2014年1月のぼやき



1月1日(祝) 《その1》

A Happy New Year (angel)

今年もよろしくお願い申し上げます。皆様にとって、幸せな一年になりますように!


1月1日(祝) 《その2》

昨日の「ぼやき」を更新後、息子を連れて東神奈川まで買い物に出かけた。バスに乗って30分…、東神奈川に降り立った息子に「昔、ここに住んでたんだよ! まぁ、赤ちゃんの時だから、わかるハズないか…」などと教えてみたが、特に反応ナシ。

まず、CIAL-PLATで買い物をし、それから国道1号線を歩き続け、沿道のお肉屋さんで買い物…。そして、私が結婚した頃(そして、息子が赤ちゃんだった頃)に住んでいた家の前を通って神奈川駅へ…。そこから京浜急行で横浜に出たのだが、以前よく乗っていた京急の想い出も、息子の中ではその後の出来事でオーバーライトされていたようである。
獅子舞と息子
今日は…、日付変わって1時半過ぎに、家族そろって近所の神社へ初詣。氏神様へのあいさつをするため境内への階段を昇ると、すでに大勢の参拝客が…!? いつも元日の昼前後に来ていたので、このような光景は初めてだった。

境内に到達すると、そこには獅子舞が…。小さな子どもの頭を噛んで回っていたが、みんな泣き顔…。息子は「怖い、怖い!」と言いながら逃げようとしていたが、「お獅子に噛んでもらうと、元気になるよ!」と説得し、頭をカミカミしてもらう。

新年の舞と息子「二拝二拍手一拝」などを確認しつつ祈願を終え、境内で振る舞いの御神酒や甘酒をいただくことにしたが、息子はどちらも飲むワケには…と思っていたら、「アメちゃん、食べる?」と、お囃子の会の方々が息子にペロペロキャンディを10個近くも下さった。それを満足げにペロペロ舐めていたところ、お囃子が…!? そして、舞が始まった。

しばらく静かに舞を眺めていた息子だったが、お囃子のリズムが息子の “何か” に刺激を与えたのか、いきなり踊り始め、境内での注目度100%状態に!? 振りはメチャクチャだが、何やら法則性のある踊り…。幼稚園での発表会やお遊戯会で培ったダンスの知識と技術が、神社の境内で花開いたのだろうか?

舞を見終え、家路に就くべく神社の階段を降りて我が家に向かって歩いていたら、境内のほうから

きゃあぁぁぁ〜〜〜〜っ!

という女の子の悲鳴が聞こえてきた。あぁ、獅子舞に脅かされたな…と目と目で会話していた我ら夫婦…。

夜が明けて、我ら家族は再びお出掛け…。私の実家へ新年のあいさつ…である。我が物顔でアチコチ走り回り、自宅にいるのと同じくらい…、いや、それ以上にノビノビしていた息子…。その光景を喜んで受け止めれば良いのか、節度ある態度をとれるよう指導したほうが良いのか、どうすれば良いのか…と思いつつも、11月の入院時のことを思うと「みんな元気に新年を迎えられて、本当に良かった」という感情のほうが勝っていた私…。

2014年の初日は、賑やかに…。


1月2日(木)

未明に、寝室の火災警報器が突然に

キュイ〜ン! キュイ〜ン! 火事です! 火事です!

キュイ〜ン! キュイ〜ン! 火事です! 火事です!

と、けたたましく鳴り出した!

私は夢の中を彷徨っていたので、警報器の叫びが夢の一部のような気がしていた(言い換えれば、「寝ぼけていた」ということになる)。が、妻に起こされて現実に戻された。

起きてすぐ私が確認したのは、温度の変化だった。そして、火災の発生する条件が整っていないことを確認し、誤作動であることを確信する。そのことを妻に伝えた途端、警報器が停止…。

実際、火災の兆候など何も無く、「もしかして、どこかから警報器を遠隔操作されたのかも…?」「トラックや乗用車などが発した何らかの信号が、警報器の誤作動を招いたのかも…?」などと色々な原因を妻と考えてみたが、これといって納得できる答えが見つからず。

「もしかして、天井裏でボヤが起きていたとか…?」という理由も考えてみたが、警報器が誤作動であることは明らかである。もし、あれが誤作動でなかったら…と思うと、ゾッとする。

本当は、今日は鎌倉に出かけようという計画があったのだが、未明の警報器騒ぎで睡眠が疎外されたり、昨日の実家訪問で息子も走り回って疲れているだろうから…ということもあり、遠出するのは中止した。その代わり、ららぽーと横浜に出かけてみた。

最近、各種商業施設は元日から営業を開始しているため、何かあった時には便利ではあるが、“年始の静けさ” は薄れてしまい、お正月気分を味わっているようには思えないような…。

ららぽーと横浜内のとある店舗で店員さんと会話していたら、「今日、ものすごくお客さんが多くて…。本当に、すごかったんですよ!」と言われた。たしかに、平常と変わらないくらい、館内にはお客さんが大勢いた。もしかすると、いつも以上だったのでは…!? 特に目立ったのが、“3世代集団” だった。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、ボク、わたし…という、大集団がアチコチに見られ、微笑ましくもある。

それにしても…、正月から我が家は落ち着かせてもらえないらしい。2014年も、波乱の幕開け…!?


