2011年2月のぼやき



2月1日(火)

Eメールやダイレクトメールで、クーポンやらサービスポイントやらがたくさん送られてきた。そう、今月は私の誕生月。今週中に1つ歳をとるのである。たいていは「誕生日と、その前後1日(3日間)」とか「2月いっぱい」のどちらかで期限が区切られているが、2月は28日までしかないので、他の月に生まれた人より2〜3日は損しているような気がする。

さて、今日の講義は4時限目の御殿場看護学校「文化人類学」のみである。そのため、朝はちょっとのんびりモード…。11時前に家を出て、まず目指したのは市が尾! 「ぼやき」でもおなじみになった感のある「東京・河口湖号」に乗ったのである! いつもの火曜日と同じ、12:10発のバスは、ほぼ定刻に市が尾駅を出発。その後も、順調に走行…。天気も良く、昨日までと違ってポカポカ陽気…とくれば、自然と眠気が襲ってくる。仕事の準備は昨夜のうちに整えてあったので、1時間ほど仮眠をとる。

足柄サービスエリアでの10分休憩中、“事件” が起きた。当然、3歳くらいの男の子が涙をボロボロ流しながら降り口に向かって歩いてきたのである。運転手さんは男の子を見て「あっ、お母さんね? すぐ戻ってくるから、待ってて!」と、その場を取り繕う。しかし、男の子はなかなか泣き止まない…。どうやら、男の子が眠っていたため、両親が男の子をおいたままバスを降りて買い物に行ってしまったらしい。

バスに戻ってきた乗客が次々に「あらっ、どうしたの? こんなに泣いちゃって…」と、男に子に声をかける。しばらくして、男の子の両親がゆっくり戻ってくるのを確認した運転手さんが「早く、早く!」と彼らに手を振り、急ぐよう促す。が、彼らは全くお構いなし。バスに乗り込み、男の子が泣いているのを見て、「不要哭! 坐下!(泣くな! 座れ!)」と言い放つ親…。

日本にもこんなタイプの親がいるが、大多数は「ごめんね!」くらいは言うと思う。お国が違えば親子関係も違うのだろうか? それとも、単なる母性や父性の問題?

とりあえず、男の子が両親と “再会” できてホッとするバス車内だった。

さらに数十分後、次の “事件” が勃発!? 御殿場駅をバスが出発したので、次の富士急御殿場車庫で下車するために降車ボタンを押したのだが、バスは御殿場車庫バス停を平然と通過! 幸い、国道246号線との交差点で信号停車したため、「あのぉ〜、御殿場車庫で降りるんですが…」と運転手さんに声をかけた。すると、「あっ、御殿場車庫、降りるんですね? 大変失礼いたしました!」と激しく恐縮する運転手さん…。私としては歩く距離が減ったので、「いえいえ、目的地まで近くなったので、かえって助かりました!」と運転手さんにお礼(?)を言って下車した。

大学では学年末試験の実施期間に入っているが、それなのに「追再試験問題」の提出期日が迫っている。通常、私はプリンタ用シールに印刷して、それを問題用紙に切り貼りしているのだが、そのシールのストックが切れてしまっていた。家を出る時、「246沿いにEIDENがあるから、そこで買えばいいか…」などと思っていたのだが、タイミングの悪いことに昨日から改装休業!? 一瞬「どうしよう?」と思ったが、近所にエスポットがあるため、そこへ行けば何とかなると信じて歩き始める。そして、何とかなった模様。

講義のほうは、「日本(人)と文化」の最終回。先週と先々週の講義内容をじっくりと復習し、日本人の多用する婉曲表現や「たとえ」「比喩」などについて語りつつ、如何に日本人が衝突回避をしてきたのかを説明する。

講義後、再び246号線を歩いて富士急御殿場車庫バス停に向かう。途中、100えんハウス レモンで掘り出し物を見つけ、購入する。

帰りの東京・河口湖号は、5分遅れでやって来た。車内で聞こえてきた会話によると、河口湖を出発する段階で5分遅れだったらしい。つまり、5分遅れをキープしながらの走行だったらしい。そして、市が尾まで5分遅れをキープしていた。ある意味、スゴイことである。

田園都市線は、相変わらずダイヤが乱れていた。それでも予定通りに帰宅できたのは、棄却許容誤差(?)の遅れだったということだろう。

明日は、講義と試験監督が1つずつ。講義も試験監督も、まだまだ続く…。


2月2日(水)

沼津市立看護専門学校「文化人類学」が終講した。昨年度はカリキュラム変更のために出講せずにいたが、今年度は満を持して…という状態で講義に臨んだが、配当学年が2年生になったことで “毎週開講” が難しくなり(臨地実習に充てられる時間数が増えるので)、9月8日から始まった講義も、全8回ながら5ヶ月近くかかっての終講となった次第。

6時半前に家を出ると、すでに空が明るくなってきていた。日の出が早くなってきて、気温も比較的暖かめ。西菅田団地から小机まで相鉄バスに乗るのも、何となく慣れてきたかな…と思えてきたところだったが、今年度はこれでおそらく小机駅行きに朝から乗ることはないと思われる。

新横浜7:16発のこだま号で三島に出て、東海道線に乗り継ぎ、沼津で再び東海道線に乗り換え…といういつものパターンで片浜に到着した。駅前から乗り込んだタクシー…、「あぁ、最後の出講日もこの運転手さんだったか…」というくらい、かなりの頻度で同じタクシーに乗った。8回の出講で、実に5回も同じ運転手さんに会ったことになる。

講師室で “いつも以上に” 念入りに講義内容の確認をし、9時ちょうどの始業チャイムとともに教室へ。

最終回は「まとめ」と称しておきながら、半分以上は新しい知識の解説をした。“pure Japanese” と “new Japanese” の違いを語りつつ、医療社会において留意するべき点などを絡めて話を展開し、残り10分くらいのところで単位認定レポートのガイダンスをし、10時半ちょうどに終講した。

再びタクシーで片浜駅に戻り、東海道線で三島へ。今日も、国際関係学部は学年末試験。3時限目に「国際社会学入門」の試験監督があったのだが、相変わらず「おや、はじめまして!」という学生がチラホラ…。

試験監督終了後はすぐに三島駅に向かい、在来線でのんびり横浜に戻るつもりだった。が、しばらく大学内にとどまっていなくてはならない事情が出来てしまい、16時過ぎの特急踊り子号に乗ることにした。今年度、往きに特急踊り子号に乗ることは数え切れないほどあったが、帰りにのるのは “かなり” 久々のことだったので、何となく新鮮な気分…。

せっかく横浜に出たのだから…ということで、吉田整形外科に寄ることにした。実は3日ほど前の夜から左膝に痛みがあり、湿布を貼っても痛みが鎮まる気配さえないのである。久々に診察を受けたところ、腱膜が傷ついているとのことだった。1週間湿布を貼って様子を見て、再び診察を受けることになったのだが、一体私の膝に何が起きたのだろう?

