2006年7月のぼやき
7月2日(日)
サイトの更新が滞ると「管理人重病説」が流れるが、今回はそれに近い状態で…。左の写真、病院で今日 “点滴” を打ってもらっているところを撮影したものである。
金曜日(6月30日)に静岡の「同行者」宅から国際関係学部に出講し、3コマ担当し、急いで新幹線に乗り込んで法学部へ移動して1コマ担当…。その後、急いで新幹線で静岡に戻り、「同行者」の同僚さんたちの懇親会に顔を出させていただいたのであるが、必要以上の体力を使ったのがたたったのか、あるいはOFFになるとダウンする私の傾向性を反映したのか、昨日から群発性頭痛の再発で、頭はガンガンするは、吐き気がするは…で、ほとんど何も摂取しないような状態だった。そして今日、液体のものや軟らかく煮た野菜などは食べられるようになったのだが、まだまだ脂っこいものや固形物がダメで、それで休日診療している病院へ行き、事情を話し、とりあえず点滴で何とかすることになった。
これで完治したワケではなく、まだ頭痛がうっすらと残っているのだが、とりあえず今日の午前中までの苦しみからは解放されたような気がした。一緒についてきてくれた「同行者」が、看護師さんに「苦しい時は、我慢せずに病院に来なきゃダメですよ!」と注意を受けていた。
それにしても、私の体はどうなっているのだろう? 以前から述べているが、おそらくOFFの日の私こそが、「本来あるべき私の姿」なのだと思われる。医師たちから「いつ倒れても、おかしくない!」と言われている私…。どこまでもつのやら…。
7月3日(月)
昨日、点滴を打ってもらっている最中、途中からものすごく点滴針が血管に刺激を与えているような痛みを覚え、「態勢が悪いのかな?」「動いてしまったのかな?」などと思って我慢していたところ、私の様子を見に来た看護師さんが「あらあら、(腕が)腫れてるわよ! 痛いでしょ?」と語りかけてきた。見ると、ピンポン球くらいの大きさになった私の右腕の腫れ…。痛いハズである。
しかし、2日間も(?)私を苦しめた群発性頭痛は、今朝方に鎮静化した。完全に痛みがひいたワケではないが、仕事に支障がない程度には体調も回復したようであった。ただ、仕事に入ると体調が回復…。そう、私は仕事中には倒れないのである! それで、OFFになると…。
今日から、「センチメンタル・ウイーク」に突入である。担当科目のほとんどで、「授業アンケート」を取らなくてはならない。これは学生による授業評価であるが、匿名式であるため、“2ちゃんねる” のように「ここぞ!」とばかりに好き勝手書いてくる学生が毎年いる。今日は、国際関係学部の「国際社会学入門」「日本の社会」「社会学」の3科目で実施。それぞれ9割以上の学生からの支持を得ていることがわかったが、中には誹謗中傷に近い内容のものも…。そんな誹謗中傷した相手から単位をもらう自分の惨めさがわかってない、悲しい学生が1割もいることが悲しい。自分に誇れるものが何もない、劣等感だらけの学生たちは、私の講義内容を「自慢話」としか受け取れないらしい。「説教だらけ」と記述する学生がほんの数名いる反面で、「先生は、ヤル気のない学生たちに対して、キチンと注意をしてくれるので、集中して講義を受けることができました」と記述する学生9割。同じものを見て、どのように判断するのか、それがヤル気の分かれ道のような気がした。そして、どちらが私にとって適切な評価なのか、言うまでもないだろう。
こんな状態が、あと3日続くのである。安眠の出来ない1週間である。
夕方のエクステンション講座も、残りあと2回。「全10回」というのは果てしなく長いような気がしたが、今日で9回目が終了した。アッという間であった。来週は終講…。今日は「日韓の温度差」について、『釜山港へ帰れ』や歴史認識、韓流ブーム、あるいは日韓と北朝鮮の間の問題について語った。今の日本で “韓流” というブームが本当に起きているのか、それを履修者とともに考えた。
何だか今日は、いつもの月曜日より “かなり” 疲弊したような気がした。
7月4日(火)
カンカン照りだったり、急に激しく雨が降ったり…と、天気の変動の激しい一日だった。
法学部大宮キャンパスで、授業前にアンケートを実施した。わずかではあるが、やはり誹謗の類は存在する。その中に「講義の質が低い。学生によってはヤル気をなくす」などと書かれたものがあるのを発見した。質が低い? だったら質を高くして上げようか? その代わり、講義について来れなくなっても「学生の立場に立っていない」などと書くな!…と、そんなことを思った。さらに、「学生によっては…」という件、これは記述した本人が “第三者” 的に表現して、如何にも多数の意見があるかのようにする…という常套句である。アホらしい。大宮キャンパスには1年生しかいないのだから、どの教員だって講義のレベルはおさえるものだ。もし、それでも質の高い講義が受けたければ、別の大学に入学すれば?…とも思う次第である。ただ、やはり9割以上は私の真意を理解してくれているようであった。
講義後、いつもとは違う先生方の呼ばれたタクシーに便乗させていただくことになった。タクシーはほとんど渋滞に巻き込まれず、いつもよりも2本も早い宇都宮線に乗ることが出来た。「あぁ、これで通信教育部でゆっくりと印刷が出来る!」と喜んだのも束の間、尾久を過ぎ、上野の手前で急に電車が止まってしまった。山手線・京浜東北線の西日暮里で人身事故があったらしく、それで電車が緊急停車をしたのだという。上野には到着したが、その後の移動の足が “運転見合わせ” 状態…。せっかく早い電車に乗ったのに、通信教育部には遅刻ギリギリの到着。急いで印刷をするが、呼吸が乱れてなかなか講義に入れない。
「人間万事塞翁が馬」という言葉を思い出した。
それでも、通信教育部での講義は、予定通りに進行し、終講時間の10分前にはキチンとまとめることが出来た。逆境に強いのか、単に余裕がなかったのか、とりあえず「塞翁が馬」状態で今日の講義は終了した。
そういえば、サッカーの中田英寿選手が現役引退を発表したらしい。三浦知良選手が全日本を去って後、彼が全日本を牽引していたように思う。とにかく、「お疲れ様でした」と言いたい。が、次の世代の全日本がどうなるのか、少なからず不安が残る。
7月5日(水)
実は、月曜日も火曜日も、仕事の後は静岡に…。荷物を「同行者」宅に置いてあったので、それで静岡に戻り、そこで仕事の準備をしていた次第である。
今日は何としても帰浜しなくてはならない。ところが午前中、静岡に大雨洪水警報が発令されてしまった! 明日の仕事のことを考えると、今日は帰宅しなくてはならない。家を何日もあけておくワケにはいかない。しかし、西日本から東海にかけ、雨量は強まるばかり…。身動きが取りにくくなってきてしまった。おまけに、スーツケース…。昼過ぎ、雨がやんできたので、そのスキ(?)にバス停へ急いだ。夕飯を「同行者」と一緒に食べる約束をしていたのだが、「同行者」の仕事が終わるのは18時…。かなり駅前で待たなくてはならないのだが、「昼食だの買い物だの…と、いろんな用事をしていればアッと言う間に時間も経つだろう」と思っていたところ、携帯電話に着信が…。実家から、伯父逝去の知らせが入ったのであった。伯父は、以前から入院闘病中であった。一時、元気になったという話も聞いたのだが…。それで、「同行者」との夕飯はキャンセルし、急いで横浜に戻った。
帰宅して、白無地のワイシャツがないことに気付いた。私はふだん白無地のワイシャツを着ないのと、古いワイシャツを処分してしまったのと…で、手元に明日の通夜に着ていけるようなワイシャツがなかった。そのため、帰宅して体を休める暇なく外出し、ワイシャツを買ってきた。
明日の講義終了後、幼い頃からお世話になってきた伯父に最後の挨拶をしに行くことになる。
7月6日(木)
昨日のうちに伯父の通夜に参列する準備にかかったのだが、「あとは朝早く起きて…」と思っていたものの間に合わず。さらに、気落ちしたのか体が動かず、それで朝イチの松戸歯学部の講義を休ませてもらうことにした。学生たちには “課題” を呈示し、私は礼服などの準備をして、昼前に家を出た。
法学部大宮キャンパスで2コマ担当後、タクシーに便乗させていただき、大宮駅から東武野田線に久々に乗車した。「春日部まで出て、そこから伊勢崎線に乗り継いで…」と思っていたら、ちょうど停車中の野田線は春日部止まりだった。春日部といえば、クレヨンしんちゃん! しかし、今日はそんなことなどどうでも良くなっていた。
伯父の通夜が営まれる斎場へは、東武動物公園駅からタクシーで数分の所にある。駅前からタクシーに乗り込み、斎場名を告げると、以前よく従兄弟たちと遊んだ懐かしい場所をタクシーは走っていった。会場入りすると、私の家族は弟以外すでに待機していた。礼服で講義は出来ないため、会場で着替えさせてもらうことになっていたのだが、最初に通されたスペースでズボンを脱ごうとすると「すいません、ご住職様がいらっしゃって、この部屋を使われますので…」と移動を余儀なくされる。次に案内された部屋に行くと、「ここじゃダメだよ! 第3会場へお通ししなさい!」と別の職員が…。その “第3会場” というのは、“離れ” であった。一旦建物の外に出て、別の建物に入り、そこで着替えることに…。ズボンのベルトを通し直し、ネクタイを替えるのに、2分とかからないのだが…。着替え後、受付を済ませ、再び家族と合流。久々に会う親族に挨拶をしていると、式が始まるとの案内が…。
両親は明日も伯父との別れが出来るのだが、私はこれで最後…。そう思うと切なくなってきて、目の前が少しぼやけてきた。通夜がしめやかに営まれている途中で、弟は会場入りしたようである。久々に、家族が全員顔を合わせた。式の後、親族と一般の参列者の方は別々の部屋で会食。故人を偲びつつ、近況を報告しつつ…。
帰宅後、メールチェックをすると、松戸歯学部からの連絡が入っていた。今日の休講は理由が理由であり、課題の呈示もしてあるため、特別措置として補講は免除されたとのこと。
さて、明日で今週の出講が終了するが、体は最後までもつのだろうか?
7月7日(金)
七夕である。心配された雨こそ降らなかったものの、雲が厚く、かろうじて月が見える程度…。
さて、今朝も何だか体が動かない状態で、予定していた在来線特急に乗って三島入りするという計画は、儚くも流れた。いつものように(?)新幹線で三島入りしたが、駅についてもボーッとした状態が…。貧血なのか? それとも群発性頭痛の影響か?
国際関係学部に到着後すぐ、昨日のうちに作成しておいた七夕の資料を印刷し、2時限目「日本社会(留学生用)」でまず配布。七夕の説明後、日本(人)的な以心伝心について語った。留学生たちは、日本人とのコミュニケーションの難しさに驚いていたようであった。
3時限目「日本の社会」と4時限目「社会学」の最中、再び頭がボーッとしてきたり、モヤモヤが起きたような感じがしたり…。しかし、講義を途中でやめるワケにはいかず、最後まで踏ん張る。
その後、三島駅へ急ぐが、走ることが出来ない…。昨夜、帰宅途中に栗橋駅で新幹線の指定席券をおさえておいたので、「慌てる必要もないか…」と思い直し、駅へゆっくり歩いて向かう。そして、新幹線乗車後は意識不明に!
