2015年11月のぼやき



11月1日(日)

今年も、残すところあと2か月…。アタフタしている間に時だけがいたずらに過ぎ去ってしまうような、そんな感覚…。

昨日今日…、すなわち週末の話をまとめてアップ。

昨日は、10月最終日…、そしてハロウィーン! 渋谷や六本木では仮装した若者たちで大混乱して機動隊まで出動したというが、彼らはハロウィーンの意味をわかっているのだろうか? どのような仮装をしても良いとでも思っているのか? ハロウィーンに便乗して、ただただ馬鹿騒ぎしたいだけなのでは…? ハロウィーンは、決してコスプレイベントではない!

それはともかくとして、昨日は渋谷や六本木とは違って静かな雰囲気の我が地元にとどまり、小規模多機能型居宅介護事業所でのボランティアの音楽会に出演した。この事業所を訪ねるのは、9月のシルバーウィーク以来である。例によって、妻の職場の職員さんとのセッションである。

そして、2週間前の介護老人保健施設での音楽会と同様、オープニングアクトで息子が愛用のギターを弾きながら『でんでんむし』を歌った。息子にとって2度目のステージではあるが、前回とは場所も雰囲気も異なるため、初舞台のように緊張し、照れてしまったらしい。しかし、大人の演奏よりも息子の弾き語りのほうがお年寄りの心を溶かしてしまうようである。

演奏曲目は、お客さん(?)がご高齢の方ばかりなので、今回も懐メロ中心である。ただ、恒例となった(?)70年代フォークを3曲ちりばめ、我々も楽しむというような音楽会の流れを作ってみた。歌が始まると、みなさん目が輝き始め、力強く歌い出す。演者と高齢者(と職員の方々)が一緒になって盛り上がり、あっと言う間に1時間が過ぎて行く…。

そして、回を重ねるごとに私の担当が「リードギター」であるらしいことを知ることに…!?

何度も言うが、私はワケあって十数年の間ずっとギターをほとんど弾かずに過ごしてきた。今年の夏、妻の職場での音楽指導を依頼され、まずはエレキギターを手に取り、それから現在のボランティアにアコースティックギターで参加させていただくこととなり、ギターに明け暮れていた高校時代に近いような生活になっている。もともとギターの腕に自信があるワケでもないのだが、長いブランクがあっても腕が落ちることはなかったようである。あの頃ちゃんと出来ていたことは今もこなすことが出来るし、指がキチンと動かせるようになってきたら、今まで出来なかった(やらずにいた)ことまでこなすようになり…。

そして今日、週も月も変わった11月1日、気温はあまり上がらなかったものの天気は良く、しかし妻の左肩はリハビリの甲斐なく仕事をするごとに悲鳴を上げている状態…。先月の24日か25日に息子を磯子区にある横浜市電保存館に連れて行く約束をしていたのだが、私が体調不良に陥って延期…。今日、息子との約束を果たすことにした。

ちょっと遅い昼食後、鴨居から横浜線で桜木町に出て、駅前のバスターミナルより市電保存館行きの横浜市営バスに乗る。市電保存館は横浜市営バス滝頭営業所の敷地内にあり、最寄りバス停は市電保存館前であるのは当然なのだが、実は以前このバス停は “滝頭車庫” という名前だった。なので、今でもついついクセで「桜木町から滝頭車庫までバスで向かい…」などと言ってしまうことがある。

さらに、昔から “車庫” のついていない “滝頭” というバス停が存在する。この2つのバス停の位置関係は…、滝頭営業所(滝頭車庫)の東側の出口が ”滝頭” で、西側の出口が “市電保存館前” といった具合。これら2つのバス停が、市電保存館の最寄りバス停ということになる。

息子が生まれる37年も前に全廃した市電の前で以前から息子は「桜木町駅から市電保存館行きのバスに乗りたい!」と懇願していたのだが、それが叶って上機嫌!

息子は幼稚園児なので入館無料であり、私も100円で入館できる。とにかく、格安の施設である。そして、エントランスを入ってすぐ、かつて市民の足として大活躍していた市電たちの雄姿を拝むことが出来る。私は1967年(昭和42年)生まれで、生後間もなく父の転勤で一家揃って名古屋に引っ越し、2年後に帰浜したのだが、市電をリアルタイムで見てきた最後の世代となる。市内のアチコチに市電の乗り場があったこともハッキリ記憶しているが、モータリゼーションの影響で市電が動けなくなっている姿も脳裏に焼き付いている。

運転台で、しばし運転手気分館内では市電の雄姿を拝むだけではなく、車内に入ることも、座席に座ることも、運転台に入ることも出来るのである! もちろん、息子は運転台で運転手気分を味わい、さらに座席に座ってタイムスリップ! さらに、今ではおめにかかることもなくなった旧式の降車ブザーにキャアキャアの息子…。

息子は、2〜3歳は下と思われる男の子と意気投合し、一緒に市電から市電を渡り歩き、運転台について情報を交わし合い、私が「そろそろ行くよ!」などと声をかけようものなら、別れを惜しむかのような表情に…。その後、館内で何度か “再会” するのだが、本当にバイバイする時には “さよならタッチ” をしながら友情を確かめ合っていた。もう二度と会えないのか、それともまた市電保存館で会えるのか、この先どんな運命をたどるのかわからない二人ではあるが…。

あの頃を思い出しながら…という雰囲気を醸し出そうとした私私は…といえば、息子のはしゃぎっぷりを眺めつつも幼少期の横浜を思い起こし、現在と過去の相まった不思議な感覚に…。だが、ノスタルジーに浸ろううとする私に、息子が容赦なく「これは何?」「何でこんなところに○○があるの?」などと質問を浴びせかけてくる。これが現実である。そして、その質問の1つ1つに “過去の記憶をたぐり寄せつつ” 答えている私がいた。

市電に興奮していた息子も、窓越しに見える滝頭車庫の風景も気になるところ…。さらに、「お父さん、何で市営バスじゃないバスも停まっているの?」と、目ざとい質問を投げかけてきた。そう、滝頭車庫には遠鉄高速バスが停車しているのである! 遠鉄のイーライナー横浜線は、他社との共同運行便ではなく単独運行便であるが、横浜駅に到着後、車両と乗務員の休憩場所として滝頭車庫使用しているのである。そんな説明まで求められるとは想定していなかったものの、どこかで得た知識がこんな形で役に立ち、父親としての面目を保てたことを思うと、知識は可能な限りどんどん得ておいたほうが良いのだと痛感する。

市電保存館を出た後、横浜駅西口に移動することにしていた。8月末に注文していた息子のランドセルが届いたというので、それを引き取りに行くことに…。滝頭から横浜駅西口へは市営バスの路線がある。が、時刻表を調べていなかったため、目の前で横浜駅西口行きのバスが出発してしまった。次のバスまで40分近く待たなくてはならない状態…。その間に、横浜駅東口行きのバスが何系統も出発していったのだが、一度こうと決めたら一歩も引かない息子のこと、次の横浜駅西口行きまで40分近くバス停で待ち続けてしまった。

横浜駅に到着した頃にはすっかり日も暮れて、気温もグングン下がってきていた。いそいでランドセルを引き取り、バスで家路に就いた。

明日は、11月最初の出講である。一般的には「残り少ない2015年」という表現になるのだろうが、教育関係者としては「2015年度は3月31日まで」という認識が先行する。まだまだ今年度は続くのである!