さて、明日は節分、そして、私が43歳でいる最後の日。どんな一日になるのやら…。


2月3日(木)

いよいよ(?)、43歳最後の日…である。

「厄年」を通常は “数え年” で計算されるが、一部の神社では “満年齢” で計算している。よって、どちらの説を採用しても、今日で後厄を抜けることになる。そして、「鬼は外、福は内」のかけ声とともに福を招き入れたいと思う私…。もちろん、私個人にではなく、家族そろって…、そして世界中に…。

思いっきり大それたことを述べているが、誰もがみんな幸せになっていたら妙な諍いなど起こらずに済み、誰もが平和に暮らせるハズなのである。

戦争も、差別も、殺人も、足の引っ張り合いも…、みんなみんな消えてくれるハズなのである。

恵方巻き(妻のお手製)と格闘中の息子とりあえず、家族3人で仲良く豆まき…。1歳6ヶ月の息子には豆まきが何なのかわからず、豆を掴ませても投げようとせず、「ほら、こうやって(豆を)投げるんだよ!」と教えるとゲラゲラと大ウケ!?

我ら夫婦の恵方巻きはお店で買ってきたが、息子にまだ酢飯を食べさせるワケにいかないので妻が特製の恵方巻きを作った。最初、「これは何だろう?」とちょっと警戒気味だった息子も、一口食べて気に入ったらしく、パクパクと勢いよく食べ続け、あっと言う間に完食してしまった。

息子が初めて離乳食を始めたのが、昨年の2月4日…ということは、1年前の今日はまだ離乳食さえ始めていなかったである。1年でこの成長…。


2月4日(金)

立春から啓蟄までの間に財布を買うと、縁起が良いらしい。「春財布」転じて「張る財布」となり、「お金で財布がパンパンに張る」ということらしい。単なる語呂合わせに過ぎないという意見もあるが、立春は物事を始める時期でもあり、仕事運や発展運が望めるらしい。

そして、今日は立春…、私の44回目の誕生日! 数え年でも満年齢でも、後厄が抜けたことになる。私も、今日から新しく生まれ変わったつもりで仕事に研究に家族サービス(?)に、いろいろと頑張っていきたいと思う。

「そろそろ財布を新しいものにしようかなぁ…」と思っていた私にとっては、立春と誕生日が重なるのは好都合。 誕生日祝いの代わり(?)に、財布を買うことにした。

昼過ぎ、家族そろってららぽーと横浜へ。そして、野の葡萄でランチバイキング。3歳以下は無料ということなので、息子はタダで食べ放題! そんな事実を息子は知る由もないが、妻がセレクトしてきた料理の数々を楽しそうに食していた息子…。私は…といえば、まず最初は和食オンリーで攻めてゆき、次に中華風や洋風の料理を盛り、次に和洋折衷で…と考えて料理を選んだのだが、どうしてもバイキングになると量を考えずに取ってしまうクセがあり、規定の90分が経過した時にはお腹パンパンでズボンの腰回りがとんでもないことに…!?

「お子様ランチ」デビューもしていないのに、いきなりビュッフェデビューした息子…。

食後、息子をプレイエリアで遊ばせていたところ、靴下のまま店内を歩き出してしまった。急いで息子をつかまえてプレイエリアに戻したところ、号泣しだした息子…。そんな姿を見かねた(?)3歳の女の子が、「どうしたの? 何で泣いてるの?」と息子に話しかけ、だっこしてくれようとした。さらに、息子の涙をスタイで拭いてくれたり…。プレイエリアにいる間中、ずっと息子の面倒をその女の子が見てくれた。「3歳とはいえ、やっぱり女の子は母性が強いんだなぁ…」と感心する我ら夫婦。

腹ごなしを終えた後は、長い時間をかけて財布探し。せっかく買うのだから、愛着のわくようなものを…と、アチコチ見て回る。そして、「これぞ!」という一品に巡り会った時には、すでに日が暮れていた。

「せっかくの誕生日なのだから…」ということで、バースデーケーキを買って帰った。これを、夕飯後に家族全員でいただいた。ベビー用を除けば人生初のケーキを食した息子であったが、お気に入りの味だったらしく、何度も何度も口を大きく開けてケーキをねだってきた。そのケーキにせっせかローソクを立て、火を灯してくれた妻…。なぜか、そのBGMにパッヘルベルの『カノン』のCDを流していた私…。ローソクの火を私が吹き消すと、妻と一緒に息子も手を叩いて祝福してくれた(ようだった)

一昨年、妻が「あなた、今年は “2” と “4” だけ書けばよい年なのね!」と教えてくれたことがあった。「昭和42日生まれ、42」ということだったのだが、今年は「昭和42日生まれ、44」ということで、再び「“2” と “4” だけ書けばよい年」になった。

さて、どんな1年になることやら…。


2月5日(土)

なるべく早めに返送しなくてはならない書類があったため、郵便局へ行くことになった。この書類、簡易書留でという指定があり、それで郵便局の窓口に行く必要があったのだが、今日は土曜日…。街中の郵便局は営業していないため、本局(集配局)に行かなくてはならない…。

我が家のエリアの集配局は横浜駅東口にある横浜中央郵便局だが、隣の区を管轄する緑郵便局へ行くほうが移動時間が短くて済む。そこで、バスと横浜線を乗り継いで中山に向かうことにした。ちょうど今日はちょっとした買い物があったのと、息子を家に閉じこめっぱなしだと良くないので、家族そろって出かけることになった。

久々の電車に、息子は大興奮! 車掌さんたちにも手を振ってもらい、上機嫌。最近、息子はバスや電車に手を振りながら「バイバ〜イ!」と言う。自分が乗ってきたワケでなく、ただ目の前を走ってゆくバスや電車にも「バイバ〜イ!」と手を振る。

郵便局に行ったことよりも、買い物をしたことよりも、息子をバスや電車に乗せたことのほうがメインイベントのような感じがした。

いつか、息子に「○○線に乗って△△まで行きたい!」などせがまれる日が来るのだろう。近い将来…。


2月6日(日)

一日中、家にこもって学年末試験の採点…。1科目で受験学生が150名超や200名超のものや、逆に20名以内のものもあり、緩急をつけながら(?)採点する。

「同じ教室で同じ解説を聴いていながら、どうしてこんなに成績に差が出るのだろう?」というのが、毎年不思議に思うところ。もっとも、教室にはいるが解説は聴いていない学生も多いのだろう。または、ろくに出席もせず試験だけ受けに来た学生…というパターンもある。合格するも不合格になるも、本来は本人の心がけ次第…なのだが、またしても「クレーム」が出るんだろうなぁ。

それにしても…、まだまだ我が家には未済点の答案用紙が山積み(?)状態。おまけに、今週は3科目分の学年末試験が回収されることになっている。安息の日は、まだ来ないらしい。


2月7日(月)

某出講先で、入学試験の監督をしてきた。入試監督をするたびに、「受験生にもいろいろなタイプがいるんだなぁ…」と思う。大きく2つに分けると、自分の一挙手一投足が監視されているかの如く意識している受験生と、極めてマイペースで “入試を受けに来ている” という雰囲気を消している受験生…。とりあえず、良い結果が得られることを願っている。

帰途、妻から携帯電話にメールが届いた。「物干し竿にタカが引っかかってるよ!」という内容…。我が家に鷹? なぜ、鷹? 鷹に足かせのようなものが付いていて、それが我が家の物干しに引っかかって鷹がジタバタしていたという。その鷹、鈴のようなものが付いていたというので、おそらく誰かに飼われている鷹ではないか…と妻が言う。鷹のジタバタを見て、妻は頭が混乱して「こういう時、どこに連絡すればよいのか…」ということさえわからなくなってしまったらしい。

