2016年7月のぼやき
7月1日(金)
2016年も、いよいよ今日から下半期である。が、“年度” で生活している私には「まだ、今年度が3か月経過しただけ」という意識のほうが強い。
7月最初の講義は、昨日の6時限目と同じ文京学院大学「フィールドワーク論」から始まった。昨日の補講は所用で1名の学生が欠席したが、今日の2時限目は全員出席。そして「フィールドワークの実践」は、「インタビュー時の技術に関して注意するべき点」を中心に話を進める。そして、講義の最後に授業アンケートをとることに…。
アンケートの実施・回収は学生協力員に任せたので、ちょっと早めに通信教育部へ移動することにした。校舎を出ると、真夏のような暑さ!? 水分補給に気をつけながら、市ヶ谷へ向かう。
4時限目「社会学」は、今回も「“人間” と “ヒト”」がテーマ。先週4時限目の「Persona論」と補講(5時限目)の「鏡に映った自我」「I と me」などの概念を再度解説した上で、「Human Being」と「Supreme Being」の関係性を中心に語る。その際、「人間的存在」が “不完全態” であることから話をふくらませていったのだが、講義終了2分前に学生から「先生、今日は出席をとらないんですか?」と尋ねられ、出欠調査シートを回し忘れていたことに気づいた。もはや出席をとっている時間的余裕などなく…。
私の不注意を学生たち詫びつつ、「(私も)不完全態なもので…」と述べたところ、「うまいっ!」「キレイにまとめ過ぎ!」「実は、(出席を取り忘れたのは)計算だったりして!?」などと大賞賛を浴びる結果に…。おかげで、クレームをつけられることなく講義は終了した。それにしても、申し訳ないことをしたものである。
今週も、不順な気候と移動とで何だか良い疲労感…。出来るだけ電車に乗っている時間を長めにするべく、市ヶ谷から秋葉原、東神奈川を経由して鴨居に戻った。鴨居に着いた頃には、明日への英気も養われているような気がした。
今週の講義は今日で終了したが、まだまだ明日は “我が家にとって大事な用事” がある。家族そろって頑張らなければ…と思う。
7月3日(日)
今日の「ぼやき」は、ワケあって土日分をまとめて更新。
昨日の午前中は、妻の妊婦健診に息子を伴って(?)大口へ…。昨日で胎児は32週目…すなわち9か月に入り、成長ペースはほとんど平均に沿っている優等生ぶり。
健診後、妻は急いで仕事に向かい、私と息子が会計を済ませることになった。土曜日ゆえ受診者が多く、昨日は妻が診察室に呼ばれるまでにかなりの時間を要した。にもかかわらず、会計のほうはあまり待つこと無く名前を呼ばれた。
責務(?)を果たした私と息子は、とりあえず昼食をどうするか考えた。妻が一度だけ入ったことのあるカツ丼やさんが鶴見駅前にあるのだが、息子もその店に行きたいという。そのカツ丼やさんはチェーン店で、私自身は東京都内の店舗に数え切れないほど入ったことがある。しかし、ここ数年はほとんど利用していなかったので、久々に利用してみることにした。
病院から少しだけ離れたところに、鶴見駅行きのバスの停留所がある。そこまで歩いてバスを待ち、鶴見へ…。バス車内でカツ丼やさんで何が食べたいのか尋ねたところ、「ご飯とトンカツが別々のメニューがいい!」と言い出した。「それじゃあ、カツ丼はどうなる?」と思ったが、息子は海鮮系を除いてあまり丼物を食べないので、当然の回答だったということになる。それで、私も息子に付き合って二人でロースカツ定食を注文した。
食事中、「二人でトンカツ食べたって言ったら、お母さん、怒るかな?」という話題に…。と、その時、我ら親子の目に飛び込んできたのは、「当店のカツ丼の味を忠実に再現したふりかけ」というコピーだった。「我が意を得たり!」とばかりに、妻へのお土産として “ふりかけ” を2袋購入した。
鶴見から我が家まで、どうやって帰るか話していた時、ふと横浜市営バス鶴見営業所に想いが向き、生麦行きバスにのることになった。私はバスの全線定期券を持っていて、息子はバスの一日乗車券を購入済み。バスは何度でも乗り放題なのである! 鶴見営業所の窓口で路線図をもらったところ、休憩中の運転手さんが息子を呼び止め、横浜市交通局特製のシールやら絆創膏やらクリアケースやらたくさん差し出した。何だか、スゴイものをいただいてしまった。
再びバスで鶴見駅に戻り、13系統の乗り場へ向かった。13系統というのは、基本的に鶴見駅から綱島駅や新横浜駅を結ぶ路線なのだが、綱島駅行きや新横浜行きは1時間に1本程度で、ほとんどが途中の一の瀬止まりなのである。我ら親子がバス停で待っていた時、やって来たのも一の瀬止まり。「一の瀬で待っていれば、新横浜行きに乗り継げますか?」と尋ねたところ、かなり手前のバス停で別系統のバスに乗り換えなければ行けないと言われた。以前は新横浜駅〜一の瀬間を結ぶバスがあったのだが、いつの間にか廃止になったらしい。
ただ、我ら親子は「とにかく、この暑さの中で乗り換えはツライ」「とりあえず、北向きに移動しよう」という共通した意識があったので、一の瀬まで行くことにした。息子は、「一の瀬では、バスはどうやって折り返すの?」と、ちょっとマニアックなことを質問してきた。「詰所があって、そこで折り返すんだよ!」と教えるも、具体的なイメージが湧かなかったらしい。「菅田町の詰所みたいな感じで…」と “たとえ” を出すも、実際を見なければ何とも判断がつかなかったらしい。
一の瀬でバスを降り、新横浜行きの時刻を確認すると、30分近く待たなくてはならないことが判明した。その間、どこでどうやって過ごそうか…と思った次の瞬間、AEONの建物が目に飛び込んできた。まさに、オアシス! 店内で時間を潰そうと入店すると、入口の横は自転車売り場…。息子の卒園祝い&入学祝いに自転車を購入する約束になっていたのだが、なかなかジックリと自転車を見に行く機会が無いままだった。そこで、次のバスを待つ時間を利用して、息子に自転車を選んでもらい、その間に私は店員さんに色々な相談をした。その受け答えに好感が持てたのと、息子が「この自転車が欲しい!」と強く思えるものに出会えたようなので、店員さんに「また相談に来ますので…」と告げて店を出た。
そして今日、家族そろって再び一の瀬バス停前のAEONへ向かった。昨日、男二人でトンカツを食べた後ろめたさもあり、今日の昼食も鶴見駅前のカツ丼やさんへ…。これで、何となく胸のつかえが取れたような気がした。
そして、バスで一の瀬に向かい、AEONの自転車売り場へ。息子が気に入った自転車はレッド、ブルー、グリーンの3色から選べるということだったのだが、息子が選んだグリーンは在庫がなく、メーカー取り寄せになってしまった。1週間くらいで配送されるのだろうが、平日は息子も学校があり、私も妻も忙しく、実際に自転車に乗るまでどこに保管すれば良いのか…というような問題も無くはないので、待ち時間的には1週間というのはちょうど良いのかもしれない…と思う。
AEON内でおやつを食した後、徒歩でトレッサ横浜に向かった。直線距離にして、800m程度。なのに、暑さが前進を阻害する…。さらに、身重の妻…。そんな妻も「カロリー消費になった」と言ってくれたが…。ここでも、細々した買い物をする。新しい子どもの誕生前に、どうしても揃えておかなくてはならないものが多々ある。それを1箇所で見つけきれないのが、何とも歯がゆかったりもするが、それを口実にアチコチ出掛けるのも気分転換になる。
そして、新横浜へ移動して自転車用のヘルメットを購入。
こうして、土日に渡って繰り広げられた(?)自転車購入がらみのイベントが終了した。
でも、我が息子は本当に自転車に乗れるようになるのだろうか?