11月2日(月)

本来、月曜日は国際関係学部への出講日なのだが、今日は学園祭のために講義はなく、その代わり(?)に沼津市立看護専門学校に出講した。いつもは火曜日の2時限目に担当している「文化人類学」であるが、今週は火曜日が祝日(文化の日)で休校となるため、繰り上げて(?)今日の出講となった次第である。

朝、強めの雨と風の中、体感温度がかなり低い横浜から新幹線で三島に出て、東海道線に乗り換えて片浜へ向かったのだが…。天気予報では横浜より沼津のほうが気温が高いことになっていたのだが、期待通りには気温が上がってくれず、おまけに強い雨が追いかけてきた。

講義内容は、先週から最後のテーマである「国際化と日本人」に入っているが、今日は「日本的人間」すなわちHomo-Japanesqueの行動・思考パターンを中心に一気に解説を進める。

講義を終え、講師室で少し休んだ後、タクシーで沼津市立病院まで移動する。そこから富士急沼津営業所へ歩いて向かう途中で、再び降雨…。今まで14:15発のさんさんぬまづ・新宿号で帰途に就いていたが、13:10発のさんさんぬまづ・東京号の存在を先月確認したので、今日はいつもより早く沼津を離れることになった。そして、東名江田にはいつもより1時間以上早く到着!

今日は息子の幼稚園で入園考査があり、通常保育は休みなのだが、私も妻も仕事に出なくてはならないため、息子は園の預かり保育に…。16時過ぎ、幼稚園で息子を引き取り、一緒に帰宅する。それからしばらくして、妻も帰宅…。

それにしても、気温の上がらない寒い一日だった。明日はもうちょっと気温が上がる予報だが、果たしてお天気は…!?


11月3日(祝)

まずは、どうでもいいような話から…。

先日、新しいドメインを取得した。横浜のドメイン yokohamaでの取得である。横浜で生まれ、横浜に育った私としては、こよなく愛する横浜のドメインが登場したことを喜ばないワケがない! しかし、このところ情報不足気味の私、この横浜ドメインは既に昨年のうちに登場していたのである。

そのことに気づくきっかけは、横浜市電保存館のサイトにアクセスしたことだった。URLが変更になっている旨のページを見て、横浜ドメインが実用化されていることを知ったのである。とりあえず、取得したドメインでサーバの動作確認をし、サブドメインも作成し、メルアドもいくつか設定してみた。現在は学生にダウンロードさせるための講義用資料のアップ先として使用しているのが主となっているが、そのうちbewith.acとも連携していけたら…と思う。

さて、今日は家族そろってお出掛けする予定であったが、息子の体調が今ひとつという状態だったので、外出は中止し、家でじっとしていることにした。が、私にはするべき作業が “それなりに” あったので、明日以降の講義の準備をジックリと…。


11月4日(水)

息子の体調が “とりあえず” 回復したので、幼稚園を休ませることなく済んだ。息子と一緒に幼稚園へ行くと、寒いながらも元気な園児たち…。「子供は風の子」とはよく言ったものである。

新横浜からいつもと同じ時刻の新幹線に乗ったのだが、なぜかいつもより座席の占有率が高く、座席を探すのに苦労する。無事に着席したものの、いつもより車内の圧迫感が増していて、何とも不思議な雰囲気…。今日は平日なのだが、どうしてこうも乗車率が高いのだろう? 昨日が祝日だったことと何らかの関連性があるのか? それとも、こだま号でなければ停車しない地域でイベントがあるとか…?

三島に到着後、学事日程とにらめっこして “あること” に気づいた。前回の講義で、本来なら2コマ費やす「日本(人)的 “共感性”」の解説を1コマで終了させることにした。それはそれで良かったのだが、問題は次のテーマの解説内容と開講曜日の関連性である。予定通りに講義を進めると、次のテーマで関連性のある項目について週をまたいで解説しなくてはならない…ということが判明したのである。今日の講義は、CDを利用して「日本(人)的 “共感性”」の傾向性を理解する予定だったが、内容を変更して「日本(人)的 “仲間意識”」の解説を始めることにした。

初回の今日は、「持ちつ持たれつ」「間人主義」「縁」の3つの特徴をもとに日本人の仲間意識について考えるるのと同時に、これら3つの特徴もとになって生じている「タテ社会」「排外性」などといった部分についても触れておいた。できるだけ具体的な例を挙げながら、あるいは私自身の経験談を語りつつ、今なお日本(人)的 “仲間意識” がこの国に息づいていることを学生たちに理解してもらうことにした。

本論に入る前に、前回の講義内容の復習を兼ね、ザ・フォーク・クルセダーズの『イムジン河』が名曲となって行く経緯を説明し、DVDで鑑賞する。この曲を取り巻く悲運と日本(人)的な共悲の関連性を理解してもらうつもりだったのだが、ザ・フォーク・クルセダーズに関する説明に予定以上の時間をかけてしまったため、その後の講義進行にも影響が出て、終業チャイムがなっても講義が終わらず…。

帰りに、延長保育中の息子を引き取り、近所のドラッグストアで買い物をして帰ったが、息子の体調がまだまだ本調子ではないことを察知する。帰宅して検温すると…、本人は「大丈夫! 大丈夫!」と言っているものの微熱の状態だった。

昨日から服用しているシロップ剤をお昼に飲んでいなかったからかも…と思い、帰宅してすぐに服用させたが、果たして明日はどうなっていることやら!?


