2013年12月のぼやき



12月1日(日)

我が息子は、昨日の午前中に無事退院となった。11月26日(火)の午後に入院し、その時点で「予想入院期間は1週間」と告げられたものの、点滴やら抗生物質やらの効きが良かったことも有り、さらに現在幼児たちにRSウイルスが流行っているということで、ベッドをあける必要もあったのだろうか、症状が軽くなった息子は4泊5日での退院が実現したのである。
病院食が、思いがけずチャーハン!?
入院前、「消化に良いものを…」ということで “おじや” や “おかゆ” のようなものを食べ(させられ)てきた息子だったが、入院して最初の食事(夕飯)にチャーハンが出てきたので、親子でビックリ!?

その後も、黒豚シューマイだのエビフライだの焼きプリンタルトだのと、子どもが大好きな料理が目白押し! 「病院で出される食べ物以外は、持ち込んだり食べさせたりしないでください!」と言われていたので、どんな質素な食事になるのかと思っていたら…。

入院当初は「早くお家に帰りたいよ〜っ!」と言って泣いていた息子が、食事を目にして急に表情を変えた。ファミレスのキッズメニューのようなものが「これでもかっ!?」と言わんばかりに出るは出るは…で、感染症のために病室から出ることを許されなかった息子にとっても “入院中の楽しみ” が出来たようである。

それでも、帰宅後に「お家と病院、どっちがいい?」尋ねられた息子は、「お家っ!」と元気に答えたのであった。

霜月の後半を慌ただしく過ごしているうちに、師走になっていた…。カレンダーを見ながら講義の残余回数を確認する…、そんな時期に入ってしまったらしい。


12月2日(月)

台風26号の影響で10月16日(水)に国際関係学部が全日休校となったため、今日の1時限目に「日本社会」の “振替講義” を行った。振替…といっても、いわゆる補講である。

1時限目に他の講義を履修している学生や諸事情で出席できない学生がいるため、教室はちょっと寂しい感じ…。それでも、講義は行わなくてはならない。

先週水曜日から「日本(人)的コミュニケーション」をテーマに解説しているが、前回と今回は “全人類共通に見られるコミュニケーションの法則性や構造” について説明をすることにし、今日はコミュニケーションの構造と「コンテキスト」の重要性について語ることにした。しかし、コミュニケーションそのものを理解するのに “かなり” 重要な概念も盛り込まれているため、1時限目に出席できなかった学生を置き去りにしたまま先に進んでも良いのかどうか…と解説前から悩み、とりあえず1時限目はゆっくり解説を進めつつ学生の反応を伺うことにした。

その結果、「コンテキスト」関連の解説は3時限目でも継続して行うことにし、本来3時限目に解説するつもりだった内容は “ほんの一部” だけ簡単に触れて、来週以降に持ち越すこととした。要するに、講義内容を再編することで対応する覚悟を決めたのである!

4時限目「日本の社会」は、予定通り「日本的経営」の解説を終了させた。「官僚制」bureaucracyの本来的な意味を再確認し、その機能などを説明し、日本的官僚制の特徴を『クッキング・パパ』のいくつかのシーンを取り上げて解説する。日本の企業の “大部屋執務” や、「課」「係」などの不明瞭さなどは、『クッキング・パパ』にしばしば登場する。それらを利用し、視覚的にも理解してもらおう…という試みは、毎年恒例(?)となっている。

1時限目に振替講義が入った関係で、今朝は家を出るのがいつもよりかなり早くなった。まだ気温が上がりきっていない我が家周辺は、霜が降りていた。そして、新横浜駅の新幹線ホームでは吹きっさらし状態に…!? 寒さに耐えながらの出勤となった。

家では…、息子の具合は徐々に良くなっているように見えるが、逆に妻が体調を崩して本調子ではない。付添入院の疲れ、寒さなどが妻に襲いかかってきたらしい。さらに、RSウイルスの充満(?)している病室で過ごし(病室には強力な空気清浄機や除菌設備が整っていたが)、それらとも闘っていたのだから、その疲労度は私の比ではないのは確かである。

仕事が終わったら、出来るだけ早く帰宅するよう心がけているのだが…。明日はいくら早く帰ろうと思っても、交通機関の時間の都合で…。


12月3日(火)

今日は、御殿場看護学校への出講のみ。往き帰りとも東京・河口湖号を利用する予定だったので、往復割引をかけて予約を入れておいたのだが…。

息子は週末に退院し、それなりに体調も回復傾向にあるが、妻はちょっとしんどそう…。そういう事情を察してくださった学校のご厚意で、早めに講義を終えて帰途に就かせてもらうことになった。そこで、帰りは小田急箱根高速バスを利用して東名江田に戻った。いつもより1時間20分ほど早く御殿場駅を出発したので、19時前には家に着いていた。

講義のほうは…、4時限目「文化人類学」は「文化cultureとは何か?」をテーマに語ってきた前回と前々回の内容を念入りに復習し(先週はお休みだったので…)、今日のメインである「同質性と異質性」の解説に入り、異文化をとらえる際の留意点を具体的に語る。

いつもなら16:40の終講時間をちょっと超えて終わることが多いのに、今日は20分ほど早く解説を終え、御殿場駅に急いだ私…。

来週の今頃は家族そろって元気にニコニコしていられる…と信じて、明日からも頑張ろと思う。


12月4日(水)

いつもなら、息子を幼稚園に送ってから三島に向かう水曜日…。今日も、息子は自宅で経過観察である。そのため、少しだけ睡眠時間を長く取り、ちょっとのんびりして家を出た。

それでも、国際関係学部には11時前に到着! 結局、いつもと大して変わらないような…!?

3時限目「日本社会」は「日本(人)的コミュニケーション」の解説が続くが、いよいよ今日から “日本(人)的” の部分に関する説明に入る。前回までの解説内容を簡単に振り返った後、“婉曲表現” について語る。

4時限目「日本の社会」は、今日から「日本的家族観」がテーマ。今日はまず「家族」の定義、とらえ方が中心。「世帯」と「家族」が異なること、サザエさん一家は何人家族で何世帯なのか…など、学生たちにとっても身近な例を挙げて語る。

今日は天気が悪かったワケではなかったが、富士山は雲に隠れたままで、その雄姿を拝めず。

御殿場でもそうだが、三島で仕事をするのに富士山が拝めないと、何となくパワーの減退が激しいような感じがする。やはり、富士山は霊験あらたかなのかも…。


12月5日(木)

今日、息子は入院していた病院を再び訪れ、診察の結果「明日から幼稚園に通っても良い」と許可をもらったようである。明日は、幼稚園のお遊戯会…。出演できるかどうか微妙であったが、とりあえず間に合った。

しかし、ほとんどリハーサルらしいことをしていない息子…。振付や歌などを家でやってみせていたが、果たしてステージ上でも同じことができるかどうか…。

私は…、いつもと同じように6時前に家を出て、文京学院大学に向かった。いつもの東横線・副都心線に乗り、ふじみ野を目指しつつ、今日の講義内容を確認する。1時限目「フィールドワーク論」のテーマは今日から「フィールドワークの実践」とし、実際にフィールドワークを行うにあたって留意すべき点を語ることにしている。今年は例年とは若干異なる講義展開になっているので、どの程度まで今日中に解説をするか考慮する必要がある。

講義開始までアレコレ考えた結果、今日は「自文化中心主義」「ダブルバーレル」「キャリーオーバー」といった、質問上の禁忌事項にテーマを絞ることにして、実際の話(問題点)などをふまえ、出来るだけ具体的に解説することにした。

講義終了が予定よりちょっと長くなったので、予定していたスクールバスを諦めたのだが…。なぜか、ふじみ野駅では予定していた東武東上線の快速に乗ることができた。「何だか、運が回ってきたかな?」と思えていたのは池袋に到着した時まで。山点線に乗り換えると、「鶯谷駅構内で線路内立ち入りがあり、安全確認を行う関係で、この電車は池袋で運転を見合わせます」というアナウンスが…!?

