2017年5月のぼやき



5月1日(月)

大学によっては「今日から5月7日まで休校」「カレンダー通り講義を実施」というように…と、先月の「ぼやき」の最後に述べたが、今日は「今日から5月7日まで休校」のほうが該当する日。つまり、今週は国際関係学部への出講が無い。

しかし、今日はものすごく大事な “イベント” が控えていたのである!

とりあえず朝、長男を起こし、小学校へ送り出した後、プリンタのインクを買いに出掛けた。横浜駅の周辺はメーデーのデモ行進で大にぎわい。労働環境の改善を訴えるのはもっともだと思うのだが、どういうワケか「原発反対!」「辺野古移転反対!」などという、メーデー的ではないようなシュプレヒコールも上がり、行進を見ていた人たちも「???」な状態に…!?

午後になると雨が降るということだったので、午前中に横浜駅を出発し、帰途につく。家に近づくにつれ青空が鉛色に変化し、帰宅してすぐ激しい雷雨に!?

すると、ママ友さんから電話が…。車でお子さんを小学校まで迎えに行くので、ウチの長男も一緒にピックアップしてくれるという。が、妻が「今日は家庭訪問があるので、息子を放課後キッズクラブに預けることにしているんです」と返答…。

そう、今日は “家庭訪問” なのである!

我が家は今日の16時半(最終)となっていたが、担任の先生がなかなか現れない…。そうこうしているうち、長男が放課後キッズクラブから退室した旨のメールが届いてしまった。「もしかして、先生が来る前に長男が帰ってくるのでは…?」という事態になったが、担任の先生がその前に我が家に到着。いろいろあって、時間が押してしまったのだという。

本来は15分程度で済む家庭訪問が、いつの間にか1時間以上…。途中で帰宅した長男が担任の先生を見つけ、「何とあいさつすれば良いのか…」と悩んでいた。学校ですでに「さようなら!」とあいさつしているので、「こんにちは!」というのもおかしいし…。

明日は、「カレンダー通り講義を実施」の出講先。ゴールデンウィークゆえ交通機関や道路の混雑を考えて行動しなければ…。


5月2日(火)

世の中には “9連休” の真っ只中という人もいるのだが、今日の私は通常業務。出講先は、静岡英和学院大学である。

ゴールデンウィーク中の、それも少々長距離移動となるため、先週からずっと移動手段を考えていた。新幹線は混むだろう…ということで、静岡からの帰りについては早々に新幹線の予約を入れておいたのだが、問題は往きの移動方法…である。

新幹線の予約を入れても良かったのだが、静岡駅から英和までの路線バスが順調に動くかどうか…。ならば、新静岡か草薙から静岡鉄道で…ということも選択肢に入っていたのだが、“体調” の関係で諦めた。

“体調” といっても、病気を患っているワケではない。1月の右肋骨を骨折した話は「ぼやき」で何度か取り上げたが、それから4か月近く経った今も痛みが抜けていないのである。さらに一昨日、子どもたちを入浴させていた時、次男(8ヶ月)を抱きかかえて勢いよく立ち上がったところ、壁からニョキッと突き出している蛇口に左腰部を激しくぶつけてしまい、その痛みが…と、満身創痍状態に陥ってしまった。

なぜ壁から蛇口がニョキッと突き出しているのか…という理由については、語ると少々めんどうなことになるので割愛。

なのに、「起床してすぐなら、ちょっと無理できるかな?」と安易な発想にも陥った私は、4時半過ぎに起床し、5時半前に家を出た。我が家周辺の路線バスは6時前後からの運行なので、鴨居駅まで歩くことになる。バスなら5〜6分で着く駅までの道のりを、25分ほどかけて歩く。

横浜線と田園都市線を乗り継いで、あざみ野で下車。本当はその1つ手前の江田で下車する予定だったのだが、頭がボ〜ッとしていたらしく、気が付いたら江田を通過していた。時間と運賃を、少しずつではあるが無駄にしてしまったことになる。とりあえず、あざみ野から東名江田バス停までトボトボ歩く。そう、高速バスを利用して静岡英和学院大学に向かうことにしたのである!

昨年度の後学期火曜日、静岡英和学院大学からの帰途は毎週のように東名日本平バス停から高速バスに乗っていた…ということで、今朝はその逆に高速バスで東名日本平バス停に向かう手段を選んだのである。

ただ、以前は東名日本平バス停に停車する高速バスはけっこう走っていたのだが、ダイヤ改正(改悪?)のため上下線とも1日4本…それも、中途半端な時間帯にしか停車しないという惨況にある。とりあえず(?)東名江田を6:53に出発する高速バスを予約しておいたのだが、このバスが定刻通りに運行すると東名日本平には9:08に到着することになる。しかし、そこはゴールデンウィーク中の高速道路のこと、渋滞が発生して遅延するであろうと勝手な判断をしたため、あとでちょっと困ることに…。

東名高速は渋滞もなく、高速バスは “乗降客の対応” で8分遅れただけの運行となり、静岡英和学院大学には9時半前に到着してしまった。

私の担当講義は12:50から…ということで、3時間以上の空き時間…。幸い、履修登録者名簿が出来上がっていたので、先週までの出欠状況を名簿に転記したり “来週の” 講義用資料の編集をすることで、有意義な時間を過ごすことが出来た。

連休中ということもあるのか、3時限目「現代の国際社会」も5時限目「国際関係論」も、若干ではあるが出席率が低下。もっとも、両科目とも履修登録者が38名なので、2〜3人欠席しただけでも相当な割合低下となってしまうのだが…。

