2003年8月のぼやき



8月1日(金)

昨日、帝京大学福祉保育専門学校で火曜日の講義を担当している教員で納涼会を開いた。今回も私が幹事を務めることになったため、会の参加メンバーが決定してしてすぐに店の予約を入れておいたのだが…。当初、参加意思表明者は(私を含めて)8名。日にちや開始時間については、学校でみんなと話し合って決定したことなのだが…。先日、「参加人数8名」として店の予約を入れた旨をEメールやFAXで7名に連絡した。そして、確実な予約完結とメールの配信確認をしたかったため、メールか電話で私に再返答して欲しいと伝えておいた。連絡を入れたその日に返答してきたのは3名。あとの4名からは待てど暮らせど連絡なし。納涼会前日、不安を覚えた私は、連絡のない4名に電話を入れた。すると、「明日は行けません」「用事がありますから…」「連絡が来てません」などという返答が相次ぎ、8名での会が半数の4名での開催となった次第。腹の底に怒りにも似た感情をしまい込み、昨日の納涼会を迎えたのである。が、発想を変えれば、少人数だったために昨日は幹事の仕事をほとんどせずに済んだ…ということに落ち着くことも出来る。しこりは残るが…。

今日から8月。すでに今年も365日のうち212日が経過してしまったということである。何にも実利のあることをせぬままに、いたずらに時間を消費してしまったような気もする。

午後、今井医院に行ってきた。胃や肩の経過は順調。6月に受けた健康診断の結果が昨日、私の元に届いた。血液検査はすべて正常値を示していたが、尿検査で潜血反応(1+)が出ていて、「軽い異常を認めますが、経過観察といたします」という所見があった。私は15年前に一度、尿路結石になったことがあり、それ以後、疲労がたまると潜血反応を示すようになってしまった。たしかに健康診断当時は、私の疲労はピークに到達していた。健康診断書を今井先生に提示すると、「潜血反応が1+程度なら、何の問題もない。経過観察ということは、要するに再検査の必要がないということだから」とおっしゃられた。

毎年8月1日というのは、「神奈川新聞花火大会」の日である。私は今回、見に行くつもりはないが、私の家からもそれなりの迫力で花火を楽しめる(一部、欠けてしまうことさえ我慢すれば…)。花火大会といえば、普段は日本を小馬鹿にしている若い日本人男女が「日本人的な格好」をして繰り出す光景に出くわせる場である。ところが、その浴衣の着こなしたるや…。帯の結び方はメチャクチャ。中には、子供用の帯を締めている女性もいる。男性も男性で、「粋」と「だらしない」というのをはき違えた輩が多く、浴衣姿で缶ビール片手に歩く姿をどの花火大会でもよく見かける。しかし、彼らの足元を見ると、草履をはいていても靴の歩き方…。中には浴衣にブーツやスニーカーという姿さえある。

浴衣は和服だ! 洋服じゃない!

「和」の心のない「にわか日本愛好者」の氾濫(反乱?)に、辟易である。

これと似た現象は、ほかにも様々あるのだが、それはまた別の機会に紹介することにして、今月初の「ぼやき」を結ぶことにしよう。


8月2日(土)

やっと関東地方も梅雨明け宣言された。私の住む神奈川県の隣の静岡県は東海圏ということで、7月26日に梅雨明け宣言が出されている。隣り合わせの県同士であるのにもかかわらず、この違いは一体…? しかし、まだ東北地方では梅雨明けが微妙な状態だという。関東地方の梅雨明けが8月までずれ込んだのは、1998年以来とのこと。たしかに、あの年は梅雨が明けずに秋が来てしまったような、そんな年だった。「暑中見舞い」を書けず、あいさつが「残暑お見舞い」から始まってしまったことを覚えている。

