2006年8月のぼやき



8月1日(火)

8月の初日は、昼夜逆転に近い形で始まった。昨日の採点の後、脳がやけに冴えて眠れず、かといって体はヘトヘトに疲れていて別の科目を採点するまでには至らず、空が白々とし始めてから眠りに就いた。

午後になって、やっとの思いで目を覚ました。妙に空腹感がある。考えてみれば、昨日の夕飯を20時頃に食べ終えて、それから18時間も食事をしていないのである。お腹が空いて当たり前である。それで、手っ取り早く(?)カップ麺を食す。こういう時には、手軽さが嬉しい! 最近のカップ麺は、麺にも味にも凝った作りをしているものが多く、それでいて値段も安いものがたくさんある。ささやかな喜び…。

食後、出かけることにした。ポストに郵便物を投函しなければならないし、それと、通院もしたかったのだが、今日は特殊外来の日…。今井医院の前まで来て気が付いた私…。

帰宅して、国際関係学部「社会学」の試験を採点した。194名の履修登録者のうち、189名が受験している。かなりの受験率である。採点していて思ったことが…。最近、大学生のレベルが “ピン” と “キリ” に分かれていて、その差が大きく離れている。大学生レベルの答案用紙でないものが多数有り、採点しにくいことこの上なし! さらに、講義をマジメに聴いていないものだから、講義で触れていない箇所を引用する輩も多い。採点していて、一喜一憂…。結局、採点には6時間以上を有した。

採点で残っているのは、「日本の社会」の50人分のみ。これは、明日に回すか…。


8月2日(水)

採点が終わった。これで、気分的に楽になれそうである。

昨日、採点の合間のリフレッシュに、テレビを観た。ここ数年、テレビドラマに関心がなくなっている私ではあるが、たまに私の心の琴線に触れる(?)ものがある。今、私が欠かさず見ているのが「ダンドリ。」。ダンドリとは「ダンスドリル」の略で、神奈川県立厚木高等学校のダンスドリル部が全米チャンピオンになったストーリーがモチーフになっているという。しかし、このドラマ、タレント目当てで見る輩が多いんだろうなぁ…。私の場合、“元高校教員としての視線” でドラマ内の教職員の振る舞いを眺めるのが楽しい。

「タレント目当て」といえば、最近のCM好感度調査の内容も、タレントの人気度を反映していて、純粋に制作・企画を評したものではないように思えるのは私だけではないだろう。どんな駄作でも、パフォーマーが人気タレントならば売れる日本社会では、芸術性の向上を図ることは難しそうである。お隣の韓国では、「良いものは良い」的な発想で国民がパフォーミングを評するので、人気タレント云々が評価に関連しないような部分が強い。日本人はよく、「○○が歌っているから」「××が出演しているから」というものの見方をする。韓流ブームだって、「韓国のものだから」「ペ・ヨンジュンが出演しているから」などという理由だけで飛びつく者が多い。

ついでに、昨日の話を…。昨日の17時過ぎから、私の携帯電話は通話もメールもウェブも、すべてがつながりにくくなってしまった。2時間経っても状況が改善されず、何をしても「現在つながりにくくなっておりますので、後ほどまた…(後略)」というメッセージが表示される。それで、ボーダフォンのお客様センターに電話をしたが、「では、携帯電話の電源をお切りになり、しばらくしてから再度電源を入れ直していただき…」と、端末の問題であるかのような説明が始まってしまった。「端末に問題があるワケじゃないのに…」と思いつつ、とりあえず電源を落としてみた。私が、「電波の問題は?」と聞き返すと、「電波障害の情報は入っておりません」とのこと。携帯電話を再起動させたところ、なぜかネットワークにアクセスできていた。そのことを担当者に伝えると、「では、しばらくそのまま様子を見ていただけますか?」と言われ、サポート終了。が、やはり次の瞬間に「現在つながりにくくなっておりますので、後ほどまた…(後略)」というメッセージが表示され…。結局、日付をまたぐ頃まで、つながったりつながらなかったり…という状態の繰り返しであった。

さて、今日も昼夜がちょっと逆転しかけた状態でスタートした。とりあえず、簡単に昼食をとり、メールチェックを済ませた後、出かけることにした。今日、今井医院は休診日。そのまま買い物で横浜に出たので、早めの夕飯をとり、ビールを1杯だけ飲んで帰った。

たった1杯のビールで、ほろ酔い気分…。たまには、こんな日もあって良いかと…。


8月3日(木)

昨日の夕方に飲んだビールがいけなかったのか、昨夜から群発性頭痛が再発した。今日は夕方までのたうち回り、やっとの思いで今井医院へフラフラになりながら通院。

まだ、群発期を越えていなかったようである。


8月4日(金)

処方された薬のおかげで、昨夜のうちに吐き気だけはおさまった。しかし、群発性頭痛は “寄せては返す波” のような状態…。が、夕方になって太陽の光にも耐えられるようになり(群発性頭痛の場合、目や頭に光が当たっただけでも痛みが増す)、「部屋にいたら、病人気分から解放されない!」と思い、気分転換とリフレクソロジーを兼ねて横浜まで出かけることにした。

昨日の通院時は、太陽の光を出来るだけ避けるためにサングラスを着用していたが、今日は普通のメガネで大丈夫だった。家を出る前にリフレの予約を入れておいたので、待ち時間0分ですぐ施術。今日は、頭・首・肩・背中の30分コース。出費が少々痛いが、体調回復のためだ、仕方がない。施術中、「肩と肩胛骨、それから腰に疲れがありますね。それと、眼精疲労のような…」などと、次々に私の状態を言い当てられる。群発性頭痛は目の奥に痛みを感じるので、眼精疲労のような症状と間違えられることもある。う〜ん、ただ者じゃないな、このスタッフ…と思いながら、30分が経過。最近、スタッフの指定などしていないのに、なぜか同じスタッフの施術…。相性か?

リフレ後、「昨日も今日も、ろくなものを食べてないし…」と食生活を顧みて、何か食べて帰ることにした。何にしようか…と考えようとした時、うどん屋さんが目に入った。これで決定! では、何うどん? 入口前に、「特製カレーうどん定食」と書かれているではないか!? もう、これで完全に決まり! 辛さも麺のコシもちょうど良く、白米とも相性抜群! 食べているうちに、体中が汗でビッチョリ! 頭のてっぺんからつま先まで、「これでもかっ!」というぐらい、汗をかいた。フトンでかく寝汗なんぞとは違い、こういう汗はサッパリする。本当は運動をして汗をかきたいのだが、今の体調では…。しかし、なぜ、カレーうどんに人はそそられるのだろう?

カレーうどん定食ですっかりサッパリした私は、薬局で酸素ボンベ(群発性頭痛の緩和用)を購入し、歩いて帰宅することにした。歩くのが苦痛にならないのは、数日ぶり…。

群発性頭痛と光の関係を述べたが、それに関連して…。我が家は角部屋なので、出窓がある。そのおかげで、日当たりが良い。最近「日照時間不足」が全国的に心配されていたが、ここ数日は晴天続き。しかし、その晴天が群発性頭痛の最中にある私には “ありがた迷惑” なのであった。外の天気が、恨めしくてたまらなかった。そして、痛みに耐えかねて何度も何度も頭を何かにぶつけ続け、のたうち回った。普通の頭痛ではないことを先月ぼやいたが、とにかくこの痛みと恐怖は実際に患った者(および、その看病をした者)でなければ理解できないだろう。おそらく、頭痛1クールは今日で終了したのだろうが、次いつ痛みに襲われるのか、その恐怖が新たなストレスを生み、そのストレスによって群発性頭痛を招くというストレス・スパイラル状態に陥っている私…である。

あっ、今日はこの夏2度目の「土用丑の日」だった。鰻にすれば良かったかも…。でもまぁ、この体調じゃ、鰻を受け付けられたかどうか疑問…。

もっと体調を回復させて、もっと気の利いた「ぼやき」を展開したいものだ。


8月5日(土)

今日は、様々なリハビリを兼ねて、静岡へ行く予定。

そういえば…、初めて静岡に降り立ったのは、今から12年前の3月のことだった。静岡県立大学で開催された学会に参加するための静岡入りであったが、宿泊した駅前のホテルがどこだったのか、思い出せずにいる。もしかしたら、そのホテル自体がなくなってしまったのか、改組されたのか…という話もある。また、学会前日、おでん横丁に行ったのだが、どの店に入ったのかも思い出せない。さらに、帰りに静岡駅前で “店全体がいけす” のような店で鯛の刺身を食べたのだが、その店もわからない。そして、時は流れ、静岡県内で講義を持つようになる。その講義も、今年で10年目に入っている。今のように頻繁に静岡市に行くようになったのが5年前。その時、すっかり以前の記憶があやしくなっていたため、「ほ〜っ、静岡の信号も、名古屋のようにピヨピヨ、ミャーミャーと泣くんだなぁ…」と思ってしまったほどであった。何でもない1コマ1コマが、その時はやけに珍しく思えたものだった。今では、番地さえ教えてもらえたら、だいたいの場所に行くことが出来るのに…。

ちなみに今回、帰りは深夜バスを利用することになる(と思われる)ので、帰宅は明日早朝…。よって、本日はこれ以上の更新は無理かと…。

気の利いた「ぼやき」が出てこないので、群発性頭痛の悲惨さを…って、もういいか。群発期を抜けてくれれば良いのだけれど、自分でもわからぬこのツラさ…。


8月6日(日)

