2014年11月のぼやき
11月3日(祝)
いつものことながら、時の流れが速すぎて、あっと言う間に1週間が過ぎ、1か月が過ぎ…という具合。そして、それが積もり積もって、今年も残り2か月というところまで来てしまった。なのに、実感がない。
が、今日は「確実に、着実に、年末が近づいているんだなぁ…」ということを実感した。息子のフォーマルシューズを探しに訪ねたららぽーと横浜に、大きなクリスマスツリーが鎮座していた。館内も、すでにクリスマス色でいっぱい。ついこの間までハロウィン商戦だったのが、今やクリスマス商戦である。さすがにクリスマスソングは流れていなかったものの、明らかにクリスマス的な雰囲気を醸そうという意図が伝わってくる…。
息子が「ねぇ、もうクリスマス?」と、不安げに尋ねてきた。「サンタさんにクリスマスプレゼントのお願いもしていないのに、もうクリスマスが来てしまった!」と思えてきたのだろう。「あと50回は寝ないと、クリスマスは来ないよ!」と答え、納得してもらうことにしたのだが…。やはり、館内の雰囲気は息子を不安にするのに十分すぎるほどだった。
巷では、先週土曜日(11月1日)から今日までが3連休。ここ数年は講義回数の調整のために祝日と重なる月曜日にも出講することが多くなっているが、この連休は(学園祭の関係で)私も3連休となった。土曜日は特にお出掛けも無く、昨日はお出掛け途中で妻と私&息子の2チーム(?)に分かれ、私&息子はみなとみらい地区をブ〜ラブラ。そして、今日は上述の通りである。
この3連休、息子の幼稚園関係者との遭遇率がいつもより高く、「世間は狭いなぁ…」ということを実感した。
昨日、みなとみらい地区の道路(歩道)で時間潰しに息子と座っていたら、目の前に駐車されている車に男の子が…。息子が「あっ、○○くん!」と声をかけ、手を振ると、車内の男の子も手を振り返した。よく見ると、息子のクラスメイトだった。広いみなとみらい地区の、たまたま座っていた路上で、同じクラスのお友だちと遭遇するとは…!?
今日、ららぽーとで息子のお友だちと遭遇。この子の親御さんと我ら夫婦は、けっこう仲良し。ただ、お買い物中に会うのは初めてのこと。なので、お互いにビックリ! その後、鴨居の駅前のスーパーへ行くと、そこにも息子の幼稚園のお友だち…。
再びららぽーとに戻り、ある商品の購入で妻と喧々諤々(?)していると、今度は息子の幼稚園の先生(ただし、別の学年)とバッタリ!? 「あぁ、変なとこ、見られちゃったかなぁ…」と思えば思うほど、恥ずかしくなり…。
さらに、帰りの路線バスで、息子より1学年上の子とバッタリ!? 学年は違うが、よく面倒を見てくれるのだそうな…。
いつ、どこで、誰に見られていても恥ずかしくないよう、キチンとした行いを心がけなくては…。そんな教訓を得た3連休…。
11月4日(火)
明日の出講がイレギュラーな形になっているので、今日は帰宅せずに静岡県内某所にあるホテルで1泊…。そのため、今夜の「ぼやき」はその某所での更新である。
連休明けの今日、まず幼稚園に息子を送り届けるところからスタート! 息子は昨夜から何やら “勘違い” をしているらしく、「お父さん、いつ帰ってくるの? 何月になったら帰ってくるの?」と私に尋ねてポロッと涙を流す有様。「仕事のために1日だけお泊まりして、すぐに帰ってくるんだよ!」と教えても…。それを今朝もちょっと引きずっていたのか、何だか元気のない息子…。「幼稚園で、変なこと(=勘違い)を言わなければ良いのだが…。
一旦帰宅して講義の準備と宿泊準備をし、11時半過ぎに家を出た。そして、市が尾で12:50発の東京・河口湖号に乗り込んだ。いつもより若干ではあるが車内は賑やか。さらに、インターナショナル!? 天気の良さも影響してか、ただ乗車しているだけでウキウキした気分になってきた。
御殿場駅で下車後、御殿場看護学校に向かって歩いていると、目の前に富士山の雄大な姿が…!? そういえば、今年度の御殿場出講時に富士山がキチンと見えたのは今日が初めてかもしれない。仕事用の荷物と宿泊用の荷物を持って歩くのは、今の私には少々キツイ…。しかし、富士山の姿が私を勇気づけ、元気づけてくれたような気がした。
富士山にパワーをもらって、無事に学校入りする。
4時限目「文化人類学」は、学生たちが今月中旬から実習に出る関係で、今月は講義が2回しかない。解説が中途半端な形で終わらないよう、カレンダーとにらめっこしなから講義計画を作ったものの、やはり実習前に “今までの解説内容” をシッカリ理解しておいてもらいたいもの。前々回から「文化(culture)とは何か?」について解説を始めているが、その復習と “今までの解説内容” の確認をジックリ時間をかけて行い、この講義の内容を印象づけることにした。
そして、今日は主に「異質性と同質性」をキーワードに解説を進め、今後の講義の内容の理解にもつながるような話を入れ込むことにした。
講義後、御殿場駅から御殿場線に乗り、家とは逆の沼津方面へ…。今、冒頭で述べたような状態にある。
11月5日(水)
長年「ぼやき」にお付き合い下さっている方ならおおよその察しがつくことと思われるが、昨夜の私の宿泊先は東横インである。
今日の1時限目は沼津市立看護専門学校への出講なので、宿泊は沼津駅前が良いと考え、「富士山沼津駅北口2」に宿泊予約を入れておいた。この店舗、7年前の11月にも宿泊したことがある。その当時は「沼津駅北口正面」という名前だった。その日は風の強い日曜日で、ホテルにチェックイン後、すぐに沼津から東海道線に乗って静岡へ行き、妻の実家を訪ねた。だが、その頃の私は未だ独身…。妻の両親に “結婚の意思” を伝えに行ったのである。
「静岡に用事があったのになぜ沼津に宿泊?」と思われるかもしれないが、翌月曜日は国際関係学部への出講日だったので、仕事のことも考えての宿泊地選びをしたのである。今回、あえて7年前と同じ店舗に宿泊したのは、「その頃の自分を見つめ直したい」という思いがあったりなかったり…。
沼津駅北口には東横インが2店舗あり、もう1つは「富士山沼津駅北口1」という。が、こちらはかつて「沼津駅北口左」という、現地に行かなくては意味が良くわからないような名前だった。
ちなみに、このところ東横インは名称変更が相次ぎ、三島駅前の東横インも「富士山三島駅前」などという名前に改められた。富士山が世界遺産に登録される前後から、駿河湾付近の店舗名に「富士山」を冠することにしたらしい。
