ!」ということに尽きる。文京学院大学は今年の4月から共学になったので、私の担当する3年生の「フィールドワーク論」は今年と来年は女子学生のみが受講することになる。私が初めて大学の教壇に立ったのは女子大なので、女性ばかりの教室は慣れっこ(?)である。今でも日大の看護学校が女子のみに入学許可を与えているため、そんなことでドキドキはしない。が、何だろう? 初めてづくしで押し潰れそうになった心がパンクしないように頑張ってきた “ツケ” が、ここにきて最後のあがきを見せているのか?

そうそう、昼食をとることさえ私は忘れていたのである。それに、まだ夕飯もとっていない…。朝食をとってから、13時間以上が経過している。でもまぁ、来週からは大丈夫だろう…と思ったら、いきなり再来週は「体育の日」で休み! こういうブランクは、本当にイヤなものである。

ちなみに、ボーダフォン3Gの電波状況は相変わらずで、我が家の周辺以外では問題なく使用できる。我が家でもメールの受信は出来たり出来なかったりだが、こちらから発信することは出来ない。困ったもんだ…。


9月27日(火)

久々に、日体大の深沢キャンパスへ出向いた。来週の火曜日から私の講義が始まるので、事前に講義用プリントを印刷しておこう…ということで、昼前に社会科学研究室を訪ねた。研究室で助手の谷口さんとも久々にお会いし、私のプリントすべてを谷口さんが刷り上げてくれた。私は研究室で、ただひたすらコーヒーなど飲みながら、谷口さんの帰還を待つばかり。何だか申し訳ない限りである。

ちょっと長居してしまった後、、大学前から恵比寿駅行きのバスに乗り込み、終点まで行き、「恵比寿といえば、ラーメンかな…」と適当なラーメン店を見つけて、昼食。なかなか美味であった。ただ、お店の名前を忘れてしまった。そうとう疲労がたまっていると見える。

帰宅したら、また電波状態が良くない! それでボーダフォンに電話して、「電話だと『故障だ!』と言われ、ショップでは『電波の問題だ!』と言われ、どうしようもない!」とクレームをつけた。加えて、「我が家の周辺を離れたら使えるけれど、滝の川(我が家近くの川)から横浜駅手前までは今日もやっぱり使えなかった」とクドいくらいに報告したら、電話口のスタッフが私の今までのクレーム歴をすべて確認し、「どんな状況が考えられるのか、今日中に確認してみます」と…。実は私、ボーダフォンの海外専用端末を持っているので(一度も使用したことはないが…)、それを現在使用している端末と同じものと機種変更して、「本当に端末の故障なのか? 電波の異常なのか?」ということを確かめてみようと “覚悟” していた。ちょっと余計な出費がかさむが、ボーダフォンという「企業」を説得するにはやむを得ない…とまで思っていた。クレーム電話の1時間後、固定電話にボーダフォンから連絡が入った。その際、私の “覚悟” を電話で伝えると、「電波を強化するための室内アンテナをお貸ししますので、機種変更はちょっとお待ちいただいて、アンテナを使用して様子を見ていただけますか…」と言われた。室内アンテナというのは、4m程度のコードの先を窓ガラスに吸着させ、携帯電話を充電する際に使用する端子にそのアンテナを差し込むらしいのだが、そうすると充電が出来なくなるワケで…。充電は外出先ですることになるのかなぁ? 一応、電話で何度も電波状態についてクレームをつけたことが、やっと担当部署に報告されることになるようなので、あとはそれを期待するしかない…。

明日は、久々の三島出講。前期にどこまで講義が進んだのかを何度も確認しないと…と行為の準備をしている最中、明日の乗車券をまだ購入していないことに気付き、横浜駅まで出掛ける。う〜ん、やっぱり我が家の周辺を離れると、何の問題なく携帯電話はネットワークにアクセス可能となる。しかし、帰宅してあれこれ携帯電話をいじってみると、どうも昼間よりもネットワーク検索の具合がいい感じになってきている。もしかして、アンテナのレンタル話を聞いて、「そんなこと、されてたまるか?!」と、ちょっとだけ根性を見せ始めたのか? でも、やはり電波状況は変わりがないようである。本当に困った、困った…。


9月28日(水)

