2012年8月のぼやき



8月1日(水)

腰の低いアンパンマン!?やけに腰の低いアンパンマン…!?

我ら家族がアンパンマンミュージアムにいる時、ちょうど日本テレビの取材が入っていて、編成の方にあいさつしているアンパンマンを撮影した次第。いかにアンパンマンといえども、編成の方には弱かったか…。

何かの番組でアンパンマンミュージアムが紹介されるようで、その最後のシーンが撮影されたのである。大勢の子供たちが注目する中、写真左の女性が「遠藤さん、別れた奥さんとお子さんと遊びに来てくださいね!」とにこやかにコメントしているのを見て、複雑な気持ちに…。おまけに、

いつの間にか、8月…。

以前なら7月の中旬で大学の前学期の講義が終了していたのだが、ここ数年は講義回数の確保のため、半期15回、通年30回の講義実施が基本となっている。さらに、講義終了後に終講試験が実施されるため、多くの大学生たちはまだまだ夏休みには入れない…というのが現状である。

よって、私もまだまだ前学期の出講が終了していないのである。

加えて、9月以降の出講計画がまとまっていない部分があり、夏休み前と後の作業を同時に進めているような状況…。それもまた、面白い。


8月2日(木)

自分の体温ほどの気温が続く…。時には、体温を上回ることもある。エアコンの設定を28度にし、在宅時の熱中症への対策をしていても、ひとたび外出すると、まるで風呂に入って赤外線で炙られているような感じである。

相変わらず、我が家は日本とロンドンの時差に苦しんでいる。日本人選手の活躍…。内村航平選手が体操個人総合で文句なしの金メダル! 見事な有言実行! 日本が団体で銀メダルを獲得した際、観客席から心ないブーイングが飛んだが、内村選手の個人総合金メダルで体操日本の底力を世界に示せたのではないかと思う。

明日は、久々に早起き…。そして、新幹線で静岡へ…。


8月3日(金)

今日は、静岡英和学院大学の「現代の国際社会」の前期試験(終講試験)を実施。相変わらず静岡駅から乗ったバスはダイヤ通りには運行せず、いつもと同じ時間に大学到着。

実は、静岡英和学院大学における今年度の前期末試験は、今日が初日である。よって、1時限目に実施された「現代の国際社会」が “生まれて初めて受ける大学の定期試験” となる学生もいる。大学の定期試験がどのようなものなのか、そんな “未知の世界への不安” が27年前の私にもあったなぁ…と、ふと思い出した。

最終講義時に「試験問題は3問。シラバスと講義内容を照らし合わせれば、どのような組み合せで3問になるのか判断できるハズ!」と告知しておいたが、果たしてどうだったのだろう…?

試験監督をしつつ、いろんな想いが頭をよぎっていった。

試験時間は60分なので、いつもより早く仕事は終了した。そして、いつもより早いバスに乗れたので、JR静岡駅で下車せずに新静岡まで行くことにした。そして、久々に新静岡セノバへ。

特に買い物をする予定はなかったのだが、何となく今日はセノバに行ってみたい気分だった。が、今朝は朝食をとれなかったので、空腹感が襲ってきた。御幸町のトロロ屋が恋しくなり、昼食の方向性が定まった。カウンターに座り、ほとんど “お決まり” になっている鰻茶とろろめしを食す。

帰りに乗る駿府ライナーが静岡駅14時発だったので、セノバやパルシェ松坂屋などをゆっくり回り、バスの出発時間15分前にバス停へ。ところが…、14時なってもバスが来ない!? 5分過ぎてもバスが来ない…。いつもは朝夕ともにJRバスに乗っているのだが、今日はしずてつジャストライン便である。定刻を過ぎてバス停に到着しても、運転手さんは「はい、新宿行きです!」としか言わない。

バスにまつわる話は後日まとめて書くことにするが、ハマッ子の私が静岡でバスに乗ると「これでいいのか?」と思えるようなことが多々ある。定刻を過ぎて出発したバスは、市内のバス停でお客さんを乗せるのに手こずり、東名高速の渋滞に巻き込まれ、東名江田バス停には30分以上遅れて到着した。

だからといって、文句を言う気分にもならない私…。

それにしても、今日もまた暑くて湿度の高い一日だった。「空気がこんなにも重たいのか?」「日差しはこんなにも痛いのか?」という感覚に陥ること数多。熱中症には気をつけないと…。


8月6日(月)

ここ数日、終講試験やレポートの採点を優先させていたため、「ぼやき」の更新まで時間が取れず。

4日(土)は近所の盆踊りに行こうかと思っていたのだが、たびたび強い雨が降ってきたため、家でじっとしていることにした。そして5日(日)、その盆踊りに家族そろってちょっとだけ顔を出した。

今日は、家族そろって私の実家へ…。

とりあえず、今から再び前期末の作業に戻るため、今日の更新はこれで終了!


