2008年7月のぼやき



7月1日(火)

まだ火曜日だというのに、疲労感が抜けない…。昨夜はシッカリと深い睡眠状態に入っていたハズなのに、今朝はなかなか起きられず。とりあえず、タイムリミットが来るまでベッドにいたのだが、何とも言えぬ倦怠感…。

昨日のうちにインターネットで新幹線の指定席を予約しておいたので、東神奈川駅の指定席券売機で発券し、新横浜へ。停車中の横浜線に乗り、席に座って出発を待っていたら、私の横にオッサンが座ってきた。そして、私のバッグを体でグイグイと押し始めた。「座るのに邪魔だ! どけろ!」というような押し方だった。あとから来て、この図々しさ…。いつの頃からか、世代を問わず日本人に慎ましやかさや謙虚さがなくなってきた。腹が立った私は、バッグをオッサンに当たるような位置で固定し、「アンタの思い通りに世界は動かないんだよ!」ということを思い知らせてやった。

新横浜駅の待合室でひかり号の到着直前まで雑誌などを読みつつ過ごし、10:22発のひかり号で一路静岡へ! 車内ではいつ検札が来るかわからないので、意識を失わないように…と、雑誌を読み続けていたのだが、いつまで経っても車掌の来る気配がなく、いつの間にか眠りの森へ…。

が、しばらくしてガヤガヤと賑やかな音にビックリして目が覚めた。熱海に停車中だった。中国人観光客の大群が、ほぼ全員 “ハンディカム” で楽しそうに撮影しながら乗車してきた。そして、新幹線が出発するや否や「ウォ〜ッ!」という歓声が上がり、ちょっとでも車体が揺れると「ウォ〜ッ!」という歓声が上がる。おかげで、私の仮眠は熱海駅で終了してしまった。

静岡で下車した後、今日はムリすることなく(新静岡まで急がず)、静岡駅前から静岡英和学院大学行きのバスに乗った。いつも始発(新静岡)から乗っているため、「あれっ、このバス停で良かったっけ?」とか「あれっ、もしかして時間を間違えてない?」などという不安が過ぎった。杞憂に終わったものの、どうも慣れないこと(?)をするとドキドキする。

大学入りして、残り講義時間を数えてみた。すると、試験(最終講義日)を除いて今日を含めると、「残余4回」ということが判明(?)した。それで、念のために今後語らなくてはならない内容を書き出してみたところ…(続きは、後の記述で)

3時限目「国際関係論(国際政治学)」は、いよいよ最終テーマである「国際関係と温度差」について講義を開始。まずは「情報」が引き起こす温度差をもとに、国家・社会におけるDataとInformationの問題点を中心に解説する。昨日まで「情報だけをテーマにして90分もつのだろうか?」という不安が募っていたが、シッカリ90分まるまる語り続けた。むしろ、時間が足りなくなりそうな勢いだった。

空き時間である4時限目に、5時限目「異文化コミュニケーション」で使用する資料と「国際関係論(国際政治学)」で来週以降に使用する資料を印刷する。資料を作成すればするほど、「あれも、これも…」という思いがフツフツと沸いてくる。その欲求を最小限に留めて、本日最後の講義にのぞんだ。

「異文化」「コミュニケーション」の2本柱で構築されたこの講義も、いよいよ最終テーマである「コミュニケーションの比較」についての解説に入った。「比較」といっても、日本人と非日本人(特に西洋人)の比較である。日本人と西洋人の発想の違いの根源となる部分を比較しつつ、日本人の特異性を中心に語った。この講義に関する風の噂に「プリントは充実しているが、板書が充実していない」などという話を聞いた。それで、今回は「いつもと違い、板書を充実させます!」と前置きして、いつもの5倍ほどの情報量を黒板に書き込んだ。黒板が文字でビッシリ埋まるのは久々のことで、自分でも「書いたなぁ…」と感心するほどであるが、私の講義は「如何に板書量を減らし、その分プリントや話を充実させるか」ということに主眼が置かれている。よって、板書は「理解の助け」程度であるが、それなりに(講義の流れをあとで思い出せるように)編集しているつもりである。

が、講義前に「残余4回の講義に対して、どうして解説内容が6つも残っているんだろう?」という誤差に苦しめられた私…。仕方ない…、新しいプリントを作るか…。

今日は、帰りもひかり号の指定席…。


7月2日(水)

国際関係学部へ出講するため、横浜線で新横浜に向かった時の話から。

横浜線を降り、プラットホームの階段を上り、インターネットで予約した新幹線指定席を受け取るために指定席券売機で発券手続きをしたのだが、私の後ろで一人の女性が携帯電話で多少キレ気味に会話しているのが気になった。聞くつもりはなかったが、彼女の声がデカくて、全て耳に入ってきた。どうやら、友達との合流がうまくいっていないらしい。

「えっ、キップ売り場前にいるよっ!」「新幹線の? 新幹線…?」「私も新幹線のキップ売り場前にいるんだってばっ!」という会話が続いていた。ここで私は気がついた。彼女の友達が「JR東海」敷地内のキップ売り場前にいるということを…。「新幹線のキップ売り場」という言葉が、「(JR東海敷地内の)新幹線改札前のキップ売り場」なのか、「(JR東日本敷地内にある)新幹線のキップ売り場」なのか、お互いに自分勝手に判断してしまったのである。ついでに言えば、「“新幹線のキップ” 売り場」と「“新幹線(の改札前)” のキップ売り場」の違いもある。日本語の難しさを再確認した出来事だった。

さらに、新幹線改札は2ヶ所あり、それぞれの前にキップ売り場があるので、彼女が友達と合流するには、まだまだ苦難が続く…。旅慣れていないと、こんなことが数多起きる。携帯電話が一般に浸透した結果、大して下調べもせずに待ち合わせをし、「ダメなら携帯電話で…」という発想が蔓延ることになった。何だかなぁ…。

本当なら、今日は特急踊り子号で三島入り…といきたいところであったが、なかなか起きることが出来ず、“いつもの水曜日ならとっくに三島到着” という時間に家を出た。新幹線の指定席は、ベッドで寝ながら携帯電話を使って押さえたのである。たしかに、携帯電話は便利だ!

新横浜からひかり号で三島まで、わずか25分で到着! ダイヤ改正で利便性が増したことで、かえって私のズボラなところが露呈されやすくなったらしい…。

新幹線車内で、マナーモードに設定していない携帯電話が鳴っていた。その所有者である関西系のオジサンは、車内で話すのはマナー違反だという自覚があったのだろう、デッキに移動して話し始めたのだが、まるで真横でしゃべられているような大声のため、ビックリした乗客が一斉にオジサンの方を振り返り、怪訝な顔をした。もちろん、話はまる聞こえ状態。

ちなみに、オジサンは車両の前方に座っていたが、なぜか後方のデッキまで移動してきた。何とも不可解な行動…。

国際関係学部に到着したのが、正午ちょっと前…。急いで講義用資料を印刷し、昼食をとる。朝から自分のリズムではない状態で動いていたせいか、持ってこなくてはならない資料を家に置き忘れてしまったり、試験問題を持ってくるのを忘れたり…。

さらに、3時限目「社会学」では、出席調査シートを忘れたまま教室に入ってしまった。それで、「誰か持ってきてもらえますか?」とお願いすると、今回は大勢の学生が挙手してくれた。今日から最終テーマ「基本的人間関係再考(恋愛に伴う欲求と効果)」の解説開始なのだが、体調万全とは言えず、自分の心身バランスを探りながら、整えながら、90分かけて何とか講義をする。今日はとりあえず「友情と恋愛」の構造的類似点と相違点を中心とした、当たり障りのない解説に終始した。

4時限目「日本の社会」は、資料を家に置いてきてしまったことがかえって吉と出た。もし資料を準備して来ていたら、2回連続で学生は小テストを受けることになった上、中途半端なところで週またぎをしなくてはならなかったのである。とりあえず、順序を入れ換えて「放送用語から見た日本社会」として「表現の自由より良心の自由」について解説を続けた。特に、日本テレビの放送基準を導入として用い、そこからキーワードの抽出をする。

5時限目「日本社会(留学生用)」は、留学生相手に前世−現世−来世の関連性(縁)を基本とした「日本(人)的発想」の解説。仏教的な考え方をもとにするため、出来るだけ堅苦しい話にならないように留意して、学生たち全員に発言をさせて、ゆっくりと展開した。「たまには、太陽が沈まないうちに終わってみる?」と学生たちに尋ね、5時半過ぎには解説を打ち切った。

帰途、体のことを考えると…ということで、新幹線の指定席を取る英断!? しばしの仮眠を取り、新横浜では多少リフレッシュされた状態になった。まっすぐ帰宅せず、横浜で郵便局に寄り、その後お気に入りの鶏料理店に入り、カウンターに座り、ひとりでビールを飲みつつ、伊達鶏きじ焼きとろろ丼を食す。疲れた体に染み渡る…なんてことを思っている時点で相当おかしな状態になっている証拠である。

夜風に吹かれながら帰ろうと、横浜駅から家まで歩くことにした。途中で寄ったコンビニで、店員さんに道を聞いている若者がいた。「その辺りは…ちょっと口では説明しにくいので、神奈川駅で聞いてもらえます?」と言われた若者は、神奈川駅を見つけられず、路頭に迷うところだった。そこへ偶然、若者より数分遅れて会計を済ませた私が通りかかった。若者は、「○○13番地に行きたいんですが…。ガーデンセンターがあるんですが…」と私に尋ねてきた。その番地は、私が今年1月まで住んでいた場所の隣の区画である。わからないワケがないのだが、ガーデンセンターは同じ区画にはないので「ガーデンセンターって、線路沿いの?」と若者に確認してみた。すると、「そうです!」と…。「ガーデンセンターは○○13番地にはないんだけれどね…」と教えると、「えっ、そうなんですか? 実は、今日○○13番地に引っ越してきて、荷物を置いた後に買い物に出て、道がわからなくなって…」と関西弁で話し出した若者…。それで、「だったら、○○13番地まで一緒に行きましょう! それで、最寄り駅のことなども教えてあげましょう!」と、遠回りして道案内…。「あっ、ここまで来たらわかりました!」と嬉しそうな若者…。久々に旧宅近くに来た私も、何だか懐かしい場所に来たような気がして嬉しかった…が、現住所はその隣町だし、懐かしく思えた時点で相当おかしな状態になっている証拠である。

あと2日、とにかく頑張ろう!


