2005年2月のぼやき



2月1日(火)

いよいよ2月…如月である。

昨日、根を詰めて採点をした結果、昼過ぎまでフトンの中で過ごしてしまった私…。まぁ、腰の具合も良くないし、ヒザも足首も痛みが取れないし…で、OFF日はゆっくり体を休めることに徹しようと思ったまで。しかし、手元にある未採点の答案用紙が150枚…。ここでこれを片づけてしまえば、以後はだいぶ楽になるハズ。頑張らなければ…。

…ということで、意気揚々と採点にかかったが、途中から気落ち気味であった。とある出講先の終講試験を採点していたら、あまりにも不合格者が連続して出過ぎる…。そこで私は4クラス分の講義を担当しているのだが、あるクラスなど平均点は52点である。このことからもわかるように、合格者が少ないのである。合格率は48%…。全体を通しての平均点は64点、合格率は65%となったが、進退伺いの準備をしなくてはならないのかもしれない。

私の講義方法が悪かったのか? それとも、学生のヤル気の問題だったのか? 私が講義で強調した重要な用語を完全に無視して、「丸写しは採点対象にならない」と問題に併記したのにも関わらず丸写し傾向が強く、挙げ句の果てには講義範囲外から解答しようとする強者もいて、一体どんなフォローをすればよいのか、久々に採点で困惑状態に陥ってしまった。例年と同じ程度のレベルで講義を展開し、例年と同じ程度のレベルの終講試験を作成したのだが…散々な結果と相成った。

2月最初の日は、こんな気落ちモードからスタートしてしまった。


2月2日(水)

今日の仕事は、日本大学国際関係学部「人間と社会U」の試験監督1コマだけ。しかし、追再試験問題提出期限が明後日の夕方までだったので、監督後も大学に残って試験問題の作成をする。

しかし、作成する試験問題は国際関係学部のものだけではなかった。昨夜採点した某出講先の追再試験の作成が待っていた! 想定していたよりも不合格者が “かなり” 上回ってしまった関係で、早急に試験問題を作成して提出しなくてはならないのである。採点前に、すでに追再試験問題は出来上がっていたのだが、それはあくまでも不合格者が全体の1割程度を想定した問題。完全に作り直しである。それも、早急に…。おそらく、私の送った採点結果をもとに出講先でも話し合いが行われ、来週中に不合格者の救済措置が発表されるに相違ない。

実は今日、その出講先で親しくさせていただいている先生および学生たちとの新年会が企画されており、その先生と私は参加することになっていた。参加希望学生は20名もいるという。この会の日程が決定した時から、今か今か…と会の開催を待ち望んでいた。が、それどころではなくなってしまった。こういう時は、時間的にも精神的にも平静を装い、何もなかったかのように出席するのが教師としての務めかも知れない。が、今の私には、その余裕がない。腰痛の具合も悪いし、ヒザも足首も不調…。その上、担当した分の採点が控えている。採点、採点で、ヒジまで痛む。それも、利き腕ではないほうが…?! きっと、ずっと腕を曲げて採点していたからだろう。

先生と幹事学生の許可を得て、今日の会を欠席することにした。何度も電話とメールが入ったが、私の心情に変化は起きなかった。それでも、「また次の機会に…。次は絶対に参加してください」と声をかけてもらえたことが嬉しかった。せっかく今日の時間を作って集まった20名の学生にも、申し訳ない限りである。

試験の問題は、何とか完成した。しかし…(以下、略)

昨日、今日と、夕飯に恵方巻きを食べている私…。本来、恵方巻きは節分に食すものであるが、お気に入りの成城石井に「豊川稲荷でお祓い済み」などと書かれた恵方巻きを見ていたら、「これで本当に “福はウチ!” となれば…」という安易な気持ちで、2日連続のお買い上げ。多分、明日も恵方巻き…。

今日回収した答案用紙は明日から採点することにして、今夜は久々に早寝しよう。

明日はいよいよ、2004年度最終講義…。


2月3日(木)

昨夜、「明日は、年度内最後の講義だ…」ということばかりが気になって、なかなか寝つけなかった。寝坊するのはイヤだし、体調を崩すのはもっとイヤだ…と考えているうちに朝が来てしまった。ハッキリ言って、寝不足である。

神奈川駅に行くと、乗ろうとしていた電車が目の前で出発してしまった。「あぁ、これで今日もタクシー通勤か…」と思ったら、どうやらダイヤが若干乱れていたらしく、程なく予定の電車がやって来た。おかげで、タクシー通勤は免れた。

9時からの日本大学医学部附属看護専門学校の「社会学」をもって、年度内の講義は終了となる。学生たちには色々とキツイことを言ってきてしまったが、真意はどれだけ伝わったのだろう?

とりあえず、無事に講義は終了した。その後、学生連絡表を作成して掲示を依頼し、いつものようにバス乗り場へ急いだ。特に急いで帰る必要もないのだが、早めに帰れば早く採点に取りかかれる…というだけの話である。池袋駅行きのバスの中で「もうしばらく池袋界隈には来ることもないし、今日は久々に台湾料理を食べて帰ろうかな」という気分になった。昨年、国文学者の重さんから教えてもらい、一度だけ行ったことのある味王へ向かうため、終点の1つ手前(国際興業総合案内所)で下車し、味王を目指した。昨年は、そのまた1つ前のバス停で下車してしまい、30分も道に迷ったのだが、一度場所がわかればもう道に迷うことなどない!

味王で炒三鮮(エビとイカと豚肉の炒め物)を食している最中、「そういえば、亞州兄弟って、この辺に移転したんじゃなかったかな?」ということを思い出す。携帯電話でネットにアクセスし、移転場所を検索するが、肝心な情報に限ってJava言語で書かれていたり、携帯電話では表示できない大きな画像ファイルだったりする。かすかな記憶をたぐり寄せつつアチコチ歩き回ってみたが移転先は見つけられず。こういう時は、確実に移転先がわかる場所に行けばよい!…ということで、元の店舗に行き、そこに掲示されている移転先案内図を参照する。「何だ…味王から歩いて3〜4分の所じゃないか!?」と愕然とする。私はまったく見当違いの場所を歩き回っていたのである。

亞州兄弟の新店舗は、平日の昼過ぎだというのに5〜6人の客が…。すべて女性。彼女たちはおそらく韓流マニアなのだろうけれど、キャリアを感じられない。というのも、日本で人気のある韓流スター関係の商品ばかり手に取ろうとしていないのである。家にもっと正統派のものがあるのかも知れないが、とてもそうとは思えないような品定めである。私が欲しいものは、「天国の子供たち」のVCDである。一昨年の渡韓時にテレビで見てハマったドラマである。店員さんに「韓国ドラマのVCD、ありますか?」と聞くと、「ドラマのタイトル、わかります?」と聞かれる。「『天国の子供たち』ですが…」と私。「あぁ、ドンワンが主役の…ね。安売りのコーナーにありますよ」とのことで、長年(?)の夢がやっと叶った。ちなみに、店員さんが言った「ドンワン」というのは、神話(シンファ)のキム・ドンワンである。神話は韓国のみでなく、日本でもかなり人気がある。先日も日本でのライヴが大入となり、話題となった。「安売りでね、3980円になってます!」とのことだったが、その分厚さにビックリ! 12巻セットと中国語で書かれている。「これはマレーシア製で、右から韓国語、左から中国語が流れます。テロップは、中国語が焼き付けられてますので消せません」という説明を受けたが、韓国ドラマがマレーシアでも製品化されているのか…と、ちょっと気分は複雑になった。それで、中国語で書かれている理由がわかった。12巻セットというのは、このドラマが全12話だからである。4000円の出費は痛くないと言えばウソになるが、もうしばらく池袋界隈には来ることもないし、ここは思い切って買うしかない!