さて、今朝は6時過ぎに起床し、7時にロビーへ降りる。東横インといえば無料朝食! 30種ほどある “おにぎりメニュー” の中から3〜4種類が毎朝提供されることになっているのだが、その組み合わせは当日の朝にならないとわからない…。東横インを宿泊先に選ぶ理由の1つは、この朝食にある。そして…、今朝も期待を裏切らないラインナップ! 7時ちょうどに、すでにテーブルの8割以上が埋まっていた。
8時前にチェックアウトし、沼津駅へ…。東海道線で片浜に出て、タクシーに乗り換えて沼津市立看護専門学校には8時半前に到着。沼津市立看護専門学校の「文化人類学」は、本来なら先週(先月)で終講となるハズだった。が、猛威を奮った台風の影響で10月14日の2時限目を休講としたため、その補講措置として今日の1時限目に終講がズレ込んだのである。
それで、昨日のうちに沼津入りし、身も心も(?)余裕を持って仕事に臨んだ次第である。
今年度最後の講義は、まず終講試験の代わりとなるレポート課題について説明し、それから先月中旬に解説を中断したままの「日本(人)的 」な “愛” “共感性” そして “和合” について語り、講義のまとめとした。
終講の余韻に浸ることもなく、すぐタクシーで片浜駅へ移動する。そして、タイミング良く三島行きの東海道線で三島入り。国際関係学部には11時半前に到着。すぐに、講義用資料の編集・印刷に取りかかる。
3時限目「日本社会」は、今日から「日本(人)的 “共感性”」がテーマ。最初に “共感性” の本質や “共悲” の概念を中心に語り、その具体例としてJ−POPのヒット傾向を考え、さらに『フランダースの犬』が日本で名作扱いされている現実について解説する。
講義後、すぐにでも家に帰りたいところだが…。左足のことを考え、リハビリを受けてから帰途に就くことにした。連休があった関係で、リハビリの間隔がかなりあいているので、今日はシッカリ…などと思ったものの、機械が勝手に私に電気を流し続けているので、私の意気込みなど全く関係なかったりする…。
30時間ぶりの我が家…。妻と息子の出迎え…。
11月6日(木)
1週間の中で、朝が一番早いのが木曜日…。今朝も6時前に家を出て、文京学院大学を目指した。
バス停へ向かう道すがら、吐く息が白く見えることに気づいた。さらに、埼玉県内に差しかかった時に “空気の湿った感じ” を覚え、窓の外を見ると…。路面がびしょ濡れ!? どうやら、埼玉県内は夜のうちに雨が降ったらしい。
ちなみに、東京や横浜で雨が降ったのは15時頃だった。
さて、文京学院大学に到着後、急いで講義用資料を印刷し、パソコンの貸し出しを受けて早めに教室入りする。1時限目「フィールドワーク論」は、今日も「フィールドワークの問題点」の解説。が続く…。今日は特に、“調査者” と “被調査者” の論理の違いについて。私が経験した話や過去に起きた “事件” などを盛り込みながらフィールドワークの実際と覚悟について語る。
法学部に移動し、3時限目「社会学」の講義内容をシッカリ確認する。今回で「問題行動の根源」の解説を終えることにしたが、最終回として “恒例の” 「子供たちの死生観に関わる問題点」を取り上げた。最初に、前回の講義の流れから「アノミー」と「自殺」の関係性について説明し、それから10年前のNHK『クローズアップ現代』をDVDで紹介したり、先年亡くなられたやなせたかし氏の死生観を『アンパンマンのマーチ』ともとに考察する。
今日も、帰りにリハビリ…。昨日より左足の状態は良いのだが、油断大敵であることを自らに言い聞かせ…。
11月7日(金)
今日は朝からポカポカ陽気…。なのに、私は朝からバタバタ…。
というのも、昨夜のうちに今日の講義の準備をしておくつもりだったのに、いつの間にか眠りの森を彷徨い、気が付いた時は午前2時!? それで、早起きして作業の続きをするつもりだったのだが、いつもの金曜日と同じ時間に起きたため…(以下略)。それでも、日大看護の2時限目「社会学」も、通信教育部の4時限目「社会学」も、無事に解説を終えることが出来た。終わりよければ…という感じである。
そして、今日は朝も夕方もちょっと不思議な…というお得な体験をした。
横浜から湘南新宿ラインに乗ったところ、大崎で “いつもならとっくに出発しているハズの埼京線” と同時入線…。どうやら、りんかい線内でダイヤ遅延があったらしい。湘南新宿ライン車内はそれなりに混雑していて、池袋まで座らずに行くことを覚悟していたのだが、目の前のホームに停車している埼京線の車内はガラガラ…。急いで埼京線に乗り換えると、湘南新宿ラインより先の出発! 予定よりも早く池袋に到着し、予定より15分早く日大看護入りすることになった。
通信教育部での講義後、南北線・目黒線と東横線、横浜線を乗り継いで鴨居に戻ることにしたのだが…。目黒線で武蔵小杉に出たところで東横線に乗り換えるようとしたのだが、構内の様子がおかしい…。どうやら、東横線のダイヤがちょっと乱れているらしい。そのため、予定より1本早い電車に乗ることになり、菊名でも1本早い横浜線に乗り継いだ。結果、鴨居でも1本早いバスに乗ることができたため、予定より30分近く早い帰宅となった。
たったこれだけのことなのだが、「1日は24時間」という限られた時間の中での15分+30分=45分の短縮というのは、ものすごく貴重な時短だと思う。
日大看護の講義は、今日から5週連続で「コミュニケーション」がテーマ。今日はコミュニケーションの語源、本質的な意味、流れなどを総合的に理解してもらうことにした。
通信教育部では、今日から「日本(人)的コミュニケーション」の解説がスタート! 初回の今日は、外国人がなかなか理解できない日本(人)的コミュニケーションの特徴についての説明。
ドタバタから始まった一日は、ゆったり気分で終えることに…。
11月9日(日)
この週末は、土日ともあまり天気には恵まれず、左足の具合も思わしくなく…。それで、家でジックリ講義の準備や調べ物などをしようと思っていたのだが、土曜日の午後にFirefoxのplaces.sqliteというデータベースファイルを壊してしまい、ブラウジングにかなりの不具合が生じてしまったため、全ての作業が一旦休止状態に…!?