「現代の国際社会」は、今週も「国際社会とは?」の解説。4月中は講義の科目名と目的を理解するために「国際」「社会」の概念を語ってきたが、今日から具体的な解説に入る。「日常−非日常」「出境−入境」という現象から、毎年恒例の「パスポート」に関する機能・目的について説明し、その前後に「観光の変遷」「国際空港」などについて解説を挟む。”

「国際関係論」は、4月中に解説した「国際関係と民際関係」の特別編として「権力の範囲・環境」と題し、国際と民際の複合的問題を語る。その後、これまた毎年恒例となっているザ・フォーク・クルセダーズの『イムジン河』にまつわる国際問題を具体例として語り、DVDで曲の鑑賞をする。

これで、今月最初の講義にして今週最後の講義が終了した。

明日からは、私も5連休…。


5月14日(日) その1

ちょっと遅くなったが、ゴールデンウィーク中の出来事をダイジェストで。


5月14日(日) その2

国際比較文化学会大会会場(国際関係学部)昨日、国際文化表現学会第13回大会が日本大学国際関係学部で開催された。

この学会には数年前から会員登録しているのだが、実は大会に参加するのは今回が初めて。

なのに、いきなり研究報告の1つで司会を担当することに…!?


5月14日(日) その3

先週の平日の話を、とりあえずまとめてみた。

このところ、息子たちの “お世話” に多くの時間と労力を費やす日々が続き、なかなか「ぼやき」を更新できずにいるのが現状。

以前のように毎日更新…とはまではいかなくとも、2〜3日に1回は更新できるようにしたいところ。


5月19日(金)

前回の「ぼやき」更新時に「このところ、息子たちの “お世話” に多くの時間と労力を費やす日々が続き」と、「ぼやき」をなかなか更新できない “言い訳” を述べてしまったが、実際のところ最近の私は “かつてないほど” の余裕の無さ。

その点を御寛恕いただいて、今後もお付き合いいただければ…。

さて、14日(日)から今日までの出来事を、まとめて更新。

そして今日、例によって(?)午前中の講義がなくなってしまったので、長男を小学校に送り出した後も家の中…。講義の内容確認や新たな講義用資料作成に時間をかけ、「講義前に時間的な余裕が出来るのも悪くない!」と実感する。

ちょっと早めに通信教育部入りし、今日の4時限目と5時限目の「社会学」の講義内容をどうするか、シラバスとにらめっこしながら考える。そして、意を決して(?)講義内容を変更した。というのも、先週の講義後に出た質問のいくつかが妙に気になり、「学生たちの興味関心事には、できるだけ早く解説してあげたほうが良いのでは?」と判断したからである。

今日も「『違い』を理解する視点」の解説であるが、本来なら「行為と行動」について解説するハズだった。しかし、もっと後に解説する予定だった「社会的自我」や社会科学の特性などを先に解説することで、学生たちの質問に答えることにしたのである。

講義を終え、とりあえず講義内容変更は正解だったような気がした。そして、今日の講義に関しても質問が多数出た。有り難い限りである。

今週は月曜日辺りからノドの調子が思わしくなく、日を追うごとにノドの違和感も…。水曜日以降は声を出しにくくなり、いわゆる “声がれ” に近い状態になっていた。が、どういうワケかノドを潰さずに今日まで無事(?)に講義をこなすことが出来た。

この分なら、来週も問題なく出講できそうな気がする。


5月27日(土)

結局、今週も1週間分の「ぼやき」をまとめて更新することに…。

そして今日、午前中は松戸歯学部へ出講。先週木曜日の休講分を今日の1時限目で補講することになったのである。通常は講義のない土曜日でありながら、履修学生は全員出席! 講義は「社会的動物としての人間」の最終回であるが、前半は前回の内容をテキストと講義用資料で確認し、それから「生理的早産」について解説する。

午後は、我が母校・日本大学藤沢高等学校の同窓会に出席するため、会場となる生物資源科学部へ。

六会日大前は、かつて「六会」という駅名だったが…  駅もスッカリきれいな橋上駅に…  総会・懇親会会場  生物資源学部

同窓会は、毎年5月末か6月上旬に開催される。年に一度、卒業生が世代を超えて一堂に会するまたとない機会である。ただ、残念ながら私の同期はほとんど出席者がおらず、毎年たいてい私一人というのが現実である。同窓会出席者が一番多い世代は、60〜70代といったところ。そういう大先輩たちから昔の話を聞くのも、楽しみの1つである。

高校の最寄り駅や大学のキャンパスは大きく変わり(ついでに言えば、駅名も学部名も私が通学していた頃とは違っている)、同窓会のたびに道に迷いそうな状態に陥るものの、卒業生たちの「母校への想い」は変わっていないことを強く感じることができた。

「また来年、会おうな!」と先輩方から声をかけられ、来年の会合への想いを馳せつつ帰途についたのであった。


5月28日(日)

町内の火災今日は、長男の勉強を見たり、次男の “遊び” に付き合ったり…と、家で過ごしていたのだが、昼過ぎにけたたましい消防車のサイレン音が…!?

窓を開けて状況を確認していた妻が、黒い煙を発見! 町内で火災が発生していたのである! ただ、我が家から700〜800mほど離れた場所での火災のため、我が家に火の粉が降りかかるようなことはなかったが、それでも煙のニオイは漂ってきた…。

けが人など出ていなければ良いのだが…。

その後、テレビのニュースでも新聞社のウェブサイトでも、この火災のことは報じられていなかった。火災発生後、数機のヘリコプターが現場上空を何度も旋回していたのだが…。ということは、大した被害がなく、ニュースにするまでもなかったということだったのでは? だとすれば、それは “不幸中の幸い” だったということかと…。


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