2015年10月のぼやき
10月1日(木)
いつの間にか、2015年の4分の3が終了していた…。
昨日から少々体調を崩し、ジックリと「ぼやき」を更新できるような状態ではないので、昨日と今日の話は明日まとめてアップする予定。
10月3日(土)
10月1日の段階で体調絶不調だった私…。
水曜日の夜からノドの具合がおかしくなり、ノドの不調が体全体に伝播してしまったらしい。木曜日の講義後に通院したのだが、木曜日は医院が休診するところが多く、かかりつけの耳鼻咽喉科も例に漏れず。
そこで、偏頭痛治療でお世話になっている病院の内科を訪ね、耳鼻咽喉科で処方されているのと同様の薬を処方してもらうことにした。
薬の効果は出ているのだが、だからといってすぐにノドの具合が良くなるワケでもなく、声も出しにくい状態であることに変わりがなく、なるべく声を低く抑えて、マイクが使える教室ではマイクをためらうことなく(?)使用し…と、木曜日と金曜日の講義を成立させるよう気をつけた。
とりあえず、水曜日から金曜日までの状況(情況)を…。
9月30日(水)
本来なら、水曜日は国際関係学部の3時限目「日本社会」のみの担当であるが、この日はイレギュラーで沼津市立看護専門学校の「文化人類学」を1時限目に担当することになっていた。前日の9月29日に初講を迎えたばかりの「文化人類学」を、2日連続で担当する…。昨年も、沼津での初講と2回目の講義が連日で入っていたような…。
6時半過ぎに家を出ても1時限目には十分間に合うのだが、首都圏の鉄道事情に懐疑的な私は、6時過ぎに家を出て、予定より1本早い新幹線に乗ることにした。新横浜から7時前の新幹線に乗っていると、携帯電話にダイヤ情報メールが…。横浜線で架線トラブルが発生し、7時過ぎから運転を見合わせているという。私の予感は、見事に当たった…ということになる。早めに家を出たことが功を奏し、講義に穴を開けずに済んだ。
三島からの東海道線乗り継ぎもスムーズで、片浜には7:44に到着。時間に余裕があるので、タクシーは利用せずに徒歩で学校へ向かうことにした。それでも、8時過ぎには学校入り。
「文化人類学」の講義は、前日に引き続き「文化(culture)とは何か?」をテーマに、特に「知識-技術」「状況(情況)的影響」「絶対-相対」に関する解説をする。
講義後、タクシーで片浜駅へ移動し、国際関係学部へ急いで移動する。いつもより30分近く遅い到着だが、それでも11時過ぎに講義の準備に取りかかる。
3時限目「日本社会」は、まだまだ「日本(人)について学ぶ必要性」をテーマにした解説が続く。この講座名は「日本社会」である。が、「日本」については今後解説が開始されるのそこまで説明を保留するとしても、「社会」とは何かということを理解していないとこの講義そのものが理解できなくなるため、「社会」の定義・構造を語り、人間関係を維持するために必要と思われる条件を考えた。
いつもの倍の講座を担当したとは言え、1×2=2ということで、珍しいことをしたような気分は全くなし!
帰りに、延長保育中の息子を幼稚園で引き取る。夜から天気が崩れるという情報があり、空にも怪しい雲が立ちこめてきたので家路を急ぎたかったのだが、買い物しなくてはならないものがあり、急いで寄り道…。
そして、その夜…。
10月1日(木)
深夜から天気が崩れだし、未明には強い風と豪雨…。
6時前に家を出た時には雨は上がっていたのだが、近所の路上には木の枝や葉っぱなどが散乱し、風の猛威を思い知らされた。そして、心配された鉄道のダイヤの乱れもほとんど無く、無事に文京学院大学入りする。
1時限目「フィールドワーク論」は前回初講を迎えたばかりだが、時間割の組み合わせによるのか、私の講義の評価が低かったのか、理由は定かではないが学生の集まりが芳しくなく、それでも履修登録者数は開講するのに必要な人数がギリギリ揃っていた。果たして今週は…という不安があったが、私の講義を聴きたいという学生さえいればそれで良いと思い直す。
教室には学生が5名…
今回からしばらく、「フィールドワークの目的」をテーマに解説することになる。この講義の取り扱うのは “社会科学におけるフィールドワーク” であるため、まずは自然科学と社会科学の相違点から説明し、社会科学においては「原因と結果が単一的ではない」がゆえにフィールドワークを行う意義がある…という話で講義終了。
スクールバスでふじみ野駅に戻り、東武東上線快速で池袋に出て、丸ノ内線で後楽園へ…。東京ドームでは某グループのライヴが行われるらしく、老若男女ひしめき合っていた。都民の日であることも、この盛況に拍車をかけていたのだろう。
法学部に到着する直前、空からパラパラと…。
3時限目「社会学」は、「問題行動の根源」をテーマに解説を進めているが、今回は「行為」「行動」の違いを明らかにすることで「問題行動」の性質を理解しようという試み。しかし、体調不良ゆえに思ったように解説が進まず、結論部分を残した状態で講義が終了してしまった。
校舎を出ると、傘なしではちょっと歩けないような雨…。体調が優れないところに悪天候のパンチ! 帰りに通院することにしたのは、上述の通りである。
10月2日(金)
日大看護「社会学」がようやく開講し、これで私が2015年度に担当する全ての科目に出講したことになる。
朝からJR各線の遅延や運転見合わせの情報が引っ切りなしだったので、東横線・副都心線経由で池袋に出ることにした。いつもは千川から徒歩で日大看護入りするのだが、自らの体調を考え、体に負担をかけないようバスを利用した。
2時限目の始業チャイムとともに教室に入り、まずは「レディネス」に関する注意をし、それからこの講義の目的、目標、展開方法などについてガイダンスを行った。初回は適当に顔合わせ程度で…という選択肢も無くは無かったが、「最初が肝心!」ということで、それなりに厳しい話をする。
午後はいつも通り通信教育部での講義なのだが、今週の講義を全て無事に終了させるため、体力を温存するべくバスで千川駅へ移動する。そこから市ヶ谷までは有楽町線で乗り換え無し! 移動としては、とっても楽である。
通信教育部の4〜5時限目「社会学」は、後期からテーマを「現代の国際社会」に設定し、社会学の考え方を国際関係理解に応用するのが目的である。今回から4回連続で「国際社会とは?」という基礎的部分を理解してもらうことになるのだが、今回はまず「社会」の定義を改めて確認し、「国際」と「民際」の違いを理解し、「国際」という言葉が示す意味・範囲などについて概要を語る。その後、マックス・ヴェーバーの理論(暴力装置など)を参考にしつつ、国家間の緊密な関係性を説明した。
無事に今週の講義を全て担当し終えたが、体調不良は私を容赦なく襲っていた…。それでも、通院したことで症状はさらに悪化するのは避けられ、倒れるような事態には陥らず。
そして今日、私は仕事がないので、家でゆっくりすることにした。が、朝から古新聞回収や書留の受け取りなどがあり、のんびりと寝ていられるような状態ではなかった。
なるべく声を出さないように心がけてはいても、家族と会話しないワケにもいかず、息子も容赦なく話しかけてくる。しかし、一緒にいるのに何も話しかけられない…という状況よりはマシかと…。
10月4日(日)
昨日の夜からノドの具合がさらにヒドくなり。声を出すのも億劫になってきた。
今朝、声は出ることは確認できたが、ハスキーさに磨きのかかった、それでいてクルーナーボイスっぽい声になっていた。ハスキーでクルーナー…、とても講義に耐えられるような声ではない。明日までに、ノドをある程度まで復活させておかなくては…。
今月末はハロウィーンであるが、息子の幼稚園でもその話題で持ちきりらしい。
息子が、「ねぇ、お父さん、ハロウィーンの時、何って言うか知ってる?」と尋ねてきた。私が「え〜っ、知らないなぁ…」などと惚けてみたところ、
と、誇らしげに教えてくれた。
「トリック オア トリート」ではなく、「トリック オア ストリート」とは!? 子どもらしい勘違いが、何だかちょっとカワイイ。
そういえば、今日は我が母校・日本大学の創立記念日! 日曜日重なったため、本来なら月曜日に振替休日がくるところ、月曜日の講義回数は確保が難しいため、昨日が振替休日になっている。
ここ数年、講義回数の確保はどの大学でも徹底されていて、以前なら休講1〜2回程度なら補講をする必要もなく、半期なら12回、通年なら23回程度の出講をしていれば問題がなかったように記憶している。
それに、私が学生だった頃には初回と最終回の講義をしない教員がいて、それを問題視する風潮もなかった。ところが今は、半期15回、通年30回を徹底する大学がほとんどである。1回でも休講すればすぐ補講の手続きを取る点が、かつてとは大きな違いである。
明言はしないが、あの頃と今では “何か” が変わっているのだろう。その “何か” を産み出した元凶は何だったのか?