1月3日(金)

今朝7時過ぎ、携帯電話にニュース速報メールが届いた。「東海道新幹線が上下線で運転を見合わせている」というのである。急いで携帯電話でWebにアクセスしたり、ワンセグでテレビを見て、状況を把握する。有楽町駅前のパチンコ店やゲームセンターなど915平方メートルで火災が発生し、山手線の全線、京浜東北線や東海道線の一部区間で運転を見合わせ、東海道新幹線も東京〜品川間の運転ができなくなってしまったということだった。

新幹線が運転再開するまでに5時間半、鎮火までには半日ほどを要した今回の火災で、新幹線106本が運休し、31万人以上に影響が出たという。

火元となったゲームセンターやパチンコ店は、私にも馴染みのある場所である。私自身パチンコはやらないのだが、有楽町駅から銀座方面に歩く際、件のゲームセンターの前を通り、パチンコ店の前の通路を抜け道として利用させてもらっていたのである。月に3〜4回は通っていたと思う。店の常連などではないのだが、夏の暑い盛りにはうちわなどももらった。それなりにお世話になっているお店だけに、何となく切ない感じがした。

ちなみに…、新幹線の遅延や運休に、我ら家族も巻き込まれていた。今日は息子を新幹線に乗せ、ちょっとしたお出掛けをするハズだった我ら家族…。年内に指定席を押さえてしまったため、指定列車の2時間以上遅延を理由にした “旅行中止” という措置をとるハメになり、まずは新横浜駅へバスで向かうことになった。駅に着くと…、東京駅の改札前ほどではないものの、黒山の人だかりが出来ていた。
東海道新幹線のダイヤは大きく乱れて…(新横浜駅)
駅員さんをつかまえて、指定席特急券を見せ、「この列車、(2時間以内には)来ないですよね?」と尋ねると、「えぇ、絶対に来ません! 他の列車の自由席にどうぞ!」と言われた。が、我が家には小さな子どもがいる。新横浜からの乗車では「多分、座れる確率は低いですね」(駅員さん談)とのことだったので、当初の予定通り “旅行中止” の証明をしてもらった。

家を出る前、新幹線の代替交通機関として高速バスの予約をインターネットで入れておいたので、新横浜で昼食後に地下鉄であざみ野に向かい、東名江田バス停まで歩いた。

バス停への階段を昇り切った我ら家族は、東名高速道路の渋滞を目の当たりにする。高速バスの中には100分以上の遅れで東名江田に到着したものもあったが、平均して20分程度の遅れでの運行だった。少なくとも、東名江田を出発するまでは…。

帰宅して、テレビのニュースで東海道新幹線や東名高速道路の様子を見ていたら…、どちらも今日中には状況の改善は有り得ないような状態らしい。お正月休みが、今回の火災で台無しになってしまった人も多いのだろう。特に、しんどい想いをさせられた子供たちのことを思うと、胸が苦しくなる。

それにしても、出火原因は何だったのだろう?

昨日、我が家の火災報知器が誤作動したのは、この火災の予兆だったのかも…!?


1月4日(土)

三が日が明け、今日から交通機関の大部分が平常のダイヤでの運行…。とはいえ、今日は土曜日…。

早めの昼食をとった後、一人バスに乗る。そして、旅行代理店に行き、昨日 “旅行中止” の証明を受けた東海道新幹線の乗車票の払い戻し手続きをしたのだが…。乗車票の発券元が明日まで正月休みのため、“払戻認証番号” を貰うことが出来ないという。そのため、月曜日以降に再び旅行代理店に出向かなくてはならなくなった次第。

段葛からこの混雑ぶり!?次に私が向かったのは、鎌倉…。鶴岡八幡宮である。昨年いただいた御札を納め、新しい御札をいただくためである。横浜から乗り込んだ横須賀線は驚くほどの混雑ぶり…というほどではなかったが、停車駅ごとに乗客が増え続け、鎌倉で下車した時にはホームに溢れんばかりの人、人、人…で、電車を降りてから改札を抜けるまでに5分以上が経過していた。

駅前のバスターミナルを抜け、鶴岡八幡宮の二の鳥居をくぐって段葛に入ると、すでに軽い混雑が…!? さらに、三の鳥居前で信号が行く手を阻み、なかなか先に進めず。

三の鳥居をくぐると、すでに…境内に到達し、長い列に並んでいても、なかなか前に進む気配がない…。どうやら、今年も手斧始式(ちょうなはじめしき)と参拝がぶつかったらしい。さらに梯子乗りも始まり、参拝の規制がなかなか解けなかったのである。おかげで、今年も素晴らしい曲芸を見せてもらった。

二の鳥居をくぐってから1時間以上が経過し、ようやっと本宮へ…。2歳そこそこの子供たちは泣いたり駄々をこねたり…。息子を連れて来なくて正解だったかも知れない。

しかし、神の前だと長時間(?)待たされても心穏やかにいられるような気がする…。

想い出の店「ブンブン」参拝後、JR駅から江ノ電方面に歩き、御成から佐助に向かった。目指すは、想い出のお店である。その店は、ブンブン紅茶店という。13年半ほど前、それもたった一度ではあるが、このお店で紅茶をいただいたことがある。その日、私はある女性と鎌倉を散策していた。彼女はガイドブックでこのお店(当時の店名は「ティールーム BunBun」)のことを知ったらしく、ものすごく興味を持っていた。それで、入店と相成ったのである。

ちなみに、その女性と私はその後も一緒に国内外をアチコチ訪ね回り、ブンブンを訪ねた7年後に結婚…。現在に至る。
江ノ電鎌倉駅にて
久々の鎌倉だったので、帰りは江ノ電に乗ってみた。途中、車掌さんが「電車は、これより海沿いを走行いたします。夕暮れの相模湾がご覧いただけます」と、気の利いたアナウンスを入れてくれた。車窓に目を移すと、そこには夕日に染められた空と海、そして江ノ島…という、美しい光景が!? 車内が、一瞬のうちに歓喜に沸く。素晴らしい時間帯に乗車したものである。

藤沢からは東海道線に乗り換えたのだが…、乗ってすぐに電車が緊急停止! 非常停止警報装置を受信したという。さらに、電車が停止した場所が架線の継ぎ目(エアセッション)だったらしく、そのまま走行すると架線を切断してしまうおそれが…!? と、次の瞬間、車内の電気の大部分が消えてしまった。おそらく、パンタグラフがエアセッションにかかっていない部分だけを残し、あとのパンタグラフを降ろしたのだろう。事情を知らないオバサマ方が、「なにも、電車が停車しているからって電気まで消すことないじゃない!?」とぼやいておられた。が、状況が状況だけに、電気を消さなくては電車を動かすことが出来ないのである!

