2005年6月のぼやき



6月1日(水)

日本大学国際関係学部から帰宅して夕食を取っていたら、2度も地震があった(実際は3度だそうだが)。それぞれ震度2程度だったらしいが、かなり揺れたように思えた。窓の外では横浜開港祭の花火が打ち上げられており、地震と花火の打ち上げ音とで地震の迫力が増し、かなり怖い思いをした。地震の前、ちょっと長い地響きがして、「もうすぐ地震が来る…」というのがわかる状態だった。このところ、ヤケに地震が多い。日本列島は大丈夫なのだろうか…?

昨夜はプリントの作成に時間がかかりすぎて、十分な睡眠時間が確保できなかった。6月最初の三島出講は、いつも通りの新幹線利用…。今の時期は自由席特急券と指定席特急券の差額が310円だけなので、指定を取る。そして、三島まで仮眠を取りながら…という思惑があった。しかし、その夢は、新横浜の新幹線ホームで列車の到着を待っていた私の後ろに母子が並んだ時点で、もろくも打ち砕かれた。母親のほうはともかく、子供がウルサイのである! そして、この子が話す内容の9割以上がデタラメ・勘違い・適当…。聞いているこっちがイライラしてくるような話っぷり。例えば、「今度のこだま号は、のぞみ号よりも先に名古屋に着くんだよね?」とか「新横浜を通過するのぞみ号はないよ!」「熱海は、のぞみ号が全部止まるんだよ!」など、「おいおい、いい加減なことを言うな!」という発言のオンパレードであった。そして私は願った…「絶対に、この親子と別の場所に座りたい!」と。私の持っていた指定席特急券には「11号車11番A」と書かれていた。こだま号が到着し、11号車の件の席に座ると、さっきの母子がBとCに座ってきたではないか!? そして、ますます子供が暴走する…。肘掛けを叩いたり、足踏みをしたり、ガセネタのオンパレード…などなど、私をイラつかせ、眠らせてくれなかった。究極には、三島駅到着直前に「三島ってさぁ、大したことのない所だよねぇ!」ときたもんだ! 「三島の悪口を言うんじゃネェ!」と心で叫びつつ、下車。

それでも、何とか1・2・4時限目の講義を無事にこなすことは出来た(と思う)

大学で講義をしていると、不思議な現象が起きる。「今までに配布したプリントを置いておくので、まだ受け取っていない分だけ取りに来てください」と私が言うと、ゾロゾロと学生がプリント置き場に現れ、そして貪るようにプリントを持っていく。そこまではよいのだが、なぜかプリントが足りなくなるのである。私は、レギュラー参加の学生数の1.5倍くらいのプリントを刷るのだが、それが無くなるという状況がよくわからないのである。絶対に誰かが “2度もらい” をしているはずなのだ! それで、「今までに受け取ったプリントを無くした…という理由で今プリントを持っていった学生がいたら、正直に返還してください」とアナウンスするのだが、これで返しに来てくれる学生がいるハズもない。

さらに、こんなことも起きた。科目によっては旧い『ストレス・スパイラル』時代に私の講義を受け、再び私の講義にリピーターとして参加するという学生もいる。そういう学生に限り旧版で講義を受けることを認めている。わざわざ『補強版ストレス・スパイラル』を購入してもらうのも心苦しいし、再び私の講義を履修してくれるというその心意気への謝意を表したワケである。が、旧版と補強版とではページ数も違う上、多少の記述も変わっている。それで、旧版使用の学生には「補いプリント」を必要に応じて配布し、対処してもらうことにした。が、過去に私の講義を受けたこともないのに、旧版を持って受講している学生もいるのである。おそらく、友だちに旧版時代の受講生がいて、それでタダか廉価で旧版を譲ってもらったのだろう。先週までは旧版を持っている学生全員に補いプリントを配布したのだが、どうも見覚えのない学生が平然とプリントを持っていくのを目にしたので、「旧版を使用して受講できる学生は、過去に私の講義を受けた際に旧版を購入した学生です! もし、過去に私の講義を受けたこともなく、それでいて旧版を所持している学生がいたとしたら、補いプリントを受け取る資格はありません!」とアナウンスした。すると、プリントを受け取るために席を立とうとした学生が再び着席し、不機嫌そうな顔をし始めた。

アサヒビールが先月末から放映している「新爽感チューハイDew」のCM音声が、すぐに差し替えられた。商品名を強調したいのはわかるが、8秒間も大絶叫されたんじゃ、うるさくてたまらない! アサヒビールに苦情が殺到したらしいが、当然である。

今日は一日中良い天気だったが、明日からまた天気は下り坂だそうだ。やれやれ…。


6月2日(木)

今朝、目が覚めたら腰に激痛…。このところ、腰痛が緩和されているように思えたのだが、そうは簡単におさまってくれるような軽い症状ではないことを物語っていた。それで、痛み止めの薬を服用するも、私の体質上なかなか効かず。仕方なく、8時過ぎに日本大学松戸歯学部に電話する。あぁ、松戸は2度目の休講…。

電話の前に、連絡板に休講する旨をアップしようと、腰(と肩)の痛みをおしてパソコンを起ち上げる。いつもよりもかなり時間がかかりつつも更新を終え、サーバにアップしたのだが…、確認のために画面を表示させてみたものの、更新画面にならない。携帯電話でも試してみたが、結果は同じ…。そのため、更新したハズのHTMLファイルをクリックしてみると、以前の画面のまま。さらに、ホームページ作成ソフトを起ち上げたところ、更新前の状態に戻っていた…。そんなバカな…。さっき、ちゃんと更新したじゃないか!? そして、更新したことを知らせるマークもあったはず…。そういえば、更新作業中のCPU使用率が長いこと100%のままで、パソコンの動きがかなり遅かった…。それで、ソフトも不安定な状態になって…と考えたが、まぁ、腰が痛いのであまり深く考えないことにして、再び更新…そして、フトンの中。

11時前、痛み止めが “軽く” 効いていたようなので、そのままフトンから起きて出講の準備をする。このところ、講義内容を新しくしている関係で、ノートやプリントの原稿が増え、バッグが必然的に重くなっている。講義用のネタが増えた分だけバッグの重みが増し、腰に負担がかかっているのだと思われる。講義内容の刷新と腰痛が比例しているようで、何だか切ない思いがする。

12時半過ぎ、通信教育部に入る。本当なら今日も全ての講義を休むべきなのだろうが、通信教育部や法学部には限られた時間を通学に充てているという学生も多く、簡単に休講するワケにはいかない。そこで、今日は板書を出来るだけしない(その代わり、プリントを配布する)ということで、腰への負担を軽減させることにした。

今年度は、出来るだけ怒鳴らないようにしよう…と思っていたのだが、今日の通信教育部での講義中、久々に(?)私に怒鳴られた学生が出た。ただ、一部の学生から「不真面目な学生に注意してくれる先生がいないので、助かります」と言われることがある。それが唯一の救いである。

通信教育部での講義後、天気があやしくなってきたので、かなり早めに法学部に移動する。その頃、1つ仕事を終えた安心感からか、小腹が空いてきた。それで、講義教室のある3号館の地下にある学生食堂に入ってみた。実は、この学食に入るのは初めてなので、システムが良くわからない。が、どこの学食もたいてい同じようなものである。食券を買い、トレイを持って料理別のコーナーへ行き…というところか。それで、食券売り場へ行くと、「ここの学食は価格破壊を起こしているのではなかろうか?」と思えるほどの廉価! 250円のカツ丼を注文し、腹が満たされたところで教員控え室に戻る。そして、その勢いで講義に突入。何とか乗り切る。

今日の全ての講義を終えて校舎を出ると、心配された雨が降っていた。折りたたみ傘をさし、水道橋駅へ向かう。駅に到着後、指定席券売機で明日のキップ類を購入する。往路と帰路とを別々に購入したのだが、そのいずれも購入ミスをする。

明日は三島から法学部への移動があるので、帰りの新幹線特急券を購入した際、「腰痛持ちだから、指定席特急券にするか…」ということで日付と時間の設定をしておいたのに、最後に「自由席」のところをタッチしていたことに気付かず、発券されて初めて自分のミスに気付く。みどりの窓口に行き、指定席特急券に変更してもらう。

水道橋駅は山手線内の駅であり、ここから三島までを購入すれば有効期間は2日となり、山手線内以外では途中下車が出来る。ならば、今日から使える乗車券を発券して水道橋から横浜までとりあえず利用して下車し、明日は横浜から三島まで利用すれば良いワケで…ということで、自分としては今日から有効の乗車券を購入したつもりだった。しかし、「横浜から特急に乗って三島に行くのは明日」ということしか頭になかった私は、乗車券も明日から有効のものを購入してしまった。自動改札に乗車券を入れたところ、「キンコンキンコン!」という音とともに改札が遮断され、「有効期間外」という表示! みどりの窓口に再び戻ると、先ほど私の指定席特急券の処理をしてくれた職員のお兄さんが「?」という顔で私を見つめ、「まだ、指定席でおかしいところがありましたか?」と聞いてこられた。「いえ…、乗車券の有効期限を間違えましたので…」と答えつつ、誤購入した乗車券を変更してもらう。

二度もキップ類の変更をしに行った私って一体…? ふだんの私なら、こんな過ち(?)は犯さないハズである! 腰痛で思考能力が減退し、不注意になってしまったのかも知れない。

そんなこんなで帰宅し、昨日のうちに購入しておいた鮪たたきとエビを使って海鮮丼を作る。こういう時は、食べて元気になるしかない。食べて、食べて、食べまくれ!


6月3日(金)

今朝は横浜駅を7:41に出発する特急ワイドビュー東海号に乗って三島入りし、9時過ぎには日本大学国際関係学部に入り、2時限目以降に使用するプリントをゆっくり印刷する…という予定だったが、疲労のために起きられず。それで、8:45に新横浜を出発するこだま号で三島入りすることになった。

予定より30分ほど遅れて大学入りすると、印刷室は誰もいない状態…。それで、印刷機で一気に大量印刷しようとしたのだが、紙送り部が不具合を起こしていたようで、印刷できない…。そのため、コピー機で大量印刷をすることになってしまった。コピーは印刷機よりも画質が良いのだが、印刷時間がえらくかかり、結局すべての印刷が終わったのは印刷開始から50分後…。

2時限目の「国際社会学入門」ではDVDを使用して、ビジュアル的な理解をしてもらうつもりだった。しかし、早めに721教室に入ってDVDデッキの調子を確かめたところ、DVDディスクもCDも全く認識されないことに気付いた。何度リトライしても、結果は同じ。自分で編集したものだけれはなく、市販の高画質のDVDでさえ、教室のDVDデッキに嫌われる有様。それで、学生に「本日、DVD使用を諦めます!」とアナウンスし、講義に入る。

昼休み、「721教室のDVDが不調で、ディスクが認識されないようです。4時限目もDVDを使用する予定があるので、ちょっと調べていただけないでしょうか?」と伝えると、3時限目の間に状態を調べてくださるということになった。DVDデッキの調子が悪いのならば、情報教育センターでノートパソコンを借りて接続すればよい…という選択肢もあるのだが、今日は4時限目後に急いで法学部へ移動する日なので、後片づけをする時間的余裕がない! もし、DVDデッキがどうにもこうにもならないような状態だったら…ということも考え、正常にDVDが作動する教室を仮押さえしておく。仮押さえした教室は、3時限目と同じ教室であった。以前は2〜4時限すべて同じ教室で講義していたのだが、2時限目も4時限目も受講学生が多くなってしまったために教室変更を余儀なくされた過去がある。よって、4時限目は立見の学生が20名ほど出ることは覚悟の上での開講であった。

3時限目の前に、DVDが本当に正常作動するのかどうかを確認する。確認作業中に学生たちには “小テスト” をやっていてもらう。「日本の社会」という講義中であるのにもかかわらず、スピーカーやモニターからは韓国映画が流れているという状態…。そして学生たちは “小テスト” に取り組んでいる…。何とも奇妙な光景であった。