Internet ExplorerでもWebにアクセスすることができるが、ブックマークやら様々な設定をFirefoxでチューンナップしているため、データベースファイルが壊れるとかなりツライ…。
不具合の内容について書いているとキリがなくなってしまうので割愛するが、とにかくアレコレいろいろ問題が生じ、設定を変えて対処しても改善されない…という状態が数時間続いてしまった。仕方なく、「システムの復元」をしたのだが、期待したような結果を得られず。
「システムの復元」をする前、「念のため…」と思ってFirefoxのデータベースに関する全てのフォルダとファイルのコピーを取っておいたので、それらをリストアしたところ、復元されたヴァージョンとうまく一致せず、Firefoxの起動が出来なくなる。急いでFirefoxを最新版にし、再びデータベースファイルをリストアしたところ…、ほとんどの設定が元通りになった。
が、Windows8が勝手に8.1に更新されてしまって以来、パソコンの動作に不具合が多くなっていたため、ついでに他の不具合についても修正してみることにした。レジストリをいじりまくり、アプリケーションによってはクリーンインストールするなどしているうちに、以前のような動作環境に近い状態になってきた。
だが、貴重な休日(のほとんど)をパソコンのメンテナンスに費やしてしまったことになる。Windowsはバージョンアップするごとに、何らかの問題点が…!? 私の中では、XPが最強だったと思う。
今回、こうして不具合の修正をすることで、改めてXPの凄さを痛感した次第である。
11月10日(月)
霜月だというのに、今日も最高気温21度のポカポカ陽気…。地球温暖化と関係があるのかどうかわからないが、まだまだ暖かい日が訪れる。街中では、「クリスマスツリーの前でTシャツ姿」というような光景も…。
先週末には薄手のパーカーを羽織って通園していた息子も、今日は制服だけで元気に家を出た。私も、スーツを初秋用のものに着替えようかと思ったほど。息子を幼稚園に送り届け、再びバスで鴨居駅に向かった頃には、ジンワリと汗が…。
10時半前に三島に到着し、国際関係学部入り。しばらく体を休めた(?)後、今後の講義展開を考えながら資料の準備をする。13時の講義開始までの2時間半、とにかくアレコレ講義内容を精査し、色々な準備をした。が、この時間が有意義なものとはならなかったようで…。
3時限目「日本社会」は、当初の計画ではDVDなどを使用して前回の講義内容の “追加” をするつもりだった。しかし、教室に集まった学生数など様々な計算外があり、DVD使用は明後日に回すことにして、今日はひたすら「日本(人)的 “共感性”」の現代的問題点の解説に集中することとなった。
DVD再生時間の分だけ講義は早く終わり、ゆっくりのんびり三島駅へ移動する。今日も、帰りに左足のリハビリ…。9月に比べたらかなり痛みは緩和されてきているが、それでもまだいきなりバシンッと痛みが襲ってくることもあり、まだまだ安心できない状態…。
このまま、痛みが鎮まらないのでは…と不安になることもあるが、とりあえず “やるべきこと” をキチンとやり、痛みと訣別したいものである。
11月11日(火)
昨日のポカポカ陽気とは一転、今日は肌寒い一日…。おまけに、午後から雨まで降り出した。
朝、息子を幼稚園に送り届ける際、息子にはパーカーを着せ、私もジャンパーを羽織って出かける有様。幼稚園ではどの教室もシッカリ窓が閉められていて、先生方が園児たちに「寒いから、ちゃんとスモックを着なさい!」と指導していた。
一旦帰宅し、朝食をとり、今日唯一の仕事である御殿場看護学校「文化人類学」の講義の準備をし、早昼を食べて12時前に家を出た。電車を乗り継いで市が尾に到達した時には未だ雨は降っていなかったが、12:50発の東京・河口湖号に乗り込んだ途端に大粒の雨…!?
横浜より御殿場のほうが気温が低いため、バスを降りた時に体が萎縮気味…。寒さのためか、左足の痛みがちょっと気になり出してきた。
4時限目「文化人類学」は、来週から学生が病院実習に入るため、今日で11月の講義が最後となる。学年歴を考慮に入れて講義計画を作成しておいたので、今日でちょうど「文化(culture)とは何か?」というテーマが終了するようになっていた。今日は “文化変容” を中心テーマとして解説を進め、文化が「異文化」となっていく過程について語ることにした。
講義を終えると、雨はスッカリ止んでいた。だが、気温は上がらず。ただ、有り難いことに往復ともに高速バスが定刻通りにやって来て、定刻通りに到着する…という状態だったので、バス停で寒い思いをする時間が少なかった。いつもこうだと、本当に助かるのだが…。
11月11日は、「ポッキー&プリッツの日」。そして「11」と「11」ということで「サッカーの日」でもあるらしい。このところ、「○○の日」という記念日制定が乱立気味で、ワケがわからなくなりそうである。キチンとした由来がある記念日は受容しやすいのだが…。
11月12日(水)
今朝は昨日同様のヒンヤリ陽気だったので、息子にはパーカーを着せ、私もジャンパーを羽織って家を出た。が、昼過ぎあたりから気温がグングン上昇してきて、私がジャンパーを着たのは家から幼稚園、そして新幹線経由で国際関係学部に到着するまでの1時間ちょっとのみだった。
暖かいのは決して迷惑なことではないのだが、ジャンパーを着ずに持って移動していると、何となく “自分の判断” が間違っていたような感じがして…。
今日の3時限目「日本社会」は、「日本(人)的 “共感性”」に関する日本のヒット曲を紹介する。60〜90年代に発表された “共悲” を歌い上げた曲を中心に選曲しているため(一部は2000年紀に入ってからの曲もあるが)、学生たちにとっては初耳の歌も多かったようである。特に、ザ・フォーク・クルセダーズの『悲しくてやりきれない』を鑑賞する際には、『イムジン河』が発売中止となった経緯を説明し、如何に日本人の “共悲” に訴えかけているのかを解説する
今日も、帰りにリハビリ…。気温が低くなってきたせいか、左足の痛みが(9月ほどではないのだが)再発したまま鎮まらず。真面目にリハビリを続けて、一日も早く左足を元通りにしたいと思うのだが、焦れば焦るほど逆に痛みが増すような気が…!?