が、そうこうしているうちに鷹は自力で物干しから飛び立っていったということだが、本当に何があったのやら…。


2月9日(水)

昨日は、朝イチで日大看護に出講。そして、終講試験の監督&今までの講義のまとめをした。思えば、今年度の日大看護の1年生はバラエティに富んだ雰囲気で、彼らが授業アンケートに何を書いてくるかはわからないが “いじり甲斐” のある学生たちと出会えたような気がする。これで、2010年度中は日大看護に行くことはないだろう。ちょっと寂しく思える。

その後、昼過ぎに日体大へ出向き、「総合科目B」の採点簿を提出した。ただ、単位認定に関して数名の学生を “最終確認” のために呼び出す必要があったため、17時過ぎまで大学に居残ることになってしまった。

そして今日、夕方まで家で解答用紙の採点にあたり、17時前のバスに乗って吉田整形外科に向かった。妻と息子も伴っての通院…。というのも、今日は息子をハイ&ローチェアに座らせられない状態で、さらにQUOカードをたんまり戴いたので、「だったら、QUOカードの使える店で夕飯をとろうか…」という話になったからである。

受診後、バスで鴨居に戻り、ガストに入る。ちょっと前から気になっていたメニューがあり、我ら夫婦はそれをオーダー。息子には「お子さまプレート」を…。ベビーフードでさえ気をつけて息子に与えていた頃が懐かしく思えるほど、息子はたいていのものなら我々と同じようなものが食べている。

オーダーしたものがテーブルに運ばれてきた後、笑いがこみ上げてきた我ら夫婦…。二人して「何だか、“看板に偽りあり” だねぇ…」と、同時に同じ想いを抱いたらしい。味は「この値段でこの味なら、立派!」と思えるものだったのだが、見た目がメニューと現物とであまりにも差があったので、思わず笑ってしまったのである。ただ、食後にはそれなりの満足感…。

さらに、私がすかいらーくオトクーポンの会員であるため、今日オーダーしたものの半分は “半額” にしてもらったり、携帯電話でアンケートに答えたため5%オフのクーポンがもらえたり…と、かなりお得な食事ができた。お財布も満足…。

明日は雪が降るのか? 降らないのか? 天気予報はコロコロと変わって、対策がなかなか練れない。明日は御殿場への出講である。御殿場は、いつ雪が降ってもおかしくない状態である。明日の気温は “かなり” 低くなるんだろうなぁ…。

体調を崩さないよう、気をつけなくては…。


2月10日(木)

ついに、御殿場看護学校の2010年度終講…である。が、我が家は朝からドタバタ!?

今日は息子の「1歳6ヶ月児健診」で保健所だった。本当は私も付きそうつもりでいたが(冬場の健診は荷物が多くなるため)、御殿場へ行くことになったために妻一人に息子の健診を頼むことになった。

御殿場での講義は本来なら火曜日4時限目なのだが、ここでも述べたように今週火曜日は日体大の採点簿関連の作業が入ってしまい、それで木曜日に講義日を移動していただいたのである。そのため、保健所へは行けず…。

健診の主役である息子は…といえば、今朝はなかなか起きてくれなかった。なぜか健診の受付が8時半から9:45までという “かなり” 早い時間に設定されていたため、息子にも早起きしてもらわなくてはならなかったのに…。半ば無理やりに息子を起こし、9時過ぎに妻は息子を連れて保健所へ向かった。

その後、私は今日の講義用資料を作成していないことに気づき、急いでパソコンを立ち上げ、資料の編集をする。

御殿場へは、市が尾から10:50発の「東京・河口湖号」に乗って向かった。そこそこ乗客で賑わっている車内…、そして、私の予約した席に図々しく座っていた中国人(予約なしでの乗車)。車内のアチコチに中国人が乗っていたので、おそらくみんなで河口湖方面へ遊びに行くのだろう。日本語は理解できるようだったが、あまりキツイことを言って雰囲気を壊しても悪いので、私が別の席に移動することで問題を終息させた。
五味八珍 川島田店
御殿場に到着後、五味八珍へ。今日の昼は…というか御殿場で講義を担当している間に一度は五味八珍で食事しようと思っていたのだが、タイミングが合わずに今日までその想いをずれ込ませてしまった次第。五味八珍は静岡や愛知県の一部ではおなじみの中華料理店(ファミレス?)であるが、他県ではフランチャイズで数件展開されているだけで、県外者にはほとんど知られていない。私自身、三島に勤務した当時もあまりこの店のことは知らず、妻と知り合って一度(か二度)ランチタイムで静岡市内の店舗を利用したくらいである。それも、7〜8年も前の話。かなり久々の利用である。

昼時とあって、店外にまで順番待ちのお客さんがあふれていた。「講義前に食べるのは無理かなぁ…」と思いつつ店に入り、順番待ちの番号札をもらおうとしたところ、店員さんに「何名様ですか?」と人数を聞かれた。「1人です!」と答えると、「…では、カウンターへ!」と20人抜きで店内へ通された。順番を待っているお客さんには申し訳ない想いがしたが、講義前という状況ではこれを有り難く受け止めるほかになく…。

それでもアレコレ選ぶ時間がなかったので、定番の「らーめん餃子セット」をオーダーする。やはり、ビギナーは基本から攻めるに限る…と思っての選択だったが、これはこれで正しかったと思う。

お腹も満たされたところで、学校へ向かう。そして、家でアタフタと編集した資料の印刷を依頼し、13時半の講義開始を待つ。

最終講義は、今までの総括から始めた。そして、ドロシー・ロー・ノルト博士の「子は親の鏡」を引用して話をまとめた。この学年の終講試験は14日(月)に行われるのだが、試験監督のために出講することもなく、家で答案用紙が送られてくるのを待つばかり…。

次に御殿場を訪ねるのは、半年以上あとのことになる。シッカリ街並みを見納め、富士山も…と思ったのだが、残念なことに今日は雲が多くて富士山の雄姿は拝めず。

どんな講義でも、最後の1回は「ここまで達した!」という安堵感と「これで終了!」という切なさを覚える。そして、あれもこれも語っておきたかったというような想いが必ず生じる。その繰り返しの中で、次の年の講義内容の手直しをすることになる。

とりあえず、2010年度の全ての講義が終了した。あとは、採点と新年度の準備と…。


2月11日(祝)

横浜も、久々のまとまった降雪…。息子をだっこしてベランダへ連れ出し、雪を見せてみた。すると、フワフワと舞い降りてくる雪に驚いたのか、しばらく硬直…。そして、「おぉ〜〜〜っ!」と喜びだした。さらに、何度も何度も「だっこ! だっこ!」と私にせがみ、そのたびにベランダで雪を見て喜ぶ息子…。

息子が雪を見るのは、これが初めてではない。昨年の2月にも何度か雪が降ったので、その時にも息子に雪を見せている。が、その時の息子は生後6ヶ月…。見たものをキチンと認識できるワケもなく、記憶しているワケもなく…。

そして、いつものことながら、静岡出身の妻が大はしゃぎ! いつもなら「横浜は寒い!」と冬の横浜がまだまだ苦手の様子を見せるところ、雪となると「話は別!」なのだという。