7月3日(木)

昨日の不安は見事に(?)的中した。今朝、痛みとだるさが体中を包み込み、やむを得ず松戸歯学部の講義を休ませてもらった。8時過ぎに電話をするため一旦立ち上がったところ、クラッと目眩がした。「これは重症だなぁ…」と思いつつも、声を振り絞って電話をかけた。疲れの元凶が咽頭痛であることを察し、さらに愕然…。

午後の法学部大宮キャンパスの講義は休講に出来ない事情があったので(今日は講義以外の業務も入っていたので)、とりあえず寝ていられるタイムリミットまで寝ていることにした。が、疲れが取れることはなかった。

やむを得ず、横浜から湘南新宿ラインのグリーン車に乗って、車内で朝食をとり、少し眠ろうと思ったのだが、途中から乗り込んできたKYなカップルの馬鹿っぽい会話が、私の眠りを遮った…。

大宮キャンパスに到着して、講義の準備をしている時もやはり魂が抜けたようなフラフラ状態…。3〜4時限目「社会学」は90分シッカリ講義は続けられたものの、3時限目に学生へ “渇入れ” するために机をたたこうとした際に体勢を崩しかけ、予期せぬ角度で拳が机にヒット!? しばらくは痛みもなく講義を続けたが、休み時間に保健室で湿布を貼ってもらう。「骨は折れてないと思うんですが…」と言われたが、その言葉に今からちょうど10年前の出来事を思い出した。あの時、八王子市内にある某大学でやはり同じような状況になり、剥離骨折してしまったのである。今回は大丈夫だろう…と、自分に言い聞かせることにした。

5時限目の時間帯に、大学から依頼された業務に入る。これは問題なく終了した。

18時に大学前始発のバスで大宮駅へ向かったが、途中でものすごい空腹感が襲ってきて、終点の1つ手前で下車し、食事をする。駅まで歩く途中、湘南新宿ラインのダイヤが乱れていることを知り、京浜東北線で1時間半近くかけて東神奈川に戻る方法を採択した。車内での記憶はほとんどないが、それでも東神奈川に到着する数秒前に目が覚めた。

野生の習性か…?


7月4日(金)

熟睡したハズなのだが、やはり疲労は簡単に抜けてくれない…。しかし、昨日の咽頭痛が鎮まってくれていたことは、大きな進歩(?)だと思う。

朝食用に買っておいたパンは湘南新宿ライン車内で食べることにして、とりあえず少し早めに家を出た。昨夜は雨が激しく降り続き、「仕事に行けるのかなぁ?」と不安にもなったが、今朝になって大雨洪水警報が解除され、途端に太陽が顔を出してきた。雨上がりの強い陽射しで、かなり蒸し暑くなった道を神奈川駅に向かって歩く。駅に電車が入線してきたのが見えたので、急いで改札を抜けたのだが、電車を降りて階段を(よそ見しながら)上ってきた若いサラリーマンが私と接触し、「あと1秒!」というところで扉が閉まった。これで、1本早い湘南新宿ラインに乗ることが不可能に…。もっと早く駅に着けば良かっただけの話なのだが、実は近所のお店のご主人が救急車で運ばれたため、付近が騒然としていて走れなかったのである。

よって、いつもと同じ時間の電車を乗り継ぐことになった…。もっとも、1本早い湘南新宿ラインは東海道線始発なので、グリーン車も混雑していて座れる保証がない。“いつもと同じ” が良いのかも知れない。

大宮駅に着くと、そこではものすごい湿気の洗礼! モワンモワンする重たい空気を全身で感じつつ、バスに乗り込んだ。しばしの清涼感の後、再びモワンモワン…。

2時限目「社会学」開始まで、無駄な動きをセーブしつつも、ジンワリと発汗を感じる…。講義中も教室を動き回るため、クーラーの効果は私にはあってないようなもの。

通信教育部への移動中もモワンモワン…、電車内の清涼感が有り難く思えたほど。とにかく、湿気に体力を奪われないよう努めた。4時限目「社会学」は、先週『とっとこハム太郎』の再生時間を確保するために講義を短縮したため、残りの解説を先に済ませてから今日の解説内容に入った。今日は『少年ジャンプ3原則』などを基にして、日本人の「和合」をさらに具体的な視点で解説することを試みた。そして、「ジャンプ、ジャンプと言われても、雰囲気がわからない人がいるかも知れませんので…」という理由付けで、『ドラゴンボール』のオープニングをいくつか紹介し、ついでに(?)韓国版も紹介した。とりあえず、予定していた内容は全て時間内に解説し終えた。

帰りに、吉田整形外科に寄って手の診察を受けた。「単なる打撲ですね!」と診断された。ついで(?)にウォーターベッドマッサージを受ける。そして、今井医院へも通院…。病院のハシゴである。

今日の首都圏は、真夏日だったらしい。どうりで…。


7月5日(土)

昨日、ソウルのサボイホテルに宿泊予約の電話をかけた。今年9月に韓国珍道中を再開するためである。昨年3月以来、しばらく “お休み” していた珍道中も、いよいよ復活! この珍道中を含め、今までい蒐集したデータを基に、1冊本を書くことになっている。今ある仕事をこなしつつも、心が半分(?)韓国に向いている…。

全日空が、7月1日から適用される国際線の燃油特別付加運賃(サーチャージ)を、6月29日から30日に発券された航空券にも適用してしまった…という新聞記事を読んだ。システムのご登録によるものだという。実は昨夜、私のもとにも全日空からお詫びのメールが届いたのである。今回、全日空で貯めたマイルを使って東京〜ソウルを往復することにしたのだが、燃油特別付加運賃はキチンと請求されたので、完全に無料というワケにはいかなかったのだが、それでも「11580円でソウル往復なら、安いもんだ!」と思うことにした。その手続きをWebで行ったのが6月30日のこと。そして昨日チケットが郵便で届き、同封されていたクレジットカードの明細を確認していたところ、「速やかに差額分を返金させていただきます」という謝罪メールが…。いくら返金されるのかは計算していないが、悪い気はしない。むしろ、得した気分になる…。

さて、今日は微熱と頭痛で目が覚めた…。1週間の蓄積がドドォ〜ッと押し寄せたらしい。が、今日は夕方にイベントがあるため、いつの間にやら体調回復!

その夕方のイベントというのは、かつて日大一高に勤務していた頃にお世話になった先生方と、御徒町でお会いすることになっていたのである。私の結婚を祝福してくださるというので妻にも声をかけておいたのだが、妻は妻で忙しく、途中参加と相成った。会そのものは17時開始の予定だったが、参加者全員が遅刻必至という状況になり、17時半からということに急きょ予定変更となった。それでも、閉店時間の21時までずっと居座ることになったので、それはそれで…。

世知辛い世の中で、他人の幸福を祝ってくれる人がいてくれることを、私は誇りに思う。


7月6日(日)

昨夜は久々にビールや日本酒をグビグビ呑み続けたのにもかかわらず、今日は目覚めスッキリ! だが、昨夜いつ、どのタイミングで寝たのか、全く記憶なし! 妻に聞くと、「日付の変わった頃にベッドにゴロンと横たわったと思ったら、そのままいつの間にか寝てたみたい…」という返事だった。妻は、私が寝た後もDVDが再生中だったために「途中で止めるワケには…」と思ったらしく、最後まで再生されたのを確認して、それから寝たという。

そういうワケで、今朝は私のほうが早起きしたので、近所のコンビニまで私が昼食を買いに出た。そして、「明日まで、清水の七夕まつりだねぇ…」という会話をする。今日は妻の実家に行くことにしていたので、その前に清水へ行き、七夕まつりをちょっと見て、それから実家へ行くことにした。新横浜からひかり号で静岡に向かったが、静岡到着手前で私の隣に座っていたオジサンが「あの…、すいませんが、これ、ひかり号ですよね?」と聞いてきた。どうやら「やたら停車するんでね、間違えたかと思って…」と言うので、「どちらに行かれるのですか?」と聞いてみたところ、そのオジサンは名古屋へ帰るらしい。「往きはね、豊橋にしか停まらなかったように思うんだけれどね、どうして帰りはこんなに停車するのか…と、なっちゃって…」と言うので、「この時間帯のひかり号は、のぞみ号とこだま号の中間みたいな役割を果たすみたいですよ」と答えておいた。事実、そういう運行をしているのだから仕方あるまい。

静岡駅のコインロッカーに私の荷物を預け、東海道線で清水に行くと、駅前から “まつり” の雰囲気がムンムン漂ってくる…。駅前の商店街が七夕まつりのメイン会場となるのだが、「まず、七夕神社へ!」ということで、屋台には目もくれずにまっしぐら。「七夕神社」と言ってもキチンとした神社ではなく、仮設のものである。だが、この「神社」には思い入れがある。妻と付き合い始めた頃、清水っ子だった妻がこのまつりのことを教えてくれて、「じゃあ、行ってみようか?」という話になり、数年間この仮設神社で「来年も一緒に来れますように」とか「一緒になれますように」などと書いた短冊をかけてきた(恥ずかしい限りであるが…)。やっとその想いを実らせたワケであるが、「今年はお礼参りをしなくてはね!」ということを以前から話し合っていた。

だが、景気の不安定さはまつりそのものの盛り上がりにも影響するらしい。ひと頃よりも出店の数が少なく、人出も鈍っている。私が初めてこの七夕まつりを訪れた時は、どの時間帯でも “押すな押すなの大渋滞” だった。それに出店の掛け声に活気があった。今日は天気が悪かったこともあるのだろうが、比較的歩きやすく、少し物足りなさを感じた次第である。

「長居は無用!」とばかりに清水駅に戻り、東海道線で静岡へ。そして、コインロッカーの私の荷物を引き取り、雨が降り始めたのでタクシーに乗り込んだ。私の荷物を見て運転手さんが「どちらかからお戻りですか?」と聞いてきたので、「えぇ、横浜から帰ってきたんです!」と答える。すると、「観光ですか?」と尋ねられたので「いえ、私の実家が横浜なんで…」と答えた。すると、「ベイスターズファンですか?」と聞かれたので、「そうですよ! 弱くっても、負け続けても、ベイスターズファンです!」と答え、しばし運転手さんとベイスターズ話で盛り上がる。さらに「横浜のどちらですか?」と聞かれたので、「もともと、南区なんですよ」と答えたところ、「以前、私は港南区にいましてね」と意外なお答え。南区と港南区は隣りどうしなので、今度は地元ネタで盛り上がる。この運転手さん、横浜人意識もそれなりに残っていたようで、「会社がね、“西口” だったんですよ! それでね、帰りによく横浜スタジアムに行ったものです」と言う。横浜人のほとんどは、横浜駅西口を「西口」と言い、横浜駅東口を「東口」と言う。他の駅の西口や東口は「○○駅西口(東口)」と分けて言う。すんなり「“西口” だったんですよ!」という表現をされると、何だかホノボノしてくる。

が、いきなり「…で、お二人の馴れ初めは?」とプライベートな部分にまで踏み込んできた。我々が「あはははは!」とお茶を濁すと、「私はね、転勤で北海道から静岡に来ましてね、それで今の女房と知り合いまして…」と、聞いてもない馴れ初めを語り始めてご満悦な運転手さんであった。

…ということで、今日の更新は静岡にて。


7月7日(月)

不安定な天気が続く一日だった。傘は必需品…とはいえ、私は365日ずっとバッグに折りたたみ傘を持ち歩いているので、その辺はぬかりなし! だが、妻の実家を出てバス停へ向かうところで、すでに雨…。「バス停まで耐えられれば…」と、傘も差さずに歩く私…。

バスを静岡駅前で降りると、さっき今で降っていた雨がスッカリやんでいて、替わりにモワンモワン状態になっていた。とりあえず新幹線のキップを買って、こだま号で三島へ移動する。その車中、クーラーが効いているのにも関わらず、なぜか汗がダラダラと…。大学で講義の合間に飲むために買っておいたペットボトルの水を、半分近くまで消費した。さらに、三島駅から国際関係学部まで歩いただけで、もう一仕事終えたような疲労感…。そして、何もしていないのにダラダラと流れる玉のような汗…。拭っても拭っても、汗が容赦なく流れてきた。かなり湿度が高かったと思われる。

大学に到着したのがお昼時だったので、お弁当を講師室のレンジで温めた。それをテーブルで食していると「愛妻弁当ですか?」とちょくちょく聞かれたので、「はい、愛妻弁当です!」と答える。

3時限目「社会学」の教室に移動する時、また雨が降ってきた。だが、「教室まで耐えられれば…」と、傘も差さずに歩く私…。先週から始まった「基本的人間関係再考」についての解説だが、今日は「恋愛」を「恋」と「愛」に分け、それぞれのニュアンスや性質を基にして解説を進めた。この「基本的人間関係再考」は4月からの講義内容の “まとめ” でもあるので、かつて使用した言葉や文章を盛り込みながら、今までの解説内容とリンクさせながら進めなくてはならないのが大変なのだが、内容が内容だけに、いつになく学生たちが真剣に話を聞いているような…!?