朝、4時半前に起床。2ヶ月ぶりに日本大学国際関係学部への出講である。後期からは三島勤務が週1回(3コマ)となるため、別の曜日に講義用プリントを作成できないということと、今週から講義再開なので「印刷機が混むのではないか?」という思いもあり、昨夜はかなり早寝して今朝に備えた。

5:47に横浜を発つ静岡行き東海道線(特急車両使用!)に乗って三島へ向かおうと駅のホームで電車到着を待っていたところ、つかつかとオッサンが私に近づいてきて、「あのさ、5両目ってどこ?」と聞いてきた。「でさ、ちなみに、今度の電車の先頭車両って、どこに停まるの?」とも聞いてきた。私が、「あそこに “10” って数字が見えます? あれが先頭車両の停車位置ですが…」と答えると、「いや、なに、その…トイレのある車両に乗りたくてさ…。熱海まで行くんだけどね、トイレがどこにあるのかが問題でね…」と一人でベラベラとしゃべりはじめた。「特急用の車両で運行されているので、トイレは何カ所かあると思いますよ」と私が答えると、「まぁ、いいや! 探せばいいもんね!」と一人納得して立ち去ったオッサン…。

東海道線は7:24に三島到着。大学には7時半過ぎに着いたのだが、大学到着前に雨がぱらついてきた。おまけに、肌寒い…。そして、問題の印刷機であるが、誰の姿も見当たらなかった。「あぁ、こんなことなら、次の電車でも良かったか…」と思ったりもしたが、まぁ特急車両でゆったり座って出勤できたので、それはそれで良かった。

1時限目の「日本社会」は通年の留学生科目であるが、教室にいたのは正規学生のみで、外国人聴講生の姿は無し。途中でひとり、遅刻して入室してきたが、それでも全員合わせても5名…。寂しい教室を盛り上げようと、精一杯の演技をするが、超早起きの代償がこのあたりから現れて、本当は息切れ状態! そして、そのまま同じ教室で2時限目の「社会変動論」へ突入。講義前に受講学生の一人が「これ、どうぞ!」と手渡してくれたものをみて、ビックリする。「ドラゴンボール」の時系列別の年表なのである! それもかなりの枚数のコピー。このサイトで私が「ドラゴンボール」の時系列を編集しなければならない…と述べたのを読んでいてくれて、それで用意してくれたのだという。「やはり、私は門下生たちによって支えられているんだなぁ…」と実感すると共に、喜びで先ほどまでの息切れがウソのようにエンジン全開!

そして、相変わらず昼休みと3時限目が空き時間…。まさか印刷機ががら空きだとは夢にも思っていなかったので、午後は講義の準備をする必要がない! 4時限目の「人間と社会U」は今日が初講なのだが、殆どの学生が前期の「人間と社会T」からの継続履修者なので、簡単に後期の講義内容の解説をして(もちろん、シラバスとプリントを使用)、私の講義展開方法をよく知る学生たちが驚くほど早めに講義は終了した。

本当なら、前期で終了した「国際社会学入門」のレポートを今日から返却することになっていたのだが、急用が出来てしまい、4時限目終了後にすぐ三島駅へ走って向かうことに…。その際、「あっ、このことを講師室に伝えておくのを忘れてしまった!」ということに気づき、新幹線のホームで講師室に電話をすると、「あっ、先生、ちょうど良かったです。今、学生さんが来ていて…」という状況を知らされる。それで、「インターネットで連絡すると、学生には伝えておいてください!」とお願いする。何だか最近、自分で自分を忙しくしているような気がして、自分のスケジュールが自分でコントロール出来ていない。

明日の1時限目、日本大学医学部附属看護専門学校で講義があるのだが、それさえも忘れていて、先日メールで「今度の木曜日に社会学は入っていますか?」と尋ねて、それで1時限目に担当することに気付いた次第。

記憶のキャパシティがオーバーフロー状態?