法学部に到着してすぐ、講義用プリントの印刷。今週最後の講義は、ずっと頭のモヤモヤ感を抱えたままであった。最後の授業アンケートを回収し、「これでやっと安眠できる…」とホッとする。しかし、4月から講義内の諸々の “発言” に関して何度も主旨を説明しておいたのにもかかわらず、話を聞いていない学生が多いらしく、全くの勘違いコメントが…。
とりあえず、明日は心ゆくまで寝ることにしよう。
7月8日(土)
体調は回復していないらしい…。フトンの中で、そんなことを実感した。それで、「今日はOFFだし、無理して起きる必要もないか…」と思い、昼まで寝ていることにした。
起床して、まだまだ鈍い頭痛とモヤモヤ感が残っていることに気付く。そういえば昨日、出講先で「先生(=私)と同じような生活をしていた私の友人が昨年、講義中に倒れて、そのまま…」という話を聞かされた。それと、独身教員が毎年他界するという出講先もある…。それで、昼食後に今井医院へ出向いたのだが、ドクター今井不在で受診出来ず。「薬局には事情は話してありますので…」と受付の女性が説明してくれたので、処方箋薬局へ行き、いつもの薬を受け取ってきた。
その後、昨日使用できなかった在来線特急券の乗変するため、横浜駅のみどりの窓口へ行く。そこには、なぜか長蛇の列…。どうも、窓口を占拠している人が何人もいるらしい。そこでヒューマンウォッチングをしていると、いくつかの点に気付いた。窓口を占拠する人の特徴は、
(1)鉄道関連の知識はメチャクチャあるのに、常識がない人
(2)鉄道関連の知識が皆無に等しい上、常識がない人 |
という感じである。
(1)に関しては、メチャクチャ細かい指示を係員に出し、「すいませんが、その希望ではお席をお取りできないようです」と係員が答えると、「では、○両目に××席があるハズですので、そちらを…」と切り返す。「すいません。その席もいっぱいになってます」と係員が答えると、「なら、△両目で…」となる。「空いている席ならどこでもいいです」という妥協を許さぬ人が、列を長くする原因を作る。本人は「オレって、こんなに鉄道の知識があるんだよ! どう、スゴイでしょ?」的にご満悦なのだが、係員の困った表情にも気が付かない。係員は「お前、いい加減にしろよ!」「まだ並んでいるお客様がいるので…」という2つの意味で困っているのである。
(2)に関しては、現実を見つめようとしない人に多い。係員に列車に関するリクエストを出し、「ですから、そういう列車は走っていないんです!」と説明しているのに、「いえ、昨年の今ごろ、確かに乗りました!」と自信満々に反論する。「あぁ、その列車は臨時特急ですね。いつも走っているワケではないんです」と説明されるのだが、「だって昨年、ちゃんと乗ったんですよ! それに、時刻表にも、ほら、ここに…」と、該当列車があることを係員へ訴える。「ですから、その特急は毎日走っているワケではなくて、ここ(時刻表)に書かれている日にしか運行されないんです」と事情を説明されているのに、「何で、私が乗りたい日に運行されないんですか?」と理不尽な質問を返す…。
私が列に並んだ時、自分の用事が終わった後、窓口を見渡すと、最初からずっと窓口でアレコレ言っていた人が2人いた。困るんだよなぁ…。
みどりの窓口を離れ、小腹が減ったのでペッパーランチで早めの夕食。そして、買い物をして帰宅する。帰宅後すぐ、国際関係学部の前期終了科目の期末テストを作成する。どのくらいの学生が合格してくれるのであろうか?
それにしても、いつになったら頭痛とモヤモヤ感から解放されるのだろう?
7月9日(日)
基本的には、今週で講義週間は終わる(通信教育部を除く)ので、あともう少し耐えれば(?)体を休めることが出来る。満身創痍ではあるが、某学部の昨年・今年の「社会学」受講生が “私を囲む会” を企画中ということで、心ポカポカ状態でラストスパートをかけられる(であろう)私…。
日本時間の未明、FIFAワールドカップの3位決定戦が行われた。ドイツ×ポルトガル戦! ドイツのゴールキーパーは “あの” オリバー・カーンが先発出場するという情報があり、(おそらく)世界中が注目しているに違いない…と思いつつ、私は体調管理のために早寝することを選んだ。が、気になってしまったのか、試合時間中に何度か目が覚めた。一度だけテレビをつけるが、ドイツがポルトガルを圧倒しているのを確認し、カーンがキーパーを務めているのを見るや、何だか急に落ち着いてしまい、そのままフトンに戻った。やはり、ドイツのゴールキーパーはオリバー・カーンだろう! カーンが吠えている姿を見て、4年前の決勝戦を思い出した。負傷しながら最後まで出場し続けた、あの時のカーンがそこにいた。年齢的に最後のワールドカップだということもあって、それで今まで控えに甘んじていたカーンが最後の最後で起用されたのだろう。演出的には素晴らしいと思うが、何だか寂しい感じがした。
ワールドカップのせいで(?)二度寝状態になってしまったので、昼前まで寝てしまいそうな勢いだったが、お腹が空いてきたので早めに起きることにした…とはいえ、昼前だったが。
起きて、テレビとインターネットのニュースを確認する。世の中物騒だなぁ…と思いながら、お昼に何を食べるか考える。大根1/2本とうどん(乾麺)があったので、おろしうどんを作ることにした。うどんは、某情報系番組で知った茹で方なので、のどごし最高! しかし、大根おろしがメチャクチャ辛い! 適量であれば体に良さそうなのだが、一人で大根1/2本分となると…。しかし、大根パワーで元気がちょっと回復したような感じがした。
明日の講義で「アットホーム・ダッド」のDVD(ダビング)の調子が思わしくないので、レンタルDVDを借りることにした。東神奈川駅にTSUTAYAがあったのだが、東神奈川駅前再開発事業のために3月で閉店となり、隣にあったマクドナルドと共に跡形もなく取り壊されてしまったので、別の店舗を探すか、新たにお店を見つけて会員にならなくてはならない。新たに手続きするのは面倒なので、別の地域でTSUTAYAを探すことにした。ウチの近所では、鶴見か保土ヶ谷の駅前にあることがわかっている。そのどちらの店舗に向かうか…。鶴見も保土ヶ谷も、東神奈川から2駅であるが、保土ヶ谷は横浜で1回乗り換えが必要だし、鶴見なら定期券が使えて乗り換えナシなので、鶴見に向かうことにした。
久々に鶴見駅で下車したが、雰囲気は昔のまま…。鶴見線のホームを見てみると、同じJR東日本であるのにもかかわらず、相変わらず連絡改札がある。鶴見線の駅がすべて無人であることも関係するのだろうが、余剰人員を駅に配置して、もう少し利用しやすく出来ないのか…と思う。
迷うことなく、TSUTAYAに到着。だが、初めて利用する店舗だけに陳列の具合がわからず、店内で迷う。数分後、無事に「アットホーム・ダッド」を発見する。今日まで旧作半額キャンペーン中なので、7日8日レンタルで200円! 何枚か借りて帰ろうかと思ったが、家にもまだ見ていないDVDがあるし、別にここで無理してお金を落としていく必要もないか…ということで、DVD1枚だけ借りて店を出た。
店を出たところで、松屋を発見! 急にお腹が空いてきたので(お昼をちゃんと食べたのに!?)、久々に入ってみたくなる。DVDが半額でレンタルできたので、「まぁ、たまにはいいか…」と、丼ものではなく定食ものを食す。美味なり!
京浜東北線で東神奈川に戻り、マルエツで食材を買って帰宅する。そして、借りてきたDVDのチェック。講義で使用するからには、どこに何のシーンがあるのかを把握しなくては(思い出さなくては)ならない。毎年同じドラマを講義で使用しているのだが、少しでも講義時間を無駄にしないよう、時間もチェックしなくてはならないのである。今年は受講学生が比較的少人数なので、2話収録されているうちの1話は全て見せて、残りの1話は必要な箇所だけを再生すればいいかも知れない。ただ、そうすると、不測の事態に対応できないし…と、悩みは尽きない。
さて、日付が変わると、FAFAワールドカップの決勝戦…。フランス×イタリア戦とはいえ、相当の視聴率になるのではないだろうか。明日の午前中、眠そうな学生がいっぱいいるかも知れないが、私の講義は午後から…。余計に不安が…!?
7月10日(月)
今日から金曜日までで、前期の講義がほぼ終了する。最後のスパートを…と昨夜は早めにフトンに入ったのだが、これがなかなか寝つけず、いつの間にやらFIFAワールドカップの決勝戦キックオフの時間。それで、キックオフの瞬間だけ見て、テレビをスリープタイマー状態にして、目を閉じ、音声だけでイタリア×フランス戦を感じ取る。そのうち、眠くなり、気が付くと朝…。しかし、だるい! 週の初日から大変申し訳ないが、だるい! 起きるのがツライ! それで、7:41発の特急東海号に乗る予定を9:23発の特急踊り子号に変更し、さらに10:45新横浜発のこだま号に…と変更に変更を重ねる。そして、昨日の段階では「9時過ぎには国際関係学部入りし、印刷をゆっくり行い…」という企画を立てていたものの、実際に私が国際関係学部入りしたのが11時半過ぎであったため、 “ゆっくり印刷” というワケにはいかなくなる。が、何とか昼休みまでにプリントを刷り終わる。
出来たてホカホカのプリントを見ながら、昼食。何となく虚しくなる。食事くらい、ゆっくりしたいものだ…と思いつつ、「ゆっくり食事することがかなわなかったのは誰のせい?」という天の声が聞こえてきそうであった。
さて、3時限目「国際社会学入門」は、本日で終講。休講を出さずに13回、“交通整理” に時間を取られながらもここまでたどり着いた。先週指示したレポートを回収するのに予想外の時間がかかってしまったが、そのあとの “講義のまとめ” が意外にも早く終わってしまい、余った時間で “先週事情があってレポートの指示を受けられなかった学生” のフォローをする。
そして4時限目「日本の社会」では、昨日TSUTAYAでレンタルしてきた『アットホーム・ダッド』DVDを上映! 第1話を全て流す。が、単なるDVD鑑賞会になるはずもなく、要所要所でDVDを停め、ドラマの中に見られる放送上の取り決め(考査基準)や、日本人のパーソナリティ、日本社会の構造などを解説する。いつもは何気なく見ているドラマにも、実はものすごく計算された文脈があり、日本社会に根付いたストーリー展開がある…ということを学生が理解してくれたら、上映した甲斐があるというものである。
休む暇なく5時限目「社会学」の教室へ移動し、今度はCDのチェック。今日はニュー・ミュージックやJ−POPおよびジョン・レノンの作品に見られる「愛のかたち」について、社会心理学的に恋愛の過程を考察した先週までの講義内容の理解を深めるべく鑑賞した。が、私の個人的趣味でまとまってしまった昨年までの選曲内容を反省し、今回は “あえて” 背伸びをして浜崎あゆみやつんくの楽曲を比較検討するなどしてみたが、学生の反応はどうだったのか、今ひとつ認識できていない。
さて、その後また休む暇なくエクステンション講座の準備に入る。今日でエクステンション講座も最終回。最後に気の利いた言葉など言うつもりはないが、最後の最後に “実験” という大イベントを控えているために、初回時のような緊張が走った。さらに、いつもは偶数人の出席があるのに、今日は奇数人の出席…。先週欠席していた人が、今日も欠席…。以前、「この人は来週から来ないんだろうなぁ…」という感覚がしたことを述べたが、それと同じことを3週間前に、それも欠席が続いたその人に感じた私であった。タイプが似ていたのである。私が教員として投げかけた言葉を、講義用の言葉として受け止められず、私の講義に嫌気がさしてしまったのだろうか、やはり2人の参加が途絶えた。が、50%以上の出席を以て「修了証」を受け取る権利は得られるので、脱落者は1人だけ…ということになる。開始当初は「10週も講義できるだろうか?」などと思いながら、暗中模索状態の講義だった。なのに、あっという間に10週は過ぎた。振り替えれば、やり残した(語り残した)ことが山積している。それは秋のエクステンション講座に回すことにした。ただし、受講希望者がいたら…の話。