7月4日(月)
横浜も三島も、30度越えの猛暑!?
今朝も、先週の月水と同様に息子と一緒に家を出て、登校班の集合場所へ。そして、私も登校班と一緒に小学校へ向かう。今日で同行3回目であるが、まだまだ子どもたちには受け容れられていないことを身体中で感じるが、学校との約束もあり、私もめげずに一緒に歩く。そして、児童が校門を入って行くのを確認してから一旦帰宅する。
朝食をとりつつ、今日の仕事の準備を整え、猛暑の中を走らなくても良いように早めの移動を心がける。結果的にはいつもと同じ新幹線で三島入りすることになったが、気持ち的にも時間的にも体力的にも “かなり” ゆったりした移動が実現したので、当初の目的は果たせたと思う(ことにした)。
先週水曜日のうちに講義用資料は配布済みのため、今日は新たに編集・印刷する資料は無い。が、前回から鑑賞している『いつか どこかで』のチャプター表をシッカリとチェックして、今日および今後の上映プランを確認し、講義残余回数との照らし合わせをする必要が…。
とりあえず今のところ問題がなさそうなので、早めにお弁当を食し、早めに教室へ移動し、3時限目「日本社会」の準備に入った。
前回の講義を欠席した学生が数名いたので、昼休み中に前回の上映部分をノーカットで流す。始業チャイムが鳴ったところで映画を一旦停止し、前回のストーリーと「日本(人)的コミュニケーション」の特徴や複雑さを改めて確認する。そして今日は、登場人物たちの人間関係や心情に重点を置きながら鑑賞することにした。
講義を終えて校舎の外に出ると、日差しの強さと湿度の高さに、一瞬クラッとなる。新幹線を新横浜で降りると、さらに湿度が増していた。ちょっと歩いただけでも、顔や背中から汗が噴き出してくる。こういう時、校舎が駅前にあるということがとっても有り難く思える。
16時過ぎに帰宅し、息子が放課後キッズクラブから帰ってくるのを待っていたところ、青空があっと言う間に雨雲に覆われ、いつ雨が降ってもおかしくない状態になっていた。さらに、横浜市内には大雨洪水注意報、雷注意報なども発令され、アチコチで基準水域を越える雨量が観測されていた。
17時過ぎ、放課後キッズクラブからのメールで息子が帰途についたことを確認する。雨雲は青空を覆い尽くし、もはや降雨スタンバイ状態!? メールが届いた10分後に玄関を開けると、息子が家に向かって歩いているのが見えた。が、後もう少しで帰宅…というところで雨が降り出してしまった。息子は、持っていたプールバッグを頭に乗せ、走って我が家に戻ってきた。
雨の勢いはドンドン増してきて、窓の外には白い分厚いカーテンのような雨…。仕事中の妻からメールが届き、「傘を持って出るのを忘れたので、出来たら傘を持って迎えに来てほしい」とのこと。妻の終業時間(18時)に合わせて家を出て、バスに乗り込んだのだが、妻の職場の最寄りバス停に着いた時にはほとんど雨は止んでいて、「一体、何をしに来たんだろうねぇ?」という状態に…。
単に妻をお迎えに行って、一緒に帰途につくだけのことになってしまった。その間、息子は一人でお留守番…。
明日も、熱中症指数は警戒レベルにまで達する見込みらしい。無理をせず、水分補給をシッカリして…と、体調管理を心がけたいものである。
7月5日(火)
昨日の夕方の “ゲリラ豪雨” の影響で、今日の横浜は気温が下がり、朝はかなりしのぎやすい陽気だった。
しかし、新静岡で駿府ライナーを降りた時、いきなり「モワァ〜ン!」と水分をかなり含んだ空気が私にまとわりついてきた。気温も、30度前後…。その後、時間を追う毎に気温は下がってきたのだが、どうやら私が静岡に到着した時が静岡の最高気温だったらしい。
新静岡では乗り継ぎ時間5分というタイミングで日本平行きのバスに乗り込み、ゆったりと静岡英和学院大学を目指す。
11時過ぎに大学入りし、今日の講義で使用する資料の確認をする。すると、先週までに準備しておいたハズの資料の部数が足りないことが判明! 急いで不足分を印刷したのだが、紙質が違ったのか微妙に紙の色が異なっていて、ツートーン状態に…!?
3時限目「国際関係論」は、今週も「国際関係と温度差」がテーマ。今回は、“グローバルな歴史(情報)” と “ローカルな歴史(情報)” の間に見られる温度差を、日本と韓国ないしは中国などとの比較を通して解説する。
5時限目「現代の国際社会」は、今日から最後のテーマ「国際社会と大衆文化」の解説に入る。今回は純粋芸術と大衆芸術、限界芸術の違いを説明し、要所要所でビートルズの楽曲を用いて具体的理解に努めてみた。
講義を終えると、静岡市内は弱雨…。天気予報では一日中高温で、雨は降らないハズだった。今日は、トコトン予報が外れた感じだった。
帰りは、いつものように新幹線で…。しかし、EX予約のポイントの関係でこだま号のグリーン車に乗らなくてはならず(義務ではないのだが…)、新横浜到着がいつもより6分遅くなる。その6分の間に、いつも乗り継いでいる横浜線は出発済み。いつもより1本遅い横浜線で鴨居に戻ったが、鴨居からのバスも1本ズレただけで、20時前には帰宅と相成った。
横浜でも雨が降ったらしいが、幸い今日の私は傘をささずに過ごすこととなった。たったそれだけのことなのだが、何となく嬉しく思える今日この頃…。
7月6日(水)
今日は、小学校づいている一日…。
朝は息子と一緒に登校班の集合場所へ行き、小学校の校門前まで同行する。
国際関係学部での講義後は、新幹線、横浜線、バスを急いで乗り継いで小学校へ。今日から個人面談期間に入ったのだが、我が家は本日最終の面談…。妻は仕事&坂道を歩いて学校に行くのがツライため、私が面談を受けることになった。
一人15分の予定で、私の面談は16時半の予定。私の前までは15分ペースで進んでいたのだが、16時半ちょうどに教室に入った私が再び教室の外に出たのは、45分後のことだった。息子を放課後キッズクラブに預けていたものの、今日は17時までのお約束…。時間が超過してしまったので担任の先生も一緒に息子を迎えに行くことになったのだが、当の息子はケロッとしていて、予定時間を過ぎても平気の平左状態。
息子が学校で育てた朝顔を持ち帰り、我が家の玄関前に置いてみた。
さて、いつもよりも早めに三島に向かい、「日本社会」の学期末試験問題の最終編集に取りかかった。数年前から、試験問題は担当教員が印刷することになっている。しかし、問題用紙は教務課に提出する必要があり、その締切が今週金曜日までのため、私は今日中に提出を終えなくてはならなかったのである。とりあえず提出は無事に終わり、あとは試験問題の漏洩などがなければ…。
3時限目「日本社会」の開始前、昼休み中に前回の『いつか どこかで』の上映部分をノーカットで流し、ストーリーの確認をしてもらう。今日も「日本(人)的コミュニケーション」の特徴や複雑さを理解してもらうのが主な目的であるが、ストーリーそのものも徐々に盛り上がるシーンに到達しているので、上映する範囲を少なくし、出来るだけ解説時間を長くとる。
その後は、冒頭の個人面談へ急いで向かうことに…。
面談へは色々とネガティヴな評価をされることを覚悟して臨んだが、思ったより息子は評価されているような感じでホッとする。ただ、諸手挙げて喜べるようなことでもなく…。
7月7日(木)
都心では、昼間の気温が36℃まで上昇した。その時、私は神保町駅から法学部へ向かって歩いていたのだが、気温の高さよりも湿度と日差しの強さのほうが気になり、皮膚はジリジリと音を立てているように感じていた。おまけに、腕は真っ赤になってトースト状態に…!?
