2009年1月のぼやき
1月1日(祝)
みなさま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
実は、大晦日に睡眠をあまり取らず、それで新年を迎える2時間ほど前に仮眠を取った私…。「年越しは、何としても起きて迎えないと…」と思い、寝ぼけ眼で起きあがったのが23:45…。そして、夫婦で新年の挨拶を…。DVDに撮っておいたとはいえ、「絶対に笑ってはいけない新聞社24時」の中間部分は全く知らないまま。録画したものを後で観ようと思うのだが、新春は特番がたくさんあり過ぎて、おそらく松の内に再生するのは無理だろう。
年が明けて30分ほどして、妻と近所の神社へ初詣に行ってきた。小さな神社ながら、境内にはたくさんの人、人、人…。参拝の列に並んでいると、我々の前の2人組が柏手を打って拝礼…なかなか頭を上げようとしない。「いっぱいお願い事をしているんだろうなぁ…」と微笑ましく観ていた次の瞬間、「あっ、昨年と全く同じ光景だ!」ということに気付く。
我々の番になり、お賽銭を…。おみくじを引くと、妻も私も末吉。ほどほどに良いことのある1年だということなのだろう。昨年までのお札を神社に戻し、部屋に新しいお札を貼った。新年に、信念も新たに…といきたいところ。
「一年の計は元旦にあり」と古人は言った。その通りだと、私も思う。が、年を越してすぐに夜更かししたのと、私の腹痛(年末に発症したまま年を越してしまった!?)が完治していないのとで、元日早々 “寝正月” モードに入りかけていた。
しかし、今年は人生最大の気合いを入れようと思っているため、年が明けて数時間後、勝手に2009年の我が家の目標を掲げてみた。「萬事勝意」である。このサイトとBeWith sitesのトップページにこの言葉を載せておいたので、我ら夫婦の決意をご存知の方もおられると思う。意味は、「くじけずにずっと頑張っていれば、きっと万事うまくゆく」という意味である。韓国研究も手がけている私であるため、韓国語も併記してみた。
新春のグルメ番組を観ながら「妊娠する前にハラミを食べておきたかったなぁ…」と、妻がぼやいた。すかさず、「ハラミを食べなくてもはらんだ(孕んだ)でしょ?」とツッコミを入れた私…。我ら夫婦は、どちらがボケで、どちらがツッコミなんだろう?
夕飯は、今年の干支にちなんで「ビーフカレー」をいただいた。今年は既婚者として新年を迎えたし、家族が増えるし…。干支パワーを体に吸収して、本気で頑張ろうと思う。
1月2日(金)
三が日のうちは “細々としたこと” や仕事はしないつもりだったが、昨夜どうしてもサイト管理が気になって、ISP(Internet Services Provider=インターネット接続業者の総称)のサーバに避難させておいた「ぼやき」の背景画像類のほとんど&2006年までの「ぼやき」を、もとのbewith.acのサーバに戻した。そして、韓国で撮影した大量の画像ファイルを、ISPのサーバに避難(移転)させておいた。
大晦日と元日、我が家のブレーカーが落ちた。我が家の場合、IHクッキングヒーターと電子レンジ、エアコン、バスルームのファン(乾燥や暖房、冷房モードなど、各種の操作が可能!)、そしてオーブントースターのうち3つ以上が同時使用されると、「バチンッ!」とブレーカーが落ちるのである。何を作動しているか忘れたり、夫婦の間で連絡が行き渡らないと、「バチンッ!」とブレーカーが落ちるのである。大晦日などは、DVDでテレビ番組を録画中に落ちたものだから、デッキがディスク修復をするのにエライ時間がかかってしまい、イライラさせられた。が、誰が悪いワケでもなく…。
今日も朝5時前までテレビやらDVDやらで、やっぱり夜更かし…。しかし、今日は昼過ぎまで寝ていられるような情況ではない。箱根駅伝があるのだ! ついでに言えば、私の親兄弟の出身大学全てが出場するのだから、目が離せない。
我が家は「花の2区」の沿線…ということと、私の門下生であるギタウ・ダニエル君が日本大学の2区を任されているとあれば、観に行かないワケにはいかない。それで、わずか3時間睡眠で起床し、まずはテレビで1区の確認…。日本大学が23チーム中23位という状態でガッカリするが、とりあえず鶴見中継所では22位になり、ダニエル君に襷がつながる。
それを観て、つわりと闘っている妻を独り残して家を出た。国道15号線方面へ歩くとまだまだ人がまばらで、テレビに映ってしまいそうな沿道を陣取る。まず、山梨学院大学のモグス選手が通過する…。ダントツの1位である。後方の選手が全く見えない。それから私の目の前をダニエル君が駆け抜けて行った時には、日本大学はまだ13位程度。それでも10人近くを抜いているのだから、ものすごい力走である。走りにタイミングを合わせ、力走中のダニエル君をデジカメで撮影する。ちなみに、私の2009年初撮影の被写体はダニエル君…ということになった。読売新聞の応援用紙旗を振りながら、「ダニエル、行け〜っ!」と大声を張り上げた私…。
しかし、ここは神奈川大学のお膝元。アウェー感がビシビシと…。
私の声援がダニエル君に届いたのか(いや、彼の実力の賜物であるが…)、帰宅してテレビを観るとダニエル君が14人抜きして順位をドンドン上げて、さらに「ごぼう抜き」最多記録である「15人抜き」(ダニエル君本人がトップタイ)のをしのぐ20人抜きを達成して2位浮上! 「もっと高順位で襷がつながっていたらなぁ…」と思うこともあるが、高順位で襷がつながっていたら彼の記録も更新されなかっただろう…。結局、ダニエル君は2位で戸塚中継所へ!
ところが、日本大学も山梨学院大学もケニア人留学生が作った “貯金” を完全に使い果たしてしまい、途中で古豪・早稲田大学に主役の座を奪われて、最後にはその早稲田さえも主役を奪われ…。往路優勝した東洋大学は「出場か? 辞退か?」という問題があっての出場だったが、特に沿道から誹謗されることもなく…。
子供の頃は、毎年必ず往路・復路とも権太坂あたりで駅伝の選手たちを応援したものだった。その頃の花形選手といえば、早稲田大学の瀬古利彦選手! 今日、沿道で応援しつつ、子供の頃に戻って全ての大学にちゃんと応援用の旗を振り、久々に盛り上がった私であった。
日本大学は、往路8位…。復路も頑張って、来年のシード権は確保したいところ。
1月3日(土)
実家へ年始参りに行ってきた。妻も一緒に行くつもりだったのだが、明け方になっても腹部の痛みが抜けず、連れて行くのを断念した。私ひとりで家を出て、実家最寄り駅の二俣川駅から乗ったバスの中で弟夫婦と偶然に合流する。
家族に妻の状態を告げたところ、「来年あたりから、新年にちっちゃい子が来ることになるのかなぁ…」などという話になる。家で寝ている妻の嗅覚が現在かなり敏感なので、帰宅してアルコール臭を漂わせてはならないと思い、グイグイとアルコール分を摂取しないようにしたが…。新年でもあり、適量を美味しくいただいた。
年に一度のおせち料理に舌鼓を打ち、話の花が咲いたが、箱根駅伝の結果を見て「何で、こうなるのかなぁ…」という雰囲気が一瞬過ぎる。昨日のダニエル君の “20人抜き” があったものの、日本大学は7位でゴール。
今日で、三が日も終了! 明日が日曜日のため、明後日から世間では少しずつ平常の動きに戻るのだろう…。
1月4日(日)
今日で結婚から200日が経過し、さらに妻の出産予定日まで200日らしい。キリが良いのかわからないが、今日はとりあえずそういう日らしい。よって、特別なイベントもない、単なる正月休み中の日曜日…。
近所のスーパーが今日から2009年の営業を開始したので、ちょっと買い物へ…。妻がそのスーパーの携帯電話会員のため、スーパーが洗濯用洗剤を「感謝を込めてお年賀として進呈」してくれるという。帰宅して、まじまじと洗剤を見ながら「この洗剤につられて、どれだけの人が買い物に来たんだろうねぇ…」と妻が言う。
その洗剤は、もちろん我が家にもあるワケだが…。
とりあえず、今夜の夕飯は「たしか、韓国の宮廷鍋ってこんな感じで豆腐が入っていたよねぇ…」ということで、それっぽいものを食す。
そんな、さりげない(?)一日…。
1月5日(月)
「『TSUMAのぼやき』が更新されない!」とお嘆きの方もおられるかと…。妻は現在、つわりの苦しみと闘っており、夫の私が見ていても「頑張ってるなぁ!」と思うような状態。安定期(4ヶ月目)に入れば楽になると思われるので(現在、3ヶ月後半)、今しばらくお待ちを!
