2011年11月のぼやき



11月1日(火)

霜月…、今年もあと2ヶ月である。あまりにたくさんのことがあり、思いも寄らないことが起き、気がついたらここまできていた…という感じである。2011年を10ヶ月も過ごしてきたという感覚は、全くといって良いほどない。

このページ左下にある写真は、沼津市内で私が先月撮影したものである。目に飛び込んできた柿の姿に惹きつけられ、思わずデジカメを取り出してしまったのである。

さて、今朝もいつものようにちょっと早めに家を出て、ちょっと早めに日体大入り。講義用資料を印刷しながら1時限目「総合科目B」の開始を待つ。シラバス通りだと今日から新しいテーマに入るのだが、今年は学生のノリを考慮して「問題行動を考える前に」を今日まで引っ張ることにした。内容としては、「積極的緊張」「消極的緊張」をキーワードとして「ストレス」や「ストレッサー」について語る。

講義を終えると、いつもは市が尾に向かって「東京・河口湖号」に乗るのだが、今日は池尻大橋から小田急箱根高速バスに乗る。御殿場看護学校の4時限目「文化人類学」は、本日に限り3時限目に変更となっているため、いつものバスでは間に合わない(可能性が大な)のである。それで、1時間ほど早く御殿場にアクセスするために、久々に小田急箱根高速バスで御殿場入りすることになった次第である。
御殿場市内から望む富士山
おかげで、講義開始の50分前に御殿場駅に到着。のんびり歩いて御殿場看護学校を目指す途中で、富士山の雄姿に力づけられる。たしか富士山は冠雪したハズだが、まだまだ気温が高いのか、猛々しい姿である。

4時限目から3時限目に変更となった「文化人類学」は、今日まで「社会的動物としての人間」がテーマ。今回は「生理的早産」を中心に、人間の特徴を語る。いつもは16:40で終了となる講義が、今日は15時で終了!

秋空いつもの帰りは17:55発の「東京・河口湖号」に乗るのだが、今日は15:35発の小田急箱根高速バスで東名江田に向かうことにした。御殿場駅への道すがら、空を見上げると秋らしい雲が…。季節が着実に移り変わっていることを実感した。

講義がいつもより100分早く終了したため、帰宅もいつもより2時間近く早くなった。仕事と仕事の間の移動がちょっと大変ではあったが、仕事後の時間にゆとりがあり、家族そろって夕飯も食べられ、たまにはこんなシフトも良いかも…と思えてきた。ただ、毎週こうだとちょっとツライかも…。

さぁ、明日は今週唯一の標準出講! ただし、終講あり、DVD再生あり…で、“標準” とは言いがたいかも…。


11月2日(水)

このサイトにも、円高の影響が!

bewith.acドメインの更新時期が近づいてきたので、昨夜クレジットカードで更新手続をした。1年間、2年間、5年間などのプランがあるのだが、とりあえず私はいつも1年間ずつ更新している。私は非EU居住者なので税金が免除され、1年間更新で30ポンド…。いつも日本円で8千円程度だったのだが、カードの残高を調べて驚愕…。3700円程度しか支払っていないのである! いつもなら1ポンド250円程度の換算となるところ、円高で1ポンド124円程度…。

さて、今日で沼津市立看護専門学校の「文化人類学」が終講。講義内容を変更した回があったので、最終回の今日も「日本人と文化」と題した話を続け、最後に今までの解説内容とリンクさせ、まとめに代えることにした。

これで、しばらく沼津での講義から離れることになるが、まだまだ終講レポートの回収と採点があるため、学生たちとのつながりは残っている状態…。

講義後、いつも昼食をいただくお店へ移動したが、今日はいつもの(お昼担当の)店員さんがお店にいた。交通事故に巻き込まれ、腕に残るアザが痛々しくもあったが、それでもお店に出てこられるまでに回復されたことを喜ぶべきかと…。

午後、国際関係学部の4時限目「日本社会」は、今日まで「日本(人)的 “共感性”」がテーマ。現代日本の抱える問題点を中心に、先週語った内容を否定するような現実を語る。

5時限目「日本社会」は、「日本(人)的コミュニケーション」の確認という意味合いで、毎年恒例の『いつか どこかで』の上映に入る。最初に小田和正の経歴を述べ、そこからこの映画の持つ意味を理解してから鑑賞することにしているのだが、なぜか今日は経歴を述べる段階から私だけ盛り上がってしまい、説明が長くなる。結果、予定したシーンまで再生することが出来ず(それでも、キリの良いシーンおよび今日中に再生しておくべきシーンまでは到達した)

帰りは新幹線…。本当は在来線でのんびり帰るつもりだったのだが、沼津市立看護専門学校から国際関係学部へ移動している最中に何となく在来線で帰る自信がなくなってきたため、新幹線特急券を購入してから大学入りしたほど…である。

明日はお休み…。かといって、何もせずにボ〜ッとしているワケにはいかないし…。


11月3日(祝)

妻の報告によると、息子は朝起きるとすぐに私のフトンを確認し、そこに私がいないとわかると居間へ向かって笑顔で走り出し、数十秒後に泣きながら「おとうちゃん〜、バスぅ〜、でんしゃ〜!」などと言いながら寝室に戻ってゆくという。

そして、私が帰宅して玄関を開けると、走って玄関に向かい、私の前で踊り狂う息子…。たまに、「どこに行ってたんだよぉ!?」と言わんばかりに怒り出すことも…。

さて、このところ休日出講が多い大学事情ではあるが、今日はシッカリ “お休み” である。昨夜、妻に「明日はお休みだから、早起きしませんよ!」「昼前まで寝させてもらいますよ!」などと宣言して就寝した私だったが、朝一番に目が覚めたのは私だった。そして、息子が起きる前に明日の講義の準備などを済ませてしまう有様。

息子がドタバタと起きてきて、おそらくいつものように私のいないフトンを確認したのだろう、私のいる居間に走ってきて、部屋の中を確認し、私と目が合ったのに寝室に戻ろうとした。いつものクセなのだろう。「あっ、今日はお父さんがいた!」とビックリしたような様子で居間に戻ってきて、ニコ〜〜っと笑う息子を見ていて、何となく心安らぐ。

午後、家族そろってお出掛け。私が横浜市営バスの全線定期を持っているので、休日は家族1人100円で市営バスに乗車できる。それで、なるべく用事は休日にまとめて…というのも節約の1つ。アチコチでちょっとずつ用事を済ませ、その途中で息子のオムツ替えをしたのだが…。今までオムツ替え台(高さ1メートル程度)の上で平然と(堂々と)立っていた息子が、私に抱きついてきて「こわい! こわい!」を連発する。そういえば、先月から「こわい」という言葉を覚え、親に叱られては「こわい!」と泣き、自分の思い通りにならない現実に「こわい!」と文句を言うようになった。言葉を覚えただけだと思いきや、どうやら本当に「恐い」という感覚を覚えてきたらしい。今までは息子の中に恐怖感が備わっていなかったのに、どんどん色々な感覚が宿ってきたのだろう。

着実な成長の証であるが、何となく面白いような笑えるような…。

息子の成長を示す “笑えるエピソード” は他にもたくさんあるのだが、それらは後日ちょっとずつ…。


11月5日(土)

昨日は講義回数調整で通信教育部の講義がないため、法学部の2時限目「社会学」のみ担当で今日のノルマが終了。1コマのためだけの出講ではあったが、だからといって余裕を見せるワケでもなく、講義を終えるといつもと同じように1日稼働したようなパワー消耗度。ただ、講義内容が先週木曜日と同一だったため、気分的には楽だったと思う。