水分をシッカリ補給しつつ熱中症にならない努力をしているが、この暑さではどうにもこうにも…。
しかし、朝はそれなりにしのぎやすかった。6時前に家を出て、バスと地下鉄を乗り継いで横浜に出た時も、それほど暑さを感じずにいた。上野東京ラインと常磐線を乗り継いで松戸に到着した時も、まだまだ「予報通り、今日は30℃超えになるのかな?」と思ったほどだった。
しかし、松戸歯学部での1時限目「社会学」を終えてバス乗り場へ移動した時、すでに気温上昇はかなり加速していた。バスの出発が少々遅れたため北松戸駅からいつも乗っている常磐線各停を諦めたのだが、気温が高くなければ走って駅に向かい、来た電車に飛び乗ったかも知れない。なのに、そんな気力さえ奪い去った猛暑…。バスを降りた時から、1本遅い電車に乗るしかないと思っていた私…。
今日の講義は、松戸歯学部も法学部も、「人間関係の諸相と構造」がテーマ。しかし、進度や展開方法が違うため、松戸では「地位」の話が中心となり、法学部では「gender」についてイプセンの『人形の家』などを参考にしつつ語る。
このところ、夜になると頭痛がぶり返してくるため、鎮痛剤の服用回数がまた増えつつある。偏頭痛は暑さや寒さの激変によって誘発されやすいので、それも原因の1つかも…?
7月8日(金)
昨夜の頭痛が、朝になっても鎮まらずにいた。
文京学院大学の2時限目「フィールドワーク論」は、講義残余回数が今日を含めて3回となる。例年通り、単位認定は定期試験ではなくレポート提出を求めるため、提出方法について教務グループと打ち合わせる必要があった。
さらに、今日の講義は恒例(?)の “実験演習” である。講義回数の関係で実際にフィールドワークを行って指導することが不可能のため、教室内での作業を通してフィールドワーク疑似体験をしてもらうのが目的であり、その準備にはちょっと時間がかかる…。
ということで、いつもより早めに家を出て大学入りすることにしたのだが、頭痛の影響なのか、早めにセットしたハズのアラームに気が付かず、結局いつもと同じ時間に起床した私…。急いで身支度を整え、いつもより30分ほど早いバスに乗り込んだ。
いつもは横浜線、東横線・副都心線、東武東上線を乗り継いでふじみ野へ向かうのだが、今朝は電車のダイヤ乱れを回避するために横浜線で八王子に出て、中央線快速、武蔵野線を乗り継いで北朝霞に向かい、東上線に乗り換えた。
いつもより “かなり” 早い大学入りが実現したので、教務グループとの打ち合わせも、実験演習の準備も、慌てることなく落ち着いて行うことが出来た。
通常、「フィールドワーク論」は6名の学生がレギュラー出席者なのだが、今日はそのうち1名が欠席し、予想外の展開に…!? というのも、実験演習は2人一組で行う内容のため、さらに今年は実施方法を一部変更しているため、参加者が奇数だとかなり不都合が…。仕方がないので、一部の実験に関しては私が補助で参加することにした。
とりあえず、実験は当初の目的をキチンと果たした形で終了した。
家を出る前に服用した鎮痛剤が効かず、大学入り前にかなり強力な鎮痛剤を服用するも効果無く、通信教育部への移動途中に服用した別の鎮痛剤も…。ところが、通信教育部入りしてお弁当を食し始めると、ピタッと痛みが鎮まった。
お陰様で、4時限目「社会学」は ”元気100倍” 状態で臨めることに…。
「“人間” と “ヒト”」をテーマに解説するのも、今日で7回目。前回までの話を一通り確認した後、「地位−役割」について述べる。
通常、妻は金曜日に妻は仕事に出ることはないのだが、今日は “人員不足” とのことで妻もかり出され、息子は放課後キッズクラブに預けることになった。私のほうが帰宅時間が早くなるようだったので、私が小学校まで息子を迎えに行った。
小学校へ向かう途中、妻から電話があり、職場でハプニング(緊急事態)が発生したので、何時に帰れるのかわからない…という。実は今夜、ボランティアの音楽会の音合わせを行うことになっていたのだが、妻が帰宅しなければ私が家を出るワケにいかないので、音合わせは中止となった。これで、2回連続で “ぶっつけ本番” ということになる。
今まで何回も演奏してきているので大丈夫だとは思うのだが、果たして…?
7月10日(日)
BeWith sitesのトップページと「BOYAKI」のコンテンツページに、それぞれ3月から新しいアクセスカウンターを設置した…というのは以前も述べた。BeWith トップのカウンターは数値の変化が鈍く、一方で「BOYAKI」のほうはトップの3倍近くのアクセス数を示している。
アクセスログを見たところ、BeWithトップは今月に入ってから新規IPからのアクセスがなく、「BOYAKI」はすでに220回以上のアクセスが確認されている。やはり、BeWithトップからこのページにアクセスする人はおらず、基本的に「BOYAKI」にはダイレクトアクセスされていることが判明した。
だからといって、今さらページ構成を変更するわけにもいかず…。
昨日は、天気予報によれば「横浜は朝から雨が降り、午後から大雨になる」ということだった。たしかに、朝から雨が降っていた。そんな悪天候の中、妻は8時過ぎに家を出て仕事に向かった。
私と息子は、午後からボランティア音楽会のため介護老人保健施設に行くことになっていた。予報通りなら、音楽会が終了した頃に大雨…ということになる。内心ヒヤヒヤしながらも、息子に長靴を履かせ、待ち合わせ場所に向かった。
12時半過ぎに施設入りし、音楽会のセッティングに入った時も、雨が止む気配はなかった。それどころか、私の携帯電話には横浜市の防災メールが頻繁に届き、市内西部では基準水域を越えたという報せを受けた。音楽会は館内で行われるので、雨が降ろうが問題ないのだが…。
音楽会は参加観覧希望の利用者さんが集まって成立するのだが、昨日はその集まりがいつもより良く、演奏中にも次々と…。予想外の大集会になっていた。
演奏曲目は、(1)利用者さんにも一緒に歌ってもらう懐メロ、(2)元 “妻の職場の職員さん” と私のフォークソング2〜3曲、(3)息子のソロ3曲…というのが定番である。まず、息子がソロで1曲歌い、大人が1曲、それから利用者さんたちと一緒に歌い、頃合いを見て再び息子のソロ、大人の曲、また利用者さんたちと一緒に…を繰り返す。息子は『夢をかなえてドラえもん』『ドラえもんのうた』『さんぽ』をこの数ヶ月ずっと歌い続けてきたのだが、今回から『夢をかなえて〜』を『ビューティフル・ネーム』に差し替えたいと言っていた。
父親(=私)がゴダイゴ好きを受け継いでの選曲ではなく、小学校で “4月のクラスの歌” として『ビューティフル・ネーム』を歌って以来、大好きになったのだと言う。
しかし、このところ音合わせが全く出来ない状態で音楽会に臨んでいるため、私だけがギターを演奏する形で息子に歌ってもらった。
4月からずっと、家でも『ビューティフル・ネーム』を毎日のように歌っている息子であるが、そこはまだ小学校1年生…。幼稚園や小学校で英語の授業があるとはいえ、耳コピーは完璧ではない。そのため、サビの部分の「Every child has a beautiful name」の部分が
となってしまう。「ビュティホネ〜」あたりは、ネイティヴ的な発音と言えないこともないのだが…。
とりあえず、息子が歌うたび利用者さんたちはハートがガシッと鷲掴みされたような、メロメロ状態に…。そして、利用者さんにも一緒に歌ってもらう懐メロも元気いっぱいで、あっと言う間に約束の1時間が過ぎてしまった。
音楽会の熱気が天にまで届いたのか、帰途につく時にも雨は小降りのままで、予報された降水量には至らずに済んだ。大事な楽器も大して影響なく持ち帰り、妻も無事に仕事から帰宅した。
今日、昨日とは一転して朝から好転!