8月7日(火)

貝を焼いてみた!?貝を焼いてみた!

今日は、静岡英和学院大学で「国際関係論」「異文化コミュニケーション論」の前期試験(終講試験)を実施した。その後、清水先生と静岡市内で “打ち上げ” の宴…。そして、そこで貝を焼いたのである。自分で、それも目の前で貝を焼く…。だし醤油を適量かけながら、香ばしく焼く…。何たる美味!?

今日で、とりあえず今年度の英和出講が終了。ひたすら走り続けた15回…という感じ。

そして、朝一番の駿府ライナーで静岡に向かうのも、今日でしばらくお休み…。

しかし、これから試験の採点が始まるワケで…。


8月8日(水)

昨夜は、静岡泊…。かなり久しぶりに静岡第一ホテルをその宿とした。7年以上前に発行されたスタンプカードをフロントに提示し、「これ、まだ使えますか?」と尋ねたところ、「期限はありませんので…」とスタンプをポンッと押してくれた。「以前より当ホテルをご利用いただき、ありがとうございます!」と言われたものの、7年以上かかってやっとスタンプ7個…。

今朝、ホテルで目が覚めた後、背筋が凍り付きそうな光景を見た。部屋のドアが開いていたのである!?

部屋のドアは、外からだと “カギを差し込まないと開けられない構造” になっている。そして、チェーンロックとデッドボルト(かんぬき)もあり、トリプルにロックされる。ところが、デッドボルトは外からもかけることが出来るため、外から帰ってきて部屋のドアを開けた際、何かの拍子にデッドボルトをかけてしまい、それでドアが閉まらない状態になっていたのかも知れない。

ちゃんとドアを閉めたつもりだったが…。酔っていたのかなぁ…?

急いで荷物を確認するが誰かが侵入した痕跡もなく、荷物も全て無事だった。

ものすごくノドが渇いてきた。体が震えてきた。なのに、「とりあえず、ここは朝食だろう!」と思ってしまった私…。朝食付きプランで宿泊していたので、せっかくの “権利” を無駄にするワケにはいかないのである!

「ちゃんと食べられるかなぁ…」という不安を抱えつつ、ホテル2階の朝食会場へ。以前は1階の中華料理店(「悟空」という名のお店だった)で朝食をとるシステムだったが、悟空が撤退後に新たな中華料理店が入ったものの、朝食は小さなバンケットルームでとるシステムに変更されたのである。その頃からだったか、静岡第一ホテルと縁遠くなってしまったのは…。

朝食会場に入り、係員さんにチケットを渡す。そして、トレイを渡された瞬間に “スイッチ” が入ってしまった私…。朝カレー以外のおかず類は全て皿に載せ、ご飯もお茶碗に大盛り!? お味噌汁も多めに注ぎ入れ、一気に平らげてしまった。ちなみに、カレー好きの私がなぜカレーを選択しなかったのか…というと、納豆という対抗馬が現れ、さらに生卵という相棒まで連れてきていたためである。ご飯をおかわりしてカレーも食すという選択肢もあったが、これでも “ドア事件” の影響を受けていて、多少は食欲が減退していたりする…。

食後、部屋に戻り、昨夜のオリンピック競技の録画放送を見ながら帰り支度。卓球女子団体決勝、バレーボール女子準々決勝、サッカー男子準決勝…などなど。今回のオリンピックでは、あまりマスコミが「メダル! メダル!」と叫ばない競技での健闘が光る日本代表…。

もちろん、なでしこジャパンのような例もあるが…。何はともあれ、頑張っている選手たちは本当に素晴らしい!

とりあえず、今日も頑張っている日本人選手たちを応援しなくては…。


8月9日(木)

ロンドンオリンピックのレスリング女子、48キロ級は、一度は現役を引退していた小原日登美選手が登場。63キロ級には大会2連覇中の伊調馨選手が登場。そして、2選手とも期待通りに金メダル!

