2017年7月のぼやき



7月4日(火)

先週あたりから、全身の筋肉痛に苛まれている。服用している薬の副作用…の可能性が高い。24時間ずっと全身が痛むワケではなく、痛みには “波” がある。ただ、波が最高潮に達すると、立っているのも横になるのもツライ状態になる。

特に今朝の痛みはヒドかったため、静岡英和学院大学の学務課に電話して今日の講義を休む旨を伝えた。

次男(10ヶ月)をだっこするのも一苦労で、すり寄られてきてもキチンと応対してあげられず。痛みが鎮まった頃合いでだっこしてあげたところ、そのままグーグーと…。こういう体調の時は、「可愛いなぁ!」という感情よりも「重いっ!」「助けてくれ〜っ!」という感情が優先されやすい。

痛みの “波” が鎮まりかけている頃合いを見ながら、滞っている「ぼやき」の更新を…。


6月


24日(土)

25日(日)

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Facebookより)

今日明日の2日間にわたって広島大学で開催される日本社会学史学会大会に出席するため、東広島に来ています。

とはいえ、今日の午前中は自分の仕事関係で身動きが取れなかったため、広島大学に行くのは明日のみとなります。

のぞみ35号で新横浜を13:29に出発。東海道新幹線で新横浜〜三島〜静岡間を移動するのは慣れっこですが、その先になると非日常。

景気づけ…ではないですが、車中で昼ビール…じゃなく “昼発泡酒” を決め込み、非日常を少し楽しんでみることにしました。おつまみは、もちろん崎陽軒のシウマイ! これ、定番!

新大阪では、途中下車したい気持ちを必死に抑えなくてはならず。JR西日本管区(山陽新幹線)は久しぶりだったので楽しみにしていたのだが、徐々に天気が怪しくなり、岡山を過ぎたあたりで空が真っ黒に…!?

広島県に入ると、強雨の洗礼。

福山からは、こだま749号に乗り換え。かなり久々の500系は、その形状ゆえに圧迫感も。以前、のぞみ号として運用されていた500系に乗車したことがあるのですが、7年前に東海道新幹線から姿を消しているため、その圧迫感がとても懐かしく思えました。

17時半過ぎに東広島駅前のホテルにチェックインしましたが、強雨のために外出はかなわず。幸い、ホテルでは18時半から「カレーライス食べ放題」のサービスがあるので、外出の必要も無く、ましてやカレー好きの私にはこれ以上ない条件が整っていました。

食べ放題開始5分前にはスタンバイ。そして、一番乗りで盛り付け始め、シッカリお代わりもしました。

ピリッと辛口で、私の好きな味。今夜は家族と一緒ではないものの、このカレーでちょっと幸せな気分になれました。

ところで、私は何をしに東広島に来ているのでしょう?
本来の目的を忘れてはいけませんね。
Facebookより)

さて、25日(日)は6時過ぎに起床し、6時半には東横イン名物(?)の朝食サービスを受けました。おにぎりやパン、おかず類が食べ放題!

シッカリ朝食をとり、8時過ぎにホテルからタクシーで日本社会学史学会の会場となっている広島大学へ。

学会大会は、予定通り15時で終了。大学前のバス停からJRバスで西条駅に移動しました。

西条からは白市まで山陽本線で移動し、そこから広島空港行きの芸陽バスに乗り換えました。

空港には少々早く到着してしまったので、とりあえず空港内の食堂で広島ラーメンを食し、それからお土産などを見て保守検査場へ。

チェックインはモバイルの2次元コードを「ピッ!」とするだけなので、手荷物検査と同時に搭乗手続きは終了!

この時点で私が乗るANA686便の出発まで1時間近くあったので、ラウンジを利用しようと思ったのですが、広島空港の利用がかなり久々だったので、場所がわからず。保守係員に場所を尋ねると、「保守検査場外です!」と…。

事情を話して検査場外で出してもらいましたが、同じ空港で同じ搭乗手続きのために2度も保守検査を受けるハメになりました。

そして、乗り込んだANA686便は途中で乱気流に巻き込まれ、20分ほど絶叫マシーン状態に…!?