15分ほど車内に閉じ込められたような状態になった後、ノロノロと電車が動き始めた…。

それにしても…、火災報知器に東海道新幹線運転見合わせ、東海道線の緊急停止…と、年始早々アタフタアタフタ!?


1月7日(火)

いよいよ、2014年の初仕事…。2014年は、御殿場看護学校「文化人類学」からの幕開けである。

そして、息子の通う幼稚園は、今日から3学期…。

2014年の初仕事&初通園どうし(?)、そして男どうし…というワケでもないが、今朝は私が息子を幼稚園に送っていった。幼稚園に到着すると、園児たちの元気な笑顔…。担任の先生に新年のあいさつをして、息子を引き渡す。

いつもは4時限目(15:10〜16:40)に出講している御殿場看護学校であるが、今日は3時限目(13:30〜15:00)に時間割が変更されている。とはいえ、幼稚園を出たのが9時前…。今日は東名江田バス停から小田急箱根高速バスに乗って御殿場へ向かうことにしていたが、バスの時刻は11:33…。2時間半以上、どうやって過ごせば良いのか…?

一旦帰宅する選択肢もあったが、それだと時間的に中途半端な感じになってしまうので、家からスーツ着用…。そのため、とりあえずバスで鴨居駅に向かうことにした。

こんな時に限って、バスはすぐにやって来る…。そして、鴨居駅まで何ら渋滞も起きず、バス車内で策を講じることも出来ず。

そこで、横浜市営バスの全線定期券を最大活用(?)することにして、鴨居駅からまず中山駅へバス移動…。中山駅で北口バスターミナルへ移動し、そこから2台のバスを乗り継いで江田駅に到着したのが10時過ぎ…。朝食を取っていないことを思い出し、某牛丼店に入り、朝昼兼用で食事…。

適当に時間を過ごせたので、東名江田に移動する。そして、定刻通りにバスが来る。さらに、1分と違わずに(ダイヤ通りに)バスは運行を続け、予定時刻に御殿場駅到着!
御殿場市内から新春の富士山を望む
学校へ徒歩で移動していると、眼前には壮大な富士山の姿が…!? とりあえず、今年最初の富士山撮影…。いつも富士山の変わり映えしない写真をアップしているが、その日ごとに富士山の表情が違っているのである。

学校に到着すると、当然のことながら “新年のあいさつ” が続く…。御殿場看護学校も、今日が2014年の始業である。学校にとっても、私にとっても、今年1年を占う大事な日である…というような勝手な思い込みをしつつ、3時限目の講義に突入する。

文化人類学の講義は、昨年末から「国際化と文化変容」をテーマに語っているが、今日は「グローバル」と「ローカル」そして「グローカル」についての解説である。かなり具体例を挙げたため、解説内容が時間内に収まらなくなってしまい、新年早々に少々(?)の時間オーバー…。

帰りの小田急箱根高速バスも定刻通りに御殿場駅にやって来た。そして、1分と違わずに(ダイヤ通りに)バスは運行を続け、予定時刻に東名江田到着!

江田駅に移動し、横浜市営バスを乗り継いで鴨居に戻る。先月、かかりつけの耳鼻咽喉科のシャッターが閉まったままという話をしたが、その後どうなっているのか確認するための大回りである。が、耳鼻咽喉科のシャッターが閉まっているだけでなく、シャッターに書かれた文字が全て消されていて、おまけに医院の看板さえ見当たらない…。急いで携帯電話でWebにアクセスし、何らかの情報が得られないかどうか試みた。すると、鴨居に関する掲示板サイトが見つかり、この耳鼻咽喉科が11月下旬に閉院したことを知る。院長先生が体調を崩し、診察日が激減したので気にはなっていたのだが…。

ちょっと切ない気分で鴨居駅に行き、ちょうど来たバスに乗って家路に就いた。

こうして、長い長い仕事始めの一日が終わった。

何だか、今年は激動の一年になりそうな…。


1月9日(木)

昨日、息子の通う幼稚園で3学期懇談会が催された。これで、息子が年少の間に行われる懇談会は最後…ということになる。入園式がついこの間のように思えるが、すでに1年間の3分の2が経過していることを痛感させられる。

光陰矢の如し…。息子と共に私も親として成長するべく、一日一日を大切に過ごしたいと思う今日この頃である。

さて、今朝は “ちょっと久々に” 日が昇る前に家を出て、文京学院大学へ出講。1時限目「フィールドワーク論」も、今日を入れて残り2回…というところまで来ている。

久々の早起きながら、体はシッカリ仕事モードに戻っていて、難なく(?)電車の乗り換えをクリア! 予定通りに大学入りした。ただ、昨夜からの雨が残っていて、気温も上がらず…。

講義のほうは…、12月に入ってから「フィールドワークの実践」について語ってきていたが、今日はそのテーマを結ぶとともに、フィールドワークで最も重要と言える「参与観察」について、その目的や方法、タイプ分けなどをじっくり解説することにした。