結果、法学部には予定よりちょっと遅い到着となった。

今日の3時限目「社会学」は、講義開始15分前から授業アンケートを実施した。そして、始業チャイムと同時にアンケートを打ち切り、「問題行動の誤対処」の解説に入る。今日は、「人生縮小化」を中心に語り、「リセット願望」「リロード願望」などについても最後に簡単に触れることにした。

講義後、急いで水道橋駅へ! そして、鴨居を目指す。夕方までに幼稚園に行き、今月の保育費を納め、息子の担任に “明日の件” を伝えなくてはならなかったのである。横浜線を鴨居で降り、バス乗り場へ行くと、そこには買い物を終えて帰途に就こうとしていた妻と息子の姿が…!? 親子揃ってバスに乗り、私は幼稚園に寄るので先に下車する。

帰宅し、息子に「お遊戯会(で披露する)歌と踊り、わかる?」と尋ねると、ひとしきり演じて見せてくれた。これと同じことを、明日のステージでも演じられることを願う私…。


12月6日(金)

今日から、息子は幼稚園に復帰。そして、いきなり “お遊戯会” という事態に…!? この件については、明日以降の「ぼやき」で述べるとして…。

今朝、何やら “イヤな予感” がして、家を予定よりも早く出ることにした。この予感は、見事に当たった! 東海道線および併走する路線が運転を見合わせたり、ダイヤが乱れたり…。今朝も、東横線・副都心線を選んで正解だった。

JRで…、それも横浜から湘南新宿ラインで池袋に出てしまえば、日大看護まであっと言う間に到着するのだが、最近は “乗り換え無し” と “比較的安定したダイヤ” という点から東横線・副都心線のお世話になることが多くなっている。

電車に乗っている時間が多くなる分、家を早く出なくてはならないが、それでも日大看護には講義開始45分前には到着した。

2時限目「社会学」は、今日も「コミュニケーション」に関する解説なのだが…。実は、講義進行が予定より1コマ分の遅れているのである。どうにかこの遅れを取り戻そうと先週も先々週も頑張ってはみたものの、講義の冒頭で “前回までの内容” の確認をするのに30分近くかけている都合上、なかなか差が詰まらず。

こうなると、次回以降の予定を変更するなり、2コマ分の内容を1コマ程度にまとめて語るなりしないと、規定時間内では解説が終わらないことになる。とりあえず、今日の講義の展開を見ながら次回以降のことを考えようと腹を決め、教室に入る。

今日のテーマは「日本(人)的コミュニケーション」について。いくつかの特徴を挙げながら、日本人が外国人から理解されにくい現実や、日本人同士でも世代間ギャップなどでコミュニケーションがスムーズに取れない問題点について説明する。

講義を終えて校舎の外に出ると、思ったよりも気温が上がっていた。朝の寒さに耐えるため、防寒対策を万全に整えてきたのが裏目に出た。汗をかかないように気をつけつつ、それでも早足で千川駅に向かった。結果、予定していた有楽町線には間に合わず。

丸ノ内線を後楽園で下車し、東京ドームの敷地内に入るや否や、日陰に入る。「もう12月だというのに、なぜ太陽を避けて歩くのだろう?」という疑問を軽く抱きつつも、とにかく汗を書かない方法を採択する。汗をかいて、体を冷やして風邪などひいたら、それこそ大変なことになる。健康管理の一貫と割り切って、ゆっくり通信教育部に向かうことにした。

4時限目「社会学」は、「日本(人)的 “共感性”」に関する日本のヒット曲を紹介し、60〜90年代に発表された “共悲” を歌い上げた曲の世界を解説する。学生たちに配布した歌詞カードからリクエストを募り、その曲を鑑賞し、解説する…という方法をとったが、果たして学生たちの理解度や共感度は如何に!?

今週の仕事は、楽曲解説をもって終了。

その後、またしても東海道線が度重なる人身事故でダイヤが乱れまくっているという情報を得たので、やむを得ず新幹線で帰途に就くことにした。時短と快適性は確保できたが、特急料金を払って15分ちょっとで下車しなくてはならないのがもったいないような気が…。


12月8日(日)

息子は、11月20日から体調不良のために幼稚園を休み、さらに入院もして、退院後は自宅で経過観察に入り、木曜日(5日)の再診で「明日から幼稚園に通っても良い」と許可をもらい、金曜日から通園を再開した。

“ちょっと長いお休み” にピリオドを打ち、久々の幼稚園…。そして、いきなりのお遊戯会!?

木曜日の夕方、私は幼稚園を訪ね、息子の担任の先生と短い話し合いをした。「通園許可は出たけれど、お遊戯会に出ても良いのかどうか…?」という相談である。息子が幼稚園を休んでいる間、お遊戯会の練習やら総合リハーサルやらは着実に進行していた。その最中にフォーメーション変更などもかかったかも知れない…。しかし、練習期間が極めて短いものの、息子は歌詞も振付も “そこそこ” 覚えていて、本人もステージに上がる気満々…。

担任の先生からは、「出来るだけクラス全員を(お遊戯会に)出させてあげたい」という意向を聞かされた。そして、「たぶん、振付も大丈夫だと思います」とも言われた。さらに、木曜日のお帰り前に「明日は全員揃うといいね!」とクラスのみんなに伝えてあるとも…。息子のお友だちも、みんな息子が戻ってくることを楽しみにしていたらしい。

そんな状況に勇気づけられ、私は担任の先生に「一人(=息子)だけ足並みが揃わず、ご迷惑おかけすることになるかも知れませんが…」と前置きしつつも、息子をお遊戯会に出す決意(?)を固めた。

そして金曜日…。いよいよ、その時がやって来た!

ちなみに、息子の幼稚園では、お遊戯会が2日に亘って行われる。初日(金曜日)は、午前中が年少さんで、午後が年中さん。2日目(土曜日)は、年長さんだけの発表会…。そして、園児数が多い関係で、各回とも完全入れ替え制!