昨夜、ターンテーブルの調子が良かったので、中古レコード店で購入したトワ・エ・モワのLPレコードをMDに録音し、CD−Rに焼く作業に入った。今回のLPは3枚組で、盤によって音質がちょっとずつ違っていた。元の持ち主は、3枚目のB面は聴いていなかったとみえる。ヒット曲が刻まれている溝には「苦労」の痕があった。が、MDに録音してインデックス(曲の頭出しをするためのマーク)をつけていく作業で頭痛を覚え、CDをいじることはなかった。そして今日、MDからCDに録音データを移行した。全部で40曲、時間にして130分…。CDに焼く作業も(ほとんど)手作業なので、インデックスは自分でボタンを押しながら…という有様。それでも、これで音が劣化することなくトワ・エ・モワの曲をさらに楽しめると思うと、それなりに嬉しい(ファンにしかわからない心境)

久々に大阪の津村さんと電話で話す。明日、白鳥英美子さんのコンサートが埼玉県川口市で行われるのだが、そのチケットを津村さんに手配しておいてもらったため、明日の合流方法を打ち合わせるはずだった。しかし、「飛行機の予約が取れていない」という理由で、合流できる可能性が低くなったことを聞かされた。聞けば、津村さんは浅野さんのチケットも手配したということで、夜、浅野さんに電話を入れて明日の件で話をした。浅野さんとはしばらくお会いしていないので、明日の楽しみがひとつ増えたようである。

夜、後期の出講スケジュールの確認がてら、手帳に出講予定を書き込んでいった。後期は前期よりも担当講義数が増える上、移動回数も増える。横浜市内で1〜4時限目まで担当した後、急いで水道橋に移動して6時限目…なんて曜日もある。かと思えば、1時限目を担当した後、6時限目まで空き時間になる日もあるらしい。極端である。

帝京大学の佐藤先生からメールをいただいた。そこには、「今後とも、是非ぼやき続けていただきたいと思います」という温かいメッセーがあった。浅野さんからも「Yoshibeiさんの『ぼやき』で、Yoshibeiさんの状態を伺っています」というお話を聞かせていただいた。

決してメジャーではないが、ファン(?)が応援してくださる限り、私の「ぼやき」は続くのだろう。


8月3日(日)

朝、大阪の津村さんから電話が入り、やはり上京できないとのこと。残念だが仕方がない。今日は埼玉の川口で、国際文化交流フェスティバル2003のイベントの一つとして企画された白鳥英美子さんのコンサートに行くことになっていた(詳しいことは、音楽体験記にて)。津村さんにチケット手配をお願いしておいたのだが…。ただ、津村さんの名前を言えばチケットを入手できるようになっていたので、この点では問題はなかった。Eメールをチェックすると、浅野さんからのメールがあった。メールによると、津村さんの手配してくれたチケットは3枚あって、その3枚を浅野さんと私、そして熊沢さんの3人で使うことになったとのこと。そこで、久々に浅野さんと熊沢さんとコンサートを観覧することになった。

12時過ぎに東神奈川から乗り込んだ京浜東北線は、13時前に川口に到着した。駅の改札前で浅野さんと熊沢さんと合流し、昼食をとる。そして英美子さんに渡す花を見繕い、会場となる川口総合文化センター(リリア)へ向かう。

14時半の開場を待たず、列はかなり長くなっていた。開場前から「ほぼ満席」になりそうなことが容易に予測できた。天気もいいし、コンサートも盛り上がりそうだ…。そんな期待とともにチケットを受け取り会場に入る。

15:10、幕が開く。「恋はやさし野辺の花よ」から穏やかにスタート。楽曲は、年末にリリースされた「I'm here」からのナンバーを中心に、「風のリボン」からも数曲、英美子さんの定番曲(「This Song for You」「There is a ship」「Amazing Grace」など)がギター2名、ベース、パーカッション、キーボードの必要最小限編成のバックバンドをしたがえて繰り広げられた。2時間弱のコンサートではあったが、日頃の疲れやストレスを忘れることができた。ただ、本編とアンコールの境目がわからず、浅野さんと二人、花束を英美子さんに渡すタイミングがちょっとずれてしまい(席がステージから遠かったこともあり)、少々気まずい思いもした。が、英美子さんと握手をしてすべてが払拭されたような…。

帰途、乗り込んだ京浜東北線が蒲田止まりだったこともあり、有楽町で途中下車し、学生時代によく通った立ち食いそば屋に入った。相変わらずキレイとは言えない店のたたずまいがあり、そして相変わらずの味の天丼を食し、再び有楽町から京浜東北線に乗り込んだ。一瞬、タイムスリップしたような心地がした。


8月4日(月)
大ビートルズ展…
静岡で「大ビートルズ展」なる企画展が明日まで開催されているという話を聞き、東海道線の在来線を乗り継いで静岡入りした。会場となっている静岡駅前の松坂屋に入ろうとしたところ、催し物の案内が目に入った。そして愕然…。

「スポーツ&スイムウェアバーゲン」を「大ビートルズ展」と同時に開催するな〜っ!