そんなことより、ノドの具合をどうにかしないと…。
10月5日(月)
妻が職場で負傷して、ちょうど1週間…ということで、仕事の前に整形外科で受診するという。それで、いつもなら私が息子を幼稚園に送り届けるところ、家族そろって幼稚園に向かうことになった。
私は…といえば、土日に少しは休めたので講義に耐えられるだけのパワーは回復していたようなのだが、まだまだノドの具合は “今ひとつ” という感じである。
国際関係学部に到着後、バッグの中身を見てビックリ! 講義用のクリアファイルを間違えて持ってきていたのである! 曜日ごとにファイルを替えているのだが、それを間違えた次第。頭がシッカリ回転していない証拠である。
しかし、講義用資料はスペアを大学に置いた状態にしてあり、学生に配布した資料の残部もあったので特に混乱(?)もなく、正午前には講義の準備が完了した。
3時限目「日本社会」は、今日で「日本(人)について学ぶ必要性」の4回目…つまり “ファイナル” となる。まず前回の補講内容を確認し、それから主として「日本人的発想」に関して一元的発想から多元的発想まで様々な考え方が生じることを解説した。その上で、昨今の国際関係を取り巻くグローバル化とローカル化、さらにそれらの衝突を避けるべく生じた “グローカル化” について簡単に触れ、日本(人)的な感覚の特徴を述べることにした。さらに、今日の講義内容に関する “小テスト” を実施し、声を出さなくて良い時間を作ってみたのだが…。
私に “無言” という所業は無理なようである。
帰途、新幹線の車内でウトウトし、そのまま小田原から品川の手前まで意識不明状態に…!? 要するに、新横浜を通過してしまったのである。「間もなく、品川に到着します」という車内アナウンスを聞き、「乗り越しのついでに、東京まで行ってみるか…」と、気分をすぐに切り替える。延長保育中の息子のお迎えは妻に任せてあったので、焦ることなく東京へ寄り道を決め込む。
東京に到着する直前、2人の外国人に「Is this Central Tokyo?」と尋ねられた。「セントラル東京?」という概念があるのかどうか、社会学者である私はその辺が気になって仕方がなかった。「セントラル・ロンドン」が「グレーター・ロンドン」の中に存在するが、果たして「グレーター東京」が存在するのか…?
いやいや、そんなことにこだわるよりも、目の前の外国人の疑問を晴らすことが先決である。とりあえず、わかりやすい答えをしようと思い、「Yes! This is final stop.」と答えておいた。それで、全てを察してもらえたようである。
その後、2人の外国人がとある日本人女性の元に歩み寄り、何やら声をかけた。すると、その女性が「ごめんなさい! 私、英語が出来なくて…」と日本語で答えていた。2人の外国人は、その女性にセントラル東京の件について尋ねたらしい。が、ラチがあかず、それで私に声をかけてきたようである。
東京駅周辺でいくつかの情報をゲット後、急いで鴨居に戻ると、幼稚園近くで妻と合流! 夫婦揃って幼稚園まで息子を迎えに行くことに…。
往きも帰りも、家族そろって…の我が家。
たまには、こんな日も良いのかも…。
10月6日(火)
バス好きの私としては、してはいけない大失態!?
今日は、2時限目に沼津市立看護専門学校で、4時限目に御殿場看護学校で、それぞれ「文化人類学」を担当することになっていた。往きは市が尾から7時過ぎの東京・河口湖号で御殿場に出て、御殿場線と東海道線で片浜に向かうつもりだった。
ところが、バスの予約が帰り分しか入っていなかったのである! そのことに気が付いたのは、昨日の昼前…。急いで高速バスネットにアクセスし、今日の往路分を予約しようと思ったのだが、すでに満席…。
やむを得ず、往きは新幹線利用と相成った。おそらく、これが本来の通勤方法なのだろうが、バス好きにはバス好きの “こだわり” があるので…。
さて、講義のほうは…。沼津では「文化(culture)とは何か?」の3回目。「日本人と西洋人の愛の比較」をするのが今日の主たる内容であるが、その前提として「社会」の定義・構造を語り、特に日本人の愛の特徴を解説する。
御殿場では、今日から「社会的動物としての人間」がテーマとなる。今日は人間が社会なしに生きて行くことが出来ない生き物であることを理解するべく、沼津と同様に定義・構造を語り、加えて人間関係を維持するために必要な条件を解説する。
全ての講義を終えた後、御殿場市内のドラッグストアに立ち寄り、咳止めの薬を購入する。そして、御殿場市立図書館前バス停へ徒歩で向かったのだが、久々に歩くルートだったこともあり、方向感覚に少しズレが生じてしまい、近道を選択したつもりが回り道になっていたり、曲がる角を間違えたり…。それでも時間に余裕があったので、特に問題があったワケでもなく、「あぁ、もうこんなに歩けるほどに体調が回復しているんだなぁ…」と、自分で自分のことが嬉しくなったり…。
とりあえず、明日もキチンと講義が出来そうである。
10月7日(水)
ノドの具合は、まだまだ復調とは言い難い状態…。
台風の影響か、今朝は強い風が吹き荒れ、鉄道のダイヤは乱れ、我が家周辺のバスのダイヤも乱れていた。息子を幼稚園に送っていく時も、冷たい風が容赦なく我ら親子に突き刺さってきた。
今日は国際関係学部の3時限目「日本社会」のみの担当だが、体調が優れないため講義の準備が家ではなかなか進まず、いつもよりちょっと早い10時過ぎに大学入りし、昼過ぎまで講義用資料の編集・印刷にあたっていた。
「日本社会」の講義は、まず最初に「外来語」にまつわる小テストを実施し、それから本論へ…。今日から3回連続で「日本(人)的 “愛”」をテーマにした解説に入るのだが、その導入として日本人の心に響くラヴソングの傾向性を実際に6曲(メドレー)を鑑賞して確かめた。もはや、これは恒例のイベントと言っても良い域に到達しているような感じである。そして、西洋の愛と比較しつつ日本(人)の愛の特徴を理解してもらうことにした。
小テスト中にしても、ラヴソングの鑑賞中にしても、ノドの負担を軽減する貴重な時間になるハズだったのに、終業チャイムが鳴る頃にはいつも通りのノドの疲労…。
帰りに、耳鼻咽喉科を受診する。まだまだノドは赤く腫れているらしいので、効きの強い薬が処方された。これで、体調が好転してくれることを願うのみ。
10月8日(木)
昨日処方された薬の効き目が現れてきているらしく、ノドが少し楽になってきた。しかし、副作用もスゴイようで…!?