それでも、羽田空港には予定通りにランディング。22時には、家族のもとへ…。

26日(月)
国際関係学部への出講日。

横浜はどんよりとした空模様だったが、三島はお日様が元気で、気温もグングン上昇!

3時限目「日本社会」は、今週も「日本(人)的コミュニケーション」について。前回の「婉曲表現」について振り返った後、童謡『シャボン玉』を鑑賞する。そして、その歌詞に秘められている(とされる)野口雨情の悲劇について説明し、日本人のコミュニケーションに「1つの言葉にいくつもの意味を込める」「比喩(たとえ)を用いる」といった特徴を持つことを解説する。

講義後、久々に新幹線で新横浜へビュ〜ンと移動し、横浜線で鴨居へ。月1回の通院をする。前回の通院時に行った血液検査の結果は、「各数値が、良いほうに変化してます」とのことだった。が、6月は頭痛の頻度が高かったため、新たな薬が追加されてしまった。

27日(火)
静岡英和学院大学への出講日。往きも帰りも高速バス…のつもりが、夕方からの天気が怪しくなり、帰りは新幹線ひかり号の利用となった

英和へは、いつものように瀬名川西バス停で下車し、40分ほどの道のりを歩くことにした。途中でパラパラと雨が降り、少々早足になる。そのせいで、大学に到着すると汗がダラダラ。

3時限目「現代の国際社会」は、最後のテーマ「国際社会と大衆文化」に入る。今回は、「芸術」の区分をもとに、大衆文化が国境を超えて浸透する理由を主として語る。

5時限目「国際関係論」は、「国際関係と温度差」の最終回。前回の「歴史」にまつわる国際的な温度差を再度確認し、“客観的(あるいはグローバル)な歴史・情報” と “主観的(あるいはローカル)な歴史・情報” の相違について語る。

28日(水)
朝、近所に回覧板をお届けし、ぞれからバス停に向かったところ、いつもより1本早いバスが停車中! 次のバス(いつものバス)に乗るつもりで歩いていたところ、バスのドアが開き、運転手さんが「横浜駅西口行きです!」とマイクで私に呼びかけてくれた。

予定より早くバスに乗ることになったのだが、この日は天気が悪く、いつもより車を利用する人が多かったらしく、道路は渋滞…。いつものバスに乗っていたら、どうなったことか…!?

踊り子号で三島に到着すると、雨が上がって徐々に天気も回復。国際関係学部に到着後、講義用資料の印刷と視聴覚資料の確認に入る。

3時限目「日本社会」は、本来ならこの日で「日本(人)的コミュニケーション」の解説を終了させるつもりだったのだが、学生たちの “ノリ” に合わせて(?)解説をジックリ長めに行ったため、次回も解説継続…となった。

今回は、「以心伝心」に代表される日本人的な非言語的コミュニケーションの特徴を語り、『翼をください』のオリジナルと英語バージョンの比較や『崖の上のポニョ』の韓国語版主題歌をもとに、日本人のコミュニケーションが非日本人から理解されない所以を再確認する。

29日(木)
朝、思いがけずスッキリと目覚めたので、家から片倉町駅まで40分ほど歩くことにした。いつもより30分ほど早く家を出たのだが、朝の横浜市営地下鉄の運転間隔を勘違いしていたため、いつもと同じ電車に乗ることに…。

早朝に40分も歩いたのにもかかわらず、北松戸からも20分ほど歩いて松戸歯学部入り。この時点で、歩数も1万に迫っていた。

1時限目「社会学」は、この日より「人間関係の諸相と構造」の解説に入る。最後のテーマである。各所、“最後の” という形容をする時期に入っていることを実感する。

法学部ですでに解説を進めている「人間関係の諸相と構造」と基本コンセプトは同じ解説になるのだが、講義全体の回数が異なるため、松戸では “ダイジェスト” 的な内容になる。この日は、「Persona論」を中心にしつつ、不完全態としての人間的存在の話も併せて解説する。

法学部への移動の途中で、神保町駅前の郵便局に立ち寄る。私の前に順番待ちをする人がおらず、番号札を取らずに受け付けてもらえた。が、手続きに予想外の時間がかかり、法学部へ早足で向かうことに…!?