明けて今日、静岡英和学院大学の講義でお世話になっている清水先生と静岡で久々にお目にかかり、一献傾けつつの談義に花が咲く。静岡駅と新静岡駅の周辺は、この数ヶ月の間に大きく様変わりし、新静岡センターがあった場所には先月新静岡cenovaがオープンし、さらにパルシェも9月にリフレッシュオープンして女性客にターゲットを絞り、店内の雰囲気が全く違うものに変わっていた。

完全に浦島太郎状態に陥っていることを、強く強く痛感した。

人が変われば街も変わり、街が変われば人も変わる…。世の中は、そんなものである。


11月7日(月)

昨日、息子は “人生初” の水族館と “人生2度目” の動物園を体験した。

ホモサピエンスな親子
水槽に入ったワケではありません!
ライオンと対峙する息子

水族館に入るや否や、魚の群れに大興奮! たまに「おいしそ〜!」などと不謹慎なことを口走っていたが、とにかくアチコチ全力で走り回って楽しそうだった。「気持ち悪がるんじゃないかなぁ…」などという想いは、単なる杞憂に終わった。

動物園では、とにかく全ての動物に声をかけていた。「こんにちは〜!」「バイバ〜イ!」などと言う声が、かなり弾んでいた。さらに、動物の大きさ、鳥の飛行する姿などに「すご〜い!」と感嘆の声を上げ、「次に行くよ!」と促してもその場を離れようとしないほど。

普段は絵本やテレビなどでしか見たことのなかった生き物を間近で見られて、感激していた部分もあったのだろう。そして、次々に生き物の名前を覚えた息子だった。

あみ焼き弁当さて、今日もちょっと変則的な出講だった。週明け初日は、国際関係学部の4時限目「日本社会」のみ担当。その内容は、「日本(人)的 “和合”“共感性”」の理解を深めるため、DVDやCDを使用しての解説である。そこで、ゆっくり大学入りし(とはいえ、13時半頃には出勤簿に押印していたが…)、のんびり昼食。今日のお昼は、なぜか「あみ焼き弁当」である。

DVDやCDがキチンと再生できるかどうかを確認しなくてはならないため、3時限目終了後すぐに教室入りし、ディスプレイの映りなども同時に確かめる。そして4時限目の始業チャイムを聴いてすぐ講義開始。

まず、和合の特徴を理解するため、「それいけ! アンパンマン」のかなり昔の作品を紹介し、そこに見られる和合の含意を説明する。この解説がなぜか予定以上に長くなってしまい、この後の内容調整に苦労する。が、通年の同名科目で6月にほとんど同じ内容の解説をしているため、その時の反省を活かして紹介楽曲のショートバージョンやメドレーバージョンを編集しておいたことが功を奏し、時短が実現する。

が、逆に微妙な空き時間を作ってしまい、最後に何か1曲…ということにしたのだが、フルコーラス再生する時間は無く、ショートバージョンを用意している曲を探していた時、ふとサイコロに翻弄されるあの人の姿が頭の中を過ぎり、樋口了一『1/6の夢旅人2002』を紹介して講義を終了した。

週の初めから「何だかなぁ…」という感じであるが、とりあえず今週もバリバリ頑張って講義する気力は十分!


11月8日(火)

今日もちょっと変則出講…。

1時限目の日体大「総合科目B」は、いつもと同じように担当。今日からいよいよテーマを「問題行動の根源」に移したが、初回ということで “問題” “行動” の意味が理解できる程度の話でまとめておく。

いつもなら、日体大での講義後は御殿場看護学校へ移動するところだが、今日は日大看護へ移動する。日大看護へは毎週月曜日に出講しているが、今週はワケあって今日の出講となった。さらに、いつもはA・Bクラス合同での講義なのだが、今日はこれまたワケあってクラス別に3・4時限目に担当することに…。

そこで、「どうせ同じことを2回話すのだったら、自分でも楽しくなるようなことを…」と考え、予定を変更して実験演習を実施することにした。学校到着後、急いで実験演習用資料を印刷する。

3時限目はAクラス、4時限目はBクラス…というように担当することになっていたので、どのように実験を展開させるか自宅で昨夜じっくり考えた結論は…。

今回の実験演習の目的は、「異文化ストレス体験」を通じて今までの講義内容をどのくらい理解できているのかを実感してもらうことになる。一昨年は中国語と韓国語を用いての実験で、昨年は中国語のみを用いた。が、今年はクラス別なので、どちらかのクラスで中国語、別のクラスで韓国語…というように、2種類の実験をすることで私自身も新鮮な気持ちを保てるように工夫してみた。

Aクラスの学生だけが待つ教室に入り、「今月誕生日の人、いますか?」と聞いてみた。すると3人の学生が挙手。その中で一番早く誕生日を迎えた学生に、2種類の封筒のうち1つを選んでもらった。封筒の中には、黄色か水色のカードが入っている。そして、2種類の実験演習用資料にも、それぞれ黄色か水色のカードがつけられている。件の学生が選んだ封筒には、黄色のカードが入っていた。黄色は…、中国語問題だった。

中国語で表記された日本のバンド・グループ・ユニットの名前を、正しく訳すという作業である。

ちなみに、Bクラスは必然的に水色のカードがつけられた韓国語問題を解くことになった。韓国語の中の漢字語が、日本語と同じ意味を取るのか否かを考えるという作業である。

昨夜のうちに念入りに時間計算をしていたため、私にしては珍しく解説が終業チャイムの鳴る5〜10分前に終わってしまった。

明日も、今までとは違った出講シフト…。


11月9日(水)

先週で沼津市立看護専門学校の「文化人類学」が終講となったため、今日から水曜日は基本的に国際関係学部の出講のみである。そこで、今朝はいつもより遅めに起床した。

とはいえ、昨夜は日付が変わる前に就寝しているので、いつも通りに起きようと思えば起きられたのかも…。

起床して、のんびり(?)と講義の内容を確認し、12:24に横浜を出発する特急踊り子号に乗る予定でいたが、東海道線でダイヤが乱れているというという情報が入り、講義の内容確認は早々に切り上げ、予定よりも30分以上早いバスで移動した。

久々に乗る昼過ぎの踊り子号…、以前はよく乗っていたのだが、前期は(講義は午後からだったが)午前中から三島入りしており、後期に入ってからは沼津からの三島入りということもあり、何だか新鮮な気分になった。

4時限目「日本社会」は、教室の黒板の大きさ&位置を考慮し、急いで情報教育センターでパソコンを借りてパワーポイントを使用することにした。今日から「日本(人)的 “仲間意識”」をテーマに解説が続くことになる。初回の今日は、その特徴としての「持ちつ持たれつ」「間人主義」「縁」の3点にまとめ、説明する。

5時限目「日本社会」は、先週に引き続き『いつか どこかで』の上映。先週欠席していた学生が予想以上に多かったので、最初に前回上映した内容を簡単に振り返り、今回の上映と解説を進める。

帰りは、新幹線でバビュ〜ンと…。三島入りするまでは在来線で帰ることを考えていたのだが、今日の三島は気温が思ったより低かったので、講義中にかいた汗が冷えて風邪でもひいたら大変だと思い、それで新幹線利用と相成った。

そして、帰宅してすぐ風呂場へ直行!