前学期もそうだったが、木曜日は1週間で一番 “早起き” の日である。5時半前には身支度を整え、朝食を取り、6時前に家を出た。横浜線、東横線・副都心線、東武東上線…と、ふじみ野への移動が数年前に比べてとても楽になり、その分だけ講義へのパワーが増している…ハズだった。
1時限目の文京学院大学「フィールドワーク論」は、先週に引き続き「フィールドワークの目的」の解説。特に今回は「理論(theory)」の語源的な「テオリア」を中心に、主観を入れずにひたすら眺める(観想する)ことの大切さ・難しさを語る。
教室に集まった学生数は先週より増えたが、まだエンジンがかかりきっていないのか、関係性が温まっていないのか、教室には張り詰めた空気が支配的…。ノドの具合のこともあるし、テキストの準備が出来ていない学生も数名いたので、私としては珍しく20分ほど早めに講義を切り上げた。
早めに講義が終了したので、法学部への到着も予定より早くなった。落ち着いてお弁当を食し、講義の準備を済ませ、早めに教室入りした…ところまでは良かったのだが、その後で予想外の出来事が!?
今日の3時限目「社会学」は前回・前々回の講義内容を視聴覚的に理解してもらうため、DVDやCDがキチンと動いてくれないとどうにもならない。なのに、AVラックの鍵を開けると…、DVDデッキのみならず、CDデッキにMDデッキ、ビデオデッキにカセットデッキと、ありとあらゆる機器の電源が入れっぱなし状態!? おそらく、数日間ずっとこの状態が続いていたものと思われる。そのため、機器は全て高熱を放ち、いわゆる “熱暴走” 状態だった。
DVDデッキは電源が入ったり入らなかったりするだけでなく、トレイは全く作動せず。やむを得ず、今日はパワーポイント用に起動しているパソコンでCDやDVDを再生することにした。
講義冒頭で前回の「行為と行動」に関する確認を行い、DEENやZARD、FIELD OF VIEWのヒット曲を鑑賞することで「行為」と「行動」の違いを耳でも確認してもらう。そして、前々回の講義内容を違った角度で理解してもらうべく、恒例の「日本のアニメーションが韓国でどのように編集されるのか?」ということを紹介し、 「communis」が日韓でどのようにズレているのかを比較する。
ただし、DVDデッキが使用できなかったこともあり、結局は『クレヨンしんちゃん』の日韓比較にとどまる。
延長保育中の息子を引き取りに幼稚園に寄るが、運動会近くということもあり、園児たちの想いは昂じている。が、練習、練習また練習で、少々お疲れモード…。
私の体調が崩れていなければ、近所の公園でちょっとずつリレー競技の指導をしてあげられたのだが…。
10月9日(金)
ノドの具合は、だいぶ回復してはいるものの…。
今日は天気も良く、私が利用する交通機関は大したダイヤの乱れもなかった。鴨居から菊名、東横線・副都心線で池袋まで座ることは出来なかったものの、車内の混雑は大したこともなく、比較的ゆったりとした通勤…。
10時を10分ほど過ぎた頃に日大看護へ到着。先週のうちに印刷をお願いしてあった講義用資料の準備はスッカリ調っていたのだが、依頼をし忘れた資料が1種類あったため、急いで印刷室に入り、2時限目前の休み時間に教室へ持参し、当番さんに配布を依頼する。
一旦講師室に戻り、始業チャイムとともに再び教室へ。今日の「社会学」は、「状況(情況)判断」をテーマに、「疑似環境」「知識−技術」「絶対−相対」などについて、出来るだけ具体例を挙げながらの説明。
講義を終え、通信教育部へ移動。体調面のこともあるが、今週はまだまだ体力を温存しておかなくてはならないこともあり、バスで千川に出ることにした。そこから有楽町線で市ヶ谷…というのは、例年の通り。前学期は静岡から市ヶ谷への移動だったが、後学期は千川から市ヶ谷なので、その点ではかなり時間的にも体力的にも余裕がある。
通信教育部の4〜5時限目「社会学」は、前回から「国際社会とは?」をテーマに解説を進めているが、前回の解説でマックス・ヴェーバー理論を紹介したので、ついで(?)ではないが今日もマックス・ヴェーバーを手がかりに「支配」「権威」などを説明し、国家間の関係性などを考えてみた。
さてさて、明日は息子の幼稚園の運動会。息子にとって、幼稚園生活最後の運動会…。
10月11日(日)
昨日から、巷では3連休!
3連休初日の昨日、息子の幼稚園で運動会が開催された。
息子にとって幼稚園生活最後の運動会…ということもあり、気合いを入れて早起きし、運動会の行われる中学校へ早めに向かった。列に並んで良い時間は8時からということだったのだが、「10分くらい早く行っても大丈夫だろう!」「もしかして、一番乗りだったりして!?」などと思い、息子と一緒に早めのバスに乗った。しかし…、すでに5グループが列を作っていた。
開場時間は8時半だったが、その20分前には長蛇の列…。その頃、お弁当を持って妻が合流!
長い列は道路にも差しかかってきたので、安全面が最優先されて予定より5分早く場所取りが始まった。
我ら家族は、入場門の真横、最前列に陣取った! “ほぼ全て” の家庭でビデオカメラの準備がされていたので、おそらく “ほぼ全て” の家庭で撮影された映像に我ら家族が映り込んでいるものと思われる。最後の運動会で、かなり目立つことをしてしまったような…。
年長さんは、午前中に親子競技、綱引き、団体演技(お遊戯)、組み体操があり、午後は鼓笛隊、クラス対抗リレー、親子ダンス(全学年)と、出場競技が盛りだくさん! そして、親子競技、綱引き、リレーという順位を競う競技では全て1位!
鼓笛隊では、息子はハンドドラムを担当。今までに鼓笛隊では小太鼓、中太鼓と担当してきたので、最後に大太鼓を狙ったらしいが、ジャンケンであえなく敗退し、ハンドドラムという何ともカワイイ楽器の担当に…。息子に野心があったことは認めるが、どうやらそれは空回りしたようである。それでも、人数の関係でかなり目立つポジションだったため、それなりに…。
妻が肩を負傷中なので、親子競技もダンスも私が参加…。おまけに、午後には父母と職員による競技もあり、私もクラス代表の一人として参加!