11月5日(木)

朝夕と昼間の気温差が激しかった一日…。6時前に家を出た時には白い息が見えたのだが、昼間は汗がジンワリと…。気温差で汗が冷えないように気をつけながらの移動が続いた。
8時前にふじみ野駅に到着し、文京学院大学のスクールバス乗り場へ移動すると、バス停が日陰になっていて体感温度が一層低く感じられる有様。

今日の1時限目「フィールドワーク論」はレギュラーメンバーが全て揃い、それなりににぎやかな講義になった。なのに…。教員室から借りてきたパソコンに電源コードが入っておらず、「でも、90分くらい内蔵バッテリーで何とかなるだろう」と思って講義に入った。先週欠席した学生のため、最初に念入りに先週の内容を確認し、それから「フィールドワークの問題点」の2回目の解説に入ったのだが…。

「帰納法」「演繹法」「原子的事実」「複合的事実」などについて述べている最中、パソコンの内蔵バッテリーが消耗し、ウンともスンとも言わなくなってしまった。よって、板書代わりの事項を呈示することができなくなり、今日も講義が早めに終了してしまった。

法学部への移動は、東武東上線と丸ノ内線の乗り継ぎ。後楽園から法学部への移動中、気温がグングン上昇し、汗ばむ陽気に…。

3時限目「社会学」は、「問題行動の根源」の特別版的な解説として「アノミー」について取り上げる。いくつかのマンガ作品をもとにしつつ、現実に見られる無法、無規範、無秩序な現実を学生たちにも考えてもらった。

帰途、区役所によって用事を済ませ、それから延長保育中の息子を引き取りに幼稚園へ向かった。日暮れとともに気温がグッと下がってきたが、園児たちは元気に外遊びの最中だった。体調が今ひとつの息子も、お友だちと一緒に走り回っていた。

息子の体調は…、平熱に戻っているものの、まだまだ予断を許さない(?)状態ではある。今週は幼稚園でイベントも控えているので、無理をさせないようにしないと…。


11月6日(金)

今日も、朝夕と昼間の気温差が激しかった。不覚にも、昼間の気温上昇で汗をかき、夕方になってその汗が冷えてきて、一時はどうなることかと…と言うと大袈裟のように思われるかも知れないが、そのくらい気温差が激しかったのである。

今朝は、私が利用する鉄道のダイヤに乱れがなく、ちょっと余裕が出来たので、菊名から東横線の各停に乗って千川まで乗り換え無し! 千川からは、徒歩で日大看護へ。

2時限目「社会学」は、今日で「社会的動物としての人間」の解説を終了させることになる。が、前回の講義で触れられなかった部分をテキストを用いて解説し、それから今日のメインである「生理的早産」の話に入る。が、講義の導入で予定外の話をすることになってしまったため、若干駆け足気味になる。

一息つく間もなく通信教育部へ移動し、食事の前に今日使用する講義用資料の印刷に取りかかる。2種類あるうちの1つは原稿を作成してあったのだが、もう1つはUSBメモリからデータを呼び出す必要があった。が、その資料の大半にハングルが使用されていたため、通信教育部のパソコンでは読み込みが出来ず、結局は日本語のみで作成された資料のみを出力することに…。

4〜5時限目「社会学」は、前回から開始した「代表的国家体制」の2回目。今回は「資本主義」と「社会主義(共産主義)」の比較。財産の私有が認められているか否かという点と、労使関係、疎外などの現実を中心に、マルクスやミルの理論を用いつつ解説をするが、途中で予定外の解説を入れ込んでしまったため、予定していた内容の8割程度の解説で終了。残りは、次回の講義冒頭で説明することを学生たちに約束した。

とりあえず、これで今週の講義は全て終了! しかし、中途半端なところで解説を終了せざるを得なくなった科目がいくつかあったので、記憶の新しいうちに来週の講義内容を精査しておく必要がある。そういう意味では、まだまだ今週の講義に関する業務は終了していない…ということになる。

今夜のうちに、ある程度の作業が完了してしまえば良いのだが…。


11月7日(土)

秋になると、息子の通う幼稚園ではミニフェスと呼ばれるイベントが催される。例年は金曜日に開催されていたのだが、今年は土曜日開催である。「今年のミニフェスはひと味違う!」というミニフェス運営側の意気込みもスゴかった。

2年前、息子が年少さんの時は我が家もミニフェス係だったので、準備その他の苦労はよく知っているつもりだが、それにしても今年はスゴかった。

土曜日開催なのでお父さん率が高く、いつにも増してにぎやか。そして、イベント盛りだくさん! フードコーナーにゲームコーナー、バザーにスタンプラリーに…と、自治会祭りも顔負けというような感じ。昼前には横浜見聞スター☆ジャン(とタイガジャン)がやって来て、クイズ形式で防犯について子供たちに伝授していた。

また、いつもは園バスが駐車してあるスペースにはユンボが駐まっていて、子供たちは運転台に乗せてもらえたり、工事現場用黒板に名前を書いてもらって記念撮影…と、滅多に出来ない体験もさせてもらっていた。

スーパーボールすくいで大量ゲット!?
スーパーボールすくいで大量ゲット!?
ユンボに乗せてもらってご機嫌な息子
ユンボに乗せてもらってご機嫌な息子
スター☆ジャン登場!
スター☆ジャン登場!
スター☆ジャンと一緒に
スター☆ジャンと一緒に

ミニフェスそのものは10時から14時までで、我ら家族は10時半過ぎから参加。13時半からは最後のイベントであるビンゴ大会が開かれた。

ミニフェスの出し物は、数ヶ月前にすでにチケットを申し込むことになっていて、13時半からのビンゴ大会も事前にチケット購入が原則。ミニフェスの売り上げは幼稚園の運営に充てられるため、我が家は「売り上げに少しでも協力できれば…」とチケットをアレコレ購入しておいたのだが、ビンゴ券は6枚も購入していたため、ビンゴカードも当然6枚手には入ったワケである。

当初、「どうせ、子供用のお菓子がもらえる程度の規模では…」とビンゴ大会をナメてかかていたのだが、どうしてどうして、「特賞は、ディズニーチケット親子分です!」という発表に大盛り上がりの会場…。最初にビンゴとなった人はディズニーリゾートのチケット、それ以降はステージに置かれているおもちゃ類を早いもの順で…というシステム。そのおもちゃも、かなりレベルが高い!

ちなみに…、我が家は6枚中4枚でビンゴ! 同じテーブルには息子のクラスメイトが座っていたのだが、チケットを1枚しか購入していなかった&ビンゴにならなかったという状態で、次々に商品を引き替えに行くのが心苦しい情況に…。

息子にとって “幼稚園生活最後” のミニフェスは、大収穫と大盛り上がりで幕を閉じた。


11月9日(月)

今日の仕事帰り、CDショップに立ち寄り、先週発売されたザ・ビートルズのCD+DVDセットを購入した。今からちょうど15年前に「1」というアルバムが発売されたが、私はそのアルバム発売日に購入したことをつい昨日のことのように思い出す。「1」jは、その後も何度かリニューアルされたりリマスターされたが、今回はCDも最新ミックスで、さらにPVのDVDがセットになった最新エディションで再び登場したのである!