今日はどこにも出かける用事がなかったので、部屋から雪見。そして、答案用紙の採点作業。法学部の答案用紙をここ数日ずっと採点しているが、どうやら “模範解答” とまではいかないものの何らかの解答情報が流れているらしいことに気づいた。1015名の受験者の中で、ところどころに同じような表現を用いる学生が3割近く存在した。有り得ない話である。が、答案用紙が私のもとに届いてしまった時点で不正行為を証明することは出来ず、採点するしかないのだが…。

思いっきり裏切られたような気分にさせられ、“サービス精神” の減退につながっていったのは言うまでもない。


2月12日(土)

雪は一段落…。しかし、寒さの厳しさは続く。昨日降った雪が、午前中までは積もったままだった。

来週中に締切が来る “採点” を、今日までに全て終わらせた。昨日だけでも530人分以上は採点しただろうか、とにかく楽しい週末を過ごしたい一心で、それでいて慎重に採点をし続けた。

今の心境を登山に例えると、富士山の8合目あたりで日の出を待つ気分…。

やっと2010年度の業務も、ここまで来たか…。特に1月末からラストスパートに入ったため、このサイトを更新する以外のプライベートは “ほとんど” 後回し…。

運転免許証の更新もしなくちゃ…。


2月13日(日)

先日、コーラが飲みたくなって妻にペットボトル(1.5リットル)を持ってきてもらおうと頼んだ。が、妻はちょっと手のはなせない状況にあったので、妻が息子に「これ、お父さんに持っていってね!」とペットボトルを託した。息子は小さな体でペットボトルを抱え込み、ゆっくりと私のもとに近づいてきた。その健気な姿にちょっと感激してしまった私であったが、その後でビックリする出来事が!?

息子からペットボトルを受け取り、「ありがとね!」と礼を言ってコーラをグラスに注ぎ込む。その姿をジィ〜ッと見つめていた息子…。私が注ぎ終えると、息子が当然のような顔をしてグラスを持ち上げ、飲もうとした。まだ1歳半でコーラを…というより炭酸飲料を摂取するのはマズイので急いで取り上げたが、最初は私も何の疑いも持たずに息子の仕草を眺めてしまったので、息子の動きが極めて自然だったのだろうと思う次第である。

このところいろいろなものが食べられるようになった息子ではあるが、まだまだ “規制” があるのは確か。徐々にその規制は緩和されているものの、注意していないととんでもないものを口に入れようとする…。

幼児特有の「床に落ちているものを口に入れる」という行為には警戒しているものの、まさか堂々とコーラの入ったグラスに口を付けるとは…!? そこまでは警戒しきれず、驚くばかりである。

今日は天気も良く、ちょっとした用事もあったので、ららぽーと横浜へ行ってきた。バスに乗る前や、バスの中、バスを降りてららぽーとへの道すがら、息子はものすごくご機嫌モードだった。が、ららぽーとに入館すると、館内の暖房が心地よかったのか、急におとなしくなり、やがて眠りの森へ誘われていった息子…。

最近、こういうパターンも多くなってきた。

大したネタもなかったので、今日は「ぼやき」というより「親バカ日誌」的な内容で…。


2月14日(月)

昨日、ららぽーと横浜内のイトーヨーカドーで、サンリオ製の食玩を見つけた。パトカーに新幹線、ドクターイエローなどなどのダイカットケースにチョコレートが入っていて、明らかにバレンタイン商戦にかこつけて(?の)陳列であった。サイズは大小あって、子供心をくすぐるような設計…。それを見つけた妻が、息子にもバレンタインのプレゼントに…と思って「どれがいい?」と息子に各種見せてみた。すると、大興奮の息子!

が、まだまだ買い物する予定があったので、その売り場を離れることにした。すると、今度は大号泣の息子!

用事を終えて、ららぽーと横浜内のサンリオショップに行き、さきほどのダイカットケースを探した。「餅は餅屋」とばかりに訪ねたサンリオショップには、当たり前のように全種類のダイカットケースが並べられていた。それらの中から1つを選び出すのに、アレコレと手触りや見栄えを確かめていた息子…。長い時間の葛藤を経て、息子は大きいほうのドクターイエローを選んだ。そして、それをレジに持っていったのだが…。私が「ほら、(ドクターイエローを)レジのお姉さんに渡して!」と息子に促すが、なかなか息子は手放したがらない。イトーヨーカドーでの一件もあり、警戒していたのだろう。が、このままだとラチがあかないので、強引にドクターイエローを息子から引き離し、レジのお姉さんに手渡した。すると、ポロポロと大きな涙を流しながら大号泣! かなり悲しそうな顔で、切なそうな鳴き声を店内に響き渡らせていた。が、会計が終わって再び自分の手にドクターイエローが戻って来るや、レジのお姉さんに「バイバ〜イ!」と手を振り始めた。

その後、すぐに館内の暖かさのため眠りに就いてしまった息子は、すっかりドクターイエローのことを忘れてしまっていた。それで、昨日はずっとドクターイエローを息子の目の届かないところにしまっておいた。

夜中のうちに、ドクターイエローの中に入っていたチョコレートを取り出した。1歳半の息子には、まだチョコレートをあげるワケにはいかないのである。代わりにアンパンマンのおせんべいを入れて、何事もなかったかのようにダイカットケースを元に戻し、息子の枕元に置いておいた。
ドクターイエローと息子
朝、目を覚ました息子は、枕元のドクターイエローに気がついて「あっ!?」と声を上げた。そして、つかみかかり、枕でドクターイエローを転がして遊んでいた。

昨日…といえば、なぜか夫婦の話題がフロムアクアに附属しているペンギンフィギュアに…。今回の冬ペンギンは4種類だったので(通常は6〜8種類)「まぁ、慌てて集めることもないか…」とのんびりしていたところ、いつの間にか予想外の時間が過ぎていて、どこのNEWDAYSに行っても配布終了状態に!? 「あと1種類で全部揃えられたのに…」と、ちょっと悔しい想いをしていた私…。「猿と一緒に温泉に入っているペンギン」「ヨッパライのペンギン」「博士ペンギン」の3種は揃ったが、あとは「スノボのペンギン」を手に入れられたら…。

どういうワケか、そのことをふと思い出し、妻に愚痴をこぼし出した。すると、「まだ、どこかに(ペンギンのフィギュアの付いているフロムアクアが)あるんじゃない? 鴨居のNEWDAYSは見た? 中山のNEWDAYSは? 横浜の…」などと、私の神経を逆なでするような質問をたたみかけてきた妻…。

今日の昼、息子がフロムアクアのペットボトルを持って私のもとに来た。ボトル口には、なにやらペンギンフィギュアの入った袋が…。「ダメだよ! ペンギンさんを袋に戻しちゃ…」などと言いながらペットボトルを取り上げると、そこには「スノボのペンギン」の姿が…!? そして、何事もなかったかのように妻が「ん? 何かあった?」と…。

息子が持っているのが、期せずして入手できたペンギン先日、息子の健診に行った際、こっそり見つけてきてくれたという。その頃、私は脳天気に五味八珍でラーメンなどすすっていたのに…。とっても嬉しいバレンタインのプレゼント!