しかし、切ない幕切れだった。やはり、全員が教室にいて欲しかった。一番の心残りは、それである。
帰途、ものすごい空腹感に襲われ、横浜駅から家に向かう途中にある牛丼屋で夕飯を取ることにした。「オクラ豚丼」にしようか「わさび山かけ豚丼」にしようかものすごく悩んだが、その結果「オクラ豚丼セットください!」「あっ、すいません、今、オクラがないんで…」という間抜けな会話をするに至る。それで、わさび山かけ豚丼を注文したが、食べている途中に肝心なことを見落としたことに気付いた。「わさび、ついてないじゃん!?」…しかし、半分以上食べてしまったので、わさびは諦めた。
今日は、最初から最後まで切ない1日だった。
7月11日(火)
今朝も、だるかった。どうしてこんなに苦しいんだろう?(by 浜崎あゆみ)…という想いに駆られつつ、それでもフトンから飛び起きる。ギリギリで、予定通りの湘南新宿ラインに乗り込むことが出来たが、それにしてもこの体の重さ…。
火曜日の湘南新宿ラインには、“ささやかな” 楽しみがある。それは、横浜駅構内の弁当屋さんでその日の気分にあった弁当を選び、グリーン車で弁当を食べながら大宮に向かうことである。ちょっとした楽しみで、講義へのモチベーションが高まってくる。950円の贅沢である。
大宮駅を出ると、ぬるま湯につかっているような感じがした。とにかくジメジメ! 日陰に逃げてもジメジメ! 出発待機中のバスに急いで駆け込んだ時の爽快感! 法学部大宮キャンパスへ到着するまでに、汗を抑える。
大宮キャンパス火曜日担当も、今日で前期終了。まだ木曜日があるので大宮入りするのだが、徐々にノルマをこなしてきた実感が沸いてきた。3時限目の講義で、今展開中のテーマのまとめと合わせて、前半のまとめを行う。これで後期の講義にスムーズに入れたらよいのだが…と思いつつ、90分を過ごした。
講義を終えて窓の外を見ると、雨が降っていた。今日はバスで移動しても時間的に大丈夫だと思われたが、念のためにタクシーで大宮駅へ移動した。その甲斐あって、予定より1本早い電車に乗ることが出来た。それにしても、火曜日の移動中は雨がよく降る。
雨降る中、通信教育部に移動完了。今日は印刷するものもないので、気分的にもゆったりしていた。しかし、「あっ、出欠調査シートをコピーしなきゃ!」と大事なことを思い出し、コピー室に移動すると、そこでは数百枚の大量コピー中…。その作業が終わるのを待っていたが、待ちすぎて、ほかの教員がコピーを始めていた。結局、講義に入るのが数分遅れてしまった。それでも、講義は時間内に何とか収まった。ただ、講義内容を全ての学生が理解できているのかどうかは不明だが…。
今日の講義を全て終えた後、急にカレーが食べたくなり、まんてんへ駆け込んだ。そこで(前回に引き続き)コロッケカレーを注文する。ここのカレーは「メチャクチャ美味い!」と叫びたくなるようなものではないのだが、一度食べたら病み付きになるのである。不思議な魅力のあるカレーなのである。並盛りでも十分に腹がふくれる。お腹も心も満点になったところで、何か足りないことに気が付いた。通信教育部に傘を忘れてきてしまったのである。それで、一旦傘を取りに通信教育部に戻り、食後の運動代わりに御茶ノ水まで歩いた。が、体の重さと腰の痛みを考えて、男坂を避けて女坂を上った。
帰りに、横浜中央郵便局で、更新されたJCBカードを受け取る。昼間に比べて湿度も気温も低くなっているようだったので、家まで歩いて帰ることにした。が、この選択が大間違い! 湿度が低かったのは駅周辺のエアコンのためであり、路上はジメジメムンムン状態だった! 帰宅すると、頭からつま先までビショビショ状態! すぐにシャワーを浴びてスッキリする。でも、適度な歩行と発汗のおかげか、快く夜を過ごしている。まんてんカレーと同様、ウォーキングも病み付きになりそうである。
明日はOFF。さて、どんな1日になることやら…!?
7月12日(水)
昨日の「運動」が効いたのか、今日はちょっと体が楽になっているような気がした。適度な運動が必要であることはわかっているが、しかし…時間に追われている私には、まとまって運動する暇がない。こんなことを人に言うと「それは、単なる “言い訳” だよ!」と言い換えされてしまうのがオチである。そこで、2年ほど前から、時間と体力に余裕がある時は1〜2駅分を歩くことにしている。昨日は、水道橋〜御茶ノ水駅間を歩いたことになる。加えて、途中の長い階段…。いい運動だったと思う。
天気も悪くなかったので、出かけることにした。「往き帰りとも徒歩!」と決め込んで、家を出た。。そして、吉田整形外科で腰のリハビリ&受診。試験監督を除けば、出講日数は残り3日! 最後までキチンと乗り切るために、体のメンテは大事である。今を乗り切れば…って、乗りきった後に何があるのだろう?
しかし…帰宅してパソコンの具合がおかしいことに気付いた。起動途中で停止してしまうのである。パソコンを騙し騙しサイト更新しているが、一体どうしたことだろう?
* * * * * * * * * * * * * * * * * * (パソコンを強引に回復させた私…) * * * * * * * * * * * * * * * * * *
不具合の様子を述べると、WindowsXPを起ち上げる際、壁紙までは表示されるのだが、それから先に進まない…。タスクバーもアイコンも表示されない…。よって、終了させることもままならない。強制終了し、再度起動させるが、何度やっても同じ。XPのCD-ROMを使って回復コンソールをかけてみるも、in vain。それで、“かすかな” 期待を込めて、タスクマネージャーを起動させる。時間がかかったが、タスクマネージャー起動! 現在動いているシステムをチェックするが、通常の半分以下しか作動していない…。ちょっと強引ではあるが、explorer.exeを終了させ、改めて「新しいタスク」としてexplorer.exeを起ち上げると…な、な、何と、タスクバーにちょっとした不具合があるものの、アイコン類が表示され、プログラムも使用可能となった。さらに “かすかな” 期待を込めて、Windowsを再起動させた。そして…現在に至る。一時はどうなることかと思ったが、今は何とか動いてくれている。そろそろ、ハードディスクを交換しようかなぁ…。数年前の私だったら、きっとパニックに陥っていたんだろうなぁ…。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * (パソコンを強引に回復させた私…) * * * * * * * * * * * * * * * * * *
心身ともに落ち着いたので、「ぼやき」を再開!
そういえば、昨日の夕方、通信教育部の講義に入る前までは問題なくサクサク動いていた新しい携帯電話が、講義後に見てみたら「USIMエラー」の表示と共に全く作動しない状態になっていた。呆然としている私の目の前で、勝手に携帯電話が “PINコード” を入力するよう指図してきた。PINコードを入力すると、何事もなかったかのように携帯電話が復活した。その24時間後にパソコンが…!? 次は何だ? 自分か?
吉田整形外科を受診した後、小腹が減ってきたので、ダイヤモンド地下街のまん天餃子に入る。昨日はカレーの “まんてん” で、今日は餃子の “まん天”。実は、いつもこの餃子やさんの前を素通りしていたのだが、気になって気になって仕方がなかったのである。それで今日、イートイン! まん天餃子(1列5個)とご飯(スープ付き)の中、そして胡瓜一本漬けをオーダーした。待つこと数分、餃子が運ばれてきたのだが、店員さんが「(餃子の皮が)1つ破けてしまっているので、もう1つ持ってきますね。あと2分お待ちください」と言って、本当にもう1つ持ってきてくれた。餃子屋さんで「皮が破けてしまっているので…」という理由で1つサービスされたのは初めてである。かなり真剣に餃子と向き合っている店とお見受けする。絶対に常連になってやる!
それにしても、要らぬところで心身の疲労を招いてしまったものだ。この世に “完璧” と呼べるものなどないことはわかってるのだが…。
7月13日(木)
昨夜、かとよしさんのサイトと相互リンクが完成した。リンクのページにも書いてあるのだが、かとよしさんは国際関係学部のエクステンション講座で私の担当講座を受講してくれた “奇特な静岡県民のお一人” …ということで、強引にも “Yoshibei門下生扱い” してある。最近、門下生との相互リンクが増えている。人間関係がドライになりつつある昨今で、(サイバーではあるが)つながりが保てるというのは、とても嬉しいことである。
以前、「個人が自分のホームページを持っている」というのは、あまり浸透した現象とは言えなかった。ここ数年で、老いも若きも自分のサイトを起ち上げ、名刺にはURLまで擦り込まれていたり…。時代が変わったのだろう。
私がサイトを起ち上げた理由は、「学生との連絡をいつでも取れるようにする」ということだった。その目的は「連絡板」という形で発展的に継続したが、仕事の合間に書いていた日記が(いつの間にか)メインコンテンツ化してしまい、今日に至っている。「今月の…」と銘打っているのにもかかわらず、毎日更新…。「今日のぼやき」でもタイトル的には良いのだが、コンテンツ名はあまり変えないほうが良いと思い、頑なに「今月の…」を守り続けている私…。
さて、先週は休みをもらってしまった松戸歯学部の講義(学部のはからいで、休講扱いにはならず)、今日は絶対に休むワケにはいかない! その気持ちが体をビシッとさせたのか、今朝は予定通りの時間に起床できた。そして、予定通りに家を出て、予定通りの電車に乗り込み…という具合。その勢いで、松戸歯学部入りした。そして、先週講義を休ませていただいた時に呈示しておいた “課題” を受け取る。1時限目の講義前にその全てに目を通し、講義内で若干の解説を加えた。先週と今週とで「医療社会における地位−役割」について語る予定であったが、先週の講義をしていないので、予定を変更して、次回(9月、最終講義)で継続して解説することにした。
講義が予定外に早く終わってしまったので、いつもより1本早いバスに乗り、松戸駅へ戻った。道もあまり混んでいなかったので、いつもより “かなり” 早い常磐線に乗ることが出来た。結果、いつもより “かなり” 早く大宮に到着した。大宮駅前のバス乗り場へ移動する際、まるで “ぬるま湯” に入り続けているかのような感覚に襲われた。過酷な湿気と気温がけだるさを呼び、私の体力を奪い去っていくのが良くわかる。急いで停車中のバスに乗り込むが、アイドリングストップ中で、エアコンが作動していない。吹き出る汗…。出発間際になってやっとエアコンが作動…やっと生き返った心地がした。
今日で、法学部大宮キャンパスの前期出講が終了する。すでに火曜日の講義は終了しているので、それと同じ調子で講義を進めれば良いのだが、その余裕が災いしたのか、3時限目はテンポが鈍ってチャイムが鳴る直前まで話し続けてしまった。その反省で、4時限目はテンポ良く講義が進み(あくまでも、私の自己判断!)、無事に前期の大宮キャンパス出講は終了した。
講義終了直前、激しい雨が大宮キャンパスに降った。どういうワケか、大宮キャンパスを私が離れる直前は雨が降る確率が高いようである。そして、大宮駅に到着すると、列車のダイヤが乱れていた。この後は帰宅するだけなので、慌てることもなかったが…。
東京駅から乗り込んだ東海道線車中で、しばし意識不明…。横浜に着く直前で携帯電話のアラーム機能が作動し、寝過ごしはせずに済んだ。しかし、大宮駅前で感じた “あの” けだるさは、確かに私の体力を奪い去っていたのである。だが、ここで自分を甘やかしてはならない。横浜駅のホームで半分寝ている脳を無理やり起こし、体に渇を入れるために横浜駅から自宅まで歩くことにした。湿度の高さに、体中から汗が噴き出る。「帰ったら、すぐにシャワーを浴びなきゃ!」というくらい、ビショビショ状態になった。これだけ汗がかけるということは、健康な証拠か…。汗とともに、体の中の悪いものも外に出てしまえ!