4時限目「社会学」…やはり20名ほどの立見学生が出てしまった。心の中で「申し訳ない!」と思いつつ、講義を始める。が、机を使用できない学生のことを考え、板書はなし! テキストとプリントにアンダーラインを引くことで対処。そして、いよいよDVD上映会! ほんの短い時間ではあったが「猟奇的な彼女」を流し、人間関係における様々な誤解を解説する。

いつものように4時限目を早めに終え、三島駅へ急ぐ。まだまだ法学部の講義が控えている私には、気を抜くヒマなどない!…と言いつつ、三島から熱海の間の記憶がなく(熱海で「乗車券を拝見いたします」という声を聞き、目が覚めた次第)、次の記憶は品川駅到着寸前まで飛ぶ。そこからはずっと意識がハッキリしていたが、ちょっとの仮眠で元気は回復したようである(先週はタイミングの悪い眠り方をして、かえって疲れが倍増してしまったが)

18時からの法学部「社会学」は、ちょうど良い仮眠の効果もあってか、ちょっと良いペースで進んだような気がする。ただ、教室の規模に対して学生数の釣り合いが取れていないようで、空席が目立つように見えてしまうのが玉にきず…。

本来なら、今日で今週の全ての講義を終えたことになるのだが、実は今週はオプション…すなわち補講が入っており、あと1コマ残っている。まだ気を抜くことが出来ないという気持ちが、今日のノリを生んだのかも知れない。

さて、明日も講義…。


6月4日(土)

今日は、いつもの土曜日とは違った土曜日である。5月12日に休講した日本大学通信教育部の「社会学」の補講をするため、実に4年ぶりに土曜日出講となった。4年前は、毎週土曜日に国際関係学部で1〜2時限目に講義を担当していた。1時限目は履修登録学生も少なく、レギュラー学生も1ケタ…ということがしばしばあった。2時限目には100名近くが集まっていたので、それが救いだった。

そんな4年前のことを思い出しつつ、家を出て、東神奈川駅へ向かう。9:20に京浜東北線に乗り込んで秋葉原まで乗り換えなし。そして、総武線各駅停車に乗って水道橋へ。秋葉原駅の構内で、私の補講を受ける学生と会う。学生たちは、本当なら今日は別のことが出来たんだろうなぁ…と思うと、ちょっと申し訳ないような思いがした。が、今さら何をいっても仕方がない…。

土曜日の通信教育部は、スクーリングがないためにチャイムが鳴らない。自分の時計で10:40を確認し、講義教室へ向かう。今日の講師室は担当職員がいない無人状態のため、荷物を持って教室入りしなくてはならない。つまり、重いバッグを持ったまま、教室のある5階まで上がらなくてはならないのである。エレベータなどと言うものはこの校舎(1号館)にはないので(本館にはあるのだが…)、なかなかしんどいものがある。

以前から、「今度の補講日は他の講義が入っていないので、講義時間を延長することになると思います」と学生には告知しておいたので、時間を気にせず講義に入ったのだが、今後の講義展開を考えると今日中に話しておいた良いということが多々あり、結局講義が終わったのは120分後であった。私に120分も続けて話せる体力が残っていたことにも驚きだが、それを真剣に聴き続けてくれた学生たちの熱意への謝意のほうが大きかった。

講義後の予定は何もなかったので、久々に飯田橋界隈に出てみることにした。天気予報では昼は曇りで夕方から雷雨…とのことだったが、どういうわけか晴天で清々しい昼下がりとなった。それで、歩いて飯田橋へ向かうことにした。もっとも、日大のある神田三崎町の隣町が飯田橋なので、水道橋駅へ歩いて電車を待つよりも、飯田橋という街へは歩いたほうが早いのである。

歩きながら、「今日は朝から何も食べていなかった!」ということに気づき、とりあえず昼食を食べる店を探した。と、その時、私の好きなカレー専門店の1つであるCoCo壱番屋を見つけた。迷わず入店し、いつものように納豆カレーをオーダーする。今日最初の食事でもあり、大好きなカレーでもあるため、“ガツガツ”“スルスル” とカレーが喉を通る。全てを平らげた後、ちょっとした事件が起こる。食後、店内のトイレに入って用を足して席に戻ると、焦り顔の店員が私の使った食器を片づけていた。そして、トイレから出てきた私の顔を見て驚き、「あっ…(しばし沈黙)、すいませんっ! すいませんでしたっ!」と何度も私に謝ってきた。食器を見れば、食事が終わっていることは明白だし、それらを片づけられても当然なのだが、どうも様子が変であった。会計時に別の店員の態度(安堵感に満ちていた!)から気付いたのだが、どうも私は食い逃げと間違えられたらしい。何だか複雑な気分になり、店を後にする。

朝から肩と首の調子がおかしかったので、講義後にてもみんへ行こうと決めていた。幸い、飯田橋駅前にも店舗があることがわかり、ちょっと探して入店。20分コースをお願いし、しばし快楽の時間を過ごす。たった20分の施術だったが、すっかり体が軽くなったようである。

空を見上げると、雲が多くなってきたように思えたので、雨が降る前に横浜に戻ることにした。横浜駅周辺で半袖のワイシャツを購入し、夕飯の食材を購入して帰宅。

話は全く変わるが…、昨日、国際関係学部に私宛の外線電話があった。私が電話をかわると「私、F○ネク○トの××と申します。都内の土地の活用など…」と電話口でのたまいいやがったのである! 私がすかさず「そういう話、興味ありませんから。それと、仕事中ですので対応しかねます」とかなり強い口調で言うと、「そうですか…、失礼いたしました」と電話は切れた。F○ネク○トというのは結構有名な企業なのだが、「迷惑電話」でもよく知られた企業であるらしい。そして、大学の教員の勤務している最中に電話をしてくることで知られているらしい(参考までに、このようなサイトもある)検索サイトにこの企業名を入れてみると、かなりの頻度で「迷惑電話」「迷惑営業」のことが検索される。実は、ここから電話が来たのは昨日が初めてではないのだ! どこかで名簿が流れているのだろうが、こういうことをしていて企業イメージが低下することくらいわからないのだろうか? そんな自覚も知識も常識も欠如したような電話がかかってくるたびに、不愉快な思いになる私である。

夕方になって、天気予報通りに強い雨が降り出した。早く帰って良かった…と、ホッと胸をなで下ろす。そんな雨音を聞きながら、食事の準備をする。雨音に合わせて、リズムよく米をとぐ。調子に乗りすぎないよう気を付けつつ、1合だけをとぐ。一人住まいが長いと、如何にして食器を汚さないようにするか、食器を最少に済ませるか…ということを考えながらの調理法を覚えがち。そうなると、丼ものが最適! 何でもかんでも「○○丼」としてしまうのである。たまにハズして、ご飯を台無しにしてしまうこともあったが、今ではだいたい「新たなる感覚」に満足することが多い。今夜はボイル海老とあぶり鶏、そして野菜を炒めてみた(ちなみに、あぶり鶏と野菜は、サラダとしてパッケージされていたものを使用。ボイル海老はわさび醤油に1時間ほどつけておいて、最後に軽く炒める程度)。サラダについていた梅ドレッシングを隠し味として、海老をつけておいたわさび醤油で味付け。なかなか良く出来たと思う。一気に食べ終える。

さて、明日は完全なOFF! 何をしようかな?


6月5日(日)

昨夜から、日本大学国際関係学部のWebCTに、受講学生の情報を入力した。とりあえず、「日本社会」(6名+社会人聴講生10数名)、「社会変動論」(80名)、「日本の社会」(63名)、「社会学」(135名)の入力が終わったが、「国際社会学入門」(161名)と「人間と社会T」(99名)、「人間と社会U」(88名)の入力が残ったまま就寝。ちなみに、昨年3月にも紹介したが、WebCTのCはCourse(講座)、TはToolを意味する。要するに、Web(インターネット)を使用して講座の管理・運営を行うツール(システム)である。

昨夜のパソコン凝視がたたって(?)、午前中をムダにした。起きて昼食をとり、買い物に出る。といっても、郵便局に行くことと、夕飯の食材を買うくらいしか用事はない。ただ、天気がよい日曜日を一日中ずっと部屋で過ごすのも不健康なので、気分転換も兼ねて外に出た。

ここ数年、横浜駅周辺の雰囲気は悪くなる一方で(ハマッ子ではない者が雰囲気を壊しているに相違ない)、バカが増えたような気がする。自分がしていることが非常識で無知で周囲に迷惑をかけているという自覚もない。ただ、バカは単独では動けないらしく、常に複数名でつるんでいる。一人では何も出来ないクセに、大きな声でくだらないことを叫んでみたり、一人では出来ないようなアホな格好をしている。男女問わず…である。我が愛すべき横浜が、こんな奴らに汚染されるのかと思うと、やりきれない思いがする。でもまぁ、この現象は講義のネタになること、間違いないだろうなぁ…。

夜、WebCTへの入力作業の続きをする。とりあえず、「国際社会学入門」以外はすべて入力が完了した! 作業中、「今年度はWebCTに自分で情報を入力します。人間と社会はTとUの両方を担当しますが、重複学生が毎年多い傾向にあるため、これら2科目は一括管理出来るようにしてもらえませんか?」と国際関係学部の情報教育センターにお願いして両科目をまとめておいたことを思い出した。それで、まず「人間と社会T」の受講学生情報を入力後、両科目で重複していない学生を「人間と社会U」の名簿から見つけ、追加入力するだけで、「人間と社会T・U」の作業は終了した。

明日から2泊、三島のホテル住まいとなる。三島出講は月・水・金だが、月曜日は6時限目に補講があり、火曜日も6時限目だけ補講のために出講する。そして、水曜日は1時限目から…となると、三島に泊まってしまったほうが時間も体力も温存出来るワケで、それで仕事道具を三島に移動して、ホテルからの出講となる。もっとも、明日は自宅からの出講であるが…。

早く準備をしなくては…。


6月6日(月)

どうも私は、前もってキップ類を購入しておくと、予定していた電車に乗れなかったり、旅程を変更させられるような運命にあるらしい。例えば先週、水曜日に三島から帰宅する際に「明日は松戸歯学部に出講するから、松戸まで乗車券を買っておこう!」ということにしたのだが、ご存知のように翌木曜日の午前中は腰痛のために身動きが取れず、松戸は休講…。今回は、踊り子号で横浜から三島に向かう予定だったのだが、あっさり寝坊。9:23に乗る予定だったが、目覚めたのが9:15。昨夜は23時にはフトンに入ったのだが、なかなか寝つけず、それでおそらく中途半端な時間に寝入って寝坊したものと思われる。

在来線特急がムリなら、新幹線通勤しかない…。講義は4時限目からだが、お昼を清水先生とご一緒するという楽しみが月曜日にはあるので、とにかく急いで身仕度を調え、東神奈川駅に向かった。実は、私が持っていた在来線特急券は一度 “乗変” 済みなので、もう変更がきかない。それで、手数料210円を払って特急券を払い戻し、改めて新幹線指定席特急券を購入した。

三島駅には11時前に到着。日本大学国際関係学部は新幹線口(北口)から出たほうが近いのだが、今日は南口に出た。昨日も書いたように。今日から2泊3日で三島のホテル住まいとなるので、その宿泊先に向かったのである。チェックインタイムは16時なので、とりあえず大きな荷物だけ預かってもらうことにした。そして、荷物の引換証を受け取り、大学へ向かったのだが…、何とも無愛想なフロントマンであった。

今まで気になっていた道があったので、ホテルから大学へ向かう際、今日はそこを歩いてみた。三島在住者ならば珍しくもない道なのだろうが、私は以前から気になって仕方がなかった道がある。その道は、三島駅南口前の道を沼津方面に5分ほど歩き、北方面に方向変換すると現れる。まず、伊豆箱根鉄道の踏切を渡るのだが、その後すぐに東海道線のガード下を歩くことになるのである。そして新幹線のガード下を歩いて北口前の道路に合流する…。この位置関係が良くわからないのである。実際に歩いてみて “何となく” わかったのだが、三島勤務歴9年目にして、ようやっと解明出来たので、ささやかながら嬉しかったりもする。

