2001年10月のぼやき



10月27日(土)〜29日(月)

大阪に行っておりました。詳しくはこちらをご覧ください。


10月21日(日)

関係ない話だが、先日、行き付けのスーパーマーケットで、鍋焼きウドンを作るのにちょうど良い大きさの土鍋を138円で売っているのを見つけ、2セット購入した。今日まで土鍋をいじることなく、ただ置いたままにしていたのだが、昼に食べた味噌汁がまだまだ残っていたので、これを使った料理を…と考え、きしめんを買ってきて、味噌煮込みきしめんを土鍋で作ることにした。

土鍋は、いきなり料理に使ってはいけない…というのは大鉄則! まず、きれいに洗って、米の研ぎ汁などを鍋にはり、それを10分程度煮る。こうやって「目止め」をしないで使うと、土鍋から水分が漏れたり、破損する恐れがある。味噌煮込みの前に、まず目止め。

さて、いよいよ味噌煮込みを作る段階に入った。味噌汁だけではきしめんと味がからみにくいと判断した私は、韓国料理用の調味料であるヤンニョンジャン(ニンニク入りの唐辛子味噌)を少量混ぜ、ネギをガンガン入れまくり、途中でタマゴを落とし、グツグツ煮込むこと3分…。出来たものは、私の予想をはるかに越えた、美味なるものであった。

汗をシッカリかいて、フゥフゥ言いながら食べた味噌煮込み…。これぞ本物の「手前味噌」である。


10月14日(日)

恵比寿ガーデンプレイス内のガーデンルームまで、トワ・エ・モワのコンサートを観に行った。これは北海道国際航空(AIR DO)プレゼンツと銘打たれた札幌市主催のもので、抽選で当たった150組300名が入場できるというものであった。私は抽選にはずれてしまったのだが、先月、宇都宮のトワ・エ・モワコンサートで知り合った熊沢さんが「私は津村さんと一緒に行きますから…」と、チケットを私に譲って下さったため、私も入場することが出来たのである。先月、宇都宮に行かなければ…、そして知り合いが出来なければ、決して今回のコンサートの入場は出来なかったのである。友情に感謝感激である。

開場16:30、開演17:00というスケジュールだったが、なるべく良い席を取りたかったので、早めに開場に着くように家を出た。が、大阪から来られた津村さんは朝8:45には羽田に到着され、9:30過ぎに私が携帯電話に連絡を入れた時にはすでに恵比寿に到着されていた。

私は昼食を済ませた後、13:30過ぎに恵比寿に到着し、早くから並ばれていた津村さんと熊沢さんに合流した。しばし再会を喜び合っていると、トワ・エ・モワの芥川澄夫さんが会場に向かって歩いているのを目撃した。我々は会場前で芥川さんに挨拶をした。すると、「本、ありがとね!」と私に芥川さんが声をかけて下さった(詳しいことはこちらを。「本」とは『ストレス・スパイラル』のことである)。

その後、津村さんと熊沢さんは食事に行くということで、私が順番取りを代わりにすることになった。その時、白鳥さんのご主人で事務所社長の白鳥澄夫さんが会場から外に出てこられた。先月、一緒に写真を撮っていただく約束をしたものの、会場の都合で叶わなかったことを社長さんに告げると、「うん、そうだよぉ!」とおっしゃられ、その事実を覚えておられたようだった。そこで、「今日、(写真を撮らせていただいて)よろしいですか?」と伺うと、快くOKを出してくださった。

開場を待つこと4時間。しかし、楽しく過ごす4時間はアッと言う間に過ぎるもの。開場するや否や、津村さんと私はダッシュ! 最前列をおさえにかかった。そして成功! 私はすぐさまロビーに出て、10日に発売されたトワ・エ・モワのアルバムの復刻CD(トワ・エ・モワ・イン・USA)を購入して、座席に戻った。

予定時刻を5分過ぎて、トワ・エ・モワは私の目の前に現れた。前回のコンサートとは少々構成が違うものの、事前に本編ラスト曲を聞き出していたので、持参したプレゼントをステージ上のおふたりにスムーズに渡すことに成功した。握手までしていただいた。ちなみに、白鳥さんには『ストレス・スパイラル』&ファンレター。芥川さんにはタバコ用ポーチ&ファンレターを渡した。

コンサート終了後、恵比寿駅前の備屋珈琲店(本店は鎌倉。私のお気に入り!)で珈琲を飲みながら、コンサートの余韻を楽しんだ。こういうコンサートの楽しみもまた、乙なものである。


10月10日(水)