おなじみBooBooの描かれたチョコレート味の食パンちなみに、右の写真で息子がいじっているフィギュアが、件の「スノボのペンギン」である。

さらに、チョコレート食パンで妻が作ってくれたのが、左の写真のBooBooトースト。このBooBoo、特に難しい構図があるワケではないので、模写が得意な妻にはホイホイ描けてしまうようである。

夜、またしても雪が降った。11日の雪よりもまとまった降り方をしていて、あっと言う間に積もってしまった。辺り一面、雪化粧! 11日の雪は、あっと言う間に解けてしまったので、今夜は息子をだっこして、玄関の前に立ってみた。手を伸ばして、雪に触れようとする息子…。そして、積もった雪を握り、「うぉ〜〜っ!」と声を上げていた。

…ということで、今日も「ぼやき」というよりも「親バカ」「のろけ」に近いような…!?


2月15日(火)

今朝、目が覚めると辺り一面が雪景色! 日差しが強かったので、午前中から雪は溶け始めていたが…。交通機関に影響を及ぼすほどの雪だったらしく、夜中から昼過ぎにかけてダイヤ情報メールがひっきりなしに届いた。

午後、近所のドラッグストアに出かけた。昨日は寒さで外出を控え、買い物が出来なかった。さらに、今日はドラッグストアのポイント2倍デー! 何としても出かけなくては…という状態。

ドラッグストアに到着するまでは息子をベビーカーに乗せていたが、ちょっと歩かせたほうが良いと思い、店内では靴を履かせてみた。嬉しそうにアチコチ歩き回る息子…。しばらくすると同じくらいの月齢の男の子を見つけ、その子のほうへ近づいていった。そして、その子の持っているお菓子に手を伸ばそうとした。息子はお菓子を取り上げようというつもりはなかったのだろうが、その子は取り上げられると思って後ずさりした。なおもお菓子に手を伸ばそうとする息子に、その子は恐れをなしたのか逃げ出してしまった。その子を全速で追いかける息子…。そして、その後を追いかけてゆく私…。

成長してゆくのは嬉しいが、目を離すと大変なことになってしまいそうで…。


2月16日(水)

運転免許証更新のため、神奈川県警運転試験場へ行ってきた。運転試験場と私の実家は最寄り駅が同じということもあり、せっかくなら実家にも顔を出そうと思い、妻と息子も一緒に家を出た。

いつもならベビーカーに乗せられている息子ではあるが、今日はリュックを背負わさせ、玄関を出る時から靴を履かされた時点で何やらいつもとは異なる状況を察した様子。そして、上機嫌! バスの中でもベビーカーの固定が不要となったため、我ら夫婦も他の乗客をあまり気にしないで済んだ。おまけに、バスでも電車でも、息子は膝の上やシートでおとなしく座っていてくれたので、気分的にも物理的にもとても楽なお出掛けとなった。

相鉄線で二俣川に到着後、私は運転試験場循環の路線バスに乗り込み、妻と息子は一足先に私の実家へ。

運転免許証更新は、休日だと思いっきり混雑してしまう。そこで、天気予報と私の都合で今日を選んで運転試験場へ出向いたのだが…、道路交通法やらシステムやらが新しくなり、免許証用に2つの暗証番号を設定してから書類の手続きに入るよう指示される。暗証番号設定用の端末はタッチパネル式なのだが、若い人はサクサク作業を進めてゆくのに対し、ちょっと年齢が上の方たちは「あれっ?」などと言いながら悪戦苦闘。おまけに、私が並んでいた列では端末の前に立って初めて「え〜と、番号はいくつにしようかなぁ?」などと考え出す人が続出し、なかなか私の番が回ってこない…。

私は以前から番号を2つとも考えていたので、作業時間は30秒かかったかかからなかったか程度。

視力検査や写真撮影を経て、講習教室に入ったのだが、ちょうど前の講習が終わったばかりで「次の講習は11:10から30分間です」と書かれたパネルが貼られていた。教室に入ったのが10:40だったので、ちょうど30分待ったことになる。よって、教室には60分間いなくてはならなくなった…ということである。

講習が始まると、「みなさんはユウリョウの講習を受けるワケですので…」「この教室にいる方は、みなさん30分のユウリョウ講習を…」などと言われ、「えっ、免許の更新でお金を払った上、講習もお金を取るのか?」と一瞬ビックリしたが、“有料” ではなく “優良” のことだった。最初に、講習用DVDが上映される。それは交通事故で息子さんを失った方のインタビューから始まったのだが、独身で子供もいなかった前回の更新時とは違い、「自分がこの状況に立たされたらどうなるのだろう?」という気持ちが先行してしまい…。

更新された免許証を受け取る際、「個人情報保護法の観点もあって、免許証には本籍地が記述されておりません。そこで、新しい免許証を端末に置き、最初に登録していただいた2つの暗証番号を入力することで、ICに記録されている本籍地などの入力情報を確認していただけます。必ず、情報の確認をしてください」と指示される。受け取りに若干の時間がかかり、さらにIC読み取りの列にかなり並ぶ。

それでも、全行程が1時間半程度で終了した。

バスで二俣川駅に戻り、実家方面へ向かうバスに乗り継ぐ。実家に到着すると、すでにその場になじんでいる息子の出迎え…。実家の中でも、息子は縦横無尽に歩き回り、ウパウパ状態!

帰途、朝からずっと動き回っていて疲れてしまったのだろう、カクンと夢の中へ落ちていった息子…。

今日はとても天気が良く、気温も少し高めだったが、明日はまた天気が崩れるらしい…。う〜ん、明日も出かける用事があるにはあるのだが…。


2月18日(金)

このところ寝不足気味だったので、昨日は妻も息子も “始動” しても私はフトンの中でゆっくりさせてもらった。午後、親子3人で出かけた。近所のスーパーで買い物後、さらなる買い物のために妻はバスで鴨居方面へ。それを息子と一緒に見送った私…。帰宅後、息子と2人で妻の帰りを待つが、テレビに映るアンパンマンにご機嫌の息子…。

昨夜から未明にかけて、かなり強い雨が降っていた。その雨音を聞きながら、時に半密閉式ヘッドホンをしながら、4月以降に講義で使用するためのCDとDVDの編集(および再編集)をしていた。新たに作成しなくてはならないものもあれば、過去に作成したものを1つにまとめたり内容を一部変更したり…と、息子が起きている時間帯では落ち着いて出来ない作業に取りかかった。が、編集作業というものが一種のプロデュースのようなものに通じ、聴かせ方や見せ方によっては印象が良くも悪くも変わってしまうため、そのへんのコンテキストなども考えつつ編集した。

ついで(?)に、今さらながらiTunesで購入したMy Little Lover(マイラバ)の楽曲を1枚のCDにまとめてみた。今月、マイラバが歌う「はなかっぱ」の主題歌がやっと(満を持して?)CDとしてリリースされたということだったので、まずはiTunesで…とダウンロードした折、過去のヒット曲も一緒にダウンロードしてみた次第である。

ちなみに、マイラバの公式サイトのトップページで現在、「はなかっぱ」の登場人物たちがakkoさんを取り囲んでいる。

今日の昼間は太陽がシッカリ活躍してくれていたものの、外出するとかなり強風が行く手を阻んでくれていて大変だった。郵便局へ行く用事があったのだが、「連れてって!」と言わんばかりにニコニコ顔でせがむ息子を振り切って、一人で出かけた。が、いつもより倍以上の力を入れて歩かなくてはならず、必然的にいつもの倍以上の時間がかかるお出掛けとなってしまった。