世間では、多くの職場が今日から「仕事始め」である。我が家周辺も、にわかに人が増えていた。「もう、お正月モードから仕事モードに切り替えなさい!」と言われているような気がした。しかし、月曜日の出講先が偶々今週末から始業のため、今日は “まだ” 休み…。
ただ、振込だの何だのがあって、ずっと家で過ごすワケにもいかず、さらに明日の講義の準備もあるので(こちらに関しては、昨夜のうちにパソコンと対峙して)、なまりかけている体を動かした…。もっとも、昨日も買い物に出ているから、ほんの少しは体を動かしたワケだが…。
妙な夢を見た。以下、概要。
私は友人数名と一緒にどこかの大学の大講堂に行き、そこに集まった大人数と共にTBS「オールスター感謝祭」のようなクイズに参加させられるのである。それも、何日間か連続で…。
その日のクイズを全て終えると一旦帰宅かホテル宿泊とないう設定で、私はなぜか横浜市南区の “昔住んでいた” 実家(それも、私が住んでいた頃のままの姿)に帰り、そこから会場に通う…という設定になっていた。
朝からずっとクイズに答えるのだが、休憩時間が何回かあり、昼休みにはなぜか “アリス復活コンサート” が行われ、なぜか谷村新司や堀内孝雄よりも矢沢透への歓声が一番多いという有様…。その状態に苛立ちを覚えたのか、堀内孝雄が脈略なく「サンキュ〜〜〜ぅ!」を連発するのだが、それでも矢沢透への歓声には遥かに及ばず…。 |
どうやってクイズから解放されたのかは記憶にないが(夢なので)、どうしてこんな夢を見たのか不思議でならない。次回の「オールスター感謝祭」にはまだかなり日があるし、前回の放送からも3ヶ月以上が経過しているし…。
何かに追いつめられているような、そんな危機感や圧迫感を覚えていたのだろうか?
明日は、2009年の初講義! 帰りの高速バス(上り便)だけ予約を電話で済ませ(下り便は予約ができないシステムのため)、あとは昨夜から始めた講義の準備を見直すだけ。いよいよ、私も始動!
今年も頑張るぞ!
1月6日(火)
昨日、妻のパソコンに海外製のDVDリーディング(リッピング)&ライティングソフトを2種類インストールした。講義用の資料をパワーポイントではなくDVDで提示できれば、いちいちパソコンを教室に持って行ってセッティングする必要もないし…と思ったのである。が、妻のパソコンには、もともとライティングソフトがインストールされていた…。
そして、DVDに焼くファイルを自分のパソコンで作成する。画像ファイルやら音楽ファイルやら、効果音やら、タイトルやらを編集しているうちに、夜が明けようとしていた…。しかし、寝不足のまま今日を迎えるワケにはいかないので、6時間の睡眠を取ることにした。起床したのは10時半…しっかり6時間の睡眠である。
今日は2009年の「仕事始め」である。今年の初講義は、御殿場看護学校の「文化人類学」から。
昨年、御殿場でその日最後の講義をした後は横浜まで高速バスで戻っていたが、「その逆もあり!」ということで、今日は横浜から御殿場まで高速バスに乗ってみた…というより、ちょうど良い時間の御殿場線がないので、高速バスに乗る以外に出講方法が見当たらなかったのである。横浜から御殿場へ行く際の電話予約ができないため、横浜駅東口のバス案内所で発券してもらうか、バス停にある自動券売機で乗車券を購入するか…であるが、高速バスではPASMOやSuicaが使用できるのである!
実は、新宿から御殿場に向かうバスでもPASMOやSuicaが使用できるのだが、今までクレジット決裁していたため、使用する機会がなく…。それで今日はSuicaで乗車してみようと思い、自動券売機のインターホンで「Suicaで乗りたいのですが…」と尋ねてみたところ、「係のものが近くにおりますので、そこで時刻指定券を受け取ってください」と指示された。
「12:55」と書かれた時刻指定券を受け取ると、本当に12:55にバスがやって来た。そして、ほぼ定刻(時刻表)通りにバスは運行された。乗り換えがないというのは、何と快適なことか!?
4時限目、2分ほど “わざと” 遅れて教室に向かう。年明け初回なので、全員の準備がキチンと整っている状態で講義に入りたいと思った次第。始業の礼が終わると、新しいプリントを配布する。というのも、ここ数日で両手のアカギレがひどくなり、両手の親指と人差し指に絆創膏を貼って出かけたまでは良かったが、指の関節が曲がりにくくなってしまい、さらに御殿場看護学校の黒板は2枚の板が上下にスライドする形態のため、長い直線を上から下に引くことができず、それで板書事項を急きょ印刷してもらうことにしたのである。
「板書する手間が省けたので、その分時間が空きます!」などと言いながら講義を始めた私…。今日のテーマは「愛の比較」と題し、日本人と西洋人の「愛」「共感性」の違いを語り続けた。途中、話が脱線したりウケないシャレを言い続けたため、終業時間を3分以上オーバーしてしまった。「これで板書があったら、講義は終わっていたのかなぁ…」とつぶやいて講義終了。
帰途は、往きの逆ルート。横浜まで1時間20分程度で到着する。そして、つわりで「口の中に妙な分泌液が出て、甘いものは食べられない」妻のため、「カツサンドなら食べられるのでは?」と考えて、そごう内のまい泉へ行く。まい泉は幸いにも「タイムサービス」に入っていたため、200円ほど安くカツサンドを手にした。それから、データ用DVD−Rをヨドバシ横浜で購入し、少し買い物をして帰途に就いた。
帰宅して、夕飯をとり、まずは小林さんに頼まれていたDVDのコピーを行う。「こんなことで、DVDがコピーできるのかね?」と半信半疑ながら私のDVDをライティングソフトの言いつけ通りに作動させた。すると…、短時間でコピー完了! 妻と二人で感動する。
その後は、ひたすら講義用DVD作成のためのファイル編集…である。
さて、今夜は何時に寝られるのだろう?
1月7日(水)
結局、徹夜…。
ファイルの編集は意外と早く終わったのだが、その後の作業が予想外のことだらけで…。一番の予想外は、妻のパソコンにインストールされているDVDソフトが、ことごとく私の作成したWMVファイルを拒否し続けてくれたのである! 別のタイプにファイルを変換しても、ダメ! 無料の変換ソフトをダウンロードしてインストールしても、画質が落ちてしまう有様。それで、「オーサリングソフト、買おうかなぁ…」と半分だけ覚悟を決めた私…。それでも、アチコチのサイトで情報を集めたところ、海外にはフリーのDVD関連のソフトがたくさんあることがわかった。それらをダウンロードし、日本語化パッチがあれば当てておき、数種類のソフトを組み合わせてISOファイルを作成した。。
そして、昼過ぎになってやっとオリジナルDVDが1枚だけ完成した! 妻と手を取り合って喜んだ私…。
ただ、以後はこんな面倒な作業ナシにDVD作成ができるのではないかと思うのだが…。
昼食をどうするか夫婦で話をしていたが、「ちょっとお昼寝!」と言ってベッドに潜り込んだのが運の尽き。仮眠のつもりが爆睡状態! 気が付けば7時間睡眠! 目が覚めたのが20時半ちょっと前…。「これでまた、昼夜逆転になっちゃうのかなぁ…」と思いつつも夕飯。ウドンとソバの合い盛りを食す。乾麺を茹でただけのものだが、なかなかの美味!
食後、妻は「お腹に、今までと違うタポンタポン感がある」ということで、ベッドに戻る。私は…といえば、よせばよいのに “またしても” 講義用DVD作成用のファイル編集…。
今日までが松の内…。正月気分を抜くのには十分すぎるくらいの徹夜だったみたいである。
1月8日(木)
2日連続の徹夜にはならずに済んだが、それでも今朝方まで半徹夜状態でDVD作成用ファイルの編集・変換作業が…。ベッドでは、妻が「お腹が苦しい!」と…。ここ数週間、お腹の苦しさで妻は眠ることもままならない。昨夜などは「ノドが渇いて水分を摂りたいのに、飲み物を受け付けられない!」と嘆いていた。水分はみかんで摂取していたが、食欲もほとんどない状態…。作業の合間に妻の様子を伺う私…。
食欲がないとはいえ、栄養は摂らせなくてはならない…。妻曰く、「炭水化物はトーストした食パンでなら何とか摂れる」のだとか。白米の炊きあがった匂いは現時点ではNG状態で、パンの焼けた香ばしい匂いは大丈夫だという。とりあえず、明け方にトーストした食パンを食べた妻は、少し体調が落ち着いた様子だった。
「つわり」というのは、漢字で「悪阻」と表記する。「阻」は「阻害」「阻止」「阻隔」などのように、「さまたげる」「邪魔する」の意味があるが、他にも「阻隘(そあい)」「阻険」などのように「けわしい」「悩む」「くじける」などの意味もあるらしい。
実は、「悪」には「病気」という意味もある。他にも「おだやかでない」といった意味もある。すると、「悪阻」というのは「険しい病気」という解釈もできるし、「日常生活や体調を、おだやかでなく邪魔するようなもの」という解釈もできる。が、「つわり」は病気ではない、念のため。
こんな苦しみに耐えてまで出産した女性は、だからこそ “生まれ来る我が子” への愛情寄せられるのだろう。よく「お腹を痛めて産んだ我が子」などと表現するが、その意味が実感として沸いてきた夫であった。
1月9日(金)
2009年度から、法学部大宮キャンパスでの講義は行われなくなる。よって、今日と来週木曜日の「社会学」を担当し終えると、私は大宮で講義を担当することがなくなる。それで、「華々しいフィナーレを!」などという欲が出て、昨夜になって急にパワーポイントを使って最終講義のプレゼンテーション資料を作成し始めた私…。
が、作業を終えて、「大宮の29教室(金曜日に私が使用する教室)にあるノートパソコンって、たしか動作がメチャクチャ不安定だったような…」ということを思い出し、パワーポイントで作成した画面を1つずつビットマップ(BMP)ファイルに起こして、それをWindowsムービーメーカーで映像ファイルにしたものをDVDに焼いて持って行こうと思ったのだが…。その映像ファイルの保存先をSDカードにしたのが運の尽き。なぜか途中でSDファイルが認識されなくなり、やっとの思いでカードを復元したものの、データはすっかり壊れていて…。データだけではなく、SDカードそのものが壊れてしまったのである。1GBのカードが…!?