まずは、昨日の話から。昨日は7:41に横浜を発つ特急東海号で静岡を目指した。が、終着(静岡)の1つ手前である清水で下車し、久々にエスパルス ドリームプラザに向かうべく無料バスに乗り込んだが、まだゲートオープン前…。

それで、再び無料バスで清水駅に戻り、東海道線で静岡に出て、バスに乗ってリハビリに行くことにした。このリハビリ場所、「同行者」宅の近所にある整形外科&デイケアセンターである。バスに揺られていると、急に急ブレーキ!? 脇道から車が飛び出してきたのである! 間一髪、バスのブレーキが間に合って大事には至らなかった…と乗客一同がホッとした次の瞬間、その車がバスとは逆方向から来た車と…?! これも間一髪! しかし、こんな危ない運転するドライバーを排出した教習所はどこなのか、ちょっと気になった。

整形外科の前までバスに乗るより、1つ手前のバス停で降りたほうが運賃が50円安くなるので、その50円をケチって少し歩いてみた。そして、整形外科の受付で「受診も…」と伝えると、「実は…今日は先生、会合が入ってしまい、今日の診察はキャンセルになってしまったんです!」と、衝撃的な事実を告げられる。「何のために、ここまで来たのだろう…?」という想いが強まったものの、どんな努力をもってしても状況は改善されないことを思うと、「わかりました。では、また来ます」と行って立ち去るしか選択肢がないこともわかり、何もせずに整形外科を出た。

再び50円分バス停を歩き、静岡駅へ出た。このまま帰るのも…と思いつつも、何もする気力もなくなった。帰りは静岡駅北口を23:59に発つ深夜バスに乗る予定だった。清水の「港かっぽれ」だのを見て回ろうと思っていたが、リハビリが出来ていないのに人ごみに入るのも…と思い、とりあえずネットカフェを探して深夜バスの予約をキャンセルした。携帯電話でも予約変更・キャンセルは可能なのだが、6月末に機種変更したためにブラウザの仕様が異なってしまい、高速バスのサイトにアクセスできなくなってしまったのである。面倒と言えば面倒である。その後、みどりの窓口で帰りの乗車券類を購入し、昼食をとることにした。よく朝食で利用している丼もの屋さんで駿河桜海老丼(玉子丼に桜海老が入っている!)を注文したが、気乗りしない時は何を食べても味気ない。

食後、どの東海道線に乗ろうかと、静岡駅の改札前をウロウロしていたところ、「同行者」に後ろからタッチされた! 事情を話すと、「どうしても今日のうちに帰途に就かなくてはならない…ということでないのだったら、ウチに泊まって、明日帰れば?」と言われ、その話に乗った。さらに「清水の港かっぽれは、とんでもない人手だから…」ということで、別の場所に行くことにした。5年ほど前、「同行者」に連れてきてもらったことがある焼津のカントリーロードという喫茶店に行くことになった。この店は、何もかもがとにかくデカイ! プリンにアイスクリームにかき氷にパフェに…何でもデカイ! スパゲティなども盛り良し!久々に目と舌が楽しめた。

そして、日も暮れかけて来たので、「同行者」宅へ向かうことになった。私は家から着替えとしてTシャツ1枚しか持ってきていなかったが、「同行者」宅には私の私物がキープされているので、その点は問題なし! ただ、私のヒゲ剃りを持って帰ってしまったので…。そんなことを考えながら静岡駅からバスに乗っていたところ、午前中にバスが急ブレーキをかけた場所で再び急ブレーキ音! 同じ脇道から、同じように車が飛び出してきたのである。同じ日に、それも同じ場所で、同じ目に遭った私…。

今日、起きてしばらくボーッとしていたが、みんなの昼食をコンビニまで調達に行こうということになり、そのついでにヒゲ剃りを買うことにした。最近の安全カミソリは2枚刃だの3枚刃だのと進化が激しいが、私は2つで105円のものを購入。私自身、いつも電気シェーバーを愛用しているので、たまにカミソリを使用すると、アチコチに小さな傷が出来て血がダ〜ッと出てくる。今日もやってしまった!? よくCMで「切れてな〜い」などと宣伝されているカミソリでさえ、私にかかれば危険カミソリに変貌する。なぜなのだろう? 1つだけ、理由がわかっている。それは、私が痩せているからである。

結局、「同行者」と静岡駅前で夕飯をとった後に、東京行きの在来線で帰途に就いた。深夜バスで帰るよりは、こちらのほうが楽である。1泊させてもらえたことで、心身ともにリラックスした私であった。


8月7日(月)

今日は「バナナの日」なのだそうな。8と7でバナナ? 877ならバナナになりそうだが…。こういう数字の語呂合わせで、3月3日は「耳の日」で、6月4日は「虫歯予防デー」、7月10日は「納豆の日」、毎月12日は「豆腐の日」などと、いろんな日が日本には存在する。

昨夜、さっさと早寝すればよかったものを、あれやこれやとパソコンで「調べもの」をしているうちに、空が白々とし始めて…。結局、再び昼夜逆転気味に。昼をだいぶ過ぎてから目が覚めた。そして、遅い昼食をとった後、昨夜の「調べもの」の続きを始める。ネットでアレコレ調べられるのは良いのだが、「こんなに楽していろんな情報蒐集が出来て、良いのだろうか?」と思うこともある。さらに、テレビ中継を楽しみに待っていたスポーツの試合前に、ネット上で結果がデカデカと(?)掲載されている場合も多い。「なんだ、この中継は録画だったのか…」とガッカリさせられるとともに、勝敗がわかっているためにワクワクもしなくなる有様。便利と引き替えに、ワクワク感が奪われる…。

さて、「調べもの」が一段落したところで…と言っても夕方になっていたが、東神奈川まで買い物に出た。が、昼食がかなり軽めだったので、体が思うように動かない…。とりあえず何か食べようと思い、お店を探した。とりあえず、松屋に入り、とろろタン定食なるものを注文した。あまり期待していなかったのだが(失礼!)、美味であった。体力が回復しかけたところで、マルエツへ。相変わらず、アイスが安い! 1つ101円のアイスを5つ買うと、415円になるのである! マルエツに来るたびに、アイスを5つまとめ買いするようになっている私…。だが、今日はお気に入りの種類が並んでおらず、ちょっと不満…。それでも、5つ買ってしまった私って一体?! そして、冷食を数種類と “鮭いくら丼” なるものを買って帰途に。「夏は食欲が落ちる」と言われるが、健康状態の私の場合、夏だろうが何だろうが関係ないのである。ただ、ひとたび体調を落とすと、1日に1食とれるかとれないか…という最悪な状態に陥るのである。両極端が体に悪影響を及ぼすことはわかっているが。

ところで、「調べもの」の内容であるが、京阪方面の “かなり激しい” フィールドワーク(都市人類学的ないしは観光人類学的なもの?…とでも言っておこう)を来週敢行(観光?)する予定で、そのための諸々の下調べをしているのである。大阪市内は地図なしでアチコチ歩き回ってきた私であるが…。う〜ん、腕が鳴る!

その前に、テニス肘の再発している左腕を何とかしないと…。


8月8日(火)

今日は「フジテレビの日」なのだそうな。フジテレビが8チャンネルを使用しているから、8のぞろ目でフジテレビの日。「関西テレビの日」でも良いのでは? 私がフジテレビのスタッフだったら、「今月は “フジテレビ月間” として、番組も強力ラインナップでお届けします」というようなプロジェクトを組むのになぁ…。

昨日の「調べもの」がノリに乗ってしまい、気が付けば朝…。それで、そのまま寝ないで、朝イチで東神奈川駅のみどりの窓口まで向かった。そして、来週の京阪フィールドワークのために購入した指定席券の一部を乗変した。夏休み中であり、さらに変更する指定席の残が少ないため、家から駅まで走って向かった。しかし、寝ていないのに体がやけに軽く感じた。もっとも、私の体重は軽いのだが…。台風の接近のせいもあるのだろう、家を出るちょっと前まで雨が降っていた。私が玄関に鍵をかける時には雨がやんでいたが、それでもいつ雨が降ってもおかしくないような空模様だった。

みどりの窓口に到着したのが5:50。営業開始まで、あと10分…。それで、指定席券の申込書を書きながら、窓口が開くのを待つことにした。が、その間に男子高校生に一番乗りを取られてしまった。別にすぐに使用する券ではないので、おそらく1分1秒を争うことはないだろうと思い、高校生に「先に用事を済ませなさい」という感じに手で促す。ところが、これが誤算! この高校生、友達2人が改札内でアレコレ指示しているのを把握できていない。窓口が開く前に、「あのさぁ、俺たち、2番線の先頭にいるから…」と言われているのに、「えっ、何?」と聞き返す。それで友達が「だから、2番線の一番前にいるってば!」と大きな声で言い換えると、「えっ、何で?」と要領を得ない。さらに、窓口でのやり取りが、エラく待ち人(except 私)をイラつかせていたようである。

というようなやり取りが…。これでも、かなり簡略化した記述である。6時ちょうどに窓口が開き、私の順番が回ってきたのが7分後である。私の後に並んでいた男性は、「チッ!」とか「ォィォィ」などと言いつつ、強烈にイラついているご様子。