1週間前、家族そろって鶴見区内にある一の瀬バス停前のAEONに行き、そこで自転車を購入したのだが…。息子が気に入ったカラーのものが在庫無しとのことで、メーカー取り寄せをお願いした。金曜日に自転車がメーカーから届いた旨の連絡があり、土曜日に配達できるということだったのだが、昨日は妻が仕事、私と息子が音楽会出演ということで、配達日を今日にしてもらったのだが…。
午前中、配送会社から電話。「お届けは、夕方の5時から7時を予定しております」とのこと。オイオイ、こんな天気の良い日は自転車日和じゃないか!? それなのに、配達が夕方…。このところ日が長いので、少しくらい自転車の練習が出来れば…と、祈る気持ちで自転車を待つことにした。
ただ家で配達を待っていても仕方がないので、参議院議員選挙の投票へ行き、それから買い物をして帰宅する。今年から選挙権が18歳以上に改正されたので、どのくらい投票率が変化するのか興味があったが、激増することもなさそうな…。
夕方、配送会社のドライバーさんから電話があり、「自転車の配達が、7時をちょっと過ぎてしまいそうなんですが…」とのこと。「ちょっと」がどの程度なのかは相対的なのだが、息子は「サザエさんが終わったら、(自転車が)来るかなぁ?」などと期待していたが、実際に自転車が到着したのは、19時を30分ほど過ぎた頃だった。
18時過ぎから自転車用ヘルメットをかぶって自転車の到着を待ち続けていた息子は、スッカリ日が暮れてしまったにも関わらず「自転車の練習をしたい! ちょっとでも自転車に乗りたい!」と言う。が、配送用に自転車は緩衝材で「これでもかっ!?」というくらいに包まれていて、それらを剥がすのにエラく時間がかかってしまった。それでも、息子は今日中に自転車に乗るんだと言い張る。
急いで緩衝材を取り除き、近所の公園で短時間ではあるが自転車の練習をした。生まれて初めての自転車…。ペダルのこぎ方が逆になったり、ハンドルやブレーキ操作がよくわからず、何かと足元を見ようとする…。「下を見ちゃダメ! 前だけ見なさい!」と何度も指示したが、アッチコッチにフラフラ動き回るので、ハンドルを私も掴んで「乗り心地」だけでも知ってもらうことにした。
本格的な練習は、明日以降になりそうである。けれど、息子はご機嫌モード全開!
7月11日(月)
自転車の原理が全くわかっていない我が息子。昨夜は初めての自転車に大興奮し、それはそれで良かったのだが…。
近所の公園から家に戻る時、緩やかながら坂道を下るのだが、息子はブレーキ操作がわからずスピードを上げ始めてしまった。走って自転車に追いつき、自転車のハンドルを掴んだ私だったが、体のバランスが崩れて…。おまけに、どういうワケかシューズではなくサンダルを履いて家を出ていたため、露出していた右足の親指をグギッと…。要するに、捻挫したらしい。
湿布をしても痛みは鎮まらず、夜も指の痛みで何度か目が覚める有様。
いつも月曜日は息子と一緒に集団登校の集合場所に行き、登校班と一緒に小学校の校門まで向かうことになっているが、今朝は足に負担をかけたくなかったので同行はお休みすることにした。
私の足が講義に耐えられるかどうか甚だ不安だったが、とりあえず三島に向かうことにした。新幹線の車内ではなるべく足に負担をかけないような姿勢を保ち、痛みをなるべく感じないように努めた。しかし、歩く時には右足がいつものように動かず。足を引きずるような状態が続いた。
昼休みに入る前、今日の3時限目「日本社会」では色々と準備するべき資料の編集があり、この編集にかなり時間がかかるものと思っていたのだが、なぜかあっと言う間に作業が終了して閉まったため、早めにお弁当を食し、12時半前に教室入りした。
そして、先週の月曜日と水曜日に上映した『いつか どこかで』を再上映する。
3時限目始業チャイムと同時にレポート提出に関するガイダンスを行い、『いつか どこかで』の前回までのストーリーと傾向を確認する。そして、今日の上映部分からはクライマックスに向けてストーリーが動きだし、「日本(人)的コミュニケーション」の特徴や複雑さのレベルがグングン上昇する。いつもよりちょっと上映時間を多めに取り、解説のレベルも徐々に上げてみた。
右足をかばいつつ帰途につき、帰宅して放課後キッズクラブに預けている息子の帰りを待つ。17時過ぎに息子が放課後キッズクラブを出た旨のメールが届き、その10分後に息子が帰ってきた。息子は、普段見かけない子と一緒に歩いて帰ってきた。息子に聞いたところ、帰り道の途中で「一緒に帰ろう!」と自分から声をかけたとのこと。ところが、どうみても2年生以上…。上級生とわからずに声をかけたらしい。
家の前で少しだけ自転車の練習をした後、18時前に親子で妻の職場へ行く。今週水曜日は、例の “音楽会” の日。よって、ギターとアンプ類を事前に搬入しておく必要があるので、息子も一緒に妻の職場へ行き、例によって(?)家族そろって帰途に就いた。
妻は妻で足がつったり、私は私で捻挫が痛んだり…と、息子の両親はまともに歩けないコンビ。ちょっと旧い表現を借りると「何だかなぁ…」という感じである。
7月12日(火)
右足は、親指だけではなく臀部や腰にも痛みが走るようになってしまった。そのため、昨日のうちに静岡英和学院大学に連絡を入れ、今日の講義は2コマとも休講にさせてもらった。
空いた時間を使って、午前中に通院することにした。メインは捻挫治療のための整形外科であるが、血圧と偏頭痛の受診もなかなか出来ないため、まずは内科へ行くことにした。
内科的な問題も、思うに任せぬ状態…。薬を1つ増やすことで対処することに。
そして、整形外科へ…。症状を伝えると、両足のコンディションをアレコレ確認され、レントゲン室で爪先から腰まで数枚の撮影…。結果、骨に異常はなかったものの、右足の親指には内出血が見られ、さらに親指を捻った衝動で坐骨神経がダメージを受け、臀部や腰へ痛みが伝わってしまっているということだった。思っていたよりも、ダメージは広範囲にわたっていたらしい。
たしかに、昨日の夕方から歩行する毎に痛みやしびれが容赦なく襲ってきて、前屈みになってものを拾うことが全く出来ない状態に陥っていた。今、この「ぼやき」を更新している時も、じっとしていられないほどの状態…。
小学校から帰ってきた息子は、今日こそは自転車を公園で思いっきり練習できると信じていたらしいが、叶えてあげることも出来ず。
明日の国際関係学部「日本社会」は残余回数とDVD再生の都合もあり、出来れば休講にしたくないのだが…。
おまけに、夕方は妻の職場での音楽会を開かなくてはならず…。満身創痍の体に鞭打たなくてはならない、私の現状…。
7月14日(木)
昨日は、足の痛みとの闘い…。こういう時はあまり体に負担をかけないほうが良いのだろうが、なぜかこういう時に限って色々とするべきことがあって…。
いつも水曜日は息子と一緒に集団登校の集合場所に行き、登校班と一緒に小学校の校門まで向かうことになっているが、月曜日と同様に足に負担をかけたくなかったので同行は当面お休みすることにし、その旨を学校の連絡帳に記しておいた。
なるべく走らずに済むように…と早め早めの移動をし、いつもより早く新横浜に到着した。が、モタモタしている間に新幹線が出発してしまい、いつもと同じこだま号に乗ることになった。が、時間的に余裕があるのはとてもありがたい。
いつも通りに国際関係学部入りし、3時限目「日本社会」の準備にあたる。今回で最後となる『いつか どこかで』の上映箇所を確認し、時間計算をしながら講義用資料の印刷も同時に行う。足の痛みが作業の効率を落とし、気が付けば昼休みに突入…!? 急いでお弁当を食し、講義教室へ向かう。
12時半過ぎに教室入りすると、すでに半数以上の学生が待機していた。頃合いを見て『いつか どこかで』の月曜日上映箇所を再上映し、その流れで今回の上映箇所へ…。
今回の解説を以て、日本(人)的コミュニケーションの特徴や日本(人)的な「愛」「和合」「共感性」「仲間意識」についての総括が “とりあえず” 終了。
講義を終えると、急いで三島駅に戻り、新幹線に乗り込む。そして、妻の職場での音楽会に臨む。
毎月恒例となった音楽会であるが、このところいつも同じ歌詞カードを子どもたちに配布している。3月から5月はアレコレ月替わりで歌詞を載せていたのだが、子どもたちの好みや “ツボ” がある程度の曲に集中し、「それさえ演奏すれば…」ではないのだが、いつも同じ曲をリクエストされるので、いつも同じ曲を演奏することになる。要するに、毎月定番曲を演奏することになったのである!