何となく10月10日は「体育の日」という感覚が抜けず、今朝も起きようとして時計の日付を見た時に「あっ、今日は祝日だった」などと寝ぼけたことを思い、少々寝坊してしまった。

今日は3〜4時限目が帝京高等看護学院の「人間関係論」、そして帝京大学福祉保育専門学校で夜2コマ「教育相談論」を担当。昼休みに看護学院に到着し、講師室で食事をし、くつろいでいたところへ、メーリングリストのメンバーでもある第二看護科のめいこさんが現れた。彼女には、私のCDのジャケット用に…と、写真を借りていたので、それを返しつつ、ジャケット入りのCDを渡しつつ、お礼を述べた。

看護学院で講義を終えた後、学生から携帯電話に「声がおかしかったようですが、体調悪いんですか?」とメールが入る。そういえば昨夜、なかなか寝られず(疲れすぎたため)、それで疲れが抜けなかったのだろう。学生から見た私は、「いつもとは違った」のだという。しかし、そんなことよりも、勢い良く降り続く雨に閉口した。福祉保育に移動しようと看護学院の外に出て、わずか数秒でズボンがずぶ濡れ。おまけに、なるべく傘をささないで歩けるように大学病院内をつきって行ったのだが、再び建物の外に出て、今度は全身ずぶ濡れ。

福祉保育の講義中、雷が鳴った。それが原因で山手線、京浜東北線、南武線が運転見合わせに入ったらしい。

何だか、踏んだり蹴ったりの一日だった。

それはそうと、今日は私の父親の68回目の誕生日。インターネットで配をした「ミッキーマウスのぬいぐるみ」に入った電報をプレゼント代わりに送った。帰宅すると父から留守番電話に伝言が入っていた。礼というよりも「こんなことに金を使うな」的なコメントだった。いかにも我が父らしい。


10月9日(火)

シアトル・マリナーズのイチロー選手が、首位打者と盗塁王を獲得した。新人で首位打者は37年ぶり、首位打者と盗塁王のダブル獲得は52年ぶりというから、「快挙」というべきことである。前評判通り、イチロー選手はやってのけた! 日本で7年連続首位打者を獲得し、今年はメジャー・リーグで首位打者…。実に日米にまたがって8年連続の首位打者というのは、前人未到のことである。日本が誇る大スラッガーと、私も心から信じている。それにしても素晴らしい選手である。

これと正反対に、高橋尚子選手の女子マラソン世界記録が、わずか1週間で破られるというニュースも。スポーツの世界は日進月歩。うかうかしていられないという証しだろう。

このところ、私の携帯電話に自分からのメールが届く。私のメールアドレスを勝手に使用して、出会い系サイトのメールを流している輩がいるのである。私は決してそのようなメールを送っていないし、また、そのようなサイトと何ら関係を持たない。

どうして、その輩は私のメールアドレスを語っているのか、それが全くわからない。私に個人的な恨みを持つ人物か、それとも、何らかのセキュリティをかいくぐって私のメールアドレスを調べ、悪用しているのか…?

おそらく、パソコンのメールソフトに、私の携帯電話のメールアドレスを表示させるような設定をしているのだろう。ただ、パソコンにメールが送られてくれば、出先の特定は出来るのだが、そこは相手もわかっているのだろう。

しかし、私(の携帯電話)に対しても、そのようなメールを送ってくるあたり、大胆不敵というか、挑発的というか、とにかく行動はネット犯罪そのものである。中でも、件名を「Re:すいません」として、いかにも私に問い合わせ(クレーム)があったかのように見せかけているメールもある。計画的だ。

私の推論であるが、おそらく私のメールアドレスを語っている輩(以降、「アカウント馬鹿」と称する)は、つい最近、携帯電話を購入したのだろう。そして、Eメールサービスに加入し、自分のお気に入りのアカウントを登録しようとした。しかし、そのアカウントはすでに登録済みであった。それもそのはず。そのアカウントは私が使用しているからである。

私は今の若者(に多く見られる傾向)と違って、同じ携帯電話会社に5年以上も加入し続けている。Eメールサービスが開始されたその瞬間(確か、夜中の3時だったと思う)、急いでオンラインのアカウント登録をして、現在のアカウントを取得した。それなりの努力をして獲得したアカウントなのだが、あとからそのアカウントを取得しようとしても、こういうことは「早い者勝ち!」なので、仕方がない。以前、私も某有名無料メールサービスを利用しようとアカウント登録をしたら、「登録済みです」というアナウンスが出たことがある。それに対して、別に腹が立つこともなく、自分が後発であったことを反省しただけだった。

