2016年2月のぼやき



2月1日(月)

早いもので(?)、2016年も2か月目に突入である。

しかし、“全治1か月” の肋骨のほうは、痛みが鎮まる気配があまり感じられない…。そして、妻の代わりに家事全般を私が引き受けていることも相まって、先週の土曜日は小規模多機能型居宅介護事業所でのボランティアの音楽会への出演を見送った。

そして、「一人で動けるようになるまで、(音楽会は)休んでください!」と言われ、今日の夜にギターとアンプを我が家に引き取った。

ギターを引き取った理由は、もう1つある。そろそろ弦の張り替えをしようと思っていたところだったのである。パンチのある音を出そうと思ってミディアムゲージに替えたのが、もう2か月以上前のことになる。たしかにパンチのある音が出せるようになったのだが、リードギター担当の私には不向きであることを思い知らされた。それで今日、息子を幼稚園に送って行ったその足で楽器店に向かい、でエキストラ・ライトゲージという柔らかめの弦を1セット購入した。

お会計を済ませても、弦を袋に入れるでもなく、お店のシールを貼るでもなく、ただただ私がレシートをしまうのを眺めている店員さん…。しばらくして、「あのぉ…、この弦はクジが付いておりまして…」と弦に貼ってあるシールを指差した。どうやら、このシールをめくって “当たり” が出たら、同じ弦をもう1セットくれるのだという。何の期待もせずにシールをめくると、そこには “当たり” の文字が!?

実は、1セット432円の弦を2つ購入するか、それとも848円のものにするか…と悩み続け、その結果1セット848円の弦を購入したのだが、クジで当たりが出たので金額的には大して変わらないのにグレードの高いモノを手に入れたような状態になった。

時間的に幼稚園の降園時間まで余裕があったので、一旦帰宅し、昼食をとり、夕飯のメニューを考え、最低済みの答案用紙の変奏手続きを取り、幼稚園に向かった。

今日も、寒い一日だった。昼間になっても気温が上がらず、真冬的な陽気…。おまけに太陽が顔を出さなかったため、体感温度は実際の気温よりもグッと低めだったと思う。とにかく、「冬だから仕方がない」と思うことにしたのだが、あと3日で立春ということを考えると、「そろそろ暖かくなっても良いのでは…」とも思えてくる。

「暖冬予想」は、一体いずこへ?


2月2日(火)

4月から、息子は小学生…。入学予定の小学校で、入学説明会が実施された。

幼稚園でママさんたちに「説明会に子どもを連れて行くか否か」を聞いたところ、「連れて行く」と「延長保育に預ける」という考えが半々…。我が家から幼稚園まで徒歩で15分程度だが、小学校までは5分ちょっとで着いてしまう距離。おまけに、我が家の窓から小学校の校舎がシッカリ見えるのである。

だから、理想としては通常保育終了時に息子を迎えに行き、そのまま息子を伴って小学校へ行けば、入学説明会終了後の動きが楽になる。が、小学校へ行くのに “時間との勝負” という状態になる。逆に、息子を延長保育に預けてしまえば、昼過ぎまでのんびり過ごすことができる。が、説明会終了後に幼稚園へ向かわねばならず、夕飯の支度や風呂掃除が大変になる。一長一短である。

結局、息子は延長保育に預けることにし、私一人が小学校へ…。

小学校には、息子のお友だちの保護者も多数集まっていた。幼稚園を卒園後も小学校でたくさんの知り合いと一緒になるということは、とっても力強いことである。

説明会は14時半過ぎに開始され、全ての説明が終了した時には16時を回っていた。息子は、我ら夫婦にとって最初の子どもであるため、この手の説明会参加も今回が初めてである。そして、私が小学校で先生方のお話を聞くということも、小学校卒業以来である。私が小学校を卒業したのは、1979年のこと。計算すれば、37年ほど前のことになる。普段、学生たちの前で話をする私が、今日は先生方のお話を座って聞いている…。

説明会終了後、どうやって幼稚園に向かうかしばし考える。徒歩であれば、車の通れない竹藪道を通ることになる。それでも良かったのだが、バスの定期券を持っているのだから…と、バスが来るのを待つことにした。しかし、いくら待ってもバスが来ない…。あとで、歩いたほうが速かったことを知ることになる。

帰途に就いている時、息子が「今日もお弁当、美味しかった!」と言う。「何が一番美味しかったのかな?」と尋ねると、「全部!」とのこと。このところ、息子のお弁当は私が作っているのだが、妻のように手の込んだものは作れるハズもない。ましてや、ストーブでお弁当を温める関係上、アルミのお弁当箱しか使用できないため、大きさに限界がある。それでも、今日のお弁当には昨夜の夕飯時に焼いた(炒めた)牛肉、私が人参をかなり甘く煮込んだグラッセを入れ、スペースを埋めるために冷食は1品だけ入れただけ。そして、ご飯は息子からのリクエストで海苔弁仕様になっている。

独身時代は、自分用に少し凝ったお弁当を作っていたこともあった。その当時の腕を取り戻さなくては…。


2月3日(水)

節分の今日は、私にとって48歳最後の日でもある。

正月早々に肋骨を骨折し、妻がつわりでにっちもさっちもいかない状態の中、すでに締切を過ぎているのに終了していない業務がいくつか残ってしまっている。幼稚園に息子を送り届け、その足で整形外科に行こうかと思ったのだが、遅延している業務が気になり、帰宅した。

なのに、「お天気が良くなってきたので…」と、貯まった洗濯物と格闘してしまった私…。午前中は、ほとんど洗濯で費やしてしまった。

14時前、息子を幼稚園に迎えに行くため家を出る。園で息子を引き取ると、担任の先生やクラスメイトたちから、昼食時に起きたハプニングについて教えられた。息子が給食を食べていた時、うっかり箸の先端を噛んでしまい、先端の数センチを折ってしまったという。そして、「お父さんに怒られる〜!」と大泣きしたのだとか…。このところ、息子を “小学生” や “お兄ちゃん” としてやっていけるように “特訓” しているため、以前だったら「いいよ、いいよ!」と許してきたことを「ダメだ!」「ちゃんとしなさい!」というように厳しく注意し、必要に応じてキツく叱りつけているので、息子としても「お父さんが怖くなった」というような感覚に陥っているのかも知れない。

「一人っ子の時と “お兄ちゃん” になるのとでは、状況が全く違うんだよ!」ということを教えたいのだが…。

箸が折れたことで心も折れてしまった息子は、私に「怒らないで〜!」と何度も懇願して涙を流していた。折れてしまったのはどうしようもないことだから、新しい箸を探すなり家にある別のランチセットを使うなりして明日のお昼を乗りきろうということを、息子に理解してもらった。

今日は15時に両親と会う約束をしていたので、幼稚園から家に帰らず横浜駅へ向かうことにした。園からバスで鴨居に出て、横浜線に乗り継ぐつもりでいたのだが、職員室から園長先生が出て来られ、息子の名前を呼んでくださり、「これから、どこへ行くの?」と…。息子が横浜へ行く経路を説明すると、「じゃあ、鴨居駅の近くまで送って行ってあげるから、園長先生の車に乗りなさい!」と、まさかまさかの展開に…!?