周囲の期待に応えることの大変さもさることながら、伊調選手の大会3連覇という偉業、小原選手のように引退から現役復帰という、私には想像もつかないほどの鍛錬と努力を経ての金メダルには、本当に頭が下がる思いである。

実は一昨日、私が静岡に向けて移動中、妻が息子を医院へ連れて行ったという。毎日続く酷暑のために体が弱り、そこへ風邪菌が入って軽い夏風邪にかかったらしい。消化の悪いものや乳製品、油分の多いものの摂取はさけなくてはならないため、その日から今も消化に良いものだけを与えられている息子…。

食べたいものを食べられないためか、我ら夫婦の前にやたらと食べ物の話をする息子…。ピザのメニューを持ってきては「これ、ピザだよ〜っ!」とか、フルーツのオモチャを見せながら「はい、ど〜ぞ! おいしそうだねぇ…」などという感じ…。健気というか、切ないというか、食い意地が張っているというか…。

さらに、息子は出された食事をシッカリ平らげてしまう…。こんな体調時は食欲が減退するのが普通だし、あまり食べさせてはいけないのだが…。

この分だと、全回復も早いかも…。


8月12日(日)

息子は、相変わらずの食欲…。もう、すっかり回復したような様相。徐々に通常食に戻してみようかと思っているものの、調子に乗って食べ過ぎて、「お腹が痛い!」などと泣き叫んだりしようものなら…。

息子の体調に呼応しているのか、このところ大気の状態が不安定である。

ロンドンオリンピックの日本選手の躍進は、まだまだ続く…。サッカーは見事な銀メダル。女子バレーも銅メダル。男子ボクシングでも金メダルに銅メダル。男子レスリングもこれに続いている。そして、メダルの獲得には到達しなかったものの、素晴らしい闘いを見せてくれた選手たち…。

そんな中で、情けない出来事が…。

男子サッカー3位決定戦の開始数時間前、日本との対戦相手国の大統領が “日本と領有権を争っている島” に上陸したのだ! 日本政府からの上陸中止要請を無視しての蛮行…。日本との関係改善より、“自身の支持率” に目がくらんだ大統領…。

そして、その国のサッカー代表選手が試合後に上半身裸で「独島は我が領土」と書かれたカードを持ってグランドを走り回ったのである。オリンピックに政治思想を持ち込んだ、明らかな五輪憲章違反である。

オリンピックと政治を結びつけること自体、許されることではない。にもかかわらず、当事国では件の選手が英雄扱い…。そして、日本に対して言いがかりをつけるという “お決まり” の対応…。

そもそも、その島が自分たちの領土だという言うのであれば、わざわざ世界に向けてアピールする必要などないのである。わざわざアピールしたり「実効支配」などという言葉をあえて使用せざるを得ない行為が何を意味するのか、国際世論は理解している。

その国には、私も以前は毎年訪ねたものだった。親しい人もいるし、何かとお世話になったこともあって親近感もある。が、それとこれとは別問題…。やはり、国際的なルールを遵守して話し合わなくてはならないのである。

ただ、国家としての関係性と個人間の関係性は異なるということも、忘れてはならない。

「誰も傷つかずに導き出す結論」というものがないのであれば、歴史的事実と正義に基づいた “納得できる結論” を導いてもらいたいと思う。

何だかんだ言いながら、日本時間の明日未明にはオリンピックも閉幕…。競技運営のシステムや審判の技術的問題も露呈されたり、競技とは別の部分での問題点が目立つ大会ではあったが、予想以上に熱い闘いが繰り広げられ、様々なドラマを生み出した大会でもあった…と思う。

そして、テレビの中継を見るたびに懐かしさを覚えた大会でもあった。また、ロンドンに行きたいなぁ…。


8月15日(水)

終戦から67年…。

『国際連合憲章』の前文に、「われら連合国の人民は、われらの一生のうちに二度まで言語に絶する悲哀を人類に与えた戦争の惨害から将来の世代を救い…(後略)」とある。そして、その実現のために「善良な隣人」として互いに平和に生活することを説いている。

先日まで “平和の祭典” であるオリンピックが開催されていたが、「対戦相手(の選手生命)がどうなろうが、自分さえ勝てば良い!」と言わんばかりに攻撃をしかけてくる選手がいたり、相手の勝利を讃えない選手、政治的主張を持ち込んできた選手など、「善良な隣人」とは言いがたい者が目についた。

スポーツの世界でさえこうなのだから、日常生活においては一体どうなのか…?