それで、パワーポイントで作成したファイルだけを別のSDカードにコピーして、そのまま就寝…。
そして今日…。昨日の天気予報で「首都圏は、降雪の可能性があります」と言っていたので、ちょっと早く起きてみた。が、窓の外では雨が降っていたが、積雪の様子がなかったので、いつもと同じ時間に家を出ることにした。
2時限目の始業チャイムが鳴り、29教室へ…。パソコンのセッティングをしようと思ったのだが、ラックのカギを教員室から持ってくるのを忘れていて、一旦教員室に戻る。そして、再び教室に入り、セッティングをしたのだが…。パソコンがなかなか起動しないのである。10分ほどかかってWindowsが起動したが、次の問題が…!? SDカードの挿入口がないのだ! 「ふつう、ノートパソコンにはSDカードの挿入口があるもんだろう?」と思い込んでいた私が悪かったのだが、とにかくSDカードが使えないのでは、今日の講義が成り立たない。それで、最前列の学生に「教員室で、SDカードの使用できるパソコンがあるかどうか、聞いてきて!」とお願いする。
が、なかなか学生が帰ってこないので教員室に行ってみたところ、「パソコンのことについてわかる職員が、みんな席を外しているんです!」と事務職員が言う。とりあえず、学生は教室に戻し、私が対応することにしたのだが、数分後にキャンパス内にSDカード対応のパソコンがないことが判明した! 「USBメモリーなら使えるんですがねぇ…」と職員から言われて、「何で、今日に限ってUSBメモリーじゃなくてSDカードなんて使っちゃったんだろう?」と、自分がアホに思えてきた。USBメモリー派の私が、よりによって今日に限ってSDカード…。
その時、妙案が浮かんできた。家に電話し、妻に私のパソコンを起ち上げてもらう。そして、パワーポイントで作成したファイルをEメールに添付して私のWebメールに送信してもらうことにした。法学部のパソコンは、教室で使用する際もサーバにアクセスした状態でなくてはならないので、Web上にデータがあれば、教室のパソコンにダウンロードできるのである!
最終講義のプレゼンテーション資料は、激しいドタバタの末に学生に公開された。だが、せっかくの最終講義がこうもバタバタしてしまうと、粋そうチンしないワケがない。学生数名が「今日の講義、大変でしたね。試験も頑張ります!」と声をかけてくれたのが救いだった。
大宮キャンパスに勤務して数年経つが、実は一度もこのキャンパスの学食を利用したことがない。それで、今日のお昼は学食でとることにした。ここのシステムは、11時までに食事券を教員室に提出し(この時、自分が食べるものの欄に名前を記入する)、昼休みにその食事券を持って教職員用の食堂に入ると既に注文したものが用意されている。食後、カウンターで代金を支払えばよいのである。ご飯と味噌汁は自分でよそうため、好きなだけ食べられる。おかわりも自由だったらしいが、一度にたくさん盛ったので、その必要もなかった。
食事を終えて、急いで帰途に就く。気温は全く上昇する気配がない。一旦帰宅して妻の様子を見る。昨夜から、妻は激しい頭痛に悩まされていた。症状を聞くと、どうも偏頭痛や群発頭痛の痛みと似ている。それで、少し仕事をして、テレビを見て、夕方再び街に繰り出した私…。横浜に出て、まず郵便局へ。郵便を送るためである。その後、薬局へ。私の持っている偏頭痛の鎮痛剤を妊娠中の妻に飲ませるワケにはいかないので、酸素ボンベとペパーミント水を購入する。これで、少しでも痛みが緩和すれば良いのだが…と思いつつ帰途に就く。
明日は雨も上がり、今日よりは気温も高くなるらしいが、まだまだ寒い日が続く模様…。私が風邪をひいて妻にうつしてはならないので、妻以上に私のほうが健康管理に気をつけないと…と思う夫であった。
1月10日(土)
火曜日の夕方、御殿場駅前の高速バス待合所でバスを待っていた時、携帯電話に久保田美華さんという女性からのメールが届いた。現在使用している携帯電話の電話帳には登録されていない人物からのメールのため、最初は「スパムメールかな?」と思ってしまったが、とりあえずメールを読んでみた。どうやら、インディーズ系のミュージシャンで、オリジナル着うた(R)サイト itadaki(頂)で開催されている「itadakiGP」の案内だった。
バスが来るまで時間があったので、サイトにもアクセスしてみた。その時、「あっ、この名前に見覚えがある!」と、過去の記憶が徐々に蘇ってきた。私の記憶が正しければ、この女性は私の門下生である。彼女が大学3年生の時、土曜日の1〜2時限目と続けて私の講義を履修していたハズである。サイトにはCDのジャケット写真がアップされているが、学生時代とジャケット写真では雰囲気が違うのだが、おそらく私の記憶で間違いないだろう…と思う。
仮に記憶があいまいでも、こうやってメールを受け取った縁で、彼女を応援することにした。「itadakiGP」というのは、着メロダウンロード数を競うイベントらしい。早速私も会員登録してダウンロードした次第(ダウンロード案内および視聴はこちら)。ライヴもあるというので、ちょっと顔を出してみようかと思う。
さて、今日の私は…というと、頭痛の妻の看病(?)をしながら昨夜は3時頃まで調べものをして就寝したものの、どうも私まで頭痛に襲われた模様。さらい、腰痛が再発!? 昼過ぎ、エクスパックが届いて玄関で郵便配達員さんの応対をしたが、その後は風趣して夜までバタンキュー状態!
とりあえず、私は日が暮れかけているのを確認してベッドから這い上がったものの、軽く残る痛みとしばらく闘うハメに…。今日はオフ日なので、できたら鎮痛剤は使いたくないのである。
たまには、何もしないでいることも必要なのかな?…と思う夫であった。
1月11日(日)
カレンダーを見ていて、「あっ、明日ってお休みじゃん!?」と叫んだ(?)私…。妻が「成人の日だから、お休みだよ!」と解説を加えてきた。そうか、ハッピーマンデーで「成人の日」は1月15日ではなく「1月第2月曜日」になったんだったっけ…などとつぶやきつつ、虚しくなる。
というのも、私は徹夜で月曜日の講義の準備をしていたのである! 相変わらずのDVD作成であるが、エンコーディングに何度も失敗したり、DVD−Rに焼かなくてはならないところをビデオ用DVD−RWに焼いてしまったり(何で上手く焼けたのかは不明…)、せっかく作ったラベルを違うメディアに貼ってしまったり…。DVD−RWや “間違ったラベルが貼られたDVD−R” を新たなDVD−Rにコピーしたところ、全部エラー…。仕方がないので、コピーは諦めて、全てリッピングするハメに…。
リッピングしたものをDVD−Rに焼いたのだが、そこでいくつかの動画にコマ落ちやら何やらが見つかり…。
夜中ずっとパソコンをカタカタ鳴らしたり、動画から音が流れたり…で、つわりと闘っている妻には申し訳ないことをしたような状態。「ゴメンね!」と謝りながら作業するが、どうも私は「一度始めた作業は、終わらせないと気が済まない」性格のようで、作業が全て終了したのは正午だった。
作業の間、何度か妻も起きて私と一緒に食事をしているので、作業を終えた後も「お昼を食べても食べなくても、どちらでも良いような…」という状態だった。それで、少し昼寝をしようと思ってベッドに入ったのだが、数分で夢の中へ…。17時半過ぎ、宅急便の配達員さんが押した呼び鈴の音で目が覚めるまで、ほとんど意識不明状態!?