しかし、世の中には逆恨みする者が多くなったらしい。この間、大学で「問題行動の根源」という講義をしたが、世の中「自分さえ良ければ」的な発想を持つ者が多くなり、自分が「悪いこと」「非常識なこと」「周りを困らせること」をしていることに気付いていない者も多くなった。それを自分がやられたらイヤな思いをするのだろうが、そういう共感性もない。

私にまでメールを送りつけてくるということは、おそらく私がこのメールに恐怖を覚えて、アカウントを変更するのを待っているのだろう。アカウントを変更すれば、「メールアドレスが不正です」というようなエラーメッセージがアカウント馬鹿に返送される。それを合図にアカウント馬鹿は、自分がつけようとしていた(私が使用していた)アカウントを登録しようとしているのだろう。

その手に乗るか、どアホッ!

何はともあれ、私がメール犯罪に巻き込まれる可能性は多分にあったが、こう言うくだらない形で巻き込まれるとは思っていなかった。腹が立つというよりも、呆れてしまう。

どうすればこの謎を解明できるのか御存知の方、おられましたら私に力をお貸しください。


10月7日(日)

昨日・今日と、我が家から徒歩7〜8分ほどの所にある横浜ポートサイド地区でアート縁日が開催された。アート縁日にはここ毎年、必ず訪れることにしている、私の楽しみにしているイベントのひとつである。

正午過ぎに会場へ行き、案内図をもらい、露店をあれこれ眺めながら、70番ブースで(もう、すっかり友達となった)イラストレーターのRYOさんに声をかけた。そして、今年も似顔抽象画を1枚、新たに描いていただいた(作品はこちら。ちなみに、元は葉書大の大きさ)。昨年も説明しているが、似顔抽象画とは似顔絵を描くのではなく、その人物を色とイメージで表現するというものである。作成中に、今後のRYOさんの個展のこと、私の右手のことなどを話ながら、見事な色使いの作品は仕上がった。

会場が海沿いにあるためか、今年は風が強かった。アチコチの露店で、展示台を押さえている姿を目にした。その影響ではないだろうが、何となく今年のアート縁日は活気が薄れているように思えた。露天も200どまり。人ごみをかきわけて歩いた昨年に比べ、何と歩きやすかったことか。

こういうイベントは今後もずっと続けてもらいたいと思う。そして、もっと広報をシッカリ行い、多くの人々が足を運んで華やかに開催されることを望む次第。


10月5日(金)

昨日は日本大学の創立記念日で、さらに帝京大学福祉保育専門学校が追再試験期間だったため、オフ日となり、さらに今日もオフ…。昨日一日は自分のリフレッシュのために最大限利用したのだが、今日は何となく時間が過ぎてしまった。おまけに、とある出講先の再試験問題提出が今日締切だったということを思い出し、急いで作成して速達で郵送するハメになった。

このところ、国際情勢も不安定で、昨日もロシアの民間航空機が誤射されたとか(最初はテロの疑いがあるという見方もあったが)、日本の国会でもテロ対策に右往左往している。そのせいではないのだが、私も訳もわからず右往左往している。

国会中継を見ていると、国会議員の発言・思考の無責任さを感じてしまう。テロ対策に関して、まるで第三者的な発想しか持っていないような発言に、国民のひとりとして憤りを覚えてしまった。もし、無責任な発言をしている国会議員の関係者がテロの被害に遭っていたら、おそらく「こんな話し合いをしているヒマがあったら、早く自衛隊を派遣しろ!」というような発言をするんだろうなぁ…などと思いながら、中継を見ている私がいる。

とは言え、私は自衛隊を派遣することに賛成でも反対でもなく、やはりここは国際情勢を鑑みた上で判断すべきことだと思う。大して国際情勢を介さない国会議員に、無責任な発言などしてほしくないのである!

有名無名を問わず、日本の政治家には無責任で不勉強な者が多すぎるように感じる。日本の恥部である。

そういえば、某国首相の息子ということだけで芸能人(芸ノー人)になってしまった者がいる。今、アルコール飲料のCMに出演しているが、セリフの最初に自己紹介をしているあたり、このCMが商品を売るだけでなく、首相の息子を売りこむための思惑が絡んでいることは否めない。さらに、へたくそなセリフが続き、最後に商品であるアルコール飲料をうまそうな顔もせずに義務的に飲んで終了。はっきり言わせてもらうと、私はこの飲料を飲みたくないし、しばらくこのメーカーのものを口にすることも避けたい。おそらく、この不景気な世の中で、政治家のバックアップを取ろうとするメーカー側の思惑もあるのだろう。