隣人が善良でなくなった時、そこに闘争が生まれる。闘争が生まれれば、平和は乱れる。平和の維持に努めようとしても、なぜか闘争のベクトルに向かって進んでしまう…。『国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)憲章』の前文に、「戦争は人の心の中で生れるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」とある。まさに、その通りである。人の心の中に平和のとりでを築かなければ、戦争は人の心の中で生まれ続ける…。

戦争と平和について理解したつもりでいても、『国連憲章』や『ユネスコ憲章』の理念を完璧に実践することはできないし、自分で平和のとりでを崩していることに気がつかず、いつしか「善良な隣人」でなくなったり…。

とりあえず、ひとりでも多くが「善良な隣人」たる努力をしているのかが大事ではないかと思う。

私も頑張らなければ…。

その前に、まだ体調が全回復したワケでもないのに「パン、もっとちょうだい!」「チョコ、食べたい!」などと言いながら笑顔で迫ってくる息子を、どう対処すればよいのやら…。


8月18日(土)

久々の(?)更新…!?

弟夫婦と一緒に、埼玉県内の親類の家に出かけてきた。4年ぶりの訪問なのだが、付き合いが長いため、会った途端に “4年” など一気に埋めてしまい、「お久しぶりです!」などと言いながらも次々に会話が弾む。

妻と息子は初対面…ということで、なかなか場になじめないのでは…となど思っていたが、妻はいとこの娘さん(息子のはとこ)と話が盛り上がり、もう一人のはとこ(2歳の女の子)と息子はきごちないながらも一緒に仲良く遊んで楽しそう。

たしかに、同世代(?)の親類に会うことのない息子によって、今日の “出会い” は刺激的だったようである。

私も、久々に親類とふれ合い(中には、3ヶ月ほど前に同じ会合に出席したいとこもいるが…)、楽しい時間を過ごすことができた。

帰宅すると、まだまだ終了していない作業が山積みに…。とりあえず、今夜は寝て明日再開するか…。


8月20日(月)

昨日、前学期に実施した期末試験の採点が終了した。いや、まだ1科目だけ9月実施の前期末試験があり、その他の科目についても追再試験が実施される可能性を残しているので、まだまだ私の前学期は終了しているワケではないのだが…。

“とりあえず” ではあるが、一段落。

一昨日、埼玉の親類の家を訪ねた際、息子は左目の下を蚊に喰われてしまった。その日のうちは大したこともなかったが、翌日(=昨日)は “試合を終えた翌日のボクサー” のような状態になり、保冷剤などで目の周りを冷やしてあげてもなかなか腫れが引かず。その状態で息子と外出したら、おそらく “虐待” を疑われたことだろう。

目の周囲を蚊に喰われると、2日目が腫れのピークらしい。よって、3日目である今日あたりからは腫れが引いてくるようである。幸い、息子の目の周りも徐々に元に戻ってきていて、“一緒に外出しても疑われないようなレベル” には達している。

あと2〜3日で、“もとのお顔の息子” に戻るのかも…。

明日は、仕事と言えば仕事…というような出勤。講義をするのではなくお話を聴きに行くのだが、出来るだけ多くのことを吸収したいと思う次第。


8月21日(火)

沼津市立看護専門学校主催の講演会を拝聴した。講師はテレビなどでもおなじみの藤沢晃治氏で、講演テーマは「『分かりやすい説明』の技術」である。氏の話はわかりやすく、楽しく、パワーポイントの資料も見やすくて、スルスルと知識が吸収されていくような心地であったが、それを実際に使いこなすまでには、今からトレーニングが必要のようである。

講演内容を詳細に述べると “営業妨害” や “著作権侵害” になるので、内容は割愛。ただ、“苦労して” 片浜へ行った甲斐はあった。また氏の話を聴きたい…と、そう思わせるような講演だった。

“苦労して” という表現を使ったのは、横浜と沼津の往復事情に拠るところである。今日の目的地は沼津市立看護専門学校だけだったので、往復とも久々に高速バス「さんさんぬまづ・新宿号」を利用することにした。