7月14日(金)
今日は、今年一番の暑さだったとか。なるほど、それで一日中ずっと “蒸し風呂状態” が続いていたのか…。ただ歩いているだけでも汗がドドドォ〜ッと流れ出て、体力の消耗度合いも激しかった。昨夜、寝苦しかったのも、これが一因かも知れない。寝苦しかったために眠りも浅く、「不幸中の幸い」状態の早起き。前期最後の国際関係学部出講日(試験監督を除く)は、特急東海号で三島入りすることが出来た。
国際関係学部入りして、今日使用するプリント類の作成に入った。今日担当の3コマのうち、1つを除けは今日が終講。まとめのプリントを作る必要があった。しかし、終講ではない1コマのプリントが、一番印刷に手間取った。2時限目「日本社会(留学生用)」は、外国人聴講生の出席率が極めて悪かった。おそらく、今の時期に帰国すれば航空券代が安く済むからではないか…と思われる。聴講生という身分の気楽さからの行動かも知れないが、講義担当者としては腹立たしい限りである。それでも、本科生たちのノリは良く、議論も活発に行われた。
昼休みを挟んで3時限目「日本の社会」の講義教室へ。この科目は、今日で終講。あっという間の26コマだったような気がする。今までの講義のベースとなっていた部分について語り、全26回を締めくくった。
4時限目「社会学」も、今日で終講。ここでも全26回のまとめをしていたのだが、「最後の最後まで教室の和を乱す輩を排除できなかったことが、この講義における後悔だ!」という言葉が、この講義のシメとなってしまった。悲しい限りである。こんなに講義がツライと思ったのは久々だ。ましてや、自分の専門である社会学の講義で…。
4時限目を(いつもの金曜日より)早めに終えたので、いつもより1本早い新幹線で法学部へ向けて移動することが出来た。後期になれば今日のように余裕を持って法学部に移動することになるのだが、その予行練習と言うところか…。
そして、今週最後の講義へ。すでに大宮キャンパスで3コマも同じ内容の講義をしているので、時間配分には絶対の自信があった。しかし、大宮の3コマもそれぞれに受講学生が違って時間配分が変わってしまったように、三崎町キャンパスでも時間配分に狂いが生じてしまい、チャイムが鳴る直前まで話が続いてしまった。
とにもかくにも、これで今週の講義が終わった。前期の講義は、来週の火曜日にある通信教育部の1コマを残すのみ。とりあえず、帰りに「オクラ豚丼」リベンジを決め込んだ。月曜日に食べられなかったので、今日は是非!…と思っていたのだが、今日も「すみません、今日もオクラが切れてしまいまして…」だとさ。商売する気、あるの? おまけに私が入店した時の2人のバイト、全く使い物にならない。レジで領収書を発行する方法を客から教わったり、その直前には「手書きでなければ領収書は発行できません!」なんてふざけたことを言い出すし…。しばらく、この店に寄るのはやめることにしよう。ひとりの食事は、心静かに食したい。
7月15日(土)
昨日からずっと、同じドイツ人からバイアグラのお勧めメール(要するに、SPAMメール)が50通以上届いている。私は別にバイアグラが必要とは思わないし、そのドイツ人に心配してもらうような覚えもない。そんなに人のことを心配するぐらいなら、自分のことを考えたら…と、SPAMメール削除ツールを作動させながら思った。これで、今週の正規のメールvs.SPAMメールの比率は1:3と比率逆転! 迷惑なこと、この上なし!
情けないかな、OFFだと思うと体が思うように動いてくれない。要するに “Down” 寸前である。出席予定だった研究会も、昨日のうちに欠席連絡をしておいた。
朝(というか11時前)に起き、「何かしなくてはならないことを忘れているような…」と思い、書類の山をあさる。すると、ヒューマンウェルフェア広島専門学校で今年も担当する夏期スクーリングの日程表が出てきて、そこに「講義の際に使用するレジュメなどがございましたら、7月18日までに…」と書かれているのを発見した。パソコンの中に「資料」は保存してあるからプリントアウトすれば良いだけの話だが、問題は講義時間とテキストである。私に与えられた講義時間は180分。その中で休憩時間と試験時間を設定することになるので、講義時間はもっと短縮される。大学の講義換算にして2コマにも満たない時間の中で指定テキストのすべてを語るのは、おそらく(いや、確実に)無理である。しかし、学校には学校の都合があり、受講生にも受講生の都合がある。それに合わせるのが、私の義務である。そこで、『補強版ストレス・スパイラル』を併用できないものか…と数ヶ月前に問い合わせておいたのだが、結果待ち。今日、学校に電話を入れて確認するも、「今年は(も?)学生への連絡をしていないので…」という理由で、使用許可が下りず。そこで、「そういうことでしたら、(『補強版ストレス・スパイラル』の)必要箇所をコピーしなくてはならないので…」という私の事情を酌んでいただき、資料の郵送は今月いっぱいまで待ってもらうことにした。
午後、ゴロゴロと雷が鳴ったかと思ったら、落雷まであったらしい。首都圏のJRは、その落雷のためにダイヤが乱れたようである。雷が一段落ついた(?)頃、「同行者」がやって来た。
それにしても、今日も蒸し暑さが尋常ではない。じっとしていられないほどである。駅から家に帰るにも、出来るだけ買い物などをしながら、クーラーの効いている建物を経由して家に向かった次第。
7月16日(日)
昨日から始まった3連休の中日…。特にこれと言って予定がなく、昨夜から始まった “26時間テレビ” をところどころ見て、何となく時間を費やしていたが、先週レンタルしてきた『アットホーム・ダッド』のDVD返却日が今日であることを思い出し、「同行者」と一緒に鶴見へ向かった。
鶴見に向かい際、東神奈川近辺は浴衣姿の男女で賑わっていた。今日は「国際花火大会」が横浜港で開催されるので、メイン会場の山下公園を避けてポートサイド地区で花火見物する人が多いのである。また、鶴見にも浴衣の男女が多かった。これは、ベイブリッジの入口(大黒ふ頭)あたりで花火見物する人たちである。こういうイベントの時だけ “日本人” になろうとする若者が多いような気がする。
DVDを返却した後、そのまま帰るのも虚しいため、ちょっと鶴見駅周辺を歩いてみた。が、何か見どころがあるワケでもないため、お茶を飲んで東神奈川に戻ることに…。そして、駅前で夕飯の買い出し。ちょっと多めに食材を買い込んだが、夕飯でほとんどを消費してしまった。「暑い、暑い!」と言いながら、大した食欲である!
これだけの食欲があれば、しばらく倒れることもないだろう。
7月17日(祝)
3連休最終日は、雨…。朝、目が覚めて新聞を取りに行った時には、それなりに “期待” できる天候であったが、午後には手に負えないような雨…。昨日の “夕飯の買い出し” で残った分が “今日の昼食分” として確保されているため、慌てることもなく、昼過ぎまでダラダラと(二度寝!)フトンの中…。
しかし、連休最終日を部屋でダラダラ過ごすワケにもいかず(なぜ?!)、とりあえず昼過ぎに起きて、昨日の食材でうどんを煮込む。これがなかなかの美味!
昼食でほとんどの食材を使い切ってしまったので、イヤでも買い出しに行かなければならない状況に…。が、雨が…。それで雨の勢いがおさまるのを待って出かけることにしたのだが、おさまるどころか、ますます降水量が増えてきているようで、それで「なら、外で食事をして帰ることにしようか?」ということになり、「同行者」と横浜に出かけることになった。先日ダイヤモンド地下街のまん天餃子に入った…という話を「同行者」にしたところ、興味を持ったようだったので、夕飯は餃子となった。タイミング良く、すぐに入店でき、餃子とご飯(スープ付き)を注文。またもや満足した状態でお会計。さらに、以前(先月)福引きで当たった千円分の商品券が使えたので、2人分の会計が20円だけで済んでしまった。
気を良くした我々は、ヨドバシ横浜の地下にあるCOFFEE MIKIで(いつものように)炭火焼珈琲をオーダー。勢いで、ケーキまで食べてしまった。私はミルフィーユを注文。落ち着いてミルフィーユを食したのは、おそらく今日が初めてであろう。そして、目の前に運ばれてきたミルフィーユを見て驚愕…。で、でかい! メニューに載っていた写真の縮尺率を勝手に過小評価した私…。
ゆったりとコーヒーを楽しんで店を出た後、「同行者」が「母の誕生日が近いので、プレゼントを探したい」と申し出た。そのため、アチコチの店を回ってみたが、コーヒーを楽しむ時間が長すぎ、どの店も閉店間際…。ゆっくり商品を手に取る余裕もなくなったが、かろうじていくつかの候補の中にあったものを見つけられた模様。
それにしても…雨は本当に勢いが衰えず、帰宅時には全身ビショビショ。明日は仕事なので、風邪などひかなければ良いが…と不安になる次第である。
7月18日(火)
今日の講義は、通信教育部で5時限目の社会学を担当したのみ。これで前期の全ての講義を終えたワケだが、何となくスッキリしなかった。それもそのハズ。ここ数日、群発性頭痛の影響なのだろうか、目の奥に鈍い痛みがあり、それが頭痛を誘発し続けていた。さらに、肩の痛み…。それで、通信教育部での講義を終えた後、雨の中を飯田橋まで歩き、てもみんで30分の施術を受けた。「特におつらい所はありますか?」との問いに、「左肩、それから…首と頭のつけ根部分です」と答えたのだが、あとで「肩やつけ根だけではなく、背中も固くなってました。お気づきじゃなかったですか?」と教えられる。肩から頭にかけての痛みが強すぎて、背中の感覚がなくなっていたようである。
体調が優れないのなら、さっさと帰途に就けば良いものを…というところ。だが今夜は、昨秋に出版した『社会学的アプローチ』の共著者のうち4名(私を含む)による暑気払いの会が19時半から新宿で開催されたので、事前に施術を受ける必要があったと判断したのである。施術で「これで何とか持ちこたえられるだろう」というくらいには痛みを軽減させることが出来たが、完全復活ではない。特に「飲め、飲め!」と無理強いされるような会ではないので、ペースを考えながら飲むことにした。
帰途、湘南新宿ラインで横浜まで乗り換え無しで帰ろうと思ったのだが、すでに終電が新宿を発った後であった。それで、中央線に乗って東京に出て、東海道線で横浜に戻った。体力の限界を感じた私は、贅沢にもタクシーに乗り込み、帰宅した。割増料金が適用されているのにもかかわらず、1メーターで済んだ。ちょっと嬉しく思ったが、それよりも目の奥やら頭やら肩やらの痛みに耐えかねて、帰宅してすぐに就寝することにした。この続きは、明日の「ぼやき」にて。
7月19日(水)
昨夜、絶不調に対抗するべく湿布とアイス枕を使用して就寝したのが功を奏し、今朝は目覚めスッキリであった。体調不良は、多分に天候不良も関わっているのだろう。体が弱ると、その影響をモロに受けるらしい。
今日も気温が上がらず、雨の一日…。単なる雨ではなく、大雨! 「いや、しかし…これが7月の気温かね?」というような気候…。首都圏をはじめ、アチコチで鉄道のダイヤが乱れたようである。こういう日は、なるべく体を休めるに限る。無理に外出して、体を冷やしたら大変…。…と、手始めに、冷蔵庫に1玉残っていた “冷やし中華” をこしらえる。
適当にお腹が膨れたところで、来月広島で実施するスクーリングの資料作りに入る。その最中、インターネットでニュースを確認すると、吉本興業所属の極楽とんぼ・山本が未成年者に淫らな行為を強要したという理由で解雇されたという記事を見る。一部の芸人に見られる、売れっ子意識が誤ったベクトルにつながる悪しき例である。浮かれすぎの部分もあったのではないか? 相方は涙で謝罪…。本人はどう出るのか?