節分である。年度内の最終講義も終わった。そして、今日は37歳最後の日…。


2月4日(金)

今日は、私の誕生日である。“まだ” 38歳なのか? “もう” 38歳なのか? いずれにせよ、子供の時には今の自分の状態など、想像もしなかった。

子供の頃…小学校2年生の時の学校文集で将来の夢を「やきゅうのせんしゅになりたい」と書いていた。その翌年、少年野球チームに入り、小学校卒業まで所属したが、大した活躍も出来ず…。それでも、6年生の時は “一応” レギュラーとなり、ある時では一人でその試合の打点を稼いだこともあった。派手なプレーは小学生だから無理だとしても、自分に実力がないことをレギュラーになって実感し、それ以降、将来の夢は幾多もの変遷を経た。

今の自分が「夢」の実現であるとは思えないし、今後さらに「夢」は追い続けなければならない…努力をやめてはならない…と、心に誓う私である。

そんな(?)38歳初日は、採点簿の提出から始まった。昨日までで、とりあえず手元にある答案用紙の採点一覧作成が終了した。やれやれ…という感じだが、来週は日本大学医学部附属看護専門学校の終講試験があるし、手元にある答案用紙にも再試験対象者がいるワケで…。まだまだ、こんな作業が地道に続く。しかし、しばらくは採点業務から解放される! 自分に「お疲れ様!」と言ってやりたいくらい、短期集中で採点を終えた。履修登録者すべてが終講試験を受験しているわけではないのだが、それでも800人分はこの1週間で採点しただろうか…。

そして、久々にリハビリ…。リハビリ前に診察を受けた。医師が「今日はどうなさいました?」とお決まりのセリフで私に問いかける。私が「腰は相変わらずで…。それと、正座して作業し続けたせいもあって、ヒザと足首が痛みます。それとは関連がないかも知れませんが、左肘に痛みが…」と言うや否や、「じゃあ、肘、見せて! ここ? 腱鞘炎だね」と…。有無をも言わせぬスピーディーな対応で、いつの間にか注射を1本、打たれていた。

すばらしい(?)バースデープレゼントだった。


2月5日(土)

昨日、今日と、門下生たちから「お誕生日おめでとう」メールを数通いただいた。嬉しいやら、恥ずかしいやら…。この場を借りて、感謝いたします。ありがとうございました。

昨日処置してもらった左肘の様子が、今日もまったく好転の兆しさえ見せない。それどころか、どんどん痛みが増すばかり。仕事もろくに出来ない…どころか、左肘の痛みが全身に倦怠感を与えて、身動きがなかなかとれずに苦労した。

38歳+1日の、悲惨な状態に置かれた私の一日である。


2月7日(月)

時間のある時にはなるべくリハビリに行ったほうがよいのではないか…ということで、午前中にリハビリがてら(?)なかなか良くならない左肘の治療に行った。痛みと違和感がなかなか抜けないという話を医師にしたところ、またもや目にもとまらぬ早さで注射1本…。

一度帰宅して、昨日借りた5本(枚)のビデオ(DVD)のうち、「ランチの女王」第11話・第12話の収録されているビデオを見る。なぜ一度の5本(枚)も借りたのかというと…昨日までTSUTAYAではWebや携帯電話の会員限定で旧作のものならレンタル半額となっていたのである。それで、いつも借りようと思っていたものを借りまくった次第である。「ランチの女王」に「アットホーム・ダッド」など、忙しくて見逃した回のものをアレコレ借りた。が、それらを鑑賞する時間があるのかどうか…?!

夕方になる前に、書店で出掛けた。日本大学国際関係学部などでご一緒させていただいているコリン・マクニコル先生が本を出されたので、出版されたばかりのものを購入しに行ったのである。年内から本を出版される話は聞いていたので、「それなら、予約をして購入します」という約束をしていた。先月、書店で予約をし、先週「入荷しました!」という連絡を受け、今日になってやっと取りに行けた次第である。本は…というと、
「トピック別英語表現の型と運用」というタイトルで、大学生用の英語テキストとして出版されたものである。久々にこういう本を手に取ると、学生時代のこどが思い出される。「あの頃、シッカリ勉強しておけば、今こうして苦労することなんてなかったものを…」などという思いもある。しかし、あの頃があったからこそ、今の自分がいるのである。

過去を顧みつつ、未来を見つめよう…という、ちょっと温故知新チックな発想さえ芽生えてきた。


2月9日(水)

今日は、サッカーの06年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会アジア最終予選、日本は埼玉スタジアムで北朝鮮と対戦。ホームアンドアウェー方式で戦わなくてはならないため、次の北朝鮮戦はアウェー…。北朝鮮とは国交がないので大使館もなく、受け入れ態勢も不透明。おまけに、パスポートの紛失にも対応できないし、保安態勢にも問題点があるだろう。サッカーと政治は切り離して考えるべきなのだろうが、国民感情はどうだろう?

それにしても、スゴイ試合だった。2対1で日本が勝ったが、ともすれば負けたかも知れないというような壮絶さがあった。北朝鮮のスピーディな動きと運動量は、日本を上回っていたと思う。これで日本は勝ち点3。幸先の良いスタートではある。

試合が終了する頃、裏番組で「トリビアの泉」が始まった。以前、深夜番組枠で放送されていた時は、たった30分番組ではあったが大変面白く、ゴールデン進出で60分番組になると聞いた時には期待も大きかった。が、余計な出演者が加わり、盛り上がりに欠けた状態でのスタートになったような気がする。そして、最近では、番組そのものの作りが雑になったように思える。“驕り” ではないのだろうが、見ていて腹立たしい。最近では、「えっ? そんなこと、常識じゃないのか?」というようなネタや、「これは嘉門達夫のネタだ!」というようなものまで…。

さて、明日は日本大学医学部附属看護専門学校「社会学」の終講試験である。先週、答案用紙を宅急便で送ってもらうことにしたのだが、事情が変わって自ら受け取りに行くことにした。試験を受けるのは私ではないが、どういうわけか、試験前日には講義担当者である私が緊張する。試験監督などしている時には、落ち着くことも出来ない有様。明日は試験監督はしないので、いくらか楽かも知れない。


2月10日(木)

予定では、今日はOFF日だった。が、日本大学医学部附属看護専門学校に答案用紙を受け取りに行くことにした。今日の9時から50分間で社会学の終講試験が行われたのだが、私が学校に到着した10時過ぎにはすでに答案用紙が番号順にくくられており、私は一息つく間もなく「ハイ、どうぞ!」と渡された答案用紙をデーバッグにしまい込むような状態…。

バスで池袋駅に戻ったが、今日のメインイベントはここから始まる。実は先日、国文学者の重さんからメールが届き、中国東北菜を一緒に食べる約束をした。嬉しいお誘いである。約束は11:15に池袋北口だった。この時間設定は、私が看護学校を出発するのに手間取ることを想定してのことだったのだが、予想外に順調な受け渡しが実現してしまったため、私が池袋に戻ってきたのが10:40…。待ち合わせまでは35分の余裕が出来たが、かといって待ち合わせ場所から離れた所に行く余裕はなさそうである。そこで、駅前のドラッグストアなどを回り、11時過ぎに再び待ち合わせ場所へ戻った。重さんが約束の時間より5分ほど前に来てくれたので、私の選択が正しかった…と、ホッとする。

合流後、池袋1丁目の永利へ向かう。今日のテーマ(?)である「中国東北菜」にふさわしい店である。ふだん、中華料理店でも東北料理はあまりお目にかからない。このところ、重さんの情報に頼って美味しいものをいろいろ食べているような…。

入店すると、まだ11時過ぎということで客は少なかった。テーブルにランチメニューが置いてあったが、通常メニューから注文することにした。重さんから「この店は、注文する時に気を付けないといけないんです!」とのアドバイスが!? 重さん曰く、「1品1品が “かなり” の量で出てくる」とのこと。ここは慎重にメニュー選びをしなくてはならない…ということで、しばしメニューとにらめっこ。いくつかの候補料理の中から、羊肉の炒め物と板春巻、地三鮮(じゃがいも、なす、ピーマンの炒め物)を注文した。店員さんの「お飲み物は?」との問いかけ(誘惑?)に思わず青島(チンタオ)ビールを注文した。う〜ん、昼ビールはウマイ! そして、注文した料理が次々と運ばれてくる…その量は、予想を遥かに超えたものだった。あぁ、思いついたものをアレコレと頼まなくてよかった…とホッとする。そして、3皿で十分に満腹状態! いやぁ、ウマかった!