往きは東名江田を10:27に出発するバスに予約を入れておいたので、9時過ぎに家を出てもよかったものを、なぜか時間計算を誤り、9時前に家を出てしまった私…。いつもならバスで片倉町駅に出て、あざみ野まで横浜市営地下鉄で向かうところ、今日はバスで鴨居駅に向かい、横浜線と田園都市線を乗り継いであざみ野へ行くことにした。が、家を出る時間が早すぎ、電車の乗り継ぎもスムーズ過ぎて、ビックリするぐらい早い時間に長津田に到達してしまった。そこで、田園都市線の各停に乗って時間を少し稼ぐことにしたのだが、それでもラチがあかないため、あざみ野の1つ手前の江田で下車した。

あざみ野駅からでも江田駅からでも、東名江田バス停への距離は大差ない。が、江田からアクセスすると途中にセブンイレブンがあるため、何かと便利なのである。セブンイレブンで飲み物類を調達し、ちょっと時間をつぶしてみたものの、それでもまだまだ時間的な余裕が…。「とりあえず、早めに(東名江田バス停へ)向かうか…」と意を決し、日差しがジリジリと照りつける道を歩き始めた。

バス停には、バスの出発予定時刻の30分ほど前に到着してしまった。が、幸いにもバス停エリア全体が日陰になっていて、目の前をビュンビュンと通り過ぎていく車両が風を起こし、それなりに涼しかったりもする。汗をほとんどかかずにバスを待つことは出来たが、肝心のバスが定刻になってもやって来ない…。5分経っても、10分経っても、「さんさんぬまづ・新宿号」の姿は見えず。定刻より20分ほど遅れて、バスは来た。そして、いきなり渋滞に巻き込まれた!?

渋滞の原因は、どうやら横浜町田インターでの合流らしい。さらに、海老名SAに入ろうとする車両、SAから出ようとする車両の影響で渋滞に拍車がかかり、東名江田バス停から厚木周辺までノロノロ運転が40分ほど続いた。仮にバスが定刻に出発していたとしたら、厚木まで1時間くらいかかったような状態に!?

上り車線は順調に流れていて、憎らしいほど車がビュンビュンとスピードを上げて飛ばしていく…。

結局、終点の富士急シティバス沼津営業所には、1時間遅れの13:15に到着した。講演会は14時からなので時間的には問題ないが、私のお腹はグ〜グ〜鳴っていて、こちらはちょっとした問題に…。

そこで、沼津での講義後にいつも昼食をいただいていたお店へ行くことにした…というか、このお店に行くために高速バス利用を決めたようなところもある。久々の入店にも、「あっ、いらっしゃい! ご無沙汰です」と、優しく迎えてくれた店員さん…。久々なので色々と話もしたいところだが、講演会の開始時間が迫ってきていたので、「また、9月からもよろしくお願いします!」とあいさつをして、駆け足で看護学校へ。

講演会は15時半過ぎに終了。帰りは沼津営業所を16:40に出発するバスの予約を入れておいたので、それまでマクドナルドやコンビニで適当にじかんをつぶし、営業所へ移動する。バスは極めて順調に市内を走行し、裾野インターから東名高速に合流したが…。

渋滞表示板に「秦野中井〜横浜町田 100分」とある。運転手さんが「通常ですと、裾野から横浜町田まで45分から50分程度で走行しておりますが、本日はさらに50分から60分ほど(走行時間が余計に)かかる見込みです」とすかさずアナウンス。御殿場を過ぎ、足柄SAを過ぎ、神奈川県内に入っても渋滞の気配などなかったが、秦野中井の手前から車が混み出し、表示板の通り横浜町田まで100分でノロノロ運行…。

下り車線は順調に流れていて、憎らしいほど車がビュンビュンとスピードを上げて飛ばしていく…。

結局、東名江田に戻ってきたのは、定刻より80分遅れだった。

19時半頃には帰宅できるハズだったのが、21時前の帰宅…。しかし、事故に遭うこともなく、無事に帰れたのだから、これはこれで良しとしておこう。

とにもかくにも、“今日得られた知識” を一日も早く “自分の技術” に結びつけたいものである。


8月24日(金)

明日は、妻の誕生日…。今日、1日早くバースデーパーティーをした。

というのも、明日と明後日は私が家にいないからである。幼い頃よりずっと私をかわいがってくれていた伯母に “最後の別れ” を告げるため、姫路まで行くことになったのである。

昨夜、インターネットで往きの飛行機の予約を入れた。今日、旅行代理店に行き、その代金の支払いをし、帰りの新幹線の予約を入れた。飛行機に乗るのも、新幹線に乗るのも、伯父と伯母のいる姫路に行くのも好きだが、今回の旅はちっとも楽しくない。旅の仕度も、出来ることならしたくない。が、それでも私は明日、姫路へ向かう。

このところ更新が停滞気味の「ぼやき」であるが、明日の更新はどうなるだろう…?