この高校生、旅に慣れていないのだろう。誰だって、最初は初心者だ。こういう経験を通じて、人は成長していくのだ。それにしても、この高校生の友達も友達だ。改札を一旦出てくれば良かったのに…。途中下車の出来る乗車券を持っていたんだろうに…。

さて、私の順番に回ってくる直前、「後ろの男性に順番を譲るべきか否か?」とちょっと悩んだ。しかし、この男性の態度が不愉快だったので、譲らないことにした。過日購入した指定席券と申込書を窓口に出し、「これを乗変したいのですが…」と係員に伝えると、「ではまず、この変更する電車(に指定席の空き)があるかどうか、調べてみますね」ということで、まずは指定席が取れるかどうかの確認。調べてもらうまでもなく、指定席は取れることが判明していた。インターネットでずっと指定席の情報をチェックしていたのだ。だてに徹夜していたワケではない! しかし、残が少ないことが気がかりだったので、朝イチでみどりの窓口へ来たまでである。結果、問題なく指定席は乗変できたのだが、変更する電車の検索に係員が時間をかなり使っていたため、私の後ろにいた男性は、何も購入せずに(おそらく、新幹線か何かの時間の関係だろう)改札を入っていった。とりあえず、さっきの高校生の “かたき” を打ってやったような状態になった。

帰途、コンビニで朝食を買い、雨が降る前に…と早足で家に向かった。帰宅してすぐ、雨がまた降り出した。幸いにして、傘をささないで用事を済ませることが出来たのである。が、急に走ったために(?)スラックスのお尻のポケットにあるボタンが取れてしまい、朝食前にお裁縫。今月は、何度スラックスのボタンを付け替えただろう? 一人が長いと、炊事洗濯だけではなく、お裁縫もそれなりに出来るようになる。いやいや、私は小学校の時に家庭科をシッカリ学んだので、そこで習ったことを体が8割以上覚えている。残りの2割は、自己流でカバー。

テレビと新聞が、秋田県のある女性の供述について報じていた。その女性、自分の娘と近所の男の子を殺害したということで逮捕されたのだが、供述が二転三転し、最終的には殺人を自供したことになっているが、昨日になって「娘は事件で殺められた。何で私が犯人なの?」と一転否認したというのである。先日の精神鑑定で「責任能力あり」と判断されたため、こういう手段に出たのかな…と、ふと思った。いずれにせよ、幼くしてこの世を去った2人に対して、大変失礼だと思う。失礼だと言うよりも、保身に走っていること自体が…(以下、自主規制)

さて、妙な時間に寝たら昼夜逆転を促してしまうので、今日は無理してでも夜まで起きていようと、昼前から襲ってきた睡魔と闘おうと思った。反面、「目も真っ赤になっているし、全く睡眠を取らないのも体に悪いのでは…」という気持ちにもなり、ちょっと昼寝することにした。3時間ぐらい寝たのだが(睡眠は、90分の倍数でとるのが良いらしいので)、起きた時に頭がボー、体はフラー…という状態だった。ちゃんと睡眠を取るべき時間に取らなくてはならないということだろう。起きてすぐ、「何か簡単に出来るものはないかな?」と食材を探している最中に、「辛ラーメン」を見つける。こういう、疲れ切った時にはピリリとした夕飯もいいもんだ! 早速、辛ラーメンを煮る。あの、真っ赤なスープまで、1滴残さず飲み干した! 体がシャキッとした。不思議なものである。

台風7号が本州に向かって進んでいるという。明日にも、東海地方上陸…とのこと。そして、明後日は関東地方に…。明後日、出かけなくてはならない用事があるのに…。いやいや、こんな甘いことを言っているワケにはいかない。台風銀座に住む人々は、夏が来るごとに防災対策を練らなくてはならないのだ!

ただ、今夜は早寝するべきだろう…。20代の頃だったら、2晩くらい平気で徹夜できたものを…。


8月9日(水)

台風情報が気になって、早寝できなかった私…。

台風8号・9号は、沖縄から中国大陸へ向けて抜けていくそうだが、7号はゆっくりと東海地方に向かい、東海から太平洋側に沿って関東地方にも向かってきた。未明のNHK台風情報では、「台風7号が関東地方に最接近するのは、明日0時頃」と予想が出ていた。

私は…と言えば、明け方まで台風情報をテレビで見ていたため、またしても昼夜逆転!? 昼をだいぶ過ぎてから気を覚ました時には、まだ外は激しい雨が降っていた。起きてすぐ、新たな台風情報をネットで調べると、勢力を弱めつつもすでに台風は銚子沖にいた。関東地方最接近と当初予想された時刻には、台風7号は東北地方の太平洋側に達するらしい。

よって、関東地方は夕方には太陽が顔を出し、明日の天気予報は「台風一過」の特徴そのもの! 晴れマークのオンパレードである。 お日様を見ていたら気分的に少し晴れ晴れしてきたので、横浜へ出かけた。明日はヘアカットを藤沢の先輩にお願いしてあるので、暑中見舞いの品を見繕いに行くのが第一の目的。もしお腹が空いたら、何か食べて帰ろうと思ったのが第二の目的。しかし、お腹は空かなかったので(お昼を食べたのが遅かったので)、食材を買って帰途に就いた。

このところ、何だか「ぼやき」のネタが乏しいような…。それとも、無意識の自主規制? いずれにせよ、盛り上がり不足であることだけは確か。


8月10日(木)

昨夜、眠れなかった。昼夜逆転が最大の原因だが、もう1つ原因が…。それは、「空腹」だった。どういうわけか、フトンに入った途端にお腹が空き始め、睡眠の邪魔をした。「早く、朝が来ないかな…」と思いつつ、時間の流れの遅さを恨んだ。朝5時前、「いっそのこと、牛丼でも食べに行こうかな」とも思ったが、一番近くの牛丼屋まで行くのには、坂を上り、下り、信号を渡るか歩道橋を渡らなくてはならない。食後、その道をまた戻らなくてはならない。そして、今日は藤沢に出かける日。考えてみたら、無駄な動きが多くなる。そこで、冷凍室から食パンを取り出し、オーブントースターで焼く。とりあえず、胃に食べ物が入ったので体が落ち着いたのか、そのまま眠りの森へ…。

8時過ぎ、起床! かなり眠かったが、ヘアカットの予約は10時…遅刻するワケにはいかないのだ! 京浜東北線と東海道線を乗り継いで藤沢に出て、そこから路線バスに乗り換え。予定通りに到着!

久々に、髪の毛をまとめてバッサリと切り落としたので、頭が軽くなったようである。洗髪もスッキリ! 暑い夏、髪の量が多いと汗をかいて蒸れやすく、不衛生…。これで少しは暑い日々を楽に過ごせるようになるだろう。

ヘアカット後、帰宅してネットで来週のフィールドワークに関する各種手続きの続きを行う。が、だいたい終了。行程も、ラフスケッチが完成している。ただ、追加が出たので、その行程を練り直さないといけない。そして、フィールドから帰ってくると、次は広島…。




8月11日(金)

またしても、ネタ不足。気の利いたコメントの書けるネタを見つけられるだけ活動していないのが原因であることはわかっている。しかし、それよりも、群発性頭痛がまだまだ私の背後にピッタリつきまとっていて、集中力が欠けているのが、私を外出から遠ざけているのが最大の原因である。

なので、数日前に見た夢の話を…。この夢、やけにリアルな “映像” として脳裏に焼きついているのである。

夢の中で、私はすでに結婚しているらしい。そして、配偶者の母親が私の家に来ていた。配偶者がベッドで寝ている最中「ハクション!」と大きなクシャミを…。次の瞬間、「あれっ? アンタ今、産んだよね?」と配偶者の母親が配偶者のズボンを脱がすと…「ほらごらん、生まれたじゃないか!? ほんと、アンタは緊張感がないんだから…」と。そのあとで判明したことだが、その部屋はホテル兼病院(病院兼ホテル?)の一室だったのだ! 急いで医師と看護師が部屋に駆けつけ、へその緒を切る。そして、なぜか看護師が「赤ちゃんを産湯に入れてあげてください」と私に指示するのである。私が「産湯は、あなたの仕事では?」と問い返すと、「あなたは父親でしょ?」と切り替えされる。仕方なく、本当に真っ赤な赤ちゃんを抱きかかえて廊下に出ると(なぜか、タオルに巻いたりせず、裸のまま抱き上げていた私…)、赤ちゃんの身長が168センチに伸び、生まれたばかりだというのに会話までし始めた(ちなみに、168センチになっても歩くことが出来ないようで、ずっと私が抱きかかえたまま…)

などという会話が展開されたのだが、この赤ちゃん、人が来ると元の姿に戻ってしまうため、この事実を知っているのは私だけなのである。その後もいろんな “事件” が展開されるのだが、あまりにバカバカしいので “以下略” ということで…。しかし、夢の中とはいえ、生まれたての赤ちゃんと韓流スターの話をしている私って一体?!

外出から遠ざかっているとはいえ、全く外出しなかったというワケではない。ちょっとした買い物をする必要が出てきたので、そのついでに食事することにした。いつも歩道橋を渡るたびに目に入る店があるのだが、一度も入ったことがない…。それで、今日はその店で昼食をとることにした。その店は、特に話題の店でもなく、立ち食いそば屋よりちょっとグレードアップした程度のそば屋(失礼!)で、店員の覇気も中途半端。だがしかし…である。カツ丼定食を注文したところ、ご飯に載っているカツの厚みたるや、15ミリ以上! 全長も150ミリ以上はあっただろう。それでカツ丼単品なら530円…定食で640円という価格設定! 気に入った! カツの写真を撮ろうと思ったのだが、他にも客がいて恥ずかしかったので、やめた。ちなみに、夜は居酒屋になるらしい。そば屋で飲む…というのも乙なもの。

それにしても、この鈍い頭痛から解放されるのはいつなんだろう?