池袋駅で重さんと別れて(「次は、横浜中華街を攻めよう!」という約束をして)、湘南新宿ラインで横浜に戻った。が、ビールが効いてきたのか、車内でウトウトし始める。気が付けば、横浜…。郵便局へ向かう。一人住まいの不都合は、不在がちになるということである。そして、小包を2つ引き取る。1つは、門下生から送られたバースデープレゼント。もう1つは、韓国にネットで注文を出しておいたVCDである。先月の韓国映画祭で観た「手紙」のVCDが日本では入手困難であることがわかり、それで韓国から通販で取り寄せた次第である。あの感動を自宅でもう一度!…ということで再生したが、字幕も何もない。当たり前である。しかし、これはこれで韓国語学習にはもってこいである。良いヒアリングの教材である。

あまり答案用紙を積み上げておいても気分的に滅入りそうなので、早速採点に取りかかった。それなりの結果が出た。私の予想とは少々違う結果となったが…。


2月11日(祝)

親しくさせていただいている横須賀米海軍基地所属の大佐が、急きょ本国へ帰国することになった。それで今日、送別会を数名で開こうということになった。

聞けば、当初は6月まで横須賀に勤務することになっていたというのだが、予定が変わって異動が2月になったとのこと。今度の日曜日に帰国するということで、本当に急な話であった。

会は19時から始まり、21時半前まで続いた。会の途中、こちらからも贈り物を差し上げ、大佐からもプレゼントをいただいた。色紙にコメントを寄せ書きし、大佐へ渡した。

永遠の離別ではないのだが、何だか切ない気持ちになった。しかし、もう絶対に会えない…というワケではないし、会おうと思えば会えるのである。大佐も「今後も友情は続く」と言ってくれたのだ。ありがたい話である。

しかし、会の雰囲気とは全く別の…いや、会の雰囲気をぶち壊してくれるグループが我々の背後にいて、困りもんだった。ふすまをはずしてしまうこと、数回。すでに出来上がってから入店したらしく、メンバー内の紅一点にセクハラをするは、大声を出すは…で、我々の周りのグループが次々にいなくなった。会を始めてしばらくして店員さんに「どこか、景色の良いテーブルに移動できないか?」と尋ねたところ、我々の周りにいたグループも同様の理由で席を移ったとのことだった。店にしてみれば、このグループは営業妨害以外のなにものでもなかったのである。これで客が「やかましいから帰る!」と言って店を出てしまったら、これは一大事である。周りのことに気が回らない彼らを、私は哀れに思う。グループの中には「先生」と呼ばれる人物がいた。グループのほとんどが20代と思われるところ、一人だけ40代と思われる人物がいた。おそらく、中学か高校の担任と教え子という関係で、クラスメイトの一人の結婚披露宴に出席し、そこでしこたま飲んで、その勢いで入店…というパターンだろうが、「先生」がいながら教え子に注意のできない状況が、私には信じられなかった。こういう教師に教わった者が大学に入り、私に注意されて逆ギレするのだろう。教え子に「注意できない」自分のことを「物わかりが良い教師」というように解釈を変え、防衛機制をする者が増え続ける限り、私のストレスもたまり続けるのだろう。いあぁ、ヤダヤダ…。


2月12日(土)

結局、昨夜は寝るタイミングを完全に逸してしまい、今朝の9時まで起きていた私…。で、何をしていたのかと言うと、確定申告の書類を作成していたのである。昨年は医療費控除対象にもなり(しかし、一人で医療費が10万円を超えたのか…)、それなりに還付金があったのだが、今年は納めた税金が足りなかったようで…。

このところ、学生から来るメールのほとんどが(時節柄)試験や成績のことである。そして、ぶしつけにも「再試験の範囲と条件は終講試験と同じですか?」とか「成績は、いつ発表ですか?」と書かれただけのメールが多い。すなわち、「そんなこと、私に聞かれても困る」というような内容であったり、「何で待つことができないのかぁ?」というような内容ばかりなのである。ちょっとぐらい自分で考えたり、時期を待つくらいの余裕があってしかるべきではないか?! それで、私が「(前略)(中略)…ということを聞かれても、私にはわかりません」という内容のメールを返信すると、音沙汰がなくなることもある。失礼なこと、この上ない! 私が学生時代、そして私が教員になった頃には、このようなタイプの学生はほとんどいなかったような…。人生縮小化現象が、ここまで…?!

完全な徹夜というのも体に悪いので、ちょっと(?)寝ることにした。昼過ぎ、起きてテレビの電源をONにすると、偶然にも “アホの坂田” こと坂田利夫師匠が出演している番組が映し出された。師匠はその番組で、「仕事を長く続けるためには、その仕事を好きにならなくてはならない」と答えていた。「キャラクターと違うコメントだなぁ…」と思ったが、ちょっと感動した。仕事に限らず、イヤイヤしている事というのは、本当に長続きしないものである。芸歴40年弱の坂田師匠からこの言葉が発せられるということで、重みが一層感じられた(以前、坂田利夫師匠はテレビ番組のインタビューに「アホには “アホ” が演じられない」と答えていた。これもまた、重みのある言葉だと思った)

NHKが今日予定されていたラグビー日本選手権の生中継を取りやめ、13日未明に録画放送に変更する…という発表があった。審判員が着るジャージーの胸の広告に「朝日新聞」の社名が入っているから…というのが理由だそうだが、最近のNHKがやることは、どれもこれも稚拙というか幼稚というか…。国民(視聴者)不在の動きしか見えない。ラグビーファンを愚弄するような行為としか思えない。その後、日本ラグビー協会が「NHKに事前協議を怠ったわれわれに非がある」と謝罪。さらに、NHKにはファン、視聴者からの抗議が殺到。急きょ生中継に戻したというのだが…。テレビ欄の変更はきかないので、生中継のことを知らないラグビーファンもいたに相違ない。やはり、NHKがやることは…。私も受信料の支払い、拒否しようかな? まずは、口座引き落としを解除して…。

それにしても、寝るタイミングだけではなく、今日を有意義に過ごすタイミングさえも逸してしまったなぁ…。しかたなく、貯め込んだ新聞から講義で使えそうな記事を探して、切り抜きをした。まぁ、何もしないよりはマシかな…。


2月14日(月)

このところ、生活のリズムが崩れてしまって、なかなかツライものがある。誰のせいでもないのだが…。

そんな中(昨日)、佐藤先生をはじめ門下生数名から連絡をいただき、急きょ横浜中華街の華都飯店にて会食することとなった。あまりにも急ではあったが、とりあえず華都飯店に電話で連絡を入れ、「6時に4名で…」と予約をする。そして、関帝廟前で合流することにした。久々に華都飯店の料理を食し、身も心も満足した次第。

が、少々うかれすぎたのか、今朝から体調がちょっとおかしい…。風邪をひいたような感じもする。鈍い頭痛&腰痛で、昼過ぎまでフトンの中にいた。が、やはり1日を寝て過ごすのは時間がもったいないので、思い切って起きることにした。シャワーを浴び、着替え、昨夜の帰途に買っておいた海苔巻き類を食す。それで、何とか “生き返った心地” がした。

何も食さなかった間、微熱があったような感じがした。食後、体がだいぶ楽になったが、念のために検温してみた。36.7度…平熱より高めであった。知らないうちに、風邪のウイルスが侵入してしまったのだろう。用心していたつもりだったのだが…。