11月13日(木)
朝がツラくなってきた…。朝晩の気温がグッと下がってきて、フトンから出るのに一苦労。おまけに、今日は1週間で一番朝が早い日である。
それでも、電車内は朝のラッシュでポカポカ! 菊名から乗った東横線・副都心線の和光市行き車内では、ほとんど意識不明状態に…。しかし、電車を降りて乗り換える時に “現実” に引き戻され、心身ともに引き締まった感じになる。
文京学院大学の1時限目「フィールドワーク論」は、今日も「フィールドワークの問題点」がテーマ。本来は「作業仮説」をメインに解説するつもりだったのだが、フィールドワークのみでなく学生たちの日常にも活かしてもらいたいという想いから最初に「レディネス」について語ることにした。予定をちょっと変更したものの、語るべきことは90分で語り尽くせた。
法学部への移動は、至極順調! 予定通りに法学部入りし、まずはお弁当…。そして、今日の講義内容を確認し、いつものように早めに教室入りする。
3時限目「社会学」は、今週と来週で「問題行動の誤対処」の解説に入る。今日は特に「人生縮小化」「リセット」「リロード」などをキーワードに、「思い通りに事が運ばない」時の人間の問題行動に関する解説をする。
今日も、帰りにリハビリ…というつもりだったのだが、どうしたことか講義を終えた途端に全身を倦怠感が襲いかかり、そちらのほうが左足の痛みよりもツラくなってきた。教員室で少し休んだ後、神保町へ向かい、半蔵門線・田園都市線に乗り込んだ。そこでも、ほとんど意識不明状態…。
明日は、この秋一番の冷え込みだという。ますます、フトンから出られなくなりそうな…。
11月14日(金)
寒さには慣れてきたが、朝晩と日中の気温差への対応が大変な季節になってきた。ただ、今日は天気が良かったので左足の痛みが昨日以上にひどくなることもなく…。
ただ、気温差に体がついていけなくなりそうで、それゆえにいつも以上に疲労感が…。そこで、なるべく早めに家を出て、時間的に余裕を持って仕事に臨むことにした。
まず、日大看護に出講。2時限目「社会学」は先週から「コミュニケーション」の解説に入っているが、まず前回の解説内容をじっくり確認し、それから「接触」「コード」「メッセージ」「コンテキスト」などについて解説することにした。
その後、通信教育部に移動し、4時限目「社会学」に臨む。今日は「日本(人)的コミュニケーション」の解説2回目。前回の解説内容を更に理解してもらうべく、『おじゃる丸』を再生し、日本のアニメーションを通して日本(人)的コミュニケーションの特徴を確認する。そして、「婉曲表現」について語って今日の講義を終了する。
通信教育部の新校舎を出て空を見上げると、すでに日がかなり傾いていた。日が短くなるだけで、何となく切ない気分になってくる。おまけに、まだまだ不慣れな街並みを歩いている野で、その切なさは倍増…。いつもなら、南北線・目黒線、東横線、そして横浜線を乗り継いで帰途に就くが、今日は何となく別ルートをとってみたくなり、市ヶ谷からJRだけで鴨居に戻ることにした。
中央線緩行を御茶ノ水で降り、中央線快速に乗り換えたところで慣れた通勤ルートに戻ることになるのだが、何だかその乗り換えさえも “新鮮” な感じがする。ルーティン化された通勤には安心感があるが、非ルーティン状態の出講も新たな刺激を受けられて良いのかも知れない…。
11月15日(土)
七五三である。
息子も、早や5歳…。ついこの間生まれたと思ったら、もう七五三を迎えるまでになっていた。七五三は「5歳が男の子で、7歳は女の子、3歳は男女」と言われているが、私の育った地域では「3歳と7歳は女の子、男の子は5歳のみ」という感じで定説化されていたので、我が家もそれに従った。
朝、まず氏神様にお参りし、それから桜木町へ向かい、徒歩で伊勢山皇大神宮を目指した。この神社は私が七五三の御祈祷を受けた場所でもあり、結婚前には妻と初詣に訪ねた場所でもある。それで、息子の七五三は「関東のお伊勢さま」と名高いこの神社で…と決めていたのである。
今年の11月15日は土曜日と重なり、それなりの混雑を覚悟したのだが、日頃の行いが良かったのか、思ったほど待つこともなく御祈祷の順番が回ってきた。御祈祷の最中、私と妻の名前、そして我が息子の名前が呼ばれた時、何だかジ〜ンと込み上げてくるものが…。
御祈祷後、千歳飴を求め、そして我が実家へ向かうことにした。
境内から階段を降りようとした時、そこに数件の出店があり、その中でヘリウムバルーンが目に入った。子どもたちに人気の『妖怪ウォッチ』や『アイカツ』『プリキュア』などの絵が描かれているバルーンは、どうやらかなりの人気商品らしい。息子もバルーンが気になっているようで、「(バルーンが)欲しいの?」と聞くと、思いっきり笑顔…。今日はおめでたい日なので、『妖怪ウォッチ』のバルーンを買ってあげることにした。
そのバルーンを持って、桜木町駅まで歩く…。注目度、100%である! 途中、バルーンを何度も何度も上げ下げしていた息子が、急に “妖怪” に変身した!
その、衝撃的な姿が、こちらである!
途中で “不自然な複数行改行” が入ったのは、この写真をしばし隠すため…。
この写真をいろいろな人に見せたところ、「どこかに投稿したら?」と口々に言われる。ちょっとした、VOW的な写真である。
しかし、息子の七五三だというのに、こんな写真を撮って喜んでいるとは…!?