8月12日(土)

今日も、群発性頭痛のために夕方まで生活が奪われた。昨夜から痛みが増してきて、「シッカリ寝ておけば、起きた時にはスッキリしているかな?」などと “ささやかな” 期待をかけたものの、見事に裏切られた。それで、今日もダウン…。いつこの痛みが来るのか、おさまるのか、全くといってよいほどわからない恐怖感、これを周囲に説明するのが難しい。

フトンの中で、大きな雷の音を聞いた。かなりまとまった雷だった。落雷と大雨で、首都圏のJRはダイヤが乱れたらしい。こんな日は、かえって外出せずに家にいたほうが良かったのかも知れない…などと自分を慰めることにした。


今こうして「ぼやき」の更新をしているが、まだ完全に痛みから解放されたワケではない。もしかすると、後でまた激しい痛みが復活するかも知れない…ということで、今日の更新はここまで。

追記

日暮れちょっと前に、痛みが抜けていった。念のために今井医院へ行こうと思ってドクター今井に連絡を入れたところ、「今日は臨時休診」とのことだった。しかし、これで数日は落ち着いていられるだろう。やれやれ…。


8月13日(日)

昨日は群発性頭痛と雷雨のために外出を諦め、そのために郵便局に行くことも出来なかった。作成してある追再試験問題を急いで送らなくてはならないのだが、よく考えてみたら「土曜日にポストに投函しても、今日投函しても、配達は月曜日…」ということに気付いた。

出来れば、こういう書類は作成したくなかったのだが…。

群発性頭痛で昨日は夕方までフトンの中にいたので、再び昼夜逆転…。朝の5時まで記憶がある…。が、10時半過ぎだったか、宅配便(注文していた本が届いた!)が来たので、そこで起床。「5時間は寝ているから、まぁいいか…」ということで、そのままフトンをたたんだ。

しかし、やはり寝不足の感はぬぐえず、正午前までボ〜ッとしていた(ようである。記憶がハッキリしていないので、確かなことは言えない状態)。今日こそは郵便局へ行かなくては…ということで、昼食を兼ねて横浜へ出ることにした。「今日も天気が一時崩れますので、お出かけには折りたたみ傘を…」と天気予報が言っていたので、なるべく早めに用事を済ませようと思ったのだが、昼時はお店が混むので “ちょっと” だけ時間をずらして家を出た。

横浜に到着し、まずは郵便局へ。郵便料金証紙自動発行機で120円分の証紙(切手の代わりになるもの)を購入し、投函。そして、昼食前にみどりの窓口に寄り、数日後に使用する「青春18きっぷ」などを購入した。

購入窓口前で順番を待っている時、私の前に並んでいた親子(母、娘、息子の3人連れ)が目に入った。お姉ちゃん(7歳くらい)はさすがに落ち着きを払っていたが、男の子(5歳くらい)は落ち着きがなく、列を整えるために設置されたリボン状のしきりを取ったり付けたりしていた。が、何かのはずみでリボンが装着できなくなってしまったらしく、しばらくポールにリボンを巻き付けるなどの “努力” を重ねていたが、ついに自分たちの順番が来てしまい、リボンをそのままにして何食わぬ顔をして親子ともども窓口へ行ってしまった。その光景を、母親も見ていたのだが…。「ボク、自分ではずしたものは、自分でちゃんと直そうね」と言ってやろうかと思ったが、周りの雰囲気と親子のモチベーションを考えて、私がリボンを直すことにした。それにしても…、自分の子供がイタズラをしたまま(やりっ放しにしたまま)の状態を見ておきながら、そのことに一切触れず、何も見なかったような雰囲気を醸し出し、子供にも何の注意も与えない親って…!? こういう輩が、世間に適応できない(キレやすい)若者を作り出していくんだろうなぁ…。「最近の若者は…」などと言う前に、大人の意識改革が大事なのでは? しかし、この母親、おそらく私より年下。それでいて、2人の子持ち…。40歳手前で未だ独身の私…。

「最近の若者は…」のついでに。先月、大分のとある高校新聞部のアンケートで「高校生の7割は、大人の行動に理不尽さを感じている」という記事を見た。「言行が一致しない」「頭ごなしにしかりつける」「大人がマナー違反しているところを見たことがある」「違法駐車」「たばこのポイ捨て」「運転中の携帯電話」など、“模範を示すべき大人” のこれらの行動が理不尽さを感じる理由として挙げられていた。高校生は、大人の行動をよく観察しているものだなぁ…と感嘆した。たしかに、携帯電話の電車内でのマナーを破っている大人は多い。「マナーモードにしてください」と車掌のアナウンスが入っているのにもかかわらず、着信音が鳴り響く携帯電話を持っているのも大人が多い。そして、「車内での通話はご遠慮ください」とも言われているのに、通話を始める大人も多い。だいたい、年配の、それも機械に弱いタイプの人が、マナーモードの設定方法がわからなくて、さらに設定解除の方法もわからず、それで常にアクティブモードにしているものと思われるが、そういう事情を差し引いたところで、通話は許されるものではないだろう。

タバコの法的喫煙許可年齢は20歳からなので、ポイ捨てするのも大人が多いのは当然。自動車の運転免許も18歳以上でなければ取得できないので、違法駐車も運転中の携帯通話も大人が当然多くなる。このアンケートの分析の問題点は、大人でなければ出来ない(高校生には認められていない)行動を理由として挙げているだけに過ぎず、全世代に共通な道徳規範に関する分析が行われていない、「高校生の、高校生による、高校生のための」アンケートに終始してしまったことである。高校生だって、「言行が一致しない(平気で約束を破る)」「頭ごなしに文句を言う(キレる)」「公的な場で座り込みをする(営業や、歩行者の通行の妨げをする)」「違法駐輪」「ゴミのポイ捨て」「電車内の携帯電話」をしている者が目につくではないか! “模範を示すべき大人” の言うことを聞かない高校生もいるじゃないか! たしか、このアンケートの結論は「子どもはいつも大人を見ています」というようなものだった。都合が良すぎるのではないか? だったら、大人を反面教師として、自らの行いを改めればどうだろう? アンケートの主旨も「こんな大人にはなりたくない!」というようなものを設定すれば良かったのではないか。だが、このアンケートを大人も真摯に受け止めるべきだろう。

久々に、ぼやいてしまった…。少しは体調が回復したのだろう。


8月14日(月)

私は寝ていて気付かなかったのだが、今朝は東京区部・千葉・神奈川の広域(139万件以上)で停電があり、交通機関に乱れていた。目が覚めて、携帯電話でインターネットニュースを見て、その事実に気が付き、一気に眠気が吹き飛んだ。部屋を見渡してみると、私の部屋は大した影響がなかったようである。テレビをつけてみると、局によっては通常の番組内容を変更して、停電の復旧状況や首都圏の交通情報を流していた。どうやら、旧江戸川をクレーン車を積んだ船が航行中、そのクレーンが送電線に接触した…という原因が伝えられたが、そのせいで交通機関のみならず信号も作動せず、警官が交通整理をしなくてはならない状態だったようである。迷惑な話であるが、クレーン船の関係者が支払う損害賠償金はどのくらいになるのか、それもまた…。

今週いよいよ観光…いや敢行する関西方面でのフィールドワーク(らしきもの)の打ち合わせも兼ねて、「同行者」が横浜入りした。…といっても、メンバーが他にいるワケではないので、大した打ち合わせもないのだが。しかし、目的の大半は「夏休みを充実させる」ということになるんだろうなぁ…。しかし、当初は午前中に合流する予定だったのが、合流予定時間に目覚めたという「同行者」…。おいおい…。結果、合流は19時を過ぎてからであった。そのおかげで午前中に洗濯が全て終了したので、それはそれで…。

台風が日本に向かっているという。この間は3つ同時であったが、今度は10号と11号の2つ同時。私が関西圏にいる間に近づくような…。私の人生は、いつも嵐ばかり…。何だかなぁ…。

自然の猛威に関して自分がどうこうしていても始まらないので、とりあえず自分のことを考えることにした。午後、今井医院へ出向き、土曜日の体調について伝え、薬の処方をお願いする。まだまだ、群発性頭痛の苦しみからは逃れられないらしい。

受診後、どこにも寄らず帰宅し、関西方面の情報を蒐集。その後、「同行者」を迎えに再び出かけた次第である。ネットにアクセスしながら、テレビドラマの再放送を何本か見た。登場人物の様子から、懐かしいドラマである。その中の1本、舞台は横浜みなとみらい…。その光景は今と(ほとんど)変わりがないのだが、ドラマに出てくる携帯電話の野暮ったいこと! 撮影当時は最先端の機種だったのだろうが、よく見ると「駄菓子屋でおなじみの麩菓子」のような形状で、今もし街でその携帯電話を取り出したら “注目度100%” 状態になるんだろうなぁ…。流行(モード?)の移り変わりの早さを実感した。

「十年ひと昔」という言葉が通用しないような気がした。「五年ひと昔」あるいは「三年ひと昔」…いやいや「一年ひと昔」だろう。ヘタすれば「半年ひと昔」くらいの勢いだ。


8月15日(火)