それにしても、隣の住民は…成長がないというか、常識がないというか、集合住宅の住民であるという意識が低すぎである! そして、そこに遊びに来る者が(これまた)アホで、「お前がそうやって騒ぐと、近隣住民だけではなく、一緒に騒いでいるお友達にも迷惑がかかってしまうんだよ!」と教えてあげたいくらいである。まぁ、「類は友を呼ぶ」というべきか…。が、ここ数ヶ月、毎晩帰宅が夜中の2時半から3時半の間で、階段はドタバタ上ってくるは、玄関の扉はバタンバタン閉めるは…で、それも私の生活リズムが崩れた理由の1つである。不動産屋にクレームをつけても、「そんなクレーム、あなたからしか出てきてないですよ!」とここ数年は取り合ってもくれない。「隣人のせいで寝不足になったり精神的な圧迫を感じて、それが仕事への支障となって、とんでもない事態になっている!」と自分の状況を訴えても、相手にしてくれない不動産屋。

寝屋川市で17歳の少年が小学校に侵入し、男性教諭1名を殺害し、女性教諭と栄養士に重傷を負わせて逮捕された。あぁ、またか…という気分にさせられつつ、常識や忍耐力に欠如傾向のある若者の犯罪ではないかと思った次第。

2年前に私が共同研究者&共著者の一人として参画した『死を通して生を考える教育』で紹介したデータを、悲しいかな掲示板サイトなどで匿名でないと発言できない者たちによって「でっち上げ」「子供たちがふざけて回答しただけ」「母集団が少なすぎ」などと批判されたことがあるが、あのデータが今の社会に何を言おうとしているのか、その傾向性を示し、今後の研究の仮説を呈示した私の文章をほとんど読まなかった彼らは、今の青少年たちの陰湿な犯罪をどう説明してくれるのだろう?


2月18日(金)

昨日・今日と、某アイドル系タレント(18)の出演した番組での発言がネットをかなりにぎわしている(こちらも参照)。そのタレント名を検索エンジンにかけてみると、かなりの確率でこのタレントの暴挙に関するコメントやニュース、ブログがヒットする有様である。このタレントが誰なのかは、ネット上での「祭り」を見れば一目瞭然なのだが、新聞社や放送局関係の報道では、実名が伏されている。

以前、「社会学者のぼやき」で「芸能人なら何をしても許されるのか?」というような記述をしたが、このタレントも「芸能界は何でもアリ!」と勘違いしたのだろうか? もともと、私はこのタレントが “大” がつくほど嫌いだし、知性のカケラもないのにどうして「タレント」と言われるのか疑問視をしていたので、こういう事態に陥っても何ら不思議ではない。が、「集団強盗で店を潰したことがある」ということを堂々と番組で語るほうも語るほうだが、それで番組を成り立たせてしまう局にも問題がある。そして、その局の放送基準をもとに、私は1ヶ月半前に講義をしたことがある…。何だかなぁ…。

このタレントが出演した番組は、日本テレビ「カミングダウト」という番組。私も何度か見たことがある。出演者の1人が自分の経験談を語り、それを他の出演者が聞き、それが実話だと思えば「トゥルー」、作り話だと思えば「ダウト」のカードを出す…というような番組なのだが、このタレントの「集団強盗」の経験談は、本人曰く「トゥルー」なのである。日テレは謝罪と同時に「どうしてこのような内容がチェックされずに放送に至ったのか、調査する」という方針を述べた。が、このタレントが所属する事務所(日本で昔から一番有名な大手事務所!)のコメントは気が利いていて面白い。「小学生のころにした万引きを、拡大解釈して話した。本人は深く反省している」というのである。番組内でタレント自身は「ちょっと前」と言い、それで他の出演者が騒いだので「だいぶ前の話ですよ」と慌てて言い直している。それと、集団で段ボールごと飲み物やお菓子を運び出すくだりでは「見つかった時には業者のふりをした」などと言っていた。小学生が段ボールを抱えていて、それを「業者」と信じる者がどこにいる?

そして、私が考える最大の問題点は…、もし「カミングダウト」に対する抗議がおさまらなかった場合、番組を存続できるのか?…ということと、このタレントが「あの話は、全部作り話でした」などとコメントを出したら、「でも、番組では “トゥルー” だったのでは?」という反論が起き、「カミングダウト」という番組自体にヤラセ疑惑が浮上し、打ち切られてしまう…ということである。別に、思い入れのない番組だから潰れても構わないと言えば構わないが、出演者への損害は多大なものと思われる。店を潰しただけでなく、番組まで潰すのか、タレントA?

このタレントが今後、どのような態度に出るのか? 処遇はどのようになるのか? そのことについては、私も興味がある。これが一般社会ならば、干されて終わり…である。さぁ、どうなる? 私個人の本当に私的な感情から物申せば、こんなタレントは消えて欲しい! 二度と日の当たる場所には現れて欲しくない。ファンには怒られてしまうが(というより、ファンがいるのだろうか?)、このタレントがいてもいなくても、日本社会…いや、日本の芸能界には何の影響もないはずである。むしろ、今までどうしてこんなにメディアに登場していたのか、それが不思議なくらいである。

現在、「カミングダウト」のサイトは、過去の放送内容やゲームコーナーなど、このタレントの実名が判明してしまうコーナーはすべて「只今、準備中です」という状態になっている。昨日は、単にこのタレントが何と発言したのかがわからない程度にしか修正されていなかった。ちなみに、Googleのキャッシュを調べられてしまえば、そんな努力も水の泡になってしまうのだが…。

今日、また腰のリハビリついでに左肘の腱鞘炎の治療を受けた。「まだ痛む?」という医師の問いかけに「えぇ…。まだ鈍い痛みが(ありますね)」と答えている私の背後で、すでに看護師が注射の準備をしていた! そして、何も言わずに、肘にアルコール…。「これ、何の注射ですか?」と聞くと、「これは、痛み止め…というよりも消炎効果のある痛み止めですね。普通の痛み止めより、こういう腱鞘炎には効果的なんです」と医師が答える。しかし、私の体が悪いのか、即効性はないようだ。

ここ数日、私(の講義)をナメてかかり、ロクに授業にも出ず、講義も聴かずに終講試験を受けた卒業対象学年の数名から、「再試験で合格する自信がないので、課題を出してください」などという、極めて不愉快でふざけたメールを受け取った。こういうメールを送りつけてくる輩は、たいてい0点か、それに近い点数しか与えられていない。要するに、講義を聴かずに試験を受けても合格すると思っていたものだから、不合格になるや、「このままではマズイ!」という思いに駆られてしまうのである。こういう学生は相手にする必要などないのだが、変に期待を持たれてもたまらないので、「大学には『不合格者への対処は再試験で行う』という書類を提出しているし、特定の者にだけ課題を出したのでは公正さに欠ける上、私のクビも飛ぶ。講義で何が強調されていたのかを振り返り、再分析するように」と、かなり嫌味なメールを返送することにしている。人生、そんなに甘いもんじゃない! 他の先生はそれでOKしてくれたのかどうか知れないが、私はダメだ! 日頃から、ナメた生活をしている者には、それなりの制裁が与えられて然るべきだ! 幸福を手に入れたければ、それ相応の努力をしろ!

あぁ、腹の立つことばかり!