11月17日(月)
最近、息子が「明日はどんな一日になるのかな?」と言ってくる。その意味をどうとらえれば良いのか、時々わからなくなる。単に「明日は何があるの?」という意味に取れば良いのか、それとも哲学的な意味合いを含んでいるのか、はたまた…!?
さて、今日から新しい一週間の始まり…。相変わらず寒い…。息子にはスパッツをはかせ、パーカーを羽織らせ、完全防備状態で幼稚園…。しかし、子どもたちは元気満点! 寒さに負けずに走り回っていた。
国際関係学部に到着する前は富士山がハッキリ見えるほど空が澄んでいたのだが、昼過ぎからポツポツ雨が降り出して体感温度が下がってきた。空は、まさに “鉛色” という感じ。
3時限目「日本社会」は、今日から「日本(人)的 “仲間意識”」の解説がスタート。初回の今日は、「持ちつ持たれつ」「間人主義」「縁」の3つの特徴をもとに日本人の仲間意識について考えることにしていたが、より一層の理解を…と思い、「間人主義」の解説の際に『ドラゴンボール』をDVDで再生した。実は、このDVD使用を思いついたのは、今朝の、それも家を出るちょっと前。妻に「『ドラゴンボール』で牛魔王が初めて登場する ”フライパン山” の話、どのDVDに収録されてたっけ?」と尋ねると、「そういうことは、もっと早く言ってよね!」と叱られる。が、すぐに当該DVDを探し出してもらい、今日の講義で使用するに至る…。
帰りに、吉田整形外科でリハビリ…。痛みはかなり鎮まっているのだが、まだ左足に違和感があり、筋肉のこわばりが残っているのがわかる。これが、なかなかの強敵…。階段の上り下りの時など、足をまっすぐ前に出すことができない状態が2か月ほど続いているのである。
とりあえず、焦らずにジックリとこの状況と向き合う覚悟は出来ているハズだったのだが…!?
11月18日(火)
久々に、平日のオフ…。先週の「ぼやき」でも書いたが、今日は御殿場看護学校の「文化人類学」を受講している学生たちが病院実習に出かけているため、今月はもう私の出番がない。お休みで体は休まるが、何となく気が抜けたような心地も…!?
しかし、息子から「今日は幼稚園、往きも帰りもお父さんが来て!」とリクエストされてしまったため、朝と昼過ぎに幼稚園まで出向くことに…。
さらに、今日は9時から13時までの間にエアコン会社の出張修理スタッフが来訪するという予定もあった。我が家のエアコンの室外機から水漏れがするため、その状態を見てもらおうと思っていたのだが、「特に異常は無く、室外機の水漏れもエアコンを作動させると起きること」という説明を受けた。そして、修理スタッフがいる時に限って水漏れしない…。点検と修理をお願いしたら “保険” が適用され、自腹を切る必要が無かったのだが、「点検のみの場合は保険適用外となり、後日郵送する請求書に従って出張費用を納めてください」と言われる始末。
我が家は2階にあり、室外機はベランダに設置してある。そして、階下には人が住んでいる…。今までと同じように使い続ければ、当然 “迷惑” がかかることになる。ベランダから階下に垂れる水(の勢い)を最小限に抑えるためには、水受けトレイを用意するか、“ついたて” のようなものを設置するか…である。
さて、どうしたものか…!?
11月19日(水)
息子を幼稚園に送り届けると、いつもより園内が静か…。いつもなら、園児たちの元気な声が聞こえてきて、さらに園バスから降りてきた園児たちの元気が行列も…。数分後、静かな理由がわかった。まず、各教室のドアと窓がシッカリ閉められていたこと。そして、園バスが道路渋滞か何かのせいで遅延していたこと。しかし、窓越しに見える園児たちは、元気そのもの! こちらまで元気が出てくる。
いつも乗る新幹線は、いつもより乗客が多くて “定位置” には座れず。ともすれば座席をおさえることさえ出来なかったかも知れないという状態だった。
いつもと違う朝の光景に少し戸惑いながら、いつもと同じ時間に国際関係学部入りする。
来週月曜日は「勤労感謝の日」の振替休日だが、大学のほうは通常授業日となっている。そのため、もしかすると連休ラッシュに巻き込まれる可能性もあり、大学到着が予定より遅れることも考えられる。そこで、今日のうちに来週の講義用資料を編集し、印刷まで済ませておいた。
3時限目「日本社会」は、「日本(人)的 “仲間意識”」の2回目。前回挙げた3つの特徴について改めて説明した後、それらがもとになって生じている日本(人)的な問題点について解説する。できるだけ具体的な例を挙げながら、あるいはイメージの沸きやすいような説明を心がけつつ、今なお日本(人)的 “仲間意識” が息づいていることを確認して講義を終えた。
今日の帰りは、整形外科ではなく内科を受診…。頭痛のほうも季節の変わり目や気温の変化のために、思うに任せぬ状態…。それでも、仕事に穴を開けるような状態にはなっていないので、それがせめてもの救い。
左足や頭の痛みに負けず、むしろ立ち向かう覚悟で霜月から師走へ臨もうかと…。
11月20日(木)
このところ、毎日のように「この秋一番の冷え込み」という言葉を聞く。今日も「この秋一番の冷え込み」だったのだが、昼間も気温が上がらず、真冬並みの陽気に…。おまけに、雨まで降り出した。
真冬並みの気温ゆえ、今朝もフトンから出るのが “かなり” ツラかった。それでも、気合いでフトンから這い出て、キビキビと(?)身支度を整える。いつものように6時前に家を出て、朝一番のバスに乗る…。木曜日のルーティンも厳しくなりつつあるが、玄関を開けて一歩外に出ると、体がシャンとしてくる。