3時限目「社会学」は、講義開始15分前から授業アンケートを実施。学生に手伝ってもらって回収を終えた後、「人間関係の諸相と構造」の解説に入る。今回は、長嶋茂雄の現役引退セレモニーの映像や、ピタゴラスイッチでおなじみの『ぼくのおとうさん』を用い、地位と役割の関係性を中心に説明する。

いつもなら、講義を終えると長男と合流してお買い物…ということになるが、学校の宿題がたくさん出たということもあり、私一人でお買い物。水道橋からJRを乗り継いで東神奈川に出たのだが、なぜかそこで改札を出る気にならず、横浜線で大口に向かった。

大口…といえば、長男と次男が産まれた場所である。8年前と昨年のことを思い出しながら、駅近くのスーパーに立ち寄った。

30日(金)
金曜日は、午前中の講義が閉講となってしまった関係で、通信教育部の4〜5時限目「社会学」のみの出講。この勤務シフトに慣れてきたものの、まだ何となくモヤモヤした感覚が…。

昼前に家を出て、いつもなら横浜線から東横線・副都心線に乗り継いで新宿三丁目に出るところ、この日はなぜかJRのみで市ヶ谷へ往復しようと思い、久々に湘南新宿ラインでの通勤を選んだ。この選択が、後になって正解だったことが判明!

この日の講義は、「社会的動物としての人間」の最終回。人間が「生理的早産」であることを理解した後、社会的動物の本質を語って次回以降の解説に橋渡しをしておく。

7月


2日(日)
7月の初日は、家でおとなしく…。

そしてこの日は、昼過ぎから家族そろって “散歩” も兼ねてお買い物。外は真夏の陽気そのもので、出来れば出掛けないでいたかったのだが、某出講先に提出する書類の締切を勘違いしていたため、急いでそれを作成して宅急便で送る必要…。

それで、ついでに(?)買い物をすることにした次第である。

クーラーの効いた店内にいると楽園のように思え、外に出るのがイヤになるほど。しかし、家に帰らないワケにはいかないので、サッサとお会計を済ませる。

このところ、電車に乗っていても車内外の温度差がかなり気になり、弱冷房車を選んで乗車することもある。しかし、弱冷房でない車両に乗った時など、汗が一気に冷え、講義時に声が出にくくなることが多々ある。

夏風邪を引かないよう気をつけてはいるが、汗が出るのは止めようがなく…。

3日(月)
前夜、「月曜日は、往き帰りとも在来線で三島へ…」という気分になったのだが、先週から気になっていた全身の筋肉痛がちょっとツライ状態になっていたこともあり、往きは特急踊り子号を利用することにした。

帰りは在来線を利用したものの、直射日光と筋肉痛でどうにもこうにもホメオスタシスが乱れた感じになり、自分の体が自分でもうまくコントロールできないような状態に…。

国際関係学部の3時限目「日本社会」は、シラバスに従うならばこの日から『いつか どこかで』を上映しながら日本(人)的な人間関係やコミュニケーションの具体的確認をすることになっていたが、先週水曜日に解説のペースを変更したため、「日本(人)的コミュニケーション」について解説を継続。DEENとZARDの『翼を広げて』を用いて多義的な部分を理解したり、韓国で日本映画が上映される際の字幕(翻訳)について実際に私が見てきた現実を語る。

それにしても、体調が…。

そして今日、台風3号が西から東へ猛威を振るう中、自宅で静養…のつもりだったのだが、どうやら私は “見えざる手” によって静養させてもらえないらしい。

明日は諸事情あって寝込むワケにいかないので、体調が無事に回復してくれることを祈るのみである。


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