今日も、某出講先の終講試験を採点。1回で「これで、2010年度が終了するんだなぁ…」としみじみ思える採点と、「あぁ、追再試験か…」という採点もあり、想いが複雑になる。

まだまだ、私の2010年度(の作業)は続く…。

このところ、体調を崩さないように…と我ら家族が努力すればするほど、気候が不安定になる。こちらの闘いも、まだまだ続きそうである。


2月19日(土)

採点は続くよ、どこまでも…。

答案用紙は、白い紙に鉛筆やシャーペンで解答が書き込まれている。白は光を反射する色…。さらに鉛成分が蛍光灯に反射して、長いこと採点していると目がチカチカしてくる。毎年、この時期になるとこの悩みを抱える。

先日、サングラスをして採点してみたところ、チカチカがかなり減少し、目の負担も軽減された。ところが、私のサングラス姿を見た息子が号泣! 急いでサングラスをはずしたが、しばらくは私の顔を怖々と眺める有様…。「そういえば、息子はタモリさんの出演するCMでも大泣きしていたっけ?」ということを思い出した。

結局、サングラス作戦は “息子の起きている間” は実施できず。本当は、息子が起きている昼間こそサングラスの出番なのだが…。

今後も、終講心やら追再試験やらの採点依頼が待ちかまえているのだが…。


2月20日(日)

我ら夫婦が夢中になっている(?)ケータイ国盗り合戦のイベントが、ついに横浜を舞台に繰り広げられた。クイーンズスクエアとのタイアップ企画で、その名も「横濱ハイカラ物語」と、港ヨコハマの文明開化を彷彿とさせるものだった。が、期間が2月17日から今日までの4日間、それも11時から17時までということで、今日を逃すとイベントに参加することが出来なくなる。

イベントの告知を読んで「では、週末に…」と思い、今日クイーンズスクエアへ行くことにしたのだが…。昨日の夜、「出かけるなら、午前中からでないと…」などと話し合っていた我ら夫婦であったが、どういうワケか息子がなかなか寝てくれず、日付をまたいでグズり続ける有様。結局、息子の様子が落ち着いて寝入ったのは、2時半頃だった。「午前中から…というのは、もう無理みたいだねぇ」と言いつつ、我ら夫婦も就寝した。

そして、息子は昼過ぎまで眠り続けていた。

とりあえず、昼食後に家を出たのだが、何とも怪しい空模様…。しかし、まだまだ雨が降る気配はなかったので、急いでバスに乗って横浜駅に向かった。みなとみらい線でみなとみらいに出て、クイーンズスクエア内に設置されている3つのポイントを携帯電話片手に回ると、やはり携帯電話を持った大群が!?

クイーンズスクエアでのイベントを全て終えた後、久々にセキチューへ行ってみた。特に何を買うというワケではなく、今後買うかもしれないモノの “相場” を調べようとした次第である。

まだ時間的に余裕があったので、横浜アンパンマンこどもミュージアムにも寄ってみようか…という話になったのだが、息子の意識が半分飛んでしまったような状態になり、「(アンパンマンミュージアムの前を通った時、まだ息子が)眠ったままだったら、今日はミュージアムに寄らないで帰ろう」ということになった。あともう少しでアンパンマンミュージアムの前…というところでカク〜ンッと墜ちていった息子…。「あ〜あ、寝ちゃった! じゃあ、帰るか…」と我ら夫婦が思った次の瞬間、「アンパンマンは君さ〜♪」という歌にガバッと反応し、スッカリ意識を取り戻した息子であった。

アンパンマンミュージアムに寄る…と言っても、館内に入場するのではなく、ショッピングモールを見て回るだけの予定だった。が、「5時半くらいから、アンパンマン広場にて “横浜だんす! だんす! ミュージアム” を開催いたします」というアナウンスに反応してしまった私…。開始時間まであと15分程度だったので、とりあえず会場となる広場に行く。しかし、まだ1歳半の息子を寒空のもとで15分も待機させるのは(いくら防寒対策はしているとはいえ)忍びなかったので、妻に場所取りをしておいてもらって私は息子を連れてショップをアチコチ回ってみた。店内に入ると興奮を抑えられない息子であったが、しばらくすると外に出て別の店へと移動…。そんなことを繰り返しつつ、開始直前に妻と合流する。
号泣するも、やがて笑顔になり…
17時半になり、いよいよイベント開始! 突然の大音響に驚いた息子が号泣! そういえば、昨年7月に息子の誕生日をアンパンマンミュージアムで祝った際、しょくぱんまんが現れて大号泣し、アンパンマンと体操するイベントでも大号泣した息子…。あれから半年以上が経ち、それなりに物わかりが良くなってきているので、もう大丈夫だと思っていたのだが…。

アンパンマンに握手される息子ところが、2曲目の「サンサンたいそう」が始まると、息子も一緒に踊り出し、笑顔を取り戻した。そして、イベントの最後に本日出演のアンパンマンしょくぱんまんドキンちゃんが子供たち一人ひとりと握手して回ってくるや、「とりあえず落ち着いてみました」というような表情をしながらもドキドキを隠せない様子だった。偶然にも今日は、妻が息子にアンパンマンのスタイをさせていた。アンパンマンもしょくぱんまんもどきんちゃんも、息子のスタイを指さしてくれた。特にアンパンマンのリアクションは、息子を大興奮のるつぼへ誘ってくれた。

息子にとって予定外のイベントだっただけに(我ら夫婦にとっても予定外であったが)、家に帰っても踊り続けるほどの感激ぶりだったようである。

アンパンマンミュージアム(の前や周辺)に午後(15時以降)行くと、必ず遭遇するのが “泣いている子供” である。「帰りたくないよぉ〜っ!」と泣いているのである。以前は「親を困らせちゃダメだよ!」と思ったものだが、今では「うん、その気持ち、わかるよ!」と心境は大きく変化した。

それは、単にアンパンマンミュージアムに限ったことではない。息子が生まれてから、それまで何てことのない曲が心にしみるようになったりもした。キッズソングや童謡などへの思い入れも、当然変化してきている。

そんなことをしみじみ思いつつも、まだまだ2010年度内の業務が残っているワケで…。


2月21日(月)

今日も採点業務…。レポートを30名分。今まで不合格者を出さないで来た講座であったが、初めて合格点に至らない者が出た。無理やり合格点に持っていってあげるという選択肢もあっただろうが、「キチンとした知識を得ていないのに合格させてしまうと、後々本人が困ることになる」と思い、あえて厳しい選択をした。ただし、再試験という救済手段があるため、すぐにレポートを書き直すチャンスが与えられるのだが…。

いつも思うのは、「ちゃんと講義を聴かないで試験を受けて不合格になった者が再試験を受けても…」ということ。「講義にキチンと出席し、話もちゃんと聴いていたが、終講試験で時間配分を間違えて最後まで解答できなかった」という学生には、再試験があって然るべきではないかと思うが、合格する要素がなくて不合格になった以上、「再試験を受けるので合格させてほしい」というのは虫が良すぎるのではないだろうか。

このところ、「内定をもらっており、何としても卒業したいので、何とかしてほしい」という内容のメールがよく届く。内定と卒業は次元の違う話であり、内定をもらっているから単位を認定するというのもおかしな話ではないか!? だが、そう言ってもいられないのが現実である。