昼休み前に、とりあえず今日使用する大量且つ他種類のプリントを作成する。今日は4時限目「日本の社会」で4種類(うち2枚は両面刷り)、5〜6時限目「社会学」で2種類(うち1枚は両面刷り)という状態。「日本の社会」の場合、テキストは「プリントを配布」と指示してあるので、これは当然といえば当然のことなのだが、「社会学」の場合は今日の補講に出られない学生のためにあらかじめ全てのプリントを配布しておく必要があったためである。

2時限目を終えた清水先生が講師室に戻られ、学食へ向かう。昼食中、昼食後と、講義や研究に活かせる貴重なお話を聞かせていただいた。

4時限目、5時限目…と、いつものように講義が進んだが、今日は6時限目に「社会学」の補講があるため、まだ仕事は終わらない。5時限目は721教室で行われているのだが、今日の補講は1347教室が指定されているため、民族大移動となる。もっとも、数名の学生は6時限目にも講義が入っているため、それぞれの教室に移動していったのだが、大移動を上階から眺めていると、それはそれはスゴイものだった。

6時限目の補講、(ほとんどの)学生たちはイヤな顔せずに教室に集まっていてくれていた。私が休講にさえしなければ、今ごろ別の用事が出来たものを…などと思うのだが、しかし、現実として補講をしなければ講義は成立しないため、18時過ぎにとりあえず補講を始める。補講に出られない学生のために、5時限目のテンポを予定よりも遅めに進行し、結局は例年1コマで行っている講義を2コマに分けたような感じとなった。19時半、予定通り補講は終了した。補講開始時はまだ外が明るかったのだが、終了時にはすっかり日は沈んでいた。

全ての講義を終え、ホテルへ向かう際も、午前中に通った道を歩いてみた。この時、まだこの先起こる、予想外の出来事なんて、気付かなかったのである。

ホテルに到着し、フロントへ。その時、フロントは大渋滞! 手際の悪いフロントマンが1人、アタフタしながら宿泊客の対応に追われていた。要領を得ないやりとりを見ながら、一抹の不安が込み上げてきた。そして、その不安は現実のものとなる…。ある宿泊客にフロントマンが「明日のご朝食は?」と聞いた。すると、聞かれた客は「あっ、洋食で…」と答える。しかし、フロントマンは「はい、和食ですね?」と…。「こりゃ、エライ時間がかかりそうだなぁ…」と思った私は、フロントにあった宿泊カードをガバッと取り、あいているところを探して記入しておいた。私の番が回ってきた時、荷物の引換証とクレジットカードを呈示し、インターネットで予約した旨を伝えた。すると、すでに私の件は昼のフロントマンから伝達されていたらしく、スムーズにチェックインが完了した。が、ここからが悲劇(?)の始まりであった。私が予約したのは「ネット使い放題 ビジネスプラン」というものだったので、「あのぉ、インターネットは使えるんですよ…ね?」と聞くと、「インターネットですか? お部屋ではご使用になれませんので、そちら(フロント前の部屋を指さす)のパソコンをご自由にお使いください」という予想外の答え…。私が「ネット使い放題のプランですよね?」とただすと、「えぇ、ですから、そのパソコンをご自由に使っていただくプランです」と…。おいおい、「ネット使い放題」と書かれていたら、たいていは部屋にLANの設備があって、あとは持ってきたパソコンとLANケーブルを接続するっていうプランのことだろうが!? 何だか詐欺にあったような気がしてならなかった。確認しておかなかった私も悪いのだが、それにしても…。あらかじめこのホテルにはシャンプーがないことをネットで調べておいたので家からリンスインシャンプーを持ってきていたので事なきを得たが、今どき部屋にシャンプーも冷蔵庫もないって…!?

結局、部屋に入ってパソコンを起ち上げた私は、AirH"でメールチェックと最低限のネットアクセスをするにとどまる。あぁ〜…。

チェックインして着替えた後、食事をしに外出した。以前、ふらりと入った中華料理店で食べたレバニラがとっても美味しかったという記憶がある。その店のオープン当時、一度入っただけなのだが、とっても鮮烈な印象が残っている。その店を目指すべく、記憶をたぐり寄せて夜道を歩いた。たしか、三島駅前の道をまっすぐ行ったところだった…という記憶が正しかった。迷わずレバニラ定食をオーダーする。あの時と変わらぬ味だった。

すっかり満腹&満足状態となり、再び夜道を歩いてホテルへ戻った。部屋に入るとすぐ、シャワーを浴びた。シャワーを浴びながら、何となく虚しくなった。そして、その虚しい状態のまま、このサイトの更新作業をしている次第である。

明日の朝食がどんなものかわからないが、テレビの上にあるチャンネル説明に「けんみんテレビ」なんて書かれているし(このホテルだけ、時代が止まっているのか?! とっくに静岡朝日テレビって名称変更してるだろうが…)、おそらく二度とこのホテルに予約は入れないんだろうなぁ…。


6月7日(火)

今日の仕事は18時から「日本の社会」の補講のみ。ただ、朝食を頼んでしまったため、なるべく早起きする必要があった。朝食時間は7時から9時まで。すでに2日分の朝食代を払ってあるので、ムダにするワケにはいかない。それで8時に起床し、食堂に向かう。こういう時、私は必ず和食を取ることにしている。家にいる時の朝食は洋風だが、ホテルに宿泊した時は必ず和食である。席に着くと、しばらくして朝食が運ばれてきた。味噌汁に、ご飯に、焼き海苔に、焼き魚に、生卵…。いわゆるオーソドックスな朝食である。だが、なかなか食べ応えがあり、味もそこそこいける! あぁ、この朝食のレベルくらいホテルのサービスが整っていたら…と思わずにはいられなかった。

食後、部屋に戻り、この後どう行動するかを考える。「補講は18時からだから、ホテルを17時に出ても余裕…。でも、何かあるといけないから、大学には早めに入らないといけないか…」と思案しつつ、テレビでヨン様主演の「愛の挨拶」を見る。と、その時、「フロントですけど、お部屋の掃除、どうしましょう?」と内線電話が…! 耳を澄ませば、私の部屋以外はどうも掃除の最中らしい。それで、早く掃除をさせろ!…とと言わんばかりの対応である。「あの…、あとちょっとしたら外出しますんで…」と私が答えると、「お帰りは何時かな?」と聞いてきた。おい! 「何時かな?」とは何だ!? フレンドリーな雰囲気を出したいのかも知れないが、客に対して失礼じゃないか!?…という思いを飲み込んで、「夜の8時過ぎになります」とだけ答えて、電話を切る。

ヨン様主演のドラマが終わり、部屋を出る。それは、11時をちょっと過ぎたところである。補講時間まで何をすればよいのだろう? 天気も良いし、どこかへ出掛けても良いのだが、重い荷物を持っての移動はツライので、国際関係学部へ向かうことにした。講師室で出勤簿に押印したのが11時半…この時点で、補講まであと6時間半! 幸いに、火曜日出講の先生方は、そのほとんどが私の知り合いで、「あれっ? 今日出講だった?」とか「うわぁ、懐かしいねぇ! お久しぶり!」などと諸先生が声をかけてくださるので、心がポカポカ温かくなり、有意義に待ち時間を過ごすことができた。さらに、明日と金曜日に使用するプリントの印刷もできたので。今週は慌てずに出講できそうである。

そして…長い待ち時間を経て、いよいよ補講の時がやってきた! 教室にはいると、若干いつもよりは少なめの学生数…。しかし、わざわざ6時限目まで付き合ってくれた学生たちのために、精一杯講義をした(つもりである)。今日は「日本的経営」の中でも稟議・根回しの話を中心に行う。その単純且つ複雑な構造を、具体例を挙げながら説明する。板書することが少ないので「これは、60分も話したら講義終了かなぁ?」などと思っていたのだが、気が付けば補講時間終了の10分前…。外もだいぶ暗くなっているので、そこで講義を終了する。

ホテルへ戻る道すがら、「三島といえば鰻! 鰻でも食べて帰ろうかな?」と、かなり大きなことを考え始めてしまった。「三島で鰻と言えば、ここ!」という名店の名前の書かれた看板を見つけたので、その看板の指示するほうへ歩いていったのだが、どこにあるのかわからない…。何度も何度も同じ道を歩いてみたが、やはり見つからない…。仕方がなく、ホテル近くのトンカツ屋さんに行くことにした。この間、約30分…。

今夜が、このホテルで過ごす最後の夜である。AirH"での更新は、ファイアウォール関連の設定を変更しなくてはならないこともあり、ちょっと面倒である。でも、こうやって自己満足の「ぼやき」が更新される様は、更新した者でしか味わえない快感でもある。

明日も国際関係学部で講義…それも9時開始! 台風の影響で水曜日は雨…と先週末の天気予報で言っていたが、どうも台風の速度が遅いらしく、明日は雨に遭わずに済むらしい。スーツケースを濡らすことなく移動できるので、天気予報が外れてくれたほうが私には助かるということは、言うまでもない。


6月8日(水)

月曜日から今日まで、かなり元気元気な状態である。ぐっすり眠れるし、寝起きも悪くない。というのも、月曜日の6時限目と火曜日の6時限目、(私のせいで)わざわざ補講に参加せざるを得なくなった学生の何名かが、補講終了後に「ありがとうございました」と言いに来てくれたことが、心の元気を与えてくれた。男子学生も女子学生も、ニコニコ笑顔で「ありがとうございました」と…。この言葉が、どれだけ私にパワーを与えてくれたことか。それで、元気元気だったのである。そういえば、昨年も「わざわざ、6時限目まで講義をしていただき、ありがとうございました」と数名の学生が言いに来てくれたことがあった。そういう言葉を聞くと、もっと頑張ろうという気持ちになる。

今朝で、三島のホテル住まいが終わった。7時過ぎに起床し、朝食(相変わらず和食!)を取る前、フロントに「8時半ごろにチェックアウトしますので、その頃にタクシーを呼んでおいてもらえますか?」と依頼する。すると、「夜の8時半ですか? 昼の8時半ですか?」と、これまた何とも不可解な応対…。「朝です! 朝! あと1時間後です!」と私が訂正すると、「あぁ、今日ですか?」と…。もう、あとは運を天に任せるしかないようであった。朝食はうまいのに、フロントの対応がなぁ…。やはり、もう二度と宿泊しないであろうホテルリストに名を刻んだようである。

朝食後、一旦部屋に戻り、忘れ物がないかどうか確認し、8時半ちょっと前にフロントに向かい、チェックアウトする。その時、すでにタクシーは到着済み。タクシーに乗り込み、「日本大学国際関係学部まで、お願いします。近くでスイマセン」とタクシーの運転手さんに伝えると、「いえ、近場でも我々が損しないように料金設定されているから、気にしないでくださいね!」と運転手さん。タクシーの初乗りは640円や610円などと設定されているが、「通常、メーターは80円ずつ上がるでしょ? ということは、近場だと本当は320円くらいしかかからないところを600円以上もらっているワケですよ! だから、初乗りで何度もお客さんを拾ったほうが、効率よく儲かるワケです。よく、近場の客を嫌うドライバーがいるけれど、私には、その感覚が理解できないですねぇ…」と、タクシー料金の裏事情を教えてくれた運転手さん…。早速、このエピソードは今日の講義内で紹介されたのであった。

実は、国際関係学部野球部は、第54回全日本大学野球選手権大会に出場している。日大本部の野球部は出場できないが、国際関係学部と工学部は、それぞれの地区予選で優勝し、全国大会の出場権を手にしたのである。そして、今日が初戦…。学部からは「野球部はもちろん、吹奏楽部やダンス部は応援に行きますので、特別措置をお願いします。また、応援に行く学生についても、同様の措置を…」という書類が回っていた。今日私が担当する科目は…と、確認してみた。

1時限目の「日本社会」は留学生のみの科目であるから、おそらく野球応援で欠席する学生はほとんどいないだろう…という予想が当たり、いつもと同様の雰囲気で講義が始まる。…とはいえ、今日は「とっとこハム太郎」のDVDを鑑賞して、如何に「和」がアニメ内で表現されたかを文章としてまとめてもらう作業に終始した。学生がレポートをまとめている最中、窓の外を眺めていたら観光バスが6台連なって大学内に入ってきた。野球の応援に行く学生がこのバスに乗り込み、東京ドームに行くのである。1台に50名が乗るとしても、300名…。さらに、家から直接に東京ドーム入りしている学生もいるため、さらに応援学生の数は増えるものと思われる。「あぁ、あのバスに乗って東京ドームに行きたいなぁ…」という思いを断ち切りつつ、講義続行!