明日も、思いっきり頑張ってみようか…と。


11月10日(木)

気温が上がらない一日…。しかし、私自身は気分を盛り上げて…という感じでアラーム時刻より前に起床して、時間的余裕をキープしながらの文京学院大学入り。

先週木曜日は祝日で休校だったため、1時限目「フィールドワーク論」は最初に前回の復習を20分近くかけて念入りに行い、それから「フィールドワークの問題点」2回目として「帰納法」「演繹法」「原子的知識」などの話をする。

今日はお弁当を持っていなかったので、お昼をどこかで食べてから法学部入りする必要があったのだが…。どういうワケか、はなまるうどんが頭の中を占領してしまい、それで飯田橋で下車して駅前のお店へ。ちょっと前から気になっていたカレーセットを頼んでみた。なかなか美味! ほどよくスパイシーでありながら、どこか懐かしさとホッとする味である。

さて、飯田橋から水道橋まで、1駅だけ電車に乗ろうかどうか迷ったが、歩くのが好き&健康増進ということで法学部まで徒歩で向かうことにした。飯田橋と三崎町は、地図上ではお隣さん。歩いてみれば大した距離ではなく、駅に戻って電車を待って、電車に乗って、降りて、また歩いて…という時間を考えれば、むしろ歩いたほうが早いというもの。気温が高くならない分、体温を高くして、ポカポカ状態で午後の講義にのぞんでみた。

3時限目「社会学」は、「問題行動の根源」の4節目。今日のキーワードは「罪」。デュルケムの学説を下敷きにしながら、自我と超自我との関わりを説明に加えつつ、90分かけて犯罪という行為について学生と考えてみた。

講義が終わっても、気温が高くならないだけではなく、天気の回復も望めない空模様…。雨が降っていなかっただけ良かった…と思うべきなのだろうが(明日は雨の一日らしいが)、気分は反比例して晴れ晴れ。

気持ちのあり方で、何でも乗り切ろうと思った次第。


11月11日(金)

11年11月11日。100年に一度の1並び。もっとも、「平成11年」というように年号で合わせれば、今から12年前にも1並びだったワケだが…。

今日は、雨降る寒い一日だった。吐く息が白く見えた。11月らしいと言えばそれまでだが、ついこの間まで外を歩くだけで汗がジトジトしていたことを思うと、体がまだまだこの気温に慣れていないことを痛感する。

それでも元気に、午前中は法学部に出講! 2時限目「社会学」は講義内容こそ昨日と同じではあったが、講義に入る前に「実は、来週金曜日の2時限目に避難訓練を実施することになりまして…」という報せを受け、来週の講義内容の変更を余儀なくされたため、どのように木曜日クラスと足並みを揃えれば良いのかを考えながらの講義となったため、ちょっと時間の計算に狂いが生じる有様に…。

とりあえず、来週は “別プログラム” で講義することに…。

昼休み中に通信教育部に移動し、昼食をとる。先週は時間調整の休講となったため、前回の講義の復習をどの程度のレベルで行うのかをじっくり考えつつ4時限目の開始を待つ。

今日も「孤独な群集」をテーマに解説を進めるが、まず前回までに解説した「伝統志向」「内部志向」の確認をし、その上で「他人志向」の解説に入る。具体的な例を挙げすぎて、時間が予定外にかかってしまうも、何とか今日中に語るべき内容は終了した。

校舎を出ると、かなり冷え込みを感じた。講義中に汗を少しかいたので、体を冷やさないよう急いで水道橋駅に向かう。電車内は暖房が入っていてポカポカだったが、乗り換えのために降車するたびに冷たい空気に身震いする。

明日は天気も回復し、20度超えになるらしい。こうも気候の変化が激しいと、体が対応できるかどうか心配…である。


11月13日(日) その1  昨日(12日)の話

昨日、1年3ヶ月ぶりに小林さんと再会(?)した。妻は私と結婚する前から小林さんと面識があり、息子も1年3ヶ月前に一度だけ小林さんと会っているので、お昼に家族そろって小林さんと待ち合わせし、その再会を喜んだ。

待ち合わせ場所は…、“ジョイナスプレガイ前” だった。“プレガイ” とはプレイガイドの略であるが、相鉄ジョイナスのプレイガイドはすでに閉鎖され、ドーナツ屋さんに生まれ変わってしまった。が、かつて(80年代?)の若者にとって “ジョイナスプレガイ前” はまさに “待ち合わせのメッカ” であった。

4人で一緒にお昼を食べ、食後に妻と息子は「かなーちえ」(神奈川区地域子育て支援拠点)へ。たくさんのおもちゃと大勢の “お友だち” に、息子大興奮…という妻からの報告。

小林さんと私は、ブラピ主演の映画『マネーボール』を鑑賞した。

どこで鑑賞しようか…ということになり、とりあえず相鉄ムービルを目指した。私はよく109シネマズMM横浜で映画鑑賞するのだが、たしかムービルも提携館ということで109シネマズのポイントカードが使えると記憶していた。しかし、確実性を求めて新高島へ移動し、109シネマズMM横浜に向かうことにした。

土曜の昼下がりではあったが、時間が良かったのか、チケット販売窓口に並ぶ人の数は少なく、すんなり我々の順番が回ってきたので、用意しておいたポイントカードを提示した。

ということで、1000円のみで2人が映画鑑賞できるということになった。

映画のほうは…、金曜日に上映開始されたばかりだということもあり “ネタバレ” になる可能性があるので詳細は割愛するが、かなり見応えのある作品であった…と、私の感想(実感)だけを記しておく。
ランドマークタワーのクリスマスツリージャックモールのクリスマスツリー
鑑賞後、ジャックモールランドマークタワーを経由し、桜木町に出て久々に飲む。まだ11月に入ったばかりだというのに、街はクリスマスムード満開である。「気が早い!」と思うべきなのか、「もう、そんな時期になったのか…」と思うべきなのか…。

それにしては、昨日はポカポカ陽気で、クリスマスのムードなの全く感じられない一日だった。初秋のような軽装でいないと汗がダラダラ…というような暖かさ。暖かいのは良いのだが、こうも気温が極端に変化してしまうと、体がそれに対応しきれなくて困ったりもする。これでまた冬の寒さに戻ったら、また体が…。


11月13日(日) その2  今日の話

今朝、私が目を覚ますと、すでに息子は起きていた。息子は、目覚めてからずっと私のほうを見ていたらしい。私が昨夜帰宅した時には、息子はすでに就寝…。それで息子は、私が帰ってこないものと思っていたようで、起床した私を見てすかさず「あっ、いた!」と声を出していた。

そんな息子と、昼食をとった後で一緒に出かけることにした。明日使う切符を買うために鴨居駅に行くのが、最大の目的である。昨日のうちに買っておけばよかったのだが、私の意識からスッカリ抜け落ちてしまっていた。息子と二人、男同士で手をつないでバス停に向かい、バスを待つ間は息子をベンチに座らせておいた。座りながらも、「あっ、くるま!」「あっ、タクシー!」などと大きな声で言っている息子を見て、同じくバス待ちの人たちが我ら親子に話しかけてくる…。

鴨居駅での用事が済んだ頃、ちょうどおやつの時間となったので、マクドナルドに入って二人してハッピーセットを食べる。息子は、大好きなバスを眺めながら大好きなポテトを食べてご満悦! そして、食べるか喋るか、とにかく忙しい…。

ちょっと前までの息子は、妻がいないと泣き出したり、キチンと座れずに落っこちそうになったり…と、とにかく手がかかった。最近はちょっと長い外出もヘッチャラになり、さらにキチンとイスに座ってくれるようになったので、お出掛けは楽になってきたように思う。昨年の息子は、私一人では手に負えなかった。息子の成長をしみじみ感じつつ、マクドナルドで過ごした昼下がり…。

しかし、ちょっとマクドナルドの滞在時間が長すぎたらしく、店の外に出ると日が西に傾いていた。そして…、帰宅した時はすでに日が沈みきっていた。

まぁ、こんな休日の過ごし方も良いのでは…と思った次第である。

そして今、「ぼやき」を更新しつつ今週の講義の準備に追われているのだが…。


11月14日(月)

新しい1週間の始まり…。いきなり失敗!?