CD単体発売もあり、CDと同内容のDVDがセットにされたもの、さらに未発表バージョンなどを含んだスペシャルDVDもセットになったものも発売され、バリエーションも豊富。「どうせ購入するのなら、スペシャルDVDもセットされたものを…」と思っていたのだが、価格が税抜きで8800円となっている。テレビなどの音楽番組では「これだけ貴重な映像がセットされて、1万円以下で購入できる」と、しきりにお手軽感を協調していたが、この時期になるといろいろ出費もかさむ上、今の私には「8800円あったら、息子の給食代3か月分になるなぁ…」などと、別の使い道を考えてしまうところがある。

それでも、妻が「欲しいんでしょ? せっかくだから、買ったら?」と勧めてくれてはいたのだが…。

たまたま(?)新幹線特急券類を購入するため大規模商業施設に立ち寄った私、CDショップの前にデカデカとビートルズ「1」のディスプレイが設置されているのが目に入り、心は揺れまくる…。特急券を購入後、意を決して店内へ! 我が家にはブルーレイの再生環境がないので、DVDのセットを選択することになったのだが、お目当てのものが見つからない…。店員さんに確認すると、「CDとDVD2枚セットは現在品切れで、予約を受け付けてます」とのことだった。予約をしてもよかったのだが、意を決して入店した段階で私のレディネスが出来上がってしまったため、おそらく今日以外の日には購入意欲が維持できているかどうか…。

購入意欲を失えば、我が家の財政は少しは楽になるのだろう。が、店内における私は、すっかりビートルズに精神状態が支配されていた(らしい)。思わず私は「では、(その2DVDセットの)輸入盤はありますか?」と尋ねていた。

「ございますが…」と、店員さん…。「輸入盤ですので、日本語のブックレットはございませんが…」と続いた。「大丈夫です!」と、私…。「(DVDに)日本語字幕も出ませんが…」と、店員さん…。「CDもDVDも、内容は日本盤と同じですよね?」と、私…。「同じです」と、店員さん…。「なら、大丈夫です!」と、私…。

英語のみであることを心配してくれたのか? それとも私の英語能力が疑われたのか?

いずれにせよ、輸入盤の購入となったことで、日本盤より定価で3000円近く安く上がり、さらにポイントカード類で1000円ちょっと引いてもらったので、4000円ちょっとで入手することが出来た。

ビートルズが、私に更なるパワーを与えてくれることだろう。

さて、今日は息子の幼稚園の通常保育がお休みなので(先週土曜日のミニフェスの代休)、いつもより少しゆっくり家を出て、それでもいつもと同じ新幹線に乗って三島へ…。天気予報では傘が手放せない一日ということだったが、私は傘をさすこともなく、しかし昨日までに比べて気温が上がったため、汗がダラダラと…。

神奈川県内は雲の切れ間から青空が顔を出していたが、静岡県内に入ると空は雲にシッカリと覆われていた。いつ雨が降ってもおかしくないような陽気だったが、校舎が三島駅前にあるという安心感から、全くと言って良いほど心が乱れず。色々な意味でかなりの余裕を持って国際関係学部入りした。

3時限目「日本社会」は、前回から「日本(人)的 “仲間意識”」の解説に入っているが、今日の講義の冒頭で前回の講義内容を振り返り、その中で特に「間人主義」についてより一層理解してもらうために『ドラゴンボール』をDVDで再生した。後に孫悟空の義父となる牛魔王が初登場する ”フライパン山” の話を編集したものを鑑賞し、改めて日本的な「仲間意識」における「間人主義」の特徴を説明する。その後、全人類に共通な「社会的交換理論」「相互依存性理論」の解説をし、「次回は、日本(人)の場合はこれらの理論が適応されないことが多いことを解説予定」という説明をして講義終了。

今日は妻も仕事だったので、息子は幼稚園の預かり保育…。17時前に私が息子を引き取り、買い物をしてから帰途に就いた。家に着くちょっと前に雨が降り出し、徐々に勢いを増してきた。私と息子は傘をささずに済んだが、妻が仕事を終えてリハビリに向かう時には傘なしでは歩けないほどの雨になっていたようである。

明日も芳しくない天気のようだが、気分を盛り上げて頑張らなくては…。


11月10日(火)

火曜日は「文化人類学」ディなのだが、沼津市立看護専門学校のほうは今日で終講となった。

本来は沼津での講義は2時限目だが、今日は時間割を変更してもらって1時限目の開講。講義の最初に単位認定に係るレポート課題について簡単に説明し、それから前回の復習を済ませ、これまでの講義で私が学生たちに何を伝えたかったのかを “まとめ” の代わりに述べ、全8回の講義を結んだ。

今日は横浜も沼津も御殿場も降水確率が高く、横浜は小雨の朝…。ところが、新幹線が静岡県内に入ると青空がアチコチに見られ、「この調子でいけば、もう傘はささずに済むかも…」と思ったのだが、沼津から御殿場へ移動する途中で強い雨が降り出し、傘なしで歩いたら大変なことになるような状態…。

御殿場看護学校には、12時過ぎに到着。本来は御殿場での講義は4時限目だが、今日は3〜4時限目に2コマ連続での講義となるため、早めに移動したのである。ただ、御殿場看護学校の3時限目は13時半からなので、講義開始まで1時間以上も待つことに…。

沼津は終講したが、御殿場看護学校では講義が全15回となっているため、ペースが全く違っており、今日から「文化cultureとは何か?」の解説に入ることになる。2時限連続という利点を活かし、「文化culture」の意味・概念そして機能に関する解説をまとめて行うことにした。ただし、今月の御殿場出講は今日の2コマで終了である。

講義後、歩いて御殿場駅に向かおうとしたが、事務の方から呼び止められる。「先生、外の雨がスゴイことになってますよ! タクシー、呼びましょうか?」と…。歩いて歩けないこともなかったのだろうが、全身びしょ濡れになることも有り得るという状態でもあったので、お言葉に甘えてタクシーで御殿場駅に戻ることにした。

17時過ぎの小田急箱根高速バスは5分程度の遅れで出発したが、激しい雨のために速度を何度かセーブしながらの運転…。東名江田には10分以上の遅れで到着した。横浜市内も雨が降っていたため、あざみ野駅までの移動に思いのほか時間がかかり、予定より何本も遅い電車に乗っての帰宅…。

明日からしばらく好天が続くようだが、気温は如何に!?


11月11日(水)

雲が優勢ながらも、雨には降られず。

息子を幼稚園に送って行き、バス停に戻るや否やバスがやって来る…という好タイミング。そして、鴨居では横浜線の連絡が良かったものの、新横浜ではちょうど別方向からも電車が到着したばかりでホームが大混乱!?