終戦記念日である。そして、国内外で様々な “批判” も飛び出しているようである。解釈の違いがあるようであるが、その実態は私もよく理解できないところがある。

今夜、日付の変わるちょっと前に家を出て、日付が変わってから横浜駅に入線する夜行列車(ムーンライトながら号)に乗り、大垣経由で第一目的地の大阪を目指すことになる。いよいよ、無謀な(?)フィールドワークもどきを敢行する。ただ、台風の影響をモロに受けそうで、それが一番心配である。

今回は移動が少々(?)ヘヴィーなので、パソコンを持たずに旅に出る。宿泊先にはパソコンがあるので、「ぼやき」の更新は別館で行うことにした。パソコンからFTPサーバにアクセスし、HTMLで直接更新しても良いのだが、ちょっと時間がかかる上、他のお客さんもパソコンを使用する…ということで、緊急措置を講じた次第である。

…ということで、明日から18日までの更新内容はトップページからもアクセス出来るようにしてあるので、かえって通常より「ぼやき」にアクセスする時間も短縮されるかも知れない…と、自己弁護。


8月16日(火)〜19日(土)

こちらのサイトに掲載。


8月20日(日)

昨夜、横浜駅からタクシーで自宅に戻ったが、そのままタクシーを待たせ、荷物だけ家に置き、そのままタクシーに再び乗り込んだ。夕飯をとるために、どこか店を探した。それで、東白楽に向かい、お腹いっぱい食事して、再び家を目指した。

旅から帰ってすぐ、今日もまた静岡に向かう私…。今日、静岡で用事があるためである。

…ということで、旅の詳しい話は、明日以降の更新で!


8月21日(月)

体への負担を考えて、昨日はパソコンを持参せずに静岡入りした。1泊だけで帰浜するつもりだったからである。しかし、計画が徐々に崩れ始めた…。

一昨日、横浜に戻った際に左膝に激痛が走り、さらに以前から患っている左肘の痛み(テニス肘)もシャレにならないような状態となり、それで今日は起床して、静岡でのリハビリ先に向かい、診察を受けることにしていた。前回、私が病院を訪ねた時は、ドクターが急用のために不在で受診できず、肘はそのまま放置状態であったが、今日こそは…。

午前中の診察を受けようと11時半前に病院に入ったであったが、受付を済ませてしばらくするとナースが現われて、「実は今、先生は急用が出来て外出しておりまして…、診察はできないんです」と説明を始めた。「オイオイ、またかよ?」と心で叫んだ私であったが、ここでゴネようが何をしようが状況が変わるわけではない。諦めて、コンビニと弁当屋さんで買い物をして、「同行者」宅に一旦戻ることにした。

「同行者」宅はみんな仕事に出ているため、いるのは2匹のネコと私だけ。デレ〜ンと寝ているネコを眺めながら弁当を食しつつ、「病院、替えようかなぁ…」などと思い始めた私であった。が、別の病院にかかれば、今までのことを全て説明し直さなくてはならない。それも面倒である。

食後、午後の診察が始まる時間までテレビを見ながら過ごした。自分のパソコンを持ってきていないので、「同行者」宅のものを借り、FTPサーバにアクセスし、このサイトをタグで更新する。その最中、ネコが1匹起きだして、私の作業をじっと見つめていた。何だか、切ない…。

14時前、再び病院へ。今度は診察を受けることができた。「何度も足を運んでもらうことになって、申し訳ありません」と受付で謝罪を受ける。さて、受診結果だが、膝に関しては関節炎と診断され、肘は有無をも言わせぬ早業で注射! とりあえず、これで様子を見なくてはならない。明後日は広島に行かなくてはならないので、ここで無理をしても…ということで、今日も「同行者」宅に泊めていただくことになった。

受診後、一旦「同行者」宅に戻り、ネコの様子を確認しながら甲子園の高校野球(決勝戦の再試合)を最後まで見届け、静岡駅前まで買い物に出かけた。まず、注文したまま受け取っていなかったDVD2枚(『The 有頂天ホテル』『ウォレスとグルミット』)を引き取る。いずれもスペシャルものなので、スペシャルディスクだの人形だのがついていて、かなりかさ張る。そして、仕事終わりの「同行者」と合流し、帰途に就いた。

明日は何としても帰宅しないと…。広島での講義の準備は整っているが、荷物の準備が…。


8月22日(火)

今日、静岡から帰宅した。膝の具合は、徐々にではあるが良くなっているようである。ここで無理をしてはいけない…と思いつつ、歩かないワケにもいかないので、なかなか膝を休ませることも叶わず…。

夕方、仕事上がりの「同行者」と食事をしてから帰浜することにしていたので、昼間は「同行者」宅にいさせてもらうことになった。ネコと戯れながらパソコンのメンテをし、明後日の広島での講義内容を考え、雲の動きを眺めていた。何となく、雲の動きがおかしいような気がしたのでインターネットで天気情報を調べてみると、全国的に雷注意報のようなものが発令されたという。それで、天気がおかしくなる前に駅に移動しようとバス停に向かった途端、静岡にも雷雨…。さらに、駅では「大雨のために、岐阜羽島〜名古屋間で大雨のため、新幹線のダイヤが乱れています」という表示を見た。私が乗り込んだこだま号は名古屋市発のものだったらしく、ダイヤ通りの運行であったが、次の新幹線から1時間近くの遅れが出ていたそうな。

帰宅して、シャワーを浴び、洗濯をして、レポートの採点をする。その最中、広島に持って行くべきもののチェックをするが、頭の中がゴチャゴチャになっていて、何を準備すれば良いのかわからなくなる有様。

広島滞在中に群発性頭痛が再発しないことを願う次第である。


8月23日(水)

明日、ヒューマンウェルフェア広島専門学校で「社会学」の夏期スクーリングを担当するため、今日から広島入りである。最近、自宅にいる時間が極端に少ない…。それもまた、気分転換で良いのかも!?

今回、膝を痛めているために荷物の計量化を図り、パソコンを持参しないことにした。今日の宿泊先にはパソコンが設置されていないので、おそらく更新作業はできない(というより、明日の講義の準備だの何だので、忙しい)と思われる。昨年はパソコンを持ち込み、写真までアップしてサイトを更新したのだが…。

しかし…、今日は半分 “観光” みたいになってしまうんだろうなぁ…ネタ探しという名の観光に。


8月24日(木)

昨日、1年ぶりに広島入りした。今回も、「マイルがたまる!」という理由で全日空を利用した。だが、今の私は左膝の関節炎に苛まれている状態。かえって、新幹線より飛行機のほうがあっという間に到着するので、膝への負担が軽くて良かったかも知れない。

歩く速度が極端なまでに遅くなっているので、なるべく早く羽田空港へ行くことにした。当初、京浜急行で空港を目指すことにしたのだが、乗り換えだの階段の昇降だのを考えると…ということで、バスで空港に入った。これだと、乗り換えもないし、出発ロビー前に到着するし…で、また負担を軽減できる。

全日空機から見た雲私が予約を入れておいたANA677便は、予定より5分ほど早い12:10にタキシングを開始した。だが、昼時は離陸ラッシュ…。滑走路で10分近く待たされた。しかし、その後は順調なフライトで、予定通り13:35には広島空港に着陸したのであった。私の隣に座ったオジサンは、離陸前から高いびき…。着陸の衝撃でビックリして目を覚ますまで、全く姿勢を変えることもなかった。ある意味、立派である。が、夢の中にいたオジサンは、当然の如くドリンクサービスを受けられなかったのであった。


藤川投手!阪神タイガースと遭遇!広島空港からリムジンバスで広島駅新幹線口に出て、徒歩で宿泊先である広島ガーデンパレスに向かいつもりだった。しかし、駅前のホテルには黒山の人だかり…。何事かと思い、集団に潜り込んだところ、「ホテルから、阪神タイガースの選手が出てくるところ」とのことだった。要するに、広島市民球場での対広島3連戦のため、駅前のホテルに宿泊している阪神の選手が、球場へ移動するためにバスへ乗り込むところに遭遇したのであった。最初にホテルから出てバスに乗り込んだのは、下柳投手だった。彼は他の選手とは違ってユニフォームを着用していなかったため、私はてっきり「あぁ、今日は彼の登板がないのか…」と思い込んでしまったが、その夜テレビで試合観戦してみると、何と下柳投手が阪神の先発投手だった。敵を欺くためには…ということか。私は特に阪神タイガースのファンでもないのだが、せっかくなので数枚ほど撮影した。肖像権の関係もあるだろうから、差し障りのない(と思われる)もののみアップしてみた。

阪神タイガースファンの人だかりを抜けて、痛む左足を引きずりながら、ホテルに到着! 部屋に入ってテレビをつける。西日本のテレビ番組は、関東では見られないほど濃厚な笑いに満ちているものが多い。テレビを観るのも旅の楽しみだが、ふと「あっ、お昼をまだ食べていなかった!」ということを思い出し、急に空腹感に襲われた。そのため、テレビを諦めて(?)、外出することにした。