息子の出番は、初日の午前中…である。

1クラス2演目(お遊戯と劇)であり、1組(お遊戯)→2組(劇)→3組(お遊戯)→1組(劇)→2組(お遊戯)→3組(劇)というようなローテーションで披露される。「大して練習もしていないのに、2演目…!?」という不安はあったが、私は朝から講義が入っていたため、全てを妻に委ねて仕事に集中することにした。


* * * * * よって、ここからは、妻からの報告および妻の撮影したビデオからの記述となる。* * * * *


お遊戯会(Dream Fantasy☆)息子は1組に所属しているので、いきなりの登場である。最初の演目は『Dream Fantasy☆』と題されたお遊戯で、ダンスとハンドベル演奏である。息子はゲネプロを体験していないので、舞台で演じるのはこれが初めて。立ち位置や移動のタイミングがわからず、戸惑うこと必至…と思いきや、息子の隣で演じていた女の子が “さりげなく” 息子の手を取り、次の立ち位置までエスコート! 担任の先生からお願いされていたのだろうが、そのエスコートのさりげなさが素晴らしく、ちょっと感動する。

多少の戸惑いは隠せないものの、それでも息子なりに踊りも演奏もみんなについて行き、最後までやり遂げたようだった。

お遊戯会(さるかに合戦)次の演目は、『さるかに合戦』の劇。息子は “臼” の役で、家では振付も歌詞もバッチリだったハズが…。慣れないステージで、それも立ち位置が変更になっていたらしく、最初からアタフタ状態だったらしい。そして、息子と同じ臼役の女の子(息子と一番の仲良し)が事あるごとに「こうするんだよ!」「そうじゃないよ!」的に演技指導をステージ上で始め、息子も応えようとするもののついて行けなくなり…。

それでも、その女に子のフォローで最後まで演技は続けられ、「終わりよければ全て良し」というような状態だったらしい。

10月の発表会の内容も、今回のお遊戯会の演目も、とても年少さんとは思えないほどのレベル。これは “親バカ” とか “ひいき目” とかではなく、実際に他のクラスの父母さんたちからも「さすが、1組は違う!」とお墨付きをもらうほどなのである。1組の担任の先生は、子供たちを輝かせる(かわいく見せる)表現力に長けていて、みんなを1つの目標に向かわせる引率力も素晴らしい。園児たちも先生を信頼している。そんな先生の指導力には、敬意を表したい。そして、そのクラスで足を引っ張っているかも知れない我が息子…。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

今回の『さるかに合戦』で歌われていた栗、蜂、臼の歌に、「きびだんごくれたら 仲間になるぜ」という歌詞があった。「さるかに合戦できびだんご?」と思ったが、調べてみると民話には様々な解釈や “地域ごとの伝承” の違いがあるという。「カニが猿に殺される」という話の他に「猿の投げた柿によって、カニが怪我をする」という展開もあり、幼稚園などではこちらを採用する傾向が強いらしい。さらに、「猿に仕返しをするため、カニがきびだんごを作って仲間を募る」という展開が加えられた解釈もあるそうな…。

私の知っている『さるかに合戦』とは違う展開を知ることが出来たということもあり、今回のお遊戯会は私にも有意義なものだったと思う。


12月9日(月)

今日、息子の幼稚園は “お遊戯会の振替休園” である。よって、私も朝はノンビリ…。

しかし、講義用資料の準備やパソコンのセッティングなど、講義前にやるべきことが多々あったので、いつもと同じ新幹線に乗って三島へ向かうことにした。雨の降る気配はなかったものの、太陽は雲にスッポリ隠れたままだったため、たまに鈍い頭痛が…!?

頭痛と闘っているうちに、新幹線は三島到着! 気を取り直して、国際関係学部入りする。

3時限目「日本社会」は、今日で「日本(人)的コミュニケーション」の解説を終える必要があったのだが、“日本人によるコミュニケーションの特徴” を具体的に理解するために『おじゃる丸』を鑑賞し、子供用アニメにもその特徴が顕著に表れていることを理解してもらう。そして、童謡『シャボン玉』の歌詞を分析しながら日本(人)的コミュニケーションの “多義性” や「たとえ」「比喩」どの日本的表現に関する解説に入る。さらに、『或る日突然』『翼をください』の英語バージョン、そして『崖の上のポニョ』の韓国語バージョンを鑑賞し、日本語を外国語に訳す際の留意点などを語る。

4時限目「日本の社会」も、今日で「日本的家族観」の解説が終了。「家族」の定義、とらえ方を再確認後、「イエ制度」の構造と残存性について語り、「制度家族から友愛家族へ」という家族の変容に触れ、現代日本の家族の抱える問題を説明して講義を終えた。

講義後、三島駅から東海道線に乗り、横浜とは反対方向の沼津へ。駅前で買い物をした後、再び駅に戻り、御殿場線で御殿場に出た。先週火曜日、御殿場看護学校の講義を早めに終わらせて小田急箱根高速バスで帰途に就いたが、実は東京・河口湖号を往復割引で予約していた “帰り” 分を今日の日付に変更したため、御殿場経由で帰途に就かなくてはならなくなった次第…。

往復割引は “7日間有効” なのだが、“往き” を1日目とカウントするため、先週火曜日に “往き” のバスに乗った私のタイムリミットが今日という状態になったのである。

三島駅を16時半に出発し、沼津と御殿場を経由し、市が尾から長津田を経て鴨居に戻り、家に到着したのが20時ちょっと前…。三島から家まで、3時間半…。

明日も御殿場に行くので、2日連続の東京・河口湖号…。

「バス好きでなければ、おそらくこんな帰り方はしないんだろうなぁ…」と思いつつ、バス車内でノンビリくつろぎながら、ちょっと仮眠をとりながらの帰途となった。たまには、こんな帰り方も良いのかも…。


12月10日(火)

朝から激しい雨…。そして気温も低く、家の中でも白い息が…!?

なのに、朝から息子はご機嫌モードで、珍しく(?)一人で起床して、幼稚園までの冷たい雨の中を歩いていてもニッコニコ! 路線バスに乗っても、降りても、ご機嫌モードは継続し、幼稚園に到着した頃には最高潮に…!?

教室には、先週金曜日に行われたお遊戯会用の衣装が、各自の机に置かれていた。お遊戯会当日は記念撮影をする時間的な余裕がなかったので、今日がその写真撮影日となっているのである。果たして、どんな写真になることやら…。

雨は降る前にやみ、私が家を出る頃には青空も見え始めていた。念のために折りたたみ傘をバッグに入れておいたが、これを使うことはなかった。横浜市内にいる間は寒さが身にしみたが、御殿場駅前で東京・河口湖号を下車し、御殿場看護学校へ歩いている時には寒さを感じず。横浜より御殿場看護学校のほうが気温が高かったのか? はたまた、時間の経過と共に気温が上昇したのか?

とにかく、太陽も顔を出し、徒歩にはちょうど良い天候になっていた。

学校に到着後、前回の講義内容をどのように復習するか念入りに確認し(先週は、早めに講義を終わらせてもらったので…)、4時限目「文化人類学」に臨んだ。今日は「文化変容」について、そのメカニズムや諸現象について語った。これで、「文化cultureとは何か?」の解説が終了。

帰りに乗った東京・河口湖号は、乗車率が極めて低かった。調べてみると、今日は富士急ハイランドの休園日だったらしい。そういえば、昨日も同じ時刻のバスに乗ったが、その時も乗車率が低かった。寒くなったので、富士急ハイランドに行く若者が少なくなったのだろうか?

それとも、そろそろ学年末試験のことが気になって、学校をサボって富士急ハイランドで楽しめるような心境ではないとか…。

いずれにせよ、静かな車内は仮眠をとるにも、明日の講義内容を考えるのにも都合が良い。

明日は、朝から三島入り…。早く起きなければ…!?