結局、いつもと同じ新幹線に乗ることになったのだが、なぜかいつもより車内が混雑していた。

「禍福はあざなえる縄のごとし」という言葉を思い出した。

国際関係学部入りして、すぐに今日の講義用資料の編集と印刷に取りかかるが、どうしたことかコピー機内に全ての原稿を置き忘れるという醜態をさらすことに…。

3時限目「日本社会」は、今日で「日本(人)的 “仲間意識”」の解説を終えることになっていた。前々回と前回の講義内容を再確認し、今まで語ってきた講義内容を念入りに振り返った後、義理人情に基づく “浪花節的人間関係” について解説する。そして、日本の有名な企業家たちのエピソードを紹介しつつ、前回解説した「相互依存性理論」が日本では適応しにくい事実を確認した。

新幹線で新横浜へ、そして横浜線に乗り継いで鴨居に出て、バスに乗って延長保育中の息子を迎えに行く。そして、息子と一緒に再びバスで鴨居へ…。駅前のマクドナルドで妖怪ウォッチのカレンダーを購入した。以前、マクドナルドのカレンダーといえば「ポケモン」だったのだが、「ピカチュウはジバニャンに負けちゃったんですかね?」と昨年とあるお店で店員さんに言われたことを思い出す。

マクドナルドを出ると、すでに我が家方面に行くバスが停車中! 走ってバスに乗り込み、日が暮れないうちに帰宅する。

このところ、上着を羽織らずに外を歩くのが少々キツくなってきている。風邪をひかないよう、体調管理に努めなくては…。


11月12日(木)

朝早く起きるのがキツく感じられるほど、朝晩の寒さが身にしみる今日この頃…。

そんな中、6時前に家を出てバスに乗ったまではよかったが、運転手さんが先日まで教習を受けていた新人さんで(教習中に何度か遭遇している)、慎重なのかどうかわからないが、とにかく速度を上げない運転のため、信号という信号につかまり、停留所ごとに遅延する…。

昨年まで、このバスに乗って鴨居駅に向かうと6:14発の横浜線に乗れたり乗れなかったり…という状態だったため、「せめて、バスの出発時刻が1分でも早まってくれたらなぁ…」などと思ったものだった。が、今年に入って件の横浜線のほうがダイヤ改正で6:15発となったため、かなりの確率で乗り継ぎ可能となった。なのに、今日はバス車内の私には余裕がなくなるような状態に…。

バスが鴨居駅に到着した時、横浜線が入線する音が聞こえてきた。ダメもとで駅前の階段を駆け上がり、改札を駆け抜け、エスカレータを駆け下りたが、既に発車ベルが鳴り終わったあと…。しかし、最後まで諦めずに走り続けた結果、乗り継ぎに成功! 私が電車に乗り込んだ次の瞬間、ドアが閉まった。間一髪である。

無事に横浜線に乗り継げたので、その後も乗り継ぎは順調。予定通りの時間で文京学院大学に到着した。

講師室で講義内容の確認をして、早めに教室へ移動する。

1時限目「フィールドワーク論」は先週の講義中にパソコンのバッテリーが切れて肝心な部分の投影が出来なかったため、講義開始前に前回投影予定だった部分をスクリーンに映し出し、学生たちに急いで書き写してもらうことにした。

今週は、「フィールドワークの問題点」の中でも特に “調査者” と “被調査者” の論理の違いについて。過去に私が経験した話を盛り込みつつ、フィールドワークの実際について語る。先週も今週も「あと1人来れば、全員出席」という状態。出席率は上がりつつある。

法学部に移動し、こちらも “いつも通り” 早めに教室入りする。本来なら今日で「問題行動の根源」を終えるべく “子供たちの死生観” に関するDVDを再生しながら解説する予定だったのだが、教室のDVDデッキが使用できず、DVDをパソコンで長時間再生するのには無理があるので、予定を変更して「正義」について語ることにした。正義の含意、相対性、その他について語ることにしたものの、内容的には1回で終了させることも複数回にわたって解説することも可能だったため、学生たちの希望を聞き、来週も同じテーマで解説することとなった。よって、「問題行動の根源」は今週で終わることなく、それがためにこの講義全体の “結論” も変わることになりそうである。

帰りに、延長保育中の息子を迎えに幼稚園に立ち寄り、買い物をして帰途に就く。これで長い一日が終了…というのがいつもの木曜日であるが、今日は少々様子が違う。

妻が仕事から帰宅して家族そろって夕食をとった後、私はギターを抱えて(?)お出掛け。来週、妻の職場で音楽会が行われることになっているのだが、当然今回も妻の職場の職員さんとのセッションとなるため、その打ち合わせ&音合わせを行うためである。19時半過ぎから曲決めとアレンジ、実際に音を出して…と約2時間。

明日は、13日の金曜日。何も起こらなければ良いのだが…。


11月15日(日)

ちょっとワケあって、金曜日の夜からパソコンをキチンと開けなかったため(念のため、パソコンの名誉のため、パソコンの不具合ではないという理由を付しておく次第)、週末の「ぼやき」をまとめてアップ。

そして今日、アコースティックギターの弦の交換をした。昨日購入したミディアムゲージを張ると、やはり音の重みが違うことを実感する。

ライトゲージよりミディアムゲージのほうが弦が太く(硬く)、音を出すのにはシッカリ弦を抑える必要がある。ライトゲージよりも細い(柔らかい)スーパーライトゲージというものもあり、テクニックを重視する人がよく使用している。私も昨日、ミディアムにするかスーパーライトにするか迷ったのだが、「とりあえず、パンチ力!」ということでミディアムゲージを選んだ。

この選択が吉と出るか凶と出るか、それは今週水曜日に判明する。

しかし、ライトゲージからミディアムゲージに張り替えて試し弾きしていたところ、その感覚に懐かしさを覚えた。高校生の頃、ちょくちょくミディアムゲージを使用していような、そんな記憶が蘇ってみた…というより、アコースティックギターに最初から張ってあった弦はこんな堅さだったような気がする。

初心に返るのには、好都合かも…。


11月16日(月)

国際関係学部の3時限目「日本社会」の講義後、懐かしい学生との再会があった。

以前、「日本社会(留学生用)」という科目を担当していたが、その講義を履修していた韓国人留学生から数日前にメールがあった。この教え子は、国際関係学部から韓国の大学に編入し、卒業後はソウルで就職したという。

「今度日本に行くので、その時に挨拶をしに伺いたい」ということだった。そして今日、久々に再会したのだが、お互いにすぐ “あの頃” にスッと戻ったような感じになった。韓国に帰国後も私のことを忘れずにいてくれて、こうして会いに来てくれるということが、とても嬉しい。

さて、講義は前回まで解説していた「日本(人)的 “仲間意識”」の内容を振り返り、70年代と80年代のニューミュージックをもとに「日本では相互依存性理論が当てはまりにくい」ということを確認する。そして、「日本(人)的 “共感性”」に関する日本のヒット曲の鑑賞…。60〜90年代に発表された曲をもとにした “共悲” の理解である。一部は2000年紀に入ってからの曲も紹介したが、今日紹介した曲の大半が学生たちにとっては初めて聴く曲だったようで、この世代間ギャップを最大限に活かしつつ、日本的人間とネオジャパニーズの違いを実感してもらうことにした。