4時限目「日本の社会」は、「放送用語から見た日本社会」をどんどん先に進めなくてはならない。これも、「社会学」同様に4月から語ってきた内容とリンクさせながら話をしなくてはならない。そのプレッシャーには打ち勝てるのだが、“湿度” という伏兵のために頭がボ〜ッとしてきて、板書を失敗する。文の途中がスパッと抜け落ちていたのである! あぁ、不覚…。

3時限目も4時限目も、講義の最初に授業アンケートを取った。この時期になると、どこでもアンケートが始まる。酷評を覚悟の上で直球勝負の講義をしている私だが、やはり誹謗中傷の類は見たくないもの。今年はどうなのだろう…と思いつつ、アンケート用紙の整理をしながら軽く集計してみたところ、ほとんどの学生に私の気持ちが伝わっているらしいことがわかり、少々ホッとする。詳しく見たわけではないので、大どんでん返しを食らう可能性がないワケではないが…。

天気予報が信じられない…。テレビ、新聞、インターネット…、全ての予報が違っている。さらに、テレビの天気予報で「警報」が出ているのにも関わらず、雨が降っていない静岡市…。横浜が心配だ。

今夜も、静岡でサイト更新…。明日の通勤は、かなり楽である!


7月8日(火)

早起きすれば良かっただけの話から…。

月曜日から水曜日までは、担当講義がなぜか午後からなので、「朝早く起きなくても大丈夫だ!」という “気の緩み” があるらしい。それで、昨日も今日も10時前まで夢心地…。おまけに、今日は静岡英和学院大学勤務日とあって、市内移動だけで済む。しかし、せっかく静岡市内にいるのだから、いつもより早く出講すれば良かったものを、結果的にはいつもと同じ時間に大学到着となった。この事実だけだと虚しいので、英和行きのバスを待つ前に新静岡センターで買い物をし、パサールカードを購入し、LuLuCaにチャージして、“有意義な” 時を過ごしたと思うことにした。

先週のうちに講義用資料は作成しておいたのだが、一部追加情報があったり、作り直し(講義順を変更するのに伴う)があったりで、いつものように印刷機の前に立つ。そして、印刷の内容と講義内容を確認しつつ、3時限目「国際関係論(国際政治学)」に突入。今日は日韓関係…特に韓国における日本大衆文化開放と、私が毎年実施している珍道中での出来事を中心に、韓流をチクリと批判しつつ、「顔の見える異文化交流」の必要性を講義する。

4時限目(空き時間)に5時限目「異文化コミュニケーション論」の講義用資料を印刷し、準備万端という状態で教室に向かったのだが、どういうワケか内容の3分の2程度しか解説できずに90分が経過してしまった。本来なら、「コミュニケーションの比較」として日本人と非日本人のコミュニケーションパターンを解説する予定だったが、そのうちの一部に時間を多く取りすぎて、結果的には “講義に入るまでの私がメインテーマとしておいたハズの内容” にまで至らなかったのである。ここで解説できなかったものは、再来週の講義まで持ち越すことにして(今日の解説を諦めて)、無理に急ぐこともせずに今日の講義を終えた。

講義終了時、雨がポツポツと降ってきた。天気予報がアテにならないのは昨日と同様だが、ここまでアテにならないというのは問題ではないだろうか? そもそも、雨量が全く予報と異なる。今日の天気予報に従えば、静岡市内は午後に20mm以上の雨量に到達するということだった。しかし、その時間の静岡市内は太陽が顔を出し始め、雨の降る気配は全くなし! そして、雨が一段落するという時間(講義終了の頃)にポツポツと雨が…。

東京や横浜は、大雨がスゴかったという情報を得た。明日も大雨に警戒しなくてはならないらしいが、そういう情報を得てからというもの、まともに傘を差してない。

そして、静岡の夜は更けてゆく…。


7月9日(水)

妻の実家から国際関係学部への出講…。とりあえず(?)今日は横浜の自宅へ戻るため、スーツケースを転がしながらの移動である。が、どうも体調が…。昨日、ベッドに潜り込んだ後で急に腸がキュルルルルと鳴り出し、痛みが襲ってきた。「寝れば治るだろう」と思いきや、朝になってもキュルルルルが治まっていなかった。それで、静岡駅にバスが到着してすぐ薬局へ駆け込み、下痢止め薬を購入し、新幹線の車内で服用する。即効性があり、大学に到着した頃にはキュルルルルが弱まっていた。

3時限目「社会学」は、まだまだ「基本的人間関係再考」の解説が続く…。今日は、「単純接触の効果」を中心として、「出会い」の構造を説明する90分だった。最近、学生たちの集中力が高まってきているような気がするのだが、おそらくテーマがテーマだけに、興味津々なのであろう。

4時限目「日本の社会」は、「放送用語から見た日本社会」がなかなか先に進まず、自分との闘いになりかけている…。今日でペースを元に戻さなくては…と一生懸命になりつつも、とりあえず学生たちと一緒に息切れしないで済むような “間合い” を保ちつつ、とりあえず予定していた内容は全て説明し終えた。

5時限目「日本社会(留学生用)」は、慣用的表現の一環として「腹(ハラ)」に関する日本人的発想を語り、留学生たちの出身国との比較を行う。とりあえず盛り上がる。

仕事を終えた後、数名の教員と一緒に三島駅南口にあるイタリアンレストランへ移動する。そこには、先発組が待ちかまえていて、すでに賑やかな様子…。今日は、私と妻の結婚祝賀パーティを国際関係学部の教員有志が開いていただいたのである。店員(バイト)に、現在私の講義を履修している男子学生がいて、彼が私の妻を最初に見る学生となった。妻は、仕事を終えてからの参加だったため、1時間近く遅れての参加となったが、10名の教員からの祝福を受けて、しみじみ幸せを感じた私であった。

こんな夜もいいなぁ…と、思う次第。


7月10日(木)

疲労が抜けていなかったのにもかかわらず、なぜか予定していた起床時間に目覚めた。だが、眠気が容赦なく襲ってきていて、電車やバスで座れると、意識がなくなってしまう有様。先週、松戸歯学部の講義は休ませてもらったので、今日は休むワケにはいかない…という状況もあり、それでちゃんと起きることが出来たのかもしれない。

無事に松戸歯学部入りし、9時になったところで講師室を出ると、学生が一人、私を待っていた。そして、結婚のお祝いを差し出された。「ぼやき」を読んで、私の結婚を知ったという。嬉しくなった私は、講師室にお祝いを置かず、そのまま教室に持っていった。そして、入室して開口一番、先週の休講を詫び、土曜日に補講があることを念のため伝えた。そして、2週間前の講義内容を再確認して、「地位と役割」について解説する。

松戸駅から上野駅に出て、そこで軽く昼食をとる。そして高崎線で大宮へ。改札を出るとバス停まで休むことなく全力疾走! そして、私がバス停に到着したのとほぼ同時にバスが入構する。そして、予定通りに法学部大宮キャンパスに到着する。

3〜4時限目「社会学」は、夏休み前最後の講義。テーマは「ジェンダー」である。解説の中で、「女性は、民族や集団のアイデンティティを押しつけられやすいのと同時に、“個人” としてのアイデンティティを奪われやすい」という話をする。ノライズムをわかりやすく解説するため、結婚した日本人カップルの9割以上は “夫の姓” を名乗る…という話をしながら、何気なく「まぁ、僕も先月結婚したけれど、奥さんは何の迷いもなく改姓したからねぇ…」とつぶやく。すると、「はい、知ってましたよ!」というような反応や「あぁ、やっぱり…」という反応があったかと思えば、大爆笑が起きたり(私が冗談を言ったと思われたらしい)、「え〜っ?」という反応があったりで、それはそれで面白かったりする。

それにしても…、もう左薬指に指輪をして講義するのも3週目になったというのに、気が付かなかったのだろうか…?

帰途、高崎線で人身事故があったということで、大宮駅の駅員さんが運転状況の説明に大わらわ。ダイヤは乱れまくっていたが、宇都宮線から来た湘南新宿ラインは若干の遅れのみで済んだ。

家に荷物を置いて、今井医院で受診。昨日の朝のキュルルルルが気になったため…である。整腸剤を処方してもらい、様子を見ることになったが、「しばらく、生ものはダメ!」と念を押される。

今週は、前述のように土曜日に講義が入っているため、「あと1日!」ではない。シッカリ疲れを取っておかないと…。


7月11日(金)

今朝も寝起きはバッチリ! いつもと同じ湘南新宿ラインで大宮へ向かったのだが、グリーン車の様子がいつもとはちょっと違っていて…。どうやら、「グリーン車で、ジュースの車内販売やってるよ!」「マジ〜? ラッキー!」というようなノリの女性の集団がいて、アテンダントの行く手を阻みつつジュース類を買い求めていたようである。

大宮に到着後、昨日と同様に全力疾走! ちょうどバスは停車中! おまけに、法学部大宮キャンパスまで大回りしないで直進する系統である。何だか得した気分…である。

2時限目「社会学」は、内容も構成も昨日と全く同じにしたのだが、やはり教室にいる学生が違えば雰囲気も違い、雰囲気が違えばノリも違う…ということで、時間配分は昨日よりも少しゆったり…という感じ。だが、時間通りに講義は終了した。

昨日の大宮駅でのゴタゴタを思い出したので、いつもより1〜2本早いバスに乗ることにして、教員室を急いで抜け出した。道路渋滞がなかったらしく、バスは定刻運転しており、大宮にも予想外に早く到着した。そのため、いつもより2本も早い宇都宮線に乗ることが出来たため、ゆっくり昼食をとってもなお時間的な余裕があった。

が、せっかくの余裕も、通信教育部入りした後は講義まで何もすることがなく、もったいない時間を過ごす…。そして4時限目の始業チャイムとともに教室へ。通信教育部での「社会学」は、まだ来週の講義を終えないと夏休みに入らない。これはこれで、まだまだ “フォロー” が出来るという気分的な余裕があって、いい感じ(?)である。夏休み前最後のテーマとして、日本人の「共感性」を2週連続で語ることになるのだが、今日は特に「共悲」の観点からの解説。いい感じついで(?)に、以前配布した歌詞カードの中から、60〜70年代のヒット曲を再生し、かつての日本に色濃く残されていた「共悲」の精神を理解してもらった。