日大看護の1時限目「社会学」は、まず先週の実験演習のレポートを回収後、「コミュニケーション」の解説2回目に入る。前回の講義内容を念入りに確認し、今日は「コンテキスト」を中心に解説を進める。

講義を終え、急いでバス乗り場へ移動し、池袋駅に着いたところで “異変” に気づいた。腕時計がないのである!

長年の習慣…というか何というか、私には講義を始める際に腕時計をハズして教卓に置いてしまうクセがある。学生に解説をしながら、時計も同時に視野に入るように…というのが目的だったのだが、それが慣習化し、自然とその動作に入ってしまうようになったらしい。いつもは講義終了後に腕時計をはめ直し、それで教室を出るのだが…。

ところが、今日は腕時計をハズしたことさえスッカリ意識から抜けてしまい、そのことに気づかずに池袋まで移動してしまったという次第。日大看護には電話で事情を説明し、私の腕時計を事務室で預かっておいてもらうことにした。

腕時計なしに東京駅に移動し、新幹線で三島へ向かう。ポカポカ陽気ではあったが、天気予報では「午後から雨」とのことだった。新幹線の車窓から眺めた風景に、雨の前兆は見られなかったのだが…。

国際関係学部入りし、まずはお弁当。そして、今週水曜日に使用する資料の印刷をし、3時限目終了と同時に情報教育センターに行き、ノートパソコンの貸し出しを受ける。

そのパソコンを持って講義教室に入り、休み時間を目一杯使ってパワーポイントの表示具合を確かめ、4時限目「日本社会」に突入する。講義内容は、「日本(人)的 “仲間意識”」の2回目。前回は概説的な話に終始したが、今日はそこで解説された内容からくる弊害について語る。時節柄、某プロ野球チームの内紛などを取り上げ、そのチームのドラフト観も付け加え、そのチームがかつて如何に日本的な仲間意識を形成し続けてきたか、如何にヨソ者に対して排外的態度を取り続けてきたか…というような生々しい(?)具体例を挙げながら皮肉っぽく解説したためか、教室はいつもよりシ〜ンとした状態に…。

帰りも新幹線を利用して新横浜に出て、横浜線に乗り継ぎ、鴨居の耳鼻咽喉科で受診して帰宅した。診察が終わって医院を出た時、ちょっと強めの雨が降り出した。天気予報が当たったのである!

その後、雨は断続的に降り、時には激しく(35mm/h)降り続け、新幹線で急いで帰途に就いたことが正解だったことを痛感した。

明日の天気は、予報では晴れるということだが、窓の外の雨を見ていると信じがたく…。


11月15日(火)

昨日、腕時計を日大看護に忘れてきてしまった…という話をしたが、そのことを妻にメールしたところ、以前私が使用していた腕時計を探し出しておいてくれていた。汚れもシッカリ拭き取られていて、時刻も合わせてあった。おかげで、今日は時間をキチンと把握しながら講義を進めることが出来た。嬉しい限りである。

暦の上では冬なので、寒いのは当然なのだが…。何となく急に寒くなってきたような感じがして、何を着て出かければ良いのか迷ってしまう。そんな今日は、七五三。我が家は、まだまだ先の話である。

就寝中に肩を冷やしてしまったのか、肩と首にかけてのラインに激痛が走る。とりあえずスミルスチックを塗布し、鎮痛を図る。結果的には、今日はずっとこの痛みに悩まされることに…。

いつもの火曜日と同じ時間に家を出て、いつものように桜新町を目指す。そして、ビックリするほど(?)予定通りに日体大到着。今日は準備する講義用資料がないため、1時限目の始業チャイムが鳴るまでじっくりと講義内容を確認する。

1時限目「総合科目B」は前回から「問題行動の根源」の解説に入っているが、今日はその「根源」の部分と「罪」の定義が話の中心となる。教室に入ってホワイトボードを見ると、マーカーが1本もない! 「誰か、お使いに行ってくる人、いますか?」と尋ねると、1人の学生が「行ってきます!」とすぐに名乗りを上げ、学務課まで行ってきてくれた。おかげで、たいしたタイムロスもなく、予定通りに解説が進んだ。有り難い限りである。

午後は、2週間ぶりの御殿場看護学校での講義。市が尾から「東京・河口湖号」に乗って神奈川県内を走行中は太陽サンサンといった状態であったが、静岡県内に入るや雲が太陽を覆い隠し、足柄SAでの休憩中などは吐く息が思いっきり白く見えていた。

2週間ぶりの4時限目「文化人類学」は、今日から「文化cultureとは何か?」をテーマに話を進めることにしていたのだが、実は今日の講義を終えると12月6日まで担当なし! そこで、今日の講義内容を2回に分けて解説することで、3週間後の講義への対策を図ることにした。今日は「文化」cultureの定義、含意的な部分をゆ〜っくり話し続けた。本来なら1回で解説できる内容なので、2回に分けて話せるのは “ゆとり” が生まれて楽になるハズなのだが、その “ゆとり” が逆に時間的な感覚を鈍らせてしまい、講義の最後でちょっと焦る。

帰りも、「東京・河口湖号」で市が尾へ。時期的に富士急ハイランドが人気なのか、平日にもかかわらず帰りのバスは満員御礼状態。乗客の熱気(?)と暖房のポカポカが相まって、思わず眠りの森へ誘われてしまった私…。

適度な温度と睡眠で、市が尾に到着する頃にはスッキリした感じ…。

田園都市線に遅れが出ていて “すんなり帰宅” とはいかなかったが、それでも何だか足取りは軽かった。ただし、肩の痛みは引きずったまま…。この痛み、いつまで続くのだろう?


11月16日(水)

小田急ロマンスカー@クラブの積立金を放置したままだったので、今日は国際関係学部への往き帰りにロマンスカーを利用した。鴨居から町田まで横浜線で出て、町田と小田原の間はロマンスカー。往復とも車両はVSEだったため、ラグジュアリーな通勤と相成った。小田原〜三島間は東海道線…。


小田急ロマンスカー@クラブの積立金を放置したままだったので、今日は国際関係学部への往復にロマンスカーを利用した。鴨居から横浜線で町田に出て、町田から小田原までがロマンスカー。往復とも車両はVSEということで、かなりラグジュアリーな通勤と相成った。 小田原と三島の往復は、もちろん東海道線…。

13時半過ぎに国際関係学部に到着したが、月曜日のうちに今日配布する講義用資料は印刷済みで、情報教育センターからノートパソコンの貸し出しを受け、パワーポイントの表示確認を念入りに行い、4時限目の開始を待った。

さて、4時限目「日本社会」は「日本(人)的 “仲間意識”」の3回目であるが、今日は全人類共通の人間関係として「社会的交換理論」「相互依存性理論」を、“数式” をふんだんに盛り込みながら解説。このテーマの時は理論先行型の講義となってしまいがちなので、出来るだけ具体例を挙げつつ解説するよう心がける。

5時限目「日本社会」は、『いつか どこかで』の上映最終回。いよいよ佳境に入るのと同時に、日本人らしい表現方法が効果的に使用されるシーンが続出…ということもあり、先週までの復習やら解説やらに時間を取りすぎ、終業チャイムが鳴るまでに上映が終了するかどうかギリギリの状態になる。何とか全てを上映して講義を終了させたものの、最後は駆け足状態に!?