こんな時は、美味しいものを食べて気分転換するに限る。今日は大好きな料理の一つ、とろろを食べに行ってきた。トロロといえば、麦飯がつきもの。そして、その店では麦飯のおかわりが、何回でもOKなのである。鰻茶トロロ御膳を注文し、まずは鰻丼として食し、次に鰻茶、続いて鰻トロ…というように、何種類もの味を味わった。そして、おかわり自由でトロロ御飯も味わえたワケである。すっかりお腹もふくれて満腹状態! 満ち足りた状態で店をあとにした。

こうして、ちょっと幸せな気分で一日を終えれば、ぐっすりと眠れるだろう。


2月19日(土)

昨日の続きを1つ。某タレントが犯した罪について、所属プロダクションであるホリプロ(もはや、この名を伏せる必要もあるまい)が、「弊社所属タレントによる過去の万引き行為についてのお詫び」という声明を出したのだが、そこには、「件の万引きは小学校5年生の時に一度だけやった」とのコメントがある。本人とマネージャーに事実確認したらしいが、これを読んだ私の感想は「うまく逃げたな」というものである。窃盗の時効を7年として、現在18歳のタレントの年齢から時効年数を引くと、ちょうど(ギリギリ?)この学年で落ち着く。要は「万引きはしましたが、時効です」と言って逃げるというわけである。おまけに、その場の本人の判断で番組を盛り上げようとフィクションを交え、誇張した…ともある。加えて、職務規程に照らし合わせた結果、このタレントの担当マネージャーが解雇されたらしい。解雇されるべきは、このタレント本人ではないのか? ちなみに、このタレントは「当面の間、活動自粛」という程度の処分だと言うから、芸能界の倫理観・法意識に世間とのズレを感じざるを得ない。

タレントは大事な商品だから、大切に扱わなくてはならないのだろうか? しかし、そういう姿勢が世間をナメ切った「勘違いタレント」を大量生産しているのだ!

ところで、「当面」とはどのくらいなのだろう? それに、プロダクションの声明が本当なら、例の番組での発言は「トゥルー」ではなく「ダウト」にならなくてはおかしいことになる。すると、プロダクションは担当マネージャーと日テレのスタッフににすべての責任をなすりつけたということか? 守るべきもの(者)を間違えて滅びる者も多いのだが…。

これとは別に、昨日、某出講先から再試験が送付された。今日、急いで採点したのだが、あまり結果が好ましくなかった。「何で、大事なことを書いてくれないんだろう?」と思うのと同時に、「私の講義方法を改める時期が来たのかなぁ?」という思いが共存する。今年度は、「ピンからキリまで」ではなく「ピンとキリ」といった感じだったかも知れない。マジメな学生とそうでない学生の差が激しかった。それでいて、不マジメな学生が試験で不合格になると、救済を申し出る有様。私の熱意を受け止めようともせず、それでいて今ごろになって妙な「熱意」を私に送ろうとする輩には、毎年イヤな思いをさせられる。

年度末は、イヤな気分が貯まりに貯まる。早く、桜の季節にならないかなぁ…。


2月20日(日)

このところ、某IT企業の社長がものすごく注目されている。この社長、昨年の「パ・リーグ消滅の危機」「プロ野球存亡の危機」などと世間で騒がれ始めた頃に大阪近鉄バッファローズを買収(救済)すると名乗りを上げ、日本プロ野球機構から門前払いを喰らい、「それなら…」と新規参入を目指すも、別のIT企業が参入(横入り)してしまった…という、例の社長である。プロ野球の危機を救ったという点では世間的に評価された。ところが、新球団が発足してしまった今、仙台の人たちはこの社長が「仙台にプロ野球チームを作る!」と言ったことを覚えていて、感謝の気持ちを持ち続けている人はいるのだろうか? 気持ちはすでに「開幕戦」に向いているとしたら、それは非情である。その社長がニッポン放送の株を37%所得し、「フジテレビを支配する」というような発言をしたということで、今、別の意味で注目されているのである。

株の所得に関しては、私自身に知識が乏しいのでコメントはしない。しかし、何でこんなことになってしまったのだろう?…と考えることが多々ある。あの時、この社長がプロ野球新規参入の目標を達成していたら、こんなことはしなかったのではないだろうか? あの時、競合したIT企業に有利となるインタビューばかりが展開され、経済界はこの社長を素人扱いしていた。また、この社長は新規参入資格確認のインタビューで「アダルトサイト」がらみのツッコミを入れられたが、競合したIT企業だってアダルトグッズは取り扱っていたハズである。あの時、「どうして、この社長ばかりがこんな目に遭わなくてはならないのだろう?」という思いが私の中にあったのだが…。これは、あくまでも私の「仮説」に過ぎないが、いずれにせよ、マスコミをはじめ経済界や政界が、またもや社長イジメを始めたようにも見える。

この件で、某首相経験者が「金さえあれば何をしても許されるというのはおかしい」という批判をしていたが、私はその発言をそっくりそのまま、その人(の所属する政党)に返してあげたい。

北海道日本ハムファイターズにドラフト1位で入団したばかりの投手(現在、高校3年生)が、キャンプ先の那覇市のパチンコ屋で喫煙していたことが発覚して、球団が謝罪。例の勘違いタレントといい、この勘違いした新人投手といい、どうして本人が直接謝罪しないのだろう? こうやって周囲がなあなあにしてしまう体質が、勘違いの再発につながるのに…。

さて、明日までに作成しなければならない追試験問題があったので急いで作成し、近所のコンビニから送るために出掛けた。その途中、歩いている私の横で車が止まり、運転手が声をかけてきた。今井医院の今井先生であった。それで、一緒にお昼を食べることになった。今井先生の運転する車で東神奈川駅前の中華料理店に行き、そこでサンマーメンとチャーハン、それと餃子を1つずつとり、それぞれ半分ずつ食べた。「この店の料理は1つ1つがヘヴィーだから、一人で来ると1品しか食べられないんだよなぁ…」とのこと。たしかに…。

食後、家の近くまで送っていただいた。さて、今日は何をしようか?…と考えたが、特に急ぎの用事はない。そこで、4月からの出講時間割を(可能な限り)確認しておくことにした。新年度も、けっこう移動が激しくなりそうである。


2月22日(火)

「222」で「にゃんにゃんにゃんこの日」である。

某出講先で、今週中に卒業対象学年の最終成績処理をしなくてはならないことになった。科目によっては「レポート」を終講試験がわりにしていたので、その科目の不合格者には「再提出」「(不合格理由の)再分析」を課題とした。ところが、今の今まで自分が不合格であったことを認識していなかったという学生がいたり、当該研究室から「再分析だけのレポートが何通かある」との連絡を受けたりして、「どうして、“楽をしよう” という意識の顕著な学生が増えてしまったのだろう?」と思うことしきり。

昨夜から、ノドの調子が悪い。イガイガする…。しかし、熱はない。そういえば、昨日はエアコンをガンガン効かせていたので、それが原因かも知れない。かといって、家にはストーブがない。かつて使用していたストーブは、いつだったか実家に引き取ってもらったので(それも現役を退いたらしい)、私の手元を離れているのである。

先日の北海道日本ハムの新人投手が喫煙して問題になった件、彼はまだ17歳で、おまけにパチンコ屋での喫煙だったらしい。高校は彼を停学処分にしたらしいので、このままだと3月の卒業式には出られない。ただ、初犯ではないらしいから、本来なら「停学」ではなく「退学」ではないのか? そして、日本ハムもこの投手を無期限謹慎にしたというが、謹慎を解いて試合に出したら…う〜ん、どういう評判になるのだろう? 奇しくも、窃盗を告白した某アイドルとこの投手、名前の読みが同じである。これも、何かの縁?

…のように何かの “つながり” を「縁」と考えるところに、日本人らしさがにじみ出る私である。日本人は「縁(えん、えにし)」を大切にする民族である。子供の頃、よく友達とケンカするたびに「縁切った!」などと言っていたような…。「エンガチョ」とも…。

全く関係ない話だが、昨夜は寝そびれた。寝ようとしたら、何かを思い出して起き、また寝ようとしたら意識がハッキリして…というくり返しで朝を迎えた。朝の5時過ぎにウトウトしたが、携帯電話にスパムメールが届いて安眠妨害される。そして7時過ぎにまたウトウトしたが、9時前に電話が…。電話で話した後、書類をFAXで送ることになり、書類作成。そして…再びフトンに潜り込んで昼過ぎに起床。このところ、昼夜が入れ替わった状態である。こんな不規則な生活も、体調を崩す一因なのだろう。気を付けないと…。

そういえば昨日、中国で「クレヨンしんちゃん」グッズを販売しようとしたところ、「すでに中国では海賊版が商標登録されている」という理由で商品が市場から撤去させられたというニュースをネットで読んだ。「クレヨンしんちゃん」と言えば、私がよく韓国における日本大衆文化開放を説明する際に使わせてもらっているキャラクターであるが、本家を撤去させて海賊版がまかり通るというのはどういうわけなんだろう?