日本(人)的な人間関係は、「恩と義理」に特徴付けられている。そして、ネオジャパニーズには「恩と義理」は忘れ去られてしまったような傾向がある。なのに、「恩」や「義理」というものを忘れずに持ち続けてくれていた韓国人の教え子との再会に、何となく戸惑いを覚えたりもする。

ただ、私の講義を通じて履修学生たちが何かに気づいてくれたら…と願う。

あらためて、私のことを忘れずにいてくれた韓国人の教え子に感謝したい。


11月17日(火)

先週で沼津市立看護専門学校の「文化人類学」が終講し、御殿場看護学校のほうも先週2コマ連続で講義を実施したために今月分の出講は終了。よって、今日はオフとなった。

朝、妻と一緒に息子を幼稚園に送って行き、妻はその足でリハビリに向かい、私は一旦帰宅。

リハビリから帰ってきた妻と入れ替わり(?)に私が再び幼稚園に向かい、息子のお迎え。今日は半日保育日ではなく、通常保育であるが、息子が来春から通う予定の小学校で就学時健康診断を受ける必要があったため、早退と相成った。

14時前に小学校に行くと、見慣れた顔が多数…。何人も小学校に子どもを通わせた経験のあるママさんが、「今年(の就学時健康診断を受ける子ども)は人数が多いね! この分だと、2クラスは作れるんじゃない?」と驚いていたのだが、私が小学生の頃は1学年5クラス程度が基準だっただけに、「今や、2クラス作れるだけでもスゴイことなのか…」と、少子化の現実を痛感する。

子供たちが健康診断を受けている最中、保護者は図書室で待機。その間に数種の書類に必要事項を記入しておくよう指示される。が、書類の作成は数分で終了してしまうので、あとはひたすら雑談タイム! 12月に行われる幼稚園のお遊戯会のこと、小学校に入学してからのこと、放課後のこと、その他アレコレと話が弾んでいる間にも、検診が終わった子供たちの番号が読み上げられ、健診結果と面談を受けに教室移動…。

我が息子、左目の視力は1.0以上キチンと見えているのだが、右目は1.0未満と判定された。昨夜、家で視力検査の練習をした際は両目とも1.0以上あったのだが…。すると、別のママさんから「うちの子も、右目の視力が1.0ないって言われたんだけど…」と…。ただ、「どうやら、左目の検査をしている最中に右目を強く押さえすぎたらしくて、それで右目の見え方が…!?」と…。どうやら、我が息子も同じようなことがあったに相違ない。

健康状態に関する面談が終わり、これで家に帰れると思いきや、「このあと、ちょっとお時間ありますか?」と尋ねられた。そして、驚愕の事実が…。

校長室で校長面接を受けてもらいたいのですが…。

なんと、いきなり学校長による面接を指示されてしまったのである。「うちの子、何かやらかしたのかなぁ…」と不安が募る我ら夫婦…。

控え室(?)で待っていると、校長室から聞き覚えのある声…。そして、我ら家族が校長面接を終えて部屋を出ると、控え室にも見覚えのある子が…。ちなみに、校長面接になった子は、健診の最中にジャンケンをする検査があったらしいのだが、我が息子は急に話を振られると緊張状態が高まり続け、言われていることをすぐに理解することが出来なくなる…、わかりやすく言えばテンパってしまう傾向がある。校長面接に回された子は、全てジャンケン検査で引っかかったらしい。

校長室で、校長先生とジャンケンをすることになった息子…。初めて訪れる場所で初対面の人とコミュニケーションを取るのにテンパって、最初はうまく手を出せずにいたが、そのうち雰囲気に慣れてきて調子に乗ってきた。その後、校長先生と副校長先生からの質問に答えたのだが…。息子が入学した後にご指導いただく担任の先生と我が家との連携を効果的に図るという目的らしいが、どうしてこうも我が息子は「ぼやき」のネタになるようなことをしてくれるのか、悩みの種が1つ増えたような気がする。

小学校から帰宅して、18時過ぎにギターとアンプ類を持って家を出た。息子が「連れて行って!」と言うので、一緒にバス停へ…。そして、妻の職場へ…。ちなみに、妻は家で夕飯の支度中。つまり、妻の職場でありながら、妻以外の家族がそこにいたという、何とも珍しい光景が!?

明日、妻の職場で音楽会が行われるのだが、私は三島での講義後に急いで移動して “ほぼ” ぶっつけ本番的な状態で演奏に入るので、今日のうちに楽器類を運び込んだのである。

帰途、雨がぽつぽつ降り出した。体感温度も下がってきた。明日、幼稚園では「おもちつき」が行われる。雨が降らなければ園庭で、降雨時はバス車庫でレインコート着用で行うらしい。年少さん、年中さんと雨に降られずにきたので、“幼稚園生活最後の” おもちつきも天気に恵まれるよう願うのみである。


11月19日(木)

昨日今日、何とも慌ただしく過ぎていった一日…。

まず、昨日の話から…。

そして今日…。今朝は、バスから横浜線、東横線という乗り継ぎが順調で、快適な通勤…と思っていたところ、副都心線が和光市の手前で停止。ホームに電車が詰まっていて入線できないということで、しばらく電車は停まったまま。その間に乗り継ぎ予定だった準急が出発してしまい、寒さ厳しい駅のホームで急行を待つことに…。さらに、急行が遅延…。ふじみ野からはいつもの時刻に文京学院大学のスクールバスに乗れたのだが、いつもとは違って精神的に余裕の無いような状態での大学入りとなってしまった。

さらに、1時限目「フィールドワーク論」にもこの流れが…!? 履修登録人数8名ながら、先週と先々週は7名が出席するという高出席率をキープしていたが、今日は先月のような寂しい講義に…。4名の学生を相手に「フィールドワークの問題点」に関して、特に「作業仮説」に関わる問題点を説明したのだが、かなり重要な内容ゆえにあまりペースを上げるワケにもいかず、ゆっくりと解説を進めていくことにした。

法学部への移動中、朝の寒さが嘘のように体感温度が上がってきて、ジンワリ汗ばむ陽気になってきた。丸ノ内線を後楽園で降り、東京ドームの横を歩く際は日陰を選んだほどである。

3時限目「社会学」は、「問題行動の根源」の最終回。前回に引き続き「正義」の解説であるが、今日は70年代の歌謡曲と80年代から90年代のニューミュージック、そしてアンパンマンを用いて具体的な事例を考察する。

講義を終えて息子の待つ幼稚園へ向かうとちゅう、秋葉原から乗った京浜東北線が東京で運転を見合わせた。鶴見〜川崎間で踏切立入があり、さらに赤羽では線路に人が立ち入ったとのことで、安全確認が取れるまで上下線全てで運転を取りやめるというアナウンスが入った。