通信教育部の校舎を出ると、青空から激しい雨が降ってきた。太陽も顔を出しているので通り雨だと思っていたところ、いくら経ってもやむ気配がない…。それで、折りたたみ傘を出そうかと思ったが、「すぐ、やむかも…」と思い、走って水道橋へ向かおうとした。途中で法学部の学生に声をかけられた。大宮キャンパスで私の講義を履修したことのある学生で、その面影には見覚えがあった。簡単な話しかできなかったが、何だかホッとした気分になった。

横浜で、花瓶を買った。水曜日に花束をいただいたのだが、過敏が引越のゴタゴタでどこかへ行ってしまったらしく、それで気の利いたものを…と思ったが、花束のサイズを間違えて、ちょっと小振りの花瓶を買ってしまったが、それはそれで…。

夜、妻が静岡から戻って(?)きた。だが、私は明日も仕事…。


7月12日(土)

先週の木曜日、松戸歯学部「社会学」を休講してしまったため、今日はその補講…。ただし、1時限目はすでに別の科目の補講が入れられているため、「社会学」の補講は2時限目となった。

それで今朝は、いつもの土曜日とは違い、目覚ましをかけ、7時半過ぎには起床した。目覚ましは仕事のない妻を起こしてしまったのだが、気が付くと朝食の準備が…。こういう生活に憧れていたような…。気分を良く家を出た。

予定では、補講開始の30分前には大学入りハズだった。事実、10時には松戸駅に着いていた。だが、「あと3歩!」というところで大学行きのバスに乗れず、15分後のバスを待ったのだが…。若干遅れて到着したそのバスの運転手さんは、新人研修中!? 教官役のベテラン運転手さんの厳しい目に萎縮していたのか、バス停や信号で停車すると、発車までにエライ時間がかかっていた。さらに、運の悪いことに、松戸駅から大学までの間にある信号のほとんどに引っかかり、大学到着は補講開始8分前…。

だが、1時限目の補講終了が少々遅くなった関係で、私も教室へ入るのを少し遅らせた。補講内容は、一昨日の続きでもあり、今までの “まとめ” でもあり、医療社会学的でもあり…と多岐に亘るものを “1つ” にしたため、「なるべく早めに解説を終えましょう!」などと最初に学生たちへ言っておいたのにも関わらず、100分(松戸歯学部の1コマは90分ではなく100分!)まるまる語り続けてしまった。それだけではない。「今日の “まとめ” の部分について、もう一度説明してもらえますか?」という質問が出たり、「先生、わざわざ補講のためだけに来ていただき、ありがとうございました!」と逆にお礼を言われたり、講義中に “静岡ネタ” を話したために静岡県出身学生が数名私のもとに来て「先生、静岡談議しましょう!」と話しかけてきた。それで、学生たちとの話が大いに盛り上がり、講師室に戻るのが補講終了の20分後となった。

補講後に上野駅で妻と待ち合わせ、一緒に昼食をとった後、かねてより「そろそろ、購入しなくては…」と話し合っていたモノを探しに、アチコチ歩き回った。上野駅周辺やアメ横などを歩いて探したが、なかなか見つからず、「これはこれで良いのでは…」という候補もいくつか上がったが、結果的には購入するまでに至らず。その後、八重洲や有楽町を探し回って、やっと「これだっ!」というモノにめぐり逢った。

その間、「とにかく、こまめに水分を取ろう!」ということにして、お店に入ったり、アメ横の果物屋さんでパイナップルを食べたり、ペットボトルのミネラルウォーターを飲んだりして、熱中症対策も万全にしておいたため、途中で倒れることもなく…。

夕飯は、家で冷やし中華を作ることになった。が、私は麺を茹でたくらいで…。


7月13日(日)

昨日の「ぼやき」更新後の話から…。

寝る前に喉が渇いたので、近所の自販機までジュースを買いに出た。だが、先に自転車で乗り付けたオジサンが自販機の前にいて、どの飲み物にするか腕を組みながら決めていた。しばし考えてコカコーラ(ペットボトル)のボタンを押したオジサンは、颯爽と自転車にまたがり、疾風の如く夜の闇へ消えて行くハズだった。が、「ガシャーン!」というような音がした後、妻が「あれ、あれ!」とオジサンのほうを指さした。見ると、オジサンが自転車を降りて、呆然としていたのである。「あぁ、ペットボトルを落としたねぇ…」と妻が言う。どうやら、オジサンは自転車をこいでいる最中にペットボトルを落としてしまい、それを拾った後に呆然とし始めたという。何とも言えぬ切なさ…。

その後、オジサンとの切ない時間を忘れるため(?)、妻の所有している『相棒』のDVDを見つづけた。気が付くと、3時過ぎ…。急いで寝なくては…とベッドに潜り込んだが、1週間の疲れが抜けるのには時間がかかり、今日の起床時間は13時過ぎ…。

起きて、しばしボ〜ッとした後、横浜ユーラシア文化館へ行くことにした。以前も述べたと思うが、8月まで「みんなでエキスポ −小さな万国博覧会−」というイベントが開催中で、そこに私の父が出品しているのである。でも、その前に何かちょっと食べてから…ということで、遅めの昼食をとるためにイタリアンの店に入ったのだが、何とも言えぬ不快感…。この店は全国的に有名なチェーン店なのだが、人気にあぐらをかいているワケではないのだろうが、とにかく仕事が遅かった。パスタとドリンクを注文したのだが、ドリンクはその場で提供されたが、「お料理は、テーブルまでお運びいたします」と言われてから20分以上もドリンク1つで待たされた挙げ句、妻が注文したクリーミーカルボナーラはチーズがダマになっていて味が分離しまくっていた。さらに、妙な臭いさえする。私が注文した小海老とレタスのパスタは食べられないほどヒドイ代物ではなかったが、何だか…という感じ。ガッカリする。

「みんなでエキスポ」は、規模は大きくないものの内容は多岐に亘っていて、それでいてカテゴリー別にシッカリまとまっていて、とても面白かった。父からもらった招待券は常設展にも有効だということで、全ての展示を見て回った。どのフロアも、なかなかのレベル。久々に文化的な昼下がりを過ごすことが出来た。

横浜ユーラシア文化館を出て、伊勢佐木町まで歩き、買い物をして、日ノ出町駅から京浜急行に乗って帰途についた。が、横浜駅で電車がなかなか出発しない…。どうやら、電車とご婦人が接触して負傷したらしい。車掌さんの機転で電車の扉を開け、負傷したご婦人に声をかけ続け、駅員と連絡を取り、電車出発後は無線で関係部署に連絡を取り続ける車掌さんの姿に、プロの自覚と責任を感じた。こういうスタッフがいる限り、京浜急行は安泰かな…。

夕飯を食べた後、買い忘れていたモノがあったことに気付き、東神奈川まで出掛けた。一旦買い物に出ると、「あっ、あれも、これも!」と、色々なモノをついつい買ってしまう。悪いクセである。

さぁ、明日からの1週間も頑張らなければ…。


7月14日(月)

何週かに一度は、妻と一緒に5時半過ぎに起きて一緒に新幹線に乗って、三島まで一緒…という月曜日となる。今朝も、まさにその “一緒” の月曜日…。6時半前に家を出て、新横浜6:50発のこだま号に乗り込んだ。私は三島で降り、国際関係学部に7:40過ぎに到着。妻は一旦帰宅して、それから仕事に向かったという。

妻が「講義は午後からでしょ? 私ひとりで新幹線に乗るから、ゆっくり出掛けたら?」と気を遣ってくれたが、今日は作成する資料がいっぱい(量&種類)あったので、出来るだけ他の教員に迷惑をかけないように、1時限目や2時限目などの講義時間中に印刷機を動かした。印刷をして、原稿を編集し、再び印刷機へ。そして、次の時間の資料を作成する教員に印刷機使用権を譲り、講義時間に入って再び印刷機を動かし…という行動パターンで、印刷を終えたのが11時過ぎのことだった。早出して大正解だったワケである。

学食で昼食をとった後、昼休みに多数の教員との語らいをし、ノドの調子を整えて、3時限目「社会学」に突入した。今日でとりあえず「恋愛論」をまとめなくてはならないので、少しだけ理論的に、且つ「ロミオとジュリエット論」を紹介しつつ、社交的価値などを論じた。社会学や社会心理学に依拠して論じると、恋愛論も艶っぽさを失いかけるが、私の目論見は “恋愛の伝道師” になることではなく、あくまでも基本的人間関係の多岐に亘る応用を可能とすることである。

講義を終えて教室を出ると、かなり暑かった。いや、暑さよりむしろ湿気のほうがツライ…。そんなジトジトした空気の中を歩いて教室移動…。これだけで、かなりの体力を消耗する。

4時限目「日本の社会」も、「放送用語から見た日本社会」のまとめに入らなくてはならない。最終テーマに選ばれたのは「ジェンダー」だった。先週末から、どういうワケか講義内容にジェンダー的なモノが多い。偶然なのだが、運命的なモノも感じた。90分、大学の人権ガイドラインやセクハラガイドラインなども紹介しつつ、そこに見られる矛盾点から解説を始めた。そして、そういう部分が放送業界にも見られている…というようなまとめになった。

講義を終えて、携帯電話をチェックしたら、妻から「カミナリ落ちた〜! 夕立きた〜!」というメールが届いていた。静岡市でこの状態だと、三島にも…と判断し、急いで校舎を出て講師室に荷物を置きに向かったところ、いかにも雨が降りそうな空気…。「これ、絶対に雨が降るよ〜っ!」という学生の声も聞こえてきた。それで、残務をサッサと片付けて、妻の “警告” に従って急いで帰途についた。とはいえ、今朝は早起きしたので、仕事を終えた安堵感と引き替えに眠気が襲ってきて、それで在来線で仮眠を取りながら横浜に戻ることにした。三島から熱海行きの東海道線に乗り、熱海で東京行きの東海道線に乗り換えたのだが、「始発だし、贅沢はせずに、普通車に乗って帰るか…」と発車間際の電車に乗り込んだが、電車が発車して以降の記憶が戸塚当たりまで抜けている。要するに、熱海から戸塚を過ぎたあたりまで、かなり熟睡していたことになる。それで、横浜に着いた時にはスッキリと眠気は抜けていたのだが…。

明日使用するキップを購入してから帰ったのだが、いつも乗っているひかり号の禁煙指定席が満席…。虚しい…。


7月15日(火)

私が渡韓を決めると、いつも必ず何かが起きる。今回も、またしても竹島(独島)問題か…。以前、こういう騒動が韓国中で盛んになった折、「明後日韓国へご出発予定ですが、本当に飛行機に乗りますか?」と旅行代理店から電話が入ったこともある。余計な心配をかけてはいけない…と思い、以降は出来るだけ個人で全て手配をすることにした(違うか…)。そして、またしても大統領の交代劇の後…。

それでも、「国際と民際は違うのだ!」と自分に言い聞かせ、思い切って韓国の協力機関にメールを送った。3件のうち2件から返答があり、私の訪韓を心から歓迎すると…。

いつもの火曜日は、10:22に新横浜を発つひかり号で静岡英和学院大学に出講するのだが、そのひかり号の禁煙指定席が満席だったため、少し早いこだま号に乗ることにした。が、ひかり号の10:22に対し、今朝乗ったこだま号は9:46…。それなのに、静岡到着時間は大して変わらず。

でも、少しだけ早い到着だったので、些細な用事を御幸町で済ませ、それから新静岡に向かって歩き出した。途中、街頭でお弁当を販売しているのをみて、「今日のお昼は、このお弁当にするか!」と決め、1つ購入する。大学に到着しても温かく、味もなかなかだった。