文京学院大学の1時限目「フィールドワーク論」は、少人数ながら欠席率が低いため、講義に盛り上がりが出てきているように思える。前回は「作業仮説」について語ったので、今日は「状況(情況)的影響」をもとにしながら、「どのような点に着目して仮説を立てるか」という話をする。そして、今日をもって「フィールドワークの問題点」の解説が終了した。
ふじみ野市内はうっすらと日差しが…。このまま気温が上がってくれることを期待しながら法学部へ移動したのだが、都内に入ると雲が優勢となり、さらに湿った空気が流れ込んできた。
3時限目「社会学」は、今日で「問題行動の誤対処」の解説を終えることにした。今日のメインは「防衛機制」について。様々な例を挙げながら、学生たちに “思い当たるフシ” があることを実感してもらう。
講義を終えて教員室に戻ると、窓の外は本格的な雨…。傘をささずに歩くのが困難なほどの降り。なるべく雨に濡れないような道を選びつつ、水道橋駅へ移動した。
JRで横浜に戻り、左足のリハビリ…。そして、バスで帰途に就いたのだが、雨の勢いはおさまらず、窓越しに外の寒さが伝わってくる有様。
明日は天気が回復し、気温も上昇するらしい。ポカポカ陽気は嬉しいが、寒かったり暑かったり…の繰り返しで、体がついてゆけるかどうか不安もある。けれど、自然に文句を言っても話にならない…。わかってはいるのだが、文句のひとつも言いたいところである。
11月22日(土)
昨日は朝晩の冷え込みはあったものの、昼間は天気予報通りにポカポカ陽気…。ジャンパーを羽織って出かけたことをちょっと後悔する時間帯はあったものの、朝早くから日暮れまで移動していたので、やはり羽織るものがあったほうが良かったのかも知れない。
ただ、帰宅して着替えをすると、シャツはビショ濡れ!? この時期に汗を大量にかくことになろうとは…と思っていたら、どうやら今年の冬は暖冬傾向らしい。
ということで、昨日の「ぼやき」から…。
昨日は “いつもの金曜日” よりちょっと早めに家を出て(といっても、7時半過ぎだが)、仕事前に済ませておきたい幾つかの用事を済ませてから日大看護へ向かうことにした。
が、早め早めの移動で、池袋に9時過ぎの到着となってしまった。2時限目「社会学」は、10:40の開始…。このまま学校に向かっても、1時間以上も待機することになってしまうので、駅前で時間を潰すことにした。が、いくら池袋が繁華街とは言え、朝からじっくり時間潰しができる場所は、そうたくさんあるワケでもなく…。と、その時、お腹がグゥ〜ッと鳴り出した。家を出る前、簡単に朝食を済ませたのだが、どうやらあっと言う間に消化されてしまったらしい。
そこで、どこかで “2度目の” 朝食をとることにしたのだが、これと言って私の食指を動かすようなものが見当たらず…。駅前でウロウロしていると、日高屋の看板が目に入ってきた。日高屋さんは、我が家では「ラーメン屋さん」の代名詞となっているほど。そこで、店のほうに歩いて向かうと、シッカリ営業中! 「朝ラーメンもいいかな…」と思い、入店する。そして数分後、注文した料理が運ばれてきた。「スープが熱くなっていますので、お気をつけください!」と店員さんに言われたのにもかかわらず、2口目で舌を火傷した。それでも、味に大満足して日大看護に向かった。
2時限目「社会学」は、今日も「コミュニケーション」について。前回までの内容を念入りに復習した後、「feedback」「単純接触」などについて語り、日常生活や実習において留意するべきことなどを絡めて解説を進めた。
校舎の外に出ると、気温がかなり上昇していた。通信教育部へ移動するために乗った地下鉄では、上着を脱いで乗車しているお客さんが目についた。寒いよりも暖かいほうが、体がノビノビするような感じがする。おまけに、左足の具合も心なしか良くなっていたような…。市ヶ谷に到着すると、朝よりも足の違和感が軽減されていた。通信教育部への足取りも軽く、体もポカポカ…。
4時限目「社会学」は、「日本(人)的コミュニケーション」の解説3回目。今日のメインは、日本人が多用する抽象的表現や比喩について。導入として童謡『シャボン玉』に秘められた野口雨情の心情を解説し、本論解説後にはDEENの『翼を広げて』の歌詞を分析や、赤い鳥の『翼をください』の日本語版と英語版の内容比較、大橋のぞみの『崖の上のポニョ』については日本語版と韓国語版の比較を通して、日本語でのコミュニケーションが「1つの言葉にいくつもの意味を含めている」という事実を確認する。
いつもは市ヶ谷から南北線・目黒線に乗って帰途に就くのだが、昨日はちょっとルートを替えてみた。市ヶ谷から有楽町線で永田町に出て、半蔵門線・田園都市線で長津田へ。要するに、永田町からは木曜日と同じルートをとったのだが、長津田から乗り継いだ横浜線を中山で下車した。
中山で下車したのは気分転換のためではなく、横浜市営バスの定期券を購入するためである。駅北口に定期券販売所があるので、そこで継続購入の手続きをした次第である。が、せっかく中山にいるのだから…と、買い物をして帰ることにした。中山で買い物…というシチュエーションが久々だったので、どのビルの何階にどんなお店が入っているのか思い出すのに一苦労…。別のビルに入りかけたり、違うフロアに行きかけたり…と、案内板をちゃんと確認する大切さを改めて知った(ちょっと大袈裟かも…!?)。
相変わらずのドタバタで過ごした金曜日が過ぎ、巷では今日から3連休! 天気も上々!