講義後、ふじみ野駅までスクールバスで戻った際、「今日は、あまり急いでも意味がないか…?」ということで、ちょっとだけのんびりした移動経路をとった。年内は文京学院大学の講義を終えると法学部で3時限目「社会学」を担当していたが、法学部の講義は年内で終了し、今日は学年末試験の立会のみということもあり、直前に準備することも用意することもないので、慌てて移動せずに済むのである。

そこで…、副都心線乗り入れ電車で池袋に出て、丸ノ内線で後楽園へ。東京ドームの脇を歩くのは私の金曜日定番ルートだが、曜日が違うと雰囲気が若干違っているのがわかる。

法学部に到着し13時からの試験開始を待つ。法学部では講座担当教員に試験監督義務は課していないのだが、数年前から試験開始から20分間の “立会” をすることになった(もちろん、立会の都合のつかない教員もいるのだが…)。試験開始前に教室に入り、20分ほど立会をするという流れではあるが、私の場合は履修学生が多いため、複数の教室に学生を分けて試験を実施することになっていることもあり、1つの教室で20分の立会をするのは無理である。そのため、試験開始から10分ほど経過した後、全ての教室を回って何か “問題” が起きていないかどうか確認して、あとは教員室で待機…という方法をとることになった。

今日の全ての仕事を終えた後、今月3日に有楽町駅前で起きた火災の現場を歩いてみることにした。興味本位からではない。馴染みのある地域ゆえ…である。

大火事の傷跡…山手線を有楽町で降り、ホームから見えた光景に絶句…。火災現場となったビルの屋上に掲げられていた看板が、斜めに崩れるように…。

さらに、改札を出たところで絶句…。見慣れた光景とは全く違う、かなりものものしい雰囲気…。火災現場の前には警備員が数名配備され、すでにビルは再建に向けて工事中…。道行く人たちは、みんな現場で足を止め、そこに張り出されている店主からの謝罪文を読んでいた。

工事現場のように閉鎖された現場   工事現場のように再建に動いている現場   火災現場と新幹線の線路は、スレスレの位置関係…

パチンコ店の店主は、火災で鉄道のダイヤに大きな影響を与えてしまったことを詫びつつも、お店の再建にかなり前向き…。さすがに、その謝罪文をカメラに収められるような状況ではなかったので画像はアップできないが、サイトに似たような謝罪文が掲載されているので…。

東京から博多まで、51万人以上(その中に、我ら家族が含まれる!)の足に影響を与えておきつつも、「改装のため当面休業」というような文章を堂々と掲載することに絶句…!?

店外に設置してあった水槽が火元と特定されたとはいえ、「業者にメンテナンスは委託してあったし、前回の検査では異常がなかったし…」ということなのだろう。もしかすると、お店側も “被害者” という意識があるのでは…。でも、お店の再建・改装の話よりも、もう少し今回の火災(による影響)を真摯に受け止めているような姿勢を表に出したほうが良いのでは…と思う。

何だかモヤモヤした気分になったまま横浜に戻り、旅行代理店に寄った。3日の火災で乗ることが出来なくなってしまった新幹線特急券の払い戻しを旅行代理店で行おうとしたところ、発券元からの “払戻認証番号” が必要だということだったが、その認証番号が発行されたという連絡を受けたので、手続きを取りにいった次第。

日が暮れて、火災とは真逆の気候に…。横浜にも雪が降った! どうりで寒いハズだ…と思いつつ、息子をだっこして外に出てみた。積もるほどの雪ではなかったが、服にはビッチリと雪が付着していた。

そして、家を揺らさんばかりの強い風…。強い寒波が押し寄せているらしいが、被害が出ないことを祈るのみ。


1月10日(金)

この冬一番の冷え込み…。

路面の水たまりに、うっすら氷が張っていた! さらに、近所の地面はどこもかしこも立派な霜柱が!? それを楽しそうに踏みしめている息子とは正反対に、ビジュアル的に寒さが増幅してブルブル震えていた我ら夫婦…。

今朝は、息子の幼稚園まで夫婦で送り届けをした。というのも、2月に行われる「作品展」で使用する廃材の提出日が今日だったので、夫婦で紙袋3つ分を手分けして幼稚園まで運ぶことになった…という事情があったためである。たいていの家は紙袋1つぶんの提出だったようだが、我が家には大量のDVDスピンドルケースがあったので、この機会にストックのほとんどを幼稚園に提出することにし、それがかさばって袋の数が増えていった…というのが実状である。

息子を担任の先生に引き渡し、廃材を提出し、一旦帰宅…。

今日の講義は通信教育部の4時限目「社会学」のみのため、昼過ぎに家を出ても良かったのだが、昨日になって今日の講義内容を変更することにしたので、講義の準備のために早めに家を出ることにした。

往きの電車内でも講義の展開をアレコレ考え、大学に到着してからも講義用資料を印刷しながら内容の確認…。万全の状態で教室入りしたつもりだったのだが…。

講義は今日を含めて残余2回…。その全てを「全体総括」に充てることにしたが、その1回目として「行為と行動」について説明し、「4月から12月まで語ってきたいくつもの解説内容がそれぞれ “行為” に基づくものなのか、「“行動” に基づくものなのか」を学生自身で判断できるよう、その点に留意して語ってみた。

講義後、教員室でしばらく学生への応対をし、帰途に就こうとした時、携帯電話のダイヤ情報メールで京浜東北・根岸線の運転見合わせを知る。神保町から半蔵門線に乗って帰る方法をとろうと思ったが、東海道線がダイヤ通りに運行されていることを確認し、急いで水道橋駅から東京に向かうことにした。

東海道線で横浜に出て、横浜線直通電車で鴨居に向かうことも考えたが、京浜東北・根岸線のダイヤが大幅に乱れているために横浜線が全て東神奈川発着に変更されていたため、横浜からはバスに乗ることにした。