8月25日(土)

現在、午前11:15。羽田空港第2ターミナルのエアポートラウンジにて、「ぼやき」の更新作業中。
ANAポケモンジェット!
12:15発の全日空3823便スターフライヤー23便…と表現したほうが正しいかも!?)で関西空港に行き、南海特急(ラピート)とJRを乗り継いで姫路に向かうことになっている。

ちなみに、右の写真は第2ターミナルで撮影したポケモンジェットであるが、私がこれに乗るワケではない。私が乗るのは、スターフライヤーの真っ黒な機材である。予約とマイル積算は全日空で行ったが、コードシェア便(共同運行便)であるため、機材も乗務員もスターフライヤーである。今までスターフライヤーに乗る機会はなかったので、どんなフライトになるのか全くわからない。

沖縄便は、台風の影響で軒並み欠航。たが、姫路は今日も明日も晴天で猛暑のようである。神様がを利かせて、姫路に集う親類の足止めをしないらしい。

とりあえず、しょげていても仕方がない。飛行機に乗るのも、気分転換込みのこと。

そういえば、飛行機に乗るのは久しぶりだなぁ…。4年前に韓国でデータ蒐集して以来のことだと思う。ということは、国内線に乗るのはもっと久しぶりのことだということに…!?


8月25日(土) その2

スターフライヤーの黒い機体エアポートラウンジ「ぼやき」を更新後、11:45分頃に搭乗口へ移動した。全日空便として予約を入れていたとはいえ、実際の使用機材スターフライヤーであるため、沖止めされている航空機までバスで移動することに…。バスに乗ること数分、眼前に黒い機体が見えてきた。付近に止まっている各社のボーイング777と比較したためか、エアバス320が可愛く見えてしまう。

機体表面だけでなく、機内の座席も黒で統一されている。普通席だけの編成ながら、革張りの座席はビジネスクラス仕様で、パーソナルモニターが設置されているサービスの良さ!

座席も黒で統一離陸に時間がかかり(滑走路渋滞のため、離陸許可がなかなか下りなかったらしい)、予定より10分ほど遅れてのテイクオフとなったが、そんなことを気にさせないほど機体はスムーズに上昇する。

平行飛行に入ると、パーソナルモニターが作動する。機内誌の「機内エンターテインメント」プログラムを見て、思わず仰天!? ビデオプログラムの1つに『秘密結社 鷹の爪』が…!? 「こんなところで、“あの” フラッシュアニメを見られるなんて…」と、私の指は迷うことなく『鷹の爪』の選択番号をプッシュしていた。そして、関西空港までの約50分間、パーソナルモニターは鷹の爪団に制圧されていたのであった。

ちなみに、『秘密結社 鷹の爪』は毎週金曜日にNHK Eテレで放送されているので、興味のある方はそちらを…。

スターフライヤー23便は、羽田から鎌倉、伊豆半島、御前崎の上空を飛行し(中略)、徳島空港をかすめ、淡路島をほぼ縦断し、神戸空港をかすめ、そこから堺市方面に向きを変え、関西国際空港に10分遅れで着陸した。

あらかじめ14:05発の南海特急ラピートをおさえておいたので、10年ぶりの関空の余韻を楽しむ暇もなく駅へ移動する。10年ぶりとは言え、“それなりに” 空港の構造を覚えているものである。また、大阪に来たのも6年ぶりだったが、“それなりに” 路線図も記憶に残っていたようである。

ラピートに乗車中、何度か

座席に針やカミソリが入っていることがございますので、ご注意ください!

というアナウンスが流れた。おいおい、何て物騒な!?

JR大阪環状線に乗り換えるため、新今宮で下車する。タイミング良く大和路快速がやって来たので、順調に大阪まで移動する。携帯電話で乗り換えの情報を調べたところ、姫路へ行く新快速への乗り換え時間が15分以上あることになっていたのだが…。私の得た情報とは違うホームに既に播州播磨行きの新快速が停車中!?

