2001年6月のぼやき



6月17日(日)

昨日の話から。

日本大学国際関係学部で講義後、メーリングリストのメンバーでもあるmayuさんが三島駅まで私の荷物を持ってくれた。そして、私の乗る踊り子号が来るまで、話に付き合ってくれた。とっても楽しかった。

帰宅して、すぐ池袋に向かった。帝京高等看護学院の第一看護科2年生の神林さん、加藤さん、柏木さん、今永さん、飯島さん、原田さん、小林さんと飲み会を開くためである。私の講義で行う実験演習のねた作りを依頼したお礼である(詳しくはこちら)。18時に集合し、居酒屋へ移動。飯島さんはバイトの関係で、ちょっと遅れての到着となったが、ワイワイガヤガヤと楽しかった。

しかし、私の管理能力の欠如か、参加者の一人が体調を崩し、彼女を自宅ではなく、帝京近辺に下宿している参加者の家に送ってあげて、それで私はひとりで帰宅して、それから寝て…。

今朝、頭痛&胸焼けのダブルパンチ…つまり二日酔いに苦しめられたのであった。こういう時は薬の力で…と思い、薬袋を取り出そうとしてビックリ! 袋がない! 昨日、三島から帰る時の特急電車で薬を飲んだ記憶があるし、そこで落としたかもしれない…と、東京駅と品川駅に電話したのだが、「届いてないですね」とのこと。

念のために、居酒屋さんに聞いてみたが、午前中だったので社員が来ていなくて「わかりません」とのこと。午後、居酒屋さんに再度電話したら「ありますよ!」との返事。不調をおして、池袋まで取りに行った。何で居酒屋で? 持っていった記憶も、それを出した記憶もない!

相当危ない状態だったみたい…。



6月15日(金)

一部の方にはメールで伝えたし、メーリングリストでも流したのだが、昨日の朝、日本大学松戸歯学部へ出講する際、乗換駅の東京駅での事。私の行く手を阻む女の子、手には携帯、メールを打っているらしいのだが、その子が邪魔で、なかなか前に進めない状態。そこで私は、その女の子を追い抜いて山手線に乗り込むことにしたのだが…、女の子の右側を通過しようとしたその瞬間、その女の子も右にフラフラ〜ッと移動してきたため、捻挫した足を引っ掛けられてしまい転倒。

捻挫はひどくなるは、両膝と右手を挫傷しました。携帯電話もしたたかプラットホームに叩きつけられるは…で、踏んだりけったりだった。

が、そこで気付いたのだが、こういう状態を「踏んだりけったり」と表現するのは能動的過ぎて、本来的には「踏まれたりけられたり」と受動態でいうのが正しい表現ではないか…と、起き上がりながら考えた。

恥ずかしさなんて微塵もなく、ただただ、その女の子への憎しみだけ残して山手線で上野へ行き、常磐線に乗り換えて松戸へ。

今日も両膝・右手、そして左足首の捻挫痛に悩まされながら出講したのであった。



6月9日(土)

左足の捻挫に悩まされた1週間が、何とか無事に過ぎようとしている。

火曜日の相模原衛生学院看護専門学校での講義後、教務主任の志茂豊子先生が「相模原駅まで、車でお送りしましょう」と自らハンドルを握られて、私を相模原駅まで送ってくださった。看護マインドを見たような思いがした。

水曜日の帝京高等看護学院の講義前、めいこさん(メーリングリストのメンバー)が講師室に私を迎えに来てくれて、重たいファイルだのプリントだのを教室まで運んでくれた。それからことあるごとに、メールで私の足を気遣ってくれたり、痛みを軽減する方法を教えてくれた。

mihoさん(もちろん、メーリングリストのメンバー)からもメールで安否を気遣ってもらった。

今日の日本大学国際関係学部の講義に関しては昨日、日本大学連絡板BUGメーリングリストを使って「明日の日本大学国際関係学部1時限目『社会変動論』および2時限目『人間と社会T』の受講学生で、講義開始前に私の講義ファイルやプリントなどを一緒に教室まで持って行っても良いという方がいましたら、ご連絡下さい」という内容の告知をしたのだが、「社会変動論」の受講生さつきさん(メーリングリストのメンバー)が「私で良ければ…」と名乗り出てくれた。さつきさんも、捻挫で苦しい思いをしたことがあるという。

二人の協力には、言葉に表しきれないほどの喜びがある。

講義前、羽山博先生が「30代だから捻挫で済んだけれど、40代だったら骨折してますよ!」という、喜んで良いのか悪いのか、とにかく私の足の状態を心配してくださっていることだけは確かなコメントを頂戴した。

講義後、国際関係学部の学生が2名、新たにメーリングリストの会員として登録希望を申し出てくれた。

今週は、どの講義でも、その後に学生から「お大事に!」という声をかけてもらった。嬉しい限りである。

今日は先月に引き続き、創価大学講師をしている宮川真一さん(メーリングリストのメンバー)と会う約束をしていた。当初は紀伊國屋書店新宿本店前に17時集合ということだったが、三島から帰宅して新宿へ…というのが足に負担を与えそうに思えるので、電話をかけて横浜まで来てもらうことになった。宮川さんは「足の調子が悪ければ、別の日でも良いですよ!」と言うのだが、あいにくと、今月の土曜日はもうスケジュールがいっぱい詰まっていて、今日を逃すとあとは来月…という状態だったので、今日決行! しかし、捻挫にアルコールは良くないので、私はソフトドリンクを飲みつつ話を聞くことに…。



6月4日(月)