園庭に停めてある園長先生の車に向かうと、そこには数名のママさんたちが談笑中…。我ら親子の姿に気づき、軽く挨拶…。ところが、我ら親子が園長先生の車に乗り込むのを見ると、頭の上にクエスチョンマークとエクスクラメーションマークの大量発生状態に…。

園長先生のおかげで、予定よりちょっと早い横浜線の快速に乗ることができたため、予定よりちょっと早く両親と合流することができた。

帰宅後、私と息子は豆まき。そして、恵方巻きを頬張る。しばらくして妻も起きてきて、「どのくらい食べられるかわからないけれど…」と言いつつ、恵方巻きにチャレンジ!

我が家に福が訪れますように…。


2月4日(木)

40代最後の誕生日…である。これで、かの織田信長の年齢も抜いたことになる。この情報、特に関係ないのだが…。

息子を幼稚園に送り届ける時、最寄りのバス停までたどり着いた瞬間に “忘れ物” に気が付いた。今日は、体操着を登園しなくてはならない日…。玄関に袋ごと置き忘れてきたことを思い出し、急いで家に戻るハメに…!?

幼稚園には9時までに行かなくてはならないのだが、バスに乗り込んだのが9時10分過ぎのこと。おそらく遅刻にはカウントされないだろうが、予定よりもかなり遅れて幼稚園入りすることになてしまった。

その後、肋骨の現状を診断してもらうべく整形外科に向かったが、医院の入口はシャッタが半開き状態…。そう、今日は休診日なのである! よって、受診は諦めなくてはならない状況に立たされた。そこで、予定を一部変更し、区役所へ行くことにした。母子手帳の申請である。

本来、母子手帳は妊婦自らが出向いて受け取るものだが、今の妻に対して「役所に行って、母子手帳をもらってきなさい!」と言うのは酷である。そこで、私が代理申請することにしたのだが、最近は身分照会が細かくなり、マイナンバーや身分証明書類をやたらと要求される。必要と思われる妻の身分証明各種を持参して、区役所の子ども家庭支援課へ出向き、母子手帳の代理申請であることを伝えた。すると、「そちらのブースでビデオを見ていただき、その後でこの書類に必要事項を記入してください」と言われる。

母子手帳を受け取るのに、まずはその手帳の使用方法などを理解するためのDVDを見なくてはならないのか…!? おまけに、このDVDがやたらとフリーズする…。とりあえず最後まで見終わった後、申請書類作成に取りかかった。妻の気持ちになって記入を始めたが、それ故に何となく「妻は、こんな不安を抱えているんだろうなぁ…」とか「仕事を休んでいることで、いろいろ気を遣うこともあるんだろうなぁ…」とか、書類作成に必要とは思われない感情が湧いて出て、なかなか作業が進まない…。

書類の作成を終えると、今度は子ども家庭支援課の職員さんから母子手帳に関する説明を直接受けることになる。私が妻の情報を詳細に(?)伝えたので、事務手続き関係の説明はスムーズに進んだ。そして、看護師さんからの健康相談も私が代理で受けることになり…。

息子が生まれた時のこと、息子の時と今回の体調の相違点などなど、色々なことを尋ねられ、さらに今後についてのアドバイスを受けた。話が進むにつれ、あたかも私が妊婦であるような話に変わってゆき、看護師さんも「おツライでしょうね?」「もう少ししたら安定期ですから、それまで頑張りましょう!」などと、私が妊婦であるかのように話しかけてくる…。職業病と言うべきか、とにかく前回の妻の妊娠時のこともかなりチェックしてきており、今回も妻に何度も体調のことを尋ねていたので、質問には迷うことなく答えられた。

一旦帰宅し、それから幼稚園に息子を迎えに行く。

帰宅後、息子におやつを与え、それから夕飯の支度に取りかかる。自分のバースデーパーティーの料理を、自分で料理する…という状況ではあったが、区役所からの帰りに「自分の食べたいものを作る!」と決めて買い物を済ませておいたので、好き勝手に調理を始めた。それと同時に、明日の私と息子のお弁当作り…。

食後には、バースデーケーキ! 昨日のうちに、横浜駅のケーキ屋さんで引き取っておいたのである。自分で自分のバースデーケーキを受け取り、自分で料理を作り…と、未だかつてない展開になっているが、たまにはこういうシチュエーションも良いのかも…と思えてくる。

40代最後の1年間、どんなことが待っているのだろう?


2月5日(金)

2015年度最後の出講…。日大看護の2時限目「社会学」を以て、今年度の講義は全て終了したことになる。

息子にはちょっと早起きをしてもらい、いつもより早めの朝食をとらせていたところ、下から突き上げるような大きな振動が…!? 神奈川県東部を震源とする地震だった。幸い、縦揺れだけだったので食器類が倒れることもなく、息子もパニックには陥らず。しかし、この地震で首都圏の鉄道ダイヤは乱れ、私の通勤にも影響が出た。

息子を早めに幼稚園へ送り届け、鴨居駅から横浜線に乗り込んだところまでは予定通りだった。が、東急東横線のダイヤが大きく乱れていたため、「各停でゆったり座って千川まで…」という通勤プランは変更され、7分遅れで菊名に入線してきた急行に乗らなくてはならない状態だった。その急行を以てしても、前を走っている列車との運行間隔を調整しなくてはならず、7分の遅れが10分、12分…と広がっていき、渋谷に到着した時には16分遅れという有様。余裕を持って移動していたため、千川から日大看護まで徒歩で十分間に合いはした。しかし、学校に到着してからはアタフタ状態…。

今日の講義は、最初の50分で終講試験を実施。残り時間で今まで語ってきた内容の “まとめ” をする。

講義後、講師室で持参したおにぎりを食したのだが…。このおにぎり、私の手製である。鮭フレークをご飯にまぶして握ったのだが、鮭の脂分がご飯の粘着力を減退させ、食べている途中から形が崩れ始めた。

実は、通常の金曜日は息子の幼稚園では給食日にあたるのだが、今日は半日保育のため、息子を延長保育に預けざるを得ない状態になった。それで、お弁当を持たせたのだが、その中身も私が握った鮭おにぎり…ということで、「お弁当、大丈夫だったかなぁ…」と、かなり不安になる。

息子には「延長保育でおやつを食べ終わった頃、お迎えに行くからね!」と約束していた。が、帰りに寄った整形外科で予想外に待たされたため、幼稚園にたどり着いたのは17時前だった。

ちなみに、肋骨の具合は未だ思わしくないのだが、医師曰く「たいてい、1か月で骨はくっつく」と素っ気なく…。痛み止めの薬が効きにくいことを告げると、「では、漢方にしましょう!」と…。お医者さんも忙しくて一人ひとりの患者さんにかかりっきりになれないのだろう。X線撮影をするでなし、私の肋骨がくっついているのか確認もできず。

息子を幼稚園で引き取った後、近所のドラッグストアで買い物をする。その最中、店内の処方箋受付窓口に寄る。買い物をしている間に薬の処方を受けられるのは、とっても楽である。薬剤師さんから「この漢方は、主に打撲などの痛みを和らげるのに効果があります」と説明された。この薬で、私は痛みから解放されるのだろうか?