2時限目「社会変動論」は3〜4年生の科目であるため、応援学生が多いのでは…と心配したが、こちらも通常と大差ない状態で講義。そして、4時限目「人間と社会T」も3〜4年生の科目…。だが、やはり通常と大差ない状態だった。とんだ思い過ごしであった。

講義後、重たいスーツケースを引きながら、三島駅へ向かう。在来線で帰るか、それとも新幹線か…と悩んだが、次の在来線が車で30分近く待たねばならなかったのと、今日はサッカーのワールドカップ予選…ということで、新幹線利用となった。

帰宅して、インターネットで国際関係学部野球部が勝利したことを知る。この流れでサッカーの日本代表も勝利してくれると良いのに…と思いつつ、キックオフ時間を待つ。今日は北朝鮮戦。第3国での無観客試合…。どんな試合になるのか、皆目見当もつかなかった。北朝鮮はこれまで最終予選4連敗。今夜、もし日本に負ければ、ワールドカップへ出場への道は完全に絶たれる。日本は引き分け以上でワールドカップ出場が決定する。引き分けと言わず、勝って3大会連続のワールドカップ出場を決めてほしいものである。

キックオフ後、ずっとテレビから離れられない状態が続く。前半は何度かチャンスがあったものの、0対0。後半になって日本がスピードを取り戻し、柳沢の技ありのゴールで1点を先制! 思わず「やった!」と叫んでしまった私…。とにかく、後半の日本のプレーは前半とは違って鋭かった。そして、終了間近にも大黒のシュートが決まり、試合終了を待たずにワールドカップ出場が決定したような雰囲気となる。その後、北朝鮮の乱暴なプレー…。そして、勝利! 世界で最初にワールドカップ出場を決める! いやぁ…、よかった、よかった! おめでとう、日本代表!


6月9日(木)

日本大学国際関係学部野球部は昨日、第54回全日本大学野球選手権大会で輝かしく(?)初勝利をおさめたが、今日は残念ながら東海大学に破れてしまったようである。また、来年の活躍を期待したい。

さて、先週は腰痛のために日本大学松戸歯学部を休講にしてしまった。今日は何としても出講し、学生たちに謝罪しなくてはならない。心は元気元気でも、体は結構しんどい状態…。それでも松戸に向かい、講義は元気に行ってきた。講義にはいると、体調がどうのこうの…ということはすっかり忘れてしまうのである。

その後、通信教育部に入る。先週、講義途中でマイクアンプが作動しなくなり、マイクが使用できなくなるというハプニングがあったのだが、私以外にも同様の状況に立たされた先生方がいらしたらしく、来週から講義教室を変更する方向で話し合いが進んだ。講義に入り、先週土曜日の補講に大勢が参加してくれたことに改めて謝意を表し、補講時の内容の続きを語る。

そして、本日最後の仕事場である法学部では、先週に引き続き、遅めの昼食を3号館地下1階の学食でとることにした。先週は250円のカツ丼を食したが、今日は同じ値段のカレーライスを注文。これまた美味! ここの学食のレベルは高いようである。そして、満腹になった私は気分良く講義教室に入った。今日も受講学生たちが私の話にウケてくれていた。金曜日クラスとは大きな違いである。もっとも、金曜日は木曜日よりも若干少なめの受講学生が、木曜日よりも広い教室に集まるので、物理的な環境が雰囲気の違いを生むものと思われる。学生の問題ではなく、講義曜日・時間・教室などの条件が異なるのだから仕方がないということか…。

明日は、三島までDVDソフト類をたくさん持っていかなくてはならない。資料も大量に作らなくてはならなくなった。専門科目なのだから、それもやむを得ない…ということで、帰宅後に資料をプリントアウトし、自分で編集したDVDとCDの内容確認をする。もしかすると、明日の講義は、自分が楽しむための内容になってしまうかも知れない…。たまには、それも良いか…?!


6月10日(金)

昨日の「ぼやき」の最後の部分で、「明日の講義は、自分が楽しむための内容になってしまうかも…」と書いた。そうなることを私は期待した。しかし、厳しい現実が待っていた。DVDやCDを使用する講義は、国際関係学部の2時限目…つまり今日最初の担当講義で使用することになっていた。新幹線で早めに三島入りし、歌詞カード類を一気に印刷し、講義に備えた。今日の2時限目は、DVD使用の関係で教室変更がかかっていた。変更された教室は、先週の金曜日にすでに「日本大学連絡板」で告知ずみで、さらに大学のほうで掲示も出してもらっていた。にもかかわらず、ちゃんと本日使用する教室に集まっていた学生は、通常の3分の1程度。チャイムが鳴ったので講義に入ったが、私が今日使用する中心概念の解説をしている最中に、大勢の学生がドヤドヤと教室に入ってきた。それだけでも不愉快な話なのに、教室前方にあるプリントを彼ら全員がゾロゾロと取りに来るではないか!? 私の目の前に、大量の学生! 彼らによって視野は遮られた。失礼極まりないその行動に、私の中で何かが切れた…。いつも講義中に学生を叱責することはあるが、大抵は教育効果を狙った演技であることが多い。しかし、今日は本気でキレてしまった! 本当に目の前の学生のしていることが許せなくなり、本気でキレた! 役割演技論を研究していた社会学者の私など、どこかへ消えてしまった。それで、講義時間はだいぶ短縮せざるを得なくなり、DVD紹介やCD再生も中途半端な状態となっていた。昨夜のワクワク感はどこへ…?

私の講義は受講学生が多いため、学科別出席シートを流し、そこに学籍番号と氏名を書き込んでもらうことにしているのだが、「今から、日本のアニメが韓国でどのように手を加えられたか、比較してみてください」と解説してDVDを再生したのだが、教室後方で立見となった学生の一人がスクリーンに背を向けて、出席シートの記入ばかりしていた。ここでまた、私はキレてしまった。「君は、出席することが目的なのか? それとも、講義を受けることが目的なのか? どっちなんだ?」と声を荒げて注意するが、暖簾に腕押し…糠に釘。

昨年も、国際関係学部の金曜日2時限目は、こんな雰囲気だった。それで、6月になって「来週から出席は取らないから、本当に講義を聴きたい人だけ出席してください!」といった覚えがある。そして、その1年後にまた同じセリフを吐いた。

講義を終え、講師室に戻る…といっても、今日の教室は講師室前の映写室だったので、気持ちの入れ換え為しに講師室に入ることになり、そこから講義へのモチベーションが下がったまま。食欲もなく、周りの先生方が私に「先生、食事しなくて大丈夫ですか?」と心配してくださった。しかし、学生のあの態度と、学生相手に本気でキレてしまったことが、私に予想以上の精神的ダメージを与えていて、食事どころではなかったのである。そこで、用事を無理矢理つくり、昼休みを潰す。

3〜4時限目は、下がったままのモチベーションで講義したため、いつものノリは消え、それでも何とか講義を盛り上げようとしたものの、空回り。

こんな状態で新幹線に乗って、法学部に移動して、キチンと講義ができるのかどうか、非常に不安だったが、法学部に入ったところで気持ちの入れ替えが少しずつ出来てきて、講義をしている最中に徐々に自分らしさが復活したような気がした。法学部の金曜日クラスはおとなしめの雰囲気があるので、むしろその雰囲気が今日の私にはちょうど良かったのかも知れない。来週、法学部の学生に感謝の言葉をかけておこう。

今週の講義を全て終えた安心感からか、少々空腹感が…。それで、水道橋駅近くにある鰻屋に入ってみた。ここは一度入店したいと思っていたのだが、なかなか時間がなく、今日やっと入店が叶った。値段はかなり安く、それだけでも魅力的なのだが、味もなかなか…。また来ようと思った次第。


6月12日(日)

実はまた、昨日から目の奥と頭に激痛があり、ものすごい吐き気も併発。これはまさに、4月中旬先月中旬の悪夢再来である。どうして貴重なオフ日になると、こうも体調が悪くなるのか? 損な性分である。見るものすべてがチカチカしてしまい、パソコンを凝視することは自殺行為に相当した。携帯電話に定期的にニュースが配信されるたび、その着信音が頭に響いた。

昨日から今日の昼過ぎまで、食べ物も飲み物も受け付けない体になっていた私は、2〜3歩進むだけでフラフラ状態…。休日診療所へ行こうにも、体がもたない。それでも、ちょっとでも体が楽になった(と思われる)タイミングを見計らって、休日診療所へ歩いていった。ふだんなら、5分とかからない道のりだが、今日はその倍くらいかかって歩いた。こういう時、独り住まいはツライ。休日診療所の受付に着いた時の私はフランフラン状態で、窓口のスタッフ全員が凍り付いてしまったほど。私はふだん、かなり大きな声を出すことで知られているが、その声も出ない…。

尿検査の結果、かなりひどい脱水症状であることがわかった。昨日から何も体が受け付けないのだから、当然といえば当然である。診察室に通され、いつもと同じことを宣告される。「あなたの頭痛と目の奥の痛みは、ここでは処置しようがないんです。あなたの家の近所に、麻酔科診療もする医院がありますので、明日の午前中、かかってみてください」…と。とりあえず、吐き気を抑える点滴を打ってもらい、少し状態が落ち着く。往きよりも帰りのほうが歩きやすくなったのを確かめる。点滴のおかげで胃が少しずつ働きだしているようなので、帰りにスーパーに寄り、アイスクリームとポカリスエットを買う。ポカリは水分吸収のため。アイスクリームは「多分、これなら胃も受け入れてくれるだろう」ということから…。

帰宅して、アイスクリームをゆっくり食べる。さっきまでとは違い、スルスルと胃に入っていく感触が伝わる。完食後、ポカリを飲んで横になる。しばし安眠。数時間ほど寝た後、痛み止めの坐薬を使用。これでだいぶ体調が落ち着いたが、まだまだ完璧ではない。明日はどうしても三島の講義を休めないので、何としても今夜中にある程度まで体調を回復させておかないと…。麻酔科(この病院には一度だけ内科でかかったことがある)にもかかってみるか…。


6月13日(月)

昨日、休日診療所で勧められた通り、午前中に近所にある麻酔科も開設しているなかきどクリニックに行ってきた。そして、昨日のこと、今までのことなどを医師に伝える。医師の質問に答えると、「あなたの頭痛と目の奥の痛みは、偏頭痛の傾向も持ちあわせた群発性頭痛ですね。極めて珍しい症状です」とのこと。医師も今までに私のような症状の患者を診たことがないということで、どのような薬を処方すればよいのか…という結論がなかなか出ず。その合間、血圧を測るも、上が104で下が72。今までになく低めである。確か、昨日も同数値だったような…。

私の痛みの原因は、縮小していた血管が急に拡がり、血流が活発になることによるものと判断された。であれば、血管が拡がらなければ問題がないということになる。

とりあえず、私の症状を緩和するのに効果的だと思われるのが「酸素吸入」。酸素ボンベを常備していると良いとのことだった。さらに、原因を調べていくと、精神的なストレスも絡んでいるらしいことも判明。医師もかなり処方箋を書くのに悩まれたようだが(あれこれと、専門書を出して調べていただいたようである)、結局、精神面と筋肉の緩和に効果のある薬と、心筋梗塞予防の薬が処方され、それでしばらく様子を見ることとなった。