ここで思い出したことが…。よく一緒に仕事をさせて頂いた情報処理関係の先生が「以前、私が執筆した本が中国で勝手に翻訳されていて、出版元(日本)に問い合わせたら、『そんなことは問い合わせられたこともないし、許可した覚えもない』っていうんだよ!」と立腹されていた。そして、その先生は中国のとある大学の客員教授もされているということで、中国の出版元に「私はこの本の著者だが…」と申し出たら、しばらくして翻訳を担当した中国の学者が学会で日本に来た時にネクタイ1本をお土産に持ってきて「お世話になってます」と言ったとか。中国は著作権に関するウィーン協定に批准していないので、こういうことをしても国際的に処罰されないのだとか…。しかし、2008年の北京五輪前には必ず批准せざるを得ないらしく、その頃には「知的財産権」などの感覚が中国に浸透するだろう…というのだが、果たしてどうだろう?

イラクの場所のわからない大学生が4割にも上るそうである。そして、アメリカ合衆国や北朝鮮の場所を示せない学生もいるらしい。以前、北野武が司会をしていた番組でアメリカからの帰国子女が「自分もアメリカの場所なんて地図で示せないけれど、それでもアメリカで生活できたし、飛行機に乗ればちゃんと連れて行ってもらえるし、何の問題もない!」などと曰っていたのを北野氏が、「世界の常識からして、アメリカの場所なんて誰でも知ってなきゃおかしいんだよ! それを、自分の知識のないのを正当化するなんて、最低の発想だ!」とコメントしていたが、「○○なんて、知らなくても生活できる(生きてゆける)」という発想の大学生が多いことも事実である。

これと似た発想の国家がこの地球上に存在するのだから、困ったものだ。

「太極旗を翻して」(邦題 「ブラザーフッド」)にも出演し、韓国の若手女優ではトップクラスにあったイ・ウンジュ(李恩珠)が自殺した。25歳の若さである。壇国大学校演劇映画科を卒業したばかりで、これからは仕事に集中できる…という時だったが、仕事のことで軽いうつ状態になっていたとの情報もあり、至極残念である。ここ数年、韓国では若い芸能人が事故死するケースが多発している。そこへきて、今回のイ・ウンジュの自殺…。韓国エンターテインメント界の受けた打撃は大きいだろう。


2月23日(水)

皇太子殿下の45回目のお誕生日ということで、テレビではこの話題と殿下のコメントでにぎわっていた。中島みゆきも今日誕生日だったような…。そして、2月23日には苦い思い出があるのだが、それに関する説明は避ける。

昨夜、日本テレビ「カミングダウト」の冒頭で、何ともスッキリしない謝罪文が画面いっぱいに表示された。

先週の当番組で、
未成年のタレントの不法行為を
取り上げるという
不適切な放送がありました。


視聴者及び関係者の皆様に
ご迷惑をおかけしましたことを
深くお詫び申し上げます。

そして、この問題に関する日本テレビの正式声明として

という調査結果が発表されている。それにしても、これはチェック云々の問題ではないだろう。某タレントが出した話題の中に「窃盗行為」があった時点で、この犯罪者(推定)を出演させるかどうかを考える(チェックする)必要があっただろうし、こんなタレントが肩で風切って歩ける芸能界という世界の特殊性に驚かざるを得ない。

日本テレビの調査結果は、「そう言われれば、まぁ…そうだろうけれど」というスッキリはしないが「調査報告」としては体裁を一応為していると思う。が、「問題は “そこ” じゃないだろ?」と思ってしまうのである。問題の焦点を巧みにズラしているのが良くわかる。某タレントの所属事務所の圧力がかけられたのか否かわからないが、本当に問題となるのは「未成年のタレントの不法行為を取り上げた」という事実ではなく、「視聴者及び関係者の皆様にご迷惑をおかけしました」ということでもなく、この「タレント本人」と「罪そのもの」ではないだろうか?

何だか、情報の隠蔽工作が見え隠れする…。

さて、マスコミや芸能界についての「ぼやき」はこのぐらいにして…。昨日「ノドの不調」について書いたが、それがまだ今日も続いていて、ノドだけでなく、微熱まで…。あぁ、これはやっぱり風邪だ! それで、今日予定していた作業はすべてキャンセルした。今日は2箇所に出校採点しにいく予定だったのである。1箇所は自宅に答案用紙を送ってもらうことにして、もう1箇所は明日あらためて採点しに行くことにした。

「今日はOFFだ!」と決まると、気分的に楽になってきて、「早く体調を戻さないと…」と焦っていた時よりも復調が早かったりする。「病は気から」というが、「病気」という意識から逃れることが体に良いこともあるみたいである。しかし、簡単に復調しなくなってきたのは年齢のせい?

こういう時は、美味しいもので…と思ったが、冷蔵庫にはめぼしいものが何もない!? 「あぁ、昨日買い物に言った時になぜ、いっぱい買っておかなかったんだろう?」と後悔する。

OFFになってので、この数日間の自分を振り返ってみたが、昨日と一昨日は、ほとんど寝ていないことが判明! 意識して寝なかったのではなく、寝ようとすると邪魔が入ったのである。特に多いのが、夜中のスパムメール…。昨日もそうだったなぁ…。どんな輩が、どんなツラして、こんなくだらない文面考えているんだろう?…と、考えていたら腹立たしくなってきて、それで2晩連続の寝そびれ状態。体調だって悪くなるわなぁ…。


2月24日(木)

このところ、マスコミが騒がしい。私もここでそれをレポートして騒いでいるが、それにしても…。最近、どのチャンネルにも周波数にも合わせたくない気分である。活動を自粛しているはずのタレントが出演した番組が他局でゴールデンに放映されたり(←私は見ていないが)、株取引で云々…などなど、マスコミの本来の目的は何なのか、放送倫理や放送基準よりも「面白ければOK!」「儲かればOK!」「自分の立場が守られたら、それでOK!」的な発想が見え隠れしているような…。何とも嘆かわしいことである。

嘆かわしい…といえば、私自身も嘆かわしい。まだ、体調が戻らないのである。本当なら、今日の午前中は日体大で出校採点することになっていた。この出校採点にしても、本来なら昨日の約束だった。卒業対象学年の再試験としてレポート再提出を課したのだが、その採点締切が明日の13時に迫っており、今日中に採点を終えなくては大変なことになるのである。しかし、昨夜から頭と眼底の痛みがひかず、安眠さえ妨げられる有様だった。浅く短い眠りをくり返した。外が明るくなった頃、(本当は使いたくなかったのだが)最終手段として坐薬を使用した。この坐薬で痛みは鎮まりつつあるが、まだどこか痛みを感じている。そんな状況なので、世田谷まで行って採点ができるのかどうか、いささか不安になってきた。このことを日体大の社会科学研究室の馬場さんに連絡すると、「夕方、横浜にレポートをお持ちします」との連絡が…。

16時前、LUMINE横浜店前で馬場さんと待ち合わせ、そこでレポートを受け取る。そして、このレポート採点後に再び馬場さんと会うという約束をする。実は、3日前に母が誕生日を迎えていた…ということを今朝になって思い出し、何か贈ろうと思ったのだが、今回の場合は「採点が先」だという結論に達したので、贈り物の購入は明日に回した。とりあえずバースデーカードを急いで作成し、それを送っておいた。

体調のほうも心配なので、家に帰る前に今井医院へ寄った。ノドが少し赤いということだったが、念のために検温してみたら37度あった。微熱である。これで、私の症状は「風邪」だと判明する。処方箋薬局で薬を受け取った後、急いで帰宅し、採点にあたる。レポートを再提出した学生は11名。じっくり読みつつ、少しでも良いところを探そう…と思ったが、「何で最初からこの内容で提出しなかったんだ?」と思うような素晴らしい出来。