2月7日(日)

まずは、昨日の話から…と言うより、今日の「ぼやき」は昨日の話がメインである。

昨日は土曜日…。通常なら幼稚園はお休みだが、3学期の恒例イベントである「作品展」が開催されたため、幼稚園へ…。息子の幼稚園生活最後の「作品展」に想いを馳せていた妻もつわりの苦しみには勝てず、私と息子の二人で参観することになった。

「作品展」は9時から11時までの開催で、園児はその間に登園して出席を取らなくてはならない。我ら親子が登園したのは、10時前…。時間的な余裕もあったので、年少さんから年中さん、そして年長さんと全てのクラスを回ることにした。その後、共同制作された作品が大々的に展示されているホールに移動する。

作品展を通して、息子の表現力が伸びていることに喜びを覚えつつ、他の学年の作品にもパワーを感じ、それら作品を見ている保護者たちの笑顔にもほっこりさせられた。

作品展  作品展  作品展

帰宅して昼食をとった後、タクシーを呼び、家族そろって病院へ向かう。妊婦健診である。血液検査やら何やらあったので、母子手帳(に附属されている補助券)が早速効力を発揮する。昨日は、額面12000円の補助券を使うことに…。

受診を終えた妻が、産婦人科の外来待合でグッタリしているのをドクターが発見! 点滴を勧められた。脱水症状を緩和すれば、つわりの苦しみが多少は和らぐとのこと。ある程度の緩和を意識したければ点滴500mlを2本…と言われ、急きょ点滴の処置に入る。

医師から「点滴1本で1時間半、2本だと3時間はかかりますが…」と説明されたが、妻の横にある点滴の管を見ていると、どうにもこうにも点滴薬の落ち方が速いよう思えた。それで、私が「結構、(点滴の落ち方が)速いんですね?」と助産師さんに尋ねたところ、「いえ、医師からの指示で、ある程度ゆっくり落としてます」とのことだった。しかし、妻の報告によると、1本目はあっと言う間に無くなったため、2本目のスピードをかなりゆっくりに変えたそうな。

妻の点滴が始まったのが、15時過ぎ。点滴が終わる予定時刻が18時過ぎ…ということになる。3時間も病院内で待っていられないため、息子と一緒にアチコチ買い物などしながら時間を費やすことにした。

まず、病院の眼の前にある家電量販店へ。そこでパソコン周辺機器を見ようと思ったのだが、息子は電子楽器の売り場に目が留まり、「お父さん、ピアノ弾いてていい?」と言ってピアノのイスに座ってしまい、「用事が済んだら、迎えに来てね!」とドライな態度に…。ピアノを弾くと言っても、ただ単に鍵盤を闇雲に叩いているだけなのだが、それが面白いらしい。

量販店で30分ほど時間を潰した後、今度はすぐ目の前のスーパーへ移動し、ちょっと遅めのおやつ。そして、息子の新しいシューズを選んだり、百均で雑貨を探したりしている間に、17時半前になっていた。病院の正面玄関は17時半で施錠されてしまうので(それ以降でも救急窓口から入れるのだが…)、病院に戻ることにした。

助産師さんから携帯電話の使用が許可されていたので、妻にメールを送ってみた、すると、2本目の点滴が半分以上も残っていて、18時に終わるとは思えない状態だという。それでもしばらく受付ホールで妻からの連絡を待つことにしたが、新たな連絡はなく…。朝からアチコチ歩き回っていた息子はさすがに疲れてしまい、自分のジャンパーを枕に、さら病院の受付ホールでひたすら待ち続ける息子に私のコートをフトン代わりにして、ホールのベンチで横になってしまった。

ただ、周りに誰もいなかったとはいえ、場所が場所だけに熟睡できるハズもなく、それでも「もう、眠くなくなった!」と言って30分ほどで活動再開した息子…。息子と二人、妻からの連絡をひたすら待った。すると、18時半前に「(点滴の残りが)やっと半分…」というメールが…!? 「こんなことなら、一旦帰宅しても良かったかも…」と思いつつ、とりあえず再び病院の外に出ることにした。

日はとっくに沈み、辺りは昼間とは違った夜の喧噪…。とりあえず夕飯を…と思ったが、息子は「ラーメンが食べたい!」と言う。が、病院そばのラーメン屋さんに行くと、「こういうのでもいいんだけれど…」と言い出した。どうやら、息子が食べたいのはヨドバシ横浜にあった熊本系の豚骨ラーメンらしい。が、その店の別支店は病院周辺にはなく、ましてやヨドバシ横浜店に至ってはレストラン街改装のために閉店している。ラーメン屋さんの前である程度の覚悟を決めようとしていた息子の目に、隣のお店の提灯が飛び込んできた。そこに書かれていた「おでん」の文字に、「じゃあ、コッチのお店にする!」という新たな決意(?)が芽生え、一件落着。

そのお店、夕方から営業の “居酒屋風の定食屋さん” である。夕方から…ということは、客層としては “呑み” が多いことも予想されたが、定食は各種800円という価格で、さらに「お食事だけの方も気楽に」という言葉が我ら親子を惹きつけた。実は、我が息子は数日前から「おでんが食べたい!」と言っていた。そこへこのお店…。タイミングが絶妙だったのである。数ある定食類には目もくれず、おでんのメニューが気になる息子…。おでんは1品120円という価格設定だが、5品で580円というセットになる。好きなネタを5つ選ぶことになるのだが、まだ漢字が読めない&ネタの知識が乏しい息子のため、1つ1つ読み上げては味の説明…。大根、こんにゃく、ウィンナー、玉子、さつまあげの5品を選んだところ、「メニューにはありませんが、餅巾着もあります!」という店員さんの声…。ここで、さつまあげが落選。餅巾着の繰り上げ当選となる。おでんにご飯セット…という息子のメニュー。

さて私は…と、定食類のどれもこれもが気になり決めかねていると、「日替わりの煮魚定食もあります!」と教えられ、迷いが吹っ切れる。

食後、息子が「今度は、お母さんも連れてきてあげたいねぇ…」と言う。私もだが、息子もかなりこのお店が気に入ったらしい。

19時半過ぎ、病院に戻る。点滴は…、まだ4分の1ほど残っているという。誰もいない、おまけに電気が消えている受付ホールにいるよりも、明らかに電気が点いていて明るい産婦人科の外来待合のほうが落ち着けると判断し、移動開始。産婦人科は、これから出産の妊婦さんや、出産を終えた褥婦さんが入院しているため、廊下の電気が点けられているのである。息子が産まれたのも々病院なので、そのへんのシステムは承知しているという自負がある。

外来待合と入院病棟は、ガラスのドアを隔てただけの位置関係。ある意味 “生々しい” 動きも目の前で繰り広げられる。妻が寝ているであろう部屋には誰もラウンドしている様子がない。息子が「誰かぁ〜、お母さんの部屋に来てあげてぇ〜!」と声を上げたが、その想いは届かず。30分くらい経っただろうか、20時をとっくに過ぎてから(ちなみに、この病院の面会終了は20時である)助産師さんが妻のいる部屋へ…。どうやら、妻が点滴を受けているという情報が引き継がれていなかったらしく、いわゆる “放置” の状態だったらしい。助産師さんに深々と頭を下げられ、かえってこちらが恐縮する。