連休初日は、昼過ぎに息子を伴ってららぽーと横浜に行ってきた。色々な用事はあったが、メインは “クリスマスケーキの予約” である。気が早いように思えるが、今月中に予約すると早割やら特典やらがあるというので、早々とクリスマス商戦に乗っかってみた。
以前は、息子と二人でお出掛けする時には、「だっこ!」だの「もう、歩けない!」だのと言われて大変な思いをしたものだが、今ではあまり手がかからなくなり(走り回ったり、それがもとで迷子になりかけることもあるが)、息子の成長が著しいことを実感する。
息子が生まれた頃、「早く、歩けるようにならないかなぁ?」「早く、おしゃべり出来るようにならないかなぁ?」などと思ったものである。なのに、歩けるようになったらなったでチョロチョロし、おしゃべり出来るようになったらなったで…と思ってしまったこともある。だが、それは息子の成長の証であって、おそらく私自身もそう思われていたのだと思うと…。
とりあえず、連休初日は “自分が親になってからの5年間” を振り返る一日になったようである。
11月23日(祝)
3連休の中日ということもあってか、横浜市内ではアチコチで交通渋滞が起きていたようである。
今日は、家族そろって買い物へ…。先日も述べたように、我が家のエアコン室外機の水漏れがヒドイので、使用前に何とか対策を練っておこうと思い、とりあえず「室外機の下にトレイを置いて様子を見る」ことにした。それなりの大きさのトレイを探すのには大規模なホームセンターに行くしかない…ということで、バスを乗り継いで新山下に向かった。
横浜駅東口から新山下地区は、バスで1本…。そこで、素直に(?)バスターミナルでバスを待ったのだが、出発時刻を過ぎてもバスが来ない…。5分ほど遅れてバスが到着したが、「道路渋滞のため、バスが遅れています。また、現在も渋滞が続いておりますので、(目的地への)到着には相当な時間を要するものと思われます」という車内アナウンスが…。
通常なら25分程度で到着するところ、50分ほどかかってしまった。
初めて訪ねるホームセンターのため、どこに何があるのかチンブンカンプン!? アチコチ見て回り、カテゴリーの違う数種類のトレイを購入した。
買い物を終えてバス停に戻ると、さらに道路渋滞がひどいことになっていた。やむを得ず、みなとみらい線の元町・中華街駅まで歩くことにした。道すがら、数台のバスが渋滞で動けなくなっているのを見た。息子は、バスが動けなくなっているのを見て不思議そう…。そして、文句も言わずに元町まで歩き通した。
が、「せっかく元町に来たのだから…」ということで、元町散策を始めてしまった我ら家族だった。私が子どもの頃、元町は “よそ行きの服” を着て出掛ける街だった。それが、日常生活の延長線的な雰囲気の街に変貌し、高級感より庶民感覚のお店も増えてきている。昔から続いているお店もあれば、最近出来たお店もあり、たしかに街は変わってきている。何となく、「元町には、もっとデンと構えていて欲しいんだけどなぁ…」という想いと、気軽に訪ねられる雰囲気に安心するところもあり、アンビバレントな情況である。
妻は、私と結婚する前に一度だけ、それも10年ほど前に来たきりで、息子に至っては今日が初の元町という状態なので、シッカリ私がガイド役になる。とはいえ、複雑な道があるワケでもなく、ひたすらまっすぐ歩きながらチョコチョコお店の説明をするだけだったが…。それもで、妻は元町の雰囲気に大喜び。息子も、それなりに楽しんでいたみたいである。
でも、やっぱり我が家の周辺と元町は、同じ横浜とは言え全く違う街である。歴史も文化も違うからこそ、刺激もあり、面白みもある。
さて、巷では明日が3連休最終日ということになっているが、私はそうではなく…。
11月25日(火)
昨日と今日は、通常とは違った一日だった。
まず、昨日は “勤労感謝の日の振替休日” だったが、国際関係学部へ出講。そして、3時限目「日本社会」を担当してきた。もともと人数が少ない講義ではあるが、自主連休を決め込んだ(と思われる)学生がいたため、いつもより教室がひっそりとした感じになりかけていた。こういう時は、学生たちに色々と発言してもらうに限る…とばかりに、質問攻めする。講義は「日本(人)的 “仲間意識”」の3回目。「社会的交換理論」「相互依存性理論」の解説をするだけにとどめ、日本人的な特徴については次回に回すことにした。
今日は本来なら御殿場看護学校への出講日であるが、学生たちが実習中のため講義がない。しかし、完全オフではなく、日大看護へのイレギュラー出講となった。こちらは4時限目に「社会学」の担当…。「コミュニケーション」の4回目として、「日本(人)的コミュニケーション」の特徴について、先月のJENESYS2.0での講義内容をもとに解説する。
今日は雨の降る寒い一日だったので、往きも帰りも寄り道せず。
昨日は、帰りに新横浜で妻と息子と待ち合わせ、センター北に移動してお買い物。そして、あざみ野、長津田を経由して帰途に就いた。お休みなのにお出掛けが出来ない…という状況に息子がぼやいていたらしく、「だったら、夕方に買い物に出れば良いのでは?」という話になった。ただ、「明日(=今日)から幼稚園」ということと、私は仕事をした帰りということもあり、なるべく早め早めに用事を済ませることにした。
明日からレギュラー出講に戻るが、天気のほうが今ひとつ…。
11月26日(水)
最近、朝起きて冷蔵庫を開けても “冷気” を感じない。そのくらい、朝の気温が低いということなのである。
いつもならスパッツを履いて幼稚園へ行く息子だが、今日は幼稚園で “おゆうぎ会のゲネプロ” が行われるため、着替えやすい恰好をさせる必要が…!? 雨が降っていたのでレインコートを着させ、それで冷たい風を避けることにした。
横浜のみでなく、三島にも冷たい雨が降っていた。こういう時、講義を担当する校舎が駅前にあることが有り難く思える。感謝の気持ちを込めつつ(?)、国際関係学部入りする。
3時限目「日本社会」は、今日で「日本(人)的 “仲間意識”」の最終回であり、また、講義の前半戦最終回でもある。今まで語ってきた内容の集大成として、“浪花節的人間関係” について解説し、前回解説した「相互依存性理論」が日本では適応しにくい事実を確認した。
無事に…と言って良いのかわからないが、とりあえず「日本社会」の前半戦が終了した。
いつもなら、帰りに横浜駅西口の寄って左足のリハビリをするところだが、今日は天気も悪く、気温も低いので、まっすぐ帰宅することにした。この選択が正しかったのかどうかわからないが、今日はできるだけ外にいる時間を少なくしたいと思ったのは事実である。
なのに、天気予報では「今年は暖冬」と言う。今しばらく耐えていれば、しのぎやすい日々が待っているのかも…?