3時限目「国際関係論(国際政治学)」は、シラバス通りに「視聴覚資料による実証」を行う。内容としては、「K-POPにおけるJ-POPの剽窃・カバー」であり、類似概念として「オマージュ」についても触れる。そして、それらが生じたナショナリズム的背景とグローバリゼーションの効能を語る。百の解説より、1つの実例…。これが私の持論。

空き時間である4時限目に、5時限目「異文化コミュニケーション論」の講義内容を練り直した。先週、解説できなかった部分があり、それをどのくらい解説するか…、それとも来週に回すか…などなど、90分まるまる考えてみたものの結論が出ず。とりあえず教室に入って、その雰囲気やノリで…ということにしたが、それは間違いだった。先週解説できなかった部分に軽く触れるつもりが、思いっきり盛り上げてしまい、時間の全く読めない状況を作りだしてしまった。「コミュニケーションの比較」と題した講義は今日が3回目なのに、黒板にはバッチリ(4)と書いてしまったし…。急いて用的な「個人主義」と異なる日本人の「間人主義」をメインに講義したのだが、最初の時間計算を誤ったのが最後まで災いし、講義が5分オーバーしてしまった。

講師室に戻ると、誰もいない…。「みなさん、すでにお帰りかな?」と思ったが、実は他の教員も「講義がなかなか終わらなくて…」とのことだった。来週で “とりあえず” 前期の講義が終了するため、「解説し忘れのないように…」というような “残り時間との闘い” が熾烈なのである。

今日は、どうも新幹線で横浜に戻る気になれず…というより、すんなり家に帰りたくない気分だったので、静岡を19:29に発つ東海道線に乗り込んだ。横浜までの2時間46分のほとんどは夢の中にいたが、特急型車両のおかげで疲れもとれて、何となくリラックスした感じで帰宅することが出来た。

既に前期の講義が終了している学部もあるが、夏休みはまだちょっと先の話…。暑さと残余時間と闘いながら、スカッと爽やかに休みに入れたら…。


7月16日(水)

今朝は(も?)なかなか起きられなかった。目覚めに問題はないが、体が追い付いてこないらしい。それで、今日の国際関係学部への出講は、往き帰りとも新幹線にした。そうなると時間的余裕が生まれるので、とにかく体を休ませておいた。

しかし、往きのひかり号は “またしても” 禁煙指定席が満席で、自由席で三島へ行くことと相成った。ひかり号は三島までノンスリップ25分の運行なので、座れなくとも “いつもの” 私であれば平気なのだが、今の私には少々ツライものが…。早めに新横浜に向かい、席の確保を試みた。

だが、ここで疑問が…。新横浜の新幹線ホームで私は、25分程度ずっと立って列の先頭をキープしていた。だったら、駅の待合室でずっと座って、新幹線で三島まで立っていても同じだったのではないか…と。名古屋や新大阪へ行くのならいざ知らず…。しかし、同じ25分でも、先に立っておくか、後で立つのかは、体への負担は違うハズ…などと、自問自答に明け暮れた。こうなったら、少し早く出発するこだま号に乗ってしまおうか…とも思ったが、三島への到着時間を最優先し、ひかり号をひたすら(?)待ち続けた。時間と体力と、そして暑さとの闘いだった。幸い、ホームが日蔭になっていたので、少し暑さをしのげたような気がした。

ひかり号を待つ間に、のぞみ号ばかりが何本も入線しては出発する…。何で、JR東海はこんなにものぞみ号ばかり増発させたのか? そして、存在価値をかなり落とされたひかり号…。もはや、ひかり号はのぞみ号とこだま号の穴埋め的な存在でしかないのだろう(種々の意味で)

果たして、私は三島まで立ち続けるハメになり、新横浜から50分ずっと立っていたことに…。「こんなことなら、待合室にいたほうが…」と思ったものの、後の祭り…。朝からツイてないような気がして、講義の展開も不安になってきた。

国際関係学部の講義は、本当なら今日で前期終講のハズだった。しかし、5月14日に休講している関係で補講が来週水曜日に入るため、まだ終講にならない。心理的には「まだ講義がある!」という余裕につながるが、受講学生には迷惑な話かも知れない。

そんな想いを振り切りつつ、3時限目「社会学」の教室へ。前回、「もう出欠調査はしないから、講義を受けたい学生のみ教室に来てください」と言ったところ、予想通り教室内の学生数が減っていた。さらに、「試験では、教室で配布したプリントのみ持込を許可するので、人のプリントをコピーしないように!」と言っておいたためだろうか、今日のプリントを受け取ってすぐに教室を出て行った2人の学生がいた。自分さえ良ければ、講義も聴かずに単位が取れれば、それで良いという学生…。何のために大学に来ているのか? 親は、この事実を知らないんだろうなぁ…と思いつつ、不機嫌さを包み隠すように講義に入ったが、最後まで不機嫌さは抜けなかった。よって、今日はせっかく楽しみにしていた「ラヴソング分析」だったのに解説に身が入らず、ラヴソング分析史上初の “簡易解説” に徹した。こんなことを言ってはいけないが、誠実に講義するのがバカバカしくなったのである。教室にいる学生の誠意を思えば心が痛むが、プリントを受け取ってすぐ教室を出た馬鹿野郎のせいでみんながイヤな想いをさせられたことを、馬鹿野郎に伝えてやりたい。

4時限目「日本の社会」は、恒例のドラマ『アットホーム・ダッド』関西テレビ制作)第1話を鑑賞しながら、今までに講義で語ったことの確認をする。ドラマ内の表現を元に、放送上の考査についても復習する。最初はこまめにDVDをポーズしては解説、また再生してポーズしては解説…ということを繰り返し、講義内容のみではなく「ドラマの流れ」「考査の流れ」がどのようなものなのかを確認してもらった。その後は、しばらく再生してポーズ、そして解説、またしばらく再生してポーズ、解説…という流れ。1つのドラマを “流して” 見た時と “分析して” 見た時の違いを理解してもらいつつも、「こういう作り方をするのが、日本のドラマです!」ということを学生たちが実感してもらえたら、それで良いと思う。

5時限目「日本社会(留学生用)」に入る前に、今日ほとんど水分を摂取していなかったということに気付いた。だが、財布を持って移動していないことにも気付いた。脱水症状覚悟で教室に入ったのだが、ポケットに何か固いものがあることに気付いた。お昼にキャンパス内でハンバーガーを買ったのだが、その時のお釣り100円が入っていたのである。「これは、天の助け!」とばかりに自販機へ行き、ジュースを買う。生き返る。そして、日本語における(体の部位を用いた)慣用的表現と “あいまい表現” について話を進めた。留学生たちの熱意で、3時限目の馬鹿野郎への怒りは少しおさまったが、やはり許せない行為である。だが、留学生たちに罪はない。精一杯、誠意を尽くして講義する。

ひかり号で立ちん坊だったり馬鹿学生が教室を抜け出したりして、踏んだり蹴ったりの感もあったが、良いこともあった。先週の水曜日、妻と私がお呼ばれしたパーティの写真が出来上がり、アルバムに編集されたものを1冊いただいた。そして、改めてパーティの話で盛り上がった。

さらに、家に帰ろうとしたところ、親しくさせていただいている英語の先生(先週のパーティにも参加していただいた)が「お手伝いしてくれた学生さんと食事に行くのですが、良かったら一緒にどうですか?」とお誘いいただいた。お邪魔でなければ…と、参加させていただいた。

植木等ふうに言えば、「いろいろあるよ、いろいろね!」というところか…。


7月17日(木)

明日で結婚1ヶ月なのだが、その意識に乏しいのが現実…。まだ同居していないので、それはそれで致し方ない…。

腸の具合が、今ひとつ…。ストレスのせいかも知れない。だとすると、腸だけではなく、胃のほうもやられてしまったかも知れない。今は倒れるワケにはいかないのだ! あともう少し、もう少しだけ持ちこたえなくては…。

胃腸のほうも心配だが、忙しさにかまけて頭髪の手入れをずっと怠ってきたため、今日は藤沢でカット&パーマ。真夏用にバッサリとカットしてもらった。これで、多少は涼しく過ごせるかと…。

だが、カット&パーマに出掛ける前に、ちょっとしたトラブル(?)が…。昨日、遅くに帰宅すると、電話に「チャクシンアリ」と表示されており、そこには見慣れた電話番号があった。某出講先教務課の番号である。その時点で電話をかけても仕方がないので、朝起きてから電話しようと思ったのだが…。8時半過ぎに電話を入れると、担当者がまだ来ていないということで、9時前に再び電話すると、「まだ出勤していないのですが…。今日は10時出勤です!」と教えられる。カット&パーマの予約は10時に入れてあったのだが、この時点で遅刻が確定した。それにしても、教務課からの連絡は、悪い話か? 良い話か?…と、心は落ちつかない。大船駅で電車を降り、バス停に移動し、バスを待つ間に再び電話を入れると、「先生ご担当科目で、インターンシップに出る3年生が2名、試験を日程的に受けられなくなってしまうのですが…」という相談だった。

カットもバッサリで、頭も軽くなった。今週末は重要な “任務” が控えているので、シッカリ準備しておかないと…。


7月18日(金)

結婚して1ヶ月、特別なイベントを設けるワケでもなく…。

今日は通信教育部での4時限目「社会学」のみの出講だったため、少し遅くまで寝て、身仕度を整え、産業貿易センター内のパスポートセンターへ行ってきた。私のパスポートは昨年9月で有効期限が切れており、早く切替をしなくては…と思っていたのだが、なかなか時間が取れず、加えて9月の渡韓を控えており、それで戸籍謄本を取っておいた。写真撮影もちょっと前に撮影しておいたし…で、準備万端! どのくらい待たされるのか…と覚悟を決めていたのだが、10分とかからぬうちに全ての手続きが終わってしまった。

そういえば、睡眠時間の確保のために朝食をとらずにいたんだなぁ…ということを思い出し、某ビルの地下にある飲食店街を歩いてみた。すると、1軒の気取りのない(失礼!?)中華ソバ屋さんを見つけた。満席というワケでもなさそうだったので、入ることにした。店の前にメニューの見本が置かれていたが、どうも “セットもの” がお勧めらしい。それで、半ラーメンとエビチリチャーハンのセットを頼んでみた。値段的にも断然お得感がある。ラーメンは「これぞ、日本のラーメン!」というような感じがしたが、チャーハンは…。チャーハン独特のパラリ感がなく、ジトジトした感じ。エビチリには期待していなかったが、それで良かったような…。しかし、ラーメンの出来を考えると、決して厨房の作業がいい加減ではないことがわかる。次は別のものを食べてみよう…ということで気持ちが落ち着いた。だが、不思議と、ジトジトしたチャーハンも悪くない。店員さんの雰囲気や、周りのお客さんの雰囲気がそうさせたのだろうか、お会計時に「ご馳走様!」と自然に声の出るような店だった。

通信教育部にどうやって向かうか…と、日本大通駅からみなとみらい線に乗って考えた。楽な方法は、このまま乗り換え無しで渋谷に出て、半蔵門線で神保町…という方法。または、日吉まで行き、目黒線でのんびり神保町を目指す方法。が、両方とも運賃が “かなり” かかる。それで、横浜で降りてJRに乗り換える、オーソドックスな方法で水道橋に出ることにした。

京浜東北線が都内に差し掛かると、いや〜な色をした雲が立ちこめ、中央線(緩行)で水道橋に降り立った時には雨が降っていた…。「いよいよ来たか…」という、そんな感じがした。

通信教育部に到着して講義の準備をしていたところ、門下生の松井彩香さんが現れた。来月ミュージカルに出演するということで、そのチラシを持ってきた次第。最近、ちょくちょくテレビでみ見かけるようになった彼女、今後の活躍も期待できるのでは?