馬場さんにメールし、採点が終了したことを伝える。そして19時、反町駅前で採点表を馬場さんに提出し、めでたく採点終了! 馬場さんは、このあと用事があるということで駅構内に向かい、私は夕飯を買いにモスバーガーへと向かった。なぜかわからないが、久々にモスバーガーに入りたくなったのである。モスバーガーでは、今日から売り出された「海老カツバーガー」のセットを持ち帰りで注文する。もともと海老カツバーガーはモスバーガーのラインナップにあったが、今日からは「新しくなった具だくさんのタルタルソースで」ということらしい。

さて、ちゃんと栄養を摂って、早く体調を復活させないと…。


2月25日(金)

日本大学国際関係学部から、担当講座一覧が改めて送られてきた。今回は、担当曜日・時限が記載されていた。これで、次年度の出講シフトが固まりつつある。

昨日の「ぼやき」を読んでいて、「あっ、このままでは要らぬ誤解を与えてしまう」と思われる(かもしれない)記述があったので、少々コメントを…。昨日、私が体調不良で日体大に行くことが出来ず、社会科学研究室の馬場さんにレポートを横浜に持ってきてもらい、さらに反町駅まで採点表を取りに来てもらった…ようなことを述べた。これを何の情報もなしに読むと、私の体調不良を理由にわざわざ助手さんを家の近くまで呼び出したようにとらえられてしまうかもしれない。実は、馬場さんと私は最寄り駅が同じなのである! それで、馬場さんの帰りにお会いして、そこでレポートを受け取り、別の駅で受け取っていただいただけである。横浜駅周辺に住んでいると、最寄り駅が複数ということも珍しくなく、それでこういうことになったのである。こういう時、ご近所さん(?)というのはありがたい!

早めの体調復活を期して、昨夜は22時に就寝した。が、その1時間半、強烈な腹痛で目を覚ました。そして、その腹痛はしばらく私を苦しめ続けた。が、いつの間にか眠っていて、朝になって目覚めた時にはほとんど痛みのことは忘れていた。それにしても、ここでこんな風邪をひくとは…。まぁ、インフルエンザではなかったのが不幸中の幸いであった。

「あっ、今日はゴミ収集日だった!」ということを思い出し、急いでゴミを捨てに出た時、目の前に白い光景が…。雪がうっすらと積もっていた。昨夜の雨が雪に変わったのである。寒いはずである。

夕方、某出講先から再試験の答案用紙が届いた。進級査定会議が近いので早めに採点してほしいということだったが、今日急いで採点して返送しても、土日は学校業務が休みなので、明日送っても明後日送っても同じであることに気付いた。あまり焦って採点しても良いことがないので、とりあえず買い物に行ってから採点することにした。

体調の悪い時には、おいしいものをたくさん食べて体力をつけなくてはならないのだが、何を食べれば良いのだろう?…とスーパーで迷っていると、私の目の前に「釜玉」用のうどんが…! 家で釜玉うどんが作れるというのは、麺好きには魅力である(本当か?)。迷わず、このうどんを買うことに決めた。さらに、惣菜コーナーには「半額」のシールの貼られたコロッケ(5個入り)が! これで夕食のメニューが決まってしまった。

夕飯後、再試験の採点に取りかかる。受験者は15名なので、最初に模範解答を作成し、それをもとに採点した。思ったほど時間はかからなかった。採点の終わった答案用紙と採点表、そして模範解答を封筒に入れ、明日返送することにした。

ネットのニュースで、集団強盗を告白した某タレントを、警視庁が事情聴取していたことを知った。テレビで「私、万引きしました!」と言っているのに、それを取り締まらないワケがない…という理由での事情聴取らしいが、万引きに罪の意識を感じないこのタレント、十分に私の講義のネタになり得ると思う。さて、何の講義で使おうか?

ネットのニュース…と言えば、「英語であそぼ」や「ワイワイキッズ」でおなじみの羽生未来さんが死去したというニュースをみて、ビックリした次第。教え子が勤務していた幼稚園の夏祭りに、けんたろうお兄さんと一緒に羽生未来さんが登場し、元気に歌って踊っていたのを見たことがある。あの人が…にわかには信じがたいニュースだった。

気が付いたら、来週から3月…。この2ヶ月、またもや大したことをせずに過ごしてしまったようである。


2月26日(土)

眠れなかった。いろいろなことを考えているうちに、寝そびれてしまったようである。ならば、ちゃんと朝食を家でとってから出掛けようと思い、買っておいた薄皮クリームパンとお茶を用意した。

今日は日本大学国際関係学部まで出向き、再試験の出校採点をした。科目のよっては受験者全員合格のものもあるので、最初から採点は少数であることはわかっていたが、少数であるがゆえに…今度は合格率が心配になる。7時半過ぎに横浜駅を出る東海道線に乗り、熱海で乗り換えて三島駅に到着したのが9:20。国際関係学部のキャンパスに到着したのが9時半。本当に少数が受験しただけだったので、採点がすべて終了したのが10時! 大学に残っていても仕事はないので、10:56発の新幹線で帰途に就いた。

どこの大学でも当てはまることだが、再試験を受ける学生には2タイプが存在する。1つはケアレスミスや単なる勘違いで不合格になった者で、今1つは初めからヤル気がなく不合格になるべくしてなった者。どちらが多いかで、採点時のテンションが上がったり下がったり…。

体調が悪い時には、外で歩き回る時間を “なるべく” 少なくしたいので、“なるべく” 寄り道をしないで帰宅した。昨日採点した答案用紙も三島で投函したし、これでしばらく採点業務はない…と気を許した瞬間、眠気がドドドォ〜っと襲ってきた。が、疲れすぎている時は、眠りたくても眠れない。眠りたいのに眠れない時は、無理にでも眠ろうと意識するので、余計に眠れなくなる。「寝ちゃダメだ! 寝ちゃダメだ!」と思っている時は、眠気が襲ってくる…。以前、少々長い列車の旅をしていて「寝過ごしてはいけない!」と自分に言い聞かせながら、睡魔と闘った事がある。そして、あと1駅で降りるというところまで来た時、「やった! 睡魔に勝った! あと1駅で下車だ!」と勝利に気をよくしてまどろみ初め、シッカリ寝過ごしたことがある。情けない限りである。

今日から、プロ野球のオープン戦が始まる。早速、好カード! 注目の新球団 “東北楽天ゴールデンイーグルス” が読売ジャイアンツと対戦する。が、これはあくまでもオープン戦。早くペナントレースが開幕しないかな? 今年は、野球がいろいろな意味で面白くなりそうだ。久々に、球場へ行ってみようか…と思えてきた。小学生の頃からパ・リーグファンの私である。パ・リーグが面白くなると聞いて、観に行かないワケがない!

テレビの中継を見て思ったが、日本社会は依然として巨人びいきのスタンスのようである。おまけに、野球を知らない巨人ファンの汚い野次…も健在。楽天がノーアウトでランナー2塁という場面、ここでバッターがバントを試みるがファール。巨人ファンのオジサンが「バントなんてしてるんじゃねぇ!」と野次る。そのバッターは、次にセカンドゴロを打つ。2塁ランナーは3塁に進み、バッターランナーは1塁でアウト。野球のセオリー通り、ランナーを進塁させるバッティングに徹したワケである。ヒットを打とうと変に力むより、力をちょっと抜いて1・2塁間にゴロを打つ。スゴイ技術である。1塁線審がアウトを告げると、例のオジサンの声で「ざまーみろ!」と聞こえてきた。いやいや、巨人のピッチャーの表情が険しくなってきているのがわからんのか? 肉を切らせて骨を断つ戦術なのに…。野球をよく知る巨人ファンだったら、「しまった、やられた!」と思ったことだろう。

それと、楽天の先発投手が一場だったのが、何だか因縁のような感じである。彼は、巨人(や阪神など)から食事代、交通費などの名目で現金約200万円を受け取っていたことが問題となって、一時は「一場のプロ入りは絶望的」などと騒がれたが、新規参入の楽天にドラフト枠外で救済され、晴れてプロ野球選手となった。…にもかかわらず、彼は入団記者会見で「出来たらメジャーを狙いたい」などと発言していた。この「楽天は、メジャーへの踏み台」的な発言が気になっていた私は、彼が本当にそれだけの実力があるのか、シッカリ見てみたいと思う。…なんて言えるほど、私に野球のセンスはないが、注目はしたい。

いずれにせよ(?)、東北楽天ゴールデンイーグルス初勝利、おめでとう!