11月27日(木)
昨日の選択は、見事なまでに “はずれ” だった…。
今日の仕事終わりに吉田整形外科に寄ろうとしたのだが、院内が真っ暗…。そして、ドアに貼り紙が…!? 今日と明日は臨時休診だったということを、スッカリ忘れていたのである! おまけに、天気予報を “あて” にしないで寒さ対策をして家を出たところ、気温がグングン上昇…。
6時前に家を出た時には、白い息が見えるほどの寒さだったのだが…。
今朝は予想外に順調な電車乗り継ぎが実現し、かなり快適な通勤となった。ところが、文京学院大学に到着して講義用資料をコピーしようとした時、やたらとペーパージャムが発生し、思うに任せぬ状態に…!? 教務職員の方が別の場所にあるコピー機までひとっ走りして資料は無事に作成できたが、一時はどうなることかと…。
1時限目「フィールドワーク論」は、今日から「フィールドワークの実践」についての解説がスタート。初回の今日は、「インタビュー内容に関して排除するべき点」を中心に話を進める。
ポカポカ陽気の中を法学部へ移動中、冒頭で述べた寒さ対策が災いし、暑さで頭がボ〜ッとしてしまう有様。やることなすこと裏目に出ているような気がした。
3時限目「社会学」は、今日から最後のテーマ「日本の社会問題」について。日本的人間がどのような性格を持っていたのか、そして現在ではそれがどのように変容しているのか、そういった点を中心にした解説を3時間かけて解説する予定である。その初回は、「日本(人)的 “愛”」を中心に語ることにした。
講義後、急いで左足のリハビリに…という流れになるのだが、この結果は冒頭で述べた通り。講義は予定通りに進んだので、それを以て良しとするしかないのかも…。
11月29日(土)
昨日の「ぼやき」が更新されなかった理由は、明日(または後日)改めて…。
昨日は、日大看護と通信教育部の出講日。ともに似たようなテーマで解説をしているので、解説内容がこんがらがらないように気をつけないと…。
まず2時限目の日大看護「社会学」は、「コミュニケーション」の最終回。前回の講義で解説しきれなかった「以心伝心」について語った後、日本人のコミュニケーションの特徴である「語らない」「わからせない」という点について『おじゃる丸』の中から1話選んで上映し、日本のアニメにおいても日本(人)的コミュニケーションの特徴が多々見られることを紹介する。そして、毎年恒例の「実験演習」に入る。DEENの『翼を広げて』をもとに、歌詞に見られる “比喩的表現” を学生たちに解釈してもらうことにした。
4時限目の通信教育部「社会学」は、今週も「日本(人)的コミュニケーション」について。こちらも、「以心伝心」に関する解説である。
そして今日、本来なら出講日ではないのだが…。先月、国際関係学部「日本社会」をJENESYS2.0の講義担当のために2回ほど休講したので、その補講のために三島へ…。土曜日に三島入りするのも数年ぶりならば、国際関係学部の本キャンパスで講義するのも数年ぶりである。久しぶりすぎて、教室のAV機器の起動方法を忘れかけていた。が、15年以上もその校舎を利用してきた “キャリア” でカバー! すぐに “あの頃” の感覚を取り戻したものの、オペレイティングシステムがバージョンアップしていて、少々戸惑う…。
補講は、2時限目と3時限目の2コマ。補講とは言え、今日から講義は後半戦に突入という意味合いもある。後半戦の講義テーマは、「日本(人)的コミュニケーション」である。例年、最初の2回を使って “全人類共通に見られるコミュニケーションの構造と流れ” について語ることになるが、今日は昼休みをはさんだものの1日に2回分を一気に講義できたので、解説する側としてはとっても有り難い。
ただ、今日の三島は朝から昼過ぎまで豪雨…。付き合わされた学生は、大変だったかもしれないが…。
実は昨夜、ワケあって4時半までフトンに入ることが出来なかったため、朝は若干 “寝不足気味” だった。この “寝不足” と、昨日の「ぼやき」が更新されなかった理由は、大いに関連があるのだが、冒頭でも述べたように詳細は後日改めて…。
11月30日(日)
ここ数週間、私のパソコンにインストールされているOffice2013の具合がおかしかった。Windows8が “勝手に” 8.1にアップグレードされて以来、ディスプレイが何十分かに一度の割合で暗転を繰り返すようになってしまったり、アプリケーションの動きが鈍くなったり…。そんな中で特に動きがおかしくなったのが、Office2013だったのである。
WordにしてもExcelにしてもPowerPointにしても、なぜか途中で動きが止まり、強制終了される有様だった。来る日も来る日もそんなことが続いたので、まともに文書の入力も出来ず、プレゼンテーションにも支障を来すような状態…。仕方がないので、クイック修復を行うことにした。インターネットで調べてみると、たいていの人がOffice2013の不具合時にクイック修復を行い、ことごとく失敗しているという。そして、私も惨敗…。修復途中でエラーが生じ、Office2013の起動さえ出来なくなってしまったのである!
やむを得ず、インターネット接続でオンライン修復を試みるも、何ら改善の兆しもなく…。再インストールするしかなく、起動しなくなってしまったOffice2013のアンインストールを決意した。
しかし、私の使用していたOffice2013は、購入したパソコンにもともと入っていたもの…、すなわちプレインストール版である。そして、Office2013にはインストール用DVDなるものは存在しない…。マイクロソフトのサイトにアクセスし、プレインストール版用のインストールファイルをダウンロードしたのだが、インストールの途中で失敗し、何とかインストールを完了させてもアカウントが関連付けられていないというエラー表示ばかり…。
毎日毎日、講義の準備や研究を後回しにして、Office2013の復旧にあたっていた。昨日の「ぼやき」で書いた “寝不足” の原因も、これである。
それで昨日の未明、Office Professional Plus 2013の評価版(60日間無料試用版)をインストールして、学年末試験の採点が認定が終了するまでの “その場しのぎ” をすることにした。それで、インストールファイルをダウンロードして、とりあえず三島に出講する前の睡眠時間を確保するため、インストールはせずに就寝した。
補講を終えて帰宅する途中、量販店でOffice2013と互換性のあるオフィスソフトを購入した。Office2013の値段はそれなりにお高いので、とりあえず互換ソフトを購入し、Office2013の評価版のインストールに失敗した時のための “保険” をかけたのである。
ところが…、Office Professional Plus 2013の評価版のインストールは難なく成功!? そして、評価版用のプロダクトキー入力を要求された時、「もしかして…!?」と思い、今まで使用してきたプレインストール版のプロダクトキーを入力したところ、こちらも難なく認証されてしまった。
マイクロソフトのサイトで紹介されている方法ではインストールに失敗し、かなり無茶苦茶な強硬手段で環境が元通り…。やはり、マニュアルに拠らず自分で道を切り開くことも必要なのだと思う。
ただ、残念なことにWindows8.1の動きは、今なお鈍いまま…。
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