12月11日(水)

今日は、1時限目から国際関係学部…。10月16日に台風接近で休校となった分の補講が今日でようやく完了し、あとはシラバス通りに落ち着いて講義を進めれば良い…ハズだった。

朝、イヤな予感がしたので、予定より30分近く早く家を出て、8時前に国際関係学部入りした。三島へ向かう新幹線の車内電光掲示板に、東海道線の運転見合わせ情報が表示されていた。東田子の浦で人身事故があったため、沼津〜富士間で東海道線が運転を見合わせていると…。

その後、運転は再開されたが、少なからず学生たちの通学に影響を及ぼしたであろうことは想像に難くない。

そして9時になり、始業チャイムが鳴った時、教室に集まれた学生は10人ほど…。東海道線の事故は、私の補講にも影響を及ぼしたのだった。しかし、補講は実施しなくてはならない…ということで、遅刻して入室してきた学生が無理なく講義についてこられるように、かなりスローペースで話を進めることにした。

1時限目と4時限目の「日本の社会」では、「日本的エスノセントリズム」について解説することにした。「エスノセントリズム」とは何かを確認し、日本における差別観や平等観について簡単に触れた後、「外国人」と「外人(ガイジン)」の違いについて述べ、「異人」に関する日本人の意識を語った。さらに、「日本人」と「異人」、「まれびと」との関係性などを、出来るだけ具体的に語り続けた。1時限目は予定の6割程度の解説しか出来なかったので、4時限目は予定以上の情報量を詰め込むことに…!?

3時限目「日本社会」は、「日本(人)的コミュニケーション」の確認のために今日から “毎年恒例” の『いつか どこかで』の上映に入る予定だった。が、前回の講義を欠席した学生が数名いたこともあり、もう少し「日本(人)的コミュニケーション」の特徴について解説しておいたほうが良いと考え、前回までの復習を中心とした解説内容に変更した。そして、DEENとZARDの『翼を広げて』の歌詞の分析を行うことで、その実践的な理解を試みた。

講義を終えて校舎を出ようとすると、強風が吹き荒れていた(その影響で、東海道線の小田原〜熱海間で運転を見合わせていた)。帰宅して、妻にその話をすると、「横浜には強風は吹いていなかった」「お日様が顔を出していて、お天気日和だった」という返答が…。

妻は…といえば、夕方前に息子を連れて幼稚園へ。個人面談のためである。担任の先生がどのような話をされたのかは割愛するとして、今日は「息子のことで、何を言われるのやら…」と、不安を募らせていた我ら夫婦…。

園で面談の順番待ちをしている時、息子のクラスメイトのお母さんたちに「あら、今日はお父さん(=私)は来てないの?」と何度となく聞かれた妻…。どうやら、私は園でかなり “有名人” となっているらしい。たしかに、私が幼稚園に出向くと園児たちが「あぁ〜っ、○○くん(息子の名前)のお父さんだ〜っ!」と声をかけてくる。自分では全く意識していなかったが、アチコチで注目されているようである。

素行には十分気をつけないと…。


12月12日(木)

あまりの寒さに、フトンから出るのがためらわれる朝…。それでも、5時過ぎには気合いで起床! なのに、なかなか着替えることが出来ず、居間でグズグズしたまま時が過ぎていった。

6時前に家を出ると、「これなら、冷蔵庫の中にいるほうがマシ!」というくらいの寒さ…。バス車内が天国のように思えた。そして、鴨居駅で予定していた横浜線に余裕で連絡でき、何とも快適な通勤となった。

文京学院大学にも順調に到着し、特に今日の「フィールドワーク論」用に準備する資料もなく、講義開始までゆったりと過ごし、1時限目始業のチャイムが鳴る前に教室に入る。今日は講義の最後に授業アンケートをとらなくてはならないため、早めに解説を終える必要があったのである。それで、講義開始前から板書を始め、時間的余裕を作ってから「フィールドワークの実践」について(先週に引き続き)解説することにした。

今日の解説のテーマは、質問時の留意点について。現地に入り、取材やインタビューをする際に気をつけなくてはならない点を、コミュニケーションの概念や特性、ラポールの重要性などをもとにして説明する。

講義終了20分前に解説を終え、あとは授業アンケートを実施。学生協力員にあとを任せ、私は早めに法学部へ移動するつもりだったのだが…。ちょっとしたハプニングのようなものがあり、教務グループでしばし話し合い。そして、書類作成…と、早めの移動はかなわず。この件についての詳細は、来週木曜日の「ぼやき」にて説明予定。

法学部「社会学」の準備は先週のうちに済ませておいたので、ノンビリとした昼休み…。が、パソコンのセッティングやプロジェクタの確認があるため、講義開始前に教室に入り、3時限目の始業チャイムと同時に講義スタート! 今年度の法学部の講義は、12月中に終了させることになっている。よって、来週の講義が年度内最終回と言うことになる。最終回は “まとめ” のような話がしたいので、本論の解説は今日が最後…。

「問題行動の誤対処」の最終回として、「防衛機制」について解説し、人間の本能と社会生活上の諸規制(今までに解説してきたこと)について関連づけた説明をする。

この講義は、途中で講義回数の変更が発覚したり、解説しているうちに予定とは違うルートでの展開になったこともあったが、それでも何とか当初の講義目標には到達したように思う。あとは、学生たちがどこまで理解してくれているか…という部分に賭けるしかない。

年末は、年度末へのラストスパート時期でもある。担当後期の残余回数を確認しつつ、試験問題作成などとの兼ね合いでフィナーレの方向性を固めなくてはならない。毎年同じフィナーレにはならないので、この時期は講義展開にかなり気を遣う。

しかし、「今年は、どんなフィナーレになるのだろう?」ということが、自分でも楽しみだったりする…。


12月13日(金)

13日の金曜日…。いろいろあったような…。

今朝、日大看護の2時限目「社会学」で急きょ追加印刷しなくてはならない講義用資料があったので、いつもより早めに家を出た。が、バス停に向かう途中、通信教育部の4時限目「社会学」で使用するCDをゴソッと一式バッグに入れ忘れていることに気づき、家に戻るハメに…!?

いつもより15分早いバスに乗ったにもかかわらず、東白楽到着はたった5分違い…。

2時限目の開始時はちょっとしたハプニングがあり、講義の展開変更を余儀なくされる事態に…!?