広島駅を利用していつも思うことは、「早く、南北自由コンコースを作ってくれ!」ということ。一旦地下を通らなければ、向こう側に行くことができない。そして、昨年もそうだったのだが、最初の移動はなぜか自由通路を通り過ぎ、かなり大回りして新幹線口から南口へ移動するハメになった。昨年、広島電鉄(広電)やバス、アストラムラインなどに共通で利用できるカード(関西で言えば「スルッとKANSAI」、関東で言えば「パスネット」のようなもの)を買っておいたのと、広島空港からリムジンバスに乗る際に新たなカードを買っておいたので、停車中の広電に駆け込み乗車することができた(本当は、やってはいけないことだが…)

広島電鉄広島電鉄(グリーンムーバー)広島電鉄お好み村

広電を八丁堀で下車し、5分ほど歩いて「お好み村」に行く。昨年も昼食をここでとったのだが、その時に食べた韓国風広島焼きにハマッてしまい、4階の「焼道楽」へ迷わずにまっしぐら! お客さんがいなかったので、貸し切り状態となる。昨年と同様に「焼道楽スペシャル」を食す。量も味も辛さも全て私好み! 一気にペロッと食べ尽くしてしまった。

食後、膝さえ痛くなければアチコチ回ろうと思っていたのだが、仕事に支障が出てはいけない…と思い、再び広電に乗り、広島駅に戻った。そして、駅前で講義のネタ探し。色々なネタが拾えたが、膝の痛みがひどくなってきたため、薬局で膝用のネット包帯を購入し、早々にホテルへ戻ることにした。が、その途中、「広島うどんが食べたいなぁ…」と思い始め、さっき広島焼きを食べたばかりだというのに、うどん屋さんに入ってしまった私…。わかめうどんを注文したが、周囲を眺めてビックリ! 5人いた客のうち4名(私を含まず)が、わかめうどんを食べていたのである。偶然? それとも人気商品? 広島のうどんは、汁の色が関東より薄いのに、味は濃いめのような感じがする。醤油の塩気だろう。それはそれで、美味しいのである。

昼食と夕飯を短時間で食べ終えた私は、日が暮れないうちに(寄り道もせずに)ホテルへ戻り、テレビを観ながら講義の内容確認を念入りにした。が、この時に私は気付いていなかったことが…。そう、あらかじめ学校に送っておいたプリントの1枚が、実は学生配布用ではなくて講義進度確認用のものだということに…。

痛々しい私の左膝…講義の準備が一段落ついたところで、シャワーを浴び、体をサッパリさせた。そして、家から持ってきた消炎剤(処方箋を必要とする湿布)を左膝に4枚ほど貼り、ネット包帯でサポートした。自分で見ていても痛々しい。しかし、こうでもしなければ、明日の講義を乗り切れないような状態であった。どうせスラックスをはけば誰にも見られないし、カッコつけている場合じゃない! だが、状況はシャレにならないところまで来ていた。それで、膝も含めて体をゆっくり休めるべく、23時にはフトンに入った。が、両隣室がうるさい。壁にハンガーをぶつける音がひっきりなし…。おまけに、通路から大声で話しているジイサンとバアサンの声が聞こえてきた。「大人がこれでは、若者のしつけなどできるはずがない!」と思いつつ、とにかく安眠を求めてフトンをかぶった。しかし、ジイサンとバアサンの話し声は、その後もしばらく続くのであった。会話の内容から、どこかの学校の教員らしい。余計に腹立たしく思った。

それでも、朝はやってくる。6時半過ぎに起床し、身仕度を調え、7時過ぎに朝食をとりにレストランに入った。最近、和食と洋食を選べる場合は、和食を頼むようになった私である。今回も和食…。朝からなぜか食欲旺盛! 食べて食べて、講義へのパワーをチャージした。

朝食後、一旦部屋に戻り、荷物を手にして部屋を出る。チェックアウトの際、「タクシーが、正面に待機しております」とフロント係が私に言う。そう、昨夜のうちにタクシーの手配をお願いしておいたのである。本当は、広電とアストラムラインを使って学校へ行く予定だったのだが、この膝では…。それで、タクシー出勤を決め込んだ。

心配された交通渋滞もなく、ホテルから15分程度でタクシーは学校に到着した。1年ぶりに訪ねるヒューマンウェルフェア広島専門学校…。建物の構造をスッカリ忘れていた私であった。さらに、スタッフが変わっていることもあり、玄関でアタフタする私…。それでも、担当者とすぐにめぐり逢い(?)、講義の打ち合わせが始まったのであった。

9時、いよいよ社会学のスクーリング開始である。相手は社会福祉士養成の通信課程の学生…、中には実際に施設に勤務している者もおり、施設長もいる。老若男女が集っている状態は、昨年と同様であった。が、若干人数が多いような気がした。昨年も今年も、私に与えられた時間は180分。昨年は3つもテーマを掲げ、最後には時間が足りなくなるという状態だったので、今年は大きなテーマとしては1つ、小テーマ2つというような構成にした。それでも、予定通りに講義が進まず(予定通りに講義が進んでいない時は、私がノリノリになっていると思っていただきたい!)、講義をしながら2つの選択肢のうちの1つを採択しつつ語り続けた。選択肢Aは、「時間をちょっとオーバーして、予定していた範囲を全て語る」というもの。選択肢Bは「時間内に講義をまとめられるよう、いくつかの内容を削除する」というもの。結局、私が選択したのはBパターンであった。そのため、話す順序も関連づけもアドリブのように変更しなくてはならなくなり、さらに結論も大きく変わってしまった。が、禍福はあざなえる縄のごとし…である。かえって「社会福祉」を中心にした講義のような構成になっていたのである。怪我の功名…ともいう。

180分の中で2回の休憩をはさみ、30分程度の試験も行い、今年のノルマもクリアした。たった一人ではあったが、『補強版ストレス・スパイラル』を持ってきていて(他にも購入した学生はいると思うが…)、サインを求められた。180分の中で、多少はラポールみたいなものができていたのだろうと思う。ただ、私個人としては「もっと語りたかった」という想いが強かった。システム上、いたしかたないのだが…。

終講後、控室で昼食をご馳走になり、残された広島での時間の過ごし方を考えた。やはり、膝はシャレにならない状態にあって、階段の昇降がうまくできない。最終的には広島駅からリムジンバスで空港に向かうにせよ、できるだけ階段のない、歩く距離の少ない移動を考える必要が出てきた。それで、学校の最寄り駅であるアストラムラインの不動院前まで歩く際、途中の郵便局で用事を済ませて足を休め、アストラムを県庁前で降り、広電に乗ろうと考えた。が、県庁前の地下道で方向感覚を失ってしまい、出口を完全に間違えてしまった。広電の停車場に出るには、また地下道に降りなくてはならない…と思った矢先、バスがやって来た。それで、今回はバスで広島駅へ向かうことにした。

広島駅では、再び自由通路で新幹線口に出る必要があるのだが、できるだけエスカレーターやスロープを使い、膝をなるべく動かさないように努めた。そして、停車中の(まさに出発間際の)リムジンバスに乗り込んだ。

予約してあるANA682便は17時発なのだが、私が空港に到着したのが15時前…。膝のことを考えると、早めに空港に来て、待合室でじっとしているほうが良いと判断した上での移動だった。椅子に座っている間は痛みを感じずに済んだが、いざ搭乗となった時、やはり膝に “電気” が何度も何度も走った。

往復とも、事前に座席指定をインターネットでしていたが、特に「前方が良い」とか「後方が良い」などということはなく、窓側でさえあれば…それも翼によって視野が遮られない場所であればどこでもよかったので、適当にクリックして得られた席が23K(往き)と47K(帰り)。往きはボーイング777−300で、帰りはボーイング747−400…と、全日空が誇る(?)ハイテク機材に乗れて喜ぶ私…。が、帰りに予想外の出来事が…。自動チェックイン機でチェックインをしていると、ディスプレイに「この席は非常時にお手伝いをお願いすることになる」というようなメッセージが表示されたので何事かと思っていたところ、47Kという席は非常口の扉部分であり、さらに客室乗務員(つまり、スチュワーデスさん!)のジャンプシートとお見合い状態になっていたのである。離着陸の際、客室乗務員はジャンプシートに着席しなくてはならないので、1時間ちょっとのフライトで、2回もお見合いをするハメに!? 私の興味は、もっぱら窓の外の風景だったり、モニターに映し出されている番組ではあったが、目のやり場に困ったことも事実。世の中には、スチュワーデスさんとお知り合いになりたい一心で非常口部の座席をおさえる輩もいるらしい。そういう輩の神経が、私には理解しにくい。

ちなみに、帰りのフライト中、機内でポケモンの特別版が流れていたので、ヘッドホンをつないで音声を拾ってみた。ピカチューが「ピカピカピカピカ〜」としか言わないことに初めて気が付いた。きっと、世の中では常識なのだろう。しかし、知らなかった…。ちょっとショックだった。ただ、ピカチューのセリフに人間語(日本語)がオーバーダビングされていて、彼(?)が何を言わんとしているのかは理解できた。同時通訳? オバケのQ太郎に出てくるO次郎を思い出してしまった。バケラッタ!

さて、帰りもフライトは順調で、予定通り18:25に羽田空港に着陸した。その後、リムジンバスで横浜駅(YCAT)に戻り、コンビニで買い物をし、タクシーで帰宅した。家を出たのが昨日、帰ってきたのが今日…のハズなのに、なぜかとても懐かしい感じがした。

今回は、台風に遭うことなく、天気にも恵まれ、1年ぶりの広島を謳歌(?)できたので、それを喜びとしておこう。


8月25日(金)

冥王星は惑星ではないのか…。だったら、今まで何で太陽系惑星として位置づけていたのか? 天文学者たちの気紛れで、星のステイタスを変えて、あとでバチが当たらないのだろうか? 「水・金・地・火・木・土・天・海・冥」とか「水・金・地・火・木・土・天・冥・海」などと覚えてきたのは、一体何だったのか?