受診後、急いで処方箋薬局へ行き、薬を受け取り、東神奈川駅へ向かった。みどりの窓口で新幹線の特急券を購入し、新横浜経由で三島駅に到着したのが11:54。そして、かなり暑い三島の道を歩き、12時過ぎには国際関係学部に到着した。そこで清水先生と合流し、一緒に学食へ。昨日の点滴と、今日処方された薬が効いていて、食欲が復活してきた。

月曜日の講義は4時限目からなので、3時限目に今日の講義で使用するプリント類の印刷をする。時間に余裕があったので、ついでに(?)水曜日の講義のプリントまで印刷が完了する。これで、水曜日の出講が少し楽になる。

4時限目「日本の社会」では、今日から日本的家族観について数回シリーズでスタート! 前回までのシリーズに引き続き、「あぁ、自分は社会学者だったんだっけねぇ…」と改めて実感するあたり、このところ “何でも屋” 的な講義をしているような私なので、時々自分の専門性がどこにあるのか不明瞭になる。5時限目は「社会学」ではあるが、国際関係学部の講義ということもあり、あまり専門性を追求せず、社会学的な発想がどのようなものであるのかわかる程度に講義しているため、あまり「社会学」という講義名にとらわれずに展開している。だから…だと思われる。

講義後、本当は18:24に三島駅を出発するこだま号に乗って帰る予定であったが、講義終了がギリギリになってしまったことと、若干の質問を受け付けている間に18時を過ぎてしまい、そして処方された薬の効き目が現れたために意識朦朧状態となってきて、結局その新幹線に乗るのを諦めて、しばらく講師室で意識がシッカリするのを待った。そして、18:40過ぎに国際関係学部を出て、三島駅へ向かい、新幹線に乗ろうかと思いきや、駅に到着したのが新幹線の出発2分前…。新幹線を諦めて、在来線で帰ることにした。

みどりの窓口で「横浜までの乗車券と、熱海からのグリーン券をください」と言うと、「辻堂駅で人身事故があって、東海道線はダイヤが乱れているので、気をつけてください」と窓口で言われる。JR東海管内の東海道線はダイヤ通りに運行されていたが、熱海からのJR東日本管内の東海道線は、かなりダイヤが乱れていた。だが、そのため、予定の電車よりも1本速い電車がまだ熱海駅ホームに停車していたため、予定より若干早く熱海駅を出発することが出来た。が、すべての東海道線のダイヤが乱れているということは、小田原始発や平塚始発の東海道線にも支障が来されている…ということをすっかり忘れていた私…。順調に運行されていたかと思われた私の乗った東海道線は、藤沢でしばらく停車したまま動けなくなり、次の大船でも同様の状況に陥った。大船で停車中に、快速アクティが入線してきた。「横浜、川崎、品川へお急ぎの方、快速アクティにお乗り換えになりますと便利です」という車内放送が入り、すかさず乗り換えた私である。が、そのアクティでさえ、しばらく大船駅で停車…。

結果、三島駅から横浜駅まで、2時間ほどかかってしまったことになる。グリーン車利用だったので体が疲れることはなかったが、やはり「ちょっと待ってでも新幹線で帰ればよかったかなぁ…」と思わざるを得なかった。

まぁ、それでもちゃんと横浜に着いたのだから、良しとしよう。

体調は…、相変わらず意識朦朧状態である。


6月14日(火)

今日はオフ日である。が、今朝の私は早起き。早起きしたまま7時過ぎには家を出た。左肩には通勤用バッグ、右手にスーツケース…という出で立ちで横浜駅へ。7:41に横浜を発つ特急ワイドビュー東海号に乗り込むためである。そして、目指すは静岡! 久々に腰のリハビリである。明日の講義は1時限目から三島のため、今日はホテルに宿泊することにしているので、時間的にはゆったり出来る。が、東海号が静岡に到着したのが9:35! とりあえず、荷物をホテルで預かってもらうことにした。今回の宿泊先はホテル盛松館。二度目の利用である。

荷物を受け取り、大浜地区へ向かって移動する。本来なら路線バスに乗るのだが、天気も良く、健康のことも考え、徒歩で整形外科へ移動した。リハビリ後、まだまだ時間的な余裕があり過ぎるので、静岡駅まで再び徒歩で戻った。バスに乗っても15分以上の道のり…。かなりの運動となった。

午後、知人と合流し、夕飯を一緒に取ることになった。が、合流時、まだ夕飯にはほど遠い時間帯…。それで、まず父の日の贈り物を選定しに行き、郵便局から小包で送る手配をする。それでも時間はいっぱいあるので、お茶を飲みつつ近況報告をする。

そうこうしているうちに夕食時になってきたので、新静岡駅周辺に行き、懲りもせずトロロ屋に入店する。麦ご飯のおかわりは自由なのに加え、おかずの味とボリュームがやはり私の身も心も満たしてくれる。店の雰囲気も良く、静岡に来たら必ず入店しないと気が済まなくなってしまったほどである。食後、コーヒーを飲みに行き、解散。

ホテルに戻って、このサイトを更新しながら、明日の講義の構成を考えている次第である。

明日は、少し遅くまで寝ていられる…と思うと、気が楽である。おまけに、使用するプリントはほとんど印刷済み!


6月15日(水)

最近の芸能人って、バカが多いなぁ…と、テレビを見ながら呆れ果てた次第…。かつて、「芸能人は芸No人」と言った人がいたが、私も共感する。こういう芸No人って、他の仕事は出来ない人が多いんだろうなぁ…。日本人の学力も大いに落ち込んだもんだ。

今朝は7時にホテル盛松館で起床。窓の外は雨…。どうして、人がスーツケースを持って横浜に戻らなくてはならない日って、雨が多いのだろう? つくづく、自分の運の悪さが恨めしくなる。が、そんな感情に陥っているヒマはない! 身仕度を調え、チェックアウトを済ませ、静岡駅へ。予定していた7:40発のこだま号に乗り込み、三島で下車。そして、日本大学国際関係学部の講義にのぞんだ。

1時限目の「日本社会」は留学生科目であり、元から受講学生数は少ないのだが、どうも最近は出席率が芳しくない。私の講義に魅力がないのか、それとも…? 昨年もそうだったのだが、社会人聴講生(外国人)の出席状況は思わしくなく、1回だけ出席してもう顔を出さなくなるような者もいれば、無断長期欠席をしておきながら何喰わぬ顔でまた出席を再開する学生などもいて、講義をする私としては足並み揃えに苦労する。

2時限目の「社会変動論」は、だいたいレギュラーメンバーが確定してきたようである。私の担当講義では一番ハイレベル(?)な話をするためか、最初の数回で顔を出さなくなった者もいるし、履修登録だけして音沙汰無しの学生もいる。担当者としては虚しい限りである。

昼休み、とある英語ネイティブスピーカーから「ランチは食べないのか?」と聞かれる。私が「3時限目が空いているので、そこで食べる」ということを述べると、「それはよい考え! 楽しいランチを!」などと声をかけられた。楽しいランチを…と言われると、ちょっと雰囲気を変えた食事をしたくなってきて、今まで利用しなかった15号館6階のラウンジに行ってきた。いろいろな先生から「ラウンジは、カレーが美味しいですよ!」と教えていただいた。私もその気になっていたのだが、私が「カレーください!」と注文すると、「ゴメンナサイ! ついさっき、カレーは終わっちゃったんです」と…。仕方なく、スパゲティ・ミートソースを食す。晴れていれば、窓の外には壮大な富士山が見えたことだろう…。

4時限目の「人間と社会T」は、今日から「恋愛に伴う欲求と効果」をテーマにした講義となる。たいてい、このテーマに入ってからは教室全体が盛り上がるのだが、受講学生が3〜4年生であること、水曜日の4時限目であること…などなど、環境的に盛り上げれない状態が幾重にも重なって、例年とは状況が違うようである。

それでも何とか今日の講義を終え、急いで帰宅。明日以降の講義内容を確認し、ネタを用意しておかないと…。


6月16日(木)

突然だが、今日は仕事帰りに携帯用酸素ボンベを購入した。月曜日に、私の群発性頭痛の緩和に酸素吸入が効果的であるということを知ったためである。

それと、最近「???」と思っていることの1つに、「どうして、ワイシャツには緑がほとんどないのだろう?」ということがある。私は緑色が大好きである。が、緑のワイシャツというのは、ほとんど売られていない。今日、神保町でトーンの違う緑のワイシャツを2枚見つけたので(おまけに、大特売!)、迷わず購入したのだが…。それらは無地のもので、チェックやストライプが入っていることもない。私が気に入るものは、だいたいがマイナーなものだということか…。

今朝、寝坊した気はしなかった。しかし、松戸駅から日本大学松戸歯学部へはタクシーを利用するハメになった。上野駅までの移動は順調だったのである。しかし、上野駅で乗り換えた常磐線が「上り電車が遅れておりますので、その到着を待ってからの出発となります」などとアナウンスが入り、上野で足止めを喰らったような形になったのである。が、遅刻することもなく、とりあえず順調に朝イチの講義もこなせた。

その後、松戸駅に戻り、ちょっと早めの昼食をとった。今まで入ったことのなかった店に入ってみた。結構はやっているような感じだったが、もう2度と私は入店しないものと思われる。

3時限目の通信教育部、相変わらず受講学生が多い。そろそろ、マジメな学生とダレる学生の差が出始める頃と思われる。どうにかこの対策を練る必要があろう。

しばらく空き時間があって、法学部へ移動。法学部での講義内容は、通信教育部でのものとほとんど同じであるため、講義の準備も不要といえば不要なので、ゆっくり体を休めつつ、講義時間を待つことにした。教室の広さと学生数との関係もあり、このクラスはノリの良さは天下一品なのだが、講義中に時々「本当に、こんな講義展開で良いのだろうか?」と考えることもある。フッと我に返る瞬間もあるのだが、「学生が喜んでくれるのなら、それでいいや!」と開き直っているうちに、講義が終わる…というのがいつものパターンである。

今日は一日中天気が悪かったが、それでも私は心をポカポカさせつつ帰途に就けた。学生たちの熱意に感謝…である。


6月18日(土)

まずは金曜日の話。

私が横浜〜三島間の在来線特急券を事前に購入しておくと、なぜか乗れない…。だが、昨日の私には、それなりの理由があった。昨夜、サッカーのコンフェデ杯を見ていたら、日本が惜敗し、ちょっとガクッときてしまった。そのまま寝ようと思った瞬間、今日の3時限目に国際関係学部で担当する「日本の社会」で紹介するデータ分析をやっていなかったことに気付いて、明け方まで作業をしていたのである。月曜日、学生に「家族とは何か?」というテーマで小レポートを作成してもらったのだが、それをすべてExcelに入力してトレンドサーチでコンセプトマッピングを作ることにしていたのだが、すっかり忘れていたのである。

それで、昨日の朝は早起きを諦め、新幹線通勤を決め込んだ。使用しなかった特急券は、また乗変すれば良いだけの話…。当初、7:41に横浜駅を出発する特急ワイドビュー東海号に乗る予定だったが、その時間はフトンの中にいた。予定では国際関係学部に到着しているであろう時間に、東神奈川駅で新幹線指定席特急券を引き替えていたことになる。

2時限目の「国際社会学入門」は、先週宣言した通りに出席調査を辞めた。が、それでも相当数の学生が来ていたように見受けられた。また、今日は日本のヒット曲を剽窃したK-POPを紹介することになっていたのでCDを再生する必要があったのだが、講義教室のDVDデッキが不具合を起こしており、現在業者に持ち込み修理中! それで、家からMP3プレーヤーとオーディオコード(純度99.99%モノ!)を持参し、アンプに接続したが、やはり音が歪んだり、こもったり、選曲がスムーズにいかなかったり…と、なかなか苦労した。が、当初の目的は果たせたので、それはそれで…。

3時限目、「日本の社会」で昨夜の苦心の作を学生にプリントして配布した。実は、「家族」をキーコンセプトに分析しても、本当にキーとなるコンセプトは別のところにあったということを指摘。それなりに、自分の分析に満足しつつ、日本の家族の問題点を語った。

そして4時限目…。毎度のことながら金曜日の「社会学」の講義は時間に追われるという精神的なプレッシャーとの闘いである。新幹線に乗り遅れたら法学部の講義が休講になってしまうので、3時限目後の休み時間中に講義内容をシッカリ確認し、流れを作り、講義教室へ移動中も講義展開法を考えつつ歩かなくてはならない。だが、それでも今まで大したトラブルもなく、学生たちも私の状況に理解を示してくれている(と思われる)ので、大変ありがたい話である。

新幹線で東京へ移動し、18時からの法学部の講義で今週の全ての仕事を終えた。

そして、帰宅後にパソコンが不具合を起こした。

そして今日は、パソコン(厳密に言えばWindowsXP)のメンテで幕開け!