帰宅は予定よりずいぶん遅くなってしまったが、混乱に巻き込まれることはなく…。


1月12日(日)

昨日、我が家も「鏡開き」をした。鏡餅を家族そろって美味しくいただき、お正月気分を一掃。

そして、今日は3連休の中日。当初、外出の予定が合ったのだが、諸般の事情により延期となった我が家…。
初乗車の神奈川中央高越バスの前でご満悦の息子
息子は文句も言わずに家でおとなしく遊んでいたのだが、その姿が何となく切なく見えてきて…。買い物に行くついでに(?)、息子を連れて路線バスを乗り継いでみることにした。

私もバス好きだが、それが息子に伝染してしまったのか、とにかく「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」などを見てはキャアキャア大興奮する…。そして、最近はやたらと「神奈中(神奈川中央交通)バスに乗りたい!」だの「江ノ電バスに乗りたい!」だのと、ただ単にバスに乗れば良いのではなく、事業者まで指定してくるようになった。

本当は、今日は家族そろって鎌倉方面に行くつもりで、その際に路線バスを利用することにしていたのである。息子はそれを楽しみにしていたのだが、息子は息子なりに我慢してくれたのである。

今日の買い物は、近所のドラッグストアで事足りるハズだった。が、そこに行くのにバス停1つ分だけバスに乗り、帰りも1つ分だけバスに乗せる…という予定だったのだが、ドラッグストアに入る前に息子がポロリとホンネを…。買い物は後回しにして、まずはバスを乗り継ぐ “旅” に出た。

本日、息子と一緒に乗ったバスは、3時間弱で10台! いつも乗っている横浜市営バスのみならず、息子待望の神奈中バス、なぜか息子によって「タクシーバス」と称されている日野ポンチョバスなどにも乗せてみた。ただ、最終的には買い物のためにドラッグストアまで到達しなくてはならなかったので、バスを途中で降りて引き返したかったのだが、息子が「もっと乗っていたい!」と懇願し、「やっぱり、バス好きは “ある程度の距離” を乗ってナンボ」という想いが確実に息子へ引き継がれたこと(?)を確認した。

結局、バスが繋がらない場所は「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」と同じように次のバス停まで歩いて移動するという方法をとった。私自身、初めて歩く道もあり(それでも、40年以上も横浜市民をしているので、だいたいの位置関係はわかっていたが…)、新鮮な気分に浸れたような気がした。

今日の「ぼやき」は、嗜好が合う人にしか状況が把握できないような…。


1月14日(火)

昨日で連休も終わり、今日から “通常業務” に戻ることに…。そして、今週の仕事始め(?)は、御殿場看護学校の4時限目「文化人類学」から…。今日は、この1コマのみ。

朝、息子を幼稚園に送り届け、一旦帰宅して朝食をとり、早昼を食べてから市が尾に向かい、東京・河口湖号で御殿場へ…。神奈川県内は日差しも強く、車内の温度もグングン上がっていったが、いつもフロントガラスから見えている富士山の姿が確認できず。静岡県に近付くにつれ雲が多くなり、徐々に気温も下がってきた。

足柄サービスエリアでの休憩時、ちょっと気分転換に車外に出たが、その寒さに耐えかねて(コートを着ないで外に出てしまったので)すぐバスに戻るハメに…!? スーツのみならず、体も冷え切ってしまい、急いでダウンコートを羽織った。

御殿場駅で下車し、学校へ歩く道すがら、「いつもなら、この辺からデカデカと富士山が見えるんだけれどなぁ…」と、何度も何度も富士山が少しでも顔を出していないか確認する。が、学校に到着するまでに富士山が現れることはなかった。

講義は、今日から最後のテーマである「日本(人)と文化」に入る。予定ではこのテーマで3コマ使用するつもりだったが、最終回で試験も実施することが決定し、講義回数を1回減らさなくてはならない状態に…!? その試験は、今日中に教務へ試験問題を提出したが…。講義回数が変わってしまったため、今週来週で講義をまとめなくては…という事態。

とりあえず、今日は予定通りに「日本(人)的コミュニケーション」の特徴について語ったが、次週のことや試験のことを考慮して、予定の8割程度の内容を解説したところで講義を終えることにした。とはいえ、90分とちょっと過ぎての終了となったが…。

帰りも東京・河口湖号…。予定より10分ほど遅れて市が尾に戻ったものの、その後の電車・バスの乗り継ぎが順調だったため、予定通り20時過ぎには帰宅…。家に入ると、メガネがいきなり曇る!

横浜も、かなり気温が下がっていたのである。明日は首都圏でも降雪があるという予報だが、交通機関に影響は出ないかどうか心配…。


1月15日(水)

まだ、しばらくは「2014年初の…」という表現が多くなりそうな状態…。

今日は、2014年初の国際関係学部出講である。12月23日に年内最後の講義を終え、3週間ちょっとのブランクがあったとはいえ、何とっても久しぶりに三島入りするような心地がした。

教員室で出勤簿に押印後、今週と来週の講義で使用する予定の資料の編集・印刷に取りかかる。予定より資料の種類が増えてしまったため、解説内容の再編をすることに…。

3時限目「日本社会」は、今日から最終テーマ「日本(人)的 “私”」の解説である。今日は、「私」(わたくし)の語源・意味を中心に語り、さらに過去のヒット曲をもとにして、その具体的理解を試みる。

4時限目「日本の社会」は、年内から語っている「放送用語からみる日本社会」の解説の最終回。来週月曜日の講義ではこのテーマを具体的に理解するべくドラマの上映をすることになるので、解説としては最終回なのである。今日は「ジェンダー」をテーマに、様々なメディアで表現されている性役割や、それらに関する問題点を指摘する。