宅急便を受け取り、中に入っているCDとDVDを取り出し、再びDVDの編集作業に取りかかった。著作権に触れないように気をつけつつ、再び4時間ほどかけて作業する。その合間にコンビニに行ったり食事をとったりしたが、この4時間は大したエラーも出ずにDVD作成が終了した。
しかし、妻はとっても苦しそうだった。それでも、私に心配かけまいと「今11週目の終わりだから、今週中には12週目(4ヶ月)に入るし、あともう少ししたら安定期だから…」と、何とも健気なことを言う。だからこそ、余計に夜通しパソコンに向き合って騒がしくしていたことが申し訳なくてならない。
「明日はゆっくりできるのだろうか? 妻も少しは楽になるのかなぁ?」などと思いつつ、こうしてまたパソコンに向き合っている夫であった。
1月12日(祝)
「明日はゆっくりできるのだろうか? 妻も少しは楽になるのかなぁ?」なんて思っていた私だったが、気が付けば私まで頭痛再発! それで、夫婦して寝込んだ祝日…。
相変わらず、妻はつらそうである。つわりでこんなに苦しんでいる女性を見て何にも感じなかったり、「もっとシッカリしろ!」とか、私には言えないなぁ…。こういう時こそ、夫が頑張って、妻を励ますのが夫婦じゃないだろうか? 妻がつわりで苦しんでいるのは、夫にも原因があるワケだし…。
よって、私まで倒れ続けるワケにはいかないので、鎮痛剤を服用し、日が暮れるのを待ち(偏頭痛は光の刺激も痛みを誘発するため)、明日の通勤に必要な高速バスの予約を電話で2件入れて、それからコンビニまで買い物に出かけた。あとは、洗濯をしたくらいか…。
今日の目立った活動は、このくらい…。
1月13日(火)
朝から、イヤなものを2つ見た。
1つは、恵比寿駅前での出来事。日本体育大学へ向かうためにバスを待っていた私…。私は幸いにして先頭に並んでいた。いつの間にかバスを待つ人が長蛇の列を作っていたのだが、そこへ不審な動きをしたジイサンが現れた。そのジイサン、私の後ろをアッチコッチとウロウロ歩いていた。「バスに乗るのか、それとも単に暇つぶしにうろついているのか…?」と、どちらともとれるような行動だったが、バスが入構するや私の後ろで動きがロックされた。そして…、私の次に堂々とバスに乗り込み、乗車口のすぐそばの座席に陣取った。このジイサン、降りる時も乗車口から堂々と…。
ジイサンがバスから降りた後、それよりもっとイヤな光景に遭遇した。交通事故である。私はバスの運転手さんのすぐ後方に座っていたため、フロントガラス越しに前方がバスが信号待ちをしていた時、60歳くらいのおじさんが乗っているバイクが向かい側で停車していた。が、次の瞬間、バイクの後ろに停車していた車が動き出し、バイクに衝突! おじさんはバランスを崩して横に倒れ、ヘルメットも脱げ、しばし身動きすら撮れない状態…。ただ、大きな怪我はしていなかったのと、周辺にいた人たちがすぐにおじさんを助け上げるなど、迅速に動いたため、おそらく大事には至らなかったと思われるが(おじさんの意識もハッキリしていたようなので)、バイクの後方が大破する一部始終を見ていた私は、何とも虚しい気分に…。
朝から波乱の幕開けだったが、とりあえず日本体育大学には無事に到着! そして、1時限目「総合科目B」では「防衛機制」をスポーツの指導とからめつつ解説する。終講試験に代わるレポートの提出方法の説明も含め、90分まるまるかかる。
講義後、いつものように急いで新宿へ向かい、高速バスのキップを引き換える。バスは一般道の走行中に渋滞に巻き込まれたものの、東名高速に入るや順調に走行! 昨夜、ベッドで横になったものの全く眠れなかったので、御殿場まで1時間ほど仮眠を取る。ちょうど目が覚めた時、バスは御殿場インター付近を走行しており、雪化粧した富士山がいつもより大きく、美しく見えていた。
バスは、いつもとほぼ同じ時刻に御殿場駅に到着! 富士山の雄姿を眺めながら御殿場看護学校へ歩く爽快さを味わいつつ、富士山のパワーを体いっぱいに受けとめた。
御殿場看護学校の4時限目「文化人類学」は、今日から「国際化と文化変容」をテーマに講義が展開される。最初に、「国際化」という言葉の意味について様々な角度から説明したところ、妙に私がノッてしまい、予定の倍以上の時間をここで費やしてしまう。急いで本論に入ったが、テキストを読んでいる時の解説も予定の倍以上の時間を費やしてしまう有様。それでも何とか本論解説も板書も終えたので、「終わり良ければすべて良し」ということにしておこう。
帰りの高速バスも、ほとんど仮眠で費やされた。バスが首都高速道路神奈川3号の永田あたりを走行中に目が覚めたが、本当に底までの記憶も意識もない。それだけ、バスが快適だったということか、それとも徹夜気味の体調が悲鳴を上げていたのか、いずれかだろう。
明日は、視聴覚資料を大量に持っての出講…。体に負担をかけないようにしないと…。
1月14日(水)
昨夜、締切をちょっとだけ過ぎた書類を発見した。急いで書類を調え、今朝郵便局から速達で郵送した。念のため、昨夜のうちにEメールで書類は添付ファイルとして送っておいたが、アチコチの書類が一気に来ると締切がわからなくなる。気をつけないと…。
今朝、京浜東北線で人身事故があった関係で、京浜急行のダイヤが乱れていた。京浜東北線と併走している関係で、振替輸送の客が大挙したためだという。そして、横浜駅では京浜東北線のホームがロープ規制されていて、東海道線や横須賀線に乗り換えるお客さんたちに牽かれそうになった私…。しかし、特急踊り子号は定刻通りに横浜を出発した。
三島まで、ほとんど意識不明状態のまま到着。危うく乗り過ごすところだったが、野戦のカンが働いたのか、「三島駅まであと30秒!」というところで目が覚めた。御殿場で昨日見た富士山も大きくて美しかったが、三島から見た富士山もいつもより大きく美しく見えた。その代わり、かなり寒いのだが…。
国際関係学部に到着して出勤簿に押印していると、「先生、奥さんが大事な時ですから、インフルエンザには気をつけて下さいね!」と職員の方々に言われる。どうやら、教員がインフルエンザに続々やっつけられて、休講が相次いだのだとか…。年末に私は予防接種を受けたので、少しは安心かと…。
3時限目「国際社会学入門」と5時限目「日本社会(留学生用)」は、講義時間数の関係で本日終講である。にもかかわらず、3時限目では先日徹夜で作ったDVDを上映する。私が韓国で撮影した写真を、BGM付きで撮影年順やカテゴリー別にまとめた映像である。その映像が30分以上の長さになってしまったため、講義のまとめをしている間に90分経過…。何とも締まりのない終わり方である。
5時限目は、留学生たちに「日本人(の学生)のいない環境で日本について学ぶ機会」が与えられたことを1年間でどのように感じたか…という話をする。こちらは、テンポ良く終講した。
4時限目「日本社会(日本人学生用)」は、もう恒例となった「TULIPの財津和夫作品を使用して日本人的なコミュニケーションと恋愛模様とを分析するシリーズ」に入った。予定では年末から解説開始のハズだったのだが、年内最後の講義では小田和正の映像を見たこともあり、全部で3回を要する解説(全16曲)を2回でまとめる必要がある。本当は5〜6曲ずつ紹介するのだが、そんなスローテンポでは間に合わず、一気に8曲解説する。私にしては、テンポ良く流せたほうである。
2009年も、相変わらずのアタフタ状態か…。
1月15日(木)
今日の3〜4時限目で、法学部大宮キャンパスの「社会学」が終講した。通常なら「今年度の…」という形容がつくところだが、ここで言う「終講」は「大宮キャンパスにおける社会学という講義」が終幕したことを意味するのである。おそらく、未来永劫「社会学」という講義が大宮キャンパスで開かれることはないだろう。
私に落ち度があったワケではない。2008年度をもって大宮キャンパスは閉鎖されるのである。一部、体育実技の実施予定はあるらしいが、講義は完全撤退である。
しかし、諸先輩が担当してこられた大宮キャンパスの「社会学」の最終担当者が私で良かったのだろうか…と、そんな想いもある。が、とにもかくにも本日の終講によって、私の大宮出講も終了した。
午前中は、1時限目に文京学院大学の「フィールドワーク論」を担当。内容は、実際にフィールドワークを行うとどういう状況(情況)が生まれるのか、疑似体験してもらう実験演習。今日のために徹夜で編集したDVDを意気揚々と(?)再生したものの、途中で再生がストップするというアクシデント発生! しょせん、私のやることなんて中途半端…。
昨年1月に今の居所に引っ越して以来、部屋の乾燥に悩まされてきた。昨年の冬も今年の冬も、とにかく手にたくさんのアカギレが出来た。つわりで感覚が敏感になっている妻は、空気の乾燥がものすごく不快なのだという。仕事の帰りにヨドバシ横浜に寄って、小型の加湿器を探してみた、すると、ペットボトルを利用する加湿器があり、“妻のため” と “興味本位” で購入した。2000円でお釣りが来る安さ! それで、浮いたお金でデータ記録用のDVD−R DLを購入する。これ1枚で、通常のDVD−R2枚分の容量である。
多少ではあるが、部屋に “潤い” が…。いや、我ら夫婦に潤いがないというのではなく…。
1月16日(金)
「明日は一日中のんびりしていようか…」と言ってベッドに潜り込んだのが、昨夜3時過ぎ。それから16時間ずっと眠り続けた私…。
どうして、こんなに眠れたのか? 疲れていたのか? それとも…と考えてみたところ、1つだけ思い当たることがあった。それは、昨夜の話…。乾燥肌の私は、この時期になると部屋の乾燥が加わって体中がかゆくなるため、寝る前に “かゆみ止めクリーム” を塗っている。が、昨夜「いつものクリームだとかゆみがすぐ復活するから…」と、別のかゆみ止めを使ってみた。
しばらくして、体中にマヒしたような感覚(胃カメラを飲む前、肩に麻酔を打たれた後のような感覚)が襲ってきたため効能書きを見たところ、「局所麻酔の成分が、かゆみをすぐ抑えます」とあった。もしかすると、その麻酔成分が深い眠りに私を誘ったのだろうか?