点滴を受けたとは言え、劇的につわりの症状が改善されることもなく、帰りもタクシーに乗ることにした。が、運転手さんが「新人なものですから、道が良くわからなくて…」と言い出す有様。ナビゲーションシステムが搭載されているのに、それを使わずに私にナビするように言ってくる。ある程度の走行後、タクシー会社のある場所がどこか尋ねたら、新横浜の近くであるという。その場所を基準に我が家の位置を説明しようと試みたが、「すみません…、良くわからないものですから…」の一言でin vain。やむを得ず、最後の最後まで私がナビをし続けることに…。

帰宅後、妻が「新人さんだし、生暖かい目で見てあげればいいんじゃない?」と…。誰だって、最初は新人。再びあの運転手さんのタクシーに乗ることがあったら、どのくらい “成長” したのか見てみたいものである。

さて、今日は特に予定もなく…、いや、何かしら用事はあるのだが、家のことを片付けてからでないと身動きが取れなくなってしまうため、午前中は洗濯三昧。午後は近所のドラッグストアで買い物…という程度のことしかできず。そして夜は夕飯作り…。本当は運転免許証の更新にも行かなくてはならなかったり、終講試験の採点が残っていたりするのだが、最近は作業の優先度に変動が…。


2月8日(月)

土曜日に幼稚園の「作品展」が開催されたため、その代休で今日は息子は登園せず。念のため預かり保育の予約を入れていたのだが、それもキャンセル。

私は…といえば、午前中は “昨日残してしまった洗濯物” との格闘。午後は、息子を連れてお買い物。明後日、幼稚園では年長さんが “お別れ遠足” に行くので、まずはおやつを探し、それから諸々の買い物をしたのだが、その最中に右の胸部に違和感が強まり、激痛が…!? 肋骨の骨折が、まだまだ思うに任せぬ状態なのである。

先日、通院した際に医師から「たいてい、1か月で骨はくっつく」と素っ気なく言われたが、心の中で「そんなこと言われても…」とつぶやいたものだった。そして今日、買い物の最中でうずくまるほどの痛みを覚え、帰宅しても痛みがなかなか鎮まらない有様。

骨折してからというもの、家事も息子の世話も一手に引き受けているため、骨に良からぬ作用が働いてしまったのかも…?


2月9日(火)

息子を幼稚園に送り届けた後、区役所へ出向き、2〜3件の用事を済ませた。

区役所を出て時計を見ると、11時前…。昼食をとるには中途半端な時間で、息子のお迎えに行くにも時間が余りすぎ…ということで、一旦帰宅することにした。バス停へ向かう道すがら、何件ものラーメン屋さんが目に入ってきた。こうなると、どうしてもお昼にラーメンが食べたくなってくる…。ただ、ラーメン屋さん選びを間違えて “好みと違うもの” を食すのもどうか…と思い直し、とりあえず素直に(?)バスに乗り込んだ。

ところが、車窓からもことごとくラーメン屋さんが目につき、頭はラーメンに占拠されているような状態が続いてしまう状況に…。この状況を打破したのが、アチコチ点在するコンビニの存在だった。最近、コンビニのお弁当のレベルも上がってきているが、お総菜やパスタ、そしてソバにうどん、ラーメンなどもそこそこのレベルになっているように思う。そこで、バスを降りたらコンビニに寄ることに決めた。

某コンビニに入り、お総菜コーナーに向かい途中、冷食コーナーに目が留まる。何と、200円足らずで本格的な味が堪能できるらしい商品を発見した! 「200円なら、“失敗” しても痛手を追うことはなかろう」と判断し、1つ購入してみた。どうやら、電子レンジで調理可能らしい。

帰宅して、すぐに電子レンジを稼働する。麺と具材はレンジで、スープはヤカンのお湯で…という2つの作業を組み合わせて出来上がったラーメンは、“それなりに” 本格的だった。これなら、買い置きしておいても良いかも知れない…。

食後、浴室に向かう。昨夜、寝る前に風呂釜に洗剤をつけ込んでおいたので、湯垢やら湯ドロなどを排出してやらなくてはならない。ちょっと掃除をサボったら、出るは出るは…!? 長い排出作業を中断し、幼稚園へ向かう。

息子を引き取った後、息子を美容室へ連れて行く。明日、幼稚園の “お別れ遠足” があるのだが、当然その最中に集合写真の撮影が入る。できるだけサッパリした表情で…と、散髪に出掛けた次第。髪型の希望を美容師さんに伝えたところ、すかさず「(髪の)量も減らしたほうがいいですか?」と尋ねられた。「そうですね、梳いちゃってください!」と、私…。

帰宅して、制服をドライ洗いして、幼稚園生活最後の遠足の準備はバッチリ!

あとは、寝坊しないで息子を幼稚園に送り届けるのみ!


2月11日(祝)

昨日、息子は年長さんの “お別れ遠足” でサンリオピューロランドへ! これが幼稚園生活最後の “ビッグイベント” となるので、ここ数日は息子が体調を崩さないように気をつけたつもり。

通常、徒歩通園児は8時半から9時の間に教室に入ることになっているが、昨日は遠足の出発時間の関係で全園児8:10集合! 一昨日の夜は息子にも多少の早寝をさせ、いつもより早起きさせた。園バス通園児の中には、バスのダイヤの関係で家を9時頃に出ても悠々間に合う…という子もいる。こういう子の場合、いつもより2時間近く早く起きなくてはならなかったりして、園児も大変だが保護者も大変である。

ただし、いわゆる遠足とは違うらしく、「お弁当は持たせないでください」との注意があった。ピューロランド内のレストランで、テーブルマナーを学ぶ企画もあるという。小学校に上がったら、毎日が給食である。そのため、事前の ”訓練” も兼ねているとのことだった。

さて、当日は…。7時半過ぎ、息子と一緒に家を出て、最寄りバス停へ。やって来たバスに乗ると、中に息子の友達の姿が…。園に着いたのが7:50で、そこそこ園児たちは集まっていた。観光バス2台も、スタンバイOK! ほぼ全ての園児が、遅刻もせずに集まった。

幼稚園からの出発前、園長先生のお話がある。園長先生が「今日は、キティちゃんに会いますから…」「キティちゃんが待ってます」などと口にするたび、保護者から「クスクス…」という軽い笑い声が起きる。ちなみに、園長先生は古希を過ぎた男性である。

園児たちの中には、いつもより早起きしたために眠そうな顔をしている子もチラホラ…。

それにしても、お別れ遠足がピューロランドとは…!? 幼稚園は女性の先生が多いので、先生方の意向で決まったのかも…と思いつつ、その他の要因も多分にからんでいるのだろうと思えてくる。東京ディズニーリゾートへ行くには、費用と時間がかかりすぎる。その点、キティちゃんを知らない子は “おそらく” いないだろうし、ピューロランドへは一般道を通っても1時間半程度で幼稚園から到達する。ただ、男の子は喜ぶのかなぁ…などと心配してしまう。

とりあえず、園児たちを乗せたバスは8時半前に幼稚園を出発。手を振りながらバスを見送った後、私はそのまま二俣川へ向かった。二俣川には私の実家もあるが、神奈川県民(の多く)が「二俣川」と言った場合、それは「運転試験場」を意味する。そう、自動車運転免許証の更新に行ったのである。

早いもので、前回の更新から5年が過ぎようとしている。その間、一度も運転試験場を訪ねていないので、道を間違えないよう往きは二俣川駅から路線バスを利用することにした。乗車時間、5分程度。おまけに、平日の午前中ということもあって、それなりに行列は出来ているものの、更新用書類の受け取りや証紙購入、適性検査への流れは10分程度で済んでしまった。

気を良くしていた私だったが、そんな気分から奈落の底にたたき落とされる瞬間が…!? 写真撮影のブースに進み、「背もたれに背中をピッタリ付けて座ってください!」と指示されて着席したが、顔の角度を決めようとしている最中に「ハイ、(撮影が)終わりました!」の声が…!? 30分の講習が修了した後、出来上がった免許証を受け取る。写真が悲惨な状態なのは覚悟していたが、「これを5年間も保有しなくてはならないのか…」という事実が私に重くのしかかる。

8時半過ぎに幼稚園を出て、運転試験場に到着したのが9時半過ぎ。諸手続や受講を経て新しい(悲惨な)免許証を手にしたのが11時前…。ビバ平日!