天気予報によると、、横浜は午前中に、三島では昼過ぎから雪が降るということだったが…。交通機関に支障が出ないで済んだので、それを良しとするべきか…。


1月17日(金)

昨日は文京学院大学の1時限目「フィールドワーク論」が、今日は通信教育部の4時限目「社会学」が、終講を迎えた。年度末が近付くにつれ、次々と終講となっていく…。

その一方で、日大看護の2時限目「社会学」が年明け最初の講義…。

「フィールドワーク論」の最終回は、マリノウスキー、ラドクリフ=ブラウン、ベネディクト、ミードのフィールドワークについて紹介し、フィールドワークの醍醐味などを語って終講とした。

今日の講義は…、日大看護では年内最後の講義から「人間関係の諸相と構造」の解説を始めたので、まずはその確認のためにジックリと復習…。そして、人間関係の特徴について解説して90分が経過した。

通信教育部へ移動する際、千川から有楽町線と丸ノ内線を乗り継いで後楽園に出て、東京ドームの横を歩いてみた。すると…、野球博物館の前に報道陣が…!? 「なるほど、今日は野球殿堂入りの表彰式か…」ということに気づいた。

通信教育部の終講に選んだテーマは、「わたかくし」を語源とする「私」(わたくし)について。『さらば恋人』と『虹とスニーカーの頃』を対比させながら包容と非包容の違いを明確にしつつ、如何にして社会生活における “ケンカ” を回避するべきかを語ってみた。

通信教育部「社会学」は終講試験を来週実施し、その試験監督に私が入るので、学生たちとは来週も顔を合わせるのだが、文京学院大学「フィールドワーク論」は後日レポート提出してもらうことで単位認定に入るため、教室で学生たちと顔を合わせることはないハズである。

終講まで到達してホッとする反面、何となく切なさも…。毎年のことながら、微妙な感覚に陥る私…。


1月19日(日)

昨日の話から…。

今年は妻が “本厄” にあたるので、鶴岡八幡宮まで厄除けの御祈祷を受けに出向いた。私にとって、今年2度目の鶴岡八幡宮への参拝…。松の内とは違って境内へはスムーズに行けたが、それでも結構な賑わいだった。

祈祷の受付所の前で申込用紙を記入し、それを提出して待合室に入る…というシステム。さらに、記入された文字をコンピュータで読み取るようになっているらしい。誰が何の祈祷を求めているのか、一覧表がパソコンから出力されるようである。ハイテク技術で御祈祷もスピーディーに受けられる、神社も21世紀的な対応をしているような気がした。
鶴岡八幡宮の現時池で鴨を眺める息子
御祈祷を終え、「せっかく八幡宮に来たのだから、“池” を見てから帰りたい!」という妻のリクエストで、源氏池に足を運んだ。池には鴨が泳ぎ、たくさんの鳩が飛び交っていた。時折、白い鳩が舞い降り、そのたびに息子が大興奮!?

その後、小町通りを経て鎌倉駅に戻り、そのまま佐助に向かって10分ほど歩いてみた。今月4日に私が一人で鎌倉に来た際、想い出のブンブン紅茶店という店の前まで歩いてみたが、昨日は妻も連れて入店することにした。もちろん、息子も一緒だが…。

店内は雰囲気が以前とはちょっと異なり、「あれっ、こんな感じの店だったっけ?」という感じがしたが、お店の方に「以前、このお店は “ティールーム BunBun” でしたよね?」と話を振ってみたところ、「そうです! ただ、昔はローマ字で “BunBun” だったので、よく “バンバン” って間違えられてしまい、カタカナにしました。店内の壁も補強して、ちょっと(以前とは)変わっているんですよ!」とのことだった。

「実は、このお店にはかなり前…、結婚する前に来たことがあるんですよ!」と話すと、「ありがとうございます。それで、今回はお子さんをお連れで…?」と…。

帰りに、妻は茶葉をいただき、「お一人の時に、楽しんで下さい!」と言われる。

横浜に戻り、買い物をした後、18時に旧ジョイナスプレイガイド前へ行き、そこで小林さんとお会いする。妻と息子も小林さんにあいさつするべく旧ジョイナスプレガイへ…。私は小林さんと “新年会” へ、妻と息子はバスで帰宅…。

時間の感覚がなくなるほど話が盛り上がり、新年会は22時半頃まで続いた。あっと言う間の4時間半…。楽しいお酒というのは、そういうものである。

時間的にバスがまだ動いている時間だったが、運良く待ち時間なしで我が家のほうに向かうバスに乗り込めたので、さらに道路がすいていたため、バスに乗ってから30分ほどで我が家に到着!

今日は…、二日酔いにもならず、昼間は今週使用予定の講義用資料の編集をして過ごし、夕方に家族そろって近所のドラッグストアでお買い物…。

ずっと強く冷たい風が吹き、体感温度もグッと下がる一日だったが、このところそんな気候にも耐えられるようになってきた。寒いことは寒いが、昨年の今頃は横浜でも雪が積もっていたということを思い出し、もしかすると昨年よりは寒さがしのぎやすいのかも…と思えてきた。

全国的に寒波の影響が見られ、明日は「大寒」ということもあり、まだまだ寒さ対策には万全を期す必要がありそうな…。


1月20日(月)

国際関係学部での講義も、今日を入れて残り2回…。

息子を幼稚園に送り届けた後、鴨居、新横浜を経由して新幹線で三島に向かった。天気は上々、日差しも心地よく、うたた寝日和(?)ではあったが、そこをグッとこらえて下車まで講義の内容確認をする。

大学に到着後、来週月曜日に実施する学年末試験の問題を印刷し、提出する。こういった作業によって、終講が着実に近付いていることを痛感させられる。ホッとするような、切なくなるような、そんな複雑な心境になる。