最近、ちょっと「ぼやき」にパワーがないような気がするので、芸能界に関する「ぼやき」をいくつか展開してみよう。
最近の芸能人には “芸No人” が多すぎる。クイズ番組などで、その常識(知識)の無さが露呈される。この間など、「問題です。『なつくさや つわものどもが…』の後に続く言葉は?」という問題で、「えぇ〜っ? 何で私たちの時だけ、こんな難しい問題が出るの〜?」などとほざいていた。こんな極めて常識的な問題も解けないのか? 別の番組では、「私、この間まで高校生だったんで、バッチリです!」などと言い張っている女性タレントがいたが、「要するに、大学へ行く学力はなかったワケね!」という気持ちにさせられる。そして、予想通りに撃沈…。普通の仕事が出来るほどの常識や知識がない者が、芸能界に入るような傾向が強くならなければよいが…。ただ、常識も知識も備えるべく頑張った人より、常識も知識もない者のほうが “貰い” が良いのは、どうしても納得できない。常識も知識もある芸能人がいる一方、おバカな芸能人がのさばるのも許せない。
芸能界の話で、思いっきり憤りを感じたコメントを…。以前、人気深夜番組で窃盗の過去を語ったおバカな女性タレントがいた。話の内容から、窃盗は最近の出来事と思われたが、所属の大手プロダクションは、「本人に確認したところ、小学校5年生の時の話。番組を面白くしようとして、誇大表現した」とコメントしたが、それは窃盗の時効から算出しただけの “つじつま合わせ” であることを、世間の誰もが知っている。おまけに、このおバカタレントの発言がもとで、その深夜番組はあえなく打ち切り! そのおバカタレントが先日、20歳になった。おバカタレントがインタビューに答えて、「結婚するなら、嘘をつかない男性がいいですね」だと!? お前はマス・メディアで堂々と嘘を重ね、結婚相手には誠実さを求めるか?! 「身の程知らず」とは、まさにこういう状況をいうのではないか?
先日逮捕された放火犯、某女性タレント似であることを芸能プロダクションに売り込み(その女性タレントも「エライ迷惑だ」という内容のコメントをしていた)、
ブログでも容姿を “売り” にしていたらしい。この放火犯、中学を出てから高校には進まず、芸能界入りを目指していたというのだが、芸能界入り出来なかった先の自分を考えることは出来なかったのだろうか? そんなに芸能界入りできる自信があったのだろうか? 人間性と学歴に関連性があるとは思わないが、世の中で求められるのは最低限の知識と常識…。
最近では、自分に知識も常識もないのを正当化するために、「そんなこと、知ってるほうがおかしい!」「知らなくて当然!」という態度をとる若者が多くなったような気がする…というより、私の周りではここ数年で極端に増加している。
天気が悪いと、「ぼやき」のノリも良くないみたいである。このままだと、妙な方向に展開しそうなので、この辺で自主規制。
追記
「欽ちゃん球団」として知られる茨城ゴールデンゴールズの選手として極楽とんぼ・山本が登録されていることから、「今回の山本の行為に責任を取る」として、監督の萩本欽一氏がチーム解散を宣言。アマチュア球界に新風を巻き起こしたチームが、1年半足らずで解散の憂き目に遭うことに…。自分さえ良ければそれでいいのか、山本! 相方だけではなく、球団にも迷惑をかけ、放送局にも事務所にも迷惑をかけるとは…。腹立たしい!
7月20日(木)
昨日のボケ芸人の話を別の角度から眺めてみよう。ボケ芸人が相手にした未成年者というのは、17歳の無職の女性だったという。17歳が夜中に遊び回っているのを、親はよくも許したものである。子供を管理できなかったのに、子供を連れて警察へ出頭するあたり、「最近の親は…」と言って嘆いていた同僚の言葉を思い出す。
最近の親の中には、子供をキチンとしつけることもできないのに、その子供が問題を起こすと責任転嫁を企てる者が多いようである。よくある話なのだそうだが、ある高校で喫煙が発覚した生徒がいて、目撃証言も多数あり、本人も事実を認めたので、学校長による訓告を受けさせるために母親も後日呼んだという。しかし、校長室に入るや母親が「子供に確認したら、喫煙などしていないと言う。喫煙していないのに、どうして訓告なのか?」と食ってかかったというのである。学校側は「複数の目撃証言」「本人の自白」などを理由としたが、その “本人” までもが「あの時は喫煙したと言ったが、本当は吸っていない」などと発言を覆し、母親が「ほれ、みなさい! ウチの子は、そんなことをする子じゃありません!」と一歩も引かず、“本人” も「吸ってない!」の一点張りで、この件を不問に付すという状況に追いやってしまったらしい。
親から「お前、絶対に罪を認めるんじゃないよ!」的なしつけをされ、そのまま大学に来た学生が、講義中に私から注意を受ける。しかし、「罪を認めるんじゃないよ!」としつけられている以上、私に謝るワケにはいかないのだろう。このところ、10人の学生に注意を与えても、謝罪するのは1人いるかいないか…である。おかしな話である。
おかしいと言えば、最近私の元に届くメールの8割は、SPAMメール…。同じような内容のものばかり。あるアカウントなど、この数ヶ月ずっとSPAMメールしか届いていない。件名なり送信者なりを見れば、すぐにSPAMメールだとわかるだろうに…。引っかかる者などいるのだろうか?…いやいや、結構引っかかっているらしいである。出会い系にバイアグラ系、それにソフトウェアの安売り系。アンチSPAMメールソフトの活躍機会が多すぎる!
今日は、起きるのがつらかった。目が覚めても、体が動かない…。気が付くと、13時になっていた。慌てて起きて、昼食を作り、ちょっと体が落ち着いたところで今井医院へ向かった。血圧を測ってもらうと、ドクター今井が「低い! 血圧が低すぎる!」と驚かれた。服用中の薬の量を半分に減らして様子を見ることになったのだが、「もしかすると、服用量の関係で最近体調が悪くなってきたのでは?」という仮説が立てられた。ここ数ヶ月、まったくと言って良いほど集中力に欠け、モチベーションも維持できずにいるのも、これが原因か?
受診後、昨日作成した講義用資料をコンビニでコピーし、一旦帰宅して封筒に入れ、再び外出。まず、処方箋薬局で薬を受け取り、それから横浜へ向かった。郵便局で切手を買い、封筒を投函。それから、小腹が減ってきたので2度目の昼食(というより、早めの夕飯?)をとった。それから買い物をして、家に戻った。
今日は傘をささずに外出することが出来たが、明日の降水確率は高いらしい。日本列島ではアチコチで大雨が…。川の決壊や土砂崩れなど、被害も広がっている。今年の日本の気候も、かなりおかしい。
ただ、ぼやくだけの日常ではないことも、私はよく知っている。週末には楽しいことが待っている(はず)。
7月21日(金)
昨日の「ぼやき」は希望に満ちた結び方をしているのに、実際の私は正反対。昨夜から群発性頭痛が再発し、今日はずっとフトンの中でうなっていたような有様だった。部屋には私しかいないので、アイス枕や保冷剤をフラフラになりながら取り替え続けた。
今日の頭痛は、レベル的にかなり高い症状だった。まず、光の刺激に耐えられなかった。そして、音の刺激にも…。こういう日に限って、外から明かりが漏れてきたり、携帯電話にやたらとメールが着信する。それでも、「明日までには、絶対に治さなくてはならないんだ!」という気力が残っていたのだろう。20時半過ぎになってやっと目を開けることが出来た。そして、体力をつけるために軽く食事。ちゃんと食べ物がノドを通っていくのがわかった。
今日は給料日だったので、銀行へ行って、あれをして、これをして…と、昨日のうちに考えていたのだが、それらはすべてパ〜! 明日、ATM手数料を払って現金を引き出すことにした。それにしても…、どうしてこんなに頭痛が襲ってくるのだろう? それも、通院した翌日…。
今夜は体の無理が利かないので、この辺で。明日、ぶり返さないことを願う私…。
7月22日(土)
「欽ちゃん球団」こと茨城ゴールデンゴールズは、解散を撤回するらしい。ファンの強い要望が通った形ではあるが、その新聞記事の下に、「神戸の私立高校野球部員がわいせつ行為で逮捕された」という記事が…。また、野球がらみか…。
昨夜、就寝の際に「肩は冷やさないように! 頭に負担をかけないように!」と気を付けておいたのにもかかわらず、寝相が悪く、気が付けば肩も頭も不自然な格好…。それでも、昨日の奮闘が功を奏したのか、とりあえず体調は復活!
復活の一因として、夜中に食した「辛ラーメン」が挙げられるだろう(本当は私、海鮮系の「ノグリラーメン派」なのだが…)。どういうわけか、私は日本人なのに “ソウルフード” がカレーライスやキムチの類。しかし、「辛ければいい!」というのではなく、こだわりはある。キムチなど、ここ数年は国内で購入していないのではないか…。料理に添えられたり入れられているものは食したが、国内で販売されているキムチは “まがい物” が多く、かえってソウルレスになりかねない。そんな中で「辛ラーメン」類は、私の血を燃えたぎらせてくれる。この手のラーメンを苦手とする人も多いが、「辛ラーメン」は日本でもロングセラーを続けており、愛好者も多い。最近は、アチコチのお店で入手できるようになって嬉しい限りである。
今日は、某出講先の門下生たちが開いた懇親会に参加した。今朝、幹事学生から「体調はいかがでしょうか?」というメールが届いた。私の参加を心待ちにしてくれていることに喜びを感じつつ、「やはり、私の体調って信用ならないんだなぁ…」と思い、反省する。が、どうしようもない群発性頭痛…。そして、「そこまでして、私の登場を待っていてくれているのかな…」という気持ちに感謝する。
懇親会は夕方開始だったので、それまでに昨日できなかった用事を済ませておいた。しかし、今日は土曜日…。銀行のATMは、使用するごとに手数料がかかる。それなのに、引き出さないでよいお金まで引き出してしまい、その入金にまた手数料…。落ち着いて考えたら、月曜日まで待って入金すればよかっただけの話。まだ、頭が全く回転していなかったようである。その後、昼食をとり、今日集まってくれる学生たちへのお土産に韓国ラーメンを購入する。私の研究テーマ…と言えば、韓国。韓国つながりである。そして、RAJAに向かい、15分のプチリフレ。かなり肩と腰に疲れがみられるということだった。それから一旦帰宅して、お土産の整理。オリジナルのシールを貼って、とりあえず付加価値をつける。
ところが、懇親会へ向かおうと乗り込んだ東海道線がなかなか動かない…。聞けば、東神奈川〜新子安間の踏切と、大森周辺の踏切で危険を知らせる信号が発せられたとか。こんな時に、どうして?…という思いを抑えつつ、最善の移動方法を考える。乗換駅では走る、走る! そして、大した遅刻もせず、門下生と合流。18時半から始まった懇親会は、気が付けば4時間以上に亘っていた。あっという間の4時間…。それだけ私も楽しんでいたということだろう。名残惜しいが、それぞれの事情があり、お開きとなった。
またこんな機会があればいいなぁ…と思いつつ、帰途に就いた。今夜は久々に安眠できそうだ。
7月23日(日)
昨日の「また、野球がらみか…」というコメントの主旨について、説明しなくてはならないようである。私は、この世に存在するスポーツ競技の中で、野球が一番好きである。以前、プロ野球選手になりたいという夢を抱き、少年野球チームにも所属していたこともある(レギュラーまで上がったが、自身の実力を知り、挫折)。そんな私が、日本のみではなく世界中で野球がらみの不祥事(メジャーリーガーの薬物使用、WBCでのジャッジなども含めて)を目の当たりにし、嫌気がさしている状態を表現しているのが、この「野球がらみ」という表現である。純粋に野球を愛する私が、野球人への意識改革を求めた、心からの叫びである(このサイトだけでそれが実現されるか、とても難しいが…)。この一文そのものに、私の野球愛が込められていると解釈していただきたい。まぁ、前後関係(文脈)で私の真意をとらえてくださる方も多いとは思うが…。
今日読んだ記事にも、全国高校野球選手権秋田大会準決勝で「大量リードしているチームが、雨天ノーゲームになるのを避けるため、監督が打者に三振するよう指示した」というものがあった。フェアプレー精神を忘れたスポーツ人を、私は心から軽蔑する。野球を純粋に愛する者の夢・希望をくじくようなマネだけはやめてもらいたいものである。野球がらみの不祥事は、もうコリゴリ!