とりあえず、他にもいろいろあったのだが、自分が惨めになるだけなので以下略…ということにする。

日大看護「社会学」は、今日で「コミュニケーション」の解説を終えることにした。本当は「実験演習」だけを実施する予定だったのだが、先月から講義の展開がちょっとずつズレていたため、講義も行う必要が…。講義前半は、残りの解説(フィードバック、単純接触などについて)。後半は、アニメを1本見て、その “設定” を個人とグループで考えさせ、「日本(人)的コミュニケーション」 の特徴を理解してもらうことにした。

通信教育部「社会学」は、夏休み明け以降に語った内容の総括をする。その際、過去に配布した歌詞カードの中で紹介しきれていない曲を用い、解説の “追加” をする。

帰りに、大丸東京店に寄った。とあるイベントのためである。今夜のテレビでその盛況ぶりが伝えられていたが、私が尋ねた夕方には人はまばらで、並ぶこともなく、あっと言う間に今日の要件を達成してしまった。

午後に入ってからは “13日の金曜日” の呪縛から徐々に解き放たれたような感じになってきていたが、それと反比例してノドの調子が…。空気が乾燥している所で長いこと話し続けるので、ノドが荒れてしまうのは仕方ないのだが…。

週末、ノドを酷使しないように気をつけないと…。


12月16日(月)

土日の更新が滞ってしまった…。

体調不良だったワケではないのだが、年内の講義回数を数えているうちに焦りが生じ、「とりあえず、年内分の講義の準備くらいしておかなくては大変なことになるぞ!」という強迫観念(?)に襲われ、家にいて起きている間はパソコンに向かって講義用資料やパワーポイントの編集にあたっていた。

それで、土日の更新が出来なかったのである。

日に日に寒さが増してきて、今朝は雲一つない抜けるような青空だったために寒さが一層厳しく、息子はレッグウォーマー着用で幼稚園に行くことに…。男子幼稚園児は、基本的にオールシーズン半ズボン…。よって、タイツを履かせるか、今日のようにレッグウォーマー着用か…という防寒対策をしなくてはならない。そして、ブレザーの下のポロシャツも、“制服” としては半袖着用…。しかし、公式イベント時以外であれば長袖着用も許可される。そして、ちょっと大きめのジャンパーを羽織らせて、体を冷やさないようにして家を出ることに…。

しかし、園児たちは元気元気! 寒さを感じていないワケではないのだろうが、とにかく教室で、廊下でニコニコしながら遊んでいる。その元気、分けてもらいたいほどである。

息子を幼稚園に送り届け、バスで鴨居駅に着いた時、予定外に早い移動となっていることに気づいた。今日は国際関係学部の3時限目「日本社会」と4時限目「日本の社会」の2コマ担当であるが、時間を潰すことなく電車を乗り継ぐと10時前に大学入りすることになってしまう状態に…!? しかし、何が起きるかわからないので、早め早めに三島へ向かうことにした。

そして、のんびりゆったりと講義の準備をすることが出来たため、年明けの講義で使用する資料まで編集、印刷する余裕も…。

3時限目「日本社会」は、今日から「日本(人)的コミュニケーション」の確認という意味合いで、毎年恒例となった『いつか どこかで』の上映に入る。最初に、この映画の監督である小田和正氏の経歴を述べ、そこからこの映画の持つ意味や氏の投げかけたメッセージを理解してから鑑賞することにした。先週水曜日の講義後半で、簡単にではあるが映画については触れたのだが、なぜか今日も氏の経歴を述べる段階から私だけ盛り上がり、説明が長くなってしまったため、予定したシーンまでDVDを再生することが出来ず…。

昨年度は『いつか どこかで』を4回に分けて上映したが、今年は3回で上映を終えなくてはならない…。ただ、一昨年までは3回でちゃんと上映を終了させることができているので、次回以降も焦らず、それでいて時間を計算しながらDVDを再生する必要が…。

4時限目「日本の社会」は、今日から最後のテーマ「放送用語からみる日本社会」についての講義である。今日は特に日本の役所や “業界” における「寝た子は起こすな」的な発想を取り上げ、チョー・ヨンピル(趙容弼)の歌唱で大ヒットした『釜山港へ帰れ』やイ・ソンエ(李成愛)の『カスマプゲ』の歌詞に見られる日韓の “ズレ” を紹介した。時代の流れとともに、これらの曲を知らない学生が増えてきた。この講義には韓国人留学生が3人履修しているが、『釜山港へ帰れ』はともかくとして『カスマプゲ』については3人とも「知りません」ということだった。

雲一つない快晴だったので、今日は富士山がハッキリきれいに見えた。三島駅の新幹線ホームから眺める富士山も素敵だが、明日は御殿場出講日なのでさらに雄大な姿が拝めるハズ。雲さえ出なければ…と願う私である。


12月17日(火)

昨夜、パソコンにインストールしてあるメールチェッカーが不具合を起こし、いろいろ設定を変えたが思うに任せぬ状態が続いた。システムファイルが壊れたものと判断し、再びインストール用のファイルをダウンロードし、上書きインストールしたところ…、なぜかメールチェッカーの設定ファイルが初期化されてしまった!

Windowsの “システムの復元” をしたところ、設定ファイルは元に戻り、不具合も解消されたが、今度は別のアプリケーションが…!?

システム復元をキャンセルしたところ、件のアプリケーションは元に戻ったが、メールチェッカーの設定ファイルが初期化状態に…!?

仕方なく再びシステムの復元をし、設定ファイルが生きている状態にし、その設定ファイルをUSBメモリにコピーし、再びシステムの設定をキャンセルし、初期化されてしまったメールチェッカーの設定ファイルを上書きし…という作業の果てに、ようやくパソコンが元の環境に戻った。時計を見ると、既に日付をまたいでいた。

パソコンが安定(?)したのを確認後、今日の講義の内容を確認し、それから就寝…。

あっと言う間に朝が来て、アタフタドタバタを繰り返し、息子を幼稚園へ送りに行く。今日の講義は御殿場看護学校の4時限目「文化人類学」のみなので、息子を担任の先生に引き渡した後、一旦帰宅。ゆっくり朝食をとりつつ、早めに出かける準備をする。

昼前、バスで鴨居駅に出て、横浜線のホームへ移動するが、何だか様子が…。もう電車が来てもおかしくない時間だというのに、電車が入線して来ないのである。すると、駅のアナウンスが「八王子行きの快速電車は、鴨居駅手前で異音を確認したため、現在は乗務員が線路上で電車の点検を行っております…」と入る。それまで気がつかなかったのだが、電車は鴨居駅のすぐ手前で停車していたのである! そのため、横浜線は全ての列車がいずれかの駅で出発を見合わせる事態に…!?

結局、車両に異常がないことが確認されたので、10分遅れで運転再開! 早めに家を出たのが功を奏したような感じである。

市が尾駅から東京・河口湖号に乗り込んだが、このところ、私の乗る東京・河口湖号の車内はスカスカ状態…。落ち着いた移動が出来るのは結構なことだが、「利用者が減少したため…」という理由で廃止されるようなことにならないよう願うアンビバレンスな心情になってきた。

講義開始50分前、御殿場看護学校に無事到着! ただ、御殿場市内は分厚い雲に覆われていて、残念ながら富士山の雄姿を拝むことが出来なかった。しかし、思ったほど寒さが厳しくなかったので、体が萎縮することなく講義に突入!

講義は…、前回までの内容と次回以降の内容を橋渡しするようなテーマとして「“愛” の比較」と題した話をする。日本人と西洋人の “愛” の違いを、狩猟と農耕の民族性なども取り上げつつ、地理的・社会的・文化的な違いと “愛” の表出され方が異なることなどを含めて説明してみた。

帰りの東京・河口湖号の車内も、スカスカ状態…。「本当に、この路線は維持されるのだろうか?」と、本気で心配する私…。おそらく、時期的な要因もあるのだろうが…。

御殿場を20分遅れでバスが出発したのにもかかわらず、その後の電車やバスの連絡が素晴らしく、いつもとだいたい同じ時間に帰宅することが出来た。ちょっと時間を得したような気分…。

夕飯前に息子を風呂に入れ、幼稚園であったことをいろいろ聞かせてもらう。幼稚園でお友だちといっぱい触れ合うようになってから、順序立ててキチンとわかりやすく話をすることに長けてきた息子…。聞いていて、その場の光景が目に浮かぶような感じである。表現力が豊かになって嬉しい反面、私や妻の意図が(伝わらなくてもよいのに)伝わってしまうこともあり、面倒な部分もある。

息子がまだ赤ちゃんだった頃、「早く、言葉がしゃべれるようにならないかな?」などと想いを馳せていた私なのに、いざペラペラ話し続けられるようになると「静かにしなさいっ!」などと注意する昨今…。ぜいたくな悩みなのかも…!?