この父母・職員競技、今年は「けつ圧リレー」である。その名からもわかるように、風船をお尻で割るのである。イスのある所までダッシュし、風船を割り、再びスタート地点に戻ってリレーする…。我がクラスは風船の膨らまし方から割り方から策を練りに練ったものの、結果は…(以下、自主規制)。
リレーの時、我がクラスだけ事前に極秘のプロジェクトが進行していた。それは、「クラスカラーの黄色い鉢巻きをして、黄色いナプキンを振って子供たちを応援する」というものだった。妻に代わって(?)これも私が参加! リレーのスタート位置は正面と向こう正面に分かれているので、それぞれの子どものスタート位置によって親の集合場所も二手に分かれた。リレーの準備が調うと、親も応援モードに…。トラックの2箇所に黄色い集団が現れたので、場内はしばし騒然となる。そして、リレーが始まると大きな歓声!? 一際目立っていた…というか、一際浮いていた…というか、トラックを走っている子供たちも親たちの狂喜に戸惑いながら…。
リレーの後、色々な人たちから「応援の勝利ですね!」と声をかけられるが、正気に戻った時に誉められると少々気恥ずかしい想いが…!?
通院の成果もあってノドの調子が復調していたハズなのに、リレーの応援で再びノドを痛めた私…。
練習では息子の番でいつも最下位になり、後半で一気に他クラスを突き放すという状態だったらしいので、息子さえシッカリ走っていたら楽に勝てるハズなのである。運動会前日、近所の公園で妻が息子にリレーの猛特訓をしたらしい。バトンの受け取り方、渡し方、走り方などなど、とりあえずクラスメイトの足を引っ張らないように…と指導したらしい。その甲斐あって、昨日の息子の走りは、他の園児に比べたら「???」という感じではあったが、今までで一番良い走りだった。
息子と「運動会で頑張ったら、スシローに連れて行ってあげる!」という約束をしていたので、今日の夕方は息子と一緒に外食。テレビのCMで「お子様向けキャンペーン、ゴー!ゴー!キッズ第3弾!」などと言っているのを見て、それでスシローに行きたいと言い出したのである。キッズメニュー5皿以上を店内で食べると、「ダッシュトミカ」か「プリンセスプリキュアのおもちゃ」のいずれかをもらえるという。
18時前、東神奈川のスシローに到着。この時点で「175分待ち」と表示されていた。息子に意思確認すると、「待つ!」と言う。番号札を受け取る際、テーブル席限定かカウンターでも良いかを選択するのだが、ここで私はカウンターでも良いという選択をする。
息子は、店の外の国道15号線をずっと眺め、「バス、来ないかなぁ…」と、バス探しで時間を潰していた。しかし、「175分も待つことは無いとは思うけど、果たして息子が耐えられるかどうか…」という不安が…。

店員さんが番号を読み上げるが、待ち時間の長さに尻尾を巻いて逃げてしまった人が多かったらしい。そして、テーブル席限定にしなかったことが功を奏し、1時間ほどで我ら親子の番号が呼ばれた。席に着くなり、息子は戦闘状態! 「さぁ5皿、食べるぞぉ!」と息巻いていた。が、食事中、しばらくしてメニューに挟まっていたキャンペーンの案内を見て、事態が一変する。何と、息子が欲しがっていた「トミカ」は配布が完了してしまっていたのである!?
午後、スシローの店舗に電話し、東神奈川店ではまだ「トミカ」があるという情報を得て、それで来店したのだが…。息子にその事実を伝えると、「有り得ない!」「電話で(「トミカ」があるって)聞いたんでしょ?」「店員さんに確認する!」「プリキュアだったら要らない!」「何ももらわなくていい!」などとグズり出してしまった。少し時間をかけて説得し、「もらえるものだったら、プリキュアでももらっておいたほうがいい」という話になったのだが…。
レジで会計をする際、恨めしそうな顔をしている息子に、店員さんが「こめんね…」と切なげにつぶやいたのが、物悲しいやらわびしいやら…。
息子との約束は「スシロー」「トミカ」だったので、帰りにトミカの好きなミニカーを買ってあげることにした。キャンペーンのグッズを手に入れられなかった悔しさを全て拭い去ることは出来なかったが、それでもトミカを手に入れたことには違いない…と、気持ちをちょっと入れ替えてポジティヴな気分で家路に就いたのだった。
さて、巷では3連休なのだが、私にとっては3連休ではなく…。そう、明日は仕事である。
10月12日(祝)
「体育の日」である。が、私は国際関係学部へ…。
月曜日の講義回数調整のため、ここ数年やたらと休日出講がある。3連休最終日は、新幹線に乗って三島へ行くところからスタートである。当然、息子の幼稚園はお休みのため、いつものように息子を園に送り届ける必要も無く、今日は昼前に三島入りするような感じでノンビリゆったり通勤である。
3時限目「日本社会」は、前回に引き続き「日本(人)的 “愛”」について。復習を兼ねて、前回鑑賞した6曲(メドレー)を改めて紹介し、新たな解説として「慈悲」「甘え」などをもとにしながら日本(人)的な “愛” の特徴と副作用を説明する。
帰りに、妻と息子が新横浜に向かっているという連絡を受け、新横浜で家族全員集合! 聞けば、妻と息子は最初ららぽーと横浜に行ったらしいが、思うところあって新横浜へ移動したらしい。その際、息子が移動方法について熱く語った結果、ららぽーと横浜から横浜市営バスの新横浜駅行き(41系統)に乗ることになったという。
家族そろって秋物の衣類を選ぶが、特に息子のものが多くなる。というのも、息子の成長が早く、ある程度の成長幅を予測して購入したハズの衣類が “ツンツルテン状態” になってしまったのである!? それで、息子のものを第一に選んだのだが、やはり大人のものも…ということで、ちょっと大きな買い物をする。
帰宅後、私はギターとアンプを持って、妻の職場へ…。今日、妻はオフ日なのだが、なぜか社員でもない私が…!? 今週水曜日、妻の職場で月例の音楽会が行われるので、その打ち合わせ&練習のために出掛けたのである。私が妻の職場を訪ねても、何ら違和感なく私を受け容れてくれるスタッフさん方…。18時半から21時頃まで、念入りに演奏予定曲をチェックする。
こうして、3連休は幕を閉じた。
しかし、私の性格を考えると、長い休みに入らないほうが心身ともになまらなくて良いのかも…?
10月13日(火)
火曜日は、「文化人類学」DAY。いつもなら、2時限目に沼津市立看護専門学校、4時限目に御殿場看護学校への出講であるが、今日は沼津市立看護専門学校への出講のみ。ただし、1〜2時限目連続の講義。看護学校ゆえ、学生が実習に出たり、色々な入試があったりで、コンスタントに講義回数を確保できないので、回数調整で今日は2コマ連続講義となった次第である。
今日は「文化(culture)とは何か?」の解説をまとめることにし、「文化(culture)」の意味・概念そして機能に関する解説を2時間かけてジックリ行う。
2時限連続講義を終え、講師室でお弁当を食していると、事務職員の方が、「12時半にタクシーを呼んでおきました」と連絡に…。今日はあとの仕事がない上、帰りは富士急沼津営業所を14:15に出発するさんさんぬまづ・新宿号利用である。「バスの出発まで、どうやって時間を潰そうか…」と考え、とりあえずお昼をゆっくり食そうかと思っていたら、思いがけずタクシー予約!?