3時限目「日本社会」は、前回から「日本(人)的 “私”」の解説に入っているが、今日は「私」(わたくし)の目的と “包容” “非包容” について語り、『さらば恋人』『償いの日々』『悪魔の子守唄』『虹とスニーカーの頃』など、ニューミュージックの楽曲を用いて比較を試みた。

4時限目「日本の社会」は、「放送用語からみる日本社会」の最終回である。毎年恒例となっている『アットホーム・ダッド』の上映を通して、ドラマと「ジェンダー」の関連、日本の企業の体質、家族のあり方、間人主義、公と私、和など、今までの講義内容の確認を兼ねて解説をする。

昼間は “それなりに” 暖かかったが、夕方になって気温が再び下がり、特に新幹線ホームのように高架にある場所だと風が吹き抜け、体感温度はかなり低く感じられた。新幹線が来るまで、なるべく外気に触れないで住む場所に “避難” し、新幹線車内では出来るだけ前後のドアから離れた座席をキープ。

明日は、御殿場への出講日…。横浜より全般的に4〜5度は気温が低くなる見込みらしい。御殿場に合わせて厚着をすれば、横浜で汗をかくかもしれないし…。この時期の移動時は、重ね着の “組み合わせ” にも苦労する…。


1月21日(火)

今日は御殿場看護学校への出講日だったが、思ったほど寒さに惑わされることもなく(覚悟が出来ていたから…かもしれない)、過ごしやすい環境で講義に臨めた。

帰りに乗った東京・河口湖号は定刻に御殿場を出発し、東名高速が順調に流れていたこともあって市が尾駅に定刻より10分ほど早く到着! その後の電車とバスの乗り継ぎも “ほぼ” 待ち時間なし状態…。予定よりずいぶん早い帰宅となった。

こう書くと、今日一日が至極順調に進んだかのように思えるが、午前中はちょっとしたアタフタが…!?

朝、息子を幼稚園に送り届け、一旦帰宅。その後、今日の講義内容の確認やら何やらに没頭しているうちに時間を間違え(1時間も!?)、妻からも「何でこんなにノンビリしているんだろう…?」と不審がられて(?)いたらしい。

慌てて仕度をして、バス停へ全力疾走!!! 市が尾駅を12:50に出発する東京・河口湖号には間に合ったが、一時はどうなることかと…。

無事に高速バスに乗車できたので気が緩んだのか、車中はほとんど意識不明状態…。御殿場駅で下車後、気持ちを入れ替えて颯爽と(?)学校へ向けて歩く。そして、4時限目「文化人類学」は…、先週から始めた「日本(人)と文化」の解説の続き。先週も述べたが、予定ではこのテーマを3コマ使って解説するつもりだったのだが、最終回で試験を実施しなくてはならなくなり、とりあえず配付資料を増やすことで解説の補いをするよう企てた。

が、先週の復習に思った以上に時間がかかり(解説し忘れていた箇所があることに気づいたため…)、予定していた内容の7割程度でタイムアップ。試験の範囲を短縮し、残した解説は試験後の時間を利用して “まとめ” という形で話すことにした。

しかし…、本当に来週で終講できるのだろうか? 「試験は終わったけれども、解説が…!?」などという事態に陥らないよう気をつけてかからないと…。


1月22日(水)

国際関係学部の「日本社会」と「日本の社会」が終講した。とはいえ、来週月曜日に学年末試験を実施し、その試験監督を私が行うので、履修学生たちにまた会えるので、本当に終講したような感じはしない。

それでも、本当に “最後” の講義のように2コマ語り続けた。

3時限目「日本社会」は、「日本(人)的 “私”」の “まとめ” と全ての講義内容の “まとめ” を兼ねた話として、「鏡に映った自我」や「主我」「客我」の関係性などを語る。そして、日本社会および “日本社会で生きてゆく自分” を見つめる目について解説してみた。

4時限目「日本の社会」は、冒頭で今までに実施した小テストに関する任意レポートを回収し、この講義全般のベースとしてきた考え方を語り、学生たちが今後 “国際的” な比較をする際に必要と思われる視点を提供し、講義を終えた。

残念ながら、今日は富士山が雲に隠れてしまい、その雄姿を拝むことが出来ず。夕方には、その雲が雨雲の如く真っ黒に…!? 雨が降りそうな状態になったので、いつもより1本早い新幹線で三島を離れた。

2014年も3週間が過ぎ、“終講” が相次ぎ、学年末試験の作成や実施、採点に入ることになる。切なさと慌ただしさとが交錯する、そんな時期に突入している…。


1月24日(金)

木曜日に担当していた科目は全て終講したので、昨日はオフだった。夫婦揃って息子の幼稚園への送り迎えをしたのだが、降園時に息子がお友だちと遊んで帰ることになり、それに付き合うことになった。

しばらく遊具で遊んでいた息子だったが、ふと園庭をダ〜ッと走り出し、どこからかサッカーボールを見つけてきて、それで遊ぼうと言う。年甲斐もなく息子と一緒にサーカーボールと戯れていたところ、息子のお友だちが「一緒にサッカー、やろう!」と…。それで子供たちだけで遊ばせていたところ、いつしか大人も巻き込んでの…!? それを、「何だかなぁ…」と眺めていた私…。

今日は、午前中は日大看護の2時限目「社会学」を終講させ、午後は通信教育部の4時限目「社会学」の試験監督…。

日大看護は終講試験が2月に入ってから実施されるのだが、その際に最後の “まとめ” をすることができる…とはいえ、今日中にキチンと講義は終了させなくてはならないため、前回までの解説内容を復習してから「人間関係の諸相と構造」の解説を進めた。今日は「地位−役割」のセットについて中心に語ったのだが、復習に時間をちょっとかけ過ぎてしまったのか、講義の後半は駆け足状態に…。そして、講義の最後に「ピタゴラスイッチ」でおなじみの『ぼくのおとうさん』を鑑賞して、終講…。