何はともあれ、会場となる8階に上がった。エレベータを降りると、目の前にビートルズの大きなポスターが…。気持ち的に盛り上がってくる。一般料金800円を払い、中に入る。展示物の大部分はジョン・レノンミュージアムや他の展示会で見た覚えのあるものだったが、何度見てもワクワクする。途中、「展示品に食い入る人」的な写真をスタッフに撮られるというハプニングもあったが、1時間以上もビートルズ・ワールドに引き込まれたような形になった。記念に、イギリスの本家ファンクラブの月刊会報誌のバックナンバーを1冊購入した。そのほかにも欲しいグッズがいっぱいあったが、またの機会に…と潔く(?)諦める。

昼食をデパート食堂でとった後、「踊る大捜査線2」を見に行った。インターネットで前売り鑑賞券を購入して以来、ずっと持ち歩いていたのだが、公開当初は日本映画史上最高の興行成績を上げるなど、大入り満員状態が続いていて、並ばずにはとても見られないような状態だったので躊躇気味だった私…。しかし、もう公開開始から2週間が経過しているので、そろそろ “ほとぼり” も冷めている頃だと判断した次第。清水にあるエスパルス ドリームプラザのMOVIXだと、最新鋭の映写・音響システムで鑑賞できるという情報もあったのだが、移動の手間がかかるので、静岡東宝会館に向かうことにした。

「踊る〜」の内容をここで述べてしまうと「ネタバレ」になってしまうので避けるが、織田裕二演じる青島刑事は「事件に大きいも小さいもない!」と名言を残しているのだが、今回の映画の冒頭では「あれっ? 青島刑事の価値観は、入退院を経て変化したのかな?」と思わずにいられないような態度を見せていた。が、「やっぱり、青島刑事は変わっていない」とホッとしたものだった。率直な感想を言うと、前作よりも今回の方がレベルが高く(←何を偉そうに?!)、ギャグの質も高かった。さりげなく、それでいてジワジワとくるギャグのオンパレード! そして、スリリングな展開! どれをとっても満足度は高かった。久々に、いい映画を見たように思えた。

19:34に静岡始発となる東海道線の東京行きは、特急型車両(ワイドビュー東海号の車両)を使用しているため、乗り心地(座り心地)が良く、横浜までの3時間弱が苦痛にならないので、けっこう好きである。私の真後ろに座っていたオヤジが靴を脱ぎ始め、車内に悪臭が立ちこめたことさえ除けば…。


8月6日(水)

帝京大学の佐藤光宣先生と帝京高等看護学院第二看護科1年生(有志10名)とともに、中華街の華都飯店で食事会を開いた(その時の画像をアップしておいたので、興味のある方は、以下のバナーをクリックしてください)

ゆかいな仲間たち

以前もそうだったが、華都飯店で会合を開くとお店のご厚意で紹興酒をいただくことがあり、今回も同じサービスを受けた。また、かなりの便宜を図っていただいた。何だか、申し訳ない気持ちと嬉しい気持ちとが交錯する。

その後、中華街散策の道案内をさせていただいたが、しばらく見ないうちに街の様子が変化していて、つたない案内になってしまった。アチコチ歩き回る羽目になった皆さんに、この場を借りてお詫びしたい。

また、山下公園に行きたいという希望者が数名出たので、その道案内もする。佐藤先生は公園近くのホテルに宿泊されるということで、先にチェックインをしていただき、残りのメンバーは山下公園で先生を待つことにした。そして、さわやかに吹く潮風を受け、横浜(みなとみらい21)の夜景をめでながら、宴の夕べが始まったのだった…。


8月14日(木)