とりあえず、今夜も “人体実験” をしてみようかと…。
1月17日(土)
昨夜も、寝たのが3時過ぎ…。“人体実験” の結果、かゆみ止めクリームに含有されている局所麻酔の成分が深い眠りと関係ないことが証明されたが、気圧の関係か頭痛がして、「今日もオフ日だし、部屋の電気をつけたりドタバタしないほうが、妻も楽だろう」などと考えた私は、ずっとベッドで頭痛を緩和させることにした。
夕方になって、私の頭痛は根が深いことを察して、ベッドにいるより鎮痛剤を飲むことを選んだ。そして、そのまま起きることにして、たまった洗濯物と格闘…。空気の具合が “雨を含んだような” 状態になっていたので、おそらく頭痛の原因は天候にあるのだろう…と思っていると、小林さんが来訪! 先日、あるデータのコピーをお願いしたのだが、それをわざわざCD−Rに焼いて持ってきてくれたのである。
本当なら「ちょっと上がっていってください!」というところだが、我が家の状況と小林さんの都合もあり、玄関で少し話をしただけだったが、このデータの到着によって、来週以降の講義資料作成に加速がつき、一気に完成したのであった。
妻のほうは12週目(妊娠4ヶ月)に入り、そろそろ安定期へ向かうのではないかと思うのだが、まだまだ思うように食事が出来ない状態が続いている。「もどしてもいいから、食べられるだけ食べなさい」と妻に食事をさせるのだが、全盛期に遥かに及ばない小食ぶりである。お腹の赤ちゃんに悪影響を与えないよう、食べるものにも気をつけなくてはならないし…。その苦しみを分かち合えない分、むやみに負担をかけないようにしよう…と心がける夫であった。
最後に、10日(土)の文章の再掲。
火曜日の夕方、御殿場駅前の高速バス待合所でバスを待っていた時、携帯電話に久保田美華さんという女性からのメールが届いた。現在使用している携帯電話の電話帳には登録されていない人物からのメールのため、最初は「スパムメールかな?」と思ってしまったが、とりあえずメールを読んでみた。どうやら、インディーズ系のミュージシャンで、オリジナル着うた(R)サイト itadaki(頂)で開催されている「itadakiGP」の案内だった。
バスが来るまで時間があったので、サイトにもアクセスしてみた。その時、「あっ、この名前に見覚えがある!」と、過去の記憶が徐々に蘇ってきた。私の記憶が正しければ、この女性は私の門下生である。彼女が大学3年生の時、土曜日の1〜2時限目と続けて私の講義を履修していたハズである。サイトにはCDのジャケット写真がアップされているが、学生時代とジャケット写真では雰囲気が違うのだが、おそらく私の記憶で間違いないだろう…と思う。
仮に記憶があいまいでも、こうやってメールを受け取った縁で、彼女を応援することにした。「itadakiGP」というのは、着メロダウンロード数を競うイベントらしい。早速私も会員登録してダウンロードした次第(ダウンロード案内および視聴はこちら)。ライヴもあるというので、ちょっと顔を出してみようかと思う。 |
今日現在で、彼女のダウンロード順位は131組中4位というところ。21日(水)までのダウンロード数で最終ランクが決まるので、みなさまの協力を乞う次第。
1月18日(日)
久々(?)に、腰痛…。それもかなり激しい痛みがぶり返してきて、起きることが出来なかった。朝、かゆみ止めクリームの塗り直しをした時には大した痛みはなかったのだが、その後でまたベッドに戻ったのがいけなかったのか、仰向けに寝ていられないほどだった。膝を曲げ、横を向いて寝ていれば腰に負担がかからない…ということで、じっと痛みの軽減される姿勢を保っていたものの、痛いものは痛い!
意を決してベッドから起きた時には、外が暗くなりかけていて…。こうして、3連休を寝て過ごしてしまった私…。
昨日も宣伝した久保田美華さんのダウンロード順位、現時点で3位である! 21日(水)の13時までのダウンロード数で競い合うそうなので、是非ともアクセス&ダウンロードを!
1月19日(月)
腰痛は昨日より緩和され、仕事に支障はなかったものの、やはり痛いことは痛い。だが、それよりも、なぜか頭痛が襲ってきていて、そちらのほうが今朝の私には重大な解決課題だったりして…。夜半に雨が降り始めていたので、おそらくそれと頭痛は関係するのだろうが、何だかガタがきている私の体…。
とりあえず、鎮痛剤で痛みをおさえて出かけることにした。9:23に横浜を発つ特急踊り子号に乗る前に、郵便局で1つ用事を済ませることにした。今日は春のような陽気で、アチコチ動き回っても苦にならない…。ただし、腰の痛みさえなければ…の話。
三島駅に着くと、強い風が…。さすが、富士山のお膝元! ちょっと気を抜くと、私のような痩身者は吹き飛ばされそうな勢い。風がアゲンスト状態で、腰痛の私にはちょっと応えた。国際関係学部に到着するのに、いつもなら徒歩7分程度だが、今日は10分ほどかかった。
今日は4時限目「日本社会(日本人学生用)」のみの担当だが、水曜日に担当していた「国際社会学入門」で回収したレポートの再提出を受け付けるため、11時には大学入りする必要があった。実際、11時から講義開始の14:40までの間に、何名もの学生が現れ、受領はおそらく無事終了したものと…。しかし、4時限目開始時間ギリギリまで学生が来ていたため、早めに教室に移動してAVラックの準備をすることも出来ず、講義は少し時間がズレて開始された。
本来なら3回に分けて解説するハズの「TULIPの財津和夫作品を使用して日本人的なコミュニケーションと恋愛模様とを分析するシリーズ」を2回でまとめることになったため、前回は1.5倍のペースで話を進めた。が、あまりに慌ただしかったので、今回は前回聴いた曲も含めてもう一度再生することにした。解説は、おそらく順調だったのだろうが、スピーカーの調子が…。せっかく教室を移動したのに、現在使用している教室のスピーカーも片方のチャンネルの音が出ないのである!!! さらに、「参考までに…」と最後に再生した『償いの日々』のCDがピタッと止まってしまったり…。
でもまぁ、本編はシッカリ解説できたので、これはこれで良しとしよう。
帰途、新幹線に乗って新横浜に出て、横浜線と京浜東北線で横浜に出た。データ用のDVD−Rをヨドバシ横浜で購入し、少し買い物をして家路に就いた。
帰宅すると、妻はベッドの中…。声をかけたが、反応がない。眠れる時に眠らせておかないと…と思う夫であった。
1月20日(火)
エライ目に遭った。何となく、こうなることはわかっていたのだが…。真相は、後ほど。
今朝は、不思議なほどスッキリ目が覚めた。が、昨夜はちょっと夜更かし気味だったので、寝不足感は否めないところだが…。それでも、スッとベッドから起きて、サッサカ身仕度を整えた私…。いつもより少し遅く(…と言っても10分程度だが)家を出て、いつも乗る湘南新宿ラインではなく東海道線で品川に出て、山手線に乗り換えて恵比寿に出た。これで、いつもより1本遅いバスに乗ることになったが、そのほうがちょうど良い時間に日本体育大学に到着するのである。
今年度、日本体育大学の出勤簿に押印するのは今日が最後。今日の1時限目「総合科目B」を担当し終えると、今年の秋まで出番はない。そして、学生たちも卒業してゆくので、今度いつ会えるのやら…ということになる。最終回は、問題行動が解決しない理由の1つとして日本人的な「甘え」をテーマにした。そして、最後の最後に「異文化ストレス実験」を行ったのだが、その最中に「あっ、これは午後の御殿場看護学校でもやってみよう!」などという気になってしまい、これが後々にエライことになるなどということも考えず、心の中でムハムハ状態になった私…。ただ、これは冒頭の「エライ目に遭った」事件ではない。
日本体育大学を離れ、新宿を目指す。いつもより早めに講義を終えたので、いつもより早く新宿に到着したのだが…。いつもより早く高速バスのキップを引き換えたのにも関わらず、座席が窓側ではなかったのである。「う〜ん、何だか妙なことが起きそうだなぁ…」と思いつつ、バスの出発時間まで量販店巡りをする。そして、12時半ちょっと前にバス停へ。私以外には誰も並んでいなかったが、遠くに見えたバスの姿がいつもとは違うことに気付き、私のイヤ〜な予想が当たる確率がグ〜ンと上がってきた。いつもとは違い、2階建てのバスが現れたのである! ということは、いつもより乗客が多い…。