遠足に出た園児たちが幼稚園に戻って来るのが15:50の予定だったので、時間的には5時間近くの余裕が生まれた。帰宅せずにアチコチ移動してみようかと思い、運転試験場から二俣川駅まで歩いている途中、一昨夜の夕飯後に炊飯器のスイッチを切った記憶がないという事実が判明!? 要するに、炊飯器はスイッチが入れっぱなしで、さらにご飯も保温されっぱなし…ということである。3合ほど炊いたのだが、一昨日の夕食、妻は白米に全く手をつけず、息子はスーパーで見つけたおにぎりを食したため、私だけが炊きたてのご飯を食したことになる。一人で3合を食べきれるワケもなく、残ったご飯は冷凍保存するつもりでいた。が、炊飯器のスイッチを切った記憶もなければ、冷凍保存した記憶もない。

予定を変更し、急いで帰途に就いた。帰宅は12時半…。一昨日の炊飯時から19時間ほど経っていたので変色やらニオイやらが懸念されたが、特に目立った “変化” もなく、レトルトのカレーをご飯にかけることで “問題解決” を図ることにした。

妻は、つわりの状態がまだまだ改善せず、すっとフトンの中…。静かにしておいてあげようと思ったが、昼寝して息子のお迎えに遅刻しても面白くないので、手元に残っていた答案用紙に向かい、採点作業を始めることにした。息子の邪魔も入らず、ひたすら学生たちの答案と向き合えたので、再び幼稚園に向かう時間までに100通以上の答案を全て採点し終えることができた。

15時半前、再び幼稚園に向けて出発する。道路状況が良ければ帰園は早まるかもしれないと思い、早めに幼稚園に着いたのだが、保護者もチラホラで、観光バスの姿も見えず。予定の15:50を過ぎても、園児たちを乗せたバスの戻って来る気配がない。そのうち、日が翳ってきて、体感温度がグッと下がってきた。やがて、観光バス2台が園に到着。ピューロランドで体力のほとんどを使い切ってしまってバスで熟睡していた園児もいたようだが、降車してくる園児たちには笑顔がこぼれ、我が息子もニッコニコでバスから降りてきた。

女の子も男の子も、そして先生方も楽しく過ごせた一日だったようで、本当に良かった。

今日は、貯まった洗濯物と格闘しつつ、新年度に向けて提出しなくてはならない書類の作成に追われた。そして、息子の卒園までに作成しなくてはならない提出物も…!?

いつになったら、私に安息は訪れるのだろう…?


2月12日(金)

息子を幼稚園に送り届けた後、職員室に出向いた。別に、息子が園で悪事を働いたワケでもなく、保育費を延滞したワケでもなく…。

息子の通う幼稚園では、イベントごとに写真屋さんが出動するのだが(これは、どの園でも同じだと思うが…)、その写真の注文方法は「2525shot」というサイトにアクセスしてネット注文することになっている。いつもなら閲覧期間内にクレジット決済までしてしまうのだが、このところ答案用紙の採点やらシラバス入稿やら “締切” に追われ続け、息子の写った写真を選びきれないまま閲覧終了!?

その事実に気が付いたのは、閲覧終了から24時間が経過した昨日のこと…。

「これで、息子の想い出(の一部)を共有できなくなるのか…」と意気消沈しかけていたところ、幼稚園から配られた説明書きに「園での受付締切 2月15日」とあり、さらに「職員室でも(写真の)見本は見られます」とある。現金決済のみとなるが、写真の購入の最後の手段が残っていたことになる。

職員室で事情を説明し、見本を見せていただく。見本は「見本」なので写真の現物ではなく、A3版の上質紙に大きめなインデックスプリントされたものが学年別に3冊用意されていた。そこから、ネットで一度閲覧した時の記憶をたぐり寄せながら “息子の写っている写真” を探したが…。老眼が入ってきている私には、なかなか厳しい状況…。

見本に悪戦苦闘していると、職員室の外から「写真の見本、見せていただきたいんですが…」という声が…。別のママさんが現れ、「ネットでは見たんですけれど…」と私に同意を求めてきた。そのママさんは、自分の子どもが写っている写真のナンバーは控えていたらしいが、「最後の確認ができなくなってしまったので…」ということだったので、あっと言う間に見本を見終えて退室。その後、別のママさんが「写真の見本を…」と職員室を訪ねてきた。我が家の近所に住んでいるママさんで、買い物中にも良く遭遇する方だった。「ネット注文の期日、間違えちゃって…」と…。

14時前、幼稚園に息子を迎えに行った時も、何人かのママさんが「ネットでの注文期日、間違えちゃって…」と、職員室へ駆け込んでいった。

みんな、同じである。

夕方、息子の様子がおかしいので体温を計ったところ、微熱の域を超えた状態に…!? 本人曰く「ストーブが体に当たっていたから」とのこと。しかし、ストーブを消してしばらくしても体温は下がらず。逆に、状況は徐々に悪いほうへ…。すぐフトンに入るよう指示するも、息子は自分の発熱が悲しいのか、涙と鼻水を流して何やら訴えてくる。しかし、ここで処置を誤ると後が大変になるため、息子の意向は受け容れず、すぐに就寝させることにした。

ただ、食欲はあるらしいので、夜中に空腹を訴えても良いように…と、鍋でお粥を作っておく。

明日の朝、熱が下がっていなければ、容赦なく病院へ連行する予定。

息子の幼稚園では、今週に入ってからインフルエンザが大流行し、あるクラスなどは半分以上の園児が感染してしまった。不確かな情報ながら、感染児の大半が “横浜市内の某商業施設” を訪ねたという共通条件があるという。その商業施設、我ら親子も火曜日に訪ねているのである!

妻は、相変わらずつわりに苦しみ、息子は発熱…。私は寝込むワケにはいかないのである! 気合いでウィルスをはね除けてやる!