とりあえず、明日も頑張らなくては…。


11月17日(木)

いつものように、6時過ぎに家を出た。吐く息は白い…。私は元来「暑い」とか「寒い」とか言わないほうだったのだが、このところの気温の急激な変化の前には、思わず屈してしまいそうになる。

張り詰めたような空気で心身ともにシャキ〜ンとなるが、バス車内や電車内で暖房がよく効いていたため、思わずウトウト…。

文京学院大学に到着後、新しい講義用資料を印刷する。が、あっと言う間に作業終了! とりあえず(?)コーヒーを飲みながら1時限目「フィールドワーク論」の開始時間を待つ。

今日の講義は、「フィールドワークの問題点」の3回目。特に「調査する側vs.される側」の論理を取り上げ、先週の復習と絡めながら90分の解説。最大多数の学生を待ちながらの解説だったので、今日はかなり復習の時間が長くなる。

ふじみ野から法学部へ移動するために乗り込んだ有楽町線直通電車、気のせいかなぜかなかなか前に進んでくれない…。いつもよりもスピードが抑えられ、さらに和光市駅での停車時間がやけに長く、いつもよりも遅く飯田橋に到着したような気がした。単なる気のせいなら良いのだが…。

先週も述べたが、法学部では明日の2時限目に避難訓練が実施されることになっており、今日と明日の講義の足並みを揃える必要が出てきたため、今日の3時限目「社会学」は明日の講義内容に合わせて別プログラム。例のドラフト会議がらみの話をしながら、「問題行動」「心の豊かさ」「物の豊かさ」などの関連性を語る。明日は40分程度で話をまとめることになるが、今日はのんびり70分ほどで解説。

それにしても…、明日は本当に40分で解説を終えられるのだろうか?


11月18日(金)

先週から何度か述べてきた法学部の非難訓練は、予定通りに行われた。10:40に開始した2時限目「社会学」は、11:30の「これから、震度5弱の地震が発生したことを想定した避難訓練を実施します」という校内アナウンスとともに終了。

学生を本館から10号館に引率し、12時前に訓練終了。

避難訓練が行われるということを意識して、今日の講義では “いつもよりも細かいこと” にまで注意を与えていた私…。

しかし…、移動した教室(避難先)に到着するや携帯電話を取り出してメールを打とうとする学生がいたため、「訓練中だ! ケータイをしまいなさい!」と注意するハメに…。緊張感がないというか、震災をナメているというか、とにかく3月11日の教訓が活かされていない日常を生きている学生がいて、ガッカリである。

昼休み中に通信教育部へ移動し、お弁当を広げる。食後は歓談、講義用資料と残余講義回数の確認、次回の講義内容の再構築などなど、いろいろなことをして4時限目「社会学」に備える。

いつになく準備万端状態で教室入りしたのには、ちょっとしたワケが…。今日で「孤独な群集」というテーマが最終回となるのだが、未解説の講義用資料のボリュームが予想外に残っていて、それらを90分で処理するための講義手順をシッカリ決めておく必要があったのである。特に今日は、「同調行動」「集団規範」「集団圧力」「流行」などのキーワードを盛り込まなくてはならないため、とにかくテンポ良く解説しようと思った次第である。

結果的には “ほとんど” の解説を終了させることができたが、その分だけ疲労も…。しかし、心地よい疲労感…。

帰りにヨドバシAkibaに寄った。今週月曜日に日大看護で腕時計(SWATCH)を教室に置いたまま帰ってしまい、以前使用していた腕時計を妻が探し出しておいてくれたのだが、その時計も電池を10年間も替えずにいたため、ちょっと動作が不安定…ということで、電池交換をしようと思ったのである。

が、その腕時計は…何と、カシオGショック! それも、2001年のラバーズコレクションという限定版! 時計修理コーナーにGショックを見せたところ、「あっ、これはかなり防水性に優れた時計なので、ここでは交換できないんですが…」と言われる。幸い、ヨドバシのすぐそばにカシオのサービスセンターがあることを教えてもらい、そこへ移動する。1時間ほどで交換可能だということで、再びヨドバシに戻り、時間を適当に潰してからサービスセンターへ。

電池交換と技術料で、合わせて3150円也! せっかくだから、しばらくこの時計を使ってみることにしようか…と思ったりして!?


11月19日(土)

台風のような、強い雨と風…。横浜市にも午後に入ってから大雨警報が出され、とても外出できるような状態ではなかった。が、雨雲のせいもあって気温は低くならず、「これで雨風さえなければ、ポカポカ陽気だったのに…」などと思いつつ、新聞や郵便をポストに取りに行った私…。

妻がちょっと体調を崩してしまい、それで今日は居間で息子とずっと一緒…。息子が大好きな絵本を読んだり、息子が大好きな電車のDVDを観たり、ご飯を整えたり、お風呂に入れたり…と、妻に大部分を委ねていることを昨日は私がほとんど担当した。

久々に3食自分で整えることになり、うっかり炊飯器の中ぶたを装着せずにご飯を炊いてしまったため、米が “おこわ” のようにモッチリしてしまった。さらに、それを醤油とカツオブシの焼きめしにしようと試みたのだが、モッチリしたお米はどんな努力をしてもパラリとはなってくれず。何ともモッチリ感の強い焼きめしとなってしまった。

「こんなもの、子供に食べさせられないよ…」と落胆しつつ、野菜スープも簡単に作って、とりあえず恐る恐る焼きめしを息子の口に運んでみた。すると…、焼きめしを指さして「もう一口!」というゼスチャーをしてきた。「スープもあるよ!」という私の誘い(?)にも乗らず、息子はモッチリした焼きめしのリクエストを続けた。野菜スープも食べてくれたが、ほとんど焼きめしばかりでお腹がふくれてしまった息子…。

父親が苦労して作ったものだから…と、気を遣って完食してくれたのかどうかはわからないが、とっても嬉しかった。

以前は、よく自分のために、あるいは妻のために料理したものだが…。久々に料理しようと思うと、まずメニューがまとまらなくなる。何を作ろうか…ということが即決できず、ここで時間をかなり消費する。それから具材や調味料をそろえ、調理に取りかかり、腕が落ちていることを嘆きつつ、それでも “昔取った杵柄” で鍋を振る。体重が日々増えていく息子を毎日だっこしているからだろうか、鍋の振り方だけは以前よりも “かなり” サマになっていたように思う。腕が鍛えられたのだろう、こんなところで “息子の成長の恩恵” を受けるとは思いもしなかった。

とりあえず、明日は家族そろってお出掛けできるかも…。


11月20日(日)

昨日の大荒れ天気がウソのように、今朝はスカッと晴れ渡っていた。快晴とまではいかないが、それでも太陽はまぶしく輝き、青空が綺麗だった。Tシャツに軽く上っ張り…という感じで出かけても汗ビッショリというほど、暑い! 「これが11月中旬の気温かっ!?」と思えるほどだった。

少なくとも、夕方までは…。

昼前、息子と近所のドラッグストアに行ってきた。そのドラッグストアでは5の倍数の日にポイント2倍のサービスがあり、日曜日にお米を購入すると100ポイントがサービスされることになっている。今日は20日…、その両方が同時に加算されるワケである。

昨日は家にずっと閉じ込められていた(?)息子も、お出掛けが嬉しそう。途中で公園の入口を指差し、寄り道したいと意思表示。しかし、公園を歩いただけで、遊具で遊びたいとは言ってこなかった。どうやら、木々や花々を見たかったらしい。

公園を抜け、ドラッグストアへ向かう道すがら、すれ違う人ごとに「バイバ〜イ!」と愛嬌を振りまき続けていた息子…。

路線バスを見ては「バスぅ〜! バスぅ〜!」と大きな歓声を上げている息子を見て、ふと「じゃあ、帰りにバスに乗る?」と聞いてみた。すると、ニコ〜ッと笑って答えてきた。それで、1区間だけバスに乗って帰途に就いた。全線定期券を持っている強みである。買いだめ(?)もしたし、私も少し楽をしたかったので、1区間でも歩く距離が短くなるのは有り難い。

午後、明日以降の講義の準備をしながら、録りだめておいた番組を観る。日が暮れようとした頃、ウェザーニュースからのメールが届き、間もなく強い雨が降ると教えてくれた。急いでベランダの洗濯物を取り込む。その数分後、予報通りの強雨。昨日の再現…。「凄い雨だねぇ…」とビックリする妻…。

そして、雨とともに一気に気温が下がり始めた。天気も悪く、寒さが肌を刺す。11月中旬らしいといえばそれまでだが、何だか午前中が好天だっただけに “もったいない” ような気もして…。

明日からの1週間は、いつもの週より出講時間が短いが、だからといって力は抜かず、いつものように全力投球あるのみ!