昨日の朝、広島でテレビ(めざましテレビ)を観ていたら、見覚えのある建物が…。「横浜ベイクォーターが、本日オープンします!」とレポーター(?)が建物の中のスポットを紹介していた。豪華客船をモチーフにした外観、人気店の横浜進出もあり、話題が話題を呼ぶような勢いなのだが、「何で、ウチの近所の情報を、広島で見なきゃいけないのか?」と思った次第である。あの場所、昔は汚い駐車場だの駐輪場だのしかなくて、川も汚れていて、ほとんど人が寄りつかなかったような…。それが今ではキラキラ明るい建物ができて…。工事中、何度も前を通ったが、こんな立派なものができるとはねぇ…。どんどん便利になっていくのが嬉しくもある。が、昨日の広島からの帰りにリムジンバスの中からベイクォーターを見た時、「横浜は、どんどん変わっていってしまうんだなぁ」と寂しい気もした。

さて、旅の疲れ(?)と180分集約講義の緊張からか、昨夜からかなり熟睡したようであった。途中、左膝の痛みで何度か目を覚ましたような気もしたが、とにかくよく寝た。起きて、まだ膝の調子がおかしいことを確認し、食事を終えた後すぐに吉田整形外科へ通院した。状況を説明すると、「半月板に損傷があるのではないか」とのことだった。それで膝を牽引し、様子を見ることに。

診察後、目の奥にかすかではあるが痛みが…。また群発性頭痛が再発しているのか? こういう時は、寄り道もせずに帰宅するに限る。まだまだ苦悩の日が続くんだろうなぁ…。

本日最後に、映画に関する「ぼやき」を。『グエムル』という韓国のホラー映画が話題のようだが、タイトルに異議あり! このタイトル、「怪物」の韓国語読み「クェム」の日本人的解釈なのだと思われる。数年前から韓国では、韓国語を英語表記する際には “K” の音を “G” で表記する(人名などを除く)ため、韓国語を良く知らない日本側スタッフが「『グエムル』でいいんじゃないですか?」と言ったか、あるいは「『グエムル』だと、特定の怪物名のようでいいじゃないですか?」とでも言ったのだろう。あくまでも推論だが…。私は、お金を払ってまで人の不幸を観に行きたいとは思わないので、おそらくこの映画も観ないだろう。


8月26日(土)

実は、昨夜から再び群発性頭痛に苛まれ、今日も貴重な一日を部屋で過ごさなくてはならなかった。いつになったら痛みから解放されるのだろう? いや、もしかして一生解放されないのかも…?

今日も、やりたいことは山ほどあった。しかし、何もできず、手元にある酸素ボンベも使い果たし、満身創痍なのに誰にも助けを求められず。


8月27日(日)

昨夜、群発性頭痛の苦しみからの回避を求め、辛ラーメンを探してみるが、ストックは全て食べてしまったらしい。それで、コンソメブロックとハムでダシを取り、それでキムチを煮込んだ「即席キムチスープ」を作り、食べてみた。自画自賛になってしまうが、美味だった! 痛みがスゥ〜ッと退いていくような感じがした。

そのまま昨夜は就寝。しかし、今朝になって、また痛みが復活していた。結局、半日は痛みとの闘いで消費してしまったが、今日も何もできない状態では情けないので、昨夜作ったキムチスープの残りを温め、食した。昨日より、ダシが出ていた。このスープで再び痛みを緩和する。しかし、今日の頭痛は根強かったらしい。結局、一日を棒に振った。

それとは逆で、私をイライラさせる番組が昨夜からずっと続いている。無理やり「お涙頂戴」を演出し、よくわからぬ「感動」の押し売りをする。そのため、身体機能に障害を抱える人たちにスポットライトを当て、通常ならテレビが取り上げないようなことを「如何に素晴らしいことか」と報道する。さらに、全国の善良な子供たちからお小遣いを巻き上げる…。感動の上乗せとしての100キロマラソン…。マラソンと縁があるとは思えないようなタレントに、100キロも走らせる意味があるのだろうか? さらに、ここ数年は、運動とも縁がなさそうなタレントをマラソンに起用する。このマラソン、以前はテレビに映っていない間に車で適当な所まで移動し、番組のフィナーレでキチンとゴール出来るように演出されている…という噂が流れた。事実、ある虚弱なタレントは、このマラソン中に10000メートル世界新記録を打ち立ててしまった! この事実を受け、翌年には2ちゃんねるで “ちゃねらー” たちが100キロマラソンの実況中継をするという手段に出た。その結果、その時のマラソンでは番組内にタレントがゴールできなかった。しかし、番組終了後も会場に残って応援したいというお客さんたちに「帰ってください!」と放送局側は指示したとか。おまけに、この放送局は、番組終了後にゴールしたタレントの特別番組まで作るという、「転んでもタダでは起きないよ」という姿勢で対抗(?)した。そんなに地球を救いたければ、武道館なんて借りず、24時間ずっと放送しないで、その浮いた制作費や光熱費を寄付すればよいものを…。タレントたちも、自分の善人ぶりをアピールするため&番組や新曲の宣伝をするために、適当な入れ物に小銭を詰め込んで武道館へやってくる。ヤラセも甚だしい!

我が家の近所に先週できた横浜ベイクォーターに、東京や横浜で有名なO2ビーナスが出店しているということを知り、15時半前に電話を入れてみた。群発性頭痛には酸素吸入が効果的である。O2ビーナスは酸素バーとリフレクソロジーの複合体であり、今の私にふさわしい店である。ところが、「予約がいっぱいでして、今からですと20時からのご案内となりますが…」とのことだった。今日は日曜日だし、横浜ベイクォーターもオープンしたばかりだから、それで余計に混んでいるのだろうなぁ…と思いつつ、20時に予約を入れておいた。痛みの科学的な緩和を求めたのだが、20時までどうやって耐えろというのだ? 部屋で一人、のたうち回っていたのは言うまでもない。

だが、外に出れば酸素が豊富であり、かえって閉鎖空間にいることが頭痛を長引かせているのでは…という見解に達した私は、横浜ベイクォーターまで徒歩で行く決心をした。場所は横浜そごうの隣で、横浜駅より自宅寄りにある。横浜駅に行くより、若干ではあるが近いのである! 事実、体調の悪い状態ではあったが、10分ほどで到着してしまった。

横浜ベイクォーター  横浜ベイクォーター

体調が悪く、建物の様子を満遍なく見て回ることは出来なかったが、「やはり、出来たてホヤホヤの建物は違う!」ということくらいは良くわかった。外観は豪華客船、中は外資系ホテルの商用スペースという感じであった。そして、約束の時間が来たのでO2ビーナスへ向かう。そこで、改めて本日お願いするコースの確認。アロマ酸素バー&フットセラピー(全30分)のコースと、オプションでボディケア(10分)をお願いした。メインとなるコースは10%オフだとかで、4千円ちょっとで事足りた。40分後、完全に頭痛から解放されはしなかったものの、9割方は痛みが緩和したのを確認し、再び徒歩で帰途に就き、その途中で例の店で例のカツ丼を食した。まぁ、これだけ食欲が復活していれば、あとは時間の問題か…と、ちょっと嬉しい気分に浸りながら、小雨降る中を帰宅した私であった。


8月28日(月)

今日は、はしご通院である。昼過ぎ、吉田整形外科で左膝の牽引を受ける。引っ張られている間は痛くも苦しくもないのだが、リハビリを終えて病院をあとにすると、なぜか復活する痛み…。歩行困難になる。その後、このところ群発性頭痛の頻度が高いので、念のため(?)今井医院で受診した。血圧に異常はないのだが、薬の量を増やすワケにもいかず、鎮痛剤も私には無力で、どうすればいいのだろうか…という状態。本当に、満身創痍である。

満身創痍…といえば、我が家のプリンター。無茶な使い方をしているワケでもないのに、インクが漏れ始めたり、かすれたり、タテにスジが入ったりして、エラク難儀する。まだまだ寿命ではないハズなのに、なぜ? 私の購入した電化製品は、たいてい使い始めてすぐに何らかの不具合が生じる。あるいは、最初から不具合が生じる。初期設定不良ではないかと思うこともあるが、そうではないらしい。私が、電化製品の能力をキチンと引き出せる環境に住んでいないような気もする。例えば、オーディオセットのFM&AMチューナーなど、正常に電波を受信しない。ブースターを増設するか、あるいはテレビのアンテナと接続するか、そういう使い方をしないと正しく受信できない環境にいつもいるらしい。それに、スピーカーのバランス。なぜか、使ってしばらくすると、左右のチャンネルバランスが合わなくなる。今使用しているスピーカーでも、たまに同様の現象が起きる。そして、ビデオデッキはなぜかヘッドが正常に機能しなくなる。パソコンはメンテしながら使用しているのだが、それでも…。昨年買った目覚まし時計は、いつの間にか秒針が取れてしまい、長針も短針も動かなくなった。ギター(エレキ)などは、ピックアップが周囲の別の音を拾おうとして、アンプからノイズがバンバン発生する。現在使用してるFAXはまだ動いているが、その前に使用していたFAXは何度もスジが入り、そのたびに背負ってサポートセンターまで持って行った。メンテにいくらつぎ込んだか…。あまりにお金がかかるので、今のFAXを買ったほどである。以前、留守電の録音機能がICやLSIではなくテープしかなかった頃、そのテープのピンチローラーがやたらと壊れた。携帯電話も然り。何度となく動作が不安定になったり、基地局が腐食している。昨夜は「同行者」が私の携帯に何度も連絡を入れようとしたらしいのだが、なかなかつながらなかったという。…あっ、これはメーカー側の問題か?! シェーバーも、どういうワケか私のヒゲを嫌い、ヒゲを剃らずに皮を削ぐ。さらに、動きが不安定になる。まともに動いてくれるのは蛍光灯くらい。