2月13日(土)

我が息子、今朝も微熱のような状態が続いていたので、近所のクリニックを受診した。結果、インフルエンザB型と診断された。

妊娠中の妻との濃厚接触を避けるべく、息子を寝室から居間へ移動し、妻を寝室に隔離後、私が息子の面倒を見ることにした。

ということで、我が家は…というか、私がてんやわんや状態にあるため、2〜3日は「ぼやき」の更新をお休みすることになりそうである。


2月15日(月)

先週金曜日の夜に発熱した息子、土曜日に「インフルエンザB型」に感染していることが判明した…というところまでは一昨日の「ぼやき」で記述済み。

土曜日、発熱したことが息子にとってこの上なくショックな出来事だったようで、心がポキポキ折れてしまったらしい。玄関を出た瞬間から、「お父さん、歩けない…。おんぶして!」とせがんできた。肋骨の骨折が芳しくない状態で息子をおんぶすることは、すなわち骨折の治癒を遠ざけることを意味する。しかし、この際は私より息子のことが優先度として高くなり、意を決して息子をおんぶした。

クリニックでの診察を終え、ドラッグストア内の処方箋窓口に処方箋を提出していると、息子のクラスメイトの母子とバッタリ遭遇! すかさず、息子と母子を引き離そうとアタフタしている私に、「何かあったんですか?」と…。息子がインフルエンザB型に感染したことを伝えると、「マイコプラズマ肺炎の次は、インフルエンザですか…」と、取りようによってはグサッとくるような一言を…。おそらく、他意はないのだろう。むしろ、心配して言ってくれたのだろう。そう思うことにした。

帰宅後、しばらくは妻のいる寝室に ”間隔をあけて” 息子を寝かしておいたのだが、夕方にクリニックの医師から電話が入り、「妊婦と息子さんを近づけないように!」と強く言いつけられた。それで、急いで居間の片付けに取りかかる。妻がつわりで寝込んでからというもの、息子は私の言いつけも聞かずにおもちゃ類を散らかしっぱなし。「片付けなさい!」と言っても聞く耳を持たず。そのため、部屋は悲惨な状態になっていた。

とりあえず、息子のフトンが敷ける程度に片付け、掃除機をかけ、妻と息子を別々の部屋に隔離する。私は、息子の面倒を見ながら在宅作業をしているような状態…。要するに、インフル患者との濃厚接触をしているのだが、その割には熱も咳も出ず。

昨日の朝、私の両腕に筋肉痛が出て妻が青ざめた。インフルエンザに感染すると、筋肉痛になることがある。しかし、これは息子を通院させる際におんぶしたのが原因だと判明。先日49歳になったというのに「筋肉痛が翌日に出るなんて、まだまだ若いんだなぁ!」と喜びつつも、息子をおんぶしただけで筋肉痛になる自分が情けなくなり、さらに父親を筋肉痛にさせるまでに大きくなった息子の存在が嬉しくもあり…。

昨日の横浜はポカポカ陽気で、コートもジャンパーも不要なくらいだった。妻と息子が昼寝している最中、調子に乗って(?)2軒のドラッグストアをハシゴして両手いっぱいの買い物をし、筋肉痛を悪化させてしまった私…。

一転して、今日は寒さの厳しい一日…。コート無しには外出できないほどだったが、いろいろと調達しておかなくてはならないものがあったので、ドラッグストアやコンビニに出掛けることに…。

インフルエンザに小児が感染すると、異常行動をとることがあるらしい。例えば、

●急に走り出す   ●ウロウロする   ●うわごとを言う   ●幻覚が見える   ●理由なく怒ったり泣きわめく

といった症状が報告されているという。だとすると、息子はいつもインフルエンザに感染しているということになるのだろうか? 最初の3つは、息子の日常に合致するような…!?

医師からタミフルを処方されたが、タミフル服用はさらにこの異常行動に作用することがあるらしい。「服用後少なくとも2日間は、お子様が一人にならないようご配慮ください」という注意書きをもらったのだが、我が家の構造上、どうしても息子を一人にしなくてはならないことになる。私が起きている間は息子の寝ている居間のそばにいてあげられるのだが、居間には私が寝るスペースがないので、寝室に移動しなくてはならない。となると、夜中は息子が一人っきりに…。

そこで、我が家の電話に私の携帯電話番号を短縮登録し、息子の操作方法を説明した。「夜中、お父さんに用があるときは、このボタンを押して電話しなさい」と…。

一昨日の晩(日付的には昨日になるのだが)、夜中に2度ほど呼び出された。最初は電話で呼ばれ、急いで居間に向かったが、息子は号泣…。次は、電話をせず本人が居間の前まで来て「お父さ〜んっ!」と号泣…。

昨夜(日付的には今日)、未明になって息子からの電話がかかってきたのだが、部屋が暗くて携帯電話の所在がわからなくなり、そうこうしているうちに留守番電話サービスに転送されてしまった。すると、居間から大号泣と共に「お父さ〜んっ、何で電話に出てくれないの〜っ!?」という声が…!? 急いで居間に向かうと、顔中ビショビショに濡らしている息子が駆け寄り、私に強く抱きついてきた。

4月から小学生になるとは言え、まだまだ幼稚園児。ましてや、インフルエンザで気持ち的に弱くなっている時に独り寝…。病気と心細さが相まって、精神的に安定さを欠いているのは確かである。何とかしてあげたいと思い、深夜遅くまで居間のそばで起きているのだが、そういう時はたいてい熟睡していて私は用無し。私がフトンに入って1時間過ぎに電話が鳴り、息子の相手をして再びフトンに戻って1時間過ぎにまた呼び出され…という繰り返し。寝不足になるは、体の疲れは抜けないは、生活のリズムはズレるは…と、かつてないほどの体験をする。

赤ちゃんが夜泣きをして、母親がそのたびに起きて相手をする…という状況を思い出す。「世の中の子育て中のママさんたち、本当にご苦労様です!」と改めて敬意を表する私である。

妻がつわりで寝込んでから、我が家の食卓を私が整える日々が続いている。そこへ来て、今度は息子がインフルエンザ…。私の頭の8割は献立選びに費やされ、生活時間の半分は食事作りに費やされ…。ハウスハズバンド的な生活をしているが、桜の咲く頃までには妻が “復活” すると思われるので、それまでは私がハウスキープしなくては…と思う次第である。


2月16日(火)

昨夜、息子の体温が37.3℃にまで下がった。これは左脇で計った際の数値で、右脇だと36.7℃になる。いつものことなのだが、息子の体温は右と左でかなり違う。先日も、右では36.7℃だったのに、左で37.9℃という有様。こういう場合、我が家では「数値の高い方を採用」することにしている。

今日も未明に息子が泣き叫ぎ、私を呼んでいた。トイレに行きたいワケでもなく、何事かと思いきや、「これ、取って! いらないよぉ〜!」と言う。夜中に息子が蛍光灯を一人で点けられるように…と、紐スイッチにビニール紐をくくりつけ、その先端にキティちゃんの人形を結びつけておいたのだが、そのキティちゃん人形を取れと言う。「こんなこと、未明に泣きながら頼む事じゃないだろうに…」と思いつつも、精神的に不安定になっている情況を理解し、人形を外した。

朝、私が息子の寝ている居間へ行くと、まだまだ睡眠真っ只中。寝顔が落ち着いていたので、一安心。しばらくして目を覚ました息子が、またしても蛍光灯の紐スイッチについて何やら言ってきた。今度は、ビニール紐そのものを取り外せというのである。息子として何か思うところがあるのだろう。言う事を聞くことにした。

昼食後、息子の検温。すると、36.7℃にまで体温が下がっていた! 平熱である。この調子でいけば…と、期待が高まる。

今現在、我が家で外出できるのは私だけ…ということで、昼過ぎに近所のコンビニまで買い物に行く。コンビニに入ろうとした時、息子の通う幼稚園のバスと遭遇する。バスに手を振ると、運転している職員さんと引率の先生に挨拶される。しかし…、バス車内は閑散としていて、欠席者が多いことが見て取れる。