たしかに、今の私は筋肉痛…。やはり、タクシーを呼んでいただいて正解である。いつもはタクシーで片浜駅に戻るところ、今日は沼津市立病院まで乗せてもらうことにした。
タクシーで市立病院に到着したのが13時前…。病院とバス営業所の間にあるファストフード店でしばらく過ごし、体に無理をかけないよう時間的に余裕を持ってバス営業所に移動する。そして…、念のために見たバス停で、愕然とする…。

今まで、沼津で2時限目を終えて帰途に就く場合、高速バスで東名江田に戻るのには14:15のバスが最も早い便だった。なのに、13:10発の便が設定されていて、おまけに「毎日運行」とある。この事実にもっと早く気づいていたら、時間を潰す必要もなく、1時間以上早く帰宅できたのである!
これを教訓に、次回からは13:10の便を利用することにしよう。
お客さんの乗車扱いと、東名高速道路の工事渋滞…。東名江田には20分遅れで到着した。あざみ野駅まで徒歩で移動し、地下鉄で新横浜へ…。量販店でオーディオケーブルを購入し、帰途に就いた。
明日は、講義よりも移動で忙しい一日になりそうである。筋肉痛はどうなることやら…。
10月14日(水)
息子の幼稚園は、先週の土曜日に運動会を挙行。そのため、昨日は園の代休。もっとも、昨日は妻も私も仕事だったため、息子は幼稚園の預かり保育…。ただ、正規保育としては今日が今週初日ということになるため、お友だちとは久々(?)の対面である。
息子を幼稚園に送り届け、国際関係学部に向けて出発! 今日の3時限目「日本社会」は “ひたすら” CDを使用しての解説となるため、なるべく早めに大学入りして、持参したCDと教室備え付けのAV機器との互換性を念入りに確認したいところ。
満を持して始まった今日の講義は、最初に西洋人の愛の特徴を理解するべくジョン・レノンの名曲『LOVE』の分析を行う。そして、60〜70年代の日本のヒット曲を用いて「日本(人)的 “愛”」の特徴を理解することにした。例によって、『あの素晴しい愛をもう一度』『或る日突然』『よろしく哀愁』『やさしい悪魔』といった、学生たちには馴染みが薄い曲を毎回毎回紹介し、純度の高い日本人の “愛” の表現について考えてみた。
講義後、いつもと同じ新幹線に乗り込んだが、私の心境はいつもとは全く異なった状態…。16時から妻の職場の音楽会に出演することになっていたのである! 先月に引き続き…というか、妻の職場の “月例イベント” と化した音楽会…。今回の音楽会の選曲は、子ども向けの6曲に70年代フォーク3曲、あわせて9曲。“お客さん” は小学生から高校生…。年齢的に幅があるので、曲の選び方には “それなりに” 悩むのだが、子供たちは “それなりに” 盛り上がってくれる。しかし、みんな一緒に盛り上がれるような曲を見つけるのは、なかなか難しいものである。そこで、今回は一部の曲で(夏の音楽指導の時と同じように)楽器を子供たちに持たせて、リズムを取ってもらうことで一体感を得ようとした。
音楽会の始まる前、来月の音楽会の日程を知らされた。要するに、本当に “月例イベント” となったのである! 来月は、もう少し子供たちを盛り上げたいところである。
10月15日(木)
体が、木曜日の早起きに慣れてきたような…。
6時前に家を出て、ふじみ野まで乗り継ぎも順調に行き、文京学院大学のスクールバス乗り場へ…。大学に到着するまでは、全てが予定通りだった。
しかし…、講義開始15分前に教室入りし、パソコンのセッティングをして1時限目「フィールドワーク論」の開始を待っていたのだが、なかなか学生が集まらない…。履修登録者数9名というのも過去最低ながら、今日の出席者が4名のみという有様!? 途中で遅刻者が入ってきても講義にスッと入れるようテンポを落としながら講義を進めたが、講義中に教室のドアを開ける者は現れず。
今日で「フィールドワークの目的」の解説をとりあえず終えることにしているので、やはり、この状況はツライものがある…。それでも、文献や資料を “うのみ” にすることなく調査を行う必要性について語り、次回以降の講義への橋渡しだけはしておいた。
来週、今日欠席した学生たちが現れるかも知れないので、なるべく解説内容をセーブし、講義を早めに終わらせて、スクールバスに乗り込んだ。
法学部へ到着すると、先週のDVDデッキ不具合について報告があった。教室備え付けのDVDは完全に故障していたということで、講義でDVDを再生する際は教員室にある持ち出し用デッキを使用するよう言われた。が、教務課と情報センターの職員さんに立ち会ってもらって教室でDVDデッキをセッティングしたのに、私が持参したDVDの全てをデッキが受け付けてくれなかった。
結局、先週と同じくパソコンを使用してDVDを再生することに…。
3時限目「社会学」は、前回の「日本のアニメーションが韓国でどのように編集されるのか?」という解説がDVDデッキ不具合によって時間内に収まりきらなかったこともあり、今日も韓国で放送された日本のアニメーションについて語ることにした。『ドラゴンボール』『クレヨンしんちゃん』『それいけ! アンパンマン』『とっとこハム太郎』のオープニングを日本版・韓国版の映像比較・音楽比較をしたのだが、予想以上に時間がかかってしまい、他の作品については紹介できず。
帰宅して、夕飯をとった後、介護老人保健施設や小規模多機能型居宅介護事業所で行っているボランティアの音楽会に向けての練習をするため、外出する。演奏は妻の職場の職員さんとのセッションであるため、音をシッカリ合わせておく必要がある。1時間半ほど練習し、曲の流れやアレンジ、コーラスなどをシッカリ確認しておく。
次の演奏は、今週土曜日…。それまでに今日の練習の成果を発揮できるよう、独りで練習しておかないと…。
10月16日(金)
久々の雨…。体感温度はかなり低くなり、冬が来たような感じさえする一日だった。
雨のせいなのか、バスは遅れ、予定していた横浜線に乗り遅れた。しかし、菊名で東横線のホームに移動した時、ちょっと様子が…。東横線もダイヤが乱れていた。そのため、予定していた電車に乗ることは出来たが、予定よりかなり遅れて池袋に到着した。
よって、日大看護への到着もかなり遅れたが、それでも講義開始20分前には出勤簿に押印。
2時限目「社会学」は、前回までの復習を念入りに行った後、「社会(学)とは何か?」に入る。社会学の研究対象である「社会」を定義づけ、そこに見られる人間関係(仲間意識)が相対的であることを述べたところでタイムアップ。
雨の様子を伺いながら、通信教育部へいつもより少し遅めに移動する。
4〜5時限目「社会学」は、今日も「国際社会とは?」がテーマ。今までよりも具体的な話を…ということで、「パスポート」の機能・目的について説明し、“日常” から “非日常” への “出境” と “入境” について「観光の変遷」「国際空港」などをもとに具体的に語る。
気候のせいか、午後から頭痛が…。時間を追うごとに徐々に痛みは強まってきたため、鎮痛剤を…と思ったのだが、こういう時に限って薬を入れたポーチを家に忘れてくる有様。とりあえず講義は無事に終了したので良かったが、一時はどうなることかと…。