別に体調が悪くて更新がストップしたのではなく、なんやかんやと立て込んできて、前回の更新から1週間以上もぼやけず…という状態が続いてしまった。

10日(日)、久々にお台場に出た。フジテレビは夏ごとにイベントを張って客集めをする。その戦略に私も乗せられてしまったわけなのだが、それにしても…いつ来ても「エレベータ60分待ち」などという状態に閉口する。放送局はアミューズメントパークではないから、エレベータや通路の整備が来客用でないのは仕方がないことかもしれないが。放送局としては「長蛇の列」を見て戦略の成功に喜んでいるのかもしれないが、番組やCMで「来てね〜!」と宣伝している以上、来客対策ぐらいしろ!っと言いたいところである(おまけに有料だし…)。何だかなぁ…。

11日(月)に、静岡英和学院大学教授の清水英之先生とお会いした。14時半過ぎに英和学院大学に到着し、清水先生の研究室を訪ねると、そこには清水先生のお仲間が2名いらした。そして、IT関連(?)の話で盛り上がった後、バスとタクシーを乗り継いで長谷通りに出た(この通り近辺には甲子園出場を決めた静岡高校がある)。そして納涼の宴が催された。とても楽しく有意義な一日を過ごさせていただいた。

何か特別なイベントがないとサイトの更新ができないような、そんな状態が続いている…。


8月16日(土)

実は、この更新作業は静岡市内で行っているのである。

…というのも、14日に静岡の知り合いを訪ねた夜、大雨によって鉄道がストップしてしまい、泊めていただくことになった。勘の良い方ならおわかりと思うが、前回の更新も静岡市内で行われたものである。

そして昨日、大雨が続いたために東海・関東の交通機関は大いに乱れ、私に関係のあるJRは一日中運転見合わせ状態。もっとも重要な東海道線もストップしてしまっては帰宅できない…という現実に直面した。よって、またもや静岡滞在。

そして今日、東海道線はまたもや私を静岡にとどめてくれた。知り合いは「もう一泊していけば?」とおっしゃってくれたが、何だか申し訳なくなってくる。明日も雨はやまないというし…。知り合いに言わせれば、「雨の中、不安な状態で帰宅されるよりも、家にいてくれた方が気分的に楽」なのだそうだが、私はいつ横浜に帰れるのだろうか?

ただ、パソコンを持って静岡入りしていたので、滞在中も夏休み明けの講義資料などを作成したり、メールチェックをしたり、こうやってホームページの更新をすることもでき、その点は「不幸中の幸い」かもしれない。

8月に入ってやっと梅雨が明けたと思ったら、今度は連日の大雨…。いつになったら雨が上がるのだろう?


8月18日(月)

帰浜…すなわち帰宅。静岡は昨日までの雨が嘘のように晴れていたのだが、熱海あたりで天候が怪しくなってきた。しかし、横浜までなんとか天気は持ちこたえてくれた。

新聞を止めておかなかったので、玄関を開けると…そこは新聞紙の山、山、山…。新聞紙に混じった(?)郵便物を探し出すのに少し苦労する。

静岡滞在中の特記事項としては、私の目方が2キロ増えたこと…、体脂肪率が(ほんの一瞬)「標準」を記録したこと…、などなど。ダイエットの必要のない私ではあるが、ちょっと体脂肪率などを測ってみたくなったわけである。

帰宅してすぐ、落ち着く暇を自分に与えず、すぐ外出。日本橋の丸善に向かった。4階の洋書売り場に向かい、かねてから購入しようと思っていたThesaurusを手に入れる。出版元によって、あるいは編集目的によって、記述内容に様々な特徴が見られ、選ぶのに苦労したが、とりあえずOxford、Collins、Penguinの3社に絞り込み、30分ほど悩む。結果、Penguinのものを購入する。今回の購入決定基準は、自分がこれから執筆する論文(または著書)のフレームワークに必要な単語をキチンと紹介しているかどうか…という点。かなり作為的な論文になりそうだが、実際にある記述をもとにするのだから、特に問題は起こるまい(←と、なぜか開き直る)

明日から、“まとまったもの” の執筆に入ろうかな?