昨夜からの話なのだが、エラーが多発し始めたのである。先日、ファイアウォールソフトを(4200円かけて)アップデートし、昨夜はアンチウイルスソフトを(49ドルかけて)アップデートした。そしてその後、WindowsXPの動きがおかしくなったのである。

今日は藤沢へ行き、カット&パーマを10時からお願いしていた。そのため、パソコンのメンテは帰宅後ということになったのだが、朝のうちにとりあえずWindowsXPをセーフモードで起ち上げ、起動ができることだけは確認して家を出た。

久々のカットのため、大量(?)の髪の毛が床に散乱! 如何に私の頭髪が無法地帯となっていたのかを物語るような状態だった。そして、シッカリかけていたハズのパーマも落ちきっており、ヴァージンヘア状態に戻っていたので、パーマがかかるのに時間がかかった。

夕方、帰宅してパソコンの不具合原因をあれこれ考えてみた。幸いに、WindowsXPには復元ポイントを自動で作成する機能があり、それを使えば問題なく起動していた頃の状態に戻すことができる。セーフモードで起ち上げたWindowsXPでその機能で使ってシッカリ起動していたシステム状態に戻して原因究明をしてみたところ、ファイアウォールソフトとアンチウイルスソフトが競合していることが判明した。アンチウイルスソフトをアップデータしたところ、新たにファイアウォール機能が追加されていたらしく、それが元々インストールされていたソフトと競合し、システムダンプ状態を招いたらしい。両方のソフトの購入金額が、あわせて1万円弱。どちらも諦めて新しく統合型ユーティリティソフトを購入するか、あるいはこの問題のソフトのどちらか一方を活かすか…という苦渋の(?)選択の結果、昨夜アップデートしたアンチウイルスソフトを活かすことにし、ファイアウォールソフトはアンインストールした。

が、なかなかこのアンチウイルスソフトが言うことを聞いてくれない。それでWindows内を探ってみたところ、旧バージョンのDLLファイルなどが削除できない状態にあり、それとまた競合していることが発覚! 旧バージョンはアンインストールしたハズなのだが、なぜかすべてのファイルが削除できていなかったのである。強引に「ごみ箱」へ移動させようとしてもダメ! どうしたものか…と悩んでいたが、簡単な解決策を見つけた。アップデートするファイルのインストール先を旧バージョンと同じフォルダにし、全てのファイルを上書きしてしまえば良いのである! それで、全ての問題が解決した。

…ということで、昨日の更新作業が滞ってしまった次第である。


6月19日(日)

昨日の続き…。実は、WindowsXPの動きがおかしくなったのは、ソフトだけの問題ではなかったということが判明した。あれこれと設定を調整していたら、インストールしたファイアウォールソフト(これは削除済み)とアンチウイルスソフトのファイアウォール機能が競合していた…と述べたが、まだまだWindowsXPの動きを止めていたものが…。その原因こそがWindowsXP自身であった! 以前から「Windowsって、Windowsそのものが問題だから…」と言われたことがあるが、WindowsXPのSP2に搭載されたファイアウォール機能が例の2つのソフトを押さえつけようとし、さらにその2つのソフトがSP2のファイアウォール機能を攻撃し…となると、「こりゃ、OSが起動せずにエラーになるわなぁ…」という結論に達した。それが明け方4時前。アホらしい…というべきか、アレコレとセキュリティパッチを当てさせる原因がわかったといか、とにかく「マイクロソフト、語るに落ちたか?」的な印象を抱かざるを得なかった。私のWindows不信は募るばかりだが、他のOSに慣れていないので、当分はこのままの環境で使用し続けることになるのだろう。

とりあえずパソコンがらみの問題は解決したので、買い物に出ることにした。16日(木)にもぼやいたが、どうして緑のワイシャツというのはほとんどの店で扱いがないのだろう? あっても、無地のものばかり…ということで、今日は横浜駅周辺で緑のワイシャツ探しをした。ワイシャツの種類が豊富な場所といえば、横浜高島屋! たしかに豊富だった。緑のワイシャツでチェックが入っていたりストライプがあったり…と、それはそれは魅力的なワイシャツがあった。が、最低でも8千円、高いものとなると2万円を越えるものも…!? 諦めて、相鉄ジョイナスダイエーなどを見て回ったが、緑のワイシャツは見当たらなかった。ダイエーの横には、マイカルグループの横浜VIVREがある。店ごとに大音響でレゲエだのラップだのを流していて、耳が痛くなる。その大音響に恐怖感さえ覚えるのである。だから私はVIVREが大の苦手で、行くとしても地下のHMVや桂花ラーメン程度…。しかし、ここまで来たら大音響に負けず頑張って探してみようじゃないか!…とメンズフロアに行くと、絶対に私とは住む世界の違う人たちが集う店の横に、かなり穏やかな雰囲気の店があった。そして、遂に見つけたのである! 見つけたワイシャツ、ちょっと派手かも?…という感じもしないではないが、フォーマルにもカジュアルにも…という選択基準だったので、まぁいいか…。

とりあえず、気に入ったものが見つかって満足していたところへ、急に携帯電話にに門下生から電話があり、それで横浜に出てきてもらって夕飯を一緒に食べることしした。この門下生は、一昨年に通信教育部の法学部を卒業したHO君といい、かなり久しく会っていなかったので、彼もそれが気になって連絡してきたという。一緒に夕飯…とはいえ、向かった先は一杯やりながら…というお店。しかし、彼も私もドクターストップで禁酒状態。ソフトドリンクだけで健全に(?)会話を楽しみつつ食事をした。

帰宅すると、留守電が…。実家の父親から、父の日の贈り物に対するお礼の伝言が入っていた。「もう、こんなことはしないでいいから…」という父親の言葉に、「こで、これからも期待しているから…」というようなニュアンスも受け取れた。

さて、明日以降のプリントと講義内容の確認をしておかないと…。


6月20日(月)

講義をしていて、非常に虚しくなる瞬間がある。今年は比較的マジメな学生や熱意のある学生が多く、例年よりも気持ちよく講義が出来ていたつもりだった。しかし、この時期になってもまだ受講意識の低い学生もいて、そんな彼らの非常識な行動が私を虚しくさせるのである。DVDを見せていたり、CDを聴かせていたり、あるいは時間を与えて学生に作業をさせている時などに、意識の低い学生の奇行を目にすることになる。そういう学生のそばに私が近づくと、ある時は「あっ、マズイ!」と気まずさを感じて意識を改める者もいるが、最近では私が近づいていることさえ気付かないでおしゃべりをしていたり別の作業をしている学生が増えた。ちょっと過激な注意をすると、逆ギレする学生もいる。私をずっとにらみつける学生もいる。が、こちらは男子校教員歴が長い。中途半端な威嚇は全く怖くない。というより、そんなことしかできない学生たちがかわいそうに思う。本人はカッコつけているつもりなのか知らないが、見ていて無様である。

それで今日、「こっち(=私)は、この1回の講義で失敗したらクビになる…というくらいの覚悟を決めてかかっているんだ! それだけ命をかけて仕事をしているのが理解できないなら、出て行ってくれ!」と私の意識を述べたのだが、どれだけの学生が改心してくれるのだろう?

この数週間、土曜日から月曜日にかけて体調が悪かった私ではあったが、今のところは大丈夫なようである。今日も昼過ぎに日本大学国際関係学部に入り、清水先生と昼食をとる。食欲もあるし、体調は万全である。

今日は4時限目から始動であるため、それまでに今週使用するプリントの大部分を作成しておき、そして講義にのぞんだ。が、今日の5時限目と金曜日の4時限目の「社会学」で使用している721教室のDVDの修理のメドがたたないため、今後は月曜日だけは1347教室を、金曜日は通常通りに721教室を使用するという異例の事態になった。そのアナウンスをするため、講師室のパソコンを借りて “貼り紙” を作成し、4時限目の教室に向かう前に721教室へ行き、黒板に貼り紙しておいた。

4時限目の「日本の社会」では、日本人学生に「“肌色” とはどんな色か?」と尋ねてみた。この質問で、自民族中心主義の程度がわかるのだが、質問した全ての学生が「オレンジと白を混ぜたような…」「ベージュに近くて…」などと、いわゆる日本人の “肌色” を語っていた。ここから今日は日本人の外国人観へと発展。それなりに解説は出来たように思う。

そして、5時限目の「社会学」は教室を変更して実施。これでDVDやCDが使用できる…ということで、「アノミー」の説明の補助として、小田和正の「あなたをみつめて」と、ジョン・レノンの「LOVE」を鑑賞し、歌詞の分析を通して人間の欲求の拡がりを考えることにした。

講義後、講師室でしばらく落ち着いていたところ、じぇった先生も戻られた。それで、新横浜までご一緒させていただいた。こだま号とはいえ、新幹線はスピーディで疲れた体にはありがたい乗り物だが、横揺れが少々気になるところ…。

さて、明日は体を休める日…。腰も頭痛も、まずは心身共に休息を取り、適切なリハビリをするに限る!


6月21日(火)

私は、ボーダフォンのユーザーである。ついでに言えば、デジタルホン時代からのユーザーである。だから、利用歴はかなり長い。今使用している機種に変更して、すでに2年半異常が経過…。このところ、ちょっと調子があやしくなってきたので、思い切って機種変更することにした。昼食後、横浜のボーダフォンショップに出て、「出来れば海外でも使える携帯が…でも、韓国ではボーダフォンは使えなかったんでしたっけね?」と聞いてみたところ、「いえ、今月から、ソウルでなら使用可能になりましたよ!」との返答が。その機種にするためには、3G機種にしなくてはならないというので、システムを一気に換えてみた。そのため、今までの諸設定の半分以上がリセットされ、再設定が必要となるのであるが、それでも「この携帯1つで、韓国もOKになる!」ということのほうが私には大きかった。

機種変更とシステム変更に30分以上かかるということだったので、auショップへ出向き、韓国でしか使わない携帯電話を解約した。これで、毎月の(余計な)出費が軽減されるので、助かる。まだ時間があったので、お気に入りのSheltieに行き、夏用のカットソーを購入する。どうも、この店でも私の面は割れているようで、店員さんが「あら、お久しぶりです」とか「いつもありがとうございます」などと声をかけてくれるので、ちょっと照れる。

再びボーダフォンショップへ。すでに手続きは終了済みだったので、すぐに携帯電話を受け取ることが出来た。受け取るや否や、すぐに帰宅し、それからマニュアルと携帯電話とにらめっこ! 今まで使用していた携帯電話と同じような環境にするために、5時間ほどが経過。しかし、まだ新機種の機能の半分も理解できていないんだろうなぁ…。

こうして、今日は半日以上を携帯電話の設定に明け暮れたのであった。

疲労困憊のため、今日は大したぼやきもなく、ここで脱稿。


6月22日(水)

昨日の機種変更のため、今朝は寝不足状態で幕開け。おまけに大雨…。外に出ると、目の前に白いレースのカーテンを目の前に歩くような視野の悪さ…。新幹線の切符は購入済みだったが、そのために東神奈川駅に歩くより、京浜急行の神奈川駅に歩いたほうが楽であるため、今朝は7:41に横浜駅を発つ特急ワイドビュー東海号で三島入りすることにした。予定では東海号は8:52に三島到着なのだが、大雨で多少ダイヤにズレが生じたようであった。そして、三島も大雨…。走ることも出来ず、日本大学国際関係学部には9時過ぎに到着となってしまった。久々の遅刻であるが、とはいえ5分遅れ程度…。