11月21日(月)

“いつも” のように朝を迎え、“いつも” のように起床したのだが…。昨日のうちに用意しておかなくてはならなかったCDをバッグに入れていなかったことに気づき、CDを探しているうちに “いつも” のバスに乗れるかどうか微妙な時間になってしまった。

朝から慌てるのもイヤだったので、今日はそのバスを諦めて、新幹線を利用する覚悟を決めた。なのに、“いつも” のバスが遅れていたらしく、ちょっと急ぎ足になれば乗ることができたのだが…。一度諦めたバスには乗る気になれず、鴨居駅行きのバスに乗ることにした。

鴨居から新横浜に出て、新幹線で東京へ。東京からは丸ノ内線と副都心線を乗り継ぎ、千川を目指した。

日大看護に到着し、講師室で先週持ち帰るのを忘れてしまった腕時計と再会する。その時計を持って、1時限目「社会学」にのぞむ。今日も「コミュニケーション」がテーマ。「フィードバック」や「単純接触」といった概念から、親密性・信頼関係を維持するために必要とされる作業について語る。

講義後、急いでバスに乗り、池袋から山手線と京浜東北線を乗り継いで再び東京へ。予定より1本早いこだま号乗れた関係で、かなり早く三島に到着する。

建設中の日大国際関係学部新校舎国際関係学部へ、いつもとは違う道を歩いてみた。駅前に建設中の国際関係学部新校舎を、裏側から見てみた。「この校舎で私が講義することはあるのかなぁ…」などと思いつつ、旧来の校舎の建つ場所へ移動する。

講師室に到着すると、「あっ、今ちょうど先生の話をしていたんですよ。最近、お目にかかっていないって…」と、親しい教員から言われる。いつもの私は3時限目の途中に大学入りし、その終了を待たずに講義教室へ移動してしまうため、ほとんどの教員と会うことがなかったのである。それが今日は昼休み中に大学入りしたため、久々に色々な教員と会うことができた次第である。

十分な準備時間を経て、4時限目「日本社会」へ。今日で「日本(人)的 “仲間意識”」の解説も終了。「浪花節的人間関係」をテーマに、日本人の仲間意識が他国とは異なる形で現れていたことを説明する。具体的な例として、『ドラゴンボール』『のだめカンタービレ』などの特徴的なシーンを紹介し、谷山浩子『恋するニワトリ』と小坂明子『あなた』を鑑賞する。以前だとこれらの例に食らいついてくる学生がたくさんいたが、時代が変わったのか、それとも私と学生の間に温度差が生じているのか、至って落ち着いた雰囲気の中で講義が進んだ。

帰りも新幹線…。今日は3回も新幹線を利用した。楽なことは楽だが、何となく申し訳ないような感じが…。

鴨居に到着後、駅前の眼鏡店でメガネの修理を依頼し、ららぽーと横浜に寄って買い物をする。クリスマス商戦、真っ直中。何だか追い立てられているような気がした。

私は私のペースを乱さないよう、頑張らないと…。


11月22日(火)

スカッと晴れ渡った青空スカッと晴れ渡り、青空がまぶしい一日…。その代わり放射冷却でめっきり冷え込み、朝はバス停でバスを待つ間に指先が凍えてしまいそうな勢い…。今年度初めて、コート(ウインドブレーカー)着用で出かけた。

「みんな厚着しているから、バスも電車もいつもより混んだ感じになるんだろうなぁ…」と覚悟を決めていたところ、横浜市営バスも横浜線も田園都市線も、なぜかスカスカ状態…。ちょっと拍子抜け。

いつものように早めに日体大に入り、講義用資料の作成&印刷に取りかかる。思いのほか作成に時間がかかり資料配付を諦めたりもしたが、それでも何とか講義開始時間までには間に合った。出来たての資料を持って、1時限目「総合科目B」へ。

講義に先立ち、例のドラフト会議の感想を学生たちに小レポートにしてもらう。それを回収後、私のコメントを述べてみた。そして、「問題行動の根源」の3回目として「コーピング」の話をする。

今日は御殿場看護学校の講義がないので、この1コマのみで今日の業務終了。そこで、帰りに横浜市営バスの全線定期券を購入することにした。いつもは、横浜駅東口か中山駅前、たまに新横浜駅で定期券を購入するのだが、今日は桜新町界隈での仕事だったので、中山駅に向かうことにした。が、バスの定期券はバスに乗って買いに行きたい…などという妙な考えを抱いてしまったため、田園都市線を市が尾で下車することにした。

市が尾駅から中山駅行きのバスが出ていることは出ているのだが、途中の石橋止まりのバスもかなり出ていて(住宅街のバス停ながら、ちゃんとした折返場・詰所がある)、中山駅直通が来るか石橋止まりが来るかは時間との闘いとなる。果たして…、やって来たのは石橋止まりだった。

市が尾駅を出発する前、運転手さんに「中山駅にバスを乗り継いで行きたいんですけれど、このバス(の終点)の石橋は、他系統の(石橋バス停)とは違う場所ですよね?」と尋ねてみたところ、「終点の1つ前で下車して、次に来る中山行きのバスを待っていただくか…、あるいは、どの駅でも良いというのであれば、鴨池大橋を通るバスに乗れば鴨居駅にも行けますし…」とのことだった。いや、中山駅に行って定期券を買いたいんだけれど…と説明するのも面倒になっていたので、「では、1つ手前で降ります」と答えておいた。

横浜市営バス緑車庫(営業所)終点の1つ手前で下車し、バスを待つ。青空が澄んでいて、朝のような寒さもなく、清々しささえ覚えていた私…。そして、やって来たバスの行き先は「緑車庫」とあった。私がいつも家から鴨居駅に向かう時に乗るバスの行き先は「緑車庫」で、横浜駅からバスだけで帰宅する時に乗るのも「緑車庫」行きである。とりあえず、そのバスに乗って終点に行き、そこから中山駅行きのバスに乗り継ごうと思ったのだが、バスに乗っていて “あること” を思い出した。市営バスの「○○車庫」というのは、そのまま「○○営業所」と同一で、営業所では定期券も発売しているのである!