おまけに、「間もなく、播州播磨行き、出発いたします!」というアナウンスが…!? 全力疾走でホームに移動し、駆け込み乗車! 無事、最後の乗り換えが終了した。

16:01、姫路に到着! 28年ぶりの姫路…。駅構内や駅前、姫路城は改装工事中で、街の様子もスッカリ様変わりである。が、ヤマトヤシキ山陽百貨店など、28年前にも訪ねた施設も健在で、懐かしさも…。

駅の南口にあるホテルへ急ぐと、フロント前のロビーに両親の姿が…。少し遅れて弟が現れる。17時にロビー集合…ということを確認し、一旦部屋へ。

17時過ぎ、駅からタクシーで伯母の通夜の営まれる会場へ向かう。我々より後でホテル入りした兄とも会場で合流。そして、18時より通夜。

閉会後、両親、兄、弟と5人で食事会…。

こんなふうに、激動の(?)1日が過ぎていったのである。


8月26日(日)

7時、ホテルでの朝食…。親子5人が一緒に朝食をとるのも、“かなり” 久しぶりのこと。20年近く前までは “あたりまえ” のイベントだったが、今では懐かしさの募る光景に…。

10時前にホテルをチェックアウトし、昨日と同じ会場へ。11時から伯母の告別式が営まれた。

伯母とのお別れが全て終了したのが15時半。それぞれ姫路から帰途に就いた。私は18:44発のぞみ号の指定席を取っておいたのだが、駅周辺で2時間半以上も時間を潰せる自信が無かったので、指定の変更をした。窓側にこだわらなければ16:44発に変更できたのだが、どうしてもN700系の窓側を押さえたかったので(コンセントを使いたかったので)、17:44発に変更する。予定より1時間早いのぞみ号に乗ることになったが、それまでの空き時間をどうするか…。

姫路と言えば「玉椿」である! まず、「玉椿」を購入することにした。しかし、駅改札前のプリエは若者向けの専門店ばかりで、「玉椿」が見当たらない…。そこで、JR駅から横断歩道を渡って山陽百貨店へ移動し、「玉椿」と再会する。

心躍らせJR駅に戻ると、改札の横にプリエの「おみやげ館」なる場所が…!? そこにも、あたりまえのように「玉椿」が鎮座していた。無駄な移動をしてしまったような気もしたが、「28年ぶりに山陽百貨店を訪ねられたのだから、これはこれで良かったのでは…」と防衛機制することにした。

まねき食品の「えきそば」(月見)もう1つ…、姫路と言えばまねき食品「えきそば」が有名である。うどんやそばの汁に中華麺が入っているという、一種独特な大人気商品である。以前から「えきそば」のことは知っていたが食したことがなく、新幹線を待つ間に食してみることにした。

新幹線改札前のManeki Diningで食券を購入しようとして、「えきそば」「うどん」「和そば」とあるのを見つけてビックリ! 通常のそばは「和そば」として区別され、あくまでも「えきそば」は中華麺…。月見の「えきそば」を食してみたが、なかなか美味! 麺もいわゆる中華麺ではなく、面白くも食べやすい食感である。汁まで一気に飲み干して、思い残すことなく(?)のぞみ号に乗り込んだ。

姫路から新横浜まで、乗車時間2時間50分!? 驚くほどの早さ(速さ)である。車窓から日暮れてゆく風景を眺め、滋賀県を抜けて岐阜県に入ったあたりでお月様の登場! あたりが真っ暗で浜名湖の様子はよくわからなかったが、静岡駅を通過すると見覚えのある風景に変わり、家に近づいていることを実感する。

のぞみ号は新横浜20:34到着。そして、帰宅は21時過ぎ。36時間ぶりに、妻と息子との再会(?)である。この36時間で、息子の言葉が一層シッカリしてきていた(ように、私には思えた)

妻に36時間の報告をしたいところだが、とりあえず今夜はシッカリ睡眠をとることを選んだ私…。


8月28日(火)

昨日から、各々の新しい日(another day)が始まった…。ある者にはそれが日常となり、またある者には非日常だったり…。

今日の我が家は…、息子の3歳児健診のために保健所へ。最初、バスや電車でお出掛けできることに心躍っていた息子…。区役所の食堂で昼食をとっている時も、ご機嫌モードだった。

が、区役所内の保健センターに入るや否や、“お友だち” がたくさんいることに疑問を覚え、その後しばらくしてスッポンポンにされたあたりで身の危険を感じ、号泣し始めた息子…。

ただ体重と身長を測るだけだったのに、息子大号泣…! 顔から出るものが全部出て、えらいことに…!? 体重計には手すりがあり、そこを掴ませれば少しは落ち着くのではないかと思い、「ほらっ、ここ! ここ(手すり)に掴まってごらん!」と息子に指示を出すも、

お父さん、手すりを掴まないでくださいっ!