今日は、我が母の誕生日である。バースデーカードを作って昨日送ったのだが、そこには息子がボールペンで書いたお祝いの言葉(?)も!? 息子にとって、初郵便…である。

昨年の今時分は、引越関連の作業に追われていた。そのため「ぼやき」を小休止して引越に集中したのだが、おかげで無事に家族そろってこうして生活している次第。その頃の息子は、離乳食として10倍がゆ2さじ程度…。それが今や、味付けこそ薄目ではあるが大人と同じようなおかずまで食べている。お米も、大人が食べるのと同じもの…。えらく成長したものである。


2月22日(火)

このところ“ものぐさ” になってしまったのか、終講試験や追再試験の採点を終えるとすぐに電話を取り、ゆうパックや宅急便の集荷依頼をしてしまう私…。

どの業者さんのコールセンターにも「午後イチ(13〜15時)でお願いします」と時間指定をシッカリしているのにもかかわらず、必ず集荷が午前中にやって来る。午後に来るものだと心得ているものだから、時には荷物がまだ出来ていないこともある。そういう時は、午後に改めて集荷に来てもらうようにしているが、こちらが悪いワケでもないのに申し訳ない気分になる。

それより何よりも、我が家には小さな子供がいるのだ! 午前中、まだまだ眠っていることが多いので、呼び鈴で起こしてしまわないように午後指定しているのである。

今日は…といえば、午前中に某出講先の追再試験が宅配された。枚数が少なかったので、すぐさま採点! 午後、コールセンターに電話して集荷依頼…。すると、午前中の配達員さんがやって来た! その顔を見ると、「だったら、さっき配達に来た時に(この荷物を)出せば良かったんじゃないの?」と言いたげ。心の中で、「あのぉ〜、これってさっきあなたが持って来たものなんですよ!」とつぶやき続けた私であったが、午前中と同じ封筒で集荷依頼していることに気づいてもらえれば、何か気づいてもらえるのではないかと…。


2月23日(水)

昨日発生したニュージーランドの大地震…、安否の確認の取れない邦人が大勢いることも気がかりだが、人命に国境がないことを思うと国籍など関係なく1人でも多くの被災者が助かってくれることを願う。

今日の夕方、郵便局で済ませなくてはならない用事があることを思い出した私は、息子を連れて散歩がてら出かけることにした。その間に、妻に部屋の掃除をしておいてもらえば、「郵便局」「息子の散歩」「部屋の掃除」の一石二鳥どころか一石三鳥状態。

息子を連れ出すのにベビーカーを使うかどうか少し悩んだが、あえて家から歩かせることにした。背中にはnanacoのリュック。嬉しそうに歩く息子の手を取って、まずは市営バスの西菅田団地バスロータリーの前にある郵便局へ。そして、ちょっと寄り道(大回り)をして相鉄バスの西菅田団地バスロータリーに向かった。私が一番好きな炭酸飲料は市内でなかなかお目にかかれず、なのにバス停前の自販機ではちゃんと売られているのである。

途中、犬の飼い主さんたちが愛犬の散歩途中に井戸端会議しているところに遭遇した。当然、そこにはたくさんのワンちゃんたちが…。息子が私の手を振り払い、ワンちゃんたちの群れにトコトコ歩いて行く…。「まぁ、この子もワンちゃんが好きなのねぇ…」と飼い主さんたち。が、次の瞬間、息子は一番大きくて獰猛そうなワンちゃんのもとへ! 私も飼い主さんたちもハッとしたが、一番驚いていたのは件のワンちゃんだった。息子のほうにワンちゃんも近寄ってきたが、全く動じない息子に反撃され、後ずさり…。

一瞬の沈黙の後、何事もなかったかのように会話を再開した飼い主さんたちだった。

さらに、我が家の近所にある公園でも小さなワンちゃん2匹と触れ合おうと走り寄り、飼い主がハッとするにもかかわらずワンちゃんと触れ合っていた息子…。

散歩は45分におよんだが、だっこをせがまれたのは “急な階段を下りる時” だけだった。どうやら、息子は坂道を上り下りするのも自力でなければ気が済まないらしい。ほっぺを真っ赤にしながら「よいしょ、よいしょ!」と言いながら歩いている息子を見て、何とも言えない気分になった私…。


2月24日(木)

午前中、国際関係学部で出校採点をしてきた。

雨が降りそうで降らない状態の中、バス停へ急ぐ。バスに乗って横浜駅西口に到着すると、ポツポツと雨が…。特急踊り子号の特急券と乗車券を急いで購入し、9:24発の伊豆急下田・修善寺行きに乗り込んだ。

2月の平日、そして修善寺編成ということもあってか、車内はかなり閑散としていた。決して他の乗客がいなかったワケではないのだが、温泉地へ向かう列車という雰囲気は皆無に近かった。

そして、車窓に打ち付ける雨、雨、雨…。しかし、三島に到着直前、雲の切れ間から太陽が顔を出し、雨を吹き飛ばしてくれていた。帰途には、新幹線に乗っていたら強烈な日差しが射し込んできた。傘をささずに済んだが、暑さと寒さの微調整がなかなか難しい移動となった。

一旦帰宅し、息子が昼寝から目覚めたところで、散歩も兼ねて家族で買い物に出かけた。いつもなら息子をベビーカーに乗せてバスに乗るのだが、今日はベビーカー無し…というか、今日も息子に靴を履かせて歩かせてみた。

スーパーではベビーシート付きカートに乗せたのだが、不満そうな息子…。やがて自分の置かれている立場を知ったのか、それなりに状況にとけ込んでいった息子ではあったが、おそらくスーパーの中でも歩きたかったのだろう。

親バカ半分で物言わせてもらうと、息子の意思表示もだんだん親に伝わるようになってきて、その成長ぶりが嬉しい限りである。

昨年の今日は、我が家にカーペットを敷きに来た日…、そう、引越の前日だったのである。明日で、現住地に越してきて丸1年ということになる。なのに、すでに街に慣れきってしまい、1年どころか3年も5年も前からずっとここに住んでいるかのような心地さえする。


2月25日(金)

午後、用事があって東神奈川に出たついで(?)に、息子を久々に「かなーちえ」(神奈川区地域子育て支援拠点)へ連れて行った。午後3時の到着だったので、終了30分前ということになってしまったが、それなりに楽しんでいたようである。

また、スタッフの方々にシッカリ覚えられていたようで、「しばらく見ないうちにずいぶん大きくなったねぇ…」などと声をかけられていた息子であった。

平日の午後ということで子供たちの人数が少なく、知っている子などいるハズもなく、一人でカラーボールプールで遊んでいた息子であった。遊んでいたといっても、みんながボールをあっちこっちに放り投げてそのままにしているのを、一人黙々と拾ってはプールに戻し、また拾ってはプールに戻し…と、健気な姿勢を見せていた息子…。そのうち、近くにいる “お友だち” に声をかけられてエンジンがかかってきたのだが、“お片づけ” の時間になってしまい…。

みんなが円座して最後の手遊びをしている最中、なぜか息子は一人でウロウロ歩き出し、片づけたおもちゃを引っ張り出して遊びだした。何度も何度も円座に戻したが、どうしても気になるおもちゃがあったらしく、帰り際に大泣きする有様。

「明日も来るから、我慢しなさい!」と言いながら受付で利用者カードを返却してもらう時には、我ら夫婦の言っていることがわかったのかニコニコしながら「バイバ〜イ!」とスタッフの方々に愛嬌を振りまいていた息子であった。