10月18日(日)
週末の話をまとめて…。
17日(土)は、昼過ぎから先月も訪ねた介護老人保健施設でボランティアの音楽会に出演した。妻の職場の職員さんとのセッションも、介護老人保健施設や小規模多機能型居宅介護事業所、そして妻の職場…と何度もステージをこなしていくうち、それなりに間合いが取れてきて、“不測の事態” が生じてもすぐ軌道修正が出来るようになってきたように思う。

今回も息子を引き連れての訪問であったが、「せっかくだから、坊やにも何か1曲…」などと促され、息子に何か歌えるか尋ねてみたところ、「『でんでんむし』が歌いたい!」ということになり、それで息子も愛用のギターを持参し、音楽会のトップを飾ることに…。
息子にとって、初のソロ。そして、初の弾き語り…。もっとも、ギターはおもちゃで、それを私が無理やり開放弦でCコード(ドミソ)になるよう調弦し、息子にはひたすらストロークさせたのだが、6歳児が一生懸命に歌って演奏して…という状態だけでお年寄りの心を溶かしてしまったようである。
今回も、演奏曲は懐メロ中心だったが、例によって(?)70年代フォークを3曲ちりばめた。アンコールまで出て、音楽会は盛況のうちに幕を閉じた。
私を相棒に選んでくださった方(すなわち、妻の職場の職員さん)のお母様が入所されていて、作業療法士さんとケアの方針に関する相談があるという。そして、そこに現れたのは…、幼稚園のママ友さんさった。お互いに大きな目になり、状況を飲み込むのにしばらく時間がかかった。我々が状況を飲み込んだ後。今度は「えっ、お知り合いですか?」と、妻の職場の職員さんが「???」状態に…。
妻が今の職場を選んだことで私が十数年ぶりにギターが眠りを覚まし、私を相棒に選んでくださった方のお母様のリハビリ担当がママ友さん…という、不思議な縁で結ばれていたことを知った瞬間である。
今日は、私の所属する研究会の会合が14時から行われたのだが、昨夜から頭痛に苦しめられ続け、午前中に服用した鎮痛剤の効きが鈍く、様子を見ながら出掛けることにしたため、30分の遅刻をしてしまった。ただ、研究会に合流した頃には頭痛はほとんど鎮まっていたので、話し合いに支障はなかったのではないかと…。
明日からの1週間も、元気に頑張ろう!
10月19日(月)
朝から良いお天気…。息子も起床してから朝食、着替えなどの動きがスムーズだったのだが、幼稚園に向かうために待った路線バスのダイヤが乱れていて、結局いつもとおなじような行動パターンに落ち着いてしまった。
それでも、10時半には国際関係学部に到着し、講義の準備に入れたのだが…。
3時限目「日本社会」は、今日から「日本(人)的 “和合”」がテーマとなる。今日の解説で重要となる「以和為貴」「仲良きことは美しき哉」「満場一致」などの言葉をもとにしつつ、日本における “和合” の意味を中心に語る。
帰り、延長保育中の息子を引き取り、ドラッグストアでお買い物。明日、幼稚園生活最後の徒歩遠足があるので、おやつを探しに行ったのだが…。めぼしい物は買い尽くされた感があり、“とりあえず” のお菓子を買って帰途に就いた。
こんなこともあろうかと、講義に入る前に大学の校舎内にあるコンビニでカラフルなグミを購入しておいたので、おやつ問題はクリア! 備えあれば憂いなしではないが、遠足前日の “競争” を想定しておいて良かったと思う次第。
10月20日(火)
徒歩遠足が嬉しいのか、誰にも起こされずに息子がフトンから出てきた。
今日は妻のオフ日で、私も御殿場看護学校の4時限目「文化人類学」のみの担当となったので、家族そろって幼稚園へ向かった。息子を担任の先生に引き渡した時、すでに教室内ではボルテージが上がりまくっている園児たちが…!?
妻はそのまま左肩のリハビリに出掛け、私は家に戻る前にドラッグストアで買い物…。
そして、昼前に私は御殿場看護学校へ向け移動を開始!
今日は富士急ハイランド休園日らしく、市が尾から御殿場への東京・河口湖号は往復とも空席が目立ち、それ故に静かな車内…。そして、乗客が少ないということでバス停での停車時間も減少したようで、往復とも定刻運行だった。
4時限目「文化人類学」は、前回から開設を開始した「社会的動物としての人間」の続きとして「福祉的観点」をもとに、double happiness論について語る。可能な限り(時間の許す限り)具体的な例を挙げて解説したため、テキストでの説明を次回に回すことにした。
帰宅すると、キッチンのテーブルには息子が拾ってきたドングリが…。お弁当も完食、おやつもみんなと分け合って楽しい遠足だったらしい。幼稚園生活最後の徒歩遠足も終わり、卒園まで半年を切り、それでもまだまだイベント目白押し…という、ノスタルジアにも寂寥感にも浸らせてくれない幼稚園…。かえって、忙しいほうが良いのかも知れない…。
10月21日(水)
昨夜から息子の腸内の具合が…。
今朝、息子を近所の医院に連れて行くことにした。当然、幼稚園には遅刻である。前もって幼稚園には電話で事情を伝え、家族そろって通院…。妻の左肩がまだまだ予断を許さぬ状態(?)のため、診察時には私が息子を抱きかかえたり押さえつけたり…。
ただ、熱が出たとか、咳が出るとか、お腹が痛いとか、そういった症状とは無縁のため、薬の処方は無し。
医院で園服に着替えさせよとした時、ブレザーとズボンは持ってきたのだが、ブレザーの下に着るポロシャツを家に忘れてきたことに気づく。急いで妻が家に取りに戻り、近くのバス停で再合流して息子にポロシャツを着せ、バスに乗り込んだ。
私と息子は幼稚園へ。妻はリハビリへ…。
息子を教室の前まで連れて行くと、すぐに担任の先生が気が付き、クラスのお友だちもゾロゾロと…。息子の症状を先生に説明し、私は急いでバス停に戻り、鴨居駅へ移動する。横浜線がちょうど出発した後だったため、10分ほどの足踏み状態となった。いつもよりも1時間半以上遅い新幹線に乗っての国際関係学部入りとなったが、それでも12時前には到着したのだから、講義まで1時間以上の余裕はあるのだが…。
3時限目「日本社会」は、月曜日に引き続いて「日本(人)的 “和合”」の解説である。前回の内容を30分近くかけて念入りに振り返った後、「和合の含意」「ジャンプ3原則」などのキーワードを手がかりにして、「違いを “違い” として認める」ことや「1+1の人間関係に無限の可能性を期待する」といった、日本人の “和合” に込めた想いを具体的に語る。
今日も息子は延長保育に入っていたが、「お迎えは、5時過ぎがいい!」と言うので、お迎えを妻に託して私は幼稚園を素通り。近所のドラッグストアで息子用の薬剤を購入し、一足早く帰宅した。
朝からアタフタ続きだったが、日が暮れてからはノンビリまったり…の我が家。
明日は、私にとって1週間で一番早起きの日である。今日のようなアタフタがなければ良いのだが…。
10月22日(木)
文京学院大学の1時限目「フィールドワーク論」は、今年度の履修登録人数が9名で確定した。が、全員が教室に集まることはなく、今日は始業チャイムが鳴った時点で教室に集まっていたのは2名のみ!?