で、帰宅すると、またもや携帯電話が使用できなかったりして、ストレスは募る一方。

帰宅して、横浜の日ノ出町駅近くにある延明(ヨンミョン)という中国延辺・朝鮮族の料理を出すお店に電話をして、7月に開催した “志と世代を同じくする者による憂さ晴らしの集い” 的な会合の予約を入れた。今回の幹事は私なのだが、なぜ私か…というと、実は「もしかしたら、日本語が通じないかもしれない」という情報が前回の会合で重さんの口からこぼれ、「日本語がダメなら、中国語か朝鮮語で…」ということで、私が幹事を担当することになった。ホームページで電話番号を確認し、電話がつながるまでの数秒、色々なことを考えた。「やっぱり、日本語で応対してくれるのかな?」などという期待は完全に裏切られ、第一声は「ヨボセヨ?」だった。私が「予約をしたいので、日本語の分かる人をお願いします」と朝鮮語で話すが、「はい?」と朝鮮語で返答され、もう一度「予約をしたいので、日本語の分かる人を…」と朝鮮語で話すと、「ヒノデチョウ(日ノ出町)デスカ? カンナイ(関内)デスカ?」(延明という店は、横浜市内に2店舗展開しているのである)と、かなりたどたどしい日本語…。「日ノ出町です」と日本語で答えた私であったが、ちょっと心許ないので、日本語と朝鮮語をチャンポンで会話をすることになる。ちゃんと伝わったのだろうか…という不安を残して電話を切ったが、まぁ大丈夫だろう。かなりディープな世界が予想され、それはそれで私の血が騒ぐところである!


9月29日(木)

今朝は5時半に起床。すかさず、携帯電話を確認する。やはり、電波がキチンととらえ切れていない。でもまぁ、今日はボーダフォンから3G用のアンテナが届く日だ。とりあえず、それでダメならまた電話だ…と諦めて、6時半前に家を出る。

湘南新宿ライン様々で、池袋まで着席は出来なかったもののラクラク通勤! 日本大学医学部附属看護専門学校には8時ちょうどに到着。十分に講義の確認と準備が出来た。そして9時になって1年生の教室に入り、先週の休講を詫び、今日と明日(代替)の講義内容を説明し、本題に入る。何となく余計なことを語りすぎたような感じがして、不完全燃焼…。

その後、急いで通信教育部へ移動。後期第1回目の講義だけに、気が抜けない。プリントも自分なりに工夫して印刷。今日からのテーマは「韓流ブーム」である。講座は「社会学」であるが故に、やはり社会学的に説明するために苦心する。しかし、それなりに学生にも私にも、日本の「韓流ブーム」の現状が理解できたのではないかと思われる。

通信教育部の講師室でちょっと休んだ後、法学部へ移動する。しばらく同じプリントを使用しての講義なので、準備することがなく、16:20までは完全なる空き時間となる。この空き時間を利用して、郵便局へ行く。そして、本日最後の講義にのぞんだが、出席を取らなくなってからは教室の空席がちょっと気になるところ…。ただ、それでも出席し続けてくれている学生たちが講義を盛り上げてくれるので、非常に助かる。

しかし、今日の全ての講義を終えた後、急に虚脱感に襲われてきた…。講義はキチンと締めるべきは締め、流すべきは流す…というメリハリはつけていけるのだが、「自分の日常って、何だか張り合いがないような…」という思いが強烈に襲ってきたのである。こんな生活をしていて良いのだろうか…。以前からよく思うことではあるが、どうも最近は身体的よりも精神的に疲労がたまっているような気がする。

とにかく急いで家に帰ろう…と、横浜に向かう。ボーダフォンのアンテナは宅配便で届くので、急げばまだ再配達に間に合うかも…ということも理由の1つだが、何だか職場を急いで離れたくなった。いつもなら着席できる電車を待つのだが、今日はそんなことは言っていられない! それでとにかく来た電車に次々乗り換えたのだが、自宅近所のコンビニで買い物をしている最中に、携帯電話に異変が…。何と、通話もメールもウェブも正常に機能しているのである! 「まぁ、電波の気紛れだろう…と思いつつも、家までの帰り道、ずっとネットワーク設定を試してみた。何度やってもネットワークにアクセス可能! メールサーバにアクセスするのも問題なし! どうやら、電波が回復したらしい。帰宅して部屋に入り、何度も何度も携帯端末が正常に機能するか試してみた。何度も何度も端末が正常にネットワークをとらえている…。おいおい、アンテナ、どうするんだよ? 意味ないじゃん! 結局、アンテナの再配達は間に合わなかったし、明日は受け取れないし…で、土曜日まで受け取りはお預け。