たしかに、最近は我ら夫婦の言うことの半分くらいは理解できるようになっている(ようである)。また、自分の意思を伝えようとして、それが伝わらなかったり「ダメ!」と言われると、(まだちゃんとしゃべれないので)泣いて反抗するようになってきた。かなーちえでも「“いやだ、いやだ” って反抗するようになってきているでしょ?」と言われたくらいだから、これは成長の証なのだろう。

「世界一の良い子になれ!」なんてことは願わないが、息子の一挙手一投足をハラハラドキドキしながら親バカよろしく見守っている私…。


2月26日(土)

登記上、正式に旧宅を引き払ったのは昨年の今日ということになる。あれから丸一年…。時の流れが早すぎる。

そんな今日も、いそいそ「かなーちえ」(神奈川区地域子育て支援拠点)へ! 今日は13時から「子育てを科学する! 男脳にひびく保育園長のお話」と題した “パパ講座” があり、昨日駆け込みで申し込みをした私…。講師は、『生活リズムでいきいき脳を育てる―子育ての科学98のポイント 』などの著作を持つ相馬範子先生。発達心理学や脳生理学的な説明がふんだんに盛り込まれていて、さらに具体的な例を挙げて子供の発達を解説していただき、あっと言う間に90分が過ぎていった。

子育てのヒントをたくさんもらいつつ、「あっ、これは講義に使おう!」などというネタ探しまでしていた私…。いただいた資料には、書き込みがいっぱいになっていた。これが学者の性(さが)なのだろうか…?

講座修了後は、「ひろば」で遊んでいた妻と息子と合流。私が先にかなーちえ入りして講座に参加し、あとから妻と息子がやって来た…という次第。

かなーちえは15時半でおしまいとなるが、いつも最後に手遊びなどをして最後まで残った全員一緒に遊ぶことになっている。ところが今日は「鬼ごっこがしたい!」というリクエストがあったらしく、それで最後に「ひっこしおに」という遊びをすることになった。子供たちが壁に並び、大人たちが鬼になったのだが…。事情もわからず子供たちと一緒に連れて行かれた息子は、おにごっこが始まるや大号泣! いきなり大人が息子目がけて走ってきたのと、周りの子供たちがキャアキャア言いながら逃げ回っていることに驚いたのだろう。私や妻にだっこをせがみ、再び息子を遊びの輪に加わらせようとすると、ガシッと抱きついてきて離れようとしなかった。

しかし、帰る時には落ち着きを取り戻して「バイバ〜イ!」といつものようにニコニコ笑ってあいさつをしていたので、ホッとした。

今日の講座でも「人間には集団欲があり、仲間に入りたいという欲求がある」ということを学び、人間が仲間の中で自分の役割を持ちながら成長するということを再確認した。これに懲りず、息子にはどんどん同世代の子供たちと触れ合ってほしいと思うのだが…。


2月27日(日)

今日は天気が崩れると聞いていたので、外出予定など全く立てず、「ならば…」と夜明けまでパソコンに向かって講義用資料(配布物とCD、DVD)を編集していた私。なのに、雨の降る気配などまるで無し。

とりあえず、昼過ぎから再試験の採点に取りかかり、宅配便の集荷を依頼する。が、2時間待っても3時間待っても集荷に来る気配などまるで無し。

それで、昨夜から甘いものばかり食べている息子を散歩に連れて行くことにした。集荷の応対は妻に任せ、私も気晴らしに近所を歩いてみたくなったのである。以前は妻がいないとギャンギャン泣いていた息子も、私と二人きりの散歩でも楽しそうにしている。「子供と手をつないで散歩する」というのは、死ぬまでにやっておきたかったことの1つだった。

1つ目標をクリアすると、今度は「一緒にお話ししたい」とか「キャッチボールしたい」などというように欲求は増すばかりであることはわかっているのだが、それ故に1つ1つの感激を忘れずに生きてゆきたいと思う私である。

息子が生まれた時は「早く、首が据わってくれないかなぁ」と思い、首が据われば「ハイハイしないかなぁ」と思い、ハイハイすれば「立てるようにならないかなぁ」と思い、立てば「歩けるようにならないかなぁ」と思う。そして、喃語になれば「しゃべるようにならないかなぁ」という気持ちになってしまうのだが、その1つ1つの工程をクリアしてきた時の感激は、忘れないようにしたいと思う。

散歩から帰ると、息子はニコニコしながらもお疲れモード。そういえば、昼寝させてなかったなぁ…ということを思い出し、妻に寝かしつけをお願いする。フトンに入ると、あっと言う間に息子は眠ってしまったらしい。

昨日、「かなーちえ」(神奈川区地域子育て支援拠点)の “パパ講座” で「メラトニンは暗闇の状態の時に発達します。だから、“寝る子は育つ” のです!」ということを教えていただいた。こうしてよく寝て暗闇の中でメラトニンを発達させて(脳を育てて)、健やかに育ってほしいと思う次第である。


2月28日(月)

「ビスケットの日」特製のビスケット!今日は「ビスケットの日」なのだそうである。先日、あるお店で「かーさんケットをお買い求めの方に、すてきなプレゼントを差し上げます」と書かれているのを見た。“すてきなプレゼント” に惹かれたのではなく、単にミスターイトウのビスケットが食べたくなったので1袋購入したところ、件の “すてきなプレゼント” としてもらったモノが右の写真…。通常のビスケットの3倍以上はあると思われる特大ビスケット…である。「ビスケットの日」のための特製品(非売品)らしい。

かーさんケットは…といえば、我ら夫婦も「おいしい、おいしい!」と言いながら(実際に声に出して言ったかどうかは定かではない)食べたが、それ以上に息子が気に入ってしまった。ひとかけらを息子の口に入れた途端、覚醒されてしまったようである。昨夜、テーブルの上にビスケットを並べて例の写真を撮影していたところ、息子が現れ、ヒョイとかーさんケットを強奪し、そのまま口にガブッと…。

今日など、何度も何度もかーさんケットの袋を私のところに持ってきて「開けて! 1つちょうだい!」と訴えてくる。「ご飯の前でしょ?」と何度もオフェンスする私…。そんな息子も、今日で生後1年7ヶ月。

一昨日はポカポカ陽気で、昨日もそれなりに暖かかったのだが…。三寒四温のようなものなのか、今日はみぞれ混じりの雨が雪に変わり、真冬に逆戻りしたような寒さだった。

おまけに、朝は激しい雨が降り続き、

今日で2月が終わり、あと1ヶ月ちょっとで新年度となるのに…。そして、例年になく不安感を覚えるのはなぜだろう?

今月25〜26日に行われた京都大学の入試問題が試験時間中にネット流出した事件は、早稲田大学や同志社大学、立教大学でも同様の流出が起きていたことが判明。京大は早々に被害申告し、立教も被害届を提出する方針を決めた。

携帯電話からYahoo!知恵袋に試験問題を投稿する手口だったが、そもそも試験中に携帯電話が操作できるのか?…ということで、単独犯ではなく複数犯の可能性が指摘されているが(携帯電話のカメラ機能で問題文を撮影し、共犯者に送信する…など)、そうまでして解けない問題を解いたフリして大学に入って何の意味があるのだろう?

そもそも、何のために大学に入るのだろう?

もしかすると、私の不安の源はこれか?


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