その後、1名が遅刻して入り、さらに1名が遅刻してきたのだが…。最初から教室にいた2名は先週も出席しており、遅刻してきた2名は先週の欠席者…。
今日からテーマを「フィールドワークの問題点」として5週連続で講義する予定で、さらに今日はおそらく全15回の講義で最も重要な解説をするつもりでいた。が、人数がこれでは先に進むに進めず、とりあえず前回までの講義内容を念入りに振り返り、残りの時間で我々人間がどのような判断基準を持っている動物であるかを「疑似環境」の観点から解説して講義を終了する。
早めに講義を終えたので、早めのスクールバスでふじみ野駅に戻ったので、先週と同様に法学部へかなり早い到着となった。
3時限目「社会学」は、まだまだ「問題行動の根源」についての解説が続く。今日は「根源」の部分を明らかにするべく、人間が問題行動に至る流れを語りつつ、“無自覚な犯罪” が増えていることを説明し、その類似例として昨年に引き続き『妖怪ウォッチ』の『ようかい体操第一』を紹介する。
息子が「今日(の延長保育のお迎え)は、お父さんがいい!」と言っていたので、幼稚園に寄って息子を引き取ってから帰途に就いた。
息子の幼稚園では毎月「お誕生日会」があり、2クラスずつ「発表会」に出演する。今月は、息子のクラスの番である。どうやら、『ナミナミナ』と『歩いて帰ろう』の2曲を踊るらしい。仕事のため私は息子の踊る姿を見届けることは出来ないのだが、きっとかわいいステージになることだろう。
10月25日(日)
金曜日の午前中は講義がなく、通信教育部の4〜5時限目「社会学」の担当のみとなった。講義内容は、「国際社会とは?」は最終回…。「宇宙船地球号」をキーワードに解説を始め、講義の後半で「地球」に関する名言のいくつかを紹介し、その中からゴダイゴの『ビューティフル・ネーム』を鑑賞する。
実は、木曜日から金曜日に日付の変わった頃から私の体に “異変” が生じていて、身体中が痛み出していた。日常的な動きをするのに支障が出るほどのことはなかったので、講義は通常通りにこなせたのだが…。講義を終えた私は、満員電車に乗る気力が完全に失せていて、新幹線利用で帰途に就いた。
帰宅してすぐに体温を測ると、36.6℃という状態。ところが、夕飯を食べ終えてしばらくして再び検温すると…、37.8℃という表示!? 微熱のレベルを超えていたのである。冷えピタを張り、ノドには保冷剤、暖かい掛け布団に甚平着用…という状態で就寝したが、身体の痛みと発汗で何度も目が覚め、疲労も蓄積…。
土曜日の朝、近所の医院(息子がいつもお世話になっている)が午前中だけ診療しているので、重い体を引きずるように医院まで歩いた。診断の後に処方箋を受け取ると、そこには4種類の薬および1種類の頓服薬が記されていた。
しかし、市販薬よりも処方箋医薬品のほうが爆発的に威力を発揮するのは確か。昨夜のうちに平熱に戻り、今朝は身体中の痛みは鎮まっていた。が、昨日から頭痛が続いていて、それがほんの少し残っているのが気になるのだが、おそらく明日までには講義に支障ないほど回復しているのではないかと…。
10月26日(月)
通院と安静の甲斐あって、今日はシッカリと講義に支障ないほどに体調が回復した。今日の担当は国際関係学部の3時限目「日本社会」のみなので、朝はゆっくりしても良かったのだが、息子を幼稚園に送り届けることにしていたので、いつものように早めに家を出ることに…。
鴨居駅に行くと、どうも駅の電光掲示板の表示がおかしい…。そこへ構内アナウンスが入り、橋本駅〜相原駅間で踏切安全確認を行った影響で横浜線が遅延していることを知る。せっかくいつもより早く鴨居駅に到着したというのに、いつもより遅く新横浜に着くことに…。それでも、三島には10時半前に到着した。
昼休みまでに今週使用する講義用資料の編集・印刷をしようと急いで作業に入ったのだが、その最中に明日の講義で使用する資料の印刷依頼をしていないことを思い出し、2つの作業を並行することになった。そのため、昼休みに入るちょっと前に、満足な結果とは言えないながらも作業は終了した。
今日の講義は、まず『それいけ!アンパンマン』の初期の2作品と『とっとこハム太郎』を鑑賞し、そこに見られる和合性や満場一致、そして「1+1の人間関係に無限の可能性を期待する」日本人性を理解する。学生たちにとっては懐かしい…というより生まれる前の作品も含まれていたため、新鮮さをもって鑑賞できたようである。子ども向けアニメと侮ることなかれ! 日本人および日本社会を理解するのに、効果的なテキストになり得るのである!
帰途、延長保育中の息子を引き取りに行くと、「サツマイモ、持って帰るの忘れないでね!」と先生から声をかけられていた息子…。そう、今日はサツマイモ掘りが行われたのである! 「たくさん掘ったよ!」という息子の自信が、袋の重さに表されていた。
さて、今年はどんなふうに調理されるのだろう?