今日唯一の講義は、日本人の「共感性」が薄れつつある現状を中心にした解説である。それでも日本では「共悲」の精神が残っているということを80〜00年代のJ−POPを数曲紹介し、学生たちに問いかけてみた。

帰りに保町のさぼうるへ行こうと思っていたのだが、東京に大雨警報が出たため諦める。神保町から地下鉄で銀座に出て、特注しておいた品物を受け取り、有楽町駅まで地下道を連絡して歩き、京浜東北線で東神奈川へ。駅前で買い物をして、両手にいっぱい荷物を抱えて、それを家に一旦置いて、今井医院で受診。

明日は大仕事!! 準備が済んだら早寝しよう。


7月19日(土)

信濃町にある真生会館で、カトリック社会問題研究所夏季セミナーが今日と明日の2日間開催される。テーマは「地域社会に愛を」で、今日は「愛の対象となる地域社会とは何か」という講演がある。その講演者は私である。地域社会を理解する前に、「社会」「家族」を理解した上で理解しよう…という話を90分ほど語った。セミナー参加者のほとんどが私より年上の方々であったが、熱心に私の話を聞いてくださり、質問もしていただいた。

午後は3つの分科会を回って話し合いの軌道修正やヒントを与え、その後の全体会で総括をする。それぞれの部会で出された結論をその場で総括するという役目を初めて担当したので、緊張した私…。

夕方、ちょっとした懇親会があり、ビールで良い気分になる。

帰途、若干の記憶欠落区間があったものの、無事に家に戻れた。帰宅前に、夏本番に備えて(?)リキッドタイプの蚊取り線香を購入する。

…ということで、今日の更新はこのくらいで。


7月21日(祝)

昨日は午前様…。ちょっと足下のおぼつかない私を心配した妻が、駅まで迎えに来てくれたほどである。

何があったのか、順を追って説明することにしよう。昨日(20日)は、カトリック社会問題研究所夏季セミナー2日目。私のノルマは土曜日で終わっているが、講演で何度も「詳細は、2日目の講演い期待します」とか「おそらく、2日目の講演で説明があると思われますが…」などと20日の講演者につなげるような発言を多用したので、責任もあって朝から参加した。9時からのミサにも参加させていただき、10時からの講演も聴かせていただいた。何の打ち合わせもないままだったが、話がうまく連動した(ような気がした)のでホッとする。講演者が自身の話を終えて会食に出た後、すぐ帰られたため、午後の分科会の回診(?)は私が担当することになった。

セミナー終了後、久しぶりに下高井戸へ向かった。大学時代の友人3名と、18時に駅の改札前で待ち合わせていたのである。3名のうち2名とは何年かに一度は会っていて、今年もすでに会っているのだが、1名とは大学卒業以来会う機会がなく、19年ぶりの再会となった。が、つい昨日まで一緒にいたかのような感覚でスッと話が盛り上がる。全員が集合して、まずは母校である日本大学文理学部へ。新しい校舎を見た後、文理学部生御用達の居酒屋へ。そこで18時半から23時ちょっと前まで語り合った。「体調がちょっと優れないから、酒は乾杯だけで勘弁!」なんて言っていた私だったが、気が付けば最後まで飲み続けていた私…。
これぞ、ハングリータイガーのハンバーグステーキ!
そして今日、11時半にハングリータイガー保土ヶ谷店に集合がかかっていたので、妻と一緒に向かった。が、横須賀線のダイヤが乱れていたため、保土ヶ谷駅から路線バスに乗り込んだところで「約束の時間に着けるかなぁ…」という微妙な状態になってしまった。結局、5分遅れで到着。そこで我々を待っていたのは、私の両親と兄、弟夫婦…。つまり、妻が我が家の「家族」となったことへの祝賀会食である。私はこの会が決定して以来、頭の中に「21日は、絶対にダブルハンバーグ!」という想いが!? それで、何の迷いもなくダブルハンバーグをオーダーした私…。

会の後、弟の車で家まで送ってもらい、しばらく家でくつろぎ、それから横浜まで買い物に出た。が、この時の私の体は思わしくなく、肩と背中の痛みがひどかった。しかし、こういう時は部屋でジッとしているよりも外に出て気分転換したほうが良いと思い、思い切って人ごみに紛れ込んだ。何かあったとしても妻に担いでもらえば良いワケだし…という安易な発想があっての話。

さぁ、明日までに体調を元に戻さないと…。


7月22日(火)

「明日までに体調を戻さないと…」と思って出来るだけ無理をしないでいたハズの昨日、夕方過ぎからずっと偏頭痛に苦しめられていた。実は、金曜日に今井医院で受診した時、「最近、頭痛のほうはどう?」と聞かれて「はい、おかげさまで深刻な痛みに悩まされずに済んでいます」と答えたのだが、土曜日から鎮痛剤が手離せなくなっていた。昨日は仕事がなかったため、「出来れば、鎮痛剤の服用は避けたい!」と思っていたが、一過性半盲(一時的に視界の一部が欠け、見えにくくなる状態)が確認され、「そろそろひどく痛むかも…」という危機は感じていた。しかし、それでも鎮痛剤に手を伸ばさなかったのは、妻が覚えてきてくれたマッサージで肩の痛み(=偏頭痛の副作用)を和らげ続けてくれたのと “意地” の為せる業!

それなのに、夜中の2時半頃、頭が爆発したような激痛で目が覚め、結局は鎮痛剤服用を選択するしかなくなってしまった…。

今朝は、6:50新横浜発のこだま号で、妻と一緒に静岡へ。私は静岡英和学院大学の講義のため、妻は仕事(&実家への帰宅)のため…であるが、私の講義開始は午後であるため「私、ひとりで帰ろうか?」と妻は何度も私のことを気遣ってくれた。しかし、指定席を取っていたため、「これを無駄にするワケにはいかない!」という気持ちが勝り、私も一緒に静岡入りした。指定席特急券は、その日のうちであれば別の列車の自由席に乗ることが出来る。だが、今は繁忙期で指定席料金が710円もする…。たかが710円、されど710円である!

静岡駅に降り立った私は、車内で仮眠を取っていたハズなのにフラフラ状態で、妻の実家で2時間ほど寝させてもらうことになった。10時半前、携帯電話に妻からメールが入り、起床。身支度を整え、玄関の鍵をかけ、急いでバス停へ向かうが、「おっと、水道が…」と一旦戻って水道を確認し、急いでバス停へ向かうが、「おっと、エアコンのスイッチを…」とまたまた一旦戻ってエアコンのスイッチを切り、急いでバス停へ向かうが、私の目の前を無情にもバスが通り過ぎて行った…。が、天の助けか、バス停に2人ほどバスを待っている人がいて、バスが停車してくれた。急いでバスに手を振りながら駆け乗った。新静岡で下車し、いつも乗っている英和学院大学行きのバスに乗り換え、ここでやっとホッと一息…。

昼食はちゃんと食べられたのだが、その他の機能がほとんど働かないような状態が続いた。特に思考回路が…!? それでも、時は流れてゆく…。今日で、ここの講義は最終回…。そんな大事な日に思考回路が…!? 3時限目「国際関係論(国際政治学)」は、プリントを配布して、私がこれまで述べてきたことの根本にある考え方を90分まるまる説明し、終了した。体調が良ければ、もっともっと早めに終わらせることが出来ただろうに…と思いつつ、講師室に戻って5時限目「異文化コミュニケーション論」のプリントを用意した。5時限目は、まだ1.5コマ分の解説内容を残している。補講をしないので、90分で解説を終えなくてはならない。初回の講義でチンチクリンたちが筆談していたものの原本をコピーして配り、「こういうタイプが、異文化コミュニケーションに拒絶反応を示します!」という実例として使うことにした。これで、私が理性的に怒鳴ったということ、怒鳴られたチンチクリンたちが如何に失礼で、如何にコーピング出来ない輩なのか、そしてチンチクリンたちの反応が如何に問題性を孕んでいるのかを理解してもらうことにした。効果があったのか、逆効果だったのかはわからないが、「その筆談を見て、何を思う?」ということだけは学生たちに伝えておきたかったのである。最終回のテーマが「異文化ストレス」だっただけに、絶好のケーススタディだったと私は思う。

体調のことを考えて、今夜は妻の実家に泊めてもらうことにした。無理して横浜に戻るより、静岡で体を休めたほうが良い…と勧められたのである。そして、明日の勤務地は三島…。それで、お世話になることになった。

さぁ、今夜こそは体調を元に戻さないと…。


7月23日(水)

妻の実家で目を覚ました時、寝間着代わりに着ていたTシャツはビッショビショ! 寝る時に1時間ほど除湿をしたハズなのだが、それだけでは今の暑さと湿度には勝てない…ということである。

10時半過ぎ、愛妻弁当をバッグに入れて出発! 昨日と同じ時間のバスに乗って静岡駅へ。乗車券と三島までの新幹線特急券を購入し、国際関係学部へ向かった。本来、講義期間は先週で終了しているのだが、5月に1回休講しているので、今日はその補講である。

3時限目「社会学」は、先週かなりムカついたことがあったため、教室へ入る時のテンションがちょっと低め…。1週間かけて私が考えた “制裁” は、「先週配布したプリントは、試験時に持込許可しない!」ということ。本当は全ての参照物を持込禁止にしたかったが、“あえて” 当てつけというレベルを逸脱しない程度に留めておいた。そして、本日配布したプリントには「試験時持込参照不許可プリント」とタイプしておいた。「最終回だからといって、華やかなフィナーレを迎えようなんて考えていないからね!」と学生たちに言い放って、4月からのまとめを行う。そして、最後は穏やかな雰囲気で終了する。

早めに講義を終えたので、一旦講師室に戻り、十分に水分補給をして4時限目「日本の社会」の教室へ移動する。この講義では、例年最終回になって初めて「基本的な考え方」を述べることにしている。今年も例外なくその説明をする。最終回に理論的な下敷きを述べるものだから、えらく時間がかかる。最終回なのに(?)90分まるまるの解説となる。

5時限目「日本社会(留学生用)」は通年講義なので、いつもの調子で講義を進めた。今日は「以心伝心」を中心に、「ホンネとタテマエ」の構造を語る。講義中、留学生たちに「君たちの国から日本へ来る時、どの航空会社を利用するのかな?」という質問をしてみた。すると、日本での常識と全く逆の料金体系を知ることになった。例えば、日本では韓国へ行くのに大韓航空が安い…という印象が強いが、韓国では日本航空が一番安いのだという。勉強になった。