30分近く遅延した状態のまま東神奈川にたどり着いたが、乗る予定だった横浜線はとっくに出発した後…。そして、私が乗った横浜線が小机で運転見合わせ。「あと1駅で鴨居なのに…」というタイミングでのことだった。

法学部を出て幼稚園まで2時間以上が経過していたため、息子を引き取った時には日がとっぷりと暮れていた。

いろんな意味で慌ただしく過ぎた2日間…。


11月21日(土)

昨日と今日のことを、まとめて…。

昨日も鉄道のダイヤに悩まされながらの通勤だった。朝、息子が “かなり” 早起きをしたので、私が息子を幼稚園に送って行くことにした。通常なら金曜日は幼稚園へ妻が息子を送っていくところ、私が送って行っても十分間に合う…いや、“かなり” の余裕を持って日大看護に到着するくらい早くに家を出たのである。

ところが、鴨居で乗り込んだ横浜線がなかなか出発しない…。京浜東北線で運転見合わせがあった関係で東神奈川駅のホームが詰まっていて、しばらく横浜線も運転間隔を調整しながら運行するという。これでは予定していた東横線には間に合わない…と思ったが、東横線もダイヤが乱れていた。しかし、遅延した電車には「これでもかっ!?」というくらいの乗客が…!?

結局、仕事前に疲労困憊するのを避けるべく、次の各駅停車で千川に向かうことにした。が、その東横線も副都心線内で運転間隔調整が入り、“かなり” の余裕を持って日大看護入りする予定が、遅刻こそしなかったものの大した休息も取れない状態に…。

2時限目「社会学」は、「コミュニケーションの構造」の2回目。前回の内容を念入りに確認後、それから「接触」「コード」「メッセージ」「コンテキスト」などについて解説した。

雨が降りそうで降らなさそうな雲行きの下、徒歩で千川に戻り、有楽町線で市ヶ谷へ。通信教育部への移動は、ダイヤの乱れなどなく予定通り。

4〜5時限目「社会学」は、今回を以て「代表的国家体制」の解説が終了となった。その最終回は、「君主制」「共和制」の比較。立憲君主制の代表格としてイギリスの話をしたついで(?)に、英連邦王国の簡単な説明も加えてみる。

急いで帰宅し、夕飯を食した後、出掛ける支度をする。

実は、今日の昼過ぎから介護老人保健施設でのボランティアの音楽会を行ったが、昨夜はその練習があったのである。妻の職場の職員さんとのセッションもだいぶ息が合ってきて、介護老人保健施設という場での演奏スタイルを考える余裕も生まれつつある。

ただ、今回は施設内の2箇所を掛け持ちすることになっていたため、息子を連れて行くワケにいかず。その事実を息子に告げると、地団駄踏んで悔しがる息子…。その悔し涙に、息子もボランティアの演奏にハマってしまったらしいことを悟る。

施設内1箇所目の演奏は短めに終える予定だったのだが、思いのほか盛り上がり、アンコールまで出たので、2箇所目の開始時刻が少し遅れてしまうほど。こちらもそれなりに盛り上がり、アンコールも…。

今週は妻の職場でも音楽会があり、1週間に2ステージをこなしたことになる。ギター漬けの日々…。30年以上前の自分より、十数年ぶりにギターを手にした今の自分のほうが細かなフレーズを弾きこなしている不思議…。


11月24日(火)

巷では、21日から昨日の勤労感謝の日までが連休…、それも3連休となったワケなのだが、私は今日もオフとなったので一応4連休となった。

土曜日は、ボランティアの音楽会。一昨日は、家族そろって新横浜と鴨居界隈へ。昨日、妻は仕事に出たが、私はオフだったので、息子と一緒に買い物に出て、その足で妻の職場へ向かい、仕事上がりの妻と合流して帰途に就いた。

そして今日、妻も私もオフ! 妻は息子を幼稚園に送った後にリハビリに出掛け、私はどうしたことか体が動かず。一日の大半を寝て過ごすことになった私だったが、それでも息子を幼稚園に迎えに行き、明日以降の仕事に支障が出ないように体を動かしておく。

今日の不調は、おそらく連休に限らず仕事の準備を夜中に行っていたことが原因ではないかと…。就寝時間の不規則さが、今日のようなオフ日の気が緩んだところで一気に表出してしまったように思う。規則正しい生活を心がけ、年末に向けてもうひと頑張りしたいところである。


11月25日(水)

真冬がいきなり来たような寒さ…。

息子を幼稚園に送る時、「とにかく風邪をひかさないように…」と、息子の防寒対策をシッカリしたのだが、自分の防寒を忘れてしまった私…。午前中は、それでも何とかなった。バス、横浜線、新幹線…と順調に乗り継ぎ、新幹線を降りれば駅前には国際関係学部の校舎…。ここまでは、寒さをあまり感じずに済んだ。

ところが、講義を終えて延長保育中の息子を迎えに行った際は、事情が違っていた。新幹線や横浜線をホームで待つ時間を減らしつつ鴨居へ戻ったが、ここでバスがなかなか来ない…。幼稚園で息子を引き取る際も、冷たい風が吹き抜ける…。そういえば、息子を送って行った時、教室ではストーブが作動していたなぁ…ということを思い出した。その記憶が、余計に体感温度を下げてゆく…。

息子と一緒にバス停にいる時も、容赦なく冷たい風が吹き付けてきたが、父親が息子の前で弱音を吐くワケにはいかないという一心で、編成を装い続けた私…。

講義は、先週水曜日から「日本(人)的コミュニケーション」の解説に入ったが、月曜日が祝日で休校だった関係ですっかり間があいてしまい、前回の講義内容を10分以上かけて振り返ることに…。そして、“全人類共通に見られるコミュニケーションの法則性や構造” についての説明として「接触」「コード」「メッセージ」「コンテキスト」などについて解説した。

夕食後、20時前に家を出て、妻の職場のスタッフさん宅で音楽会の打ち合わせと音合わせ。22時前に帰途に就いたが、雨と風の勢いが増してきて、傘をさしてもしんどい状態…。

この雨風は、明日の午前中も続くらしい。特に明日は朝が早いので、首都圏の鉄道に影響が出なければ良いのだが…。


11月26日(木)

雨と風は昼前におさまったものの、朝はそれなりにヒドイ状態…。おかげでバスは遅れるは、電車に乗り遅れるは、上っ張りを着ていても寒さが厳しいは…で、ふじみ野に着いても生きた心地がしない有様。

とりあえず、いつもと同じ時刻に文京学院大学に到着したのだが…。講師室では、私が使うことになっていたノートパソコンが見当たらない!? どなたかが昨日使用して、そのままにしているらしい。さらに、教室に向かうと、誰もいない!?