こうなることを予測していたのか、今日使用するプリント類は月曜日のうちに刷り終わっていたので、それらを持って講義教室へ移動。しかし、どうも群発性頭痛の薬のせいで最近は集中力が途切れることがある。教室のAVラックのカギを借りる際、講義教室番号を完全に忘れてしまい、研究室の副手さんに「すいません…、1時限目はどこの教室に行けば良いんでしたっけ?」などと聞いてしまった私…。情けない…。

講義教室に行くと、そこには4人しか学生がいなかった。留学生科目のため、もともと学生数が少ないのだが、それにしても…。雨のせいだろうか? 1人遅刻してきて5名となったところで講義開始。ただ、人数的にテーマを先に進めるワケにもいかない。それで、ちょうど持ってきていた日韓アニメーションソング比較用CDや日韓剽窃曲CDなどを鑑賞し、感想を書いてもらって講義を終える。怪我の功名か、これがなかなか好評だった。

2時限目は3〜4年生用の「社会変動論」なのだが、こちらが解説しているのにメモも取ろうとしない学生が多数いることに気づき、「正しい努力もせず、『教え方が悪いから、理解できなかった』とかあとで単位が取れなかったのを人のせいにするな!」と一喝! それでもなお状況を飲み込めない学生がいるのだから、またもや講義をしていて、非常に虚しくなる瞬間を迎える。

4時限目の「人間と社会T」も3〜4年生の科目となっているが、こちらは月曜日の「社会学」とテーマが違う(こちらのテーマは「恋愛に伴う欲求と効果」)のにも関わらず、ジョン・レノンの「LOVE」を鑑賞し、歌詞の分析を通して「恋」と「愛」の違いを説明したのだが、やはり小田和正の「あなたをみつめて」も聴きたくなり、学生を無視して自分の欲求のみで鑑賞を始める(もちろん、この曲の歌詞も分析し、解説したのだが…)

まぁ、今日の仕事も「終わりよければすべてよし」的に考えて良いだろう。

帰途、新幹線で新横浜に出て、そこで下車。ビックカメラに行って携帯電話のメモリ用にSDカードを購入する。かなり携帯電話が強力なツールとなっていくような気がした。

さて、明日は寝不足じゃマズイ! 早く寝ないと…。


6月23日(木)

通勤最難関(?)の日本大学松戸歯学部の出講日である。昨夜の私の心意気である「寝不足じゃマズイ」どころか、寝坊…。予定より30分も寝過ごしてしまった! それでも、落ち着いて身仕度を調えて家を出る。昨日ほどではないにせよ雨は降っていたため、走ることが出来ない。

だが、運の良いことに、駅に着くたびに電車の接続が良く、上野駅まではあっという間に到着した。が、常磐線が南千住駅に到着した途端、「我孫子駅で線路内に人が入ったため、緊急停止信号を受信いたしました。当駅で、しばらく運転を見合わせます」との車内アナウンスが…。順調(?)に行けば、松戸駅からバスでも十分に間に合うハズだったが、今週もタクシー使用…。

1時限目の「社会学」終了後、講師室へ急いで戻った。いつもなら、お茶を一杯いただいてから通信教育部へ移動するのだが、今日は通信教育部で使用するプリントがまだ作成されていたかったため、荷物をまとめるや否や、すぐに松戸駅行きのバスに飛び乗った。

が、この時、“とんでもないこと” をしでかしていたことなど気が付く余裕さえなかった…。

通信教育部で大量なプリント印刷を終え、3時限目に望んだ。この時も、まだ “とんでもないこと” など気が付いていなかった。そして、講義を終えて講師室に戻ってバッグの中をまじまじと確認して…何かが足りないことに “やっと” 気付いた。講義用のファイルが1冊ないのである! 今日は2冊のファイルを持って家を出たのだが、そのうちの1冊がない…。かなり重いものなので、落としたのであればすぐに気付くが…。そこで、松戸歯学部講師室に電話をする。電話がつながると同時に「先生、お忘れ物がありますよ!」との応答。情けないことに、講義用ファイルを…私の教員生活とほぼ同じくらいかけて作り上げた講義ノートを、忘れて移動してしまったのである! 明日、三島でもそのファイルが必要なので(それがなくても、頭の中に講義内容は入っているのだが)、三島キャンパスに宅配便で送ってもらうことになった。あぁ、本当に情けない…。

法学部に移動し、ここでもプリントを刷り、講義教室のある3号館へ移動。時間がかなり余っていたので、機種変更した携帯電話をいじり、設定継続の続きをする。マニュアルのほとんどは頭の中に入ったが、実際にいじってみると思ったようにいかない。そんなことをしている間に、講義開始時間となった。

携帯電話は使い切れていないは、講義ファイルは忘れて移動するは…と、何だか散々な感じではあったが、法学部の学生たちが私の講義でノリノリになってくれた(付き合ってくれた?)ので、心豊かに今日の仕事を終えることが出来たと思う。

法学部生にも言ったのだが、「今日、松戸に講義ファイルを忘れてきたけれど、それは明日には三島に届くのだから、家を出る時の荷物が軽くなる…ということで、かえって体は楽になる!」ということか…。そのファイルを三島に置いて帰ることにすれば(月曜日にも三島で使用すると仮定して…の話)、さらに楽できるワケで…。こうやって考えれば、こういう失敗もまた楽し! 松戸歯学部の学生に「ストレスを克服するには、“今、ここで” 何が起きているのかを直視する…言い換えれば “目を反らさない” ことだ!」と教えたのだが、まさに自分でコーピングしたような感じである。


6月24日(金)

昨夜、私の住むアパートの大家さんが訪ねてこられた。私の部屋の隣は3月末からずっと空いていたのだが、昨日新しい人が入居したという。それで、その人が昼間にアパートの各部屋を挨拶に訪ねたらしいのだが、昼間はみんな不在であるため、それで “引っ越しソバ” を大家さんに託した…という次第。そのため、昨夜はちょっとボリュームのある夕飯となった。

今朝、5時半過ぎに目が覚めた。二度寝してあとで慌てるのはイヤだったので、そのまま起きることにした。ゆっくり朝食を取り、ネットで講義のネタを検索できたので、「早起きは三文の得」を実感する。

今日は、日本大学国際関係学部で2時限目から…という日だが、9時過ぎには大学入りし、講義用プリントを大量に作成する。今日は高画質で作成しなくてはならないプリント類が多かったのでリソグラフではなくコピー機も使用する必要があり、時間がかかること必至であった。早めに大学に入ったので、印刷機もコピー機も使いたい放題!

印刷をしている最中、庶務課から私宛てに電話が入る。3時限目の「日本の社会」をケニア人留学生で陸上選手のサイモン君が受講しているのだが、今日は(一日中)彼の取材のために撮影クルーが大学にいて、どうやら私の講義を受けているシーンも撮影したいということだった。その電話の後、松戸歯学部からの宅配便として私の講義用ファイルが届いた。緊張するやらホッとするやら…。

2時限目の「国際社会学入門」では、CDを使用しながら日韓のヒット曲(剽窃曲)を比較し、文化接触の問題点などを語る。「先生が『出席をとらない』と宣言して以来、学生数が増えてませんか?」と講義後に言われ、そうかも知れない…と実感する。

昼休みサンドウィッチをほおばりながら、落ち着くヒマもなく3時限目の準備をする。本当は今日、三島での全ての講義を板書なしで行うつもりだったのだが、“取材” が入るというのであれば…とちょっと色気づき、板書事項を考えた。そして3時限目…。「私は映らないですよね?」とクルーに尋ねたところ、「サイモン君のほうを撮影しますので…」とのことだったが、最初にカメラが向けられたのは私のほう…。緊張して、板書中にチョークを折る。情けない…。そして、クルーがいる間ずっと淡々と語り続け、クルーが教室を去った後「では、いつもの調子に戻ります」と宣言し、いつもの調子で講義する。今日はチョー・ヨンピル(趙容弼)の大ヒット曲「釜山港へ帰れ」の韓国盤と日本盤を比較し、日本のメディアの隠蔽体質の理解を目的とした。受講学生の中には釜山出身の姉妹がいるのだが、その姉妹を前にして釜山の歴史性を語り続ける違和感…。でも、「自信がなければ為せない業」と自分に言い聞かせ、講義は展開された。

4時限目「社会学」は、残り講義回数を考え、どこかで時間調整をする必要があった。最終テーマとなっている「恋愛に伴う欲求と効果」を縮小版にするか、それとも…と考えたが、3〜4年生に「恋愛に…」を講義していて反応がそこそこあるので、今講義しているテーマと次のテーマを一気に片づけることにした。そのため、今日1時間で4コマ分を進める必要性が出てきた。そのため、“4コマ分が一目でわかるプリント” を作成して配布。「問題行動」と「常識」の項目をこれでクリア。うまいこと関連づけができたが、講義後の私はイヤな汗をかいていた。

そして、三島駅へ移動し、新幹線で東京…そして法学部…というような、いつものパターン。法学部の「社会学」は木曜日と進度が同じなので、気分的に落ち着いて語れるのだが、教室の雰囲気が極端なまでに異なるので、その雰囲気に多少あわせつつの講義。

今日は、荷物が多かった。CDやDVDをかなり持ち込み、三島で受け取った講義用ファイルも持ち帰ることにしたので、それなりにきつかった。その上、かなり暑かった。今シーズン初めて上着なしで出講した。重みと暑さで、かなりバテバテの私であった。


6月27日(月)

久々に、サイト更新が滞ってしまった。この間、いろいろとやることがあって、講義の準備、体のメンテ、その他諸々…と、サイト更新にまで手が回らなくなっていた。

昨日、また目の奥に痛みが現れた。「またか…」と思っているうちに、肩のほうにまで痛みが回ってきた。講義の準備を終えてすぐ就寝。今朝、早起きして、なかきどクリニックへ通院。診察券を出したのが9時ちょっと過ぎ。すでに診察室に2人の患者さんがいたのだが、なぜかすぐ私の名前が呼ばれ、診察室へ。そこで、前回通院時から昨日までの経過を報告し、薬の量を少し増やしてもらう。

その後、東神奈川駅へ行き、三島へ向かう。月曜日は4時限目からの担当であるが、昼休み中に日本大学国際関係学部入りし、講義用プリントの作成および整理をする。主テキストを「プリント配布」としている科目が多いのでプリント用意は結構大変なのだが、リアルタイムな教材を提供できているものと自負している。

準備万端で4時限目「日本の社会」へ突入! 今日から「放送用語に見る日本社会」をテーマとし、最終回を目指す。放送用語を知ることによって、日本の社会構造・歴史性を知ることが出来る…という思惑で、今までに語った内容の “まとめ” 的な位置づけでこのテーマを講義することにしている。昨年はうまくいったのだが、2匹目のドジョウが泳いでいるかどうか…。慎重に構えなくてはならない。

5時限目「社会学」も、いよいよ今日から最後のテーマ「恋愛に伴う欲求と効果」へ。水曜日の「人間と社会T」と同様に、恋愛をテーマとすることで今までに語った社会学的考察の “まとめ” としている。学術的(社会学的)に恋愛を語るので、ロマンティックな講義ではない。が、こういうテーマとなると、学生たちも興味を持つようである。

帰途、在来線で帰ろうかと思ったのだが、群発性頭痛のこともあり、新幹線で早めに帰宅した。やはり、新幹線に勝る通勤方法はないようである。多少の揺れは気になるが…。


6月28日(火)

今日も通院…腰のリハビリである。ということで、静岡へ。このところ、リハビリの間隔を出来るだけ短くするようにしているのだが、それに伴い、出銭も多くなるのが悩みの種。しかし、ここでリハビリを怠って腰が一生涯使い物にならなくなるようなことになったら大変である。