バスに乗り、通路側にある私の座席に急いで座る。すると、初老のご婦人が「お隣、私の席です…」と声をかけてきたので、一旦席を立った。その直後、4人組のギャルたちが大声で会話しながら乗り込んできた。そして、私の座席の前の列に横並び…。通路を挟んで隣には、母娘の2人旅…。しかし、この娘(OL風)の声がウルサイ! 走行中、ずっと会社の仲間の情報を母親に伝授していた。4人組のギャルたちは、よっぽど箱根への旅行が楽しみで仕方がなかったのだろう、とにかくはしゃぎ回っていた。いつも見慣れているハズの仲間の写真を撮りまくり、その度に、シャッター音とフラッシュが私をイラつかせた。さらに、声がキンキンしていて、頭が痛くなる。聞きたくもない彼女たちのプライベート情報(淫靡な内容も含む)やら「その話、ここで今する必要がある?」というような “旅行と全く関係ない話” のオンパレード。
「ちょっとお嬢たち、他のお客さんの迷惑も考えてくれない?」と注意したくてしかたがなかったが、断片的な(すぐに内容が変わる短絡的な)話を総合したら彼女たちの旅行は1泊2日だと判明したので、「ここで注意して彼女たちをイラつかせたら、気持ちを入れ換える前に東京に戻ることになるのか…」と思い、思いとどまった。寝てしまえばくだらない話を聞かないで済んだのだが、彼女たちの声のせいでなかなか眠れず…。おまけに、私の隣のご婦人は前方の景色が気になって気になって仕方がないらしく、前を見ようとするたびに「カサカサカサカサ…」と妙な音を立て…。
結局、ストレスのたまったフラフラ状態で御殿場駅前に降り立った。フラフラのまま、御殿場看護学校までの道を歩いたが、「こういう時こそ、富士山のパワーを!」という想いも儚く消え、富士山は深い雲に遮られ、御姿を拝むことは出来なかった。余計に落ち込む私…。
そんなテンションのまま4時限目「文化人類学」に突入するのだが、週番さんに頼んで学生たちには例の「異文化ストレス実験」を(私が教室に行く前に)始めておいてもらい、何とかリズムを整えた。講義内容は、GlobalとLocalを同時にとらえるGlocalについて。様々な例を出しながら、諸々の理論を紹介しながら講義を進めていくうちに、「異文化ストレス実験」の答え合わせをする時間がなくなってきて…。結局、講義中に解説できなかった部分については宿題扱いにした。
いつものように、帰りも高速バスで横浜へ。こちらは、いつものように静かでのんびりした時間を過ごせた。多少の仮眠もとれたので、横浜駅に到着した時にはリフレッシュ完了状態!
でも、所詮は仮眠…。疲れはたまる一方で、今回も文章がまとまらなくなる有様。「明日がオフ日で助かった!」と、心から思う。
1月21日(水)
気圧の影響で、せっかくのオフ日も頭痛との闘い…。身重の妻が、私のために鎮痛剤と水を用意してくれる有様…。夜には復活したが、最近はこんなことが多々ある。偏頭痛の発生要因の1つには「ストレス」もあるらしい。なるほど…。
1月22日(木)
頭痛で昨日は夜までベッドにいたため、昨夜は眠ることが出来ず。ベッドに入ってみたものの、眠りには至らず。眠くて仕方がない時には「もう朝!?」と思うほど時間が早く流れて行くが、眠れない時は「まだこんな時間か!?」というようにゆっくり時が流れていくような気がする。
それで、5時前にベッドから出て、かなり早めの朝食をとった。寝ている妻の邪魔にならないように…とキッチンで食べていたところ、「そんなとこで食べていたら寒いでしょ? こっちで暖かくして食べて!」という声が…。どうやら、妻も目が覚めていたらしい。それで、テレビの天気予報を見ながら食べることにした。今日は一日、ぐずついた天気になるらしい…。
6時過ぎに家を出て、雨がそぼ降る中を傘をさして歩く。いつもより1本早い湘南新宿ラインに乗ることにしたのである。早い時間の電車なら、きっと混んでいないだろう…と思ったからである。そして、私の予想が見事に当たった。ただ、座ってしまうと寝入ってしまいそうな気がして、池袋までずっと立って行くことにした。
池袋には、いつもより30分近く早く到着したので、駅構内のショップでコーヒーを飲みながら東武東上線の時間を合わせることにした。こういう余裕があると、気分的に楽になる。
こうして、今朝はゆったりした気分で文京学院大学入りした次第。そして、そのまま気分的に余裕を持ったまま1時限目「フィールドワーク論」に入る。今日の講義内容は年末の続きで「フィールドワークの実践」をテーマとし、特に「参与観察」を中心に解説した。私の経験も含め、あるいはマリノフスキーやラドクリフ=ブラウンのフィールドワークを語りつつ、ものすごく余裕を持って講義は展開された。講義前に計算した時間配分と “驚くほどに” 一致した講義だった。
講義後、ゆっくり出欠調査カードを整理し、スクールバスでふじみ野駅に戻る。そして、東武東上線と湘南新宿ラインを乗り継いで横浜へ。ヨドバシ横浜でDVDのケースを20パック購入し、アレコレ買い物をして帰途についたのだが、湘南新宿ラインで座ってしまったのがいけなかったのか、だんだん体がふらついてきて、急に気分が悪くなってきた…。
13時過ぎに帰宅して、昼食をとったら体調も落ち着いてきたが、妻がつわりと闘っている最中に私まで倒れるワケにはいかないので、もう少し強くならなければ…と思う夫であった。
1月23日(金)
一昨日、テレビドラマ『相棒』を見ていたら、妻が「犯人は、この男じゃない!」と言い張り、「もしかすると、あの刑事が関わっているのでは…?」とストーリーを語り出し、さらに「…とみせかけて、最初に出てきた日系人の女が犯人だとか!?」などと、全ての展開を当ててしまった。妻と出会った時からそうだったが、超能力とまではいかないものの、妻には私には読めない先を鋭く読む能力があるらしい。今までにも、いろんなことを当ててきた。
その影響か、私も最近になって他人の発言の先を読めるようになってきた。テレビの番組を見ていて、その後にタレントが紹介するものを先に言う私…。しかし、悲しいかな、自分の先が読めない私…。
本当なら今日、妊婦健診のため病院へ行くつもりだった。タンパクや血糖の値を気にする妻のため、昨夜は野菜だらけの鍋料理を食べた我ら夫婦だった。昆布でダシを取り、ニンジンに白菜、春菊に水菜そしてエノキダケなどを入れたシンプルな鍋だった。
検査を午前中に受けるつもりだったので、夜9時以降は水分しか摂らなかった妻だった。「午前中に検査を受ける場合、朝食はとらずに来てください!」と言われていたからである。しかし、徹夜が解除されて寝入ったハズの私が夜中に何度も起き、加えて胃痛を起こし、今朝はゴミを収集場所まで出して帰ってきた妻の具合が悪くなり…と、夫婦してヘロヘロ状態だったため、病院へ行くのを午後に変更した。
ところが、「さて、通院の準備を…」と思いつつ病院のホームページで外来担当医の一覧を調べたところ、妻の主治医は今日の午後休診であることがわかった。何のために、妻は何も食べずに耐えてきたのだろう?
病院へは明日行くことにしたのだが、私は胃よりも心が痛くなってきた…。
今日は私の弟の誕生日! おめでたい日である。
1月24日(土)
一夜明け、今日は私の兄の誕生日! おめでたいことが続くのである。
昨夜、私は熟睡状態に入ることが出来ず、何度も起きたり、コーヒーを飲んで頭を落ち着かせたりして、妻の安眠を妨げた。今日こそは妊婦健診に連れて行かなくてはならない…という責任感で緊張してしまったのかも知れない。
私は夜明けと共に行動を開始。まず、病院のサイトで診察受付開始時間を念のために確認する。妻は昨夜の食事以来、ずっと空腹状態を維持しなくてはならない。それなら、なるべく早めに病院入りして、早めに検査を全て終わらせてしまえば、それだけ早く食事にありつける…と考えたのだが、当の本人が起きられないのでは仕方がない。
それで、10時過ぎに私ひとりで家を出て、横浜駅周辺で用事を1つ済ませ。30分ほどで帰宅した。その後、11時前に妻が何とか起きられる状態になり、病院の午前中診察の受付締切時間ギリギリに何とか間に合わせた。
今日は母子手帳に記入される妊婦健診の初回…ということで、私もおそらく何か聞かれるだろうと思い、妙に緊張していた。妻は産婦人科に到着してすぐ、体重や血圧その他、アレコレと検査に回っていた。診察時には私も一緒に診察室に入れてもらい、エコーで赤ちゃんの状態を一緒に確認させてもらった。モニターに、小さいながらも心臓がトクントクンと動いており、頭や手足や背骨がハッキリ映った我が子の姿を見て、嬉しくなる私…。頭部だけでも27.7mmあるというのだから、その成長の早さに驚くばかり。医師からは「順調に成長してますね!」と太鼓判を押される。
受診後、採血検査と入院予約、そして “今後の心構え” などに関する説明を受ける。全てを終えて会計をすると、「妊婦健康診査費用補助券」(母子手帳に綴じ込まれている)で費用から4700円が差し引かれたため、我ら夫婦の負担は7000円程度に。“補助券さまさま” である!