ということで中山駅には向かわず、緑車庫(緑営業所)で定期券を購入し、そこから自宅へはバスで1本…。定期券を購入したついでに、息子へのお土産に…と、はまりんのシールをゲットする。

帰宅して、はまりんのシールを息子に見せると、「あぁ〜〜〜〜っ、は゛ま゛り〜〜ん!?」と大喜び。シールを全て床に並べ、何度も何度も「あぁ〜〜〜〜っ、は゛ま゛り〜〜ん!?」と叫んでいた。「あぁ、営業所でおねだり(?)して良かった!」と思う父親であった。

とりあえず、今日のところはこの辺で…。


11月23日(祝)

ノドの調子が…!? 昨夜、ノドにイガイガ感を覚え、うがいをシッカリして、ノドの炎症を抑えるスプレー薬を塗布して寝たのだが…。今朝、激しい咳に苦しめられ、スプレー薬を塗布するも逆効果。

今週後半の講義に穴を開けたくないので、昼食後に休日診療所へ行くことにした。念のため、横浜市救急医療情報センターに電話し、耳鼻咽喉科か内科で受診できる所を紹介してもらった。すると、神奈川区の休日診療所は耳鼻咽喉科の設定がなく、我が家から近い所では都筑区休日診療所で耳鼻咽喉科の受診ができるということを教えてもらった。
横浜市都筑区休日急患診療所
今日は近場で買い物をする予定だったのだが、休日診療所はセンター北駅から徒歩5分程度の所にあり、それで家族そろって市営地下鉄に乗ることにした。が、妻と息子は1つ手前のセンター南で下車し、私はひとりで休日診療所へ向かうことになった。

時間帯がよかったのか、問診票を記入して数分で私の名前が呼ばれた。気になるノドの状態は…、思ったほど赤くなっておらず、とりあえず抗生物質を処方された。

受診後、診療所からセンター北駅を抜け、そのまま徒歩でセンター南駅へ。この1駅間は、地下鉄に乗らないで歩く人が大勢いる。その人の波に乗り、気がつけば妻と息子の待つ港北TOKYU S.C.に到着。

ファミレスでほっぺを真っ赤にしている息子買い物が終わり、バスを乗り継いで帰ろうとした時、小雨が降っていた。バスに乗っている間は降雨でもかまわないのだが、我が家周辺で雨が降っているとバス停から濡れながら歩くことになってしまうので、センター南駅周辺で食事をして帰ることにした。ちょうど空腹になってきていたのと、時間稼ぎとを兼ねたワケである。

妻が「バスターミナルに来る途中でガストを見た」と言うので、迷わずガストに入ることにした。現在、ガストではキッズプレートが39円というフェアが実施中! これを利用しない手はない…と、妻といつも話をしていたのである。

アンパンマンのプレートに大好きなポテトとうどんがのっているのを見て、息子の興奮は最高潮。おまけに店内の室温とが相まって、ほっぺが真っ赤っか。隣のテーブルの “お友だち” に手を振ったり、別のテーブルのお客さんが退店する際に「バイバ〜イ!」と愛嬌を振りまいたり、とにかく楽しそう…。

帰りのバスを待っている間にも、お客さんにニコニコと…。

それにしても…、私の咽頭痛の原因は何だったのだろう?


11月24日(木)

体調は、まだまだ回復には遠く…。昨夜は早寝しようとしていたのに寝るに寝られず、さらに未明に地震があって、かなり寝不足気味で朝を迎えた。気温は…といえば、かなり寒い。

それなのに、いつもより10分以上早く家を出た私…。いつもはバスで片倉町駅に向かい、地下鉄で横浜に出る。今朝はバスで鴨居駅に向かい、横浜線に乗って横浜方面へ。横浜から乗った湘南新宿ラインはいつもと同じ時間だったが、今日は鴨居駅から横浜線に乗る理由があった。昨日、鴨居から有効の都区内フリー切符を購入しておいたので、どうしても鴨居駅から電車に乗る必要があったのである。

文京学院大学に到着して、いつもなら講義用資料の印刷に取りかかるところだが、今日の講義では先週までに配布したプリントを使えば事足りるため、コンビニで買ってきたおにぎりをのんびり食し、講義開始を待った。

1時限目「フィールドワーク論」は、今日も「フィールドワークの問題点」がテーマ。特に「作業仮説」について語ることにしていたのだが、どうも学生の集まりが悪い…。そこで、長い導入部をアドリブで作りながら話し、レギュラーメンバーが揃うのを待った。そして、作業仮説の意義、目的などを語り続けた。

地下鉄有楽町線乗り入れの東武東上線で飯田橋に出て、中央線緩行に乗り継いで水道橋に到着した時は、気温が上昇していてコートを脱いでもよいほどだった。

法学部で出講チェックをし、教員控室に行くと、やけに閑散としていた。昼休みだというのに片手で数えられるくらいの教員しかおらず、ひっそりとしていた。

3時限目「社会学」は、今日で「問題行動の根源」の最終回。開始早々スクリーンに例のドラフト会議がらみの最新記事を映し出すと、教室は大爆笑! その後、今日のテーマ「アノミー」について、語源や特徴を『ひなちゃんの日常』『インド夫婦茶碗』などの1シーンを取り上げつつ解説する。

朝も昼も、声をできるだけ抑えようと、開設時間をできるだけ短くしようと、とにかくノドに負担をかけないよう意識していたのだが、気がつけばいつも以上に声を張り上げていたりする。

まだ明日1日、出講日が残っているのに…。


11月25日(金)

ノドの具合を気にしつつも、何とか安眠…。スッキリ目覚め、ちょっと早めに家を出た。

早めに法学部入りしたものの、2時限目「社会学」の講義内容は昨日と同一なので、特に準備するものもなく、とりあえず教室へ向かうまでノドをいたわり、ノドに良い飲み物で水分を十分に補給したり…と、できるだけ良い状態で講義にのぞめるよう努力する。

昨日もそうだったが、ノドがツライ時には早く講義を終えてしまえば良いものを、なぜかそういう時に限って妙に自分が盛り上がってしまい、90分近くしゃべり続けていたりする。しかし、声はシッカリ出せるので、症状としては軽いほうなのかも…。

昼休みに銀行でお金を下ろそうと神保町に出るが、どの銀行のATMも長蛇の列!? コンビニ内のATMでも手数料0円で引き出せる口座もあるが、今日はどうしてもその銀行のATMを利用しなくてはならない事情があって…。ふと、「たしか、地下鉄の改札前にATMがあったような…」と、そんなことを思い出した。はたして…、そのATM前には列はできておらず、待ち時間ナシで取り引きに入ることとなった。

その後、通信教育部に移動し、3時限目の始まる頃にお弁当。そして、今週と来週の講義用資料を大量に印刷する。今日から4時限目「社会学」は「現代日本を理解する」という最後のテーマに入るのだが、残り時間の関係で板書時間を省略してでも開設時間を増やす(節約する)必要があり、それで配付資料が増えてしまった次第である。

ノドの調子も芳しくないのに、残余講義時間も限られているというのに、なぜか講義の最初に先週の講義内容に “追加” をしてしまい、ここで30分ほど消費してしまう。本論は…、DVDやCDを多用する来週の講義内容を今週にスライドさせてノドの負担を軽減させたのだが、本来なら今週解説する内容を受けて展開する部分もあり、その追加解説にも予想外の時間が費やされ…。

童謡『シャボン玉』に秘められた話や、「ポポポポーン」のフルバージョンなどを用いて “ピュアな日本人” と “ネオ日本人” の比較を中心に解説を進めたが、私が必要以上に盛り上がり、せっかくCDやDVDでノド休止時間を稼いだのに意味を為さず。

帰りに大丸東京店に寄り、ケータイ国盗り合戦「大丸 くにふだ漫遊記」の “くにふだ” ゲットに乗り出す。

さらに、鴨居では耳鼻咽喉科で受診。来週までにはノドを何とかしなくては…。


11月26日(土)

この週末は家でのんびりしていようと思ったのだが、どうしても今日中に郵便ポストへ投函しておきたいものがあり、それだけのために出かけるのも…ということで、家族そろって出かけることにした。

出かける…と言っても、向かったのは鴨居駅。“マクドナルド トクするアプリ” にハッピーセット無料クーポンが入っていたので、息子のおやつを兼ねてマクドナルドに行ってきた。詳細は割愛するが、私の手元にはコークグラスが!? 息子は、大好きなポテトを頬張りながらニッコニコ!