演技の勉強もして、しっかり実力を身につける努力を怠らない、そしてデビューの機会を今か今かとうかがっている者がいる一方で、某国のように「首相の息子」というだけで、演技の実力も問わずして芸能人にしてしまう某国の芸能事情が解らない。実力がある者は脇役で、演技力ゼロ(に近い)者が主役を張る時代…。

それと、大手ハンバーガーメーカーのCM、これもいただけない。食欲の秋だからといって、「○○バーガー800個」「オレ、930個」などと、出演者が次々に常識外れの数を注文する。ウケを狙ったのだろうが、現実離れしすぎていて、面白くないどころか違和感だらけである。こんなCMを会議で通した人たちは、一体何を考えているのだろう?

最近、テレビがつまらないばかりでなく、CMもつまらない。キャッチーという概念を間違えている低俗な番組・CMのオンパレードに加えて政治家の体質…。日本人の知的感覚が疑われても仕方ないような状態。


10月3日(水)

昨日、Internet Explorer 6をダウンロードした。コンピュータウィルスNimda対策である。NimdaはOutlook Express を介して感染するのだが、OE5.5 より上のヴァージョンであれば感染しないという情報を得て、それでアップグレードすることにしたのである。が、すべての作業が終了し、再起動した後、全体的にパソコンの動きが重くなった。ファイルを開けてウィンドウを閉めようとしても反応が鈍い。ゴミ箱を空にしたのに、なかなか作業が終了しない…などなど。しかし、一夜明けて今朝、パソコンを起ち上げたら、何事もなかったかのようにサクサク動いていた。

今日も、何から何まで(?)調子外れな日だった。午前中は埼京線が人身事故の影響でダイヤ混乱状態の中を出勤し、帰りは神田神保町に寄る用事があったので新宿で都営新宿線に乗り換えようとしたら、京王線が人身事故で京王線ともども新宿線のダイヤ混乱の中で移動するハメになった。

昨日・今日と、教員人生の中でワースト1か2になるくらい、情けない講義をした。情けない…とはいえ、「講義内容がなってない」とか「準備不足」だとか、そういうことはなかったのだが(とりあえず、私もプロの意地と誇りと根性はあるつもりなので)。

何が「情けない」のかといえば、私の講義を受けている学生との間に、何となく「ミゾ」が出来ているのを感じ取ったからである。昨日も今日も、看護系の学校に出講したのだが、いずれも目的意識を失いかけたような(悪い言い方をすれば「何のために学校に来ているの?」と問いかけたくなるような)学生の冷たい視線と、私が講義に含めた教育達成目標を理解してもらえなかったような、そんな態度が気にかかったのである。

私が学生に厳しい態度で接するのを、「アイツ(=私)は、自分がムカつくから私たちに強く当たるんだ!」と言いたげな視線を目の当たりにするたびに、自分の教師としての未熟さを指摘されているようで、何となく自分が「情けない」のである。

帰り、いつもお世話になっている富士レコード社から電話があり、Eメールで問い合わせておいたトワ・エ・モワのLPのうち、2種類の在庫が確認出来たということで、それで神田神保町に行こうとして、それで都営新宿線のダイヤ混乱に巻き込まれた次第…。


10月1日(月)

先週の土曜日(9月29日)、いよいよ日本大学国際関係学部の後期出講が始まった。これで後期の講義すべてが出揃ったことになる。

昨日、とある高校に『ストレス・スパイラル』を献本するために出向いた。その高校は文化祭を開催しており、そこで運良く校長先生とお会いする機会に恵まれた。校長先生は「現代の子供たちもストレスのかたまりですからね。この本、喜んで受け入れさせていただきます」ということで、感触は上々。

今日は仲秋の名月…のハズなのだが、昨日の午後から降り続いている雨がやまず、どうも拝めそうもない。ちょっと残念。

夕方、出先から帰宅すると、郵便受けにマイクロソフト社からのDMが入っていた。Windows XPの購入を勧めるものであったが、年内にアップグレードさせておく必要はあるだろう(私が現在使用しているWindows 98が不安定になりがちなので)。

今年も4分の1を残すのみ。21世紀最初の年は、想像を絶するほどのめまぐるしさがあり、私自身が対応できずに苦しみ続けてきた。『ストレス・スパイラル』の著者が言うのもなんだが、あの本でとらえきれなかったストレスに私が参っているみたいである。この体験をストスパ第2弾で…と思っている次第である。


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