12月18日(水)

極寒の地に瞬間移動してしまったかのような、そんな一日…。天気予報では、都心も降雪とのことだった。が。関東地方の山沿いでは雪が降ったそうだが、都心は明日の朝にかけて…らしい。

今日は、国際関係学部の出講日。三島市内は昼頃からポツポツ雨が降り始めた。夕方には “かなり” 冷たい雨が…!?

本当に、今が冬であることを痛感する。

さて、講義のほうは、寒さに負けないよう熱く展開しようと思ってはみたものの、なかなか思うに任せぬ状態に…。

3時限目「日本社会」は、月曜日に引き続いて『いつか どこかで』の上映である。前回の遅れを取り戻そうといろいろ頑張ったつもりだったが、予定していたシーンには及ばず。それでも、何とかゴールが見えてきた。そして、「日本(人)的コミュニケーション」の複雑さが学生たちに伝わっていることを願うのみ。

4時限目「日本の社会」は、月曜日から始まった「放送用語からみる日本社会」について。最初に、テレビ朝日の用語取り扱い基準を小テスト形式で紹介する。そして某在京キー局の番組基準を紹介しつつ、言葉の歴史性や必然性について語る。

今日、息子の幼稚園では父母会主催のクリスマス会が行われた。例年、観劇が主となるらしいのだが、息子の報告によると今日はワクワクさんが来てくれたそうな…。ただし、ゴロリはお留守番だったとか…!? おそらく、“大人の事情” によるものと思われる。

ワクワクさんかぁ…、いいなぁ…。私も、眼の前でワクワクさんにいろいろ工作してほしいと本気で思う。息子がちょっとうらやましく思うのと同時に、ワクワクさんを呼んでくれた幼稚園に感謝と敬意を表する次第である。


12月19日(木)

本来なら、木曜日の1時限目は文京学院大学「フィールドワーク論」の担当だが…。今日は文京学院大学の2年生(の多く)が学外活動に参加することになっており、さらに私の「フィールドワーク論」の履修学生のほとんどは2年生なので、講義が成立しない…ということが、先週の講義中に発覚した。

そこで、教務グループと対策を講じた結果、今日を休講にし、12月24日に振替講義を行うことになった。

よって、今朝はいつもの木曜日よりかなりゆったりのんびり…。息子を幼稚園に送って行き、それから法学部に移動することにした。法学部の「社会学」は3時限目開講であるが、今日は天気が悪く、東海道線のダイヤが乱れているという情報も入ってきたため、早め早めの移動を決めた次第。

それでも、バスで50分かけて横浜駅に出るなど、かなりのんびりした移動…。だが、法学部には11時過ぎに到着。教員室で講義の準備をしていると、数名の教員から「先生(=私)がこの時間に(法学部内に)いるのは、ちょっと珍しいですね!」と言われる。

その3時限目だが、法学部の講義は今日で年内最後…。つまり、今日の講義が2013年度の最終回だったのである! 教室内は、いつもよりも大入り状態だったような…!? 講義の内容は…、4月から語ってきたことを “まとめ” ながら、社会生活がプレッシャーの連続であることなどを付け加え、講義を結んだ。

それにしても、今日も冷たい雨の降る寒い一日だった。冷蔵庫の中のほうが暖かく感じられる今日この頃…。


12月21日(土)

昨日も、冷たい雨が降り続く寒い一日だった。そして、先週からちょっとおかくしくなっていたノドの具合が、この寒さでさらにおかしくなってきたようだったので、仕事の帰りに耳鼻咽喉科に行くことにした。

が、駅前からかかりつけの耳鼻咽喉科に向かって歩いていると、何だか様子がおかしい…。シャッターが閉まったままなのである! 診察受付時間内で、おまけに休診日でもないのに…という時間帯。シャッターをよく見ると、休診日や電話番号などの書かれた所にガムテープが貼られていた。「何かあったのでは…?」と思い、耳鼻咽喉科の近所にある処方箋薬局で事情を聞こうかと思ったのだが、とりあえずやめておいた。

しかし、どうしてもノドは治しておきたい…。駅前に戻り、すぐそばにある別の耳鼻咽喉科にかかることにした。初めて受診するので、当然 “問診票” にいろいろなことを記載しなくてはならない。その問診票を作成していると、程なくして診察室から呼び出された。お薬手帳を提出し、今までに耳鼻咽喉科でどのような治療を受けてきたかを説明し、診察を受けた。ノドに多少の腫れがあり、抗生物質で抑えることになったが、医師が違えば処方される薬も異なり、体が上手く薬を受け容れてくれず、副作用ばかりが気になってしまった。

ただ、今日の午後になってやっと薬の効果が現れてきて、ノドが徐々に楽になってきた。

昨日は、寒さと副作用と闘いながら夜が更けていったような…。

耳鼻咽喉科にかかるより前、日大看護の2時限目「社会学」と通信教育部の4時限目「社会学」を担当してきた。いずれも、年内最後の講義である。

なのに、日大看護のほうは昨日から新たな(最後の)テーマに入ることに…。「人間関係の諸相と構造」の初回として、昨日はPersona論を中心に語ったが、次回が1月17日…つまり、1ヶ月近く間があいてしまうことを考慮し、キリの良い所までで解説が終わるように時間配分を調整して講義を進めることにした。

通信教育部では、「前半総括」をすることに…。先週は「後半総括」として9月から12月にかけて語った内容の振り返りに90分を充てたが、昨日は4月から7月までの講義内容を確認し、追加概念を紹介した。

ここまでは、昨日の話…。

今日は、三鷹市内で行われた研究会に参加した。開始は14時だったが、「念のために…」と早めに家を出て、バスで東白楽へ。ところが、東横線が来ない…。私が東白楽に到着するちょっと前、関東地方でちょっと強い地震があり(昨夜も、かなり強い地震があったばかり)、副都心線で一時運転を見合わせていたため、東横線のダイヤも乱れてしまったのである。

早めの移動が功を奏した形に…。

東横線・副都心線で新宿三丁目に行き、丸ノ内線に乗り換えて新宿へ。小田急箱根高速バスの案内所に寄って、年明けに御殿場看護学校へ出講する際の乗車券を購入する。そして駅に戻り、中央線で吉祥寺へ向かった。その車内で…、何と小林さんとバッタリ会う。横浜市内ではなく、都内で…。それも、同じ電車、同じ車両に乗り合わせるとは…!?