妻や息子が食べられそうなものをコンビニで見つくろい、寄り道せずに帰途に就く。一昨日の暖かさを忘れさせるかのように、昨日今日と寒さが厳しい。それでも、今日は雨が降らないだけマシである。

最近 “おでん” にハマっている息子のため、コンビニでおでんを買ってみた。といって、レジの横にあるおでんではなく、そのおでんを袋詰めにしてある商品である。それを3人分買い込み、家の大鍋に移し替えて温めた。息子に「どれが食べたい?」と尋ねると、焼ちくわ、玉子、大根、こんにゃくをオーダー(?)される。そして、焼ちくわを一口頬張ると、「世の中に、こんな美味しいものがあったんですか〜!?」と言わんばかりの感激ぶり。次は、私が作ったおでんを食べたいらしい。

食後、息子を検温すると、37.1℃になっていた。食後すぐなので、体温がちょっと上がってしまったのかも…ということにした。そして、就寝前にもう一度検温したところ、やはり37.0℃という結果に!? この体温を「集団保育可能」な状態と判断されるか否か、明日の通院で全てが判明する…。

本人は、元気アピールを続けている。「早く幼稚園に戻りたい!」と言う。今週中に幼稚園に戻れたら御の字だが、それが明後日になるのか、明明後日になるのか、1日違うだけで “かなり” 事情が変わってくるのが卒園前の年長さん…である。


2月17日(水)

昨夜、「さぁ、寝ようかな…」と思ったところ、息子がムクッと起き、泣きながら何かを訴えてきた。仕方がないので、再び息子が寝つくまではそばにいることにした。

家の中に静寂が戻ったので、私もフトンに潜り込んだのだが…。どうしても「また、息子に呼び戻されるのだろうから…」という気持ちが強くなり、私が寝付けない。案の定、泣き叫ぶ声が聞こえてきたので、再び息子のもとへ…。

それから再び寝室に戻り、「今度はもう、息子に呼び戻されることはないだろう」という空気を感じ取り、睡眠状態に入った。しかし、連日連夜、息子から睡眠中に “中途半端に” 呼び出され続けたため、私の体のリズムが乱れかけている。眠ってはすぐ目が覚め、再び眠ってもしばらくして目が覚める…の繰り返し。おまけに、右の肋骨は未だ痛みがとれない有様。

朝、息子のもとに行くと、そこには電話を握りしめて泣いている息子の姿が…!? そして、「お父さんに電話しようとしたんだけど…」と、涙を流しながら私に駆け寄ってきた。私に抱きついてワンワン泣いたかと思ったら、なぜかスッと私のもとを離れ、ティッシュペーパーを持って再び私のもとへ…。涙で私の服を濡らしてしまったので、それを吹きながら再び泣く息子…。

検温すると、36.7℃に戻っていた。「この分なら、明日には幼稚園に戻れるかも…」と思っていたのだが、昼食後に再び検温すると、今度は36.9℃…。

クリニックへ出向き、状況を説明すると、「明日もう1日だけお休みして、明後日から幼稚園へ…」とのことだった。幼稚園に戻るには治癒証明書が必要になるため、クリニックへは明日も行かなくてはならない。仮に、明日からの登園許可が下りたとしても、明日は年長さんが近所の小学校を訪問するイベントがあるので、そこでまた良からぬ菌をもらってしまう可能性も…。

夕方、登園許可がまだ下りていないことを幼稚園に電話で伝える。電話のそばで、息子は “元気モード” をアピールしていたが、こればかりは医師の許可なしにはどうにもならず。

夕飯は、暖かくて野菜類がいっぱい採れるものを…と考えた。が、これと言って良いものが思いつかず。昨日の夕食は、コンビニ仕様のおでんを食したが、今日も「お父さんが作ったおでんが食べたい!」と息子が言い出したので、2日連続でおでんを食することになった。

息子の体調を考え、大根にニンジン、こんにゃく、かまぼこ、焼ちくわ、サービスでウィンナーも入れてみた。大根は「一度冷凍してから煮ると、短時間で味がしみて美味しい」という情報を得ていたので、下味をつけて冷凍庫へ。ところが、大根の冷凍が完成する前に息子が「お腹が空いた!」を連発!? 不本意ながら、大根をおでんの鍋に投入することに…。

出来たおでんを皿に盛り付けたところ、「巾着はないの?」と…。「巾着がないのは、おでんじゃない!」と言わんばかりに駄々をこね始めた。幸い、ウドンにのせるために買っておいたお揚げが稲荷寿司にも対応していることがわかり、そこへ冷蔵庫に残っていたウドンを少しずつ入れてみた。が、口を閉じる干瓢がないので、爪楊枝でとめて煮込むことに…。

私が苦心して煮込んだ大根よりも、即席に作ったウドン巾着ばかりを頬張る息子…。

そんな息子のために、今夜も遅くまでそばにいてあげなければ…。仕事をしながらなので、ずっと息子の様子を見ていられるワケではないが、それでも息子は “私の気配” があれば安心して眠れるらしい。


2月18日(木)

朝、起きてすぐに息子の検温をする。体温計が36.3℃を表示する。平熱も平熱、見事なまでに解熱されていた。

午前中、息子と一緒に近所のクリニックへ。今日は、家からクリニックまでキチンと歩いて行くことができた息子であるが、やはりちょっと体力が落ちているような感じも…。診察の結果、治癒証明を出してもらえることになった。明日からの登園は許可されたが、寝室はあと2日程度の隔離が必要だということだった。

クリニックを出ると、どこからか息子を呼びかける声…。振り向くと、息子の同級生のママさんだった。「お熱ですか?」と尋ねられ、「インフルだったんです」と答える私…。ママさんからの情報によると、息子が休んでいる間に年長さんでもインフルエンザが流行り、あるクラスでは10名以上がお休みしているらしい。「いっそのこと、学級閉鎖なり幼稚園封鎖してしまえば、感染者が少なくなるのに…」と、ママさんは言う。その通りかも知れない。

夕方、幼稚園に電話し、治癒証明書が出たことを伝える。そして、明日から登園再開する。

明日は金曜日…ということは、今週は1日だけ登園して終了するということである。それでも、上履きやら体操着やらスモックやら、全て準備して登園しなくてはならない。何となく「おいおい!?」という感じがするが、それはそれで仕方がない。

とにかく、今週中に息子を園に戻せて良かったと、そう思うことにした。


2月19日(金)

今日から、息子は幼稚園に復帰!

昨夜、20時前に「もう、眠い!」と言ってきた息子…。急いで入浴させたところ「ちょっと眠くなくなった!」などと言い出したのだが、とにかくフトンに入るよう言いつけた。すると、程なくして息子の声が聞こえなくなり、代わりに寝息が聞こえてきた。

いつもより早く就寝したのだが、他の園児に比べたら “夜更かし” の部類に入るかも…!?