まだまだ体調は回復しているとは言えず、体や頭の重さをものすごく感じていたが、講義を終えた安心感からか、夕方にはいろんな意味で余裕が生まれていたように思う。それで、新幹線でサッと帰途につくよりも、在来線のグリーン車に乗って横浜に戻る方法を選んだ。途中、仮眠を取りながら、横浜に到着する前に疲労を取り除こうと思ったが、いつの間にか冷房の威力が増していて、寒さで目が覚めた。汗が冷えなければよいのだが…と思いつつ、一仕事終えたというような充実感が蘇ってきたような気がした。

今週の残りの日々は、体を休ませることにだけ使いたい。


7月24日(木)

それにしても、昨夜の地震はすごかった。岩手を震度6の地震がまた襲った。横浜でも震度3…。私の部屋も、かなり揺れた。その瞬間、私はパソコンに向かってキーボードをカタカタ叩いていたため、それで机が揺れたのだと思っていた。しかし、本当に日本は地震列島となっている…。

一昨日の夜、八王子で起きた殺傷事件の記事を改めて読み直してみた。犯人の「刃物なら簡単に殺せると考えて包丁を買った」「ムシャクシャしていて、誰でもいいから殺そうと思った」などと供述しているというが、犯人が包丁で刺した2名はいずれも女性…。返り討ちに遭わないような相手を選んで犯行に及んでいることは、明々白々。「誰でもいい」というのは「縁もゆかりもないが、犯行を邪魔されない相手」ということでしかない。腹立たしいことこの上ない。さらに、この事件で自分の名前を売ることも考えていたらしい。秋葉原の一件以来、自己実現の方法を知らないアホがこの国に多い事実を思い知らされる。

頭が痛くなる…。

頭が痛い…といえば、先週末から今週の初めにかけて、私はひどく頭痛に苦しめられた。その報告するために今井医院へ通院し、鎮痛剤の処方箋を出してもらう。この鎮痛座、保険がきかなければ1錠で千円以上する…。

今日は、待ちに待った『ひなちゃんの日常』第3巻の発売日! 講義でよく利用しているマンガである。もっとも、産経新聞で毎朝読んでいるので内容はほとんど知っているのだが、それでもキチンとまとまったものが出れば欲しくなるのが心情…。

そして今日は、土用丑の日。帰りに、某有名スーパー(高級系)で1200円出して鰻重を買ってきた。「肉厚で柔らかな鰻、いかがですか?」などという声に誘われて、鰻が大きそうなものを選んで1つ購入。帰宅途中でコンビニに寄ると、そこにも鰻弁当が…。「今日はひとつ、食べ比べでもしてみるか…?」と思い、850円の鰻弁当を買ってみた。そして夜、食べ比べたところ、1200円出して買ったほうの鰻には生臭さが残り、「柔らかい」というよりも「グチャッ!?」という完食が印象に残った。逆に、850円のほうの鰻は、厚みと歯ごたえのバランスが絶妙で、タレもご飯と良く合うように作られていた。好みによる部分もあるだろうが、コンビニ弁当に高級系スーパーの鰻が負けている事実は、にわかには受け入れ難かった。しかし、これが現実…。


7月25日(金)

またしても…。Why would my headache become terrible after I visited the hospital?

昼を過ぎてもベッドから起きることができず、光の刺激は頭痛を助長する有様。体中に痛みが走る。特に、肩と首、腰の痛みは私から歩行する気力を奪い去った。そして、一日中ベッドで過ごすワケにはいかない…という気力が痛みを上回るまでには相当な時間を要した。気力が逆転(?)したのは14時半頃…。

「何か食べなきゃ…」と思って冷蔵庫と冷凍庫を開けてみた。冷凍庫がガリガリと騒音を立てていた。いつも夜になると、冷凍庫が叫び出すのである。だが、冷蔵庫のほうの扉を開けると、叫ぶのをやめる…。「そろそろ買い換え時かなぁ…?」などと思う今日この頃である。私の冷蔵庫、実は私が購入したものではない。私が一人で住むようになった頃、知人が冷蔵庫を粗大ゴミに出すというので、「だったら、私にください!」とお願いしたのである。まだ家電リサイクル法(2001年施行)などというものがない時代の話である。棄てられるハズだった冷蔵庫を譲り受け、それから16年も使い続けた。新品の冷蔵庫でも、16年も使えば疲れてくるもの。粗大ゴミになりかけていた冷蔵庫を16年も使えば…。だが、貧乏性の私は、「まだ動くのだったら、このまましばらく…」という気持ちになる。今年1月末の引越で、小さな冷蔵庫をリサイクルに出した。そのリサイクル料金と手数料を合わせて1万円近く請求されてしまい、「こんなことなら、もっと活用すればよかった」と嘆いたものである。

だが、今の私にとって最大の嘆きは、頭痛である。鎮痛剤が、今日はなかなか効いてくれない…。食事後、通常服用する薬を服用し、両肩に湿布を貼る。しばらくすると、徐々に肩の痛みが鎮まってきて、頭痛も緩和されてきた。でなければ、「ぼやき」お更新などできるワケがない!

酷暑を感じつつ、体が動かず、日頃お世話になっている方々への感謝もできていない状態…。部屋でできることを…と考え、とりあえず暑中見舞いの文章を考えてみた。単独で差し出すべきか、夫婦連盟にするか…と、文章を考える前に身分的な部分で悩む。が、パソコンにデータ化しておけば、いくらでも手直しできるから…という気楽さを思えば、こんなこと(!?)で時間を使ってしまったことが何とも虚しくて…。が、逆に、そういう悩みが嬉しくもある。さらに、「単に『暑中お見舞い申し上げます』と打ち出すのも芸がないし…」と思い、愛用のロゴ作成ソフトを連動させ、色合いやフォントを色々組み合わせてみた。


またしても…。中国でミッキー剽窃!? 北京市西城区で、ミッキーマウスそっくりな人形が設置されたというニュースを昨日、テレビで見た。ところが、今日のニュースでは、そのミッキーマウスが撤去されたと報じられた。北京市民の誰が見ても「あれはミッキーマウスだ!」と認めるくらい似ている人形を、当局は「どこにミッキーマウスがあるんですか? 私は見たことがない!」と開き直る始末。「じゃあ、あれは何ですか?」とマスコミが質問を投げかけると、「あれは、中国ネズミです!」と反論する当局。しかし、北京オリンピック開幕を2週間後に控え、問題を大きくしたくないという “何らかの力” が働いたのだろう。知的財産権に対する意識が低いといわれる中国では、明らかにニセモノの『クレヨンしんちゃん』に商標特許を与え、本物が中国で商標を取れなかったばかりか、本物が「コピー品」扱いされる有様。いつになったら、剽窃が罪であることを認めるのだろう?

日が暮れた頃、ほぼ復活した私…。どう考えても、不経済で不器用な生き方をしている私…。

北関東に雷雲が張り出している最中、妻を出迎えに新横浜へ向かった。乗り込んだ横浜線で、いつも貼ってあるステッカーをまじまじと見て、妙な違和感を覚え始めた。そのステッカーには、「平日の朝9時頃まで座席は使用できません(手動では収納できません)」という文章が書かれている。が、この文章だと、横浜線にあまり乗る機会のない人には「この車両(2号車、6ドア車両)の座席は土日や祝日には使用できない」と誤解されるような気がする。言語は、双方に共通のイメージが存在しないとコミュニケーションの不成立を招いてしまうものである。

昼間の体調不良によって奪われた体力を補おうと、夕飯を食べ過ぎてお腹が苦しい私…。


7月27日(日)

昨日は疲労困憊状態で、サイト更新を怠ってしまった…。ということで、今日は2日分の更新である。

昨日は、妻が子供の頃に読んでいたコミックを探したい…ということで、伊勢佐木町にあるブックオフに行ってみた。だが、全部で25巻あるというその作品は、ほんの数冊しか在庫がなく、さらに「ほとんど持っている!」らしく、1冊だけ買うことに…。
横浜松坂屋のエレベータ
その後、店内をアチコチ見て回り、十分な水分を補給しつつ、10月で閉店する横浜松坂屋に入ってみた。横浜ベイスターズゆずを応援し続けてきた横浜松坂屋…である。私が子供の頃、店名は「野沢屋」や「ノザワ松坂屋」と呼ばれており、伊勢佐木町を代表する…というよりも横浜を代表する百貨店として、ものすごく活気のある場所であった。閉店前に、特徴的なエレベータをカメラに収めてみた。

一見すると特におかしいところはないような…持つと、おかしなところがハッキリ!?閉店セールで各フロアとも良い品が割引! 家を出る前に「バスタオルを買わないとねぇ…」などと話していたのだが、ちょっといいデザインのバスタオルが安売りされているのを見つけたので、「これは運命かも!?」と思い、迷わず購入した。が、会計を済ませた後の妻の表情がちょっとおかしい…。どうしたのかと聞いたところ、紙袋を指さして「これはちょっと…」と言わんばかり…。私は何のことだか気が付かなかったのだが、妻が袋を手にとって、「こうやって持てばわかるでしょ?」と…。閉店を控えて、店員さんも平常心ではないらしい。

今日は、日頃の疲労を取り除くため(?)、昼過ぎまで寝ていることにした。このところ、関東地方は午後になると天気が崩れ、なぜか雷雲が立ちこめる…。夕立は夏の風物詩であるが、今年の夏はちょっとおかしい。

夕方、妻と鶴見駅前にあるブックオフに行き、例のコミックを探した。ここで4冊ほど購入。これで、残り6冊…ということらしい。鶴見での買い物を済ませて、横浜に戻る。そして、久々に焼き肉でも食べようか…ということになり、焼肉屋さかいに入った。セットメニューや割引券を効果的に使ったため、2人で腹一杯食べて3600円ほど。安い!

明日からまた新しい1週間の始まりだが、天気は大丈夫だろうか…。


7月28日(月)

いつも月曜日は、妻と一緒に6:50新横浜発のこだま号に乗ることになっている(?)が、今朝は妻の体調が今ひとつ…。「今日は仕事を休むよ」と力無く妻が言う。会社に電話したまでは良いが、この後どうしたものか…。

私は国際関係学部で前期終了科目の試験監督をしなくてはならないため、妻を家に残して出かけることになった。妻も一緒に新幹線に乗ると言っていたが、「せっかくお休みをもらったのなら、急いで静岡に戻る必要もないんじゃないのかな?」と説得し、私ひとりで三島へ向かった。

3時限目「社会学」の試験は、講義期間中に “諸注意” の中で「都合良く問題文を解釈しないように!」とキツく注意しておいたのにも関わらず、今年も “都合良く解釈した輩” 続出。私が監督したのは1〜2年生の教室だったからかも知れないが、「どうして、解きやすい問題から手をつけないのだろう?」と思わずにはいられないほど、ほとんどの学生が頭を抱えて問題と格闘していた。が、以前の学生たちなら問題用紙を「フンッ!」と鼻で笑いながら、余裕綽々で答案用紙を作成していたような気がする…。「時間、足りないよ!」「難しかったよ!」などとグチグチ言いながら教室を出て行く学生がいたが、「問題を読めば “何を解答するべきか” が書かれているし、講義を聴いていればどの辺から出題されたかなんてすぐにわかるハズなのに…」と、私のほうが首をかしげたくなる。毎回マジメに講義に出ていた(と思われる)学生でさえ、不機嫌な顔で教室を後にしていた有様。以後、問題のレベルを数ランク落としておかないと、後で何か言われそうな気がする。