さて、昨日の某出講先の門下生たちとの懇親会から一夜明け、飲んだ次の人は思えないような感じで目が覚めた。が、せっかくの休日…。とりあえず睡眠時間を確保しようと思い、昼前までフトンの中にいた。
今日は、土用丑の日。静岡で鰻を食べるつもりでいたので、横浜ではあまり大したものを食さず、昼過ぎに “ちょっとした空腹状態” で新幹線に乗り込んだ。横浜の天気は悪くなかったが、小田原を過ぎたあたりから雲行きが怪しくなり、熱海では完全に雨。三島、新富士と、静岡に近づくにつれて空の明るさが戻ってきたようではあったが、静岡に新幹線が到着すると、駅周辺がびしょ濡れであることを確認する。が、幸いにして、今日の私は傘をささずに済んだ。
荷物が重いので、一旦「同行者」宅へ行き、荷物を置かせてもらい、しばらくテレビなどを観ながら時間を過ごした。そして、「そろそろ夕飯時では…?」という頃合いで出かけることにした。向かう先は、新静岡のトロロ屋である! 前から「土用丑の日には、鰻茶とろろ膳を食べる!」と決めていたので、迷わずそれをオーダーする。ただ、「同行者」は静岡っ子なのに鰻が苦手であり、焼魚膳をオーダーしていた。おかわり自由の麦ご飯がお櫃で供され、これを2回おかわりした。お腹も心もすべて満たされた後、ゲームセンター(とはいえ、UFOキャッチャーばかり置いてある店)に行くことになった。今日は、10円で1ゲーム出来るものがたくさんあり、10円玉を何枚もつぎ込んで「ぷよぷよ」のストラップを2個ゲットしたり、ドラゴンボール(龍珠)のミニチュアを何個もゲットした。それらのゲーム機の横に、ビニールボールのドラゴンボールがひしめき合っているUFOキャッチャーがあった。これは1回100円…。しかし、四星球(スーシンチュウ)が何としても欲しかった。そこで、100円を投じて、アームをコントロールすると…、難なくゲット! 「同行者」と喜びを分かち合い、頭脳系ゲームに興じた後、「もう1個、四星球が欲しいなぁ…」ということで、再び例のUFOキャッチャーの前に立つ。1回目、失敗。ところが、「同行者」がまた100円を投じてしまう。仕方なく私がアームをコントロール。すると…1つの四星球にアームが食い込み、バウンドしたはずみに別の球にも作用−反作用の効果が起き、ボールが3個同時に取り出し口を目がけて落ちてきた…。そして、ボールを確認…。全て、四星球だった。おいおい…、こういう時は、別の球が混じっていてもいいんじゃないか!?
夢から覚めた我々は、再び新静岡に戻り、バスに乗り込み帰途に就いた。
明日も雨が降るのだろうか…。
7月24日(月)
国際関係学部は、前期末試験期間に突入! 今日は、静岡から三島入りしたのだが、雨がいつ降ってもおかしくないような空模様の中、不安丸抱えでの通勤となった。
試験監督は3時限目のみだったのだが、学生へ配布するプリントを作成しなくてはならなかったため、ちょっと早めに大学入りした。今日の試験実施科目は「国際社会学入門」で、最初から難ありの状態に突入することになった。この科目、どの年も、どの曜日・時限でも教室のまとまりがなく(たまたま時間的に都合が良かった…という理由で受講する学生が多すぎるため)、いつも最後の1ヶ月程度は出欠調査をしないことにしている。履修登録が200名程度なのに対し、出席を取らないようになると60〜80名程度の出席者だけになるのが常。そして、最後に回収したレポートも、だいたい同様の傾向…。
試験開始10分前、私の試験監督の補助員として、2人の副手さんと1人のティーチング・アシスタントが合流した。私が「履修登録者はかなりいますが、講義にはこの半分も来ていないので、教室はスカスカになると思いますよ。ですから、なるべく両端の列には学生を座らせないようにして…」などと打ち合わせつつ教室に入ると…「あれっ? 教室、間違えたかな?」という状態だった。私は思わず、「見たことのない顔ばかり…。いつもの3倍は(教室に)いるなぁ…」などと口走る。ふだん講義には出席していないクセに、試験だけ受けに来る輩が100名もいるのか!? 社会学のプロでさえ、他の社会学者の問いかけに適切に答えるのは困難である。学生が、ふだん講義を聴いていないのに合格するなんて、ありえるのだろうか? そして、合格できると思っている輩が多いものだから恐れ入る。一応、配布プリントは人数分以上印刷しておいたのだが、それは最終講義時に提出を求めたレポートの取り扱いに関するもので、そのプリントが本当に必要だった者は3分の1しかいなかったことになる。
さて、試験の内容だが、今回は「私が今まで作成した試験問題で、一番難しいと思われます!」と学生には説明しておいた通り、かなり性格の悪い問題が2問出題されている。いずれも、論述するためには、呈示されている8つのキーワードを使用しなくてはならない。ふだん講義に出ていたマジメな学生にはヒントとなり、不真面目な学生には逃げ隠れできないデッドエンドとなる…という、巧妙な試験問題なのである。試験後、「難しかったよぉ〜!」などと語っている学生は可愛いほうで、「全然わからなかった!」というのは不真面目な証拠。また、私に面と向かって「試験、全然わかりませんでした」と言ってきた学生が数名いたが、これは「私は不真面目でしたから、全然わかりませんでした」という意味と、「あなたの教え方が悪すぎて、全然わかりませんでした」という2つの意味の両方の解釈が出来るので、ちょっとムカつく。
とにもかくにも、難ある初日は何とか終了した。
その後、再び静岡に戻った。「同行者」(と、そのご家族)に、「今日は仕事が早く終わるので、夕飯の仕度は私がします!」と宣言したため、帰りに献立を考え、食材を買い込まなくてはならなかった。午前中まではハンバーグを考えていたが、天気があやしく、「こんな日に挽肉をこねるのも…」と思い直し、豚の角煮を作ることにした。それで、静岡についてすぐ、駅ビル(パルシェ)の食品売り場へ向かい、チンゲンサイとシシトウ、豚バラ肉のブロック、卵を買い求めた。
「同行者」宅に戻り、まずは豚バラ肉を茹でる。いつもは、ブロックを適当な大きさにカットし、それを酒で煮込み、途中から醤油や味醂などで味を調え、野菜類を入れて臭み消しをするのだが、今日は別の方法で作ってみることにした。まず、豚バラ肉にブロック状のまま醤油をまぶし、ちょっと付け置いてからフライパンで肉の回りを焼き込む。こうすることで、肉のうまみを閉じこめてしまおうという算段である。そして、ひたひたの水に中国酒(これは私が「同行者」宅に置きっぱなしにしているモノ!)少々、ショウガなどを入れて、ひたすら弱火で煮込む。その間に、チンゲンサイやシシトウをちょっと湯がき、フライパンで炒めておく。ゆで卵も作っておく。2時間後、豚バラ肉を取り出し、あら熱を取ってから適当な大きさにカットする。その間に、先ほどのゆで汁を少し、別の鍋に “避難” させる。豚バラ肉を茹でた鍋にチンゲンサイとシシトウ、ゆで卵を入れ、醤油と味醂、三温糖などで味を調え、豚バラ肉を再投入。そして、1時間半じっと弱火で煮込み続ける。避難させたゆで汁は、ここに醤油と酒、ショウガを入れて味を調え、ラーメンのスープにする。16時半に調理を開始し、「いただきます!」の言葉を発したのが20時過ぎ…。が、あっという間に豚の角煮は各々の胃袋におさまってしまった。料理とは、そんなものである。食事のシメはラーメン! インスタントラーメンの乾麺を固めに茹で、さっき別に作ったスープに入れて少々煮込む。油ギトギト感が、本業のラーメン屋さんの作るものと視覚的には似ていた。味は…いわゆる醤油ラーメン。でも、自分なりに満足。
人の家の台所に立つと、どういうワケか “時間のかかる料理” を作りたがる私である。
こんなふうに、今日という日が過ぎていった。私の肩の凝りも、角煮になった豚肉のようにトロトロになってもらいたいものである。
7月25日(火)
今日は、特にぼやくこともなさそうな気がした。夕方までは…。
「同行者」宅で居候同然状態(?)の私一人、昼間はネコ2匹を相手しつつ、パソコン(のアプリケーション)のメンテを頼まれていたので、ゆっくり時間をかけて元の機能に回復させ、ついでにセキュリティパッチもあてておいた。平々凡々とした1日だなぁ…と、その時は思っていた。
夕方前、米をといでジャーのタイマーをセットし、味噌汁を作っておき、家を出た。静岡でやっておかなくてはならない作業があったからである。炎天下、バスで新静岡に出て、1つ目の作業をクリア。そして、歩いて静岡駅へ向かう途中で2つ目の作業もクリア。静岡駅前で仕事上がりの「同行者」と落ち合った後、3つ目の作業もクリア。本当に平々凡々…。
だが、1つ目の作業をクリアした後、「さて、一休みしようかな?」と入ったモスバーガー内に、今日の “ネタ” が転がっていた。私の2つ隣のテーブルに、3人のハデな女子高生(たぶん…話の内容から “大学生” ではないように思う)が携帯電話の話で盛り上がっていた。私は彼女たちの話など聞きたくなかったのだが、周囲に気を遣うというプログラムがインストールされていない彼女たちのこと、大音響で自分たちの世界に入り込んでいた。それだけでも私の神経はプルプルと震えていたのだが、追い打ちをかけるように
という会話が展開された。4万7千円も1回線で通話料金がかかるのだろうか? “家族割” だとか “パケット定額” だとか、世の中には様々なお得プランがある。“○○ボーナスプラン” だとか “○○パック” などというお得な設定料金もある。なのに、どうして5万円近くも携帯電話料金がかかるのだろうか? 携帯電話というものを私は「緊急時使用の連絡手段」として位置づけているので、所有する2回線を合算しても1ヶ月で2万円もかからない。緊急性を有さない話のために、おそらく数時間使用したのだろう。それが積もり積もって…。おそらく、10万円近くの料金を払ったのも、彼女自身ではなく、両親であろう。彼女たちの話は主語が省略されすぎで、聞き方によってはエラく彼女たちが利口に思えるのだが、主語を適切に入れると「親に甘えているクセに、生意気なことを言っている」という状況が読み取れる。
この前後で、別の妙な現象が起きた。私が書店で本の出版状況を調べたり現物を確認しようと書棚に向かうと、ある母娘が必ず私の目の前を歩いていたのである。その母娘、ビルの4階にある書店から私が地下に降りようとエスカレータに乗った際も、ずっと私の前にいた。地下1階で母娘をまき、今夜の献立を考えるために生鮮食料品へ足早に向かい、そこで時間を潰してモスバーガーに入ると、すでに母娘が着席! その母娘が食べ終わった後、かなり時間をおいて店を出た私であったが、ビルの外に出て、静岡駅へ向かう途中、再びその母娘が私の前を…。見方を変えれば私がストーキングしているように思われてしまうのだが、こちらにはその気は全くないし、その母娘と面識もないし…。その母娘とともに過ごした時間、1時間! 不思議な60分だった。
今夜も、台所を貸していただき、回鍋肉(ホイコウロウ)を大量に作ってみた。「鍋を回しながら作る料理」ということで回鍋肉というそうな…。
7月26日(水)
帰宅した。が、それは22時半の話…。