よって、私が壊れるのも当然のことかと…。

それなのに、今日はそんなプリンター用のインクを買いに行ってきた。インクを替えれば、また動きも安定するのかな…と、ささやかな期待を込めつつ、新しいプリンターの存在が気になって仕方がなかった私。いや、いかんいかん。


8月29日(火)

昨日の「ぼやき」にちょっとだけエレキギターのネタを載せたが、久々にそのエレキギターに触れてみたくなり、寝る前にちょっと弾いてみた。アンプにつながなければ、夜中だろうが大して近所迷惑にならないのだが、あまりに久々過ぎて以前のように指が動かず、歯がゆさだけが増幅した。まぁ、以前からテクニックがあったわけではないものの、なかなか右手と左手の動きがシンクロしない…。コード弾きには問題がないのだが…。「ライヴの予定があるワケでもあるまいし…」と思いつつ、やはり “あの頃” ぐらいの技術には戻したいと思った次第。

昼前に、BeWith sitesトップページのカウンターが35353になっていた。回文のように、上から読んでも下から読んでも35353…。「だから何なんだ!?」と言われればそれまでだが。だが、この「ぼやき」のトップページにカウンターを付けたら、もっと数字が回っていたような気もする…。

スルガ銀行に口座を作りに行ってきた。スルガ銀行は日本大学国際関係学部内にATMが設置してある上、VISAデビットカードという便利なものを発行している。それで口座開設をしてきたのだが、カードが届くのは約2週間後とのこと。

さて、今月16日から19日までの珍道中に関して、やっとアップすることが出来た。こちらのサイトに写真入りで掲載したので、興味がある方のアクセス求む!


8月30日(水)

先週の今頃は広島にいたんだなぁ…と思い出しつつ、このサイトを更新している。広島…と言えば、帰りに乗った全日空機で「ピカチューが “ピカピカピカピカ〜” としか言わない」ことに初めて気が付いた私であるが、つい先日まで「ラブベリ(ラブ and ベリー)「オシャレ魔女」であることも知らなかった。社会学者として、こんなことで良いのだろうか?…と思う(←本当か?)。さらに、「ムシキング」のことも昨年は良くわかっておらず、説明を受けて「何だ、虫けらか…」と言ってのけたことのある私。

私が子供の頃は、本物のカブトムシを捕ってきて、それを闘わせたものだが…。ヴァーチャルな世界でカブトムシを闘わせても、情操によろしくない影響を与えるのでは…?! ムシキングに熱中している子供たちは、本物のカブトムシに触れるのだろうか? ミッキー・マウスが大好きな女性たちも、さすがに本物のネズミが現れたら「キャ〜ッ」と言って逃げるだろうし…って、レベルが違うか…。

昨日も述べたが、大阪・京都・松阪・名古屋珍道中をアップしたので、興味とお時間のある方はアクセスされたい。久々の力作!…って、もっとやるべきことがあるのでは?

とか何とか言っておきながら、午前中に藤沢に出向き、久しぶりにパーマをかけてきた。前回(とはいえ、今月のことなのだが)は、カットのみでパーマはかけていなかったので、髪の毛がサラサラしているのが良くわかった。サラサラしているが故に、すぐ髪型が乱れる…。講義していても、前髪が気になる…。朝起きた時、爆発している…などなどの現象を、この2週間で久々に体験した私であった。

カット済みではあったが、パーマをかけるとちょっとボリュームが出てくるようで、それで少しだけカットもすることになった。パーマがかかっていると、多少短くても髪型がまとまるのだが、サラサラヘアーだと短い髪がはねたり爆発するので、前回はあまり短くカットできなかったとのこと。再び2センチほどカットされた我が髪の毛…。頭が軽くなったような気がした。

その後、帰途に雨がパラついてきたので、雨宿りを兼ねて(傘を持っていなかったわけではないが…)藤沢駅前に新規オープンしたビックカメラに寄ってみた。オープン記念の大特価! シェーバー用スプレーとデジカメ用電池、そしてDVD−RWを10枚ほど買い込んだ。レジの列に並んでいると、私の2人前の人が「100人に1人、タダ!」の当たりを引いてた。店員は盛り上がっていたが、周囲の客はひきまくっていた。そりゃ、そうだろう…。自分がタダにならないことを全身で認めざるを得なくなったのだから…。

横浜に戻り、横浜市営交通のカウンターでバス路線図をもらってきた。開いてみて、あまりにも廃止バス路線が多いことに愕然とする。さらに、私の知らないバス系統や路線も開設されていて、ビックリする。昔、よく利用したバス路線が次々に廃止となり、市営バスが通らなくなってしまった地域が拡大しているような気がした。バスより便利で時間の読める地下鉄も通ったし、JRの本数も劇的に増えた。時代の流れには逆らえないのだろうが、寂しい限りである。


8月31日(木)

昨日放送された某クイズ番組に、とある “専門家” が出演していた。その世界では結構知られている人で、アイドル的存在らしいが、教養・常識レベルはどうなんだろう?…という点ではエラく疑問の残る出演者だった。その番組の最後のコーナーでは、3チーム(色)に分けられた出演者たちがクイズに答えて「早抜け(リレー)」し、全員が勝ち抜けした順にポイントを与えられる…というステージがある。レベルの高い問題もあるが、“かなり” レベルの低い問題もある。タレントたちの珍解答も多発することで知られているコーナーである。そして、その “専門家” は、小中学生程度のレベルの問題にも答えられず、あとの解答者へリレーできず(要するに、フタになってしまい)、そのチームを惨敗に導いた。「この程度のレベルでも、“専門家” として食っていけるのかねぇ…」と思ってインターネットで調べてみると…、出るわ出るわ “悪評” の数々…。「クイズ番組などに出演する機会が増える一方、基本的に教養に欠けるところがあり、メルマガの購読者減少や、本業への影響が懸念される」などとアチコチで酷評されていた。クイズ番組の司会者など、「おい、プロデューサー! 狙い、外れたぞ!」というようなコメントを番組内で述べていたほど…。

しかし、どの世界も結局は “チャンス” をものにしたかどうかの違いか? もっとも、「実力を正当に評価しない場合」限定だが…。いわゆるタレントであれば「まぁ、そんなもんだろう…」で済むのだが、“専門家” を名乗っているのでれば、それなりの教養・常識も備えておくべきではないか? たとえ専門外のことであっても…。

タレントや俳優、アーティストの世界でも、「○○さんの子供」「○○さんの兄弟・姉妹」というような理由でデビューしてしまう者も増えている。以前なら、その子供・兄弟・姉妹は○○さんの栄光に新たな1ページを刻むような実力を備えていたものだが、今はどうだろう…? 必死にボイストレーニングを続け、それなりの実力があるのにデビューできないアーティストの卵がいる中で、「楽譜は読めない! 音程もメチャクチャ! でも、お顔が可愛い!」という理由でCDデビューしてしまうタレントがいたりする。アーティストの卵に「才能がない!」と言ったディレクターと、お顔が可愛いだけのタレントをデビューさせたディレクターが同一人物の時もあるらしい。

以前、政治家だった父親の遺志を継いで(?)国会議員に立候補した人が、当選後にマスコミのインタビューに答えて、「ありがとうございます。これから政治について勉強したいと思います」と曰ったことがある。おいおい、政治の素人が当選? これから勉強? まるで、「路線バスの運転手に採用されました。これから教習所に行って、大型2種免許を取得したいと思います」と言っているのと同じである。でもまぁ、その人の所属する政党や地元としては、その人の政治的手腕なんてどうでも良い話で、決議の際の数合わせ…という意味合いもあるような気がする。

こんなことで良いのか、日本?

今日は気力が失せてきて、昼を過ぎてもなかなか起きられなかった。「こんな時には辛ラーメンだ!」と、せっせか鍋でラーメンを煮る。これで、パワーチャージ! 本当に、私はどこの国の人間なんだろう?

夕方、大きな揺れを感じた。地震である。誰かが階段を駆け上がってくるような音が聞こえたかと思った途端、「ガタガタガタ…」とタテヨコに激しく揺れた。あとちょっと揺れていたら、オーディオセットのスピーカーが落ちていたかも知れない。地震直後、テレビ局では「神奈川県西部の震度は4、東部は震度3…」と報じられていたのに、しばらくすると「神奈川県は、東部・西部とも震度4」と報じていた。関東地方全域と、宮城県から静岡県までの太平洋側に震域が広がっていたようである。さらに、「最大震度は、横浜市神奈川区の震度4で…」と報じられていた。おいおい…。鉄道もダイヤが乱れた模様。最近、本当に地震の頻度が高くなっているような…。

本当に大丈夫か、日本?


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