ただ、足の負傷や学期末の書類作成などで準備不足の状態…。それでも、子どもたちは大きな声で一緒に歌ってくれたり、曲合わせて踊ったり跳ねたりして、大盛り上がり! 何だか救われたような気がした。
今日は今日で蒸し暑さがハンパなく、朝からモワモワ感がスゴかった。バスを待つ間、電車を待つ間、ただ立っているだけで汗が流れてくる…。バスや電車のクーラーの有り難さ!
松戸までは順調に移動したのだが、松戸駅前から松戸歯学部へ向かうバスが待てど暮らせど来ない…。松戸市内各所で大渋滞が発生していたらしく、どのバスも10分以上の遅延!?
ただし、松戸から法学部への移動は至極順調だった。
松戸歯学部の1時限目「社会学」も、法学部の3時限目「社会学」も、講義は残すところあと2回…。ただし、法学部のほうは旧カリキュラム適用の4年生は通年履修。1〜3年生は「社会学T」「社会学U」と半期2単位ずつの開講ながら、ほとんどの学生が通年で履修希望のため、終講という気がしない。
講義は、両学部とも「人間関係の諸相と構造」がテーマ。松戸歯学部は「地位剥奪」に関する解説を、法学部では「生得的地位」「獲得的地位」に関する解説をする。
帰途、車窓から大きな入道雲が見えた。私の隣に座っていたご婦人方が「ほらっ、あれっ! 大きな雷が落ちなければ良いのだけれど…」と、入道雲談義を始めていた。。久々に、巨大な入道雲を見た。
そして夕方、突然の雷光とともに激しい雨と風が!? 私も妻も息子も帰宅した後だったが、玄関前に置いてある朝顔や牛乳ボックスを家に入れたり、自転車にかけてあるカバーを固定しようと外に出た途端、ビショ濡れになってしまった我ら夫婦…。自転車カバーは、安物ゆえに風圧に耐えられずに飛んでいきそうな勢い…。
「夏だなぁ…」と思うのと同時に、体調管理が気になる今日この頃…。
7月18日(祝)
巷では16日の土曜日から今日まで3連休ということらしいが、私には3連休など無い!
とりあえず、4日分の「ぼやき」をまとめて更新…。
7月15日(金)
文京学院大学の2時限目「フィールドワーク論」も、来週で終講となる。少数精鋭で何とかここまでたどり着いてきたので、あとはこのままゴールを目指すのみ…である。
講義冒頭で単位認定に係るレポート提出に関する説明をし、そしてマリノフスキー、ラドクリフ=ブラウン、ベネディクト、ミードのフィールドワーク実践例を紹介する。人類学界の偉人たちの話と同時に、これまでの解説内容をからめ、来週のフィナーレにつなげることにした。
講義後、いつものようにスクールバスでふじみ野駅に移動したところ、どうも駅の電光表示がおかしい…。いつもは「元町・中華街」行きの急行電車に乗るのだが、それが「志木」行きと表示されていたのである。そして、やって来た電車には「元町・中華街」との表示が…。ところが、電車に乗ってしばらくすると、「東横線内、妙蓮寺駅付近で基準水域を越えたため、この電車は東横線に乗り入れすることが出来ません。本日に限り、志木止まりとさせていただきます」というアナウンスが…。そう、横浜市内は1時間に81ミリの集中豪雨だったのである!
実は、この日は妻が仕事に出る最後の日だった。最終日に豪雨…。普通なら、ましてや妊婦である妻は外出をかなりためらったらしいが、最後の出勤ということもあり、意を決して家を出たという。
私は…というと、移動する先々で雨脚が弱まり、雨による被害は最少だった。
通信教育部入りした頃は、東海道線や京浜東北線も運転見合わせ。学生が集まるかどうか心配されたが、杞憂に終わる。
4時限目「社会学」は、「“人間” と “ヒト”」の8回目。「「地位−役割」の関係性を中心に、“地位剥奪” を例示し、その中で長嶋茂雄の引退セレモニー(例の「我が巨人軍は永久に不滅です!」という、有名な挨拶)をDVDで紹介する。講義時間に若干の余裕があったので、最後に「ピタゴラスイッチ」でおなじみの『ぼくのおとうさん』を紹介し、ここまでの解説の “まとめ” とした。
講義を終えて、放課後キッズクラブに預けている息子を迎えに行き、妻の帰宅を息子と一緒に待つことに…。
7月16日(土)
朝、妻の妊婦健診に息子とともに同行する。胎児は順調に成長しているのだが、やや大きめらしい。
病院から帰宅してすぐ、私と息子は小規模多機能型居宅介護事業所でのボランティアの音楽会に参加するため、ギターを持って集合場所へ…。
音楽会は、いつも通りに(1)利用者さんにも一緒に歌ってもらう懐メロ、(2)元 “妻の職場の職員さん” と私のフォークソング2〜3曲、(3)息子のソロ3曲…という構成。息子は『ビューティフル・ネーム』『夢をかなえてドラえもん』『さんぽ』を歌い、大喝采を浴びていた。
音楽会を終えて帰宅後、息子が「自転車の練習をしたい!」と言ってきた。そこで、ちょっと日差しが弱まるのを待って、近所の公園に向かった。自転車初心者の息子は、ペダルにどうやって力をかけるのかコツがなかなかつかめずに苦労していたが、コツがつかめるようになると徐々に安定した走行を維持してきた。
1時間ほどの練習後、交通量が極端に少ない道路を走ってみることにした。公園でも道路でも何度か体勢を崩してこけることがあり、加えて方向転換などに課題は残っているものの、上達のペースは思ったより早いような…。
早く補助輪が取れると良いのだが…。
7月17日(日)
午後、近所のドラッグストアに買い物に行くことにしたのだが、息子が自転車でついて行くという。自転車の上達には実践あるのみ!…ということで、息子の自転車指導をしながら買い物に向かった。
ただ、今回は交通量がやや多めの道を通ったため、息子にとって思うに任せぬ状態が続く…。それでも、何だか楽しそうな息子だった。
ドラッグストアで購入したものは私のデイパックに詰め込んだが、入りきらなかったものを自転車のカゴに入れて家まで運んでもらうことにした。息子も、お買い物のお手伝いをしたような形になったワケである。
そして今日、巷では連休最終日ということになっていたが、私は国際関係学部へ出講した。講義回数調整のため、祝日でも通常通りに講義を行わなくてはならないのである。
新横浜駅は、いつもよりも利用者が多く、特に家族連れと外国人グループが目立っていた。往きの新幹線は座席にかなりの余裕があったが、帰りは席取り合戦状態だった。要するに、帰京組と競合してしまったのである。
3時限目「日本社会」は、昼休み中に希望者のみ『いつか どこかで』上映の “延長戦” として、1992年2月に放送されたプライム10 音楽達人倶楽部「小田和正 追いかけて 追い続けて」を鑑賞する機会を設けた。映画を作った本人の “声” を聞いて、映像と音楽に込められたメッセージを理解しようという試みで、ここ数年は恒例と化してきているような感じである。
番組内で小田和正氏は、「娯楽映画とは、楽しくてわかりやすい」ものと定義づけている。では、『いつか どこかで』は「楽しくてわかりやすい」映画だったのだろうか…ということを、学生たちに投げかけてみるのも恒例化してきた。
そして講義本編は、最後のテーマ「日本(人)的 “私”」に入る。このテーマを以て「日本社会」の “まとめ” も兼ねた解説をすることになる。今日は「私」(わたくし)の語源・意味、“私” の根本となる「包容」について語る。
今日は九州から東海までで梅雨明けしたらしい。関東もそろそろ…というところだが、“水瓶” には十分の水量が確保されたのだろうか…?