10月29日(木)
このところ、「ぼやき」の更新が滞っていたので、数日分をまとめて…。
10月27日(火)
いつも通り、2時限目は沼津市立看護専門学校へ、4時限目は御殿場看護学校へ、それぞれ「文化人類学」の担当である。
往きは、市が尾から東京・河口湖号で御殿場に出て、御殿場線に乗り換え、東海道線に乗り継いで片浜へ。前回の出講時に講義用資料の印刷依頼を忘れてしまったので、9時半前には学校に到着するように移動した。
早めに学校入りしたため、印刷も講義前には終わり、学生たちの手に無事に配布された。
2時限目は、今週から最後のテーマである「国際化と日本人」に入る。最初に「日本的人間」すなわちHomo-Japanesqueについての説明を行うが、今回は特に「国際化」に焦点を当て、「自文化中心主義」「文化相対主義」「文化変容」などに関する解説を進めた。
講師室に戻ってお弁当を食し、急いでタクシーで片浜駅へ。そして、朝来た道を御殿場へ戻る。こちらも、ちょっと早めの学校入りである。
4時限目は、「社会的動物としての人間」の最終回。最初に前回の講義内容を振り返り、それから「生理的早産」をキーワードに新たな解説を進め、先週と先々週の内容をリンクさせて講義を終えた。
いつもなら帰りも東京・河口湖号を利用するが、久々に小田急箱根高速バスを利用することにした。東京・河口湖号は17:57に御殿場駅(富士山口)を出発するのだが、小田急箱根高速バスは17:05に御殿場駅(乙女口)を出発する。要するに、50分ほど早く御殿場を離れることができる。小田急箱根高速バスは市が尾駅ではなく東名江田で下車することになり、あざみ野駅まで10分ちょっと徒歩で移動することになるが、東京・河口湖号が市が尾に到着する時間には帰宅していることになる。
冬になると日が短く、寒さも厳しくなってくるので、この帰宅方法が採用される機会は今後もっと増えるように思う。
10月28日(水)
幼稚園に息子を連れて行く時、体感温度がかなり低くなっているのを感じた。猛暑のあと、一息つく暇も無く冬に入ったかのような状態。しかし、日なたはポカポカ…。
幼稚園に着くのが遅くなったワケでもなかったのに、なぜかいつもの横浜線に乗り遅れ、それでも10時半には国際関係学部入りする。
今日は印刷を急ぐ資料もなく、じっくりと学事暦を眺めていた。講義の残余回数を数え、講義日と講義内容を照合していたところ、シラバス通りに講義を進めると “キリ” の悪いところで年越ししてしまうことが発覚! 急いで講義内容の調整を図り、あとは学生たちに意見を聞いて今後の展開を考えることにした。
3時限目「日本社会」の開始早々、上記の件について学生に説明し、多数決を取り、講義内容の調整をするべく今回から始まる「日本(人)的 “共感性”」の解説を、1コマで終了させることにした。
最初に “共感性” の本質や日本人の “共悲” の概念を中心に語り、その具体例として竹内まりやの曲を中心にJ−POPのヒット傾向を考え、さらに『フランダースの犬』が日本で名作扱いされている現実について解説する。そして、「自分(たち)さえ良ければ」的発想の強まる現代日本の問題点を語り、日本社会の解説内容を否定してしまうような日本(人)の現実に関する話で講義を終える。
帰りに、延長保育中の息子を引き取り、一緒に帰宅する。家についてしばらくすると、強い雨が降り始めた。横浜市の防災メールでは、豪雨と表記されていた。仕事を終えてリハビリに通った妻は、小さな折りたたみ傘しか持ち合わせていなかったので、最寄りバス停まで大きなジャンプ傘を持って妻を迎えに行くことにした。
夕飯後、妻と入れ替わり(?)に、私が妻の職場へ…。ボランティアの音楽会のため、2時間ほど打ち合わせと練習…。私が家を出た時には雨が上がってたのに、練習中に雨脚が再び強まってきた。が、練習を終えた頃には雨は上がっていたものの、体感温度はグッと下がっていた。
このところ、ギターを弾くことを忘れていた十数年を埋めるかのように、かつてのような頻度でギターセッションを行っている私…。
そして今日、相も変わらず1週間で一番早起きの木曜日…。
寝坊もせず、乗り継いだ電車のダイヤが乱れることもなく、予定通りに文京学院大学いりする。そして、講義開始の15分ほど前に教室に入り、パソコンのセッティングや講義内容の確認を行い、学生が来るのを待つ。
1時限目「フィールドワーク論」は、先週から「フィールドワークの問題点」の解説に入ったが、先週は出席学生が少なかったために解説を先に進めることが出来ず、「疑似環境」の話をする程度。今週は…、前回出席していた学生のうち2名が欠席、前回欠席していた学生2名が出席…。前回も今回も出席という学生が2名…。本当なら今週も講義を先に進めずに足踏みしたほうが良いような状態だったが、出席している学生の意思を大切にするため、「知識」「状況(情況)」「絶対−相対」など予定通りの内容を全て講義する。
法学部へも、予定通りの移動。首都圏ではアチコチで運転見合わせやダイヤの乱れが生じていたのだが、私の利用する路線に関しては全く異常なし!
3時限目「社会学」は、まだまだ「問題行動の根源」についての解説…。前回は「罪」に関しての解説がメインだったが、今日は “無自覚な犯罪” が増えていることを説明し、「自我」と「超自我」の関係性を確認する。最後にデュルケムによる「犯罪」の定義を説明し、そこで終業チャイム。
左肩の具合がまだまだ…の妻の代わりに、私が買い物をして帰る。延長保育中の息子の引き取りは、妻が仕事後に…という予定だった。が、妻の残業が決定してしまい、私が急いで幼稚園へ向かうことに…。
私が幼稚園に向かったこと、息子と合流したことなどなど、その都度メールで報せたハズだったのだが、メールを確認する暇もなかった妻は、息子のいない幼稚園に行き、延長保育担当の先生に「???」という顔をされたとか…。
さぁ、今週の講義は明日の3コマを残すのみ! 体調も回復したし、最後の最後まで力いっぱい頑張りたいところ。
10月30日(金)
朝から、いろいろ歯車がかみ合わず。
日大看護の2時限目「社会学」には、家を8時半過ぎに出ても十分に間に合う。が、首都圏の鉄道ダイヤの乱れを懸念して、かなり早く家を出た。なのに…、バスが来ない!? 横浜線にも乗り継げず、菊名では東横線の車両点検(保安機能の不具合)のために電車が運転を見合わせ、最初は10分遅れだったダイヤが、徐行運転続きでさらに遅れが拡がり、渋谷に到着した時には18分遅れ…。そして、千川には20分以上の遅れをもって到着。
それから、ひたすら早足で歩き続けたが、日大看護に到着したのは10:28…。1時限目が終了する2分前のことだった。とりあえず遅刻は避けられたが、講義の内容を精査する時間的な余裕が確保できず。もっとも、こうなることを予期して、副都心線の中で講義用資料やテキストの確認はしてあったのだが…。
講義は、今週と来週の2回で「社会的動物としての人間」をテーマに解説する予定。今日は特に「福祉」という言葉の語源的な話を入口に、「double happiness論」に関する解説をする。
今日はお弁当を持たずに出ているので、講義後とりあえずバスで池袋まで出て、そこでいくつかの用事を片付け、どこかのお店に入って食事でも…と思ったのだが、講義前から頭痛がひどくなり、偏頭痛用の鎮痛剤を服用したものの効果が薄かったので、体が言うことを聞いているうちに市ヶ谷へ移動することにした。
市ヶ谷に到着しても、頭痛は一向に鎮まらない…。しかし、こういう時は無理にでも食事をして血糖値を上げておいたほうが良いと判断し、コンビニでお昼を買って通信教育部入りする。
頭痛はヒドかったが、食欲は落ちず。食後、先週の土曜日に入手した処方箋医薬品の中にあった頓服薬を服用する。市販薬よりも素早く、シッカリと効いてきた。
4〜5時限目「社会学」は、今日から「代表的国家体制」がテーマ。最初に前回の「宇宙船地球号」の話と念入りに復習し、ゴダイゴの『.PROGRESS AND HARMONY』を鑑賞しながら1970年代の幕開けから現在に至るまでの人類の「進歩と調和」の弊害を語る。そして、本論は、静岡英和学院大学の「現代の国際社会」と同様に「グローバリゼーション」と「ナショナリズム」を比較しながらの解説。これら2つの概念は「A国はグローバリゼーションだけれど、B国はナショナリズム」というような分かれ方をするのではなく、「どの国にも両方の傾向性があるが、そのどちらの傾向が強いか弱いかの差があるだけ」あるいは「ある状況ではグローバリゼーションの傾向が強くなり、また別の状況ではナショナリズムの傾向が強くなる」というような、そういった理解をしてもらうようにした。
これで、今週の講義は無事に全て終了した。
予定では今夜もボランティアの音楽会前の練習があるハズだったが、諸般の事情により中止となった。快速特急状態で帰途に就く必要はなくなったので、有楽町線と半蔵門線、東横線、横浜線と乗り継ぐルートで鴨居に戻ることにした。それでも、19時半には帰宅…。
朝、家を出てから11時間ぶりの我が家…。
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