1時限目「フィールドワーク論」は、始業チャイムが鳴った時に学生1名という状態だった。それも、先週欠席した学生…。そこで、先週の講義と同じ内容を語ることにしたのだが、開始から20分ほど経ってから “唯一の全出席学生” が教室に到着! 事情を説明し、先週の講義を “おさらい” 代わりに聞いてもらった。

ただでさえ履修学生が8名という状況で、出席者が2名…ということで、グングン先に進むワケにはいかないという判断をしていた私だったが、ここまでくるとシラバスに書かれた内容を全て解説しきれるのかどうかという問題が発生してしまうため、講義後に教務グループに立ち寄り、事情を説明する。

一方、法学部のほうは履修登録者が300名超のため、1時限目とは全く状況が異なる。3時限目「社会学」は、今週と来週で「問題行動の誤対処」について語ることにしている。今日はまずその全体像を説明し、「人生縮小化」「リセット」「リロード」などについて解説する。

文京学院大学から法学部への移動には丸ノ内線の後楽園駅を利用しているのだが、今日は帰りも後楽園駅に向かった。東京ドームシティやメトロ・エム後楽園で買い物を済ませ、池袋を回って副都心線・東横線に乗り継ぎ、横浜線で鴨居へ…。そして、延長保育中の息子を引き取って帰宅。

明日は朝が要らない陽気らしいが、気温と風力やいかに!?


11月27日(金)

午前中の仕事がなくなったので、今朝はのんびり寝坊モードで…。

妻は、息子を幼稚園に送った足でリハビリに出掛け、昼前に帰宅した。妻と一緒に昼食をとり、一緒に近所のドラッグストアへ買い物に行き、一緒にバスに乗り、妻は途中で下車して仕事に入り、私は鴨居駅まで向かう。

横浜線も田園都市線・半蔵門線もダイヤ通りの運行で、有楽町線への乗り継ぎも至極順調。予定通り通信教育部に到着した。

4〜5時限目「社会学」は、シラバスの順序を変更し、今日から3週連続で「国際社会と大衆文化」について解説することにした。今回はビートルズを媒介にして純粋芸術と大衆芸術、限界芸術の違いを90分間説明する。

急いで帰途に就き、夕飯をとり、妻の職場のスタッフさん宅で明日の音楽会の打ち合わせ&音合わせ。

午前中ののんびりモードとは一転、午後はあくせくモード…。結局、一日ずっとのんびりしているのは、私には難しいのかも…と思う。


11月29日(日)

例によって、週末の話をまとめて…。

昨日は、小規模多機能型居宅介護事業所でのボランティアの音楽会に出演した。もちろん、妻の職場のスタッフさんとのセッションである。この施設での前回の音楽会を終えた後、『あずさ2号』や『なごり雪』などをリクエストされていたので(具体的な曲名を挙げてリクエストされることは、介護老人保健施設での音楽会も含め滅多にない)、それらの曲を仕上げての演奏となった。それ以外は、昭和20年代から50年代の曲を中心としたラインナップ。

音楽会の最後に、息子が『おかえりのうた』をギターの弾き語りし、拍手喝采。

今日は色々と買い物だの用事だのがあり、午後から家族そろって出掛けることになった。今日のメインイベント(?)は、妻の検眼とコンタクトレンズ購入である。学生時代から妻はコンタクトレンズを使用していたが、妊娠・出産を機にメガネに替え、それ以来コンタクトレンズを使用することはなくなった。それで、久々のコンタクトレンズ装着ということになるため、眼科での検査を受け、コンタクトレンズの相性を確かめることに…。

それにしても…、コンタクトレンズの価格がかなり安くなっていることに驚いた。私も大学2年生から3年生にかけてコンタクトレンズを使用していたのだが、その時は “使い捨て” という選択肢は(ほとんど)なく、価格もかなり高かった。その分、長期にわたって使用することが出来たということなのだろうが、店頭に並んだコンタクトレンズの数々を見て、あの頃の価格と比較をしてしまった私…。

今日は、買い物の途中で息子の幼稚園の先生数名とバッタリ会い、さらに私の出講先の1つでお世話になっていた教員とも再会…。日常的に顔を合わせている人と “いつもと異なる場所” で会ったということだけでビックリするのは、非日常性の為せるワザか?」などと思いつつ、「まぁ、休日にも会うというのは “縁” がある証拠かも…」という気持ちにもなる。

明日からまた講義に入るワケであるが、今週はいつもとはちょっと違った幕開けになるので、今夜はいつもよりちょっと準備の仕方にも違いがあって…。


11月30日(月)

現在、月曜日と水曜日の3時限目に国際関係学部の「日本社会」を担当しているが、今年度は月曜日にしても水曜日にしても欠勤したことは一度も無い。しかし、今日の1時限目に「日本社会」の補講をした私…。

というのも先月、国際関係学部では講義時間数調整のため10月29日(木)を月曜日の振替授業日とした。木曜日は文京学院大学と法学部への出講日にあたっているため、国際関係学部の出講がかなわず、やむを得ず休講という措置を取った。その補講を今日の1時限目に実施した次第。

よって、今日は「日本社会」の講義が1時限目と3時限目の2コマ実施されたことになる。

補講実施のため、いつもよりもかなり早めに家を出て、新横浜7:46発の新幹線に乗り込んだ。車内のポカポカと、睡眠不足と、熟睡するには十分すぎるくらいの条件が整っていたが、熱海直前で目が覚め、「よかった! 三島で乗り過ごさずに済みそうだ!」と安堵した次の瞬間から意識が飛んだ。次に目を覚ました時、すでに新幹線は三島で停車中。目が覚めるのが30秒遅かったら、おそらく新富士まで連れて行かれたことだろう。そして、1時限目の補講に遅刻することに…。

朝から冷や汗ものである。

帰りも、小田原あたりでウトウトし始めたので、携帯電話のアラームをセットして、乗り過ごしを防止した。これが功を奏し、事なきを得た。

さて、講義は「日本(人)的コミュニケーション」の続き。いよいよ “日本(人)的” の部分を中心に語ることになるが、冒頭で童謡『シャボン玉』を鑑賞し、その詞に隠された部分を読み取り、それをきっかけに日本のコミュニケーションの特殊性について「婉曲表現」「多義性」「比ゆ」などの部分を中心に語る。そして、DEENとZARDの『翼を広げて』の歌詞に見られる表現や、赤い鳥の『翼をください』の英訳を通して、具体的な理解を深めることにした。

仕事帰りに延長保育中の息子を引き取り、延長保育の返却を受けると…、そこには「12月」の文字が!?

明日から師走。朝から少々体調が思わしくなかったが、2015年も残り1か月というところで倒れるワケにはいかないのである!


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