8月19日(火)

帰宅疲れなのか、夕方まで眠ってしまった。昨日の意気込みが、今日萎える。とりあえず、今夜はフレームワークやコンセプトの作業に入ろうかと思う次第。

気象庁が、関東甲信・東北などの梅雨明け宣言を撤回するかどうか検討中だという。たしかに、それも仕方のないことかもしれない。今日、起床して洗濯をした時点では太陽が顔を出していた。部屋干し後、近所のコンビニに出かけようと玄関を開けると、雨が降っていた。もしかすると、梅雨の明けないまま秋…どころか冬に入ってしまうのではないかと、そんなことが脳裏をよぎる。

以前、傘を店頭の傘立てにおいて都内のコンビニで買い物をしていた時、傘を盗まれたことがあった。盗んだ大馬鹿者は、中野駅付近にある専門学校(いくつかあるが、その1校)のアホ学生たちなのだが、店頭で雨宿りをしていた女の子(私とは何の関係もない人物)は、私の傘がアホ学生たちに盗まれていくのを黙って見ていただけだった。買い物を終えて傘がないことに気づいた私は、その女の子を軽くにらんだ後、再び店内に戻り、500円のビニール傘を買った。盗まれた傘は3000円で買ったものだった。その専門学校の別のアホ学生たちとすれ違った時、そのアホ学生たちも傘を盗んでさしていたらしく、「これ、誰か(傘のない通行人)に貸して感謝されようぜ!」などとヘラヘラ笑いながら歩いていた。中野駅前には、盗まれた(と思われる)傘であふれていた。その中には私の傘はなかった…。そんな経験から、コンビニに傘をさして行くと、たいてい私は傘を持ったまま店内に入る。しかし、今日の私は近所の人々を信じて、傘立てを利用した。買い物に集中できないほどではなかったものの、何だか妙な胸騒ぎがしたが、家を出る時と同じ傘をさして帰途についた。

コンビニからの帰途、ラーメン屋さんの前を通過した。店から4人家族が出てきた。先頭で出てきたお母さんがいきなり「マジかよぉ〜っ!? 洗濯物(センタクモンと読むべし)、どうするんだよぉ〜?! 何考えてるんだよぉ〜?!」とキレまくっていた。子どもたちが「えっ? どうしたの、お母さん?」と穏やかに聞いていたが、「雨だよっ! 雨! アメ! チックショ〜! ムカつくなぁ〜!?」と、他を寄せ付けない不思議なオーラを放っていた。何考えているのかわからないのは、お母さん、あなたですよ! きっと、食事中はほのぼの幸せな雰囲気だったんだろうなぁ、あの家族…。


8月20日(水)

昼過ぎまで寝てしまった…。

吉田整形外科を久々に訪ねた。腰の牽引と栄養剤の注射というのがお決まりのコースなのだが、いつも注射を担当してくださっている婦長さんが休みだったため、今日の注射は院長直々であった。「仕事は全部パソコンに任せて…というわけにはいかないんですか?」と吉田先生が語りかけてこられたが、「そのパソコンに振り回されてます…」と答えた私。

受診後、久々に吉野家(若い人は「ヨシギュー」と呼ぶらしい)に入った。「ご注文はお決まりですか?」という店員の声に「並ツユダク、玉子、みそ汁」と答える。ヨシギュー派にとっては常識なのかもしれないが、タマネギを多めにしたい場合は「ネギダク」と言うらしい。今度は「ツユダク」に「ネギダク」でいってみるか。

吉野家を出た時、眼鏡屋さんの呼び込みテープが大音響で耳に飛び込んできた。「(前略)サングラスも2000円プラスで、度付きサングラスに…」というところを「ど突きサングラス」と勘違いし、「物騒なサングラスだなぁ…」と勝手に解釈した私。その5秒後、自分の間違いに気づいた私。誰に知られたわけでもないのに妙に恥ずかしくなって、急いでその場を離れた私。

何気なく寄ったダイエーで台所用品や水回り用の漂白剤(それも新製品!)が安く売られていたので、感激して思わず購入! さらにつけ置き用まで購入して帰る。こういうことで喜びを感じるあたり、家庭じみてしまったようである。一人住まいも10年目、こういう心境になるのも当然かもしれない…。