病院を出ても、まだまだ妻の具合が思わしくない。ゆっくり駅まで歩き、電車内では座れない時はしゃがむなどして体に負担をかけないようにしたが、それでもやっぱりつらそうである。あと2週間ほどで安定期に入るらしいが、果たして…!?
1月25日(日)
ほとんど徹夜状態だった昨日、早めに寝ようと思っていたのだが、夜は夜で見たいテレビドラマがあって(妻からよく「BSで見てたんでしょ?」と言われるが、見たいものは見たい心境である)、ドラマの前に1時間ほど寝ておいたのだが…。
ドラマを見終えて、「そろそろ寝ようか…」というところでハプニングが発生! その対処に明け方の4時過ぎまでかかる。1時間でも寝ておいて良かったと思ったが、いわゆる二度寝状態にも近く(徹夜の後だったので、なおさらである)、今日も夕方までずっと意識不明状態…。
今日は、あれやこれや終わらせておきたい仕事があったのだが…。
1月26日(月)
ちょっと郵便局で朝のうちに用事を済ませたかったので(送るものをずっと持って移動するのが躊躇われたため)、今朝はかなり早めに家を出た。そして、思ったより早く郵便局での用事が済んでしまったので、予定より1本早い湘南新宿ラインに乗り込んだ。ここまでは万事順調だった。
ところが、電車の出発間際にチャラ男が乗り込んできて、ドア付近に立っていた私を体でグイグイと押してきた。さらに、出発ベルが鳴っている間に小さなスーツケースを持ったサラリーマンが乗り込んで来た時には、「何でこのドアなんだよ!? バカ野郎!」と小声でつぶやき始めたチャラ男…。大声で言えないあたりも、この男の肝っ玉の小ささである。
たしかに、スーツケースを持ったサラリーマンが電車に乗り込んできた時には、私も「あっ、乗り切れるかな?」と思った。しかしチャラ男よ、お前にはサラリーマンを「バカ野郎」呼ばわりする権利などないんだぞ! 電車は、お前の所有物か? お前に何の権利がある? お前が私の体をグイグイと押してきた時に、お前がサラリーマンに抱いたのと同じような感情を持ったんだぞ!
さらに、電車が出発した後に女子高生2名が声高い馬鹿っ話(「ばかっぱなし」と読む)を始めた。すると、チャラ男が2名を睨み始めた…。たしかに、女子高生たちは非常識だった。声量も、話す内容も、どちらも常識を逸していた。しかしチャラ男よ、お前が批判するな! お前も十分すぎるくらいに非常識だ!
電車が次の停車駅である大崎に到着すると、チャラ男は “心地良いであろう別の車両” を探して移動していった。その後は、池袋まで快適な車内…。
今年初の日大看護への出講である。先週のうちに講義用資料をEメールに添付して送ったのだが、今朝確認したところ「届いてません!」と即答される。こうなるであろうことを予測していた私は、慌てることもなく、家から持ってきたUSBメモリーをパソコンに繋ぎ、原本を出力する。そして、自ら印刷…。その作業中、1年生担当教員と終講試験の件で打ち合わせ。後で採点上のトラブルが生じないよう、私の作成した試験問題の主旨と目標を話しておく。そして1時限目「社会学」に突入する。講義としては、今回で最後である。来週は前半に終講試験を実施し、残り時間で “総括” のようなことをするだけである。今日は、年内最後に宿題として作成してもらった人間関係図をもとに、初回から前回までの講義内容を振り返り、少々強引ではあったが “まとめ” をした。そして、「おまけ的な内容だけれど…」と前置きして、「アイドル工学」の解説をして講義を終えた。
講義後、急いでバスターミナルへ向かい、池袋で小田急高速バスの予約センターに電話する。明日の御殿場出講の帰りに乗るバスの予約である。そして新宿に出て、南口で全力疾走して1つ用事を済ませ、また全力疾走して小田急高速バスの窓口で明日の乗車券を発券してもらい、また全力疾走でみどりの窓口へ行き、ここで今日の特急券と乗車券を発券してもらい、再び全力疾走でJR新宿駅の1番線へ。
湘南新宿ラインに乗って大崎で下車すると、またしても全力疾走! 山手線に乗り換えて品川で全力疾走! 途中、駅構内で駅弁を買う。どの弁当にするか検討する時間の余地がなかったので、インパクトの強い名前の「THE 品川駅弁」にした。そして、12番線に全力疾走して、ギリギリ特急踊り子号に乗り込んだ私…。
家を出る前、妻から「無理しちゃダメよ!」と言われていたのに、全く逆のことをしていた私…。だが、車内で駅弁をほおばっているうちに、体力ゲージが回復したような気がした。こうして、ドタバタ道中ながら、何とか無事に三島に到着した。
国際関係学部に到着しても、特に準備することがない…。が、こういう時はアレコレと「ちょっと教えていただきたいことが…」というヘルプ依頼が舞い込む。それらに対処しているうちに3時限目の終業ベルが鳴る。今日もAV機器の準備は必要なので、休み時間中に教室へ。そして4時限目「日本社会(日本人学生用)」の最終回を行う。先週、『償いの日々』再生中にCDが止まってしまうというハプニングがあったが、今日は “まず” そのリベンジをして、歌詞の内容確認をする。そして、『切手のないおくりもの』の解説。その後は、26回分の講義の総括…。
かなり早く講義が終わってしまったので、帰りも特急踊り子号で帰ることにした。途中、意識朦朧状態に何度もなったが、その度に「早く、車内検札、来てくれぇ…!?」と祈るのだった。車内検札が終わった後は、「では、心おきなく…」と意識不明に…。
1月27日(火)
妙なことが多々あった。
今日は12時半前に家を出て、横浜駅東口で「御殿場駅まで(バス料金の支払いを)Suicaを使いたいのですが…」と高速バスの係員に申し出て、3週間前と同じく時刻指定券を受け取った。しばしバスを待ち、12:55の定刻にバスが入構してきたのを確認してやおらバス停へ移動する。3週間前は羽田空港からすでにたくさんのお客さんを乗せての到着だったのだが、今日はほとんど空気を運んで来たような状態…。バスは順調に御殿場まで走行したが、意気込んでバスにのぞんでいたが故、拍子抜けする。
さらに、私が乗車時に時刻指定券を運転手に見せると、「何、それ?」と言われた。「御殿場…駅…まで…ですが?」と答える私…。しかし、「えっ、時刻指定券? そんなもの、あるの?」と私に聞いてきた。「この運転手、大丈夫か?」と思いつつ、運転席のすぐ後ろの席に座る。運転手は、バスの前にいた係員に「時刻指定券なんてあるの? 知らなかったよぉ!」と話しかけた。係員は一瞬キョトンとしたが、「そうですよ! あるんですよ!」と返すのみ。何だか解せない。腑に落ちない。そんな私…。
帰りは帰りで、またしても予想外の出来事が…。御殿場駅前の高速バス待合所は、いつもならガラ〜ンとした状態である。座席も、移動し放題! ところが、今日は満席状態の上、座れずに立っている人がいて歩くのもままならない。さらい、日本人がマイノリティ状態で、ほとんどが香港人と韓国人!? 御殿場プレミアム・アウトレットがあるため、日本人のみならず外国人観光客も御殿場を利用することが多いのだが、それにしても…。さらに、いつもなら私ひとりを乗せてバスは横浜方面へ向かうことが多いのだが、今日は御殿場から私を含めて数十名が乗り込み、バスは満員に近い状態に!?
加えて、韓国人の母娘&孫チーム(バアサン、その娘、男の子)がやってくれた! 男の子(推定2歳)へは日本語で話しかけるのだが、母娘の会話は韓国語…。おそらく、娘が日本人と結婚したのだろう。バアサンも日本語で孫と話をするのだが、バアサンがせっかちなものだから孫はそのノリについてゆけずに鳴き出す有様。さらに、バスに乗る時も、列を無視してバアサンが我先に…と乗り込んだ。娘が「オカアサン、レツガアルノダカラ(お母さん、列があるのだから)」とバアサンの動きを制しようとするが、バアサンはサッサと乗り込み、いつも私が座っている席を奪取! 「バアサン、やってくれるなぁ…」と思わずにいられなかった私である。
「これの、どこが妙なの?」と思われるかも知れないが、私からすれば十分すぎるくらい妙な出来事である。
さて、今日の仕事は御殿場看護学校お4時限目「文化人類学」のみ。今日から最後のテーマ「日本(人)と文化」の解説である。テーマ初回は、「恥の文化」「和合」といった部分を中心に語る。時間内に解説が収まらず、5分ほど時間オーバーであるが、これはこれで日常的な光景…。
家に帰る前、妙な衝動に駆られて漫画本を3冊買ってしまった。それらはほとんど妻へのお土産!