毎年、この時期になると水不足の心配が…。
7月19日(火)
今朝は、駿府ライナーで静岡に向かうつもりだった。少なくとも、昨夜の段階ではその移動方法を採択する意思は強かった。
しかし…、夜半に雨を降らせた不安定な気圧が右足を再びおかしな状態に戻し、坐骨神経よりも右足の親指の痛みが復活してしまった。そのため、同じ姿勢を長い時間ずっと取り続ける自信がなくなり、さらに右足をかばって歩き続けたために左足が筋肉痛に…!?
今日はDVDやCD類を20枚以上も持ち運ばなくてはならないため、「この体調で、この荷物は…」と弱気になった私。やむを得ず(?)駿府ライナーの予約を別の日に変更し、新幹線の予約を入れて静岡に向かうことにした。
よって、今朝はいつもの火曜日よりちょっとだけ遅くまで寝ていられる…とはいえ、いつも通り7時過ぎには起床することになったが…。
息子を送り出した後、自分の支度に取りかかり、8時半過ぎのバスで新横浜に向かった。そして、ひかり号で一気に静岡へ! 駿府ライナー利用時より2時間以上遅く家を出ておきながら、駿府ライナーより20分早く静岡に着いてしまうあたり、改めて新幹線の凄さを思い知らされた。
11時には静岡英和学院大学に到着したが、それにしても暑さが厳しい。ちょっと歩いただけでも汗が流れてきて、じっとしていられないほどだった。講師室で出勤簿に押印し、学務課で先週の休講についてお詫びし、「休講届」を提出する。
ふと、講師室のテーブルを見ると、そこには「学生による授業改善のためのアンケート」と書かれた封筒が…!? 先週から授業アンケートが始まったらしいが、アンケートの実施期限は来週までになっている。早めにアンケートをとるか、はたまたギリギリまで実施を伸ばすか…? しばし考え、3時限目「国際関係論」も5時限目「現代の国際社会」も、今日のうちにアンケートを実施する方向で講義の準備を進めることにした。
「国際関係論」は、最初に補講の説明をし、それからグローバリゼーションに関する3回目小テストを実施する。今回は、中国語で書かれた飲料名に関する問題。その後、「国際関係と温度差」の解説内容を振り返り、その具体的理解として「韓国における日本大衆文化開放」に関する流れを説明する。講義冒頭で小テストを実施し、講義の最後にアンケートをとるための時間を残さなくてはならないため、予定進度の60%程度の解説しか出来なかったが、それでも今日中に解説するべき部分は押さえられた。
具体的には、日韓の童謡による交流企画とその苦悩が中心。来週は、用意したCDとDVDをふんだんに使用して、目と耳に訴えかけるような解説が出来れば…と思う。
「現代の国際社会」は、「国際社会と大衆文化」の2回目。こちらも、最初に補講の説明から入る。その後、前回の解説内容を念入りに振り返り、アメリカ主導型の文化帝国主義の現実について語る。
右足が痛むので、かばうように歩き続けた結果、全身を気怠さが包み込むような状態になってしまい、帰りの新幹線の車内ではほとんど意識不明状態に…。怪我をすることが、いかに体のバランスを崩し、体調に支障をきたすのかを改めて痛感させられた一日だった。
7月20日(水)
今日、息子は1学期の終業式を迎えた。初めての小学校生活の最初の1学期は、あっと言う間に終了した。我ら親子にとっても、初めて “小学生の親” となったため、アレコレ手探りで過ごした1学期間だった。
入学以来、ここまで一度の欠席も無く、1学期皆勤賞をもらってきた息子。そして、「あゆみ」(通信簿)ももらってきたのだが…。普段の息子の姿勢から判断すると “惨憺たる成績” もあり得ると覚悟を決めた我ら夫婦だったが、思いのほか高評価を受けているようでホッとする。
私は…と言えば、雨がポツポツ降る中を出掛け、いつものように国際関係学部に向かった。
3時限目「日本社会」は今日で29回目の講義であるが、30回目に理解度確認テストを実施しなくてはならないため、実質的に今日で終講となる。月曜日から「日本(人)的 “私”」について解説しつつ 4月からの “まとめ” も兼ねる講義を展開しているが、今日は日本(人)的 “私” の根本となる「包容」「恥の回避」といった部分と、社会学的な「鏡に映った自我」「 I と me 」といった概念を融合させて、日本人性について最後の確認をする。
先週の右足負傷がまだまだ思うに任せぬ状態だったので、帰りに整形外科に寄った。しかし、明日が休診日であり、さらに今日はドクターが一人で診察する日ということもあってか、診察券を提示するや否や「1時間ちょっとお待ちいただくことになりますが…」と言われる。待ち時間で買い物を済ませようと思ったが、携帯電話には「1時間以内に豪雨の恐れ」という横浜市の防災情報メールが届いていたので、待合室でおとなしくしていることにした。
結局、私の名前が呼ばれ、診察室に入るまでに90分ほど待つことに…。
受診後、急いで買い物を済ませ、雨が降る前に帰途につく。私の帰宅後、横浜市内は38ミリ/hの強い雨が降り出した。ギリギリセーフ!…である。
この調子(?)で、前学期の残りを駆け抜けたいものである。
7月22日(金)
昨日と今日の4コマ ―松戸歯学部「社会学」と法学部「社会学」(いずれも木曜日)、文京学院大学「フィールドワーク論」と通信教育部「社会学」(いずれも金曜日)― の全てが終講となった。
もっとも、法学部の「社会学」は旧カリキュラム適用の4年生は通年履修である。1〜3年生は「社会学T」として前期で2単位認定するも、ほとんどの学生が後期開講の「社会学U」も履修するとのことだった。また、通信教育部の「社会学」は昼間スクーリングの単位認定方法が今年度から変更となり、半期のみの受講でも2単位を認めることができるようになった。が、こちらもほとんどの学生が後期にも履修登録するというので、どちらの講義も教室に “終講” という雰囲気は全く無かった。ただ、中には前期のみで履修を終える学生もいるため、「社会科学の特性」に関する話を以て前半戦の “まとめ” 的な講義とした。
松戸歯学部の「社会学」は完全に半期科目として開講されているため、昨日で全ての解説が終了したことになる。終講試験は9月に行われ、その立ち会いをするため学生たちには夏休み明けにも顔を合わせることになるが、終講は終講である。前回解説した地位剥奪例の中の「病人役割」の話をさらに膨らませ、それを4月からの “まとめ” とした。
文京学院大学の「フィールドワーク論」は単位認定を試験ではなくレポート提出によって行うため、学生たちと顔を合わすのも、文京学院大学のキャンパスに出講するのも、今日が今年度最後となる。最後に、4月からの講義内容をふまえつつ、この講義で学んだことがどのように日常生活に活かせるのかを学生たちに問いかけて講義を結んだ。
この2日間、科目によっては後期も同じ学生と顔を合わせることになるとは言え、終講というちょっと切ない(?)情況が続いたことになる。そのせいか、2日とも激しい雨が降り、横浜市内でもアチコチで基準水域を越えるような状態だった。新幹線を運転見合わせにするほどの豪雨も降った。
昨日から、息子は夏休みに入った。子供会のラジオ体操が21日から23日まで行われるハズだったのだが、昨日今日は雨で中止。
小学校では、希望者を対象に「ステップアップ教室」と称した自主学習会が昨日と今日そして来週月曜日の3回行われることになっている。9時半から小一時間の予定で、各自が持ち寄った夏休みの宿題や課題を行うという。「ステップアップ教室」の後に、これも希望者対象であるが「水泳教室」が開かれることになっていた。
息子は「ステップアップ教室」も「水泳教室」も申し込んでいたので、夏休みではあるが登校していったのだが、荒天のために「水泳教室」は2日間とも中止。よって、「行ってきます!」と言って家を出ても、1時間ほどしてすぐ「ただいま!」と帰宅することに…!?