2月27日(日)

昨日とは逆で、今日はシッカリ寝た。いや、寝過ぎたような感じもする。昨夜は21時にはフトンに入ったが、今日フトンから出たのが15時過ぎ…。これだけ長い時間、良くも寝られたものだ…と自分でもビックリしたが、いくつか原因は考えられる。

よく「休日に寝貯めする」という人がいるが(私もその一人だったが)、これはかえって逆効果らしい。適切な睡眠時間というものがあるらしいが、どの程度が適切なのかが私は知らない。ただ、90分の倍数で睡眠をとると、寝起きがスッキリするらしい。これは、レム睡眠とノンレム睡眠の周期からこの時間が算出されているらしい。1時間半、3時間、4時間半、6時間、7時間半、9時間…といったような睡眠時間が良いらしいのだ。しかし、1時間半や3時間ではシッカリ寝たような気がしないので、6時間か7時間半くらいがちょうど良いかも。

BeWith sitesのトップページを、一部だけ(ほんのちょっとだけ)レイアウト変更した。こんなに寝てしまうと、もう大きなプロジェクト(?)は立てられないので、体調のことも考えて家にいることにし、それで前々から削除しなければ…と思っていたコーナーを削除した。そして「管理人Yoshibeiとゆかいな仲間たち」のコーナーを「コンテンツ」に入れ(以前は、「BUGメーリングリストからのお知らせ」「このサイトを訪ねて下さったみなさまへ」の下にあった)、さらにこの「BOYAKI」のトップページからもアクセスできるようにした。削除したコーナーは、学生たちの質問用にフォームを作っておいたものだったが、これを悪用して目的外使用されたり、誹謗中傷のメールが送られたりしたので、ずっと使用されずサーバ内に放置されたままだった。このコーナーを潰した張本人たちの送ってきたメールは、IPアドレスがシッカリわかっているので、どこから送信されたかは判明しており、そこから該当者を割り出すことは不可能ではなかったが、そこまでする必要はないと思い、事を荒立てないようにしていた。これはこれで、かなりのストレスだった。

夜、韓国料理が体に良いという内容の番組があったので、見ることにした。しかし…、番組内で「チゲ鍋」という表現が「これでもかっ?!」というほど出てきて閉口する。前にも述べたかも知れないが、「チゲ」というのは「鍋料理」を表す韓国語である。「チゲ鍋」とは「ナベ鍋」である。「キムチチゲ」「トゥブ(豆腐)チゲ」などと表現することはあっても、「キムチチゲ鍋」「豆腐チゲ鍋」などという言い方は絶対にしない! それと、日本で言われる「チゲ鍋」というものが、「韓国風の鍋料理」の総称のように使われているのも問題があるように思える。こんな基本的な言葉も、日本では誤使用のほうが優勢になっているんだなぁ…。韓流、韓流と叫んでいる日本の放送局でも、この程度か…。やれやれ。

それと、この手の番組で実際に現地に行って「効果」の体験をする人たちって、どうしてほとんどオバサンなんだろう? そして、そのオバサンたちが「日本の恥!」と思えてしまうような、目を覆いたくなるようなことを平気でしでかすのがお決まり。「郷に入れば郷に従え」の精神も希薄である(「韓国では、食器を持って食事しない」「ご飯を食べる時、箸は口に入れず、スプーンで食べる」などというマナーが破られることが多い)。番組で取り扱う内容そのものはかなり参考になるのだが、ロケが…。

そのままテレビをつけっぱなしにしていたら、韓国四天王のひとりであるウォンビン来日のニュースが流れ、「ウォンビンさんは、先日自殺した李惠美イ・ウンジュさんについての質問には、硬く口を閉ざしたままでした」というアナウンサーのコメントの後、移動中のウォンビンと彼にインタビューしようとする記者たちの映像が流れた。記者が「イ・ウンジェさんのことについてどう思いますか?」と韓国語で質問したが、ウォンビンは黙ったままだった。が、私は思う。記者のしゃべったたどたどしい韓国語が、単に通じていなかっただけではなかったのか? 

以前、クイズ番組で「韓国語で、“こんにちは” は “アニハセヨ” である」という問題があって、私は大声で「バツ!」とテレビに向かって答えたが、答えは「マルです!」だった。「アニハセヨ」って何? カタカナ表記なら「アンニョンハセヨ」だが、発音上は「ハ」の「h」部の音が弱くなり、「アン」のあとの「n」と「ニョン」の頭の「n」が重なり、耳には「アニョンアセヨ」に近く聞こえる。「アニハセヨ」ではないのだ! ほかにも、カタカナ表記では同じ「ン」でも、「n」と「ng」「m」などの違いがあるので、発音上むずかしい。

明日で、2月も終わりである。明後日からは3月…。


2月28日(月)

今日で2月が終わりというのに、まだ良くならない私の体調…。頭痛…というか、目の奥がガンガン痛む。右目→左目というように、1日おきに交互に痛みが現れる。

某出講先から電話が入った。その出講先で私は、卒業対象学年に対して合否を掲示してもらい、不合格者には救済措置をとるから当該研究室に来て指示を受けるように学生たちに伝えておいたのだが、「実家に帰っていて、掲示が出ていたことを知らなかった」という理由で、今日になって5〜6名の学生がその研究室に押しかけてきたというのである。助手さんが「実家に帰って…というのは理由にならない」と学生たちを一旦追い返したら、「別の先生に相談します」と言いながら帰っていったらしい。「別の先生」というのは、おそらく彼らのゼミや部活の先生のことだろう。その後、別の研究室からとある先生がエライ剣幕で押しかけてきたという話も聞いた。「就職も決まっているというのに、不合格のままにするとは何事か?」というような話だったとか(そっちこそ何事だ?)。当該研究室に押しかけた学生の数名も「就職が決まっているので…」と再度のチャンスを懇願してきたという。それで、収拾がつかなくなって、研究室主任の先生から電話が入り、「どうしましょうか?」ということになったのである。

主任の先生と私との共通した本心は、「不合格になって、さらに掲示を見なかった学生の責任」ということなのだが、大学全体の価値観からすれば私たちは少数派になってしまう可能性が高い。そこで、悔しさをグッとこらえて「明日までにレポートを提出できるのであれば、特別に救済を考える」ということにした。しかし、腹の虫がおさまらない私は、「必ず反省文をつけるように」というオプションもつけた。

やれやれ…。体調の悪い時にこのような話題は結構こたえる。

今日が納期限となっている税金や公共料金があることを思い出し、急いで銀行へ向かう。が、家を出たのが15時過ぎ。銀行の窓口は閉まっているが、ATMは稼働している。しかし、どこも月末にありがちな長蛇の列…。15分ほど並んでお金を下ろした。そして、郵便局に向かった。郵便局の窓口なら納税や振込は18時まで(集配局の場合。集配局以外は、だいたい16時まで)受け付けてくれるので、慌てることなくゆっくりとすべての用件を済ませることが出来た。

その後、今日はまだ何も食べていないことに気付いた。どこかで食べて帰ろうか、それとも何か買って帰ろうか…と迷ったが、こういう体調の時は早めに帰宅したほうが良いだろうと思い、買い物をして帰途に就いた。体調が悪いと自分で食事を作れないので、外食や出来合いのもので済ませることが多くなる。お金がかかってしまうが、仕方がない。回復したら、しっかり節約しなくては…。


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