それまで何をしていたのか…というと、静岡にいたのである。当然である。スーツケースをASTY静岡のコインロッカーに預け、ASTY内のラーメン店で昼食。今日も暑さが厳しかったので、「暑さには熱さで対抗!」とばかりに味噌ラーメンをオーダー。この味噌ラーメン、かなり熱々で、一口食べただけで体中から汗が噴き出してきた。食べ終えた頃には、体中ビッショリ状態であった。
その後、涼を求めたが、汗が冷えて風邪をひくのはイヤだと思い、駅の外に出て、汗をコントロールする。そして、駅ビル(パルシェ)の書店で本を2冊購入し、それをコーヒーショップに持ち込んで “しばし” 読む。帰浜前に「同行者」と夕飯を食べる約束をしていたのだが、約束の時間は18時…。コーヒーショップに入ったのが15時半過ぎのこと。まだまだ2時間半もある…。それで、いつも気になっているのに見つけられていない炭酸飲料水を求めて市内をアチコチ歩き回った。その商品は、ネスカフェ スパークリング・カフェという。我が家の近所や都内のコンビニを探し回っているのだが見つからず、「同行者」のご家族が「飲んでみたけれど…」と教えてくださったので、おそらく静岡市内にはあるのだろう。テレビCMもキャンペーンも張らず、それでいて話題がジワジワ状態のスパークリング・カフェが気になって気になって…。ところが、どこにも見当たらない…。ネスレからは「すでに、複数のコンビニエンスストアで販売契約を結んでいる」と公式発表があったのに…。
しばらく歩き回っていると、珍しく方向感覚を失い欠けてしまった。もっとも、私は静岡市民ではないので、当然といえば当然であるが…。それで、軌道修正するために、見覚えのある場所を目指して歩いているうちに、「同行者」の勤務する会社の前に差し掛かった。顔でも出していこうか…と一瞬だけ思ったが、次の瞬間、「そんなことをしたら、大変なことになる!」と思い直してもと来た道を戻った。その会社は、某社会主義国家と同じような支配体系が出来上がっていて、社員はさながら某国の国民のような状態なのだとか…。そんなところに私が顔を出したら、「接待所」か「収容所」に送られてしまうことに…。
17時半過ぎ、パルシェに戻った。そして、RAJAのQueenswayに行き、25分のプチリフレ(足裏中心)を受ける。ここで体を癒し、さらに待ち合わせまでの時間をゆったり過ごそうと思ったのである。その計算(?)は大当たりし、リフレの終了とともに「同行者」と合流することが出来た。
帰りの新幹線は指定を取っておかなかったのだが、とりあえず22時半くらいまでに帰宅したいと思い、逆算して20:57のこだま号に乗れば大丈夫だろうということになり、それまで夕飯を取り、喫茶して過ごすことにした。
3泊4日の静岡滞在を終えて、久々に自宅の鍵を開けた私が目の当たりにしたのは、積み上がった新聞と郵便の山…。これらを整理して、やっと部屋に上がることが出来た。それにしても…部屋が蒸し暑い! 最初に換気扇をかけ、それからエアコンを作動させたが、吹き出た汗の量は、味噌ラーメンを食した時に匹敵した。いや、それ以上か?
こうして、再び横浜の人に戻った私であった。
7月27日(木)
やらなくてはならない前期末の作業があって横浜に戻ったのに、昨日は作業をせず。そのくせ、早寝もせず。そのため、今日は昼過ぎまで寝てしまった。早起きして作業する予定だったのだが…。
とりあえず、コピーを取る必要があり(先日、大学に原本を持って行くのを忘れてしまったので)、原本をクリアケースに入れてバッグに詰め込み、家を出た。最近、忙しさにかまけて、公共料金だの家賃だのの支払期限が来ていることをスッカリ忘れていた。それでまず東神奈川に向かい、セブンイレブンでコピーを取り、店内のセブン銀行ATMでお金を下ろす。そして、京浜東北線で横浜に出て、まず昼食。暑さでバテ気味なので、迷わずカレーライスを食す。食後、銀行のATMで全ての用事を済ませ、夕飯の買い物と明日の切符を購入して帰宅。
帰宅して、腰を落ち着けてすぐに “昨日するべきだった” 作業にとりかかる。しかし、どういうワケか、1時間程度で全て終了。明日までに片づけなくてはならない作業だったので、その危機感が良い方に作用したのだろう。ホッとする。
先日作った回鍋肉が美味しかったので、家にあるハム類に野菜を加えて、さらに名古屋の味噌(チューブタイプ)があったので、それで “替わり回鍋肉” の別バージョンを夕飯に作ってみた。ちょっと回鍋肉とはかけ離れているような感じもしたが。これはこれで美味だった。味噌が食欲を増進させてくれた。
鰻の白焼き(真空パック)も買ってきたので、温めて一緒に食したのだが…ハッキリ言って不味かった。油っこくて、ベチャベチャっとした感じが、鰻好きの私でもフォローしきれないほど不味かった。一気に鰻が嫌いになりそうな白焼きだった。これで890円!? でも、もったいないので全て食べた(「もったいないから食べちゃった♪」という替え歌があったような…)。
そういえば、昨日・今日と、フジテレビに大泉洋が出演しているのを見た。おそらく、公開中のアニメ『ブレイブストーリー』と、本来なら今週末放映だったドラマ『東京タワー』の番宣を兼ねていたのだろう。しかし、例の軽薄芸人のせいでドラマ放送は延期となり、軽薄芸人の出演シーンを別の役者で撮り直すか、“ほとぼり” が冷めてから放映するか…という点で検討中らしい。改めて、私のdouble happiness理論(またの名を、double sadness理論)を証明するような状況が出来上がっていることに気付いた。しかし、相変わらずいじられてるなぁ…大泉君!
テレビを観ていて最近思うことが…。女の子にキャーキャー言われている男性タレントのほとんどが、昔ながらの「男らしい顔」ではない! 私が女性だったら、危機状態に絶対に助けを求めないようなタイプが、現代の女性にはウケるのだろうか? 少なくとも「男の中の男」というタイプではないみたいだが…。これは、単なる私の感じ方。
7月28日(金)
今日も、国際関係学部の試験監督…。しかし、昨夜から再び群発性頭痛に襲われ、今朝もかなりキツイ状態であった。「こんな状態で試験監督なんて出来るのか?」という焦りの気持ちが、頭痛をより一層ひどくさせた。
が、試験監督を休むワケにはいかないので、ギリギリまで寝ておいて、新幹線で通勤することにした。昨日購入したのは在来線特急の自由席券…。東神奈川のみどりの窓口で特急券の乗変をしようと思っていたのだが、私の前に並んでいた迷惑人2人が…。1人目は来月の家族旅行用の特急券を購入していたオジサン。この人は、号車指定や窓側指定など、アレコレ注文が多く、時間を “かなり” 費やしていた。後ろに人が並んでいることなどお構いなし。そして2人目のオジサン(オジイサン?)は…、窓口の係員が何度も「乗車券はどちらからにしますか?」と聞いているのに、「特急券は東京から! 東京からでいい!」などとラチがあかない。おまけに、「ここ(東神奈川)から都内の入口まではいくらかね?」と係員に聞いていた。「ここからですと…蒲田までで210円になりますが」と係員が答えると、「切符を買い足さなきゃいけないのか…面倒だな」と言い出した。だったら、ここから目的地まで、通しで切符を買えばいいのに…と思っているうちに、私のほうはタイムアップ! 乗車券は昨日のうちに購入しておいたので、「新横浜で新幹線特急券を買えばいいか…」と、そう思うことにした。が、ここでも迷惑人が…。3人目はオネエサン。この人、特急券の自動券売機でのぞみ号の切符を博多まで購入しようとしているのだが、何度も「とりけし」ボタンを押しては最初からやり直し…。私の後ろに並んでいたオジサンが小声で「何度も何度も、何をしてるんだよぉ〜っ!?」とつぶやいていた。このオネエサン、3度目で観念したのか、やっと切符を購入する気になったらしいが、今度はサイフからお金を出すのにエラく手間取っていた。私のせいではないのに、ついにオジサンが「何やってんだよ? なぁ?」と私に同意を求めてきた。たしかに、私も腹が少々立っていたが、同意を求められても…。
結局、こだま号には乗れたのだが、乗変をかけることが出来なかった。禁煙の指定席は満席だったので自由席に乗り込んだのだが、車両内はほとんどが家族旅行の親子だった。そうか、世間ではもう夏休みなんだ…と、ここで初めて気が付いた。私が座った席の前列には、2歳くらいの男の子を中央に、若い夫婦が座っていた。しかし、この男の子のうるさいこと、うるさいこと! 車内中に自分の主義を聞かせたいのか、大きな声でず〜っと “演説” していた。群発性頭痛で苦しんでいる私には、この上ない拷問であった。車内で仮眠をとりながら、三島に着くまでに少しでも体調回復を図ろうと思っていたのに…。それにしても、この子の親はどうして何の注意もしないのだろう? こういう経験を積み重ねて、世間知らずな若者に育っていくのだろう。
この親子は、熱海で下車。熱海〜三島間では、仮眠などとれるハズがない! 仮眠は諦めたが、さっきまでの拷問から解放された喜びか、体調が仕事モードに入れそうな感じがした。怪我の功名か…。
三島駅に着いた時、まだ私の頭は回転していなかった。それで、大学までタクシーに乗って行こうかと思ったのだが、節約のために歩くことにした。いつもと比べるとキツイ道のりとなったが、暑い空気の中を歩くことで体を慣らそうという気持ちが強かった。が、大学手前で、「あっ、三島駅のみどりの窓口で乗変かけるの、忘れてた!」ということを思い出した。ここまで来て引き返すワケにもいかないので、帰りに…。
今日の試験監督は、3時限目「日本の社会」と4時限目「社会学」の2コマ。3時限目は返却するレポートがあるので、早めに教室に入った。52名の履修登録者中、レギュラーメンバーは47〜49名。そして、今日の受験者数も49名…。ただし、私が返却したレポートは47通しかない。誰か2名、レポートを提出しなかったな…。調べればわかることだが、それがちょっと残念だった。試験は、ほとんど全員が規定の50分を丸々使用していた。4時限目は人数が多く、月曜日と同様に3名のアシスタントの協力を得た。試験教室に入ると、学生がワンサカ! この科目は履修登録者が194名で、常時180名以上の出席者がいたので、あまりビックリすることはなかった(月曜日は “かなり” ビックリし、腹立たしく思ったが…)。結局、受験者は189名ということだった。この科目、毎年こんな傾向である。が、合格率まで毎年と同傾向になるのかどうか、甚だ疑問である。
すべての監督を終えて、コミュニティFM(詳細は、今は述べられない!)のコメント録りに応じ、前期に使用したプリントの残部を処理し、お茶を1杯飲んで、大学を離れた。体調は完全回復とまではいかないものの、70%程度は回復していた。この分なら在来線でも大丈夫かな?…と思ったが、早めの帰宅をしたほうが良いと判断し、帰りも新幹線を利用した。三島駅のみどりの窓口で在来線特急券を新幹線自由席特急券に乗変してもらうつもりだったのだが、窓口前には長蛇(?)の列が…。「このペースだと、とても次のこだま号には間に合わない!」と判断した私は、自動発券機で特急券を購入し、こだま号に駆け込んだ。乗変は東神奈川で行えばいいか…と思っていたのに、東神奈川ではみどりの窓口をスルー…帰宅してしまった!?