それでも、お友だちと楽しく勉強できれば、それはそれで良いと思う。
明日は介護老人保健施設でのボランティア音楽会なので、夕飯後に音合わせのため外出する。その頃には雨は上がっていたが、気温は大して上がらず。先日までの猛暑が嘘のように思えたが、しのぎやすいという感じではあった。
天気予報によると、明日は天気が回復するとのこと。息子が楽しみにしていた(?)ラジオ体操は、予報通りであれば行われるハズ。そうなると、息子も “かなり” 早起きしなくてはならないワケで…。
7月23日(土)
昨日の天気予報、大当たり! よって、息子はかなり早い時間に起きるハメになった。子どもの頃の私とソックリで、寝起きが悪く、起きてもエンジンがかからず、機嫌もすぐれない息子…。そんな “すぐに起きない息子” を見ていると、私もどのくらい親の手を焼いたのかを思い知らされるような気がする…。
とりあえず、ぐずる息子をたたき起こし、着替えさせ、ラジオ体操の会場(集団登校の集合場所)へ向かわせた。玄関を開けると、息子が一言「寒い!」と…。Tシャツの上に薄手のパーカーを着せたが、我が家の前を通っていく小学生たちは、みんな半袖シャツ…。
私も早起きついで…というワケでもないが、ラジオをNHK第一に合わせてみた。そして、かなり久々にラジオ体操を聞いてみた。時代の趨勢なのだろうが、オープニング曲のアレンジが平成風…というか21世紀風で、私が子どもの頃と同じメロディとは思えないような錯覚に陥る。
それでも、小学生の頃の記憶が鮮明に蘇ってきた。学校でもらったラジオ体操のカードをに紐を通し、首から提げて会場(私の場合は小学校の校庭)に通ったものである。たしか、終業式の翌日から7月いっぱいはラジオ体操期間だったように思うが、息子の加入している子供会では21日から23日までの3日間のみがラジオ体操期間で、そのうち2日が雨天中止となってしまったため、今日が “初日” にして “最終日” となってしまった次第。
私の小学生時代は、ラジオ体操が6:40で終わった後もお片付け(お手伝い)のため学校にしばらく残り、それからみんなで帰途についたので帰宅が7時頃になったように思う。今朝、朝顔の水やりをしながら息子の帰りを待っていたら、6;40をちょっと回った頃に小学生が私の目の前を通過して行った。
その後、遠くから我が息子のものと思われる歓喜の声(あるいは叫び声)が聞こえてきた。同じクラスの子と一緒に帰途についていた息子は、ラジオ体操参加のご褒美としてもらったお菓子を両手に持って、ご満悦! そのお菓子のパッケージが友だちのものと違うのを見せ合いっこしながら、みんな満面の笑み! 起床した時とは全く違う表情…。やっぱり、お友だちパワーはスゴイ!
朝食後、息子は夏休みの宿題と自主学習に取りかかる。ノッてしまうと、快調にドンドンとページをこなしていく。その結果、夏休みの宿題は2日分を一気に終えてしまい、自主学習もワークブック1冊を片付けてしまった。
昼食後、私と息子は介護老人保健施設でのボランティア音楽会のために出掛ける。息子も3曲、大人側は2曲、あとは利用者さん方に歌ってもらう曲は20曲超…というプログラムになった。よって、演奏時間は80分近くとなり、今までの音楽会の中でもベスト3に入るほどの長丁場となった。
帰宅後、少し休んでから息子と二人で新横浜に出かける。数か所に回って、軽く夕飯をとり、帰途につく。
朝6時から夜までずっと起きて、ラジオ体操をし、歌い、歩き回った息子は、帰宅するとヘトヘト状態…。シャワーを浴びてフトンに入ると、すぐに熟睡してしまった。
小学校1年生としては、かなりハードな1日を過ごしてしまったようである。
7月24日(日)
小学校の夏休みに宿題が出されるのは、私の頃も今も同じ。しかし、最近の小学校は…。
どこの学校もオリジナリティあふれる宿題を考えているのか、我が息子の通う小学校では「あさごはんをつくろう」という宿題が出ている。夏休み中、1回だけ家族と一緒に朝食作りに挑戦し、それをレポートするのである。
(1)はやく(短時間で)つくれること、(2)栄養バランスが良い(赤・黄・緑がそろっている)ことをキチンとふまえて、メニューを考えなくてはならないのだが、妻はこれを得意とする。いくつか考案したメニューの中で、息子は「ホットドッグプレート」を選択した。そして今朝、その調理に取りかかることになった。
材 料
|
パン、マーガリン、塩、ソーセージ、ケチャップ、たまご、
牛乳、レタス、カップスープのもと、ミニトマト、バナナ |
まず、ソーセージを焼く。スクランブルエッグを作る。ホットドッグ用のパンにマーガリンを塗り、レタスを挟む。そこへ、焼いたソーセージを載せてゆく。その後、デザート用のバナナを切り、カップスープを作れば、(1)(2)の条件をクリアした朝食の出来上がり…である。
人生初の調理に挑戦し、自分で調えたホットドッグプレートを食した息子は、
たまごをまぜるのが、たのしかった。
いつものあさごはんより、おいしかった。
と、感想文を綴っていた。初めて調理をしたという喜びが、さらにおいしさのスパイスになったのだろう。我ら夫婦も、初めて息子の調理した朝食に感激。もっとも、ソーセージとスクランブルエッグの指導は私が、その他の作業と総工程の指示は妻が…という黒子的な部分もあるのだが(そうでないと、「家族と一緒に朝食作りに挑戦」という課題から外れてしまうので)、そんなことはどうでもよくなるくらい嬉しくて楽しい朝食だった。
今後、「お父さん、お母さん、今朝のご飯はボクが作るよ!」などという展開があればと思うのだが、まだまだ小学校1年生にそれを求めるのはどうかな…と思うところ。
7月25日(月)
今日で、国際関係学部「日本社会」の前期開講分が終講となった。終講と言っても、講義そのものは先週水曜日に最終回を迎え、今日は試験のみである。しかし、シラバス上は今日も講義回数に含まれているので、本来的には今日が終講で間違いない。
いつもは “かなり” 早めに大学入りしていたが、今日は試験監督のみ担当ということで、特に印刷する資料も無く、12時前に大学に入るよう移動した。大学に着いて、学生に提示する座席表を拡大コピーしたのが、唯一の作業と言えるかも知れない。
12時半過ぎに教室へ向かい、学生たちに “席替え” を指示する。そして、試験開始の13時をひたすら待ったのだが…。始業チャイムの鳴る直前まで全員集合とはならず、試験の諸注意やら何やらもあっても、試験開始時刻を5分遅らせて対処することにした。
試験時間は50分なので、いつもより40分近く早く今日のノルマが終了したことになる。そこで、いつもより1本早い新幹線で新横浜に戻り、息子のバースデープレゼントを購入することにした。息子に「(プレゼントは)何が欲しい?」と聞いたところ、「お勉強の本が良い!」と言ってきた。加えて、「マンガが載っていて、色々と書いてある本!」と、細かな注文が入った。そこで、ドラえもんの国語辞典と漢字辞典をセレクトした。
ドラえもん好きの息子が、これらの本で今以上に勉学に勤しんでくれたら…。
7月26日(火)
早朝、雨が降りそうな空模様だったのと、夜中いっぱい息子の頭突きを全身に受けて疲れが取れなかったこともあり、今週も駿府ライナーで静岡に向かうのは諦めた。それで、予定より2時間ほど遅く家を出て、新横浜から新幹線に乗り込むことに…。