帰宅後は、来週以降の講義用資料の編集やプレゼンテーション用資料の作成に。今日は調子が良かったのか、一気に数ヶ月分の資料が出来上がる。が、あとになって手直しが入るかも…。それもまた、講義の宿命である。


11月27日(日)

ワケあって、家族そろって東京へ。

東京駅で新幹線が並んで待機しているのを見た息子は、ポカ〜ンとして言葉を失っていた。絵本ではおなじみの新幹線…、今までの人生で何回か乗っている新幹線…。しかし、息子には「新幹線に乗ったことがある」というちゃんとした記憶がないらしい。

それで今日、目の前に並んだ新幹線を生で見て、ビックリするやら感激するやら…という状態だったのだろう。

もちろん大丸東京店にも寄り、ケータイ国盗り合戦「大丸 くにふだ漫遊記」の “くにふだ” ゲットに再び乗り出す。が、アイテムのコンプを全く目論んでいない無欲な我ら夫婦、とりあえず全種類の “くにふだ” さえ手に入れば、それで満足!

お昼寝もしていない息子は眠かったハズなのに、新幹線やら電車やらバスやらで大興奮状態に陥り、車内で何度も「寝ない! 寝ない!」を繰り返していた。

そんな息子も、このところボキャブラリーの習得がめざましい。1日ごとに言葉がハッキリしてきた。そして、明日で2歳4ヶ月…。


11月28日(月)

「こんなこと、小学校や中学校で注意されてくることじゃないのか?」と、そんなことを思った国際関係学部での4時限目…。「日本社会」の講義に、15分前から教室の前で講義の準備をし、14:40の始業チャイムとともに話を始めたのだが…。あとから教室に入ってきてドアを開けっ放しにして平然としている学生、遅刻して帽子をかぶったまま教室をのんびり歩く学生…。今日は終始おだやかに講義を展開したかったのだが、その姿を見ていて想いは一転した。

いくら注意されても「すみませんでした」という言葉が出てこない学生が、ここ数年で激増した。私の社会学理論に従うなら、「非常識なことをしている」「悪いことをしている」という自覚がないのだろう。

険悪な雰囲気を(半ば演出として)醸し出しつつ、「日本(人)について学ぶ必要性(3)」の解説を始める。今日は「日本(人)的発想」について主として語る。その中で、日本的外来語受容Localizationの特徴やザ・ビートルズの曲名の邦題などを取り上げ、「1960年代に日本人が苦心して作った邦題の趣旨が、21世紀の日本人には伝わらなくなっている」という現実を実感してもらって講義を終了させる。

さて、時間はさかのぼって1時限目の日大看護の「社会学」の話。今日で「コミュニケーション」に関する解説をとりあえず終えることにしていたのだが、今年はちょっと趣向を変えて国際関係学部「日本社会」で解説している「日本(人)的コミュニケーション」のダイジェスト版を語ることにした。アレコレ語りたいことはあるが、どれもこれも語ったのでは学生たちがパニックに陥ってしまう(だろうと判断した)ので、“目を通せば内容が理解できる” であろう資料を配付して、必要な部分だけを語ることにした。

学生たちの大部分がこの国で看護師になるのだろうから、それ以前にこの国で実習に臨むのだから…ということで、このテーマを用意したのだが…。「ちょっと、お節介だったかな?」「恩着せがましかったかな?」などと思いつつも、とりあえず予定していた話を全て出し切った。

それにしても…、朝の寒さが一層厳しくなってきた。なのに、今朝も千川駅〜日大看護間の往復は歩くことにした。最近、池袋駅からバスで学校に行くことが激減し、千川駅から歩くことが多くなってきた。交通費云々ではなく、元来歩くのが好きなのと、運動不足の解消に…というのが目的であるが、今では「前の週より “タイム” を縮める」という目標も設定して歩くことにしている。結構楽しいものである。

三島へは、東京から新幹線で。今日は国際関係学部で印刷する資料が大量にあるので、新幹線の車内でお弁当。車内でも食べられるようなものを、妻にととのえてもらった。満腹感と車内のポカポカ感に、いつしか眠りの森へ…。目が覚めた時には、すでに三島の手前…。

帰りは、東海道線を熱海で乗り継ぎ、小田原で下車。そして、小田急ロマンスカー@クラブで予約しておいたロマンスカーで町田に出た。今日の車両はHiSEというハイデッカー車で、どこか懐かしさを漂わせる車内に、学生時代のことを思い出した。

が、本厚木で私の隣に座ってきたサラリーマンのせいで、そんなホンワカ気分が台無しに。このサラリーマン、座る時に勢いを弱めないのである。車両が古いので、イスもちょっとガタガタしている。なのに、ドシ〜ンと勢いよく座ってくるから、思い切り尾てい骨から脳天までピキ〜ンと振動が伝わる。荷物棚から本を取り出し、再び座ってドシ〜ン! 何か思い出して立ち上がって座る時もドシ〜ン! とにかく、隣席の私のことなどお構いなしのマイペースなのである。

やはり、「非常識なことをしている」「悪いことをしている」という自覚がないのだろう。最近、電車やバスでこういう類の行動をよく見かける。

この国はどこへ向かってゆくのか…、とても心配である。私が言える立場ではないのだが…。


11月29日(火)

今日も、通常とはちょっと違う出講…。日体大の1時限目「総合科目B」を担当するだけで、今日の仕事は終了…。要するに、午後の御殿場看護学校の講義が今週もないのである!

昨日と同じ時間に起き、昨日と同じ時間に家を出て、昨日と同じバスに乗って鴨居駅へ。横浜線と田園都市線を乗り継ぎ、予定通り桜新町に到着した。

日体大に到着し、講義用資料を印刷し、ふと先週までに作成した資料に目を落とすと…、何と今日の講義用資料が準備されていたではないか!? そう、先週学生に配布した際に「これは、来週(=今日)の講義で解説を終了させるので…」などと告知していたのである。今日印刷した資料は、実は来週の講義内容のもの…。とりあえず学生には配布することにした。せっかくなので、今日印刷した資料をもとに出席代わりの課題を作成してもらうことに…。

講義のほうは、今日から「問題行動の誤対処」がテーマ。その初回に選んだのは、「人生縮小化」「リセット願望・リロード願望」などの現象について。途中で様々なエピソードを挿入しすぎたのか、チャイムが鳴る直前になってやっと板書…という有様だった。

帰りに通院(午後診)しようと思っていたので、ちょっと講師室で時間を調整してから桜新町駅に移動した。田園都市線で江田に出て、そこで昼食をとる。駅前からバスに乗ってセンター南駅へ行き、さらに笹山団地行きのバスに乗り換えて鴨居方面へ。鴨居町から、新井町・千丸台団地周りの鴨居駅循環バスに乗り換えたため、時間潰しのつもりのバス乗り継ぎが、予想外の長旅になってしまった。

そのため、病院到着が予定より若干遅くなり、午後診はとっくに開始されていた。そして、1時間近く経ってやっと名前が呼ばれ、診察室へ…。

朝はそれなりに寒かったが、昼間は汗が出るほど気温が上がってきた。暖かいのは嬉しいが、気温の変化が激しいと体がなかなかついてゆけず、かえって体調を崩しやすくなってしまうような…。


11月30日(水)

11月末日なので、何か気の利いたことでも…と思っていたが、とても今日は「ぼやき」の更新ができるような気分ではない。

今日のことは、明日にでも…。


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