研究会は2時間ほどでお開きとなり、帰りは仙川駅に出て、京王線で橋本に出てみた。そして、横浜線に乗り換えて鴨居に戻った。吉祥寺から井の頭線と東横線や田園都市線を利用するルートも便利だが、今回の橋本経由というのもかなり楽で、乗り継ぎがうまく行けば時間的にも良いルートかも知れない。

我が家に帰るのに様々なルートを探ってみるというのは楽しくもあり、ちょっとした小旅行気分にもなるものである。

年内の出講は、あと2日で4講座…。スッキリと年越しできるようにしたいものである。


12月23日(祝)

今日は祝日であるが、曜日的には月曜日…ということで、国際関係学部に出講した。

巷では、3連休の最終日…。新幹線が混むのではないかと思い、早めに家を出たのだが、行きの新幹線はかなり空いた車内…。しかし、帰りはUターン客でラッシュになるかも知れないので、念のために指定席を押さえておいた。

この “予想” は見事にあたり、席取り合戦に巻き込まれることなく落ち着いて新幹線に乗り込んだ。

今日で、国際関係学部の年内出講が終了。3時限目「日本社会」は、『いつか どこかで』の上映が無事終了。前回までと同様に「日本(人)的コミュニケーション」と、日本(人)的な「愛」「和合」「共感性」「仲間意識」などの要素を汲み取りつつ、音楽の効果や登場人物の衣装、言葉遣いなどの変化に注目しながら、「セリフが用いられていない状況(情況)を如何に理解するか」ということについて確認した。

4時限目「日本の社会」は、「放送用語からみる日本社会」の3回目。前回までの内容を再確認した後、今日は「考査基準」を中心に語った。かつて私がインタビューした “某在京キー局の考査担当者” のコメントを紹介し、「思想の自由の前に良心の自由」という姿勢を解説した。

日に日に、寒さが身にしみる…。昼間のうちに太陽が温めてくれた教室も、4時限目が終わる講義を終えると頃にはスッカリ冷え込んでいるような有様。さらに、寒さがノドへの負担を増幅させる…。幸い、先日処方された薬が効き始め、今日は声を出すのも楽になってきた。

明日は、朝から夜まで、移動に移動に…というスケジュール。体を冷やさず(壊さず)、楽しいクリスマスに突入したいところである。


12月24日(火)

時の流れは早いもので、今日はもうクリスマスイブ…。

先週木曜日、文京学院大学の「フィールドワーク論」を学生たちの学外行事のために休講としたため、今日の1時限目に振替講義を行った。いつもと同じように6時前に家を出て、いつものように東横線・副都心線、東武東上線を乗り継いでふじみ野に向かったのだが、何だか様子が…!?

駅前からはスクールバスに乗って大学に向かうが、いつも乗っている8:20発のバスが来ない…。バスを待つ列は長くなってきたが、バスは5分経っても10分経っても来ない…。8:35になって、やっとバスがやって来た! 乗車して、運転手さんの持っている時刻表を見て、やっと気がついた。「そうか、今日は補講日だから、特別ダイヤだったんだ!」と…。寒空の下、バス乗り場で30分近くも立ち尽くしていた私…。

振替講義は、もはや恒例行事となりつつある(?)実験演習を実施した。年内最後の講義では、毎年この実験演習を実施している。講義開講回数、時期などの事情で学生たちに実際のフィールドワークを経験させることが出来ないという理由から、教室内でのグループワークを通して “疑似的なフィールドワーク” を体感してもらうのが目的である。そして、「質問する側」「質問される側」の経験を通して、今まで講義内で私が語ってきた内容が理解できたかどうか確認することも出来る…と思われる。

学生たちの作業そのものは30分程度で終了するが、その前後の説明・解説に時間がかかるため、結局90分まるまる振替講義に充てることになった。

講義を終えて、スクールバスでふじみ野駅に戻り、東上線・副都心線を乗り継いで新宿三丁目に出て、丸ノ内線に乗り換えて新宿へ…。新宿からは小田急箱根高速バスに乗り、御殿場へ移動した。今日は、ふじみ野から御殿場への大移動である!

高速バスの車内は、いつもなら比較的年配の方が多いのだが、今日は若いカップルが大半…。クリスマスイブを箱根で過ごすのか…。

御殿場看護学校の4時限目「文化人類学」をもって、年内の講義が終了した。今日で年内最後だというのに、今日から「国際化と文化変容」をテーマに2回語ることに…。冬休みをはさんでしまうのだが、解説内容が独立しているため、例年何とかなっているようである。今日は、「文化相対主義」と「自文化(自民族)中心主義」を中心に語ることにした。

帰りも、小田急箱根高速バスを利用…。車内は満員状態。かなり前にバスの予約を入れておいたのだが、その判断は正しかったらしい。車内はポカポカで、適度な揺れが眠りの森に私を誘う…。ひと眠りしている間に、バスは相模川を越えていた。今夜は “サンタクロース” にならなくてはならない都合上(コスプレはしないが…)、早寝が出来ない。そのため、車内での仮眠は必須…。

バスを東名江田で下車し、あざみ野駅へ急ぐ。駅前でシャ○メリーとローストチキンを購入し、電車を乗り継いで妻と息子の待つ我が家へ!

妻と息子は…、今日は息子のクラスメイト(女の子)のお宅に招かれて、クリスマスパーティのような会合をしてきたらしい。その女の子は息子の一番の仲良しさんで、7月の「ぼやき」にも登場している。詳細は、後日…。

帰宅後、家族そろってクリスマスイブの晩餐…。サンタクロースが来てくれるかどうか、息子はちょっとドキドキ…、そしてワクワク…。“サンタクロース” は、息子の願いをかなえてくれるのだろうか…?


12月25日(水)

Merry Christmas in 2013

昨夜、息子は就寝前に「そんなことしてたら、サンタさんは来ないよ!」と私に言われてしまい、寝かしつけをしていた妻に「怒られちゃったから、クリスマス、もうやらない…。お正月と誕生日でいいよ」と、サンタさんが来ないかもしれないことを嘆いていたらしい。

ところが…、目覚めて枕元をみたらプレゼントが置かれていたので(その様子を、寝たふりをしながら眺めていた私…)、「あれっ?」と意外そうな顔をしていた息子…。そして、「いや、多分これは何かの間違い…」とでも思ったのか、再びフトンに戻って眠ろうとしていた。が、やはりプレゼントが気になったのか、起きて部屋を一回りし、「ねぇ、朝だよ…。起きようよ!」と我ら夫婦をペシペシ叩き始めた。

ずいぶん前から、息子は「サンタさんに、ペンペンさん(Suicaのペンギン)のお弁当箱をもらう」と言い続けていた。リボンをほどき、中身を確認し、欲しがっていたお弁当箱が姿を現すや否や、にまぁ〜と満面の笑顔になり、大興奮!