静岡英和学院大学は、今週までが講義期間で、来週から(厳密には週末から)前期末試験期間に入る。そのため、「国際関係論」と「現代の国際社会」は今日のレギュラー授業を以て終講となるハズだったのだが、2週間前に休講しているため、先週の講義が終了した時点でそれぞれ講義残余2回となる。
3時限目「国際関係論」は、「国際関係と温度差」の具体的理解として「韓国における日本大衆文化開放」に関する解説の2回目。今回は近年のアニメ事情から過去に徐々にさかのぼり、次いでK−POPに見られるJ−POPの剽窃疑惑を、DVDやCDを多用して目と耳で理解してもらうことにした。
これで、「国際関係論」の残余は1回。金曜日に補講を行い、それが終講となる。
5時限目「現代の国際社会」は、「現代社会と大衆文化」の3回目。最初に「クールジャパン戦略」に関する話をし、アニメーションが支援の重点的な位置を占めていることを確認後、日本のアニメが韓国でどのように放送されているのか比較鑑賞することにした。そして、『冬のソナタ』に始まる韓流ブーム(第3期)をテーマに、大衆文化の長短を語った。
今日は、このまま6時限目にも教室に居残り、「現代の国際社会」の補講に入る。5時限目に学生たちに回した出席調査シートをもとに、再度出欠調査をしたのだが…。よもや2度も出席をとるとは思っていなかったのだろうか、数名の学生が行方不明に…!? 要するに、何の断りも無く帰ってしまったのである。
今年の「現代の国際社会」は雰囲気も良く、学生たちのノリも良かったように思えたので、私も気持ちよく講義に臨んできた。が、最後の最後に裏切られたような気分にさせられた。怒りを抑えつつ、最後のまとめに入ることになった。それでも、教室に残って補講を受けている学生のほとんどが協力的で、「終わり良ければ…」に近いような形で終講した。
解説がスムーズに進んだことと、英和からのバスの本数が極めて少ないこともあり、補講を早めに終わらせた。20:37に静岡を発つひかり号に予約していたのだが、1時間前のひかり号に変更することにした。帰宅が1時間早くなった分、家事の一部を分担することが出来た。
息子は、10時から自治会の盆踊り練習に参加してきた。8月下旬に盆踊り会(お祭り)があるのだが、婦人会などと合同で子供会も練習をすることになっている。息子は一人で練習場所に向かったらしいが、他の子どもは親同伴だったらしい。もっとも、私は仕事で、妻は臨月間近で、付き添ってあげるのはちょっと無理かと思われ…。
それでも、お友だちがいてホッとしたのか、大好きな踊りが踊れて楽しかったのか、戦利品のお菓子を持って帰ってご満悦だったようである。
まだ横浜は梅雨明けしていないが、それでも夏の雰囲気が十分に伝わってくる。
7月27日(水)
今日は、息子にとって “6歳最後の日” である。
いつも息子の誕生日は横浜アンパンマンこどもミュージアムに行き、そこでお祝いすることにしていた。ただ、昨年は7月28日に仕事があり、1日遅れでアンパンマンミュージアム&モールへ行くことになった。そして今年も、7月28日は仕事があり、その翌日も…ということで、前倒しで今日、出掛けることにした。
このところ、アンパンマンより妖怪ウォッチよりドラえもんにご執心の息子、それで今年はアンパンマンミュージアム&モールではなく川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムへ行くことにし、ずいぶん前からチケットを入手しておいた。が、その事実は今日の昼前まで伏せたままにしてあった。
昨日、息子に「明日は、冒険に行こうか?」という程度の話だけして、出掛ける口実を作っておいた。
今日、どこに行くのかわかっていない息子は、「今日の冒険、八王子に行きたい!」と言い出した。神奈川中央交通バスのたくさん集まる場所に行きたいと言うのである。とりあえず、横浜線の八王子行きに乗り、息子と色々な話をしつつ、“軌道修正” のタイミングを計る。長津田で息子が「あっ、神奈中バス!」と、車窓の外のバスに興奮したところで、「もっと神奈中バスがたくさん集まっている場所があるよ!」と話を持って行き、町田で横浜線を下車する。
「ここには、町田バスターミナルって場所もあって…」などと興味を惹きつつ、小田急線に乗り換える。「あれっ、バスターミナルは?」という疑問がぬぐい去れない息子に、たたみかけるように「ラッピングバスとか、もっと面白いバスとか、色々なバスの走っている場所がありそうだから…」と、登戸に到着するまで息子のモチベーションを落とさないように努めるが、何のために小田急線に乗っているのか、目的地はどこなのか、全くわかっていない息子には、ちょっと面白みに欠けるところもあったみたいである。
登戸に到着して改札口に向かうと、そこには「どこでもドア」が…!? ここで、一気に息子のテンションが上がる。改札を出たところにも、ドラえもんを始め藤子・F・不二雄先生の産み出したキャラクタの数々が…!? 息子の頭の中では、クエスチョンマークが増殖を始めたようで、「え〜っ、何で? 何でここにドラえもん?」などと、目の前の現実を夢であるかのように思い始めたようである。
そして、バスターミナルへ移動すると、そこにはオバケのQ太郎やパーマン、ドラえもんなどの描かれたミュージアム行きのラッピングバスが停車中! 「じゃあ、このバスに乗ってみようか?」と、息子に促す私…。「このバス、どこ行き?」と息子。そこで、今から藤子・F・不二雄ミュージアムへ行くことを伝える。しかし、停車中のバスは既に乗車率100%近くになっていたので、お腹の大きな妻の負担を軽減するべく、次のバスを待つことにした。
待つことしばし、やって来たバスはドラえもん号! 息子はもっと幼い頃から “ラッキーボーイ” のような存在。何か “持っている” というか引きが強いというか何というか…。
ちなみに、帰りに乗ったバスもドラえもん号!
川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムについての説明は公式サイトに任せるとして、とにかく藤子・F・不二雄ファンなら興奮を抑えるのが困難になるほどの空間に、息子も私も妻も大興奮! カフェも藤子・F・不二雄先生の産み出した作品になぞらえた料理が並び、メニューを見ているだけでも楽しくなる。
12時から入場可のチケットで入館したが、5時間ほどミュージアムに滞在したことになる。
このところ体に負担をかけないよう外出を控えていた妻も、「3人家族という状態で過ごすのも、あとわずかだから…」ということで、今日のこの “冒険” に付き添った。そう、出産予定日まで、ちょうど1か月なのである。
7月28日(木)
今日は、息子の7回目の誕生日。そして、我ら夫婦が “親” になって今日で7年…。
“3人家族” という状態で祝う息子の誕生日は、今回で最後。息子が我ら夫婦を “独占” できるのも、あとわずか。
だから、今日はゆっくり息子に付き合ってあげたかったのだが、今日と明日は今年度上半期の3本指に入るのではないかと思われるほどのハードな日となる。なので、今日の「ぼやき」は明日の分と合わせてまとめて更新する予定。
7月31日(日)
アタフタしているうちに、今日は7月最後の日!?
28日の詳細と、今日までの「ぼやき」は、8月に入って新たなページをアップしてから更新する予定。
相変わらずのグダグダぶり…。
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