自分の理解度を棚に上げ、教師を非難する学生が多くなってきたような…。「教え方が悪い!」とか「興味が持てるような講義ではない!」というように…。

4時限目「日本の社会」は、まだ答案用紙をじっくり見たワケではないものの、大部分の学生が要領よく(押さえるべき論点を理解して)解答していたように思う。

試験監督後、急いで帰途につく。だが、三島駅で予想外の出来事が…!? ちょっと安上がりに…と考えたら特急踊り子号に乗って帰るところだが、今日は急いで帰宅して妻を病院に連れて行くことにしていたので、新幹線に乗ることにした。が、16:22のこだま号が出発時間を過ぎてなお、出発する気配がない…。「お急ぎのところ、大変申し訳ありません。通過列車が遅れておりますので、しばらくお待ちください」という車内アナウンスが入る。最近、新幹線はのぞみ号ばっかりで、ひかり号は存在感が薄くなり、こだま号はのぞみ号のダイヤに翻弄される…。さらに、「誠に申し訳ありません。もう1本通過列車を待ちます」という車内アナウンスに、不穏な雰囲気になる車内…。結果、6分遅れで三島駅を出発したこだま号は、新横浜に到着するのも6分遅れで、予定していた横浜線にも乗れず、特急踊り子号で帰宅したのと同じ時間に帰宅することに…。

家に帰ってすぐ、妻を今井医院へ連れて行く…とは言っても、玄関を開けて徒歩5秒とかからない場所。だが、心細さがあったのだろう、私が今医院と処方箋薬局に付き添った次第。診察の結果、妻は胃炎であることが判明。「今夜は、夫婦でお粥を食べたら?」と、ドクター今井に言われてしまう…。

夜、かなり久しぶりにお粥を炊いた…とはいえ、炊飯器での話だが、久しぶり過ぎてお粥モードの操作方法がわからず、適当にいじってみたものの、全く炊飯器が作動していないことに気付いたのが操作1時間後…。それでも、美味しくお粥が出来上がった。たまには、お粥をゆっくり食べてみるのも良いものだ。ただ、海苔の佃煮やら梅干しやら新香やら、やたらサイドメニューを増やしたため、妻の胃に影響がなければ良いのだが…という不安も!?

とりあえず、元気が一番!


7月29日(火)

かなり早起きして、妻を新横浜まで見送りに行った。これでまた、週末まで夫婦別々の生活…。

帰宅して、もうちょっと寝ておけば良かったものの、妻が置いていった『相棒』のDVDなどを見てしまったため、寝るのを忘れてしまった。こうして、私は疲労から逃れられなくなるのだろうなぁ…と思いつつ、18日に申請したパスポートの受領に行ってきた。

パスポートセンター前の売店で収入印紙を16000円分購入し、受取窓口で待つこと数分、私の名前が呼ばれ、「お名前と、生年月日をどうぞ!」と言われるが、受領4度目の私はどのようにパスポートに記載されているのか把握しているので、書かれている通りに答えた。すると、「では、本籍地は何県ですか?」という質問が…。ちなみに、今から20年ほど前にはパスポートに身長記載があったため、「身長は何センチですか?」と聞かれたものである。窓口にも身長を判定するメジャーが設置されていたし…。

それにしても…、パスポートを受け取った感覚が今までと違う。何だ、この違和感!?…と思っていたら、窓口の係員が「パスポートは、絶対に折らないでください!」と言われた。26ページと27ページの間に、「旅券の使用・保管に際しての注意」と書かれた分厚いページがある。どうやら、このページは紙ではないらしい…。ICチップがパスポートに内蔵されているため、破損防止のためのページではなかろうか。それとも、そのページにICチップが内蔵されているとか…。だとしたら、ものすごく稚拙な感じがする。

パスポートを受領した後、申請時と同じ中華ソバ屋さんに入り、角煮丼と半ラーメンのセットを注文した。ラーメンは前回同様「これぞ、日本のラーメン!」という感じがするが、角煮丼はどうだろう?…と、恐る恐る(?)口に運んでみた。思ったよりもいける。

食後、みなとみらい線に乗るよりも横浜市営バスで横浜駅に出ようと思い、大桟橋バス停に行くと…、そこにはお年寄りご一行の姿が!? 「この人たちも同じバスに乗るんだろうなぁ…」と思いつつ、暑さと闘いつつ、バスを待った。バスが来ると、“我先に” とバスに乗り込むお年寄りもいれば、私に気を遣って「お先にどうぞ!」と声をかけてくださるお年寄りもいた。人間という動物が、自分の育った環境・経験・価値観で物事を判断するのが良くわかるような気がした。

横浜でちょっと買い物した後、横須賀線に乗り込んだ。新川崎付近で雨が電車を叩きつけるように降り始め、雷が目の前で落ちた。携帯電話に「神奈川県東部、大雨洪水警報」というメールが届いた。だが、都内に電車が差し掛かると、ウソのように雨が…。そして、私は今日、一度も傘をさすことはなかった。

東京で下車する予定が、今朝の寝不足のために車内で熟睡してしまったらしく、目が覚めたのは新日本橋…。東京の次の駅である。おそらく、東京でしばらく電車は停車していただろうに…。1駅だけ引き返し、丸ノ内線に乗り換えて新宿御苑で下車。この駅で降りるのは、おそらく15年ぶりくらいではなかろうか?

4ヶ月ぶりに、パステル教室に参加した。今まで荻窪で行われていたが、先月から新宿御苑そばにあるマンションの一室で開催されているという。都内の天気は、雨の気配が全く感じられないほどの晴天。しかし、夜になって都内は雷雨で鉄道の運転見合わせが相次いだ上、横浜でも雷雨が再来!

今回は桃と睡蓮を描いた。久々なので色の重ね方を思い出しながらの作業となったが、それでもとりあえず何を描いたのかわかる程度にまではなったと思う。

桃は、本当は白桃を描きたかったのだが、描き終えて見ると、黄桃になっていた…。睡蓮も、もう少し花を増やして良かったような…などと思ったが、なぜかこういう形で落ち着いてしまった。桃にしても睡蓮にしても、幼い頃の記憶が絵になって現れたような感じがした。

深層心理か?

いやぁ、恐ろしい…!?

「是非、ご自分で描かれた絵を飾ってあげてください!」と先生がおっしゃった。また、玄関か階段にでも飾ってみようかな…などと思いつつ帰途についた。

採点するべき答案用紙やレポートが山積…。


7月30日(水)

「好み」や「想い出」は人それぞれによって違うのだが、私が違和感を覚えて仕方のない曲がある。最近、テレビのCMソングとしても頻繁に耳にする曲なのだが…。1979年夏、映画『銀河鉄道999』が公開され、大ヒットした。その映画の同名主題歌はゴダイゴによって発表され、こちらも大ヒットする。タケカワユキヒデの紡いだメロディとボーカルは、999に乗って地球を旅立った星野鉄郎の不安と期待とを巧みに表現していた。そして、ミッキー吉野のアレンジは、999の躍動感をも表現していた。

映画公開初日、中学1年生だった私は映画館へ向かい、アニメ映画で初めて涙を流したものである。

ところが…である。最近CMソングとして耳にする『銀河鉄道999』は、某アーティストたちによってカバーされたものなのだが、ゴダイゴのナンバーとは似ても似つかない、あまりにも緊張感のない曲になってしまっているように思えてならないのである。彼らのほとんどが999世代ではないため、カバーする際に「オレたちの色を前面に出そうぜ!」という話し合いでもあったのだろう。しかし、カバーの仕方によっては、原曲の良さを殺してしまう。

そこに、あの頃の「想い出」が加わると、緊張感のないアレンジは許し難いものとなる。

…なんてエラそうなことを言える立場に私がいるとは思わないものの、“アレンジを変えて味が出るカバー” もあれば、“アレンジを変えて駄作(ないしは原曲への冒涜)となるカバー” もあると言うことだけはハッキリ言える。いっそ、『銀河鉄道999』のタイトルも変えてカバーすれば良かったのに…。何でカバーしちゃったんだろう…? 何やってもウケるとでも思ったのだろうか?

ただ、タケカワユキヒデ氏は大人のコメントを出しているに違いない。ゴダイゴのほうが名曲であることをハッキリわからせてくれたという点では、私も某アーティストたちには感謝したい。

炭火焼肉たむらの経営者である田村憲司氏、名古屋店の食中毒騒動を受けての謝罪会見で株を上げたというもっぱらの噂…。「田村氏」などと書くとシックリこないが、「たむらけんじ」と書くとシックリくる。だが、関東圏在住者にとっては、あの会見が違和感の固まりであったに相違ない。たむらけんじは、関東圏でのテレビ出演時は “半裸に獅子舞” というのが定番だが、関西圏ではそのような変態系ではなく、感じの良いアンチャン的な印象…。そのことを知らない関東圏在住者が掲示板サイトなどで「素顔をさらして痛い限り」などというコメントを書き込んでいるのを見ると、ソクラテスではないが「自分が “何も知らない” ということを知らないのは、悲しいことだ」とい思わずにいられない。

何だか、今日は芸能ネタばかり!?…というのも、今日はロクにイベントがなく、何となく一日が過ぎてしまったからである。したことと言えば、洗濯、買い物、レポートの採点くらいか…。


7月31日(木)

開幕を明後日にひかえた全国高校野球選手権であるが、某県代表校の生徒…それも野球部員が強制わいせつ容疑で逮捕されるというニュースが飛び込んできた。世間的には当然、この高校が出場を辞退し、県大会準優勝校が代わりに出場すると考えているようだが、どうも今回はそのような動きにはならないかも知れない。

掲示板サイトなどでも「連帯責任などという時代錯誤的な考えを払拭するべき」という意見もあり、日本人のものの見方が若者を中心に変容しているのを目の当たりにした。逮捕された野球部員はベンチ入りもしておらず、出場辞退になったら何の非もない選手たちが気の毒だ…という意見が多いのである。

が、この高校の校長の発言が、私にはにわかには信じがたいものであった。「できれば出場させてやりたい」という記者会見での発言があったのだが、これは校長として、学校としての本心として受けとめれば納得もできる。だが、この本心を記者会見で述べて良いのだろうか? この校長のもとで指導されている生徒たちが、甘い考えを持つ大人にならないか心配だ。

話は変わって、私の話…。

昨夜、クローゼットの電球が切れた。我が家の電球はアチコチ同じものが使用されているので、あまり使っていない電球を “とりあえず” はずして付け替えれば対処できる。が、電球がはずれたままという状態は、決して美しいものではない。それで、電球を買いに行くことにした。切れた電球を持って、企画を間違えないように、数ある電球を念入りにチェックした。それにしても…ほとんど性能は同じなのに、種類や価格帯の多いこと!? 最初は一番安いものを選ぼうとしたが、悩み通した結果、我が家で使用されているものと全く同じものを購入した。

これも昨日の話…。「焼あご塩ラーメン」というカップ麺を見つけ、試しに買ってみた。長岡にあるいち井というラーメン店とのコラボ商品のようだが、レポートを採点しながらこれを早速夜食で…。カップ麺とは思えぬほどの麺のコシ! そして、焼あごの良いダシが…。このままでも十分に美味しいのだが、お店で食べたらもっと美味しいに違いない(当然といえば当然)。想いは、長岡に向いているような…。

今日で7月も終わるので、明日からまた採点作業などに戻らなければ…。


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