昼過ぎ、家族そろって横浜駅周辺でお買い物…。なのに、駅に到着後、整形外科を受診した我ら夫婦…。妻は先月、付添入院中に無理な体勢での就寝がたたって腰を痛め、私は坐骨神経痛らしき状態になってしまったため、夫婦で通院するハメに…!? そして、夫婦で低周波治療を受けることに…。息子は、妻のベッドサイドでイスに座りながら「お母さん、応援してるよ〜!」と元気に叫んでいた。

帰宅して、息子は両親(=我ら夫婦)からのクリスマスプレゼントを受け取り、さらに大興奮!? 「クリスマスはね、イエス様の誕生日なんだよ!」と息子に教えたところ、クリスマスケーキを食べる時に「ハッピバ〜スデ〜トゥ〜ユ〜♪」と歌い始めた息子…。

う〜ん、間違ってはいないか…。


12月29日(日)

ここ数年、年末が “年末らしく” 感じられないような…。街の様子も、師走というような雰囲気ではなく、クリスマスが過ぎると “日常” に戻ってしまったような、そんな状態である。

私自身、仕事上の “処理” が中途半端になったままなので、スッキリした気分で年越しすることが出来るのかどうか…という有様である。とりあえず、27日が年内最後の大安だったので、正月飾りなどを購入して玄関は “お正月を迎えられる状態” にしておいた。やっぱり、新年は気持ち良く迎えたい。そして、“それなりに” 新年を迎える気分を盛り上げておきたいものである。

そういう事情(?)も相まって、年内に済ませておきたい(済ませておかなくてはならない)ことに取りかかっていたので、クリスマスからちょっと「ぼやき」の更新が滞ってしまった次第である。特に、年賀状の印刷には思いのほか時間がかかってしまった。その分、旧年中の感謝は込めたつもりではいるが…。

文章が短くなってしまったので、クリスマスの様子をちょっとだけ紹介…。

妻特製のクリスマスサラダ

妻特製のクリスマスサラダ
サンタさんからのプレゼントを手にして、大喜びの息子
サンタさんからのプレゼントを
手にして、大喜びの息子
ピングーとピンガのぬいぐるみ(いずれも妻のお手製)
ピングーとピンガのぬいぐるみ
(いずれも妻のお手製)

Suicaのペンギンのお弁当箱は、来年になってから使うのだとか…。そして、妻の手作りのピングーとピンガのぬいぐるみをもらって大興奮の息子…。毎晩、“彼ら” をフトンに連れて行って一緒に寝ている。そして昼間は、息子の作ったストーリーに付き合わされている彼ら…。

そんな息子は、「クリスマスは行っちゃったの?」とか「お正月、来てくれるかなぁ…?」などと言う。どうやら、「クリスマス」や「正月」というのは人名のようなものだと思っていたらしい。クリスマスについては「イエス様の誕生日」であることを教えたが、今も “正月ちゃん” がもうすぐやって来ると思っているフシがある。

子どもらしい発想で可愛らしい部分もあるが、逆に「もう、クリスマスは帰っちゃったんだねぇ…」と言いながら目を潤ませる姿を見て、「これは、何か対処しなければ…」とも思ったりする。

家でも幼稚園でも、息子は現実と妄想の世界を行ったり来たり…。度が過ぎれば “不思議ちゃん” になってしまうのではないかと思えるほどである。ただ、あんまり息子の想像力を現実的に圧迫したくもないし…。幼稚園の担任の先生は「それは、お子さんの持つ優しさなんですよ!」と仰ってくれたし…。

もうしばらく、息子の感覚に付き合ってみるべきか…?


12月30日(月)

昨日の昼過ぎ、バス定期券の継続やお買い物のため、家族そろって横浜駅周辺へ行った。

最初に郵便局で切手を買おうと思ったのだが、局に入ると長蛇の列…。そこで、妻と息子に並んでもらい、その間に私は横浜そごうにある横浜市営バスの定期券売り場(バス案内所)に行くことにした。定期券売り場に着くと、何やらおかしな雰囲気…。2つある窓口の1つで外国人のカップル(観光客)がベイエリアの地図を広げ、係員さんが彼らに対応していたのだが、様子がおかしいのである。

観光客(おそらく英語圏ではないヨーロッパ出身)は英語で問い合わせをしているのに、係員さんはほとんど日本語での対応…。要するに、話が通じていないのである!

そのやり取りを眺めている私に、もう1つの窓口から別の係員さんが「お客様(=私)はどのようなご用でしょうか?」と尋ねてきたので、「バスの全線定期券を継続で1ヶ月で…」と用件を伝え、携帯電話(モバイルSuicaにデータを書き込むため)と1万円札を提示した。ところが、定期券の継続処理をしていた係員さんがチラチラ私のほうを見ているので、「あれっ、何かデータに不具合が生じたのかな?」と思ったのだが、どうも違うらしい。そして、まだ定期券の処理が終了していない段階で、係員さんが「あのぉ〜、英語…、わかりますか?」と私に尋ねてきた。「こちらの(外国人の)お客様、日本語がわからないようなので…」と…。要するに、外国人観光客への説明を通訳して欲しいということだったのである。

そこで、彼らが本当に英語が本当に通じるのか確認するべく、「Where'll you want to go from now?」と話しかけると、すかさず反応! みなとみらい地区にあるコスモクロックを観に行きたいのだという。夜になると観覧車が美しくなる…という情報を誰かに聞いたらしい。それで、どうアクセスしたら良いのか…と窓口で尋ねたが、直通のバスが横浜駅からは出発していないため、係員がなかなか説明できずにいたらしい。

とりあえず、いくつかの方法を説明し、結局みなとみらい線でアクセスする方法を採択した彼ら…。乗り場は西口の地下であることを教え、「ドーモアリガトー!」とお礼を言われた。その光景を、私の携帯電話とお釣りを持ったまま呆然と眺めていた係員さん…。定期券データが書き込まれた携帯電話を受け取ると、何度も何度もお礼を言われた。

郵便局に戻ると、妻と息子はまだまだ列に並んだまま…。定期券売り場での出来事を妻に話すと、「藁をも掴む気持ちであなたに助けを求めたら、目的を達してビックリしたんでしょうね!」と笑っていた。日本語を解さない外国人観光客が窓口にやって来て、そこに定期券を買いに来た客が来て、ダメもと(?)でヘルプを出したら…という流れだったのだろう。

今日は、一日の大半を年内最後の大掃除に充てた。今年の汚れは今年のうちに…といきたいところだが、中には長い年月をかけて我が家に居座っている(?)汚れもあって、思うに任せぬ状態…。それでも、頑張って落とせる汚れは落とし、ちょっとだけ気分スッキリ!

夕方、息子を連れて近所に出来たばかりのドラッグストアに行ってみた。敷地面積がかなり広く、取扱商品の数も種類も多く、何より安い! 息子をカートに乗せ、「安いなぁ…」とつぶやきながら店内をアチコチ歩いていたら、何を思ったか息子がたのお客さんに「あの〜、すいません! これ、安いですよ〜!」と話しかけていた。店員さんでもないのに、なぜ販促!?

店内をアチコチ回っていると、目に入るもの全てに息子が反応し、そのたびに大騒ぎ…。

それにしても…、店内に限らず近所には出歩く人が少なく、ひっそり感が漂っている。里帰りや旅行に出た人が多いのか? はたまた、ア○ノミクスでも回復できない不況のせいなのか?

年末特有の活気が見られず、明日が大晦日であるという実感すら湧かない年の瀬である。


12月31日(火)

2013年最後の一日は好天に恵まれたものの、茨城県北部で震度5弱の地震にも見舞われ、波乱の幕切れの様相…。

せめて、2014年は日本にとっても…、いや、世界中が穏やかな一年となりますように。

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2013年も、大変お世話になりました。

2014年も、よろしくお願い申し上げます。

皆様、よいお年をお迎えください。



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