帰宅して、早速その漂白剤の威力を試してみた。スプレー式なのだが、ジェルであるため水切り網にうまくからみ、かなりキレイにぬめりが落ちていた。また、まな板にもスプレーしてみたところ、ツルツルピカピカ感が復活! いい買い物をしたもんだ…と、一人ほくそ笑む。あぁ、何だか虚しい独身Yoshibei…。


8月29日(金)

ちょっとサイトの更新が滞っていた。実は、『ストレス・スパイラル』の増強版を画策していた関係で、サイト更新の時間的余裕がとれなかったのである。では、原稿は書き上げられたのか…というと、実はまったく原稿には着手していないという状態。「増強」ということで、どんな内容をどこに入れ込んでいくのかということだけで力が入りすぎ、結局は執筆項目を羅列するだけで数日間を費やしてしまった。

近々に、増強作業に本腰入れてかかる予定である。乞うご期待!

今日は神奈川県内の日大生・卒業生数名と納涼会を開く約束になっていた。ところが、昼過ぎに急に胃が痛み始め、今井医院で診察を受けることになってしまった。胃のほうは、まだまだ完治に遠い状態にあるようだ。それでも、胃薬を飲み飲み集合場所へ向かう私であった。

横浜駅前のとあるビルにある居酒屋での1次会、楽しく和やかに過ぎていったもののタイムアップ! そこで2次会と称した(?)カラオケ大会へとなだれ込むことになった。私は体調不良で参加者たちに不安を与えてしまったこともあり、また雰囲気的にもよかったこともあって、2次会に同行することにした(その時の画像をアップしておいたので、興味のある方は、以下のバナーをクリックしてください)

ゆかいな仲間たち

カラオケ…と言っても、最近の曲はよくわからない。メロディラインも歌詞も、難解なものが多い。私が歌唱するのは1960〜80年代のものが中心となる。

楽しい時間はあっという間に流れていってしまい、23時過ぎにお開き。またこのような会があることを期待しつつ、帰途についた。


8月31(日)

このところ、どうも体のリズムが崩れてしまったようで…それも時間のリズムがメチャクチャ状態である。徹夜の翌日は20時間近くの睡眠をとり、それでまた徹夜→一日中起きている→徹夜…という悪循環をたどっている。29日(金)なども徹夜明け状態での納涼会&カラオケだったのだが、その反動(?)で昨日も20時間睡眠となった次第。8月の終わりを、虚しさとともに過ごすのはイヤなのだが、とは言え、過ぎてしまった時間を取り戻すことも出来ず…。

ネットで「Laughlab: The Scientific Search for the World's Funniest Joke」のペーパーバック(文庫本)情報を見つけ、Amazon.co.ukで購入する。イギリスには “Laugh Lab” という組織があり、ジョークの研究をしているようである。毎年末、Joke of the yearなるものを発表するのだが、これが日本人である私には笑えない代物が選ばれる。私には、西洋のジョークを理解する力はないのだろうか?

徹夜明け(?)、外出してみる。横浜の書店で、かつて耳にしたようなタイトルの本を洋書売り場で見つける。“BE OUR GUEST” という、自信に満ちたというか横柄なタイトルにあっけにとられた記憶があるのだが…手に取ってみると、著者は “Disney Enterprise”、出版元は “Disney Editions” とある。そうか、この本はディズニーの経営哲学書であり、企業成功へのバイブルみたいなものだと紹介している本があった。そしてタイトルが「私たちの客になれ」とあるのでビックリしたのである。世界を相手にそこまで言い切れるのは、ディズニーくらいかなぁ…と思いつつ、今年ペーパーバックとして出版されたその本を(原著は2001年刊)“8月最後のお買い物” とばかりに、思い切って購入した。

その本を持って、昼間の電車に乗る。本を読んでいるうちに、だんだんウトウトしてくる。残暑の太陽と電車の心地よいリズム…が、歯に詰まった食べカスと「チッチッ」と格闘しているおじさんの出す音に、すぐ現実へと戻されたのだった。

それにしても汗をたくさんかいた。

明日から9月。出講先によっては、今週から講義が始まるところもある。さて、準備準備…。


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