通信教育部の試験は、60分間で実施…。この試験を終えると、おそらく教室にいるほとんどの学生とは “講義教室” では会えなくなる。今年度の講義は、学生たちの協力的な姿勢があって、かなり盛り上がった。そして、講義を終えても、講義の余韻を楽しんでいる学生も多かった。「次年度は、どんな雰囲気の中で講義するのだろう…?」と思いつつ、教室を離れた。

今日のお昼はポカポカ陽気で、コートを着ているとじんわり汗ばんでくるほど。そこで、日大看護から通信教育部への移動は、電車に乗る距離を短めにして、歩く距離を長めにしてみた。あと2週間もすれば “暦の上” では春になるが、今日は一足先に春の声を聞いたような感じがした。

それと同時に、年度内に終えなくてはならないことが山積みになっていることを思い出す私…。


1月27日(月)

国際関係学部で担当している「日本社会」「日本の社会」の学年末試験を実施した。

旧カリキュラムの学生(および交換留学生)のみの履修だったため、いずれも受験者数は30名未満におさまり、私一人で試験監督をすることになった。いつもは講義するために使用している教室に、今日は試験監督として入り、学生たちの “成果” を見て回ったワケであるが、「よくぞ、ここまで講義を理解してくれた!」という想いとともに、「この試験の採点を終えると、もうこの学生たちともお別れなんだなぁ…」という切なさも募る。

今日の試験監督は、例年とはちょっと違った心持ちだった。

持ち帰った答案用紙から、学生たちの想いを今一度シッカリ受け止めたいと思う次第。


1月29日(水)

昨夜、息子から「(今夜は)お父さんと寝る!」と “ご指名” を受け、寝かしつけをしているうちに私まで熟睡モードに入ってしまい、「ぼやき」の更新ができず…。

御殿場市内から“今年度最後”に望む富士山昨日は、御殿場看護学校の今年度最後の出講だった。4時限目「文化人類学」は全15回の開講だったが、その最終回は終講試験とまとめをすることになっていた。教室に入り、最初の5分で試験について学生たちに説明をし、50分間で試験実施。残った35分間で最後に用意しておいた話をして、まとめの代わりとした。

御殿場とのしばしの別れの前に、富士山がその美しい雄姿を現してくれた。しばらく、間近で富士山を拝む機会がなくなるので、頭にその姿をとどめつつシャッターを切った。

講義を終えた後、いつも “歩いた道” と “今までに歩いたことのない道” を組合せながら富士急御殿場車庫バス停に向かった。往きの東京・河口湖号は定時運行だったのだが、帰りは途中で事故渋滞に巻き込まれ、予定より1時間近く遅れて市が尾に戻った。私の心情を察してか、御殿場への名残を惜しむかのように(?)東名高速の渋滞が私をすんなり帰途につかせなかった…と思うことにした。

話は変わって…。

息子の通う幼稚園では、近所(?)のスポーツクラブと提携した水泳教室が月に1回実施されている。今月の実施日は今日。そして、年少3組の水泳参観日…。息子は年少1組の所属だが、今までに行われた参観日の全てに息子は欠席していたため、“代替” という形で今日の参観となった。

我が家からバスに乗り、下車後に5〜6分ほど歩いたところにスポーツクラブはある。スポーツクラブの近所には何度か行ったことがあったので、だいたいの場所はわかっていたのだが…。妻と二人で実際に歩いてみると、風景やら距離感やらが違っているような感じがしてきた。結果的に道を間違えることもなく、予定よりちょっと早めに現地到着!

観覧席に入ると、引率の先生、お母さんたち、そして “体調が優れないためプールに入れない園児たち” が10数名…。プールに入っている園児は、40名ちょっと…。年少さんは全部で70名以上いるので、欠席している園児が “かなり” いるということになる。風邪やインフルエンザが蔓延している…という現実を垣間見たような気がした。

プールで水泳の指導を受けている園児たちは…といえば、みんなニコニコ顔で、とっても楽しそう。誰一人として泣き出す者もおらず、我が息子は水をバシャバシャかけられても嬉しそう。さらに、みんな1回ずつのプログラムを自分だけ何回もやろうとして、インストラクターに連れ戻される息子…。

インストラクターが息子を “捕獲” するのを、何とも恥ずかしく眺めていた我ら夫婦…。

園児たちのパワフルさと笑顔に、しばし癒された昼前のひととき…。


1月31日(金)

早いもので(?)、1月も今日で終わり。2014年の最初の1ヶ月が終わってしまう…ということである。「ついこの間、年が明けたと思ったら…」という感覚が、日毎年毎に強まっていく。

先週末はポカポカ陽気だったが、今日も春のような陽気だった。いつもなら息子にレッグウォーマーを着用させ、ジャンパーを羽織らせるのだが、今日は春のような装いで通園させた。

10時過ぎ、妻と一緒に幼稚園へ…。以前も述べたが、息子の通う幼稚園ではお誕生会が毎年開催されるのだが、毎回2クラスの “発表会” が行われることになっている。今日は1月のお誕生会で、息子のクラスが発表会にあたっていた。

発表会、幕開け! 息子も楽しそうに頑張ってダンス!

発表会での演目は、『夢をかなえてドラえもん』と『手のひらを太陽に』の2曲。息子は…といえば、今回は前回よりも楽しそうに演じており、少しだけ余裕の表情が垣間見られたりして、親としては嬉しい限りである。もちろん、多少の “親バカ” 的な視座があっての話だが…。

月末に、ホノボノとした気分…。


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