昨日(3日)のことから語らないと “今日の悲劇” は伝わらないと思うので、昨日の出来事から述べたいと思う。興味があれば、読んで笑って欲しいと思う。

昨日は、午前中に自分のやるべきことをやり終えて、午後は教え子からの電話だのメールだのに追われ(中には、2時間に亘るICQでのチャットというのも!?)、それから外出して郵便局やスーパーで用事を済ませ、日が沈んでから帰宅した。

夜、「ドドドォ〜ン!」という花火の音が聞こえてきた。横浜港の花火が私の部屋からも見えたので、「外で見てみよう!」と思い、階段を駆け下りた途端、足を踏み外してしまい、左足を捻挫してしまったのである。

今朝、昨日の捻挫の痛みがひどくなっていて、日本体育大学に出講してすぐ健康管理センターへ行った。すると、私にはわからなかったのだが、「腫れてますね!」と言われ、「骨にひびが入っているかもしれないから、病院でX線写真を撮ってもらいなさい」と言われてしまった。

「今日の講義は休講にして、すぐ病院に行け!」と言われているのは明々白々だったが、そうはいかないのが現実。教室への移動へは川島公司先生が、自宅近くの整形外科(の近く)までの付き添いに花澤良先生が協力してくれて、とても嬉しかった。

かかりつけている横浜駅前の吉田整形外科で受診した。気になる診断結果は、「X線で見た限りでは、骨折のようなものは見当たらない」ということで、単純に左足首関接捻挫ということだった。

日本体育大学で「今夜、勤務先の大学の懇親会があって、立食パーティなんですけれど…」と言うと、「あなたの状態は、長時間起立の禁止、飲酒禁止! その2つともに当てはまるから、懇親会はキャンセルしなさい!」と言われ、さらに吉田医師からも「まっ、当然でしょうな!」と言われてしまい、私の楽しみにしていたご馳走の山、久々に会う先生方との談話、その他の夢は消え果てた…。

明日は、1時限目に帝京大学附属放射線学校、3時限目に相模原衛生学院看護専門学校、再び夕方から帝京大学福祉保育専門学校で…という講義スケジュール。1時限目の放射線学校は、先週足が痛くて休講にしてしまった分のフォロー。

こういうのを、「身から出た錆」というのだと、実感した。

医師に言われ、スポーツ店で足首用サポータを5000円も出して購入し、足首を固定。「本当は、絶対安静だけれど、あなたの激務にはサポータで固定するしか方法がない!」と言われたからである。

昨日、花火大会がなければ…!?

私の健康過信(体力過信)が災いを招き入れたようなもの。「災い転じて福と為す」「禍福はあざなう縄の如し」「人間万事塞翁が馬」などと言うが、私には信じられない…。

懇親会…、日本体育大学(於; 全日空ホテル)のは所用でつぶれ、日本大学松戸歯学部(於; 銀座アスター御茶ノ水菜館)も通院で行けず、今回の日本大学通信教育部の懇親会も捻挫で…と、何だか「ウマイものにありつけない状態」が続いている。タダでウマイ酒と料理にありつける…という夢が3度も消えて、何だかショックである。

懇親会出席のために、今日は暑い中をスーツ着て出かけたのに、この有様だ。しかし、講義に穴はあけられないのだから、講義優先の生活態度を取るしかない。



6月2日(土)

今朝も、乗る電車にたたられたようなスタートだった。6時過ぎ、平塚〜茅ケ崎間の踏切で人身事故があった関係で、東海道線の上下線ともダイヤが乱れたり運転取り止めという状況だった。

私がいつも三島入りする時に利用する横浜6:36発の東海道線は定刻通りに横浜を出発したが、次の戸塚で運転を見合わせ、さらに2つ先の藤沢まで行って運転見合わせをし…というような状況で、終点の熱海に到着したのはいつもよりも20分遅れだった。

そこから三島方面行きの東海道線に乗り換えようにも、いつもの電車はとっくに行ってしまった後で、さらに次の電車は東京始発の沼津行きのために、これも到着がかなり遅れるという。仕方なく、熱海から新幹線に乗り換えて三島入りしたが、初めから新幹線を利用していれば(つまり、新横浜から新幹線に乗って三島入りすれば)、1時間余計にフトンの中に入っていられたり、ゆっくり朝食をとることもできた…と思うと、悔しく思った。しかし、日本大学国際関係学部の講義2コマとも順調に進み、「終わり良ければ…」的に考えることにした。

講義は2コマとも、最初に学生の携帯電話から http://nihon-u.bewith.ac にアクセスさせ、日本大学連絡板が携帯電話でもアクセスできることを確認してから講義をスタートした。

講義後、メーリングリストに参加している学生から「登録アドレスを変更したい」という申し出があったり、大学のサーバからメールを読む方法がよくわからないという(メーリングリスト会員の)学生がいたので、新しく出来た15号館内の情報教育センターに学生と一緒に行き、メーラーの使用方法を教えてあげると、「受信メール45通」という表示が出てきた。そのほとんどがメーリングリストから配信されたもの。

メーリングリストの活発さを物語るような出来事でもあった。



6月1日(金)

今朝は、乗る電車がすべて途中で止まったり遅延したりして、帝京大学附属放射線学校の1時限目の講義に遅刻してしまった。が、電話を入れておいたため、学生への教室移動の伝達などもうまくいき、混乱はなかった。

実験演習として学生にディベートをしてもらったが、今年の学生は意見をハッキリ伝える能力に長けているようで、やり取りを見ていてとてもスムーズな流れに、私もホレボレしてしまったほど。良い実験演習にしてもらったなぁ…と、学生に感謝する。

最近凝っている事、それは「携帯電話のストラップの改造」である。今日も帰りに池袋のビックカメラに寄ってパーツを購入した。最近のささやかな楽しみである。


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