そこで、出銭を少なくするため、新幹線を利用せず、横浜駅を9:20に出発する東海道線で静岡入りすることにした。が、スーツケースを持ったまま普通車に乗るのは難があるので、グリーン車に乗ることを考えた。ところが、切符を買おうとみどりの窓口に入って時刻表を確認すると、よく三島出講時に利用している9:23発の踊り子号で三島まで行くと、そこで待ち時間0分の東海道線始発電車に乗れることを知った。いつもは三島で “旅” の目的を果たしてしまうので連絡列車の情報を得ることはなかった。この三島始発の東海道線に乗ることが出来たら、静岡到着が15分ほど早くなる。おまけに、横浜〜熱海間のグリーン料金と、横浜〜三島間の自由席特急料金は950円と同額である。ならば…と、踊り子号の利用を決め、切符を購入した。

が、切符購入後、携帯電話に「山手線で人身事故」という情報メールが入る。併走している京浜東北線や東海道線は、このためにダイヤが乱れた。9:20分に横浜駅を出発するはずの東海道線が横浜駅に到着したのが9:25。踊り子号は9:30に到着した。この時点で「あぁ、三島駅での(始発列車との)連絡はムリかなぁ…」と諦めムードとなった。しかし、熱海直前で

三島より先、沼津、富士、清水、静岡方面へ起こしのお客様は、このまま三島まで(この特急に)お乗りになり、三島始発の島田行き列車にお乗り換えください。三島駅では、この特急の到着を待って、島田行きが出発いたします。

という車内アナウンスが入る。JR東日本のダイヤが乱れていることに合わせて出発時間を遅らせてくれるJR東海の配慮には感謝感謝である。その結果、静岡駅到着は、予定よりたった5分の遅れであった。

今回の宿泊先は、ホテルアソシア静岡ターミナルである。以前はよく利用したホテルで、場所は…静岡駅前にある。ホテルとしてのレベルはかなり高いのでそれなりに料金も高めだが、休日やネット限定の予約では1泊5500円などというプランもある。実は私、アソシアアドバンテージ会員であるということをすっかり忘れていた。会員登録してある私は、一般宿泊客よりもちょっと有利な条件で宿泊できるのである。特典をキチンとタイミング良く利用すれば、その辺にあるビジネスホテルよりも安い料金で、高レベルのサービスを受けることも出来るワケである。今回は、そのタイミングをうまく利用した次第である。

インターネット予約時に「午前中に到着するかも知れないので、チェックインまで荷物を預かってください」と要望を付け加えておいたので、静岡駅到着後すぐにホテルへ向かう。そして、荷物の件を伝えると、「すでにご用意できる部屋がありますので、チェックインなさってください」ということに…。本来のチェックイン時間は14時なので、2時間も早く部屋に入れたことになる。外はメチャクチャ暑かったので、嬉しい限りである。それで、部屋に入らせてもらい、パソコンをLANに接続し、汗をかいていたのでシャワーを浴び、ちょっと落ち着いてからホテルを出て昼食をとり、リハビリに。

夕飯、またもや新静岡駅周辺に行き、懲りもせずトロロ屋に入店する。だが今回は、麦ご飯のおかわり自由な料理にはせず、鰻とろろ丼を注文。おかわりなしでも、十分なボリュームだった。またもや満足! また次回、静岡に来た時にもトロロ屋に行くんだろうなぁ…。

明日の講義の準備もあるので、あまり “夜遊び” せずにホテルに戻ることにした。フロントで部屋のキーを受け取り、エレベータ前に行くと、“ちょっと出来上がっているオジサン” が…。エレベータが来て、全員乗り込んだのだが、私が部屋のある6階のボタンを押した後、私の隣にいた “出来上がったオジサン” が「管理室呼び出しボタン」を押した。「な、な、な、何を?!」という空気がエレベータ内に流れる。スピーカーから「何かありましたか?」という応答が…。「あっ…、間違えです!」とオジサンが返答。どうやら、「最上階」のボタンを押したつもりだったらしい。

部屋に戻って、あることに気付いた。「ホテルの冷蔵庫にあるドリンクは、市井(しせい)の価格よりも高い」ということを…。ミネラルウォーターにしてもコーヒーにしても、コーラにしても、すべて315円! アルコール飲料は525円! あぁ、コンビニで仕入れて来れば良かった…とガックリ来たが、とりあえずシャワーを浴び、電気ポットでお湯を沸かしてお茶を入れる。とりあえず、それで水分補給は何とかなった。

あとは、明日の講義の準備か…。


6月29日(水)

何度もぼやくが、芸能人って頭が悪いのが多いなぁ…と思わざるを得ないテレビ事情。というよりも、知識を与えてくれた教員の努力を無にする天才が芸能界には多い! 漢字も読めなきゃ、基礎知識もなけりゃ、世界地図も読めない…。これで私よりも高い年収を得ているのかと思うと、無性に腹が立つ! おそらく、彼らは他の仕事には就けない人が多いんだろうなぁ…(ちょっと問題発言)

もうじき、大学でも前期試験が始まる。上記のような才能を持った学生が少ないことを切に願う。

今朝は、静岡駅前のホテルアソシア静岡ターミナルで目覚めた。駅まで歩いて1分で着いてしまうので、7時過ぎまで寝ていても、7:40発のこだま号に余裕で間に合う。しかし、どうして私が静岡で迎える水曜日の朝は、雨が降るのだろう?

今日も、日本大学国際関係学部の1時限目「日本社会」は出席学生数が少なかった。留学生に嫌われているのだろうか?…と一瞬考えてしまったが、どういうワケではあるまい。1〜2回だけ出席してあとは音沙汰無しという学生もいる。留学生は「真面目」か「不真面目」の両極端だというのが、私の教員歴で得た実感である。先々週は日本人の宗教観と「来世」との関わりを話したのだが、今日は人間関係と「前世」との関わりを話した。それなりに興味を持ってもらえたようには思う。

2時限目「社会変動論」では、先週から講義している「発展段階論」を一気に解説した。が、時間の関係で、少々未解説部分が出る。これは来週の導入にでも使えばよいか…。

昼休みから3時限目が空き時間なので、今までに刷って余ってしまったプリントの整理をする。「塵も積もれば山となる」という通り、担当講座数と履修登録学生数のからみで “かなり” 大量のプリントが…。それを科目別・項目別に保存するため、出講時にコンビニで買っておいた付箋を使って整理する。が、あまりに量の多さに周囲から「腰に悪いんじゃない?」「根を詰めないほうが…」などとアドバイスされ、ある程度のところで今日の作業は断念する。

4時限目「人間と社会T」では、引き続き「恋愛」の特殊性・展開を社会学的に講義。ただ、あまり堅い話になると学生の興味をそいでしまうと思われるので、身近な例などを挙げつつ解説する。こちらが盛り上がって講義しても、最近の学生はドライなのか、それともジェネレーションギャップがあるのか、温度差を感じる今日この頃である。

帰途、どうやって横浜に戻るか思案したが、スーツケースもあることだし…と、新幹線を利用することにした。三島から熱海、小田原とコカコーラを飲みながら順調に(?)きたのだが、小田原でのぞみ号の通過待ちをしているこだま号内で、寝不足と薬効のために眠気が襲ってきて、あやうく新横浜で降り損なうところだった。

その後、横浜線で東神奈川に戻る際、京浜東北線の車両故障で東神奈川駅のホームが埋まっている…ということで、停車駅ごとに長い待機を強いられ、さらに徐行運転の連続…。家が近づいているはずなのに、なぜか家が遠く感じる。東神奈川に到着後、たいていは買い物をしたり本屋で立ち読みをして帰るのだが、今日は天気があやしいのとスーツケースを持っているため、どこにも寄らずに帰宅する。疲れた体には、寄り道は禁物!

帰宅後、持ち歩いていたパソコンを再び元の場所にセッティングし、メールチェック後、前期試験の問題を作成する。ひな形は出来上がっているので、あとは今年の講義内容に合うように問題を作成すれば良いだけである。問題を作成しながら、前述の不安がよぎる。

受講生諸君、とにかく頑張ってくれ〜っ!

それにしても、最近の「トリビアの泉」はつまらない。「えっ? これって常識的な話では…?」「そんな強引なネタは、トリビアとは言えない!」というようなネタばかり。やはり、深夜枠の時代のほうが、レベルが高かった。それに、余計な出演者(タ○リ)が増えてから、ノリが悪くなった。深夜で好評だった番組をゴールデン枠に持ってきて、それでノリが深夜時代を超えたという番組を見たことがない。悲しいことだ。


6月30日(木)

このところ、3G携帯の調子が悪くなる頻度が高い。月曜日には、インターネットにアクセスできなくなった。ボーダフォンに電話すると、「電源を一旦切って、もう一度電源を入れると改善されると思います」と言われ、その通りにすると、何の問題もなかったかのようにインターネットのアクセスが可能となった。

昨夜、また調子が悪くなった。今度は電源を切って入れ直しても、全く状況は変わらない。ついでに言えば、電話もかけられない状態…。ネット上で3G工事状況を調べると、「6月30日(木)1:00〜6:00」と書かれているので、そのせいだとばかり思っていたのだが…。6時に起床して携帯電話をチェックしても、なお状況は変わらない。仕方なく、「インターネット自動設定」の変更をしてみたら…何の問題もなかったかのようにインターネットのアクセスが可能となった。ついでに言えば、通話も可能となった。不安定なのか、気紛れなのか…。

早起きしたので、いつもよりも3本以上早い東海道線で東京駅に出て、山手線と常磐線を乗り継いで松戸へ。しかし、ちょっと激しい雨のせいなのか、バスが来ない…。バスを待つ列は、長くなるばかり。しかし、ギリギリ着席することは出来た。

日本大学松戸歯学部では今週土曜日に補講が2コマあるので、「社会学が3コマとなる。勤務は大変そうだが、時間的にはゆったり出来そうなので気分的には楽である。また、土曜は大教室を使用するため、パソコン使用も可能となる。それで、講義後にその大教室を “下見” し、使用機器の確認をした。

雨降る中、通信教育部に移動する。シラバスには毎回1トピックずつ記入してあるのだが、今日は3トピックスくらいを話さないとつじつまが合わない状態だったので、少々焦る。が、様々な実例を挙げることでクリアする。

法学部へ移動し、寝不足&薬効のための眠気と闘いつつ、講義開始を待つ。講義開始のチャイムが鳴り、教室へ向かうと、「金曜日の学生ですが、明日の都合が悪いので、今日授業を受けてもいいですか?」という学生が…。特に断る理由もなかったので(毎年こういうことがあるので)入室してもらう。そして、演芸場状態となった講義教室…。金曜日の教室では「木曜と金曜は、雰囲気が全く違う!」と語っているのだが、件の学生もその雰囲気の違いを体感し、驚いたに相違ない。

今日の仕事を全て終えた後、東京ドームの脇を久々に通り、後楽園駅に出る。ここから丸ノ内線に乗って池袋に出て、歩いてジュンク堂書店へ。予約しておいた流水りんこの『インド夫婦茶碗6』の発売日が今日なので、その受け取りに行ったのである。予約特典として、先着150名にはサイン会の整理券が渡される。私は予約初日に、それも営業開始時間に電話で予約を入れたのだが、整理券番号には「37」と書かれていた…。でもまぁ、整理券番号は目安であって、サイン会は再び先着順となるらしいし、整理券さえあればサイン会には参加できるワケだから、慌てることもなかろう。

それにしても、いつ来ても池袋は人混みが激しく、まっすぐ歩けない…。

帰途、久々に湘南新宿ラインに乗って横浜に戻った。眠気と腰痛のため、グリーン車に乗ったが、定期券でもグリーン車利用が可能になってからというもの、常にグリーン車は競争率が高い状態になっている。先ほど購入した漫画本を読みながら池袋から大崎へ。そこでかなりの眠気に襲われて、横浜までは意識無し!

それでも無事に帰宅して、こうやってサイトの更新をしているのだから、問題はない…と言っても良いだろう。


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