と保健師さんに注意されてしまった私…。落ち着きを失っていたのは、むしろ私のほうだったらしい。

それでも、医師の診察で聴診器を当てられている最中は、少し落ち着きを取り戻していた我ら親子…。ただ、体重の増加具合と身長が合致していないということで、身長を計り直すことになった。どうやら息子は、泣きながらヒザを曲げてしまったらしい。そこで、我ら夫婦で息子のヒザを押さえつけ、再測定…。1センチちょっとではあるが、測定値は変更された。

再び服を着て、今度は歯科検診…。歯科医師のヒザに頭を乗せ、口に光を当てられると、再び号泣する息子…。何とか口を開けさせることに成功したが、一時はどうなることやら…。

最後の診断結果を保健師さんから聞かされている時は、「あぁ、これで全行程が終了するんだなぁ…」というような余裕を見せていた息子…。

慣れない環境でアチコチ移動したり泣いたり…と、さぞかし息子は疲れたことだろうと思いきや、帰りのバスでうたた寝していた私に「お父ちゃん、寝ている場合じゃないですよ!」などと言いながら起こし続けていた息子だった。

成長は順調ということで、まずは一安心…。


8月29日(水)

今朝、パソコンを起動させたところ、「Missing sys_」というエラーメッセージ表示された。最初は「この暑さで、パソコンが暴走したのだろう…」くらいにしか思わなかったのだが、何度も同じメッセージが表示され、いよいよ事の重大さに気づいた。

何らかのシステムが壊れて、それでWindowsがブートされ(起動でき)なかったのだろう。そこで、しまい込んでいたWindowsXPのインストールディスクを引っ張り出し、回復コンソールを試みた。単純に考えれば “ハードディスクの異常” を疑うのが常なので、チェックディスク(CHKDSK)を実行したのだが、「1つ以上のファイルが壊れています」という表示が出て、作業が先に進まない…。

以前、「Missing Syscomndr.sys! BOOT error」という表示が出て、マイクロソフトに問い合わせたことがある。その際、「マスターブートセクターが壊れていると、このような表示が出ます」と教えられた。おそらく、今回のエラー表示も同じことを伝えようとしていたに違いない。

そこで、まずマスターブートセクター(MBR)の修復(FIXMBR)を実行し、ブートセクターの修復(FIXBOOT)も実行したところ、やはりブートセクターが壊れていることが判明した。これらを修復後、念のためにチェックディスクを再び実行したが、ビックリするくらいたくさんのファイルシステムが修復された。

Windowsを再起動すると、回復コンソールによって書き換えられ不要となったシステムファイルの数々が、自動的に実行されたチェックディスクによって削除され、またもや再起動…。

その後、無事にWindowsが起動され、何事もなかったかのようにサクサク動き続けていた我がパソコン…。

上記の内容について、詳細はこちらを参照されたい。

Windowsは「95」も「98」も「2000」も「XP」も、いずれも何度も何度も壊した経験がある私…。そういう経験が血となり肉となり(?)、慌てず騒がず回復コンソールにつながったのではないかと…。

午後、息子の “観察” をしていたのだが、やはり3歳ともなると色々と自分でやりたがるようで、以前なら積み木をバラバラにしてもほったらかしにしていた息子も、このところキチンともとのケースに積み木を戻すようになっている。それだけでなく、重たい積み木のケースをもともと置かれていた場所に戻していた。

食器や踏み台なども、使用後は元の場所に自分で戻したがったり…。

徐々に、自分の責任や “期待されていること” を理解し、実践しようと頑張っているのだろう。

何だか “ついこの間” 生まれたばかりのような気がするが、息子は着実に成長している。私も頑張らなくては…。


8月31日(金)

何だかんだで、もう明日から9月…。

以前も述べたが、まだ前学期の全ての工程が終了しているワケではないのだが、そろそろ後学期の準備も進めなくては…という気持ちが強まっているのに、なぜかそれを阻害したがる我がパソコン…。この件については改めて明日以降にぼやく予定。

パソコンにも休息を与える必要があるので、今日はこの辺で…。


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