先日、大学に原本を持って行くのを忘れてしまったのでセブンイレブンでコピーを取ったが、今日も別の原本を大学に持って行くのを忘れた。それで、原本をクリアケースに入れてバッグに詰め込み、再び家を出た。そして、東神奈川のセブンイレブンでコピーをとった後、京浜東北線に乗り込み、横浜に出た。またしても、東神奈川駅のみどりの窓口をスルー。これは “わざと” である。特急券を乗変するのはいいが、日付をいつにすれば良いのか考えていなかったので、横浜で考えることにした。横浜に着いた私は、「とりあえず、食事!」と判断! 「こんな体調の時は、中華かな?」と、麻辣麻婆豆腐定食を頼む。ただの「麻婆豆腐」ではない! 麻辣なのである! 「麻」は、山椒などでピリピリした(しびれるような)辛みを表す。「辣」は、「辣(ラー)油」の辣! 要するに、麻婆豆腐よりも刺激的で(ピリピリして)辛いのである! 山椒の量も半端ではなかった! しかし、メチャクチャ美味かった! 「ご飯のおかわり自由」ということだったが、「こんな体調で、おかわりできるかな?」とちょっと心配になったが、気付けばバッチリおかわりしていた私。
とりあえず、今週は(と言っても、残りは明日だけだが…)ゆっくりすることにしよう。
そういえば、今日も大泉洋がフジテレビに出ていたなぁ…。
7月29日(土)
昨日、様々な頭痛系情報のサイトを調べてみたら、私の群発性頭痛は今 “群発期” に入っているらしいことがわかった。群発性頭痛は年に数回、2〜3ヶ月に亘って頭痛が続くのだが(毎日ではないが…)、ここ1ヶ月の私の症状を振り返ると、まさに群発期! この時期のアルコール摂取は避けなくてはならないという。かなり前から「アルコールを飲むと、肩が凝ったり頭痛がする」という症状に悩まされてきたのだが、ここ数年で症状は悪い方へ向かっているような感じがする。心身のストレスが最大の要因らしい。
それと、各種サイトを読んで知ってホッとした(?)ことがある。私はこの頭痛に悩まされると、いわゆる “のたうち回る” 状態に入るのだが、それは全ての患者に共通の症状なのだという。ちなみに、群発性頭痛の痛みは「お産」の痛みよりもツライのだとか…。それで、のたうち回るだけではなく、壁に頭を打ち付けようとしたり、痛みに耐えかねて自殺しようと思う…などなど、いろんな状態が記されていたが、全て私にも当てはまる。群発性頭痛は別名「自殺頭痛」とも呼ばれるらしい。おそらく、この感覚は患者以外には理解できないんだろうなぁ…。
そんなこんなで(?)今日も痛みと闘った私は、一日の大半をフトンで過ごさざるを得なかった。いつもなら、「じゃあ、今日はもう出かけないでいいや!」などと思うところだが、特急券の乗変をしなければならないので、日が暮れるのを待って出かけることにした(まだ、太陽の刺激に耐えられないので…)。朝から何も食べていないので、体力も落ちている。気力も減退している(群発性頭痛は “頭痛” とはいうものの、症状は目の奥やこめかみに現れる。普通の頭痛ではないので厄介である)。
ところが、群発性頭痛の時は「寝ていて苦しむよりも、ちょっと散歩などに出かけて気晴らしするのも良い」らしく、東神奈川駅に向かう途中で若干体調が回復し、乗変を済ませて買い物をしている最中に70%回復! どうも、おいしそうなお惣菜やらアイスクリームやらを見ているうちに、私の本能が目覚めたのではないか?! とにかく、両手にたくさんの食材類を抱えて帰途に就いた頃には90%近く回復していたような気がした。そして、夕飯にはまぐろ月見丼(おいしそうだったので、買ってきてしまった!?)とカレーうどん(もやしタップリ!)を平らげた。しかし、まだまだ油断禁物…。夜になると、かすかな痛みが伝わってくる。
このままだと、「闘病記」そのものになってしまうではないかっ! 何かネタを探さないと…。しかし、一日のほとんどをフトンで過ごさざるを得なかった私にとって、今日はネタがない! あぁ〜、別の意味で頭が痛い!
7月30日(日)
昼過ぎまで寝て、疲れをシッカリ取り、群発性頭痛の峠越えをした。無理さえしなければ、これでしばらく頭痛から解放されるのかな?…などと思いつつ、昼食の準備(?)に取りかかった。
今日のお昼は、物珍しさに駆られて数日前に購入した「ペヤング四川風やきそば」である。これは大盛だが、ペヤングには通常版の麺を2玉入れた「超大盛」なるものもあり(これは、私のように若くない者にとっては途中からきつくなる)、いつの時代も若者のニーズに応えようとする企業努力がうかがえる(と、勝手に推測)。
で、実際に四川風を作ってみた。フタを開けると、まず真っ赤な液体の入った袋が目を引く。これがソースである。作り方は通常版と同様で、かやくを麺の上にあけて、お湯を注いで3分待ち、湯切り穴からお湯を捨て、あとからソースをかけて出来上がり…という感じである。味のほうは…といえば、これがちょっとピリ辛! 四川風なのだから当たり前である。味のベースは通常版のソースヤキソバで、そこに豆板醤やラー油を混ぜ込んで中華風(四川風)に仕立てたようである。「美味いか? 不味いか?」と聞かれると、「その中庸!」という感じがする。ただ、夏向きのヤキソバという感じでもある。
食後、「新しい週は今日からか? 明日からか?」と、ちょっと悩む。暦の上では日曜日が1週間の始まりだが、業務上は月曜日が1週間の始まりである。群発性頭痛の緩和のため、28日の「ぼやき」に「今週は(と言っても、残りは明日だけだが…)ゆっくりすることにしよう」と書いているのだが、果たして…? 単に “仕事がしたくないがための悪あがき” のようにも思われがちだが、今の私には「完全休養」が必要なのだ…と、医師団に告知されている。2〜3ヶ月ほど、南の島や好きな場所(いずれも海外…とのこと)で、仕事をせず、仕事のことを忘れて、ゆっくり体を休められたら、群発性頭痛が “かなり” 緩和される…と、言われたこともある。「それが実現できたら、どんなに素晴らしいことでしょうね。現実には、そんな時間はとれないし、先立つものもないし…」と医師に言うと、「だから、痛みが続くんです!」とツッコミを入れられた私…。夢を夢として語る余裕さえなくなっているために、精神的に自分で自分を圧迫して、頭痛スパイラルから抜けられなくなっているのだ! やれやれ…。
とりあえず、テレビを観ながら今日の身の振りを考えることにしたのだが…。なでしこジャパンが今日、北朝鮮と来年行われるサッカーのワールドカップ出場をかけて3位決定戦に臨んだのが、テレビで試合を観ている最中にネットで「なでしこジャパン、北朝鮮に敗れる」というニュースを読んでしまい、意気消沈。テレビの中継は録画だったのか…。とりあえず、数日前に問題を起こした国がワールドカップ出場決定。日本は、男女の別にかかわらず、いつも「ここ一番」というところでボロが出る。
明るい話題を…。今日、気象庁が「中国、近畿、東海、関東甲信、北陸で梅雨明けしたとみられる」と発表した。これで、残るは東北地方のみ! 今年は日照時間不足が問題視されていたが、この後どこまで回復できるのだろう? 昨日までの私なら、太陽の光が頭痛を増進させてゲンナリ状態だったが、今は(ビートルズ風にいえば)“I'll Follow the Sun” というところか。気分転換に、横浜まで買い物に出た。そのついで(?)に、みどりの窓口に寄って、ムーンライトながら号の予約状況を確認した。
帰宅してメールチェックをしたら、国際関係学部の門下生からメールが…。この門下生、国際関係学部生で運営しているラジオ番組制作グループのメンバーで、今日までコミュニティFM(エフエムみしま・かんなみ)のパーソナリティを務めていたのである。今日が最後の放送ということで、金曜日に私の “サプライズコメント” を収録した…という次第である。その門下生が、謝礼メールを送ってきてくれた。コメントは「1分間で!」ということで、ちょうど1分のコメントをマイクに向かって述べた私であったが、最後の最後にカミカミになってしまい、マジメな内容だったのに少々おちゃらけ気味のコメントになってしまったような…。それもまた、私らしくて良かったかも?!
話は戻って…。結局、「新しい週の初めは日曜日!」という結論に達した私は、国際関係学部の採点の一部を終わらせた。とはいえ、まだまだ今の状態では誰一人の単位も確定していないのだが…。採点は、少しずつ…無理なく無駄なく行うのがよろしいようで…。
7月31日(月)
何だかんだと言いつつも、今日で7月が終わってしまう。今年も残りあと5ヶ月…。昨夜は夜更かししてしまい、就寝した時は空がうっすらと明るくなっていた。そのため、今日も昼前までフトンで過ごしてしまった。
テレビを観ながら「今日は何をしようか?」と考えている最中、宅配便でDVDが届けられた。先日、ネットで注文しておいたポール・マッカートニーのライヴDVDである! 今から13年前…1993年のワールドツアー時のものである。今、「離婚調停が泥沼化」と報じられているポールであるが、このツアー時には愛するリンダが同じステージに立っていた。もし、リンダが今なお生きていてくれたら…と、99%以上のビートルズファンは思っているに相違ない。現在、ポールの総資産が推定2千億円弱…。現妻の慰謝料請求額が日本円で100億円から450億円くらいになるというのを聞き、まさかそんなことはないとは思うが “財産目当ての結婚&離婚” では?…と、心のどこかで勘ぐってしまう私がいる。2002年のワールドツアーは、大阪ドームでポールのパフォーマンスを見た。1990年にも東京ドームで彼のパフォーマンスを見た。が、このDVDに収録されているワールドツアーは観に行くことが出来なかったのである。ライヴを収録したCDは、既に廃盤扱い…。DVDは現在も販売されているということで、迷わず注文した次第。DVDの梱包をあけた途端、今度は国際小包が韓国から…。韓国に注文を出しておいたCDが届けられたのである。しかし、今はこれらをじっくり鑑賞する暇がなさそう…。
遅めの昼食をとった後、吉田整形外科へ。腰のリハビリである。今は講義がないので重い荷物を持たずに済んでいるが、仕事に戻る前に何とか腰を元に戻さないと…と思うのだが、なかなかうまい具合にいかないようである。
帰宅後、国際関係学部の前期末試験を採点する。まずは「国際社会学入門」である。190名が受験したのだが、何と講義内に回収したレポートが140通あり、「これなら、合格率はかなり高くなりそうだ!」という私の予想通りになった。採点にはかなり時間がかかったものの、合格率と平均点が予想以上に高かったので、嬉しかった。
さて、山を1つ崩したので、気分的に楽になった。この調子であと2科目、合格率と平均点が高いままだと良いのだが…。
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