これが、私の人生そのものである。


9月30日(金)

当初、今日は夕方からの日本大学法学部での講義のみを担当する日であった。しかし、過日休講してしまった日本大学医学部附属看護専門学校の代替講義を午後イチに担当するため、11時前に家を出た。

看護学校は各学年ともA・Bと2クラスあり、講義は2クラス合同で行われるのだが、「2クラス合同で代替できる時間帯がない」ということが判明。だが、「1クラスずつ行われる講義や演習の場合、もう一方のクラスは休み時間になる」という情報を得て、「ならば、同じ講義を別々に担当しても構いません!」と申し出て、それで今日、同じ内容の講義を別々に2回実施した。要するに、3時限目と4時限目に、同じ講義を担当したことになる。自分の健康管理の甘さからの1コマで済むものを2コマにせざるを得なくなったのだ。給与的には超過給がつくことはないが、何の文句もあるまい。

講義後、いつもならバスで池袋に出るのだが、来週月曜日の1時限目も看護で講義をし、そのあと文京学院大学に移動する…ということになっているため、徒歩で東武東上線の駅に出る “予行練習” をした。看護学校は東京都板橋区大谷口にあるのだが、かつて板橋区民だった私には、区内の構造がだいたい分かっているので(方角さえ間違えなければ、だいたい目的地に着くので)、自分の “能力” を信じて進路を決め、歩き始めた。板橋区で貴重な目印になるのは、石神井川である。これは帝京高等看護学院や帝京大学福祉保育専門学校に勤務していた時にも実感したことである。石神井川に向かって斜めに進路を取り、川越街道に出たところで東上線の走っているのが見えた。「よしっ! 方向は合っている。あとは、どこに駅があるか…だ」ということで、ガソリンスタンドのお兄さんに「東上線の中板橋駅はどこですか?」と尋ねてみた。だいたい東上線で看護学校に通う学生は、大山駅を利用し、そこから徒歩なのだが、看護学校の近所に住んでいた元同僚にかつて「医学部からだと大山が近いんですが、看護学校からだと中板橋に出たほうが楽です」と教えてもらったことがある。それに、文京学院大学のあるふじみ野へは、大山より中板橋のほうが近い。それと、中板橋は急行や準急の通過待避駅である。大山だと各駅停車が客の乗降を済ませるとすぐに出発してしまうが、中板橋だと急行か準急が通過するまでは各駅停車の電車はひたすら停車している。よって、ふじみ野に近いだけでなく、電車にすぐ乗れる確率も高くなるのである! 話を戻すが、ガソリンスタンドのお兄さんによると、2回ほど角を曲がれば着くということで、やはり私の通った道が間違っていなかったことを確信し、「昔取った杵柄とは、こういうことを言うのかなぁ…」などとひとり悦に入る。

東上線で池袋に出て、丸ノ内線に乗り換えて後楽園で下車。いつもなら東京ドームの売店集中地区(?)を歩くのだが、今日は小石川側を静かに歩いてみた。東京ドームの裏側は、ひっそりとした、喧騒を忘れさせてくれる場所である。そのまま水道橋駅に出て、法学部へ。講師室で数名の先生に「先生(=私)は、いつも元気ですねぇ…」と声をかけられる。「いえ、空元気ですよ!」と答えるが、「いやいや…お元気ですよ! そのバイタリティ、スゴイですよ!」と誉められる。自分でも、仕事の時はパワーがみなぎっているように感じるのだが、本当は心身ともにお疲れモード…。でも、それを人前で見せないようにしているだけである。私が弱音を吐けるのは、ほんの限られた、気のおけない者にだけである。

18時、今週&今月最後の講義に入る。先週の金曜日は秋分の日で休みだったので、先々週の講義内容の復習をし、今日の講義に入る。木曜日クラスは後期すでに3回の講義が終了したが、祝日の関係で金曜日は1回遅れである。2日連続で同じ話をするよりも、こうやって順序がずれたほうが、話し手である私には助かる。が、学生には全く関係のないことである。

今週も、講義そのものは無難に終わったのだが、何だか不完全燃焼の感があり、それを払拭することの出来ない週であった。


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