いつもよりシッカリ寝たハズなのに、今朝の息子はグズグズで、「立てない!」「動けない!」「寒い!」と駄々をこねる始末。ここで ”落雷” を喰らい、朝食を取り始めた。着替え時にもグズグズ…。

登園時刻ギリギリ(?)に幼稚園に着くと、園児たちが出迎えてくれた。園児のママさんたちも「もう、大丈夫?」などと声をかけてくれた。

帰宅して、パソコンに向かう。ここ数日、来月予定されている学会報告用のパワーポイント作成のため、いつもよりもパソコンと対峙する時間が長くなっている。その上、3度の食事を調え、息子の面倒を見て、時には妻の様子も見に行き…という具合で、結局は朝から深夜まで断続的な作業となっている。特に今回はグラフ作成が多いので、作業に集中できないと系列設定がズレたりしてツライものがある。が、「今が踏ん張り時だ!」と自分に言い聞かせ、奮い立たせているような情況である。

昼食後に郵便局で納税し、その足で幼稚園へ…。ママさんたちと、インフルエンザの話題で盛り上がる(?)ことに…。教室内には息子の姿も見えるが、どうも様子が…。いつも落ち着きがないのだが、今日はそれに輪をかけて動きが乱れている。先生に注意されること数回、それでも態度を改めなかったり、気が散ったり…と、タミフルの副作用が今頃出ているような感じだった。

息子を引き取る時、担任の先生から「今日は感情の起伏が激しくて…」と指摘される。私が迎えに行った時は、ちょうどご機嫌斜め状態だったらしい。しかし、幼稚園そばのドラッグストアに向かう道すがら、気分が晴れてきたのか饒舌になり、さらに歌まで歌い始めた。ドラッグストア内で同じクラスの女の子を見つけた時など、我が家の夕飯について語り始め…。

帰宅してからは、気分はまずまず。「テレビ見ていい?」と尋ねてきた息子に、「騒がないならいいよ!」と許可を出す。久々のテレビ鑑賞である。息子が病に伏せていた間に録りだめておいた番組を一覧にしてみせると、どういうワケか『ドラえもん』ばかり選択する。そう、最近になって息子は『ドラえもん』にハマっているのである! 来月は、ドラえもんの映画最新作公開を控えている。その映画を、息子はどうしても見に行きたいのだという。卒園祝い代わり…というワケではないが、映画館に連れて行く約束をした。

幼稚園の給食を残してしまったせいか、17時半過ぎに「お腹が空いた!」と訴えてきた息子…。息子のリクエストは、味噌ラーメン! トッピングは、(これまた息子のリクエストで)ゆで卵2個にコーン、スライスハムである。「こんなに食べられるのかなぁ…」と思いきや、スープ一滴さえ残さず完食してしまった。

息子はお風呂でも絶好調だったので、この分なら週末に再び体調を整えればもう大丈夫かも…と思う。

ただ、もっと心配なのが妻の具合…。


2月22日(月)

土曜日は、息子の相手をしながら学会報告用のパワーポイント作成をし、昨日そのパワーポイント(試作品?)を持って研究会に参加した。プレゼンするのはグラフがほとんどなのだが、グラフの種類や系列設定などを間違えると、伝わるものも伝わらず…ということになるので、研究会のメンバーから色々な案を出していただき、再編集することにした。

私が研究会に参加している間、つわりと闘っている妻はフトンの中で、家と妻のことを息子に託していた。ただ、口は達者になったものの息子はまだまだ幼稚園児…。おやつの準備をして、緊急時に簡単な連絡方法を取れるよう設定し、家を出ることにした。

私の不在中、ちょっとしたハプニングはあったらしいが、それでも息子は留守番という責務は果たしたようである。

今日は、妻の妊婦健診日。お世話になっている病院の産婦人科は、月曜日に限って午後が休診…。そのため、午前中に受診しなくてはならないため、8時半過ぎにタクシーを呼び、家族そろって乗り込んだ。

まず、息子を幼稚園に送り届け、それから病院へ…。いつもよりタクシー料金が800円ほど高く付いたのは仕方がないことと諦めたが、検診料が800円という “予想を遥かに下回る請求金額” に気を良くして、帰りもタクシー!

いつも病院からタクシーで帰る時、我が家周辺の事情を知らない運転手さんと遭遇する確率がかなり高いのだが、今日は我が家周辺の地理に詳しい運転手さんだった。いつもなら私が “人間ナビゲーター” として道案内をしているのだが、その必要がない代わりに運転手さんが喋る喋る!? 「私の子どもが産まれた時は…」「孫が産まれた時は…」などなど、とにかく我が家に到着するまで経験談を語ってご満悦の運転手さんだった。

健診のほうは、通常なら診察室に男性は入れないところ、今日は看護師さんに入室を促され、妻と一緒にエコーで胎児とご対面! もう頭と体がハッキリしていて、手足も付いていた。さらに心拍の動きも背骨の様子もわかり、身長も10cmほどであることが判明! 胎児はかなり順調に成長している…ということで、次回からは健診の間隔が4週間となる。

午後、息子を幼稚園に迎えに行き、一旦帰宅してすぐに私の通院…。通常の受診の他に風疹の抗体検査を受ける。今日、妊婦健診の際に妻の風疹抗体が低いことが判明! 今からでは予防接種は受けられないので、風邪をひいている人との接触を禁じられた。そして、私も風疹抗体の有無を調べておくよう医師から指示された。ちょうど今日は通院予定だったので、検査を受けることにした。

それにしても…、7年前に妻が息子を妊娠していた時は、こんな指示が出たことはなかったと思うのだが…。


2月25日(木)

このところ「ぼやき」の更新が滞っているが、決して体調不良が原因ではなく、単にやることが増えてしまっただけのこと。“重病説” 出る前に、“言い訳” のための更新を…。

週末に、キチンとした更新をする予定。


2月28日(日)

先週も妻はフトンの中で重いつわりと格闘。それでも、徐々に食べられるものの種類が増えてきたので、料理する側(=私)からすれば少々楽になってきた。

息子は、どうしたことかインフルエンザでの登園禁止が解禁された後、園での集団生活で少々問題行動に走っているらしい。感情をむき出しにしたり、みんなが作業に入っているのに一人だけ別行動をとったり…。お帰りの際、お着替えがいつも一人だけ遅れ、みんながお帰りの歌を歌っているのに息子はそこに加われず…。それを目の当たりにした私の虚しさ…。

妻曰く、“タミフルの後遺症” か、あるいはインフルエンザで甘々になったので(至れり尽くせりの生活を送っていたため)精神状態が入園前あたりまで戻ってしまったのかも…とのこと。たしかに、“赤ちゃんがえり” とまではいかないものの、登園禁止期間に精神が解放されて、またはリセットされてしまったかもしれない。

あるママさんから「“小学生になる” のと “お兄ちゃんになる” のが同時期で、精神状態が不安定なのかも…」と言われた。たしかに、そういうことも考えられなくもない。

先週は家でも息子の感情が不安定だったが、昨日あたりから “創作活動” に夢中になり、絵や文章を書くことで落ち着きを取り戻しているようである。ただ、その活動にずっと付き合わされている私は、するべきことがあるというのに父として…、いや、遅々として進まず。

いつもなら今日で2月は終了だが、今年は閏年なので明日も2月…。1日得したような気分になる。

そして、明日は息子の幼稚園でお誕生日会がある。出し物(発表会)では息子のクラスが登場する。泣いても笑っても、これが幼稚園生活最後の集団演技となる。お遊戯会はマイコプラズマ肺炎でお休みしてしまったので、今回は健康管理に気をつけて有終の美(?)を飾らせてあげたいものである。


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