1月28日(水)
どういうワケか、(最近の「ぼやき」を読み返してみても明らかだが)休みになると起きられない…。12時間以上の睡眠もザラ。
昨夜はDVD(もちろん、講義用資料!)の編集をしていて、朝の4時過ぎにベッドに入った私は、11時前に宅配便を受け取るために一旦起きたのだが、その後で再びベッドに潜り込んでしまい…。寝ている間に腰痛が再発したり、全身に痛みが走って体が動かなくなり、「あっ、そろそろ『相棒』の時間だ!」という本能的な理由(?)で起きることにしたが…。4時から21時まで、17時間くらい寝ていたことになる。
「疲れてるんだなぁ…」と自分の体調を危惧した次の瞬間、「これで、明日の仕事がバッチリならば、それでいいや!」と思うことにした私である。
昨日の話を…。夕飯にお好み焼きを作ったのだが、当初の計画ではホットプレートで作るハズだったのが、制作段階で「フライパンでいいか…」とちょっとテンションが低くなり、さらに最初の1枚(キャベツのみ)が “生地のゆるさ” のために悲惨なものができ、イライラしてきた私…。2枚目からエビとイカを入れてみたところ、形はまとまるようになったのだが、IHの火加減が良くわからず(火を見ながら調理できないのがツライ)、最初の焼き面を焦がした。上手くひっくり返して喜んだ時に焦げ目が見えるのは、何とも言えない虚しさがある。3枚目を焼いた時も、若干焦げた。さらに、ヘニャヘニャになって使い物にならないフライパン返しにキレた私…。
4枚目で焦がさずに焼けたのだが、「お店のお好み焼きと言うよりは、縁日のお好み焼きだねぇ…」というような作品に仕上がっていて…。焼くだけ焼いて、「食べる前からお腹いっぱい」状態になってしまった我ら夫婦であった。
明日はシャキッとしなくては…。
1月29日(木)
文京学院大学の「フィールドワーク論」が終講。最後くらい(?)ビシッと決めたいと思っていたが、昨日は21時前まで寝ていたので、深夜になってもなかなか眠くならず…。「このまま、徹夜で仕事に行っちゃおうかなぁ…」と言う私に、「体に悪いから、少し寝たら?」と妻…。とりあえず、3時過ぎにベッドに入り、寝られるかどうかわからないので部屋の明かりを少しだけつけておいたままにした。が、2時間近くは眠れたらしい。
先週と同様、6時過ぎに家を出て、湘南新宿ラインで池袋に到着したのが7時過ぎ…。駅構内でコーヒーを飲んで時間を潰していたのだが、ふと “ある感情” が蘇ってきて、いつもより20分も早い東武東上線に乗ることにした。その感情とは…、文京学院大学で講義を受け持って数年間、無料のスクールバスをふじみ野駅前で待ちながら「あぁ、あの路線バスに乗ってみたいなぁ…」というバス好きの性である。
それで今朝、無料スクールバスに乗らず、わざわざ路線バスで出勤した次第。「大井循環」と書かれたバスに乗る。初めてなので、どのくらい時間がかかるか全くわからず、それもまたワクワクドキドキ感を駆り立てる。「大井循環」にもいくつかのルートがあるらしく、内回りや外回りのように方向の違うルートもある。初乗りが170円で、15分ほど乗車して「ヤマハ」バス停で下車する。このバス停の別名が「文京学院大学」なのである。そして、バス停が大学の側門と直結していたので、初めて正門を通らずに大学入りした。
いつもより、20分も早く大学に到着した私…。
教員室で最終講義の準備をし、念のためにパソコンでアレコレ検索しておく。今日再生する予定のDVDの確認をしようとパソコンにDVDを挿入したが、「DVDコーデックがないため、再生できません」という表示が出る。
1時限目の始業チャイムが鳴るちょっと前に教室入りし、DVDやプロジェクターの設定をしながら終講試験がわりのレポートの提出を求めた。そして、簡単なまとめをして、私が韓国で撮影した “当たり障りのない” 写真をDVDで再生する。が、デッキとDVDディスクの相性が悪いらしく、動きが不安定…。しかし、何とか講義をビシッと終わらせることが出来た。
帰りは、スクールバスを利用した。そして、池袋経由で横浜へ。「今日は29日、“肉の日” だからカツ丼でも食べたいなぁ…」と妻が言っていたのでカツを買って帰ろうと思ったが、私が出かけた後に妻の体調が悪くなってしまったようで、とりあえずカツは1枚だけ買うにとどめた。帰宅して、急いでだし汁をつくり、玉ねぎを煮詰め、カツを浸し、卵でとじ、妻が炊いておいてくれたほっかほかのご飯(これが妻の不調の原因か!?)の上に豪快にのせた! 自画自賛だが、美味いカツ丼だった。
明日は、健康診断を受けることになっている。朝食抜きで行うため、今夜はシッカリ食べて、グッスリ寝ないと…。
1月30日(金)
朝イチで、健康診断を受けてきた。受診場所は、毎度おなじみの今井医院。雨が降る中、傘をさすまでもない距離ではあるが “念のため” 傘をさして家を出た。
「採血があるので、朝食は抜きで…」と指示されていたのだが、昨夜は夕飯まで抜いてしまった私…。というのも、昨日は徹夜に近いような状態だったため、帰宅してからず〜っと眠気が襲ってきて、シャワーを浴びてリフレッシュを図ったのだが、ベッドで眠っていた妻の姿(現在の妻は、つわりとの闘いの中で “たまに” スヤスヤ眠れる時間帯があるみたいである)を見ていたら眠気に拍車がかかってしまい、それで「ちょっと仮眠を…」と19時半過ぎに私も横になった。2時間ほど寝て、夕飯をとって、ちょっと仕事をして、それから寝て…と思いつつベッドに入ったのだが、こういう計画を私が完遂することはなく、結局23時過ぎまで寝てしまった。
時間的に食事をとると検査に支障をきたすため、夕飯を諦めたのである。が、妻は食事が出来る体調に戻っていたため、いつもとは逆に妻が食事をして私がそれを見ているという状況に…。
夜中、パソコンのメンテナンスをし、ついでにInternet Explorer 8 RCの更新ファイルをダウンロードし、インストールしたのだが、これが思いのほか時間がかかり、Internet Explorerを更新するとアドインもアップデートしなくてはならず、夜明けまで作業が続いてしまった。だが、これでネット閲覧中に予期せぬエラーが出てアタフタすることも減少するのだろう。
健康診断をヘロヘロ状態で受けるのも妙なので、寝られるだけ寝ておこうと5時過ぎにベッドに潜り込む。3時間近く睡眠を取り、ゴミ出しをして、それから今井医院へ…といったところが、今日一日のイベントのほとんどである。
明日は、大きな仕事がある。天候は崩れるらしいが、私の体調まで崩れることのないように気をつけないと…。
1月31日(土)
このところ、日が暮れると激しい眠気に襲われることが多い。それは、眠り方に原因がある。トータルして5〜6時間ほど寝たとしても、「19〜23時」「5〜8時」というような分割した睡眠のため、熟睡できない状態で活動を開始してしまい、異常なまでに疲れてしまうのである。もっとも、全く寝なければ、もっと酷い状態になるのだろうけれど…。
それで昨日はシッカリ睡眠を取ろうと思ったのだが…。来るハズの宅配荷物(通販で購入した食品類)がいくら待っても来ず、21時になっても22時なってもインターネット上の荷物の状況が「配達中」のままで、それで23時前に宅配業者Sに電話してみたところ、「ドライバーが荷物を配達しきれず、さらに荷物の状態をコンピュータに登録しないまま、配達を諦めて帰ったと思われます」などとファンキーな対応をされ、久々にキレかかった私…。
「別の業者さんは、荷物が配達できないならできないで連絡をくれるし、『時間が遅くなりましたが、今から配達しても大丈夫ですか?』という問い合わせもしてくれる。荷物は食品だから、先方も気を利かせて早め早めの対応をしてくれたのに…。支払いがクレジットカードだけど、本人のカード以外は受け付けないんでしょ? 明日は仕事だから、そちらの営業時間内に帰宅できるかわからないし…。今日配達されるハズだったから、ずっと外出もせずに待っていたんですよ! どうしてくれます?」などと、少々イヤミを入れつつ、電話でクレームをつけた私…。
妻が静岡で勤め人だった頃、その会社の契約していた宅配業者がSだったとか。それで、「Sでしょ? ダメだよ! 集配を頼んでも、自分の都合で『無理です!』とか言ってくるし。時間指定は守らず、夜のお届け予定のものが『多分、いると思って…』とか言いながら昼間に持ってきたこともあったし…」と、私のイライラも「よくある話」だと言う。
とりあえず、荷物は今日の最終配達(22時頃)にしてもらい、配達の前に電話で在宅確認をしてもらうことになったのだが…。
荷物の受け取りでイライラしているので、今日の